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JP2013173313A - インクジェット記録装置及び方法並びに衛生用品の製造方法 - Google Patents

インクジェット記録装置及び方法並びに衛生用品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】長い時間画像を印字する際に、複数のヘッドユニットの不具合の発生を未然に防止し、各ヘッドユニットの負荷の軽減し、かつ画質の低下を招かないようにする。
【解決手段】2つのヘッドユニットA,Bを印字位置に保持して印字動作させる第1の動作モードと、ヘッドユニットA、Bのうちの1つのヘッドユニットをメンテナンス位置に退避させ、残りのヘッドユニットを印字位置に保持して印字動作させる第2の動作モードとを交互に繰り返し、第2の動作モードに切り替わる毎に、ヘッドユニットを順次メンテナンス位置に退避させてメンテナンスを行う。また、第1の動作モード時に2つのヘッドユニットA,Bで不織布102に画像を印字する際に、1つの製品に対応する印字領域毎にヘッドユニットA、Bのうちの一方を交互に割り当てて画像を印字させ、良好な画像の印字を可能にする。
【選択図】 図5

Description

本発明はインクジェット記録装置及び方法並びに衛生用品の製造方法に係り、特に長尺の記録媒体に対して長時間連続的に画像を印字する技術に関する。
衛生用品等の原材料のPP(ポリプロピレン)不織布は数キロメートルと長く、このPP不織布にインクジェット法で印字する場合には、連続して印字する時間が長く(例えば、数10分近く)なる。この場合、1つのヘッドユニットで印字し、吐出不良が発生すると、印字ができなくなる。吐出不良を解消するためのメンテナンスを行うと、この間に印字が停止(生産ラインが停止)することになり、生産性が低下するという問題がある。
そこで、2以上のヘッドユニットを使用し、吐出不良が発生する前に別ユニットに切り替え、生産性の向上を図ることが望ましい。
また、この種のPP不織布の搬送速度は非常に速い(例えば、数100m/min)ため、高速で搬送されるPP不織布にインクジェット法で印字する場合には、かなりの高周波での印字が必要となる。更に、ヘッドの吐出液滴サイズが大きいことから(80pl前後)、高周波印字を1ヘッドで実施することは連続吐出が保証されている範囲でも不具合の出る可能性があり、できれば高周波印字が連続する時間を短縮することが望ましい。
従来、複数のヘッドユニットを有するインクジェット記録装置として、特許文献1〜3に記載のものがある。
特許文献1〜3に記載のインクジェット記録装置は、複数のヘッドユニットをそれぞれ記録媒体の搬送方向に沿って配置し、複数のヘッドユニットを記録動作中に各々独立にメンテナンス処理可能にし、ヘッドユニットのメンテナンス処理時に画像の印字動作を中断しないようにしている。
また、特許文献1には、2つラインヘッドを同時に使用して画像を記録する記載もある(特許文献1の請求項12、段落[0050])。即ち、通常の画像記録動作時は、2つのラインヘッドを共に使用し、複数のライン画像を同時に形成することにより、より高速の画像記録を可能にしている。
特開2004−268511号公報 特開2009−6685号公報 特表2008−516807号公報
特許文献1に記載の発明は、2つラインヘッドを各々独立にメンテナンス処理可能にすることにより、ヘッドユニットのメンテナンス処理時にも画像の印字動作を中断しないようにすることができ、その一方、2つラインヘッドを同時に使用することにより、高速印字にも対応するこができるが、高速印字を可能にするために、2つのラインヘッドで1ライン毎に順次分担して画像を印字すると、奇数ラインの画像と偶数ラインの画像とが大きくずれ、画質が低下するおそれがある。
また、2つのラインヘッドは、それぞれ独立してメンテナンス位置と印字位置との間を移動してメンテナンス処理されるため、2つラインヘッドを同時に使用する場合には、2つのラインヘッドの位置決め精度を高くする必要があるが、2つのラインヘッドの位置決め誤差を、ラインヘッドのノズル列の方向(主走査方向)及び記録媒体の搬送方向(副走査方向)ともに、ドット間ピッチよりも小さい範囲内にするのは非常に難しい。
また、特許文献2、3に記載の発明は、特許文献1に記載の発明と同様にヘッドユニットのメンテナンス処理時にも画像の印字動作を中断しないようにすることができるが、常に1つのヘッドユニットのみで印字を行い、必ず1つのヘッドユニットが印字を行わないこととなるため、その分だけ装置としては無駄が発生していることとなる。更に、1つのヘッドユニットで高周波印字を連続的に実施している時間が長くなり、不具合が発生する可能性が高くなる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、記録媒体に長い時間画像を印字する際に、複数のヘッドユニットの不具合の発生を未然に防止することができるとともに、各ヘッドユニットの負荷を軽減し、かつ画質の低下を招かないようにすることができるインクジェット記録装置及び方法並びに衛生用品の製造方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明の一の態様に係るインクジェット記録装置は、記録媒体にインクを打滴することにより印字を行う複数のヘッドユニットであって、記録媒体の搬送方向に沿って配置される複数のヘッドユニットと、記録媒体に対して印字する印字位置とメンテナンスを行うメンテナンス位置との間で、複数のヘッドユニットを個別に移動させるユニット移動機構と、複数のヘッドユニットを印字位置に保持して第1の期間印字動作させる第1の動作モードと複数のヘッドユニットのうちの少なくとも1つのヘッドユニットをメンテナンス位置に退避させ、残りのヘッドユニットを印字位置に保持して第2の期間印字動作させる第2の動作モードとを含み、第1の動作モードと第2の動作モードとを交互に繰り返すようにユニット移動機構を制御する第1の制御手段であって、第2の動作モードに対応して複数のヘッドユニットが順番にメンテナンス位置に移動するようにユニット移動機構を制御する第1の制御手段と、複数のヘッドユニットが退避するメンテナンス位置に配設され、退避したヘッドユニットのメンテナンスを行うメンテナンス手段と、第1の動作モードの第1の期間中に印字位置に保持された複数のヘッドユニットをそれぞれ印字動作させる第1の印字制御と、第2の動作モードの第2の期間中に前記印字位置に保持された残りのヘッドユニットを印字動作させる第2の印字制御とを行う第2の制御手段であって、前記印字位置に保持された複数のヘッドユニットで前記記録媒体に連続して画像を印字する際に、少なくとも1つの画像が印字される印字領域毎に前記複数のヘッドユニットを順次割り当てて画像を印字させる第2の制御手段と、を備えている。
