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JP2013182877A - 照明ユニットの構造 - Google Patents

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JP2013182877A
JP2013182877A JP2012048335A JP2012048335A JP2013182877A JP 2013182877 A JP2013182877 A JP 2013182877A JP 2012048335 A JP2012048335 A JP 2012048335A JP 2012048335 A JP2012048335 A JP 2012048335A JP 2013182877 A JP2013182877 A JP 2013182877A
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Shinji Mochizuki
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Abstract

【課題】一種類のバスバーで表面実装用の電子部品を接続でき、しかも、発光色を変更可能としながらユニットが大型化せず、大きな導光部が不要な照明ユニットの構造を提供する。
【解決手段】離間する一対の左右接触バネ片が上下段で二対形成され、ハウジング17に並んで挿入される同一形状の第1及び第2バスバーと、ハウジング17に挿入され2つの第1及び第2バスバーの隣接する上段の一対の左右接触バネ片に接続される第1半導体発光素子21と、第1半導体発光素子21に対しオフセットされた位置でハウジング17に挿入されて第1及び第2バスバーの隣接する下段の一対の左右接触バネ片に接続され第1半導体発光素子21と異なる色に点灯する第2半導体発光素子23と、ハウジング17が内方に挿入され、第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23からの出射光が透過する導光部25を備えるカバー13と、を設けた。
【選択図】図7

Description

本発明は、複数のLEDを備える照明ユニットの構造に関する。
電子部品の電気的な接続を確実に行うことで高い信頼性を得る照明ユニットの構造が特許文献1に開示されている。図15に示すように、この照明ユニットの構造は、ハウジングに、一対のバスバー501,503が組み付けられるとともに光源である半導体発光素子(LED)505が組み付けられる。平板形状をなして2分割されたバスバー501,503は、電線接続部507と、ツエナーダイオード接続部509と、抵抗器接続部511と、LED接続部513と、を有する。抵抗器接続部511には、2分割されたバスバー501,503のそれぞれに圧接刃515,515が備えられる。ツエナーダイオード接続部509には、単一の圧接刃517が一方のバスバー501に、単一の圧接刃519が他方のバスバー503に備えられる。
ツエナーダイオード521は、一方のリード部523が一方のバスバー501に、他方のリード部525が他方のバスバー503にそれぞれ電気的に接続されることで、抵抗器527の下流側で一対のバスバー501,503に並列に接続され、ダイオードに順起電力が流れる方向で静電気により回路に印加される突発的な大電圧からのLEDを破壊から保護し、ダイオードに逆起電力が流れる方向では通電を阻止し、同じくLEDを破壊から保護する機能を果たす。
特開2007−149762号公報
しかしながら、従来の照明ユニットの構造は、電子部品の形状、大きさに合わせ異なる寸法の接続部(圧接刃515,515,圧接刃517,圧接刃519)を形成した2種類のバスバー501,503が必要となった。また、リード部を有したスルーホール用の電子部品(ツエナーダイオード521,抵抗器527)しか実装できず、近年需要が多く安価となった表面実装用の電子部品の接続ができないという問題があった。
更に、従来の照明ユニットの構造は、色を変更できるように異なる発光色のLEDを併設して組み込んだ構造とすると、ユニットが大型化してしまう。