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JP2013191256A - 半導体装置 - Google Patents

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JP2013191256A JP2012057126A JP2012057126A JP2013191256A JP 2013191256 A JP2013191256 A JP 2013191256A JP 2012057126 A JP2012057126 A JP 2012057126A JP 2012057126 A JP2012057126 A JP 2012057126A JP 2013191256 A JP2013191256 A JP 2013191256A
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Abstract

【課題】複数の抵抗変化型メモリセルを有する半導体装置において、レイアウトサイズを小さくするためにソース線を共通化した場合、共通化したソース線の電位を変化させる際にピーク電流が過大となる問題を解消する。
【解決手段】複数の抵抗変化型メモリセルの一端に夫々接続される複数のビット線と、 複数の抵抗変化型メモリセルの他端に共通に接続される共通ソース線と、共通ソース線の電位を制御するソース線ドライバとを備える。上記ソース線ドライバは、共通ソース線に供給する電流を可変制御する。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体装置に関する。特に、本発明は、抵抗変化素子を記憶素子として備える半導体装置に関する。
現在の不揮発性の半導体記憶装置としては、フラッシュメモリが広く用いられているが、フラッシュメモリを置き換えることのできる様々な大容量の半導体記憶装置の開発が進んでいる。中でも、下部電極と金属酸化物と上部電極の積層構造を有し、下部電極と上部電極の間に電気的ストレスを印加することにより抵抗特性が変化する抵抗変化素子であるRRAM(Resistance Random Access Memory)が注目されている。抵抗変化素子では、抵抗状態は、電源を切断した後も保持されるので、不揮発性メモリとなる。
抵抗変化素子の書き込みには、高抵抗状態を低抵抗状態に変化させる書き込みと、低抵抗状態を高抵抗状態に変化させる書き込みと、の2通りの書き込みが必要である。以後の記載では、高抵抗状態を低抵抗状態に変化させる書き込みをSET書き込み、低抵抗状態を高抵抗状態に変化させる書き込みをRESET書き込みと呼ぶことにする。
また、本明細書では、低抵抗状態を「1」、高抵抗状態を「0」とする。すなわち、SET書き込みは「1」をライトする動作であり、RESET書き込みは「0」をライトする動作である。
このSET書き込み及びRESET書き込みの動作には、SET書き込みとRESET書き込みで抵抗変化素子に同一方向に電圧を印加して書き込みを行うユニポーラ型と、SET書き込みとRESET書き込みでは抵抗変化素子に逆方向に電圧を印加して書き込みを行うバイポーラ型とがある。図8を参照して、バイポーラ型の書き込み動作について説明する。図8では、横軸に抵抗変化素子の電極間に印加される電圧、縦軸にそのときに両端間に流れる電流値をプロットしている。最初に、抵抗変化素子は高抵抗状態にあるとする。この高抵抗状態にあるとき、抵抗変化素子の端子間に正の電圧VSETを印加する(図8のA点)と、抵抗変化素子は高抵抗状態から低抵抗状態にSET書き込みセットされる(図8のA点からB点に遷移)。このときに流れる最大電流をICOMPとする。
一方、低抵抗状態から高抵抗状態へのRESET書き込みは、SET書き込みとは逆方向に電圧を印加する。すなわち、低抵抗状態にある抵抗変化素子にSET書き込みとは逆方向に電圧VRESETを印加する(図8のC点。このときに流れる電流をIRSTとする。すると抵抗変化素子は低抵抗状態からリセットされ、高抵抗状態に戻る(図8のC点からD点へ遷移)。また、抵抗変化素子の読み出し動作は、抵抗変化素子にVSET以下の小さな電圧を印加してそのときに流れる電流により、低抵抗状態にあるか高抵抗状態にあるかを判別する。
以上のように、SET書き込みとRESET書き込みでは、逆方向の電圧を印加する必要があるため、複数の抵抗変化素子を並べたメモリセルアレイを構成する場合、夫々の抵抗変化素子の一端にビット線、他端にソース線を設けて、抵抗変化素子ごとに接続されたビット線とソース線の電位を制御しなければならない。
通常、SET書き込みとRESET書き込みで逆方向の電圧を印加するには、ソース線をGND電位に固定し、ビット線をSET書き込み時には電位Vd(図8のVSETに相当する)にし、RESET書き込み時には電位−Vd(図8のVRESETに相当する)にする方法が考えられる。しかしながら、この方法では、ビット線が正電位+Vdと負電位−Vdの間を遷移することになり、ビット線の電圧の遷移は2×Vdとなって、高い振幅差を必要とし、且つ負電位−Vdを発生する負電位発生回路が必要となるという問題がある。
上記問題を解消するため、特許文献1には、抵抗変化素子の各端子に供給するバイアス電圧の設定方法が開示されている。即ち、スタンバイ時には設定値Vdよりも小さな基準電位Vpに各端子をプリチャージしておき、SET書き込み時には、一方の端子を設定値Vdにし、他方の端子をGND電位とし、これにより抵抗変化素子の両端子間に電圧Vdの順方向のバイアス電圧を印加する。一方、RESET書き込み時には、SET書き込み時とは逆に、一方の端子をGND電位とし、他方の端子を設定値Vdにし、これにより、抵抗変化素子の両端子間に他方の端子の設定電圧Vdを基準として設定電圧−Vdの逆方向のバイアス電圧を印加する。
これにより、特許文献1に記載の半導体記憶装置では、抵抗変化素子の各端子において電圧の遷移をVdまでに抑えることができ、且つ負電位発生回路を不要にできるという利点が得られる。
特開2007−234133号公報
なお、上記特許文献の全開示内容はその引用をもって本書に繰込み記載する。以下の分析は、本発明により与えられる。
複数の抵抗変化素子をマトリクス状に配置したメモリセルアレイを構成する場合、ビット線毎にソース線が必要になるため、レイアウトサイズが大きくなり高コストになるという問題が生じる。そこで、ソース線を共通化することにより、レイアウトサイズを小さくすることが望まれる。
ここで、ソース線を共通にした場合、共通ソース線の容量が極めて大きくなるという問題がある。一般に、大きい容量の配線を駆動する場合には、そのドライバサイズを大きくすることにより対応することができるが、サイズの大きなドライバで共通ソース線を駆動した場合、共通ソース線に流れるピーク電流が過大となる可能性がある。ピーク電流が過大となれば、その電流経路となる配線を太くする必要がある。また、コンタクトプラグの数を増やすのに不都合が生じる。
また、特許文献1には、SET書き込みとRESET書き込みで、ソース線とビット線の電位を反転させて印加する方法について開示されているが、上記のソース線共通化に関わる問題に関しては触れられていない。
以上のように、複数の抵抗変化素子を配置したメモリセルアレイを有する半導体装置において、ソース線を共通化することによりレイアウトサイズを抑制する際には、解決すべき問題が存在する。
本発明の第1の視点による半導体装置は、以下の構成要素を含む。即ち、複数の抵抗変化型メモリセルと、前記複数の抵抗変化型メモリセルの一端に夫々接続される複数のビット線と、前記複数の抵抗変化型メモリセルの他端に共通に接続される共通ソース線と、前記共通ソース線の電位を制御するソース線ドライバと、を備える。さらに、前記ソース線ドライバは、前記共通ソース線に供給する電流を可変制御する。
本発明の第1の視点によれば、複数の抵抗変化素子を配置したメモリセルアレイを有する半導体装置において、ソース線を共通化しても、ピーク電流を抑制することが可能な半導体装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る半導体装置を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置のメモリセルアレイを示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置のメモリセルマットを示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置のYスイッチ、ライトアンプ、ソース線ドライバ、及び抵抗変化型メモリセルを示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置のYスイッチの回路図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の動作を説明するための図である。 抵抗変化素子の書き込み動作を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置のメモリセルマットを示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置のYスイッチ、ライトアンプ、ソース線ドライバ、及び抵抗変化型メモリセルを示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置のYスイッチの回路図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置のRESET書き込み時の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置のSET書き込み時の動作を示すタイミングチャートである。