本発明の一の態様によれば、複数のヘッドユニットを印字位置に保持して第1の期間印字動作させる第1の動作モードと、複数のヘッドユニットのうちの少なくとも1つのヘッドユニットをメンテナンス位置に退避させ、残りのヘッドユニットを印字位置に保持して第2の時間印字動作させる第2の動作モードとを交互に繰り返し、第2の動作モードに切り替わる毎に、順次メンテナンス位置に退避させられるヘッドユニットのメンテナンスを行うようにし、記録媒体に長い時間画像を印字する場合であっても、複数のヘッドユニットの不具合の発生を未然に防止するようにしている。また、第1の動作モードの第1の期間は、印字位置に保持された複数のヘッドユニットによる印字を実施し、各ヘッドユニットの負荷を軽減し、第2の動作モード時にヘッドユニットで高周波印字を連続的に実施する時間を短縮できるようにしている。更に、印字位置に保持された複数のヘッドユニットで記録媒体に連続して画像を印字する際に、少なくとも1つの画像が印字される印字領域毎に複数のヘッドユニットを割り当てて画像を印字させるようにしたため、印字領域毎に印字される画像は、1つのヘッドユニットのみで印字されることになり、各ヘッドユニットの印字位置への位置決め精度の影響を受けず、良好な画像の印字を行うことができる。
本発明の他の態様に係るインクジェット記録装置において、第2の動作モードの第2の期間が、第2の期間中にメンテナンス位置に移動させられたヘッドユニットの、メンテナンス手段によりヘッドユニットの吐出性能を回復させるための動作を開始してから回復させるための動作が終了するまでの時間であることが好ましい。これにより、第2の動作モードの第2の期間を最短時間にすることができる。
本発明の更に他の態様に係るインクジェット記録装置において、複数のヘッドユニットの数をn個、各ヘッドユニットをメンテナンスするメンテナンス周期をTとすると、第1の制御手段は、n個のヘッドユニットを、T/n時間が経過する毎に順番にメンテナンス位置に移動させるべくユニット移動機構を制御することが好ましい。これにより、複数のヘッドユニットをそれぞれ均等の時間間隔でメンテナンスすることができる。
本発明の更に他の態様に係るインクジェット記録装置において、印字位置に保持される複数のヘッドユニットの記録媒体の搬送方向の間隔は、記録媒体の1つの印字領域の搬送方向の長さの整数倍であることが好ましい。これにより、複数のヘッドユニットで印字する際の印字データとして、各ヘッドユニットに同じ印字データを送信することで印字が可能となり、システムのコストダウンを図ることができる。
本発明の更に他の態様に係るインクジェット記録装置において、複数のヘッドユニットの各ヘッドユニットは、同じ色のインクを打滴する複数のラインヘッドであって、記録媒体の搬送方向と交差する方向に沿って平行に配置され、かつ各ラインヘッドのノズルが搬送方向と一致するように配置された複数のラインヘッドを有し、第2の制御手段による第1の印字制御及び第2の印字制御は、記録媒体に印字する画像に対応するラスタ画像中のライン画像を、複数のラインヘッドで分担して印字させることが好ましい。これにより、複数のラインヘッドの搬送方向と一致した方向にあるノズルを連続して動作させないようにすることができ、その結果、ノズルを駆動する周波数に比べて1ライン分の印字の周波数を高くすること(即ち、高周波での印字)ができる。
本発明の更に他の態様に係るインクジェット記録装置において、記録媒体は不織布であり、インクは、不織布との定着性をよくする部材が混合されていることが好ましい。一般に、不織布はインクが定着しにくいため、インクには不織布との定着性をよくする部材が混合されていることが好ましい。
本発明の更に他の態様に係るインクジェット記録装置において、複数のヘッドユニットは、不織布を材料とする衛生用品の生産ラインの途中に配設されるものである。上記生産ラインにおいて、不織布が長時間連続して搬送されても、良好に画像を印字することができる。
本発明の更に他の態様に係るインクジェット記録方法は、記録媒体にインクを打滴することにより印字を行う複数のヘッドユニットを、前記記録媒体の搬送方向に沿った各印字位置に移動させる工程と、印字位置の複数のヘッドユニットを、それぞれ第1の期間印字動作させる第1の印字工程と、第1の期間経過後、印字位置に位置する複数のヘッドユニットのうちの少なくとも1つのヘッドユニットをメンテナンス位置に移動させる工程と、メンテナンス位置に移動したヘッドユニット以外の残りのヘッドユニットを、第2の期間印字動作させる第2の印字工程と、メンテナンス位置に移動させられたヘッドユニットのメンテナンスを行うメンテナンス工程と、を含み、第1の印字工程と第2の印字工程とを繰り返すとともに、第2の期間中に前記メンテナンス位置に移動させるヘッドユニットを順次切り替え、記録媒体の搬送方向に連続した複数の画像を順次印字する際に、印字する単位長さ毎に印字位置に保持された複数のヘッドユニットを順次割り当てて画像を印字させるようにしている。
本発明の更に他の態様に係るインクジェット記録方法において、第2の期間が、第2の期間中にメンテナンス位置に移動させられたヘッドユニットの吐出性能を回復させるための動作を開始してから回復させるための動作が終了するまでの時間であることが好ましい。
本発明の更に他の態様に係るインクジェット記録方法において、複数のヘッドユニットの各ヘッドユニットは、同じ色のインクを打滴する複数のラインヘッドであって、記録媒体の搬送方向と交差する方向に沿って平行に配置され、かつ各ラインヘッドのノズルが搬送方向と一致するように配置された複数のラインヘッドを有し、第1の印字工程及び第2の印字工程は、記録媒体に印字する画像に対応するラスタ画像中のライン画像を、複数のラインヘッドで分担して印字させることが好ましい。
本発明の更に他の態様に係るインクジェット記録方法において、記録媒体は不織布であり、インクは、不織布との定着性をよくする部材が混合されていることが好ましい。
本発明の更に他の態様に係るインクジェット記録方法において、複数のラインヘッドは、不織布を材料とする衛生用品の生産ラインの途中に配設されるものである。
本発明の更に他の態様に係る衛生用品の製造方法は、上記インクジェット記録方法により当該不織布に画像を記録するようにしている。
本発明によれば、複数のヘッドユニットを印字位置に保持して第1の期間印字動作させる第1の動作モードと、複数のヘッドユニットのうちの少なくとも1つのヘッドユニットをメンテナンス位置に退避させ、残りのヘッドユニットを印字位置に保持して第2の時間印字動作させる第2の動作モードとを交互に繰り返し、第2の動作モードに切り替わる毎に、順次メンテナンス位置に退避させられるヘッドユニットのメンテナンスを行うようにしたため、印字を中断することなく記録媒体に長い時間画像を印字することができ、かつ複数のヘッドユニットの不具合の発生を未然に防止することができる。
