JP2013150790A - コンディション情報処理装置、コンディション情報処理装置のプログラム及びコンディション情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
一対の電流印加電極23と一対の電圧測定電極24とからなる生体インピーダンス測定電極を身体表面に接触させて測定した身体の生体インピーダンスを算出する。具体的には、測定部位に接触させた電極に低周波数(例えば5kHz)の交流電流を印加して生体インピーダンスを測定する。前記電極に高周波数(例えば250kHz)の交流電流を印加して生体インピーダンスを測定する。生体インピーダンス比Z5/Z250を算出する。算出した生体インピーダンス比Z5/Z250からコンディションスコアTiを算出して、コンディションスコアTiに関連づけられた付加情報とともに測定履歴として記録する。
【選択図】図2
Description
以下、図1乃至図16を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
<A:構成>
図1は、本実施形態に係るコンディション情報処理装置100Aの外観を示す図である。なお、本実施形態に係るコンディション情報処理装置100Aは、体重の測定、及び被測定者のコンディションを評価する機能だけでなく、公知の方法により被測定者の皮下脂肪厚、筋肉量、体脂肪率及び体脂肪量などの肥満に関する情報を測定する機能も備えている。
なお、本実施形態では、入力部22を操作することにより、種々の動作モードを選択することができる。動作モードには、一例として、体重測定モード、体組成測定モード、コンディション推定モードが含まれる。体重測定モードは、被測定者の体重を測定するモードである。体組成測定モードは、被測定者の皮下脂肪厚、筋肉量、体脂肪率及び体脂肪量などの情報を測定するモードである。コンディション推定モードは、被測定者の生体インピーダンスに基づいて被測定者のコンディションを推定するモードである。
また、交流電流を用いた場合には、二点鎖線で示すように、細胞外液抵抗と細胞内液抵抗と細胞膜容量を電流経路とするために、計測値にも細胞外液と細胞内液の情報が反映され、周波数が上がるにつれ、細胞膜容量の影響が低下し、細胞内液抵抗の情報がより多く反映されることになる。したがって、電流の周波数を高くするに伴い、求める生体インピーダンスへの筋細胞の反映度合が高くなる。
Z=ρ・l/A・・・(1)
したがって、体積VはA・lで表されるので、体積Vは次式で表される。
V=A・l=ρ・l2/Z・・・(2)
V細胞外液=ρ低周波数・l2/Z低周波数・・・(3)
V組織全体=ρ高周波数・l2/Z高周波数・・・(4)
V組織全体/V細胞外液=(ρ高周波数・l2/Z高周波数)/(ρ低周波数・l2/Z低周波数)
=(ρ高周波数・Z低周波数) /(ρ低周波数・Z高周波数)・・・(5)
Ti=(Xi−μx)/σx・10+50・・・(7)
ここで、Xiは算出値、μxは平均値、σxは標準偏差である。
算出値Xiは新たに算出されたインピーダンス比Z5/Z250の値であり、平均値μxは過去に測定され、測定履歴として記録された複数のインピーダンス比Z5/Z250を平均した値であり、標準偏差σxは、複数のインピーダンス比Z5/Z250の値のばらつきを示す値である。
次にコンディション情報処理装置100Aの動作を図7に示すフローチャートを用いて説明する。図7は、本実施形態に係るコンディション推定方法を示すフローチャート図である。
次に、図17及び図18を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、生体インピーダンス比Z5/Z250の代わりに、生体インピーダンスのリアクタンス成分と抵抗成分の比に基づいてコンディションスコアを算出するところが第1実施形態と異なる。また、本実施形態は、被測定者に印加する交流電流の周波数が、単一の周波数であるところも第1実施形態と異なる。
第1実施形態においては、被測定者に印加する交流電流の周波数として高周波数250kHz及び低周波数5kHzを用いて、身体のコンディションを推定する場合について説明したが、本発明はこのような例に限定されるものではない。図17に示すように、周波数50kHzの場合の生体インピーダンスのリアクタンス成分Xと抵抗成分Rの比X/Rと生体インピーダンス比Z5/Z250は相関している。ここで、Rは算出される生体インピーダンスにおける抵抗(レジスタンス)成分を示し、Xはリアクタンス成分を示している。このように、リアクタンス成分Xと抵抗成分Rの比X/Rと生体インピーダンス比Z5/Z250は相関しているので、生体インピーダンス比Z5/Z250の代わりに、リアクタンス成分Xと抵抗成分Rの比X/Rを用いてもコンディションスコアを算出することができる。