本発明の実施形態の概要について説明する。なお、概要に付記した図面参照符号は専ら理解を助けるための例示であり、図示の態様に限定することを意図するものではない。
本発明の一実施形態における半導体装置は、図4に示すように、以下の構成要素を含む。即ち、複数の抵抗変化型メモリセル(図4の71〜73)と、複数の抵抗変化型メモリセルの一端に夫々接続される複数のビット線(図4のBL0、BL2、BL14等)と、複数の抵抗変化型メモリセルの他端に共通に接続される共通ソース線(図4の4(SL);図2の4、5、6等)と、共通ソース線の電位を制御するソース線ドライバ(図4の1c;図2の1a〜1j、2a〜2j、3a〜3j)と、を備える。さらに、ソース線ドライバは、共通ソース線に供給する電流を可変制御する。
このような構成により、SET書き込み、又はRESET書き込みを行う際に、共通ソース線(図2の4、5、6等)を制御する電圧を切り替えるタイミングで、共通ソース線(図2の4、5、6等)に供給する電流を小さくすることが可能になり、ピーク電流を抑制することが可能になる。
また、図4に示すように、上記のソース線ドライバ1cは、共通ソース線4に接続された第1のソース線ドライバ回路56と、共通ソース線4に接続され、第1のソース線ドライバ回路56を構成するトランジスタ(93、102)よりも電流駆動能力が小さいトランジスタ(94、103)で構成された第2のソース線ドライバ回路58と、を含むことが好ましい。
また、図4に示すように、複数の抵抗変化型メモリセル(71〜73等)から選択して書き込みを行う際に、選択した抵抗変化型メモリセルに接続したビット線(BL_0−511のうち、選択した抵抗変化型メモリセルと接続しているビット線)である選択ビット線の電位を制御するライトアンプ(図4の40a等:WAMP)を、さらに備えることが好ましい。
また、図6のタイミングt2〜t5に示すように、上記半導体装置は、選択した抵抗変化型メモリセルを第1の抵抗状態に変化させる書き込みを行う場合、第2のソース線ドライバ回路(図4の58等)により、所定の第1の期間(図6のt2〜t3)、共通ソース線(図4の4等)をHighレベルにプリチャージし、ライトアンプ(図4の40a等)により、選択ビット線をLowレベルにし、第1の期間後(図6のt3〜t5)に、第1のソース線ドライバ回路(図4の56等)から、Highレベルの電位を共通ソース線(図4の4等)に供給する、書き込み制御を行うように構成することが好ましい。ここで、第1の抵抗状態は、例えば、抵抗変化型メモリセルの2つの記憶状態のうち、高抵抗状態のほうであり、第1の抵抗状態に変化させる書き込みはRESET書き込みである。
また、図6のタイミングt5〜t8に示すように、上記半導体装置は、選択した抵抗変化型メモリセルを第1の抵抗状態と異なる第2の抵抗状態に変化させる書き込みを行う場合、第2のソース線ドライバ回路(図4の58等)により、所定の第2の期間(図6のt5〜t6)、共通ソース線(図4の4等)をLowレベルにし、ライトアンプ(図4の40a等)により、選択ビット線をHighレベルにし、第2の期間後(図6のt6〜t8)に、第1のソース線ドライバ回路(図4の56等)から、Lowレベルの電位を共通ソース線(図4の4等)に供給する、書き込み制御を行うように構成することが好ましい。ここで、第2の抵抗状態は、例えば、抵抗変化型メモリセルの2つの記憶状態のうち、低抵抗状態のほうであり、第2の抵抗状態に変化させる書き込みはSET書き込みである。
また、図3、6のいずれかに示すように、上記半導体装置は、複数ビットからなる書き込みデータによる書き込みを行う半導体装置であって、上記複数ビット単位で、共通ソース線(図4の4等)の電位を遷移する制御を行うように構成することが好ましい。
また、図6に示すように、上記半導体装置において、複数ビットに対応して選択した複数の抵抗変化型メモリセルを、全て第1の抵抗状態に書き込みを行った後、複数ビットに対応して選択した複数の抵抗変化型メモリセルのうち、書き込みデータのビットが第2の抵抗状態に対応している抵抗変化型メモリセルを、第2の抵抗状態に変化させる書き込みを行うようにしてもよい。
また、上記半導体装置において、複数ビットに対応して選択した複数の抵抗変化型メモリセルを、全て第2の抵抗状態に書き込みを行った後、複数ビットに対応して選択した複数の抵抗変化型メモリセルのうち、書き込みデータのビットが第1の抵抗状態に対応している抵抗変化型メモリセルを、第1の抵抗状態に変化させる書き込みを行うようにしてもよい。すなわち、図6とは逆に、全て第2の抵抗状態にした後、所望のビットのみ第1の抵抗状態に書き込みを行うようにしてもよいということである。
また、図2に示すように、上記複数の抵抗変化型メモリセルは、複数のメモリセルマット(7a〜7d、8a〜8d、9a〜9d)を構成し、複数のメモリセルマットのうち、1つ以上のメモリセルマットを含む領域毎に、共通ソース線(4、5、6等)が配設されることが好ましい。図2では、縦方向の4つのメモリセルマットを含む領域毎に、共通ソース線が配設されている。
また、図2に示すように、上記半導体装置は、ソース線ドライバを複数備えるものであって、複数のソース線ドライバ(1a〜1j、2a〜2j、3a〜3j)は、各々のメモリセルマット(7a〜7d、8a〜8d、9a〜9d)に対して、少なくとも1つ以上、配置されることが好ましい。
以下に具体的な実施の形態について、図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
(第1の実施形態の構成)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置10全体のブロック図である。図1において、メモリセルアレイ12は、二次元的に配置された複数の抵抗変化型メモリセル(図4の71〜73)を具備している。各抵抗変化型メモリセルは、抵抗変化素子(RRAM)(図4の81〜83)とセルトランジスタ(図4の104〜106)で構成される。各抵抗変化素子は、高抵抗状態「0」と低抵抗状態「1」のいずれかの抵抗状態を記憶し、不揮発性記憶素子として機能する。また、セルトランジスタ(図4の104〜106)は、NMOSトランジスタが好適である。メモリセルアレイ12に対してアクセスする抵抗変化型メモリセルを選択し、高抵抗状態を低抵抗状態に変化させるSET書き込み、低抵抗状態を高抵抗状態に変化させるRESET書き込み、抵抗状態の読み出しの3つの動作を行う。
図1において、メモリセルアレイ12以外のブロックは、メモリセルアレイ12に対して、上記3つの動作を制御している。
まず、アドレス入力回路14は、アクセスする抵抗変化型メモリセルのアドレスADDを入力する。次に、アドレスラッチ回路16は、入力されたアドレスADDをラッチし、ロウアドレスADD_rowと、カラムアドレスADD_columnに分離して、ロウ制御回路26、カラム制御回路24に夫々、供給する。
ここで、ロウ制御回路26は、不図示のロウデコーダを有し、ロウアドレスADD_rowからロウ選択信号をデコードする。上記ロウ選択信号により選択された(サブ)ワード線(以降、「選択(サブ)ワード線」という)がアクティブになる。また、カラム制御回路24は、不図示のカラムデコーダを有し、カラムアドレスADD_columnからカラム選択信号をデコードする。上記カラム選択信号により選択されたビット線(以降、「選択ビット線」という)がアクティブになる。
メモリセルアレイ12内の複数の抵抗変化型メモリセルは、複数の(サブ)ワード線と複数のビット線の交点に二次元的に配置され、それらのうち、選択(サブ)ワード線と選択ビット線の両方に接続されている抵抗変化型メモリセルが選択され、アクセスされる。具体的には、例えば、図4のBL0が選択ビット線、図4の(サブ)ワード線WLが選択(サブ)ワード線の場合、セルトランジスタ104はオン状態であり、共通ソース線4と選択ビット線BL0の間に電圧を印加して、抵抗変化型メモリセル71の抵抗変化素子81に電流を流すことで、書き込み動作を行う。
クロック入力回路34は、外部から半導体装置10に供給される相補の外部クロック信号CK、/CKを受け、内部クロックICLKを生成して、DLL(Delay Locked Loop)回路36、及びタイミングジェネレータ38に供給する。タイミングジェネレータ38は、内部クロックICLKを基に、半導体装置10内で必要な種々のタイミング信号を生成し、各部へ供給する。なお、本明細書において、信号名の/はLowレベルがアクティブの信号であることを示している。また、DLL回路36は、内部クロックICLKから、クロック信号LCLKを生成し、FIFO回路28、入出力回路30に対し供給する。FIFO回路28、入出力回路30は、供給されたクロック信号LCLKに同期して動作する。