また、前記第1の動作モードの第1の期間は、印字位置に保持された複数のヘッドユニットによる印字を実施するため、各ヘッドユニットの負荷を軽減することができ、1つのヘッドユニットのみで高周波印字を連続的に実施する時間を短縮することができる。更に、記録媒体の搬送方向に連続した複数の画像を、印字位置に保持された複数のヘッドユニットで順次印字する際に、印字する単位長さ毎に複数のヘッドユニットを順次割り当てて画像を印字させるようにしたため、単位長さの記録媒体に印字される画像は、1つのヘッドユニットのみで印字されることになり、各ヘッドユニットの印字位置への位置決め精度の影響を受けず、良好な画像の印字を行うことができる。
本発明に係るインクジェット記録装置の第1の実施形態の要部の概略構成図 図1に示したインクジェット記録装置の平面図 クロ(K)のインクを吐出する3つのラインヘッドのノズル部の要部拡大図 不織布に印字される画像(絵)の一例を示す図 2つのヘッドユニットA、Bの4つの動作状態を示す図 印字位置の2つのヘッドユニットA、Bの配置間隔の一例を示す図 2つのヘッドユニットA、Bの第1の動作モード及び第2の動作モードにおける印字動作を示すタイミングチャート インクジェット記録装置の制御系の概略構成を示すブロック図 第1の実施形態のインクジェット記録装置による印字動作及びメンテナンス動作を示すフローチャート 2つのヘッドユニットA、Bの印字動作及びメンテナンス動作を示すタイミングチャート 第2の実施形態のインクジェット記録装置による印字動作及びメンテナンス動作を示すフローチャート ヘッドユニットA、B、Cの印字動作及びメンテナンス動作を示すタイミングチャート 第2の実施形態のインクジェット記録装置による印字動作及びメンテナンス動作の変形例を示すフローチャート ヘッドユニットA、B、Cの印字動作及びメンテナンス動作の変形例を示すタイミングチャート
以下、添付図面に従って本発明に係るインクジェット記録装置及び方法並びに衛生用品の製造方法の実施の形態について説明する。
[インクジェット記録装置の概略構成]
図1及び図2はそれぞれ本発明に係るインクジェット記録装置の第1の実施形態の要部の概略構成図であり、図1はインクジェット記録装置の側面図、図2はインクジェット記録装置の平面図である。
図1において、インクジェット記録装置100は、紙おむつ、衛生マスク、生理用品などの衛生用品等の原材料のPP(ポリプロピレン)不織布102を記録媒体とするインクジェット記録装置であり、衛生用品の生産ラインの途中のローラ110、112間にヘッドユニットA、Bが配設されている。
ローラ110、112には、不織布102の浮きを防止するための押圧ローラ120、124が当接している。また、ローラ112には、不織布102の搬送速度を検出するための速度センサ174が配設されている。
上記不織布102は、1ロールが数キロメールの長さを有し、数100m/分の高速で連続的に搬送される。
図2に示すように、ヘッドユニットA、Bは、それぞれ同じ構成のもので、各ヘッドユニットは、同じ色のインク(インク)を打滴する複数(3本)のラインヘッドを備えている。この実施形態では、不織布102の搬送方向の上流側から、クロ(K)のインクを吐出するラインヘッド106K、106K、106K、イエロ(Y)のインクを吐出するラインヘッド106Y、106Y、106Y、マゼンタ(M)のインクを吐出するラインヘッド106M、106M、106M、及びシアン(C)のインクを吐出するラインヘッド106C、106C、106Cを備えている。
また、不織布102の搬送路と並行して、ヘッドユニットA、Bのメンテナンスを行うメンテナンスゾーン130が設けられている。
各ヘッドユニットA、Bは、それぞれ独立して不織布102に対して印字する印字位置(図2に示す位置)と、メンテナンスゾーン130内のメンテナンス位置との間で、図示しないユニット移動機構142(図8)により移動できるようになっている。
ユニット移動機構142は、各ヘッドユニットA、Bをそれぞれ図2上で左右方向に移動自在に支持するガイド部材と、ヘッドユニットA、Bにベルトやギア列等を介して個別に駆動力を伝達し、ガイド部材に沿って移動させる周知の駆動部等で構成することができる。
メンテナンスゾーン130には、各ヘッドユニットA、Bのメンテナンスを行うメンテナンス部140(図8)が設けられている。メンテナンス部140は、メンテナンスゾーン130に退避させられたヘッドユニットA、又はBに対して所要のメンテナンス処理を行う部分であり、ヘッドユニットを構成するラインヘッドの予備吐出やインク吐出面を、処理液を介在させてワイパーにより払拭するワイピング、ノズル吸引といった処理を行い、吐出異常の発生を未然に防ぎ、あるいは吐出異常を速やかに回復させる。
図3はクロ(K)のインクを吐出するラインヘッド106K、106K、106Kのノズル部の要部拡大図である。
図3に示すように、ラインヘッド106K、106K、106Kは、不織布の搬送方向と交差する方向(この実施形態では、直交する方法)に沿って平行に配置され、かつラインヘッド106K、106K、106Kのノズル(1,2,3、…)が、搬送方向と一致するように配置されている。尚、他の色に対応するラインヘッドも同様に配置されている。また、図3に示す実施形態では、ラインヘッドの長手方向に沿って複数のノズルが一列に配置されているが、同方向に複数のノズルを二列の千鳥配置されたものでも適用できる。
不織布102が、ヘッドユニットA、Bの各ラインヘッドの直下を通過する適宜のタイミングでノズルからKYMCの各色のインクを吐出させることにより、不織布102に対して所望のカラー画像を描画することができる。
また、この実施形態のインクジェット記録装置100に使用される各色のインクは、不織布102との定着性をよくする部材が混合されているものが使用される。これは、PPがインクをはじくことからPPとの定着性を良くするためである。例えば、インクに重合性化合物、重合開始剤等を含有させることにより定着性を維持するものが知られている(特開2006−312711号公報、特開2007−238648号公報)。
図4はインクジェット記録装置100により不織布102に描画される画像(絵)の一例を示している。図4に示すように、インクジェット記録装置100は、不織布102に割り当てられた1つの製品の長さLの印字領域毎に同じ絵を繰り返し描画するが、1つの製品に対する絵を描画する際に、12個のラインヘッド(図2参照)を使用する。
ここで、1ライン分のライン画像の印字周期をΔt、不織布102に印字される画像の搬送方向のドット間ピッチをΔp(μm)、不織布102の搬送速度をV(m/秒)とすると、Δt=Δp/V(10−6秒)となる。前述したように、不織布102の搬送速度Vは非常に速いため、1ライン分の印字の周波数は高くなる(即ち、高周波での印字)となる。