また、併設したそれぞれのLEDを切換点灯することで発光色を変更しようとしても、LED間が広いので、大きな導光部を備えたレンズが必要となってしまうという問題があった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、一種類のバスバーで表面実装用の電子部品を接続でき、しかも、発光色を変更可能としながらユニットが大型化せず、大きな導光部が不要な照明ユニットの構造を提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 離間する一対の平行な左右接触バネ片が上下段で二対形成され、ハウジングに挿入されることで前記離間の方向に平行に並んで配置される2つの同一形状の第1バスバー第1バスバー及び第2バスバーと、前記ハウジングに挿入され、前記第1バスバー及び前記第2バスバーの隣接する上段の一対の前記左右接触バネ片に接続される第1半導体発光素子と、前記第1半導体発光素子に対し挿入方向にオフセットされた位置で前記ハウジングに挿入され、前記第1バスバー及び前記第2バスバーの隣接する下段の一対の前記左右接触バネ片に接続されて前記第1半導体発光素子と異なる色に点灯する第2半導体発光素子と、前記ハウジングが内方に挿入され、前記第1半導体発光素子及び前記第2半導体発光素子からの出射光が透過する導光部を備えるカバーと、を備えることを特徴とする照明ユニットの構造。
上記(1)の構成の照明ユニットの構造によれば、同一形状の2つの第1バスバー及び第2バスバーが近接して平行に並んでハウジングに収容される。第1バスバー及び第2バスバーの間には、発光色の異なる第1半導体発光素子と第2半導体発光素子がそれぞれのバスバーの隣接する左右接触バネ片に接続され、挿入方向にオフセットされた位置に組み込まれる。第1半導体発光素子と第2半導体発光素子が切換点灯されると、導光部を透過する出射光の色が変更される。この際、同一形状に形成したそれぞれのバスバーが近接しているので、ユニットの大型化が抑制されながら、2つの第1半導体発光素子及び第2半導体発光素子が近づき、それぞれの出射光の光束断面が近接する。
(2) 上記(1)の構成の照明ユニットの構造であって、前記ハウジングには前記第1バスバーと前記第2バスバーとに挟まれる壁部が形成され、前記左右接触バネ片は前記壁部に沿う同一方向でバネ先端が自由端となって突出し、前記壁部には、前記左右接触バネ片のバネ先端側から挿入される前記第1半導体発光素子及び前記第2半導体発光素子を前記挿入方向にオフセットされた位置に位置決めする階段部が形成されていることを特徴とする照明ユニットの構造。
上記(2)の構成の照明ユニットの構造によれば、一対の左右接触バネ片が上下段で二対形成された第1バスバーと第2バスバーとが、壁部を挟んで平行に並んでハウジングに配置される。それぞれのバスバーにおける左右上下4つの左右接触バネ片は、壁部の両側で壁部に沿って突設される。第1半導体発光素子及び第2半導体発光素子は、バネ先端側からハウジングに挿入されるが、所定位置まで挿入されると、左右の第1バスバー及び第2バスバーの間に介在する壁部に当たる。この際、壁部には、左右接触バネ片の上下段で挿入方向にずれた階段部が形成されていることにより、例えば上段の第1半導体発光素子は奥まで挿入され、下段の第2半導体発光素子は第1半導体発光素子よりも手前で階段部に当たって位置決めされる。これにより、第1半導体発光素子と第2半導体発光素子とは、挿入方向にオフセットされ、しかも、近接した位置に配置される。このように、2つの第1半導体発光素子及び第2半導体発光素子は、ハウジングに階段部が形成されているので、挿入方向に対して近接して確実に位置決めされる。また、同一形状の2つの第1及び第2バスバーが近接しているので、挿入方向に直交する方向にも近接して位置決めされる。その結果、相互に重ならない位置で且つ最小設置面積で設置が可能となる。
本発明に係る照明ユニットの構造によれば、一種類のバスバーで表面実装用の電子部品を接続でき、しかも、発光色を変更可能としながらユニットを大型化せず、大きな導光部を不要にできる。
本発明の一実施形態に係る照明ユニットの斜視図である。 図1に示した照明ユニットから電線ホルダーが分離された分解斜視図である。 図2に示したレンズカバーからハウジングが分離された分解斜視図である。 図3のハウジングに収容される第1半導体発光素子及び第2半導体発光素子とバスバーを電線と共に表した斜視図である。 図4に示したバスバーの拡大斜視図である。 第1半導体発光素子を発光部形成面の反対面側から見た斜視図である。 (a)は照明ユニットの平面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図である。 (a)は第1半導体発光素子及び第2半導体発光素子と抵抗器を装着したバスバーの平面図、(b)は(a)の側面図である。 図8(b)のB−B線断面図である。 本発明の一実施形態に係る照明ユニットの構造におけるバスバー組付け工程を説明する図である。 同様に第1半導体発光素子及び第2半導体発光素子の組付け工程を説明する図である。 同様に抵抗器組付け工程を説明する図である。 同様に連結部カット工程を説明する図である。 第1半導体発光素子及び第2半導体発光素子と抵抗器との回路図である。 従来の照明ユニットの斜視図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る照明ユニットの斜視図、図2は図1に示した照明ユニットから電線ホルダーが分離された分解斜視図、図3は図2に示したレンズカバーからハウジングが分離された分解斜視図である。