第2実施形態においては、単一の周波数である50kHzの交流電流を被測定者に印加し、その際の生体インピーダンスにおけるリアクタンス成分Xと抵抗成分Rの比X/Rを算出し、この比X/Rに基づいて被測定者のコンディションを推定する。
Ti=(Xi−μx)/σx・10+50・・・(8)
ここで、Xiは算出値、μxは平均値、σxは標準偏差である。
算出値Xiは新たに算出されたリアクタンス成分Xと抵抗成分Rの比X/Rの値であり、平均値μxは過去に算出された複数のリアクタンス成分Xと抵抗成分Rの比X/Rを平均した値であり、標準偏差σxは、複数のリアクタンス成分Xと抵抗成分Rの比X/Rの値のばらつきを示す値である。
コンディションスコアTiを算出すると、コンディション推定部38aは、このコンディションスコアTiと、測定履歴として記録された過去のコンディションスコアTiととに基づいて、身体のコンディションを推定する(ステップ8)。
次に、図19乃至図27を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。図19は、第3実施形態におけるコンディション情報処理システムの構成を示す説明図である。
上述した第1実施形態では、体重の測定、生体インピーダンスに関する情報の測定、生体インピーダンス比の算出、コンディションスコアの算出、コンディションの推定を一つの装置で行う例について説明した。
しかしながら、第3実施形態は、体重の測定と生体インピーダンスに関する情報の測定とを体組成計200で行い、生体インピーダンス比の算出、コンディションスコアの算出、コンディションの推定をコンディション情報処理装置100Bで行うところが第1実施形態と異なる。
また、第3実施形態においては、被測定者に印加する交流電流としては、低周波数の項理由電流として5kHzの交流電流と、高周波数の交流電流として250kHzの交流電理由を用いている。
図19に示すように、第3実施形態のコンディション情報処理システムは、体組成計200とコンディション情報処理装置100Bとを備えている。体組成計200は、第1実施形態におけるコンディション情報処理装置100Aから、生体インピーダンス比を算出する演算機能と、コンディションスコアを算出する演算機能と、コンディションの推定を行う機能とを除いた装置である。
つまり、第3実施形態の体組成計200は、被測定者の体重の測定処理と、、生体インピーダンスに関する情報としての生体インピーダンスの測定処理とを行う。
そして、第3実施形態のコンディション情報処理装置100Bは、生体インピーダンス比の算出、コンディションスコアの算出、及びコンディションの推定を行う。
本実施形態における体組成計200の演算部38bは、重量測定部36により測定した荷重信号に基づく体重の算出処理と、電圧測定部33により測定した電圧と基準電流とに基づく生体インピーダンスの算出処理を行う。これらの処理を行う点では、演算部38bは、第1実施形態及び第2実施形態におけるコンディション情報処理装置100Aの演算部38と同様の機能を有している。しかしながら、演算部38bは、生体インピーダンス比の算出、コンディションスコアの算出を行わない点で、第1実施形態及び第2実施形態におけるコンディション情報処理装置100Aの演算部38と異なっている。
また、本実施形態における体組成計200の通信インターフェース42は、コンディション情報処理装置100Bの通信インターフェース55を介して、体組成計200とコンディション情報処理装置100Bとの間のデータの送受信を可能とする。本実施形態においては、通信インターフェース42を介して、上述のように測定された体重と生体インピーダンスが体組成計200から送信される。
体組成計200における前記演算部38b及び通信インターフェース42以外の各部の機能については、第1実施形態で説明したコンディション情報処理装置100Aにおける各部の機能と同様なので、同一の符号を付して説明を省略する。