一方、図3に示すように、ノズルが搬送方向と一致するように配置された、同じ色のインクを打滴するラインヘッドが3本あるため、搬送方向が一致する3つのノズルからインクを打滴する周期は、前記1ライン分のライン画像の印字周期Δtの3倍以上にすることができる。これにより、大きな液滴サイズ(80pl前後)のインクを吐出する場合でも、十分に各ノズルを駆動することができ、高周波印字を行うことができる。
尚、図3に示したようにラインヘッド106Kは、ラインヘッド106Kよりも距離hだけ搬送方向の下流側に配置され、ラインヘッド106Kは、ラインヘッド106Kよりも距離2hだけ搬送方向の下流側に配置されているため、同じライン画像を3つのラインヘッド106Ka、106K、106Kのノズルで分担して印字する場合の印字タイミングは、ラインヘッド106Kでのタイミングに対してラインヘッド106K、106Kのタイミングをそれぞれ距離h、距離2hに対応する遅延時間だけ遅らせる。
上記の例は、クロのインクを打滴するラインヘッド106K、106K、106Kについて説明したが、他の色に対応するラインヘッド106Y、106Y、106Y、ラインヘッド106M、106M、106M、及びラインヘッド106C、106C、106Cも同様に駆動することにより、不織布102にカラー画像を高速で印字することができる。
<インクジェット記録方法>
次に、本発明に係るインクジェット記録方法を原理的に説明する。
図5(a)から(d)は、それぞれヘッドユニットA、Bの4つの動作状態に関して示している。
図5(a)は、メンテナンスゾーン130に位置していたヘッドユニットBが印字位置に移動(復帰)し、2つのヘッドユニットA、Bにより不織布102に画像を印字する状態に関して示している。この状態で、一定時間(例えば、4〜5分)印字が行われると、図5(b)に示すようにヘッドユニットAを、印字位置からメンテナンスゾーン130のメンテナンス位置に移動(退避)させ、ヘッドユニットAのメンテナンスを行うとともに、ヘッドユニットAのメンテナンス期間中は、ヘッドユニットBのみで印字を継続して行う。
ヘッドユニットAのメンテナンスが終了すると、図5(c)に示すようにヘッドユニットAを印字位置に移動させ、再び2つのヘッドユニットA、Bによる印字が行われる。この状態で、一定時間印字が行われると、図5(d)に示すようにヘッドユニットBを、印字位置からメンテナンスゾーン130のメンテナンス位置に退避させ、ヘッドユニットBのメンテナンスを行うとともに、ヘッドユニットBのメンテナンス期間中は、ヘッドユニットAのみで印字を継続して行う。
ヘッドユニットBのメンテナンスが終了すると、図5(a)に示すようにヘッドユニットBを印字位置に移動させ、再び2つのヘッドユニットA、Bによる印字が行われる。
以上のヘッドユニットA、Bの4つの動作状態を順次繰り返すことにより、長時間連続して不織布102に画像を印字することができる。
ここで、2つのヘッドユニットA、Bによる印字が行われる動作状態(図5(a)、(c))と、ヘッドユニットA又はBの1つのヘッドユニットによる印字が行われる動作状態(図5(b)、(d))とは、ヘッドユニットの駆動方法が異なる。ここで、2つのヘッドユニットA、Bによる印字が行われる動作状態の動作モードを「第1の動作モード」といい、ヘッドユニットA又はBの1つのヘッドユニットのみによる印字が行われる動作状態の動作モードを「第2の動作モード」といい、以下、第1、第2の動作モードについて詳述する。
図6に示すように、ヘッドユニットA、Bがそれぞれ印字位置に保持されている場合の、ヘッドユニットA、Bの不織布102の搬送方向の間隔は、不織布102に割り当てられた1つの製品の長さLの略整数倍(図6に示す実施形態では、3倍の3L)になるように配置される。
図6において、実線で示した画像(絵)は、不織布102の製品毎の印字領域に印字され、又は印字中の画像を示し、破線で示した画像は、不織布102の製品毎の印字領域に印字される予定の画像を示している。また、画像の中の記号A、Bは、ヘッドユニットA、Bのいずれのヘッドユニットで印字され、又は印字される予定のものかを示している。
図7(a)に示すように第1の動作モードでは、1つの製品の長さLの搬送時間をtとすると、2つのヘッドユニットA、Bは、時間t毎に印字動作と印字休止とを繰り返す。ここで、ヘッドユニットA、Bの間隔は、製品の長さLの整数倍(3倍)になっているため、2つのヘッドユニットA、Bで印字する際に、各ヘッドユニットA,Bに同じ印字データを同じタイミングで送信することで印字することができる。
図6に示すように、2つのヘッドユニットA、Bは、時間tの印字動作中に製品毎の印字領域に個別に画像を印字する。
2つのヘッドユニットA、Bの間隔は、図6に示したように製品の長さLの奇数倍(3倍)離れているため、2つのヘッドユニットA、Bが、時間t毎に同時に印字動作と印字休止とを繰り返すことにより、下流側のヘッドユニットAを通過する不織布102には、製品の長さLの間隔で連続的に画像が印字されることになる。
上記のように2つのヘッドユニットA、Bで不織布102に画像を印字する際に、製品の印字領域毎にヘッドユニットA、又はBを割り当てて画像を印字するようにしたため、1つの画像を2つのヘッドユニットA、Bでライン毎に分担して印字する場合に比べて、画質が低下することなく印字することができる。また、2つのヘッドユニットA、Bの印字位置の主走査方向及び副走査方向の位置決め精度もドット間ピッチ以内の精度が要求されず、ユニット移動機構142のコストダウンを図ることができる。
尚、第1の動作モードでは、2つのヘッドユニットA、Bによる印字動作が行われるが、各ヘッドユニットは印字動作と印字休止とを交互に繰り返すため、連続して高周波印字が行われる時間を短くすることができ、各ヘッドユニットの負荷を軽減することができる。
一方、図7(b)に示すように第2の動作モードでは、ヘッドユニットA、又はBの1つのヘッドユニットのみが連続して(前述した印字休止の期間中も)印字動作を行う。これにより、製品の長さLの間隔で連続的に画像を印字することができる。尚、第1の動作モードと第2の動作モードとは交互に繰り返されるため、1つのヘッドユニットのみで連続して高周波印字を行う時間を短くすることができる。また、第1の動作モードの期間中、印字動作を行っていない他のヘッドユニットは、メンテナンスが行われる。
また、第1の動作モードから第2の動作モードへの切替え時に、不織布102への画像の印字が途切れないように、以下のように切り替え制御を行う。
図6において、不織布102の下流側のヘッドユニットAをメンテナンス位置に退避させる場合には、ヘッドユニットAによる印字が終了する所定時間前から第1の動作モードで動作しているヘッドユニットBを第2の動作モードに切り替え、これによりヘッドユニットAの印字位置に到達する、ヘッドユニットAで印字すべき印字領域には既に画像が印字された状態にする。