データ入出力端子DQは入出力回路30と接続され、データ入出力端子DQに書き込みデータが入力されると、クロック信号LCLKに同期して書き込みデータが入出力回路30に取り込まれる。また、入出力回路30はFIFO回路28と接続され、取り込まれた書き込みデータを、必要に応じて直列データに変換し、FIFO回路28を介してメモリセルアレイ12内部のIO線(図3のIO_0−7)に出力する。そして、IO線のデータに基づいて、ライトアンプ(WAMP;図4の40a等)がYスイッチ(図4の50a等)を介して選択ビット線と導通するように制御される。
次に、コマンド入力回路18は、制御信号として、ロウアドレスストローブ信号/RAS、カラムアドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WE等を入力する。コマンドデコード回路20は、これらの信号/RAS、/CAS、/WE等をデコードし、デコードされたコマンドの実行に必要な制御信号を半導体装置10内の各部に出力する。また、モードレジスタ22には、半導体装置10の動作モードが設定される。
次に、内部電源発生回路32は、外部から供給される電源VDD、VSSを入力し、半導体装置10内の各部で必要な電圧VPP、VPERI、VSET、VRESET等を生成し、各部へ供給する。ここで、電圧VSETは、ライトアンプ(図4の40a等)に供給され、SET書き込み時に使用される。また、電圧VRESETは、ソース線ドライバ(図4の1c等)に供給され、RESET書き込み時に使用される。
次に、図2を参照し、メモリセルアレイ12の構成について、より詳細に説明する。図2に示すように、メモリセルアレイ12は、複数のメモリセルマット(7a〜7d、8a〜8d、9a〜9d)を構成している。ここで、複数のメモリセルマットは、二次元的に配置され、図2では、メモリセルアレイ12が4行M列のメモリセルマットで構成される場合について例示している。但し、メモリセルマットの配置は、4行M列に限定されず、任意の配置が可能である。
図2に示すように、4行M列のメモリセルマットは列単位の領域に分けられ、夫々の領域ごとにソース線が共通化される。具体的には、第0列のメモリセルマットには共通ソース線4が配設され、第1列のメモリセルマットには共通ソース線5が配設され、第M−1列のメモリセルマットには共通ソース線6が配設されている。
図2上では、列単位の領域内でソース線が行方向に5本、列方向に2本、配置されるように示されているが、共通ソース線(4、5、6)は、実際には、例えば、共通の拡散層、又は1層ベタの配線で構成される。
また、各メモリセルマットの両サイドには、Yスイッチ群(YSW群)、及びライトアンプ群(WAMP群)が配置されている。
また、ワード線は、メインワード線とサブワード線による階層構造となっており、メインワード線ドライバ(MWD)は、列毎に1つ配置され、サブワード線ドライバ(SWD)は、メモリセルマット毎に配置されている。この階層構造において、抵抗変化型メモリセルに直接接続されるのは、サブワード線である。
また、各メモリセルマットに対して、少なくとも1つ以上のソース線ドライバを配置することが、安定な電流供給の観点から望ましく、図2に示すように、第1の実施形態では、各メモリセルマットのサブワード線ドライバSWD(21a〜21d、23a〜23d、25a〜25d)の両サイドにソース線ドライバ(1a〜1j、2a〜2j、3a〜3j)を配置している。但し、それに限定されず、ソース線ドライバは、任意の配置が可能である。
次に、図3を参照し、1つのメモリセルマット7a、即ち、0行0列のメモリセルマットに関連する部分(図2の一点鎖線内)について、その構成をより詳細に説明する。図3において、メモリセルマット7aは、二次元的に配置された512×512個の抵抗変化型メモリセルを有している。ロウアドレスADD_rowは9ビットであり、デコードされた512本のロウ選択信号FX_0−511が、サブワード線ドライバ21aに供給されている。
一方、カラムアドレスADD_columnも9ビットであるが、3ビット毎に分離したADD_column_h、ADD_column_m、ADD_column_lに対して、夫々デコードする。ここで、ADD_column_hは上位側3ビットであり、ADD_column_lは下位側3ビットである。また、ADD_column_mは、残りの中間の3ビットである。そして、ADD_column_hをデコードした8本のカラム選択信号をY1_0−7、ADD_column_mをデコードした8本のカラム選択信号をY2_0−7、ADD_column_lをデコードした8本のカラム選択信号をY3_0−7とする。
上記したロウ選択信号FX_0−511による選択(サブ)ワード線と、上記したカラム選択信号Y1_0−7、Y2_0−7、Y3_0−7による選択ビット線の交点に位置する抵抗変化型メモリセルがアクセスされる。
また、図2のメモリセルマット7aの両サイドに配置された2つのライトアンプ群(WAMP群)は、図3に示すように、一方が、4つのライトアンプ(40a、40c、40e、40g)を含み、他方が、4つのライトアンプ(40b、40d、40f、40h)を含んでいる。
また、図2のメモリセルマット7aの両サイドに配置された2つのYスイッチ群(YSW群)は、図3において、一方のYスイッチ群は、4つのYスイッチ(50a、50c、50e、50g)を含み、他方のYスイッチ群は、4つのYスイッチ(50b、50d、50f、50h)を含んでいる。
また、図2のメモリセルマット7aに隣接して配置されている4つのソース線ドライバ(1a、1b、1c、1d)のうち、図3では、ソース線ドライバ1c、1dを示している(ソース線ドライバ1a、1bは図3には不図示であるが、実際にはメモリセルマット7aに隣接して接続されている)。
共通ソース線4の電位を制御するソース線ドライバ(1c、1d)には、制御信号として、上位の制御部(不図示)から、セット信号SET0、リセット信号RESET0、プリリセット信号PRE_RESET0が供給される。一方、選択ビット線の電位を制御するライトアンプ(40a〜40h)には、制御信号として、上位の制御部(不図示)から、セット信号SET0、リセット信号RESET0が供給される。
また、図3において、8本のIO線(IO_0−7)が配線されている。8本のIO線(IO_0−7)は、外部入出力端子DQから入出力回路30、及びFIFO回路28を介して入力される8ビットの書き込みデータの各ビットに対応した信号を保持する。そして、8ビットの書き込みが終了し、外部入出力端子DQから次の8ビットの書き込みデータが入力されると、8本のIO線(IO_0−7)の信号は更新される。
次に、カラム選択信号Y1、Y2、Y3と、選択ビット線の関係について、詳細に説明する。512本のビット線BL_0−511は、64本のビット線からなる8つのグループに分割される。第1のグループはBL_0−63、第2のグループはBL_64−127、第3のグループはBL_128−191、第4のグループはBL_192−255、第5のグループはBL_256−319、第6のグループはBL_320−383、第7のグループはBL_384−447、第8のグループはBL_448−511である。
上記第1〜第8のグループのうち、どのグループを選択するかは、カラム選択信号Y1_0−7により決まる。図3に示すように、第1のグループのビット線BL_0−63に接続されている8つのYスイッチ(50a〜50h)に対して、カラム選択信号Y1_0が供給される。それにより、カラム選択信号Y1_0がアクティブの場合、第1のグループのビット線BL_0−63が、選択される。同様に、カラム選択信号Y1_1、Y1_2、...、Y1_7に対して、第2のグループ、第3のグループ、...、第8のグループのビット線が、夫々選択される。
次に、各グループ内において、8つのYスイッチのうち、どのYスイッチを選択するかは、カラム選択信号Y3_0−7により決まる。例えば、図3に示すように、第1のグループの場合、8つのYスイッチ50a〜50hに対して、カラム選択信号Y3_0〜Y3_7を夫々供給し、カラム選択信号Y3_0−7のうちアクティブとなる配線に接続されたYスイッチを選択している。
また、図3に示すように、偶数番目のビット線と、奇数番目のビット線は、交互に両サイドのYスイッチに振り分けられ配線される。各Yスイッチは、8本のビット線と接続される。具体的には、Yスイッチ50aは、ビット線BL0、BL2、...、BL14と接続される。Yスイッチ50bは、ビット線BL1、BL3、....、BL15と接続される。Yスイッチ50cは、ビット線BL16、BL18、....、BL30と接続される。Yスイッチ50dは、ビット線BL17、BL19、....、BL31と接続される。Yスイッチ50eは、ビット線BL32、BL34、....、BL46と接続される。Yスイッチ50fは、ビット線BL33、BL35、....、BL47と接続される。Yスイッチ50gは、ビット線BL48、BL50、....、BL62と接続される。Yスイッチ50hは、ビット線BL49、BL51、....、BL63と接続される。
次に、各Yスイッチ内で、どのビット線を選択するかは、各Yスイッチに供給されるカラム選択信号Y2_0−7により決まる。例えば、Yスイッチ50aにおいて、カラム選択信号Y2_0−7に基づいて、ビット線BL0、BL2、....、BL14のいずれかが選択される。具体的には、Y2_0がアクティブの場合、ビット線BL0が選択され、Y2_1がアクティブの場合、ビット線BL2が選択され、Y2_7がアクティブの場合、ビット線BL14が選択される。