制御部50は、CPUやDSP(Digital Signal Processor)等のプロセッサであり、各部と電気的に接続されて各動作を制御する。第3実施形態では、体組成計200から受信した生体インピーダンスに基づいて生体インピーダンス比を算出し、この算出した生体インピーダンス比と、測定履歴として記録されている過去の生体インピーダンス比とに基づいてコンディションスコアを算出し、コンディションスコアに基づくコンディションの推定結果等を表示する処理を行う。また、本実施形態においては、制御部50は、取得部の機能を有している。取得部の機能は、通信インターフェース55を介して、体組成計200から送信される生体インピーダンスを取得する機能である。通信インターフェース55は、通信網NETを介して体組成計200との間でデータを送受信するために用いられる。
電源部53は、コンディション情報処理装置100Bの電気系統各部に電力を供給する。第3実施形態では、電源としては、コンディション情報処理装置100Bを作動させる電力を供給する電池又は外部電源を利用できるようになっている。
図22に第3実施形態における体組成計200の動作のフローチャートを示す。図22に示すように、入力部22が操作されて体組成計200の電源がオン状態になると、装置の初期設定が行われると共に、被測定者に対して動作モードを選択させるメッセージが制御部31の指示により表示部21に表示される(ステップS30)。被測定者は、設定キー22a、アップキー22b及びダウンキー22cを用いて動作モードを設定することができる。
5kHzの交流電流を印加した際の生体インピーダンスの算出が終了した場合には、低周波数の場合と同様に、周波数設定部32cにおいて250kHzの高周波数を設定し、250kHzの交流電流を基準電流検出部32aを介して交流電流印加部32bから第1の電流印加用電極23aと第2の電流印加用電極23bに印加する。そして、電圧測定部33によって第1の電圧測定用電極24aと第2の電圧測定用電極24bとの間の電圧を測定し、A/D変換部35によってデジタル信号に変換する。演算部38bにおいては、前記電圧に対応する前記デジタル信号と、交流電流印加部32bによって印加した基準電流に基づいてその際の生体インピーダンスを算出する(ステップS36)。
第3実施形態においては、メッセージ領域P52に、「スコアが連続して低下しています。疲労や不調はありませんか?身体チェックや休養してはいかがでしょうか?」というようなメッセージを表示させる。
第3実施形態では、メッセージ領域P52に、「2010年6月20日に怪我時の頃の値です。何か不調や痛みはありませんか?再発防止のために、ケアや休養をおすすめします。」というような警告メッセージを表示させる。また、第3実施形態では、グラフ領域P51に「6/20 左脚 前十字靭帯損傷」というポップアップメッセージP53を表示させる。したがって、この警告メッセージを見た被測定者が、その後休息を取ったり、練習量を減らすことで、怪我や病気を事前に防止することができる。
次に、図29乃至図34を参照して、本発明の第4実施形態について説明する。
上述した第3実施形態では、体重の測定と生体インピーダンスに関する情報の測定とを体組成計200で行い、生体インピーダンス比の算出、コンディションスコアの算出、コンディションの推定をコンディション情報処理装置100Bで行った。
しかし、第4実施形態は、体重の測定と生体インピーダンスに関する情報の測定とを体組成計200で行い、生体インピーダンス比の算出、コンディションスコアの算出をコンディション情報処理装置100Cで行う点については第3実施形態と共通であるが、コンディションの推定については、端末装置300で行うところが第3実施形態と異なる。
第4実施形態においても、被測定者に印加する交流電流としては、低周波数の項理由電流として5kHzの交流電流と、高周波数の交流電流として250kHzの交流電理由を用いている。
図29は、第4実施形態におけるコンディション情報処理システムの構成を示す説明図である。図29に示すように、第4実施形態のコンディション情報処理システムは、体組成計200と、コンディション情報処理装置100Cと、端末装置300とを備えている。第4実施形態のコンディション情報処理装置100Cは、第3実施形態のコンディション情報処理装置100Bから、コンディションの推定を行う機能を除いた装置である。このコンディションの推定を行う機能は、第4実施形態の端末装置300に備えられている。体組成計200は、第3実施形態で説明した体組成計200と同様の構成なので、本実施形態での説明は省略する。
また、コンディション情報処理装置100Cの通信インターフェース55は、体組成計200とコンディション情報処理装置100Cとの通信を可能とするだけでなく、端末装置300とコンディション情報処理装置100Cとの通信を可能にするところが、コンディション情報処理装置100Bの通信インターフェース55と異なる。