一方、不織布102の上流側のヘッドユニットBをメンテナンス位置に退避させる場合には、ヘッドユニットBの退避直前に印字した画像がヘッドユニットAの印字位置を通過後、第1の動作モードで動作しているヘッドユニットAを第2の動作モードに切り替える。
同様に、第2の動作モードから第1の動作モードに切り替える場合にも、ヘッドユニットA、Bで、第2の動作モードから第1の動作モードへの切替えタイミングにタイムラグを設けて切り替える。即ち、下流側のヘッドユニットAを印字位置に復帰させる場合には、第2の動作モードで動作しているヘッドユニットBを早めに第1の動作モードに切り替え、その後、ヘッドユニットAを第1の動作モードで動作させる。また、上流側のヘッドユニットBを印字位置に復帰させる場合には、ヘッドユニットBを第1の動作モードで動作させ、一定時間経過後に第2の動作モードで動作しているヘッドユニットAを第1の動作モードに切り替える。
これにより、第1の動作モードと第2の動作モードとの切替え時に、不織布102への画像の印字が途切れないようにすることができる。尚、ヘッドユニットA、Bの間隔によって上記の切り替えのタイミングが異なることは言うまでもない。
[インクジェット記録装置の制御系の構成]
次に、上記インクジェット記録装置100の制御系について説明する。図8は、インクジェット記録装置100の制御系の概略構成を示すブロック図である。
インクジェット記録装置100は、前述したヘッドユニットA、B、メンテナンス部140(メンテナンス手段)、及びユニット移動機構142の他に、通信インターフェース170、システム制御部172(第1の制御手段、第2の制御手段)、速度センサ174、画像処理部176、ヘッド駆動部178を備えるとともに、RAM(Random Access Memory)180、及びROM(Read Only Memory)182を備えている。
通信インターフェース170は、ホストコンピュータ184から送られてくるラスタ画像データを受信するインターフェース部である。通信インターフェース170は、USB(Universal Serial Bus)などのシリアルインターフェースを適用してもよいし、セントロニクスなどのパラレルインターフェースを適用してもよい。通信インターフェース170は、通信を高速化するためのバッファメモリ(不図示)を搭載してもよい。
システム制御部172は、中央処理装置(CPU)及びその周辺回路等から構成され、所定のプログラムに従ってインクジェット記録装置100の全体を統括制御する制御装置として機能するとともに、各種演算を行う演算装置として機能し、更にRAM180、及びROM182のメモリコントローラとして機能する。
即ち、システム制御部172は、通信インターフェース170、ヘッド駆動部178等の各部を制御し、ホストコンピュータ184との間の通信制御、RAM180、及びROM182の読み書き制御等を行うとともに、上記の各部を制御する制御信号を生成する。
ホストコンピュータ184から送出された画像データは通信インターフェース170を介してインクジェット記録装置100に取り込まれ、画像処理部176によって所定の画像処理が施される。
画像処理部176は、画像データから印字制御用の信号を生成するための各種加工、補正などの処理を行う信号(画像)処理機能を有し、生成した印字データ(ドット画像データ)をヘッド駆動部178に供給する制御部である。
画像処理部176において所要の信号処理が施されると、該印字データ(ハーフトーン画像データ)に基づいて、ヘッド駆動部178を介してヘッドユニットA、Bの各ラインヘッド106の吐出インク量(打滴量)や吐出タイミングの制御が行われる。
これにより、所望のドットサイズやドット配置が実現される。尚、ヘッド駆動部178には、ヘッドユニットA、Bの各ラインヘッド106の駆動条件を一定に保つためのフィードバック制御系を含んでいてもよい。
速度センサ174は、不織布102の搬送速度を検出し、その検出信号をシステム制御部172に出力する。
システム制御部172は、速度センサ174により検出される不織布102の搬送速度に基づいて、ヘッド駆動部178を介してヘッドユニットA、Bの各ラインヘッド106から吐出するインクの吐出タイミングを制御する。
また、システム制御部172は、タイマ回路を有し、タイマ回路により計時される所定の時間毎に第1の動作モードと第2の動作モードとを交互に切り替えてヘッドユニットA、Bによる印字を制御する。
更に、システム制御部172は、第1の動作モードと第2の動作モードとの切り替え時にユニット移動機構142を制御し、ヘッドユニットA、又はBを印字位置とメンテナンス位置との間で移動させるとともに、第2の動作モードの期間中、メンテナンス位置に退避させたヘッドユニットのメンテナンスをメンテナンス部140により実行させる。
RAM180は、通信インターフェース170を介して入力された画像データを一旦格納する一時記憶手段としての機能や、ROM182に記憶されている各種プログラムの展開領域及びCPUの演算作業領域(例えば、画像処理部176の作業領域)としての機能を有している。
ROM182は、システム制御部172のCPUが実行するプログラムや、装置各部の制御に必要な各種データ、制御パラメータなどが格納されており、システム制御部172を通じてデータの読み書きが行われる。ROM182は、半導体素子からなるメモリに限らず、ハードディスクなど磁気媒体を用いてもよい。また、外部インターフェースを備え、着脱可能な記憶媒体を用いてもよい。
パラメータ記憶部190は、インクジェット記録装置100の動作に必要な各種制御パラメータが記憶されている。システム制御部172は、制御に必要なパラメータを適宜読み出すとともに、必要に応じて各種パラメータの更新(書替え)を実行する。
プログラム格納部192は、インクジェット記録装置100を動作させるための制御プログラムが格納されている記憶手段である。システム制御部172(又は装置各部)は、装置各部の制御を実行する際にプログラム格納部192から必要な制御プログラムが読み出され、該制御プログラムは適宜実行される。
<第1の実施形態>
次に、上記構成の第1の実施形態のインクジェット記録装置100による印字動作及びメンテナンス動作について説明する。
図9はインクジェット記録装置100による印字動作及びメンテナンス動作を示すフローチャートであり、以下、図9のフローチャートにしたがって説明する。
[ステップS10]
第1の動作モードに切り替え、2つのヘッドユニットA、Bによる印字を行わせる。そして、印字開始から所定の時間t(例えば、4〜5分)経過すると、ヘッドユニットAのメンテナンスを行うべく、ステップS12に遷移させる。