以上説明したように、カラム選択信号Y1、Y2、Y3に基づいて、1つのビット線が選択ビット線として選択される。しかしながら、図3において、複数のビット線を選択ビット線とすることも可能である。例えば、カラム選択信号Y3_0−7を全て、Highレベル(アクティブ)に設定すると、各グループ内の8つのYスイッチから、各々1本ずつのビット線を選択ビット線とすることができる。このようにすることで、8つの抵抗変化型メモリセルを同時にアクセスすることができる。
また、図3に示すように、各Yスイッチ(50a〜50h等)に対して、夫々、ライトアンプ(40a〜40h等)を設けているので、複数の選択ビット線に対して同時に電圧供給を行う能力が確保されている。
次に、図4を参照し、ソース線ドライバ1c、ライトアンプ40a、Yスイッチ50a、抵抗変化型メモリセル(71〜73)の構成について、より詳細に説明する。図4は、図3において破線枠の領域を詳細に示したブロック図である。
まず、図4において、ソース線ドライバ1cは、第1のソース線ドライバ回路56と、第2のソース線ドライバ回路58を具備している。第1のソース線ドライバ回路56の出力ノードN1、第2のソース線ドライバ回路58の出力ノードN2は、いずれも共通ソース線4と接続されている。
第1のソース線ドライバ回路56は、PMOSトランジスタ93と、NMOSトランジスタ102と、インバータ回路91とで構成される。PMOSトランジスタ93と、NMOSトランジスタ102は、電圧源VRESETと接地との間に直列に接続される。具体的には、PMOSトランジスタ93のソースが電圧源VRESETと接続され、PMOSトランジスタ93のドレインとNMOSトランジスタ102のドレインは共にノードN1に接続され、NMOSトランジスタ102のソースは接地と接続される。また、PMOSトランジスタ93のゲートはインバータ回路91を介してリセット信号RESET0の配線と接続される。また、NMOSトランジスタ102のゲートはセット信号SET0の配線と接続される。
第2のソース線ドライバ回路58は、PMOSトランジスタ94と、NMOSトランジスタ103とで構成される。PMOSトランジスタ94と、NMOSトランジスタ103は、電圧源VRESETと接地との間に直列に接続される。具体的には、PMOSトランジスタ94のソースが電圧源VRESETと接続され、PMOSトランジスタ94のドレインとNMOSトランジスタ103のドレインは共にノードN2に接続され、NMOSトランジスタ103のソースは接地と接続される。また、PMOSトランジスタ94のゲートとNMOSトランジスタ103のゲートは共にプリリセット信号PRE_RESET0の配線に接続される。
尚、第2のソース線ドライバ回路のPMOSトランジスタ94は、第1のソース線ドライバ回路のPMOSトランジスタ93よりも電流駆動能力が小さいトランジスタとする。具体的には、例えば、PMOSトランジスタ94のチャネル幅を、PMOSトランジスタ93のチャネル幅よりも小さくする。同様に、第2のソース線ドライバ回路のNMOSトランジスタ103は、第1のソース線ドライバ回路のNMOSトランジスタ102よりも電流駆動能力が小さいトランジスタとする。具体的には、例えば、NMOSトランジスタ103のチャネル幅を、NMOSトランジスタ102のチャネル幅よりも小さくする。
次に、ライトアンプ40aは、PMOSトランジスタ92と、NMOSトランジスタ101と、インバータ回路90とで構成される。PMOSトランジスタ92と、NMOSトランジスタ101は、電圧源VSETと接地との間に直列に接続される。具体的には、PMOSトランジスタ92のソースが電圧源VSETと接続され、PMOSトランジスタ92のドレインとNMOSトランジスタ101のドレインは共にノードN0に接続され、NMOSトランジスタ101のソースは接地と接続される。また、PMOSトランジスタ92のゲートはインバータ回路90を介してセット信号SET0の配線と接続される。また、NMOSトランジスタ101のゲートはリセット信号RESET0の配線と接続される。
次に、Yスイッチ50aの構成について説明する。Yスイッチ50aは、8つのビット単位のYスイッチ(52〜54)を有している。各ビット単位のYスイッチ(52〜54)には、共通ソース線4と、ライトアンプ40aの出力(ノードN0の電圧)と、カラム選択信号Y1_0、Y3_0が供給される。また、8つのビット単位のYスイッチ(52〜54)には、夫々、カラム選択信号Y2_0、Y2_1、...、Y2_7が供給される。
また、各ビット単位のYスイッチ(52〜54)の一方の出力端子は、夫々、ビット線BL0、ビット線BL2、...、ビット線BL14と接続される。また、各ビット単位のYスイッチ(52〜54)の他方の出力端子からは、入力された共通ソース線4が、そのまま出力される。
次に、図5を参照して、1つのビット単位のYスイッチ52の構成を詳細に説明する。ビット単位のYスイッチ52は、ビット線選択スイッチ60と、ビット線共通ソース線接続スイッチ61と、インバータ回路62、64、65と、NAND回路63と、セレクタ66とで構成される。ここで、ビット線選択スイッチ60と、ビット線共通ソース線接続スイッチ61は、いずれも、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタにより構成されるトランスファゲートである。ビット線選択スイッチ60は、ライトアンプ40aの出力と、ビット線BL0との導通/非導通を制御するスイッチである。一方、ビット線共通ソース線接続スイッチ61は、共通ソース線4とビット線BL0との導通/非導通を制御するスイッチである。
ビット線選択スイッチ60と、ビット線共通ソース線接続スイッチ61は、いずれも、インバータ回路64の出力である制御信号C0により、相補に制御される。具体的には、制御信号C0がHighレベルのとき、ビット線選択スイッチ60は導通状態になり、ビット線共通ソース線接続スイッチ61は非導通状態になる。その結果、ビット線BL0はライトアンプ40aと導通する。一方、制御信号C0がLowレベルのとき、ビット線選択スイッチ60は非導通状態になり、ビット線共通ソース線接続スイッチ61は導通状態になる。その結果、ビット線BL0は共通ソース線4と導通する。
次に、制御信号C0の生成に関連した部分の構成について説明する。NAND回路63の3つの入力端子には、カラム選択信号Y1_0、Y2_0、Y3_0が入力される。また、セレクタ66の一方の入力端子には、IO線の信号IO_0がインバータ65を介して入力され、セレクタ66の他方の入力端子には、IO線の信号IO_0がそのまま入力される。また、セレクタ66の選択制御信号として、制御信号SELが上位の制御部(不図示)から供給される。制御信号SELは、RESET書き込み時には、Lowレベル、SET書き込み時には、Highレベルとなる制御信号である。そして、セレクタ66の出力は、NAND回路63の入力端子に入力される。
RESET書き込みの場合、IO線の信号はIO_0=0(Lowレベル)のときにアクティブとなるので、セレクタ66によりインバータ65を介した信号側が選択されるようにしている。それにより、SEL=0、IO_0=0で、且つ、カラム選択信号Y1_0=Y2_0=Y3_0=1の場合に、制御信号C0=1となり、ビット線BL0はライトアンプ40aと導通し、選択ビット線となる。一方、IO線の信号IO_0=1(Highレベル)のときには、制御信号C0=0となり、ビット線BL0は選択ビット線とならずに、共通ソース線4側と導通する。
一方、SET書き込みの場合、IO線の信号はIO_0=1(Highレベル)のときにアクティブとなるので、セレクタ66により信号IO_0側が選択されるようにしている。それにより、SEL=1、IO_0=1で、且つ、カラム選択信号Y1_0=Y2_0=Y3_0=1の場合に、制御信号C0=1となり、ビット線BL0はライトアンプ40aと導通し、選択ビット線となる。一方、IO線の信号IO_0=0(Lowレベル)のときには、制御信号C0=0となり、ビット線BL0は選択ビット線とならずに、共通ソース線4側と導通する。
(第1の実施形態の動作)
次に、第1の実施形態について、図6を参照しながら詳細に説明する。図6は、第1の実施形態に係る半導体装置の動作を示すタイミングチャートである。図6は、上から順に、コマンド(COM)、プリリセット信号PRE_RESET0、リセット信号RESET0、カラム選択信号Y1、Y2、カラム選択信号Y3、IO線の信号IO_0−7、セット信号SET0、選択した抵抗変化素子の抵抗状態を、それぞれ示している。
図6は、図3で示された512×512個の抵抗変化型メモリセルを備えたメモリセルマットにおいて、8ビットデータ(01010101)を所定のアドレスに書き込む場合を想定している。ここで、8ビットデータ(01010101)は、内部のIO線において、左側から順に、IO_0、IO_1、....、IO_6、IO_7の信号と対応しているとする。上記8ビットデータを、カラム選択信号Y3_0−7を全てアクティブとし、上位のカラム選択信号Y1、Y2により選択された8つの抵抗変化型メモリセルに対して、各ビットのデータを書き込むとする。
但し、8ビットデータ(01010101)を順番にライトするには、ビット毎に、ソース線ドライバを反転駆動することが必要になるため、ソース線を共通化する場合には非効率となる。そこで、第1の実施形態では、書き込むデータパターンに依らずに、まず、全ビットでリセット書き込みを行い(00000000)、選択された8つの抵抗変化型メモリセルの抵抗変化素子を高抵抗状態にする。その後、SET書き込みのビット(低抵抗状態にするビット)に対して、SET書き込みを行う。具体的には、IO_1、IO_3、IO_5、IO_7に対してSET書き込みを行う。