コンディション情報処理装置100Cにおけるその他の構成は図21に示すコンディション情報処理装置100Bと同様なので説明を省略する。
制御部60は、CPUやDSP(Digital Signal Processor)等のプロセッサであり、各部と電気的に接続されて各動作を制御する。
電源部63は、端末装置300の電気系統各部に電力を供給する。第4実施形態では、電源としては、端末装置300を作動させる電力を供給する電池又は外部電源を利用できるようになっている。
また、表示部61に表示させる内容は、図24乃至図27に示す例のように、コンディションスコアの変化を示すグラフと共に、推定されるコンディションとアドバイス等のメッセージを表示するようにしてもよいし、表示部61が小さい場合には、推定されるコンディションとアドバイス等のメッセージのみを表示するようにしてもよい。
次に、図35乃至図37を参照して、本発明の第5実施形態について説明する。
上述した第1実施形態では、体重の測定、生体インピーダンスに関する情報の測定、生体インピーダンス比の算出、コンディションスコアの算出、コンディションの推定を一つの装置で行う例について説明した。
しかしながら、第5実施形態は、体重の測定、生体インピーダンスに関する情報の測定、生体インピーダンス比の算出、コンディションスコアの算出をコンディション情報処理装置100Dで行い、コンディションの推定処理については端末装置300で行うところが第1実施形態と異なる。
また、第4実施形態との比較においては、第4実施形態における体組成計200とコンディション情報処理装置100Cの機能を、コンディション情報処理装置100Dとして一つにまとめたとも言うことができる。
なお、第5実施形態においても、被測定者に印加する交流電流としては、低周波数の項理由電流として5kHzの交流電流と、高周波数の交流電流として250kHzの交流電理由を用いている。
図35は、第5実施形態におけるコンディション情報処理システムの構成を示す説明図である。図35に示すように、第5実施形態のコンディション情報処理システムは、コンディション情報処理装置100Dと、端末装置300とを備えている。第5実施形態のコンディション情報処理装置100Dは、第4実施形態の体組成計200にコンディション情報処理装置100Cの機能を持たせたものであり、生体インピーダンスの測定と、測定した生体インピーダンスに基づく生体インピーダンス比の算出と、生体インピーダンス比に基づくコンディションスコアの算出を行う機能を有している。第5実施形態の端末装置300は、第4実施形態の端末装置300と同様の装置であり、コンディションの推定を行う機能を有している。端末装置300の詳細については第4実施形態で説明したので、本実施形態での説明は省略する。
コンディション情報処理装置100Dの演算部38は、荷重信号に基づく体重の算出処理、測定した電圧に基づく生体インピーダンスの算出処理、5kHzの交流電流を印加した際の生体インピーダンスZ5と、250kHzの交流電流を印加した際の生体インピーダンスZ250の比である生体インピーダンス比Z5/Z250の算出処理、今回算出した生体インピーダンス比と測定履歴として記録された過去の生体インピーダンス比に基づくコンディションスコアの算出処理等を行う。
通信インターフェース42は、コンディション情報処理装置100Dと端末装置300との間の通信を可能とし、コンディション情報処理装置100Dと端末装置300との間でデータの送受信を行うために用いられる。
その他の構成は図2に示すコンディション情報処理装置100Aと同様なので説明を省略する。
5kHzの交流電流を印加した際の生体インピーダンスの算出が終了した場合には、低周波数の場合と同様に、周波数設定部32cにおいて250kHzの高周波数を設定し、250kHzの交流電流を基準電流検出部32aを介して交流電流印加部32bから第1の電流印加用電極23aと第2の電流印加用電極23bに印加する。そして、電圧測定部33によって第1の電圧測定用電極24aと第2の電圧測定用電極24bとの間の電圧を測定し、A/D変換部35によってデジタル信号に変換する。演算部38においては、前記電圧に対応する前記デジタル信号と、交流電流印加部32bによって印加した基準電流に基づいてその際の生体インピーダンスを算出する(ステップS76)。
そして、演算部38は、算出した生体インピーダンス比と、測定履歴として記録されている過去の生体インピーダンス比とに基づいて、前記(7)式によりコンディションスコアTiを算出する(ステップS78)。なお、上述した各実施形態と同様に、測定履歴として記録されているデータが少ない場合には、上述したコンディションスコアの算出は行わない。