[ステップS12]
第2の動作モードに切り替え、1つのヘッドユニットBのみによる印字を行わせるとともに、ヘッドユニットAのメンテナンスを開始させる。メンテナンス開始から所定の時間t(例えば、2〜3分)が経過すると、メンテナンスが終了し、ヘッドユニットAによる印字が可能になり、ステップS14に遷移させる。
[ステップS14]
第1の動作モードに切り替え、2つのヘッドユニットA、Bによる印字を行わせる。そして、印字開始から時間t経過すると、ヘッドユニットBのメンテナンスを行うべく、ステップS16に遷移させる。
[ステップS16]
第2の動作モードに切り替え、1つのヘッドユニットAのみによる印字を行わせるとともに、ヘッドユニットBのメンテナンスを開始させる。メンテナンス開始から時間tが経過すると、メンテナンスが終了し、ヘッドユニットBによる印字が可能になり、ステップS10に遷移させる。
上記ステップS10からステップS16の処理を、不織布102への全ての印字が終了するまで繰り返し実行する。
図10は上記ヘッドユニットA、Bの印字動作及びメンテナンス動作を示すタイミングチャートである。
図10(a)に示すように2つのヘッドユニットA、Bが印字動作する期間(第1の動作モードの期間)をt、1つのヘッドユニットのみが印字動作する期間(第2の動作モードの期間)をtとすると、第1の動作モードで時間tの期間印字動作が行われると、次に第2の動作モードで時間tの期間印字動作が行われ、これが交互に繰り返される。また、第2の動作モードでは、1つのヘッドユニットA、又はBのみで印字動作が行われるが、他のヘッドユニットはその間、メンテナンスが行われる。
ここで、図10(b)及び(c)に示すように、第2の動作モードでの印字時間tと、メンテナンス部140によりヘッドユニットA、又はBの吐出性能を回復させるための動作を開始してから回復させるための動作が終了するまでの時間とが略同一になっており、メンテナンスが終了して印字可能になると、直ちに印字位置に復帰して第1の動作モードでの印字が再開される。
いま、ヘッドユニットA、Bのメンテナンスの周期をTとすると、AとヘッドユニットBとは、T/2時間だけ時間をずらして交互にメンテナンスに入る(図10(b)、(c))。また、上記第1の動作モードでの印字時間t1と第2の動作モードでの印字時間tとを合計した時間は、T/2時間となる。
尚、図10では、第1の動作モードでの印字時間tと第2の動作モードでの印字時間tとが略同じ時間になっているが、2つのヘッドユニットA、Bが動作する第1の動作モードでの印字時間tを、1つのヘッドユニットのみが動作する第2の動作モードでの印字時間tよりも長くすることが好ましい。
<第2の実施形態(その1)>
第2の実施形態のインクジェット記録装置は、3つのヘッドユニットA、B、Cを備えている。尚、第2の実施形態のインクジェット記録装置は、第1の実施形態とはヘッドユニットの数が異なり、その結果、インクジェット記録装置による印字動作及びメンテナンス動作が異なる。
図11は第2の実施形態のインクジェット記録装置による印字動作及びメンテナンス動作を示すフローチャートであり、以下、図11のフローチャートにしたがって説明する。
[ステップS20]
3つのヘッドユニットA、B、Cを印字動作させる第1の動作モードに切り替え、3つのヘッドユニットA、B、Cによる印字を行わせる。そして、印字開始から所定の時間t経過すると、ヘッドユニットAのメンテナンスを行うべく、ステップS22に遷移させる。
[ステップS22]
3つのヘッドユニットA、B、Cのうちの2つのヘッドユニットを印字動作させる第2の動作モードに切り替え、2つのヘッドユニットB、Cによる印字を行わせるとともに、ヘッドユニットAのメンテナンスを開始させる。メンテナンス開始から時間tが経過すると、メンテナンスが終了し、ヘッドユニットAによる印字が可能になり、ステップS24に遷移させる。
[ステップS24]
第1の動作モードに切り替え、3つのヘッドユニットA、B、Cによる印字を行わせる。そして、印字開始から時間t経過すると、ヘッドユニットBのメンテナンスを行うべく、ステップS26に遷移させる。
[ステップS26]
第2の動作モードに切り替え、2つのヘッドユニットA、Cによる印字を行わせるとともに、ヘッドユニットBのメンテナンスを開始させる。メンテナンス開始から時間tが経過すると、メンテナンスが終了し、ヘッドユニットBによる印字が可能になり、ステップS28に遷移させる。
[ステップS28]
第1の動作モードに切り替え、3つのヘッドユニットA、B、Cによる印字を行わせる。そして、印字開始から時間t経過すると、ヘッドユニットCのメンテナンスを行うべく、ステップS30に遷移させる。
[ステップS30]
第2の動作モードに切り替え、2つのヘッドユニットA、Bによる印字を行わせるとともに、ヘッドユニットCのメンテナンスを開始させる。メンテナンス開始から時間tが経過すると、メンテナンスが終了し、ヘッドユニットCによる印字が可能になり、ステップS32に遷移させる。
[ステップS32]
第1の動作モードに切り替え、3つのヘッドユニットA、B、Cによる印字を行わせる。そして、印字開始から時間t経過すると、ヘッドユニットAのメンテナンスを行うべく、ステップS22に遷移させる。
その後、上記ステップS22からステップS32の処理を、不織布102への全ての印字が終了するまで繰り返し実行する。
図12は上記ヘッドユニットA、B、Cの印字動作及びメンテナンス動作を示すタイミングチャートである。
図12(a)に示すように3つのヘッドユニットA、B、Cが印字動作する期間(第1の動作モードの期間)をt、2つのヘッドユニットが印字動作する期間(第2の動作モードの期間)をtとすると、第1の動作モードで時間tの期間印字動作が行われると、次に第2の動作モードで時間tの期間印字動作が行われ、これが交互に繰り返される。また、第2の動作モードでは、3つのヘッドユニットA、B、Cのうちのいずれか1つのヘッドユニットがメンテナンスされるが(図12(b)、(c)、(d))、残りのヘッドユニットで印字動作が継続して行われる。
いま、ヘッドユニットA、B、Cのメンテナンスの周期をTとすると、ヘッドユニットA、B、Cは、T/3時間だけ時間をずらして順番にメンテナンスに入る(図12(b)、(c)、(d))。また、上記第1の動作モードでの印字時間t1と第2の動作モードでの印字時間tとを合計した時間は、T/3時間となる。
上記第2の実施形態では、第2の動作モードの場合でも2つのヘッドユニットが印字動作するため、第1の実施形態と同様に2つのヘッドユニットを駆動(図7(a)に示したように印字動作と印字休止とを繰り返して駆動)することができるが、第1の動作モードでは、第2の動作モードよりも更に印字休止期間を長くすることができる。
<第2の実施形態(その2)>