次に、図6のタイミングt1〜t8における夫々の動作を詳細に説明する。まず、ライトコマンド(Write)を受ける前に、不図示のアクティブコマンドが発行されて、(サブ)ワード線の選択が行われ、続いて時刻t1のタイミングで、図6に示すように、ライトコマンド(Write)が発行される。
次に、時刻t1〜t2の初期状態の期間では、カラム選択信号Y1、Y2、Y3はいずれも未選択の状態であり、Lowレベルである。そのため、図5の制御信号C0は、全てのセルにおいてLowレベルであり、各ビット単位のYスイッチのビット線共通ソース線接続スイッチは導通し、全てのビット線BL_0−511は、共通ソース線4と導通している。また、初期状態では、プリリセット信号PRE_RESET0はHighレベル、リセット信号RESET0はLowレベル、セット信号SET0はLowレベルとする。それにより、時刻t1〜t2の期間では、ソース線ドライバ(1c等)のトランジスタのうち、NMOSトランジスタ103だけがオンし、共通ソース線4、及び全てのビット線BL_0−511の電位は、Lowレベルを保持している。
次に、時刻t2のタイミングで、プリリセット信号PRE_RESET0がLowレベルに遷移し、第2のソース線ドライバ回路58において、NMOSトランジスタ103はオフになり、PMOSトランジスタ94がオンになる。これにより、電圧源VRESETからPMOSトランジスタ94を介して、共通ソース線4がプリチャージされる。このプリチャージを行う所定の第1の期間(図6のt2〜t3)の長さは、共通ソース線4に対して十分なプリチャージが完了する時間を共通ソース線4の配線容量等から予め算出し、設定しておく。
時刻t2のタイミングで、共通ソース線4の電位は、0からVRESETに変化するが、電流駆動能力の小さなPMOSトランジスタ94により、共通ソース線4を駆動しているので、0からVRESETの電位変化に起因するピーク電流の発生を抑えることができる。尚、このタイミングで全てのビット線BL_0−511も、電位VRESETにプリチャージする。
次に、時刻t3のタイミングで、RESET書き込みを開始する。カラム選択信号Y1、Y2を夫々設定し、図7の(a)に示すように、カラム選択信号Y3_0−7を全てHighレベル(アクティブ)にして、8つのビット線を選択ビット線とする。8つのIO線の信号IO_0−7は、全ビットにRESET書き込みを行うため、全て0の信号に設定しておく。
また、リセット信号RESET0をHighレベルに遷移することにより、第1のソース線ドライバ回路56においてPMOSトランジスタ93がオンし、電圧源VRESETからPMOSトランジスタ93を介して共通ソース線4に電流供給する状態となる。尚、第2のソース線ドライバ回路58のPMOSトランジスタ回路94も依然オンしている。但し、電流駆動能力はPMOSトランジスタ93のほうが、PMOSトランジスタ94よりも大きいため、この期間においては、共通ソース線4に供給する電流は、主として第1のソース線ドライバ回路56により駆動される。
また、カラム選択信号Y1、Y2、Y3によって選択される8つのYスイッチ回路(図5の52等)において、制御信号C0がHighレベルになり、ビット線選択スイッチ60が導通し、8つの選択ビット線は、ライトアンプ(40a〜40h)と導通する。また、ライトアンプ(40a〜40h)は、NMOSトランジスタ101がオンするので、出力ノードN0は0電位になる。
以上により、時刻t3〜t5の期間において、8つの選択ビット線は0電位になり、それ以外のビット線と共通ソース線4は電位VRESETとなる。そして、選択したサブワード線WLがHighレベルであるため、8つの選択ビット線に対応したセルトランジスタが導通し、選択した8つの抵抗変化型メモリセルにおいて共通ソース線4から選択ビット線の方向に、抵抗変化素子を介して電流が流れる。
ここで、選択された8つの抵抗変化素子は、t3のタイミングで、すぐに高抵抗状態に変化するのではなく、時刻t4のタイミングで高抵抗状態に変化を開始する。このt3〜t4の期間は、使用するRRAMの特性により決まるパラメータである。
次に、選択された8つの抵抗変化素子が高抵抗状態に変化した後、時刻t5のタイミングで、RESET書き込みの際に遷移させたリセット信号REST0、カラム選択信号Y3_0−7を元のLowレベルに戻す。そして、プリリセット信号PRE_RESET0をHighレベルに遷移させる。すると、ソース線ドライバ(1c等)において、第2のソース線ドライバ回路58のNMOSトランジスタ103のみがオンし、共通ソース線4にチャージされた電荷をNMOSトランジスタ103を介して放電することにより、共通ソース線4の電位を電位VRESETから0電位に遷移させる。上記の放電を行う所定の第2の期間(図6のt5〜t6)の長さは、共通ソース線4にチャージされた電荷の放電が完了する時間を共通ソース線4の配線容量等から予め算出し、設定しておく。このとき、電流駆動能力の小さなトランジスタ103を介して、共通ソース線4にチャージされた電荷を放電しているので、VRESETから0への電位変化に起因するピーク電流の発生を抑えることができる。尚、この期間で全てのビット線BL_0−511も、0電位にする。
次に、時刻t6のタイミングで、SET書き込みを開始する。8つのIO線の信号IO_0−7は、書き込みデータのデータパターン(01010101)の信号を出力し、保持する。そして、セット信号SET0をHighレベルに遷移することにより、第1のソース線ドライバ回路56においてNMOSトランジスタ102がオンし、NMOSトランジスタ102を介して共通ソース線4に0電位を出力する状態となる。尚、第2のソース線ドライバ回路58のNMOSトランジスタ103も依然オンしている。但し、電流駆動能力はNMOSトランジスタ102のほうが、NMOSトランジスタ103よりも大きいため、この期間において、共通ソース線4から引き込む電流は、主として第1のソース線ドライバ回路56による。
また、時刻t6のタイミングで開始するSET書き込みでは、8つのビットのうち、SET書き込みのビット(低抵抗状態にするビット)に対して、1ビットずつ順番にSET書き込みを行っていく。セット書き込みのビットは、8つのIO線の信号のうち、IO_1、IO_3、IO_5、IO_7に保持された信号である。この4つに対応するカラム選択信号Y3は、Y3_1、Y3_3、Y3_5、Y3_7である。そこで、図7の(b)に示すように、カラム選択信号Y3を、Y3_1、Y3_3、Y3_5、Y3_7の順番に時系列にアクティブにする。
また、カラム選択信号Y1、Y2、及びY3_1、Y3_3、Y3_5、Y3_7によって選択される4つのYスイッチ回路(図5の52等)において、選択時には、制御信号C0がHighレベルになり、ビット線選択スイッチ60が導通し、選択ビット線は、ライトアンプ(40a〜40h)と、導通する。また、ライトアンプ(40a〜40h)において、PMOSトランジスタ92がオンするので、出力ノードN0は電位VSETになる。
以上により、時刻t6〜t8の期間において、4つの選択ビット線のうち、時系列で選択された選択ビット線は電位VSETになり、その他のビット線と共通ソース線4は電位0となる。そして、選択されたサブワード線WLがHighレベルであるため、時系列で順次選択される選択ビット線に対応したセルトランジスタが導通し、時系列で選択された選択ビット線から共通ソース線4の方向に、抵抗変化素子を介して電流が流れ、抵抗変化素子にSET書き込みが行われる。そして、図7(b)に示すように、カラム選択信号Y3を、Y3_1、Y3_3、Y3_5、Y3_7の順にHighレベルにすることにより、順次SET書き込みが行われる。
選択された4つの抵抗変化素子は、抵抗変化素子に電流を流し始めるとすぐに低抵抗状態に変化するのではなく、ある時間が経過した後に抵抗状態の変化を開始する。図6に示すように、時刻t6でSET書き込みを開始した最初の抵抗変化素子は、時刻t7のタイミングで低抵抗状態に変化を開始する。このt7〜t6の期間は、使用するRRAMの特性により決まるパラメータである。
以上のようにして、4つの抵抗変化素子のSET書き込みが終了し、所望の抵抗状態への変化が完了した後、時刻t8において、SET書き込みの際に遷移させた信号を元に戻し、初期状態t1と同じ状態にする。
続いて、第1の実施形態の効果について説明する。第1の実施形態の半導体装置10では、ソース線を共通化した共通ソース線4を構成することにより、レイアウトサイズを小さくし、低コストにすることができる。一方、配線の共通化で共通ソース線4の配線容量が大きくなることにより、通常のソース線ドライバでは、過大なピーク電流が流れてしまう弊害が生じる。そこで、第1の実施形態では、RESET書き込みに先立って、共通ソース線4の電位を0電位からVRESET電位へ変化させる際には、電流駆動能力の低い第2のソース線ドライバ回路58のほうで、共通ソース線4の電位をプレチャージしている(図6の時刻t2〜t3)。これにより、共通ソース線4の電位を遷移させた際のピーク電流を抑えることができる。プリチャージ後、抵抗変化素子にRESET書き込みを行う際には、電流駆動能力の大きな第1のソース線ドライバ回路56によりRESET書き込みに必要な電流を供給することができる。