本実施形態に係る照明ユニット11の構造は、外殻がレンズカバー(カバー)13となり、レンズカバー13には図2に示す電線ホルダー15が挿入される。レンズカバー13には、電線ホルダー15の奥側に、更に図3に示す直方体形状のハウジング17が挿入される。ハウジング17には2つの第1バスバー19a及び第2バスバー19bと、電子部品である第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23(図4参照)が挿入されている。
レンズカバー13は、ハウジング17を内方に挿入し、第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23からの出射光が透過する導光部25を備える。第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23は、後述する挿入方向において、挿入方向奥側と、挿入方向手前側とで挿入方向にオフセットされて配置される(図8(b)参照)。
導光部25には、拡散材27(図7(b)参照)が混合される。導光部25は、拡散材27が混合されることで、オフセットされた位置で異なる色で点灯(例えば赤色または青色に点灯)する第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23によって、均等に発光する。拡散材27としては、ポリカーボネート(PC)樹脂等からなる導光部25に、透明な微粒子フィラー(例えば平均粒径数μm〜数10μmのシリカや粉砕石英など)を混合させることも有効である。
図4は図3のハウジング17に収容される第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23とバスバー19を電線29と共に表した斜視図、図5は図4に示したバスバー19の拡大斜視図である。
ハウジング17には、図4に示す2つの同一形状の第1及び第2バスバー19a,19bが挿入される。各第1及び第2バスバー19a,19bは、一端31に上下二段の端子部33が形成されている。本実施形態の端子部33には、離間する一対の平行な左右接触バネ片35a,37a,35b,37bが上下段で二対形成される。従って、1本のバスバーには、上段に2つの左右接触バネ片35a,37a、下段に2つの左右接触バネ片35b,37bの合計4つの左右接触バネ片35a,37a,35b,37bが設けられる。それぞれの左右接触バネ片35a,37a,35b,37bの先端には電気接触部38が形成され、電気接触部38は接点側が頂角となる三角形状に形成される。各第1及び第2バスバー19a,19bは、図3に示すハウジング上面39のバスバー挿入開口41からそれぞれ挿入されることで、図4に示すように、上記した離間の方向に平行となって並んで配置(並列配置)される。並列配置された第1及び第2バスバー19a,19bの上段における4つの左右接触バネ片35a,37aの上側4箇所の電気接触部38には、それぞれの第1及び第2バスバー19a,19b形成された上段部品座部67が対峙される。また、並列配置された第1及び第2バスバー19a,19bの下段における4つの左右接触バネ片35b,37bの下側4箇所の電気接触部38には、それぞれの第1及び第2バスバー19a,19bに形成された下段部品座部69が対峙される。
第1及び第2バスバー19a,a9bは、図3に示すように、それぞれハウジング17に装着された状態でその一部分がハウジング17の外部に突出される。本実施形態において、第1及び第2バスバー19a,19bは、ハウジング17から突出する側を「後」、その反対側を「前」と称する。第1及び第2バスバー19a,19bの後端には、被覆された図2に示す電線29の被覆を切り裂き導体と電気的に接触するための圧接刃43が設けられる。図5に示すように、この圧接刃43の前部には後部当接片45と、後部弾性脚47と、前部弾性脚49と、前部当接片51とが順に連設される。
各第1及び第2バスバー19a,19bにおける一対の前部当接片51と端子部33との間には、連結部53が形成されている。この連結部53は、第1及び第2バスバー19a,19bがハウジング17に収容された後、カット可能となる。連結部53がカットされた第1及び第2バスバー19a,19bは、圧接刃43と端子部33が分断される。これら分断された圧接刃43と端子部33は、一対の前部弾性脚49の間に設けられる抵抗器55(図4参照)によって導通される。
圧接刃43、後部当接片45、後部弾性脚47、前部弾性脚49、前部当接片51、端子部33は、板金加工により一体に打ち抜かれた後、図5に示す形状に折り曲げ加工される。第1及び第2バスバー19a,19bの各端子部33は、一対の側壁57のそれぞれに上下段の左右接触バネ片35a,37a,35b,37bが打ち抜き成形され、一対の側壁57が平行となるようにU字状に折り曲げられて形成される。これにより、上下左右に多数の左右接触バネ片35a,37a,35b,37bが容易且つコンパクトに製造可能となっている。