次に、3つのヘッドユニットA、B、Cを備えたインクジェット記録装置による印字動作及びメンテナンス動作の変形例について説明する。
図13は第2の実施形態のインクジェット記録装置による印字動作及びメンテナンス動作の変形例を示すフローチャートであり、以下、図13のフローチャートにしたがって説明する。
[ステップS40]
まず、3つのヘッドユニットA、B、Cを印字動作させる。そして、印字開始から所定の時間t経過すると、ヘッドユニットAのメンテナンスを行うべく、ステップS42に遷移させる。
[ステップS42]
3つのヘッドユニットA、B、Cのうちの2つのヘッドユニットを印字動作させる第1の動作モードに切り替え、2つのヘッドユニットB、Cによる印字を行わせるとともに、ヘッドユニットAのメンテナンスを開始させる。メンテナンス開始から時間tが経過すると、ヘッドユニットBのメンテナンスを行うべく、ステップS44に遷移させる。
[ステップS44]
3つのヘッドユニットA、B、Cのうちの1つのヘッドユニットのみを印字動作させる第2の動作モードに切り替え、ヘッドユニットCのみによる印字を行わせるとともに、ヘッドユニットBのメンテナンスを開始させ、ヘッドユニットBのメンテナンス開始から時間tが経過すると、ヘッドユニットAのメンテナンスが終了し、ヘッドユニットAによる印字が可能になり、ステップS46に遷移させる。
[ステップS46]
第1の動作モードに切り替え、2つのヘッドユニットA、Cによる印字を行わせ、ヘッドユニットBのメンテナンス開始から時間T/3(=t+t)経過すると、ヘッドユニットCのメンテナンスを行うべく、ステップS48に遷移させる。
[ステップS48]
第2の動作モードに切り替え、ヘッドユニットAのみによる印字を行わせるとともに、ヘッドユニットCのメンテナンスを開始させ、ヘッドユニットCのメンテナンス開始から時間tが経過すると、ヘッドユニットBのメンテナンスが終了し、ヘッドユニットBによる印字が可能になり、ステップS50に遷移させる。
[ステップS50]
第1の動作モードに切り替え、2つのヘッドユニットA、Bによる印字を行わせ、ヘッドユニットCのメンテナンス開始から時間T/3経過すると、ヘッドユニットAのメンテナンスを行うべく、ステップS52に遷移させる。
[ステップS52]
第2の動作モードに切り替え、ヘッドユニットBのみによる印字を行わせるとともに、ヘッドユニットAのメンテナンスを開始させ、ヘッドユニットAのメンテナンス開始から時間tが経過すると、ヘッドユニットBのメンテナンスが終了し、ヘッドユニットBによる印字が可能になり、ステップS42に遷移させる。
その後、上記ステップS42からステップS52の処理を、不織布102への全ての印字が終了するまで繰り返し実行する。
図14は上記ヘッドユニットA、B、Cの印字動作及びメンテナンス動作の変形例を示すタイミングチャートである。
図14(a)に示すように3つのヘッドユニットA、B、Cのうちの2つのヘッドユニットが印字動作する期間(第1の動作モードの期間)をt、1つのヘッドユニットのみが印字動作する期間(第2の動作モードの期間)をtとすると、第1の動作モードで時間tの期間印字動作させると、次に第2の動作モードで時間tの期間印字動作させ、これが交互に繰り返される。
また、第1の動作モードでは、3つのヘッドユニットA、B、Cのうちの印字動作していない残りの1つのヘッドユニットがメンテナンス中となり、第2の動作モードでは、3つのヘッドユニットA、B、Cのうちの印字動作していない残りの2つのヘッドユニットがメンテナンス中となる。
いま、ヘッドユニットA、B、Cのメンテナンスの周期をTとすると、ヘッドユニットA、B、Cは、T/3時間だけ時間をずらして順番にメンテナンスに入る(図14(b)、(c)、(d))。また、上記第1の動作モードでの印字時間t1と第2の動作モードでの印字時間tとを合計した時間は、T/3時間となる。
この第2の実施形態の変形例によれば、常時、3つのヘッドユニットA、B、Cのうちの1つ又は2つのヘッドユニットがメンテナンスに入っており、これにより1つのヘッドユニットのメンテナンス期間を長く(メンテナンス周期Tの3分の1(T/3)以上)することができる。
[その他]
上記の実施形態では、1つの製品に対応する印字領域(図4に示すように長さLの印字領域)毎に複数のヘッドユニットを割り当てて画像を印字する際に、製品毎の画像をそれぞれ複数のヘッドユニットに割り当てて印字させる場合に限らず、図4に示すように隣接する2つの製品に跨がった長さL内の画像を、1つのヘッドユニットで印字する場合が考えられる。尚、後者の場合、1つの製品内の画像が、2つのヘッドユニットで印字されるため、2つのヘッドユニットで印字される画像の境界部分の連続性(画質)が低下するおそれがあり、前者の方が好ましい。ただし、後者の場合でも、画質が低下するおそれがある箇所は、2つのヘッドユニットで印字される画像の境界部分だけであり、また、印字する画像の境界部分が単色ベタ面の平坦な画像であったり、画像のない部分である場合には問題がない。
また、複数のヘッドユニットにより印字する場合に、各ヘッドユニットの印字領域を、1つの製品に対応する長さL毎に割り当てるようにしたが、これに限らず、複数の製品に対応する長さ(例えば、2つの製品の長さ2L)毎に割り当てるようにしてもよい。
また、各ヘッドユニットは、同じ色のインクを打滴する3つのラインヘッドであって、各ラインヘッドのノズルが副走査方向と一致するように配置された複数のラインヘッドを有しているが、ラインヘッドの数はこの実施形態に限らず、例えば、色毎に1つのラインヘッドを有するものでもよい。
更に、この実施形態では、高速で搬送される不織布の製品毎に同じ画像を印字する例について説明したが、製品毎に異なる画像を印字したり、連続模様を印字する場合にも本発明は適用できる。また、印字する画像は、カラー画像に限らず、単色の画像であってもよい。
更にまた、ヘッドユニットの本数は、この実施形態の2つ又は3つに限定されず、2つ以上であればよい。ここで、ヘッドユニットの数をn個(n:2以上の自然数)、各ヘッドユニットをメンテナンスするメンテナンス周期をTとすると、n個のヘッドユニットは、T/n時間が経過する毎に順番にメンテナンスすることが好ましい。これにより、複数のヘッドユニットをそれぞれ均等の時間間隔でメンテナンスすることができる。
また、本発明は不織布への印字に限らず、例えば、普通紙、インクジェット専用紙、コート紙、電子写真共用紙、布、多孔質膜、高分子吸収体等の他の記録媒体への印字にも適用できる。
更に、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であることは言うまでもない。
100…インクジェット記録装置、102…不織布、106K〜106C…ラインヘッド、130…メンテナンスゾーン、140…メンテナンス部、142…ユニット移動機構、172…システム制御部、174…速度センサ、176…画像処理部、178…ヘッド駆動部、180…RAM、182…ROM、A、B、C…ヘッドユニット