また、SET書き込みに先立って、共通ソース線4の電位をVRESET電位から0電位へ変化させる際には、電流駆動能力の低い第2のソース線ドライバ回路58のほうで、共通ソース線4の電荷を放電している(図6の時刻t5〜t6)。これにより、ピーク電流を抑えることができる。その後、抵抗変化素子にSET書き込みを行う際には、電流駆動能力の大きな第1のソース線ドライバ回路56によりSET書き込みに必要な電流を流すことができる。以上のように、実施形態1では、ソース線を共通化することによりレイアウトサイズを小さくし、且つ、共通ソース線4の電位を遷移させた際のピーク電流を抑えた半導体装置を提供することができるという効果が得られる。
また、共通ソース線の配線容量に対する充放電を行った後に、RESET書き込み、SET書き込みを行っているので、安定した電流を供給することができ、精度よく所望の抵抗状態に変化させることができるという効果が得られる。もし、配線容量に対する充放電の途中で、RESET書き込み、又はSET書き込みを開始した場合には、安定した電流を抵抗変化素子に供給することができずに、書き込み後の抵抗状態を、所望の状態にすることができなかったり、抵抗状態にばらつきが発生したりする虞がある。
次に、第1の実施形態では、ビット線と共通ソース線の電圧制御において、特許文献1に開示された従来技術と同様に、一方の端子にのみ大きな振幅の電位差が生じることがないようにすることができるという効果が得られる。すなわち、RESET書き込み時のビット線の電位は0とVRESETの間、SET書き込み時のビット線の電位は0とVSETの間、共通ソース線の電位は0とVRESET電位の間で、夫々遷移し、一方の端子にのみ大きな振幅の電位差は発生しない。
さらに、第1の実施形態では、複数ビットからなる書き込みデータに対して書き込みを行う際に、複数ビット単位で共通ソース線4の電位を遷移する制御を行うようにしている。具体的には、複数ビットに対して、一括してRESET書き込みを行った後、SET書き込みを行うことにより、RESET書き込みとSET書き込みの切り替えの頻度を少なくしている。それにより、共通ソース線4をプリチャージ、又は電荷放電する頻度が減少するため、書き込み動作を高速化することができるという効果が得られる。
また、一括してRESET書き込みする際、図7(a)に示すように、カラム選択線Y3_0−7を全て選択して、同時にRESET書き込みを行うことにより、さらに書き込み動作を高速化することができるという効果が得られる。
また、第1の実施形態では、図7(b)に示すように、SET書き込みは、複数の選択した抵抗変化型メモリセルを時系列に順次選択しているが、RESET書き込みのように、同時選択し、同時にSET書き込みを行うことも可能である。その場合、図7(b)の場合よりも、さらに書き込み動作を高速化することができる。
また、図7(a)、(b)以外に、任意の選択方法が可能である。例えば、8ビットのデータ書き込みを、4ビット同時選択を2回に分けて行う制御、或いは、2ビット同時選択を4回に分けて行う制御が可能である。また、第1の実施形態では、ビット線が512本、サブワード線が512本の1つのメモリセルマットで、IO線が8ビットの場合について動作説明を行ったが、任意の数のビット線、サブワード線、メモリセルマット、IO線による構成に対して、上記した第1の実施形態の効果が得られるのは、勿論である。
[第2の実施形態]
(第2の実施形態の構成)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、ライトアンプ41a〜hに対して、それぞれIO線のデータ(IO_0−7)を供給し、制御するように構成した点が第1の実施形態に対する主な変更点である。また、それに伴い、ビット単位のYスイッチ202〜204においては、IO線のデータ(IO_0−7)による制御の機能はなくしている。尚、ソース線ドライバの構成及びその制御方法は第1の実施形態と同じであり、ソース線を共通化したことによる効果については、第1の実施形態と同様である。以下に、図9、10、11を参照しながら、第2の実施形態の構成について、詳細に説明する。
図9は、第2の実施形態のメモリセルマット(図2の7a)及びその周辺部を示すブロック図である。図9を図3(第1の実施形態)と比較すると分かるように、図3のライトアンプ40a〜hは、図9ではライトアンプ41a〜hに置き換えられている。また、図3のYスイッチ50a〜hは、図9ではYスイッチ51a〜hに置き換えられている。図9のその他の構成要素は図3と同様であるため、同じ参照符号を付し、説明は省略する。
また、図9において、ライトアンプ41a〜41hに対して、それぞれIO_0〜IO_7が供給される。一方、Yスイッチ51a〜hにはIO_0〜IO_7は供給されない。
次に、図10は、図9の破線枠領域の詳細ブロック図であり、ソース線ドライバ1c、ライトアンプ41a、Yスイッチ51a、抵抗変化型メモリセル(71〜73)を示している。図10を図4(第1の実施形態)と比較すると分かるように、図4のライトアンプ40aは、図10ではライトアンプ41aに置き換えられている。また、図4のYスイッチ50aは、図10ではYスイッチ51aに置き換えられている。また、図4のYスイッチ50a内部のビット単位のYスイッチ52〜54は、図10ではそれぞれビット単位のYスイッチ202〜204に置き換えられている。図10のその他の構成要素は図3と同様であるため、同じ参照符号を付し、説明は省略する。
まず、図10に示すライトアンプ41aについて詳細に説明する。ライトアンプ41aは、IO_0、セット信号SET0、リセット信号RESET0、プリリセットリセット信号PRE_RESET0を入力し、ノードN3の電位をビット単位のYスイッチ202〜204に出力する機能を有する。
図10に示すように、ライトアンプ41aは、PMOSトランジスタ95、97と、NMOSトランジスタ96と、インバータ回路210〜213と、NAND回路220〜222と、NOR回路230により構成される。PMOSトランジスタ95とNMOSトランジスタ96は、電圧源VSETと接地との間に直列に接続される。具体的には、PMOSトランジスタ95のソースが電圧源VSETと接続され、PMOSトランジスタ95のドレインとNMOSトランジスタ96のドレインは共にノードN3に接続され、NMOSトランジスタ96のソースは接地と接続される。また、PMOSトランジスタ97のソースは電圧源VRESETと接続され、PMOSトランジスタ97のドレインはノードN3に接続される。
IO_0は、インバータ回路210を介してNAND回路220の一方の入力端に接続される。NAND回路220の他方の入力端にはリセット信号RESET0の配線が接続される。NAND回路222の一方の入力端はインバータ回路211を介してプリリセット信号PRE_RESET0の配線と接続される。また、NAND回路222の他方の入力端はNAND回路220の出力端と接続される。また、NAND回路222の出力端はPMOSトランジスタ97のゲートと接続される。
NAND回路221の一方の入力端はセット信号SET0の配線と接続される。また、NAND回路221の他方の入力端はIO_0と接続される。また、NAND回路221の出力端はPMOSトランジスタ95のゲートと接続される。
NOR回路230の一方の入力端はインバータ回路212を介してNAND回路221の出力端と接続される。また、NOR回路230の他方の入力端はインバータ回路213を介してNAND回路222の出力端と接続される。また、NOR回路230の出力端は、NMOSトランジスタ96のゲートと接続される。
上記のライトアンプ41aの構成による動作については、後述する。また、図9のその他のライトアンプ41b〜41hは、それぞれIO線として、IO_1〜IO_7を入力している点が異なるだけで、その他は図10に示すライトアンプ41aの構成と同じである。
次に、図11は、図10のビット単位のYスイッチ202の詳細を示す回路図である。図11を図5(第1の実施形態)と比較すると分かるように、図5の4入力のNAND回路63は、図11では3入力のNAND回路263に置き換えられている。図11に示すNAND回路263及びインバータ回路64により、ビット線選択スイッチ60及びビット線共通ソース線接続スイッチ61を制御する制御信号C1が生成される。
第1の実施形態では、RESET書き込み時でIO_0が0、且つY1_0、Y2_0、及びY3_0が共に1のときに、又は、SET書き込み時でIO_0が1、且つY1_0、Y2_0、及びY3_0が共に1のときに、制御信号C0は1になる。このように、制御信号C0は、RESET書き込み、SET書き込みのいずれであるかという情報(図5のSEL)とIO_0に依存している。一方、第2の実施形態では、制御信号C1は、Y1_0、Y2_0、及びY3_0が共に1のときに1になり、その他の場合に0になる。このように、制御信号C1はRESET書き込み、SET書き込みのいずれであるかという情報(図5のSEL)とIO_0に依存しない。従って、SEL、IO_0を供給する必要がなく、より簡易な構成でビット単位のYスイッチを実現している。
図11では、ビット単位のYスイッチ202の構成について説明したが、その他のビット単位のYスイッチも、図11と同じ回路構成であり、入力するY1_i、Y2_j、Y3_k(i、j、k=0〜7)のi、j、kの組み合わせが異なるだけである。