上述した第1実施形態、第3実施形態、第4実施形態、及び第5実施形態においては、高周波数250kHz及び低周波数5kHzの交流電流を用いて、高周波数250kHzの交流電流を用いた場合の生体インピーダンスに対する、低周波数5kHzの交流電流を用いた場合の生体インピーダンスの比Z5/Z250を算出し、算出した生体インピーダンス比Z5/Z250に基づいて、身体のコンディションに関する指標であるコンディションスコアを算出する例について説明した。しかしながら、本発明はこのような例に限定されるものでなく、低周波数5kHzの交流電流を用いた場合の生体インピーダンスに対する、高周波数250kHzの交流電流を用いた場合の生体インピーダンスの比Z250/Z5を算出し、算出した生体インピーダンス比Z250/Z5に基づいて、身体のコンディションに関する指標であるコンディションスコアを算出するようにしてもよい。
Ti=100−((Xi−μx)/σx・10+50)・・・(9)
ここで、Xiは算出値、μxは平均値、σxは標準偏差である。
算出値Xiは新たに算出されたインピーダンス比Z250/Z5の値であり、平均値μxは前回測定された複数のインピーダンス比Z250/Z5を平均した値であり、標準偏差σxは、複数のインピーダンス比Z250/Z5の値のばらつきを示す値である。
以上のように、本発明においては、生体インピーダンスの比Z5/Z250の代わりに生体インピーダンス比Z250/Z5を用いることができるので、したがって、例えば、第1実施形態、第3実施形態、第4実施形態、及び第5実施形態のいずれにおいても、生体インピーダンス比Z250/Z5を算出し、上記(9)式を用いてコンディションスコアを算出するようにしてもよい。
上述した第2実施形態においては、抵抗成分Rに対するリアクタンス成分Xの比であるX/Rの偏差値を算出してコンディションスコアTiとしたが、本発明はこのような例に限定されるものではない。
図39及び図40に示すように、リアクタンス成分Xに対する抵抗成分Rの比であるR/Xと、生体インピーダンス比Z5/Z250及びZ250/Z5との間にも相関関係がある。したがって、リアクタンス成分Xに対する抵抗成分Rの比であるR/Xの偏差値を算出してコンディションスコアTiとしてもよい。
この場合にコンディションスコアTiの算出は次式で表せることができる。
Ti=100−((Xi−μx)/σx・10+50)・・・(10)
ここで、Xiは算出値、μxは平均値、σxは標準偏差である。
算出値Xiは新たに算出された抵抗成分Rとリアクタンス成分Xとの比R/Xの値であり、平均値μxは過去に算出された複数の抵抗成分Rとリアクタンス成分Xとの比R/Xを平均した値であり、標準偏差σxは、複数の抵抗成分Rとリアクタンス成分Xとの比R/Xの値のばらつきを示す値である。
上述した第3実施形態、第4実施形態、及び第5実施形態においては、被測定者に印加する交流電流として、低周波数である5kHzの交流電流と、高周波数である250kHzの交流電流との二つの周波数の交流電流を用いる例について説明した。しかしながら、本発明はこのような例に限定されるものではない。
上述した第3実施形態、第4実施形態、及び第5実施形態においても、第2実施形態と同様に、単一の周波数の交流電流を被測定者に印加し、その際の生体インピーダンスにおけるリアクタンス成分Xと抵抗成分Rとを算出し、さらには算出したリアクタンス成分Xと抵抗成分Rとの比X/Rを算出するようにしてもよい。そして、算出した比X/Rと、測定履歴として記録された過去の比X/Rとに基づいて、コンディションスコアを算出するようにしてもよい。
また、上述した第3実施形態、第4実施形態、及び第5実施形態において、変形例2と同様に、生体インピーダンスにおける抵抗成分Rとリアクタンス成分Xとを算出し、さらには算出した抵抗成分Rとリアクタンス成分Xとの比R/Xを算出するようにしてもよい。そして、算出した比R/Xと、測定履歴として記録された過去の比R/Xとに基づいて、コンディションスコアを算出するようにしてもよい。