ここで、第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23について説明する。
図6は第1半導体発光素子21を発光部形成面59の反対面側から見た斜視図である。
第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23は、同一形状であるので、図6には第1半導体発光素子21を例に図示している。第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23は、四角板状に形成された表面実装用のものとなる。第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23は、一方の面が発光部形成面59となって発光部61(図11参照)が形成される。発光部形成面59の裏側には一対の接点部63が形成される。第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23は、異なる色で発光される。第1半導体発光素子21は、例えば青色で発光し、第2半導体発光素子23は例えば赤色で発光する。
本実施形態の照明ユニット11の構造では、2つの同一形状の第1及び第2バスバー19a,19bが使用される。ここで、2つの同一形状の第1及び第2バスバー19a,19bは、図4の左側から順に並んでいる第1バスバー19a及び第2バスバー19の上段で隣接する一対の左右接触バネ片35a,37aには、第1半導体発光素子21が接続される。第1バスバー19a及び第2バスバー19bの下段で隣接する一対の左右接触バネ片35b,37bには、第2半導体発光素子23が接続される。第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23は、発光部61が設けられた発光部形成面59が上段部品座部67及び下段部品座部69に当接して配置される。
図7(a)は照明ユニット11の平面図、(b)は(a)のA−A矢視矢視図、図8(a)は第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23と抵抗器55を装着したバスバー19の平面図、(b)は(a)の側面図である。
図7(b)に示すように、ハウジング17には、第1バスバー19aと第2バスバー19bとに挟まれる壁部71が形成される。左右接触バネ片35a,37a,35b,37bは、この壁部71に沿う同一方向でバネ先端73が自由端となって突出する。壁部71には、左右接触バネ片35a,37a,35b,37bのバネ先端側から挿入される第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23をオフセットされた位置に位置決めする階段部75が形成されている。階段部75は、上段当接面77と、上段当接面77よりも素子挿入方向手前側の下段当接面79と、を有する。なお、図7(b)中、80はインストルメントパネル等の内装壁を示す。
第1バスバー19及び第2バスバー19は、ハウジング17に挿入されることで平行に並んで配置される。図7(b)に示すように、第1半導体発光素子21は、ハウジング17に挿入されて上段当接面77に当たることで位置決めされる。位置決めされた第1半導体発光素子21は、第1バスバー19及び第2バスバー19の隣接する上段の一対の左右接触バネ片35に接続される。第2半導体発光素子23は、ハウジング17に挿入されて下段当接面79に当たることで第1半導体発光素子21よりも挿入方向手前側で位置決めされる。位置決めされた第2半導体発光素子23は、第1バスバー19及び第2バスバー19の隣接する下段の一対の左右接触バネ片35に接続される。
図9は図8のB−B矢視図である。
ハウジング17には2つの第1バスバー19a及び第2バスバー19bが収容されることで、図9に示す上段で4つ、下段で4つの合計8つの左右接触バネ片35a,37a,35b,37bが配置される。第1半導体発光素子21は、一対の接点部63が、上段におけるこれら4つの左右接触バネ片35a,37aにおける左から2番目と3番目の電気接触部38に接続される。第2半導体発光素子23は、一対の接点部63が、下段におけるこれら4つの左右接触バネ片35b,37bにおける左から2番目と3番目の電気接触部38に接続される。本実施形態では、上下段における4つの左右接触バネ片35a,37a,35b,37bにおける左から1番目と4番目の電気接触部38は使用されない。
次に、上記構成の照明ユニット11の組付け工程を説明する。