(第2の実施形態の動作)
次に、図12〜14を参照しながら、第2の実施形態の動作について詳細に説明する。図12は第2の実施形態に係る半導体装置の動作を示すタイミングチャートである。図12は、図9に示した512×512個の抵抗変化型メモリセルを備えたメモリセルマットにおいて、所定のアドレスに8ビットデータ(01010101)を書き込む場合を例に動作説明を行う。即ち、第1の実施形態の動作を説明した図6と同じ場合を想定している。
但し、図12に示す第2の実施形態の動作は、以下の点が図6(第1の実施形態)と異なる。図6では、全ビットでデータ(00000000)によるRESET書き込みを行い、その後、SET書き込みのビット(IO_1、IO_3、IO_5、IO_7に相当)に対してSET書き込みを行った。一方、図12(第2の実施形態)では、図12中のWrite dataに示すように、データ(0x0x0x0x)の0のビットに対し、リセット書き込みを行った後(図12のt13〜t19)、データ(x1x1x1x1)の1のビットに対し、セット書き込みを行う(図12のt20〜t27)。
また、RESET書き込み時(図12のt13〜t19)、SET書き込み時(図12のt20〜t27)のいずれの場合も、カラム選択信号Y3_jを、j=0、1、....、7の順に時系列で選択する方式とする。
次に、図10に示したライトアンプ41a〜hの図12の各区間の動作について説明する。図12の時刻t11〜t13、及び時刻t19〜t20は、ビット線は全て非選択ビット線となり、ライトアンプ41a〜hの出力がビット線の電位として使用されないので、上記区間におけるライトアンプ41a〜hの動作の説明は省略する。
次に、時刻t13〜t19のライトアンプ41a〜hの動作を説明する。この期間では、(PRE_RESET0、SET0)=(0、0)で固定である。一方、リセット信号RESET0は、Y3_jによる時系列選択毎に立ち上げるので、0の場合と1の場合が存在する。まず、RESET0=0の場合は、ライトアンプ41a〜hでは、PMOSトランジスタ97のみがオン状態となり、ライトアンプ41a〜hは電位VRESETを出力する。また、RESET0=1で、IO線の入力(DATA)が0の場合は、NMOSトランジスタ96のみがオン状態となり、ライトアンプ41a〜hは電位0を出力する。また、RESET0=1で、IO線の入力(DATA)が1の場合は、PMOSトランジスタ97のみがオン状態となり、ライトアンプ41a〜hは電位VRESETを出力する。すなわち、時刻t13〜t19の期間でライトアンプ41a〜hは、RESET0=1で、IO線の入力(DATA)が0の場合は、電位0を出力し、それ以外の場合は、電位VRESETを出力する。
次に、時刻t20〜t27のライトアンプ41a〜hの動作を説明する。この期間では、(PRE_RESET0、RESET0)=(1、0)で固定である。一方、セット信号SET0は、Y3_jによる時系列選択毎に立ち上げるので、0の場合と1の場合が存在する。まず、SET0=0の場合は、ライトアンプ41a〜hでは、NMOSトランジスタ96のみがオン状態となり、ライトアンプ41a〜hは電位0を出力する。また、SET0=1で、IO線の入力(DATA)が0の場合は、NMOSトランジスタ96のみがオン状態となり、ライトアンプ41a〜hは電位0を出力する。また、SET0=1で、IO線の入力(DATA)が1の場合は、PMOSトランジスタ95のみがオン状態となり、ライトアンプ41a〜hは電位VSETを出力する。すなわち、時刻t20〜t27の期間でライトアンプ41a〜hは、SET0=1で、IO線の入力(DATA)が1の場合は、電位VSETを出力し、それ以外の場合は、電位0を出力する。
以下に、時刻t12〜t19における動作を、図13を参照しながら説明する。図13は、図12の時刻t12〜t19をより詳細に示したものであり、ワード線、ビット線、共通ソース線4の動作波形を併せて示している。また、図13の各区間の説明において、上述したライトアンプ41a〜hの出力電位について参照する。
図13において、共通ソース線4は、第1の実施形態と同様に動作する。具体的には、共通ソース線4は、時刻t12においてプリリセット信号PRE_RESET0信号が立ち下がると、電位0から電位VRESETに遷移し、時刻t19においてプリリセット信号PRE_RESET0信号が立ち上がると、電位VRESETから電位0に遷移する。ビット線のうち、非選択ビット線(Y1、Y2、Y3により選択されないビット線)は、ビット線共通ソース線接続スイッチ61の導通により共通ソース線4と同電位となる(図13に破線で示している)。尚、選択ビット線の電位については後述する。
8ビットデータを書き込む所定のアドレスを示すY1、Y2は、時刻t13で設定され、Y3_jの時系列の最後の設定が終了するまでの間、Y1、Y2の設定は保持される。一方、Y3_jは時刻t13で、Y3_0が活性化され、以後、図13に示すように、Y3_1〜Y3_7が順次活性化される。
図13中のDATAは、各ライトアンプ41a〜hに入力されるIO_0−7(DATA)を示している。Y3_jが、j=0、1、...、7の順に活性化されるのに伴って、それぞれに対応したライトアンプ41a、41b、...41hの出力が選択ビット線の電位として使用される。
また、ワード線のうち、所定のワード線が時刻t14のタイミングでHighレベルに遷移し、選択される。選択ワード線は、Y3_j(j=0〜7)の変化に対応して変更する必要はなく、時刻t18まで同じ状態を保持し、時刻t18でLowレベルに戻り、非選択となる。
次に、図13において、各区間の動作の詳細を説明する。まず、時刻t12〜t13は、前述のように図6(第1の実施形態)の時刻t2〜t3と同じであり、説明は省略する。
時刻t13〜t15は、Y1、Y2、Y3_0により所定のビット線が選択された状態である。但し、この時点では、未だ、リセット信号RESET0は0である。選択されたビット線は選択ビット線となり、その電位は、電位VRESETとなる(前述したライトアンプの出力電位の説明箇所を参照)。
次に、時刻t15〜t16は、リセット信号RESET0が1の状態である。この期間では、選択ビット線の電位は、DATAが「0」であるため、電位0になる(前述したライトアンプの出力電位の説明箇所を参照)。そして、時刻t16でリセット信号RESET0が0に戻ると、時刻t16〜t17の選択ビット線の電位は、電位VRESETに戻る。そして、時刻t17においてY3_0が非選択となり、上記選択ビット線は非選択ビット線になる。図13中のビット線の波形表示において、選択ビット線の電位を実線で(非選択ビット線と異なる電位になる場合のみ実線で)、非選択ビット線の電位を破線で示している。
時刻t15〜t16において、選択ビット線は電位0、共通ソース線4は電位VRESETとなるので、共通ソース線4から選択された抵抗変化型メモリセルを介して選択ビット線に電流が流れ、該抵抗変化型メモリセルにリセット書き込みが行われる。
また、Y3_2、Y3_4、Y3_6が選択され活性化した場合は、上述したY3_0が活性化した時刻t13〜t17と同じ動作となる。一方、Y3_1、Y3_3、Y3_5、Y3_7が活性化された場合は、DATAが「1」であるため、選択ビット線は電位VRESETとなり、共通ソース線4と同電位となるため、リセット書き込みは行われない。
次に、時刻t19〜t27における動作を、図14を参照しながら説明する。図14は、図12の時刻t19〜t27をより詳細に示したものであり、ワード線、ビット線、共通ソース線4の動作波形を併せて示している。
図14において、共通ソース線4は、第1の実施形態と同様に動作する。具体的には、共通ソース線4は、時刻t19においてプリリセット信号PRE_RESET0信号が立ち上がると、電位VRESETから電位0に遷移する。ビット線のうち、非選択ビット線(Y1、Y2、Y3により選択されないビット線)は、ビット線共通ソース線接続スイッチ61の導通により共通ソース線4と同電位となる(図13に破線で示している)。尚、選択ビット線の電位については後述する。
8ビットデータを書き込む所定のアドレスを示すY1、Y2は、時刻t20で設定され、Y3_jの時系列の最後の設定が終了するまでの間、Y1、Y2の設定は保持される。一方、Y3_jは時刻t20で、Y3_0が活性化され、以後、図13に示すように、Y3_1〜Y3_7が順次活性化される。
図14中のDATAは、各ライトアンプ41a〜hに入力されるIO_0−7(DATA)を示している。Y3_jが、j=0、1、...、7の順に活性化されるのに伴って、それぞれに対応したライトアンプ41a、41b、...41hの出力が選択ビット線の電位として使用される。
また、ワード線のうち、データ書き込みに関連する所定のワード線が時刻t21のタイミングでHighレベルに遷移し、選択される。選択ワード線は、Y3_j(j=0〜7)の変化に対応して変更する必要はなく、時刻t26まで同じ状態を保持し、時刻t26でLowレベルに戻り、非選択となる。
次に、図14において、各区間の動作の詳細を説明する。まず、時刻t19〜t20は、前述のように図6(第1の実施形態)の時刻t5〜t6と同じであり、説明は省略する。
時刻t22〜t23は、Y1、Y2、Y3_1により所定のビット線が選択された状態である。但し、この時点では、未だ、セット信号SET0は0である。選択されたビット線は選択ビット線となり、その電位は、電位0となる(前述したライトアンプの出力電位の説明箇所を参照)。