上述した第3実施形態及び第4実施形態の体組成計200、並びに第5実施形態のコンディション情報処理装置100Dにおいては、体重の測定後に体重を表示する例については説明したが、体重のみを表示する場合と、体重とコンディションスコアの両方を表示する場合とを選択できるようにしてもよい。この場合には、コンディション情報処理装置100Bまたはコンディション情報処理装置100Cにおいて算出したコンディションスコアを、コンディション情報処理装置100Bまたはコンディション情報処理装置100Cから送信させ、体組成計200にて受信したコンディションスコアを表示するようにすればよい。また、第5実施形態のコンディション情報処理装置100Dにおいては、コンディション情報処理装置100Dで算出したコンディションスコアをそのままコンディション情報処理装置100Dに表示すればよい。
さらに、生体インピーダンス比Z5/Z250またはZ250/Z5、リアクタンス成分Xと抵抗成分Rの比X/RまたはR/Xは、いずれも筋肉量の変化と関連があるため、長期間に亘って算出した場合には、コンディションの好調や不調ではなく、筋肉量変化を捉えてしまう可能性がある。そのため、コンディションスコアは、ある程度の期間を区切って計算し直していくことが好ましい。例えば、上述した各実施形態及び各変形例等の本明細書中で説明される各例において、1ヶ月ごとにコンディションスコアの計算をし直すようにしてもよい。
上述した各実施形態及び各変形例等の本明細書中で説明される各例において、コンディション情報処理装置のプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録されたプログラムとして提供し、プログラムをコンディション情報処理装置においてCD−ROM等の記録媒体から読み取るようにしてもよいし、インターネット等を介してダウンロードするようにしてもよい。
上述した各実施形態及び各変形例のうち、被測定者の足裏を電極に接触させて電圧を測定し、電圧に基づく生体インピーダンスを算出し、生体インピーダンスに基づいてコンディションを推定する例においては、足裏に接触させる電極の代わりに、被測定者の脚や腕等を把持する把持ユニットを用いることもできる。つまり、把持ユニットと本体2とを接続し、本体2内の制御部31によりそれぞれの電圧を測定し、演算部38により、生体インピーダンスを算出し、生体インピーダンス比Z5/Z250、生体インピーダンス比Z250/Z5を算出するようにしてもよい。
また、各実施形態及び各変形例のうち、被測定者の足裏を電極に接触させて電圧を測定し、生体インピーダンスにおけるリアクタンス成分Xと抵抗成分Rとの比X/Rまたは比R/Xを算出し、比X/Rまたは比R/Xに基づいてコンディションの推定を行う例においては、把持ユニットと本体2とを接続し、本体2内の制御部31によりそれぞれの電圧を測定し、演算部38により、リアクタンス成分Xと抵抗成分Rとを求め、リアクタンス成分Xと抵抗成分Rとの比X/Rまたは比R/Xを算出するようにしてもよい。
さらには、上述した各実施形態及び各変形例等のうち、生体インピーダンスにおけるリアクタンス成分Xと抵抗成分Rとの比X/Rまたは比R/Xを算出する例においては、第1の電流印加用電極23aと第2の電流印加用電極23b、及び把持ユニットに備えられた第3の電流印加用電極と第4の電流印加用電極のいずれにも単一の周波数の交流電流を印加し、それぞれの電圧を測定して生体インピーダンスにおけるリアクタンス成分Xと抵抗成分Rとの比X/R、または、抵抗成分Rとリアクタンス成分Xとの比R/Xを算出するようにしてもよい。
あるいは、本発明の装置を用いて、体組成測定、体脂肪測定、皮下脂肪測定等を行う際に、同時に単一の周波数の交流電流を印加し、電圧を測定して生体インピーダンスにおけるリアクタンス成分Xと抵抗成分Rとの比X/R、または、抵抗成分Rとリアクタンス成分Xとの比R/Xを算出しておき、それぞれの測定値の表示と共に、コンディションの推定の表示をするようにしてもよい。
さらに、上述した各実施形態及び各変形例のうち、単一の周波数として50kHzの交流電流を用いた例については、周波数の値はこのような値に限定されるものではなく、周波数の値は適宜変更可能である。例えば、低周波数の交流電流として1〜10kHzの交流電流を印加し、高周波数の交流電流として200〜1000kHzの交流電流を印加した際の生体インピーダンス比に対して相関を有する他の単一周波数の交流電流を用いることができる。
また、上述した各実施形態及び各変形例のうち、単一の周波数として一種類の周波数の交流電流を用いた例については、周波数の種類は一種類に限定されるものではない。単一の周波数として複数の周波数の交流電流を用い、生体インピーダンスにおけるリアクタンス成分Xと抵抗成分Rとの比X/R、または、抵抗成分Rとリアクタンス成分Xとの比R/Xを算出する際に適宜好適な周波数時の比X/R、または、比R/Xを用いてもよい。
上述した各実施形態及び各変形例のうち、生体インピーダンス