図10は本発明の一実施形態に係る照明ユニット11の構造におけるバスバー組付け工程を説明する図、図11は同様に第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23の組付け工程を説明する図、図12は同様に抵抗器組付け工程を説明する図、図13は同様に連結部カット工程を説明する図、図14は第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23と抵抗器55との回路図である。
上記の照明ユニット11を組み付けるには、図10に示すように、2つの第1及び第2バスバー19a,19bをハウジング17に装着する。
ハウジング17には2つのバスバー収用室97が形成される。バスバー収用室97は、後端が後壁99となり、その前方の内壁面には一対の保持溝101が形成される。バスバー収用室97に挿入されたそれぞれの第1及び第2バスバー19a,19bは、後部当接片45と後部弾性脚47とで後壁99を挟持し、ハウジング17から脱落規制されて装着される。
図11に示すように、ハウジング17の前面には上下一対のLED装着開口部103が形成されている。上段のLED装着開口部103には第1半導体発光素子21、下段のLED装着開口部103には第2半導体発光素子23が、それぞれ接点部63を下側にして挿入される。ハウジング17内に挿入された第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23は、ハウジング17に形成された上段当接面77と下段当接面79(図7(b)参照)によって挿入が規制され、正規の固定位置で停止する。これにより、それぞれの接点部63が図9に示したように、それぞれの電気接触部38に接続される。
また、本実施形態に係る照明ユニット11は、第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23と、負極との間にそれぞれ抵抗器55を設けた回路とする必要がある。図12に示すように、ハウジング17の底面105には保持溝101が開口しており、抵抗器55が挿入される。これにより、第1及び第2バスバー19a,19bの前部当接片51と前部弾性脚49とで抵抗器55を挟持し、前部弾性脚49が抵抗器55の一対の接点部(図示せず)に接続される。
そして、図13に示すように、抵抗器55が保持溝101に挿入された後、連結部53が第1バスバー19と第2バスバー19とにおいてカットされる。
図13に示すように、連結部53がカットされた2つの第1及び第2バスバー19a,19bは、図14に示す回路を構成する。即ち、第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23は、抵抗器55を介して第1の圧接刃43と第2の圧接刃43に接続される。ここで、第1の圧接刃43と第2の圧接刃43とには、図示しない制御装置により+極と−極が自在に切り換えられる。これにより、青色の第1半導体発光素子21または赤色の第2半導体発光素子23が切換点灯される。なお、第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23は、同時には点灯されない。
第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23を装着したハウジング17は、図3に示したレンズカバー13に装着される。レンズカバー13の後端面にはハウジング挿入開口107が形成されている。レンズカバー13に挿入されたハウジング17は、圧接刃43がレンズカバー13の内部で後方に向かって突出している。
ハウジング17を装着したレンズカバー13には図2に示す電線ホルダー15がハウジング挿入開口107から挿入される。電線ホルダー15の3方の外面にはコ字状の電線保持溝109が2箇所に形成されている。それぞれの電線保持溝109には被覆付き電線29がコ字状に曲げられて装着される。電線ホルダー15の前面にはそれぞれの電線保持溝109を跨って、水平な圧接刃進入スリット111が形成されている。これにより、電線ホルダー15がレンズカバー13に挿入されると、レンズカバー13の内部で後方に向かって突出した第1及び第2バスバー19a,19bの圧接刃43が、圧接刃進入スリット111に進入し、圧接刃43と電線29の導体とが接続されるようになされている。
レンズカバー13に挿入された電線ホルダー15は、レンズカバー13の側部に形成される係止穴113に、側面に突設した係止爪115を係止して、レンズカバー13からのハウジング17と、電線ホルダー自身との離脱が規制される。レンズカバー13に、ハウジング17、電線ホルダー15が装着されることで図1に示す照明ユニット11が構成される。