次に、時刻t23〜t24は、セット信号SET0が1の状態である。この期間では、選択ビット線の電位は、DATAが「1」であるため、電位VSETになる(前述したライトアンプの出力電位の説明箇所を参照)。そして、時刻t24でセット信号SET0が0に戻ると、時刻t24〜t25の選択ビット線の電位は、電位0に戻る。そして、時刻t25においてY3_1が非選択となり、上記選択ビット線は非選択ビット線になる。図14中のビット線の波形表示において、選択ビット線の電位を実線で(非選択ビット線と異なる電位になる場合のみ実線で)、非選択ビット線の電位を破線で示している。
時刻t23〜t24において、選択ビット線は電位VSET、共通ソース線4は電位0となるので、選択ビット線から選択された抵抗変化型メモリセルを介して共通ソース線4に電流が流れ、該抵抗変化型メモリセルにセット書き込みが行われる。
また、Y3_3、Y3_5、Y3_7が選択され活性化した場合は、上述したY3_1が活性化したt22〜t25と同じ動作となる。一方、Y3_0、Y3_2、Y3_4、Y3_6が活性化された場合は、DATAが「0」であるため、選択ビット線は電位0となり、共通ソース線4と同電位となるため、セット書き込みは行われない。
以上説明したように、第2の実施形態の半導体装置によれば、ソース線を共通化したことによる効果については、第1の実施形態と同様である。また、第2の実施形態では、ライトアンプ41a〜hに対して、IO線のデータIO_0−7を供給し、リセット書き込み時には、選択ビット線で且つDATA=0の場合のみ、共通ソース線4と異なる電位0を出力するようにし、セット書き込み時には、選択ビット線で且つDATA=1の場合のみ、共通ソース線4と異なる電位VSETを出力するようにしたから、Yスイッチ(ビット単位のYスイッチを含む)の構成と制御が簡易化される効果が得られる。
尚、第2の実施形態では、図12〜14に示すように、リセット書き込みのビットを時系列選択してリセット書き込みを行った後、セット書き込みのビットを時系列選択してセット書き込みを行っているが、それに限定されない。例えば、第2の実施形態の構成において、リセット書き込み時のIO線データ(IO_0−7)を(00000000)とし、Y3_0〜Y3_7を同時選択するように制御すれば、第1の実施形態で説明した図6と同じ動作を行うようにすることが可能である。
本発明の半導体装置は、不揮発性の記憶セルを備えた半導体装置に適用することができる。また、本発明の半導体装置で使用する抵抗変化素子は、抵抗に電流を流すことにより抵抗値を変えられる素子であれば、どのような動作原理に基づく抵抗変化素子であってもよい。
本発明の全開示(請求の範囲及び図面を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲及びを含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
1a〜1j、2a〜2j、3a〜3j:ソース線ドライバ(SDRV)
4、5、6:共通ソース線(SL)
7a〜7d、8a〜8d、9a〜9d:メモリセルマット
10:半導体装置
11、13、15:メインワード線ドライバ(MWD)
21a〜21d、23a〜23d、25a〜25d:サブワード線ドライバ(SWD)
12:メモリセルアレイ
14:アドレス入力回路
16:アドレスラッチ回路
18:コマンド入力回路
20:コマンドデコード回路
22:モードレジスタ
24:カラム制御回路
26:ロウ制御回路
28:FIFO回路
30:入出力回路
32:内部電源発生回路
34:クロック入力回路
36:DLL回路
38:タイミングジェネレータ
40a〜40h、41a〜41h:ライトアンプ(WAMP)
50a〜50h、51a〜51h:Yスイッチ(YSW)
52、53、54、202、203、204:ビット単位のYスイッチ(ビット単位のYSW)
56:第1のソース線ドライバ回路
58:第2のソース線ドライバ回路
60:ビット線選択スイッチ
61:ビット線共通ソース線接続スイッチ
62、64、65、90、91、210、211、212、213:インバータ回路
63、220、221、222、263:NAND回路
66:セレクタ
71、72、73:抵抗変化型メモリセル
81、82、83:抵抗変化素子
92、93、94、95、97:PMOSトランジスタ
96、101、102、103:NMOSトランジスタ
104、105、106:セルトランジスタ
230:NOR回路
MWL:メインワード線
WL:(サブ)ワード線
BL、BL0〜BL2、BL16〜BL18、BL32〜BL34、BL48〜BL50:ビット線
IO_0〜IO_7:IO線
Y1、Y1_0:上位カラム選択信号
Y2、Y2_0〜Y2_7:下位カラム選択信号
FX、FX_0−511:ロウ選択信号
SET0:セット信号
RESET0:リセット信号
PRE_RESET0:プリリセット信号

Claims (10)

  1. 複数の抵抗変化型メモリセルと、
    前記複数の抵抗変化型メモリセルの一端に夫々接続される複数のビット線と、
    前記複数の抵抗変化型メモリセルの他端に共通に接続される共通ソース線と、
    前記共通ソース線の電位を制御するソース線ドライバと、を備え、
    前記ソース線ドライバは、前記共通ソース線に供給する電流を可変制御することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記ソース線ドライバは、
    前記共通ソース線に接続された第1のソース線ドライバ回路と、
    前記共通ソース線に接続され、前記第1のソース線ドライバ回路を構成するトランジスタよりも電流駆動能力が小さいトランジスタで構成された第2のソース線ドライバ回路と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記複数の抵抗変化型メモリセルから選択して書き込みを行う際に、前記選択した抵抗変化型メモリセルに接続したビット線である選択ビット線の電位を制御するライトアンプを、さらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記選択した抵抗変化型メモリセルを第1の抵抗状態に変化させる書き込みを行う場合、
    前記第2のソース線ドライバ回路により、所定の第1の期間、前記共通ソース線をHighレベルにプリチャージし、
    前記ライトアンプにより、前記選択ビット線をLowレベルにし、
    前記第1の期間後に、前記第1のソース線ドライバ回路から、Highレベルの電位を前記共通ソース線に供給する、書き込み制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記選択した抵抗変化型メモリセルを前記第1の抵抗状態と異なる第2の抵抗状態に変化させる書き込みを行う場合、
    前記第2のソース線ドライバ回路により、所定の第2の期間、前記共通ソース線をLowレベルにし、
    前記ライトアンプにより、前記選択ビット線をHighレベルにし、
    前記第2の期間後に、前記第1のソース線ドライバ回路から、Lowレベルの電位を前記共通ソース線に供給する、書き込み制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  6. 複数ビットからなる書き込みデータによる書き込みを行う半導体装置であって、
    前記複数ビット単位で、前記共通ソース線の電位を遷移する制御を行うことを特徴とする請求項4または5に記載の半導体装置。
  7. 前記複数ビットに対応して選択した複数の前記抵抗変化型メモリセルを、全て前記第1の抵抗状態に書き込みを行った後、
    前記複数ビットに対応して選択した複数の前記抵抗変化型メモリセルのうち、前記書き込みデータのビットが前記第2の抵抗状態に対応している前記抵抗変化型メモリセルを、前記第2の抵抗状態に変化させる書き込みを行うことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記複数ビットに対応して選択した複数の前記抵抗変化型メモリセルを、全て前記第2の抵抗状態に書き込みを行った後、
    前記複数ビットに対応して選択した複数の前記抵抗変化型メモリセルのうち、前記書き込みデータのビットが前記第1の抵抗状態に対応している前記抵抗変化型メモリセルを、前記第1の抵抗状態に変化させる書き込みを行うことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  9. 前記複数の抵抗変化型メモリセルは、複数のメモリセルマットを構成し、
    前記複数のメモリセルマットのうち、1つ以上のメモリセルマットを含む領域毎に、前記共通ソース線が配設されたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の半導体装置。
  10. 前記ソース線ドライバを複数備えるものであって、
    複数の前記ソース線ドライバは、各々の前記メモリセルマットに対して、少なくとも1つ以上、配置されていることを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
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