Claims (13)

  1. 記録媒体にインクを打滴することにより印字を行う複数のヘッドユニットであって、前記記録媒体の搬送方向に沿って配置される複数のヘッドユニットと、
    前記記録媒体に対して印字する印字位置とメンテナンスを行うメンテナンス位置との間で、前記複数のヘッドユニットを個別に移動させるユニット移動機構と、
    前記複数のヘッドユニットを前記印字位置に保持して第1の期間印字動作させる第1の動作モードと前記複数のヘッドユニットのうちの少なくとも1つのヘッドユニットをメンテナンス位置に退避させ、残りのヘッドユニットを前記印字位置に保持して第2の期間印字動作させる第2の動作モードとを含み、前記第1の動作モードと第2の動作モードとを交互に繰り返すように前記ユニット移動機構を制御する第1の制御手段であって、前記第2の動作モードに対応して前記複数のヘッドユニットが順番にメンテナンス位置に移動するように前記ユニット移動機構を制御する第1の制御手段と、
    前記複数のヘッドユニットが退避するメンテナンス位置に配設され、前記退避したヘッドユニットのメンテナンスを行うメンテナンス手段と、
    前記第1の動作モードの第1の期間中に前記印字位置に保持された複数のヘッドユニットをそれぞれ印字動作させる第1の印字制御と、前記第2の動作モードの第2の期間中に前記印字位置に保持された残りのヘッドユニットを印字動作させる第2の印字制御とを行う第2の制御手段であって、前記印字位置に保持された複数のヘッドユニットで前記記録媒体に連続して画像を印字する際に、少なくとも1つの画像が印字される印字領域毎に前記複数のヘッドユニットを割り当てて画像を印字させる第2の制御手段と、
    を備えたインクジェット記録装置。
  2. 前記第2の動作モードの第2の期間が、該第2の期間中に前記メンテナンス位置に移動させられたヘッドユニットの、前記メンテナンス手段により該ヘッドユニットの吐出性能を回復させるための動作を開始してから回復させるための動作が終了するまでの時間である請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記複数のヘッドユニットの数をn個、各ヘッドユニットをメンテナンスするメンテナンス周期をTとすると、前記第1の制御手段は、前記n個のヘッドユニットを、T/n時間が経過する毎に順番に前記メンテナンス位置に移動させるべく前記ユニット移動機構を制御する請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記印字位置に保持される複数のヘッドユニットの前記記録媒体の搬送方向の間隔は、前記記録媒体の1つの印字領域の搬送方向の長さの整数倍である請求項1から3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記複数のヘッドユニットの各ヘッドユニットは、同じ色のインクを打滴する複数のラインヘッドであって、前記記録媒体の搬送方向と交差する方向に沿って平行に配置され、かつ各ラインヘッドのノズルが搬送方向と一致するように配置された複数のラインヘッドを有し、
    前記第2の制御手段による第1の印字制御及び第2の印字制御は、前記記録媒体に印字する画像に対応するラスタ画像中のライン画像を、前記複数のラインヘッドで分担して印字させる請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記記録媒体は不織布であり、
    前記インクは、前記不織布との定着性をよくする部材が混合されている請求項1から5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記複数のヘッドユニットは、不織布を材料とする衛生用品の生産ラインの途中に配設される請求項1から6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  8. 記録媒体にインクを打滴することにより印字を行う複数のヘッドユニットを、前記記録媒体の搬送方向に沿った各印字位置に移動させる工程と、
    前記印字位置の複数のヘッドユニットを、それぞれ第1の期間印字動作させる第1の印字工程と、
    前記第1の期間経過後、前記印字位置に位置する複数のヘッドユニットのうちの少なくとも1つのヘッドユニットをメンテナンス位置に移動させる工程と、
    前記メンテナンス位置に移動したヘッドユニット以外の残りのヘッドユニットを、第2の期間印字動作させる第2の印字工程と、
    前記メンテナンス位置に移動させられたヘッドユニットのメンテナンスを行うメンテナンス工程と、を含み、
    前記第1の印字工程と第2の印字工程とを繰り返すとともに、前記第2の期間中に前記メンテナンス位置に移動させるヘッドユニットを順次切り替え、
    前記印字位置に保持された複数のヘッドユニットで前記記録媒体に連続して画像を印字する際に、少なくとも1つの画像が印字される印字領域毎に前記複数のヘッドユニットを順次割り当てて画像を印字させるインクジェット記録方法。
  9. 前記第2の期間が、該第2の期間中に前記メンテナンス位置に移動させられたヘッドユニットの吐出性能を回復させるための動作を開始してから回復させるための動作が終了するまでの時間である請求項8に記載のインクジェット記録方法。
  10. 前記複数のヘッドユニットの各ヘッドユニットは、同じ色のインクを打滴する複数のラインヘッドであって、前記記録媒体の搬送方向と交差する方向に沿って平行に配置され、かつ各ラインヘッドのノズルが搬送方向と一致するように配置された複数のラインヘッドを有し、
    前記第1の印字工程及び第2の印字工程は、前記記録媒体に印字する画像に対応するラスタ画像中のライン画像を、前記複数のラインヘッドで分担して印字させる請求項8又は9に記載のインクジェット記録方法。
  11. 前記記録媒体は不織布であり、
    前記インクは、前記不織布との定着性をよくする部材が混合されている請求項8から10のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
  12. 前記複数のラインヘッドは、不織布を材料とする衛生用品の生産ラインの途中に配設される請求項11に記載のインクジェット記録方法。
  13. 前記記録媒体は不織布であり、請求項8〜請求項12のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法により当該不織布に画像を記録する衛生用品の製造方法。
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