このようにして組付けられた照明ユニット11の構造では、同一形状の2つの第1バスバー19a及び第2バスバー19bが近接して平行に並んでハウジング17に収容される。第1バスバー19a及び第2バスバー19bの間には、発光色の異なる第1半導体発光素子21と第2半導体発光素子23がそれぞれのバスバーの隣接する左右接触バネ片35a,37a,35b,37bに接続され、挿入方向にオフセットされた位置に組み込まれる。第1半導体発光素子21と第2半導体発光素子23が切換点灯されると、導光部25を透過する出射光の色が変更される。この際、同一形状に形成したそれぞれのバスバーが近接しているので、ユニットの大型化が抑制されながら、2つの第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23が近づき、それぞれの出射光の光束断面が近接する。
また、照明ユニット11では、一対の左右接触バネ片35が上下段で二対形成された第1バスバー19aと第2バスバー19bとが、壁部71を挟んで平行に並んでハウジング17に配置される。それぞれのバスバーにおける左右上下4つの左右接触バネ片35a,37a,35b,37bは、壁部71の両側で壁部71に沿って突設される。第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23は、バネ先端側からハウジング17に挿入されるが、所定位置まで挿入されると、左右の第1及び第2バスバー19a,19bの間に介在する壁部71に当たる。この際、壁部71には、左右接触バネ片35a,37a,35b,37bの上下段で挿入方向にずれた階段部75が形成されていることにより、上段の第1半導体発光素子21は奥まで挿入され、下段の第2半導体発光素子23は第1半導体発光素子21よりも手前で階段部75に当たって位置決めされる。
これにより、第1半導体発光素子21と第2半導体発光素子23とは、挿入方向にオフセットされ、しかも、近接した位置に配置される。このように、2つの第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23は、ハウジング17に階段部75が形成されているので、挿入方向に対して近接して確実に位置決めされる。また、同一形状の2つの第1及び第2バスバー19a,19bが近接しているので、挿入方向に直交する方向にも近接して位置決めされる。その結果、第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23を、相互に重ならない位置で且つ最小設置面積でインジケータ等に設置することが可能となる。
従って、本実施形態に係る照明ユニット11の構造によれば、一種類のバスバーで表面実装用の第1半導体発光素子21及び第2半導体発光素子23を接続でき、しかも、発光色を青色と赤色に変更可能としながらユニットを大型化せず、大きな導光部25を不要にできる。
本発明の照明ユニットの構造は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
11…照明ユニット
13…レンズカバー(カバー)
17…ハウジング
19a…第1バスバー
19b…第2バスバー
21…第1半導体発光素子
23…第2半導体発光素子
25…導光部
35a,35b,37a,37b…左右接触バネ片
71…壁部
73…バネ先端
75…階段部

Claims (2)

  1. 離間する一対の平行な左右接触バネ片が上下段で二対形成され、ハウジングに挿入されることで前記離間の方向に平行に並んで配置される2つの同一形状の第1バスバー及び第2バスバーと、
    前記ハウジングに挿入され前記第1バスバー及び前記第2バスバーの隣接する上段の一対の前記左右接触バネ片に接続される第1半導体発光素子と、
    前記第1半導体発光素子に対し挿入方向にオフセットされた位置で前記ハウジングに挿入され、前記第1バスバー及び前記第2バスバーの隣接する下段の一対の前記左右接触バネ片に接続されて前記第1半導体発光素子と異なる色に点灯する第2半導体発光素子と、
    前記ハウジングが内方に挿入され、前記第1半導体発光素子及び前記第2半導体発光素子からの出射光が透過する導光部を備えるカバーと、
    を備えることを特徴とする照明ユニットの構造。
  2. 前記ハウジングには前記第1バスバーと前記第2バスバーとに挟まれる壁部が形成され、
    前記左右接触バネ片は前記壁部に沿う同一方向でバネ先端が自由端となって突出し、
    前記壁部には、前記左右接触バネ片のバネ先端側から挿入される前記第1半導体発光素子及び前記第2半導体発光素子を前記挿入方向にオフセットされた位置に位置決めする階段部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明ユニットの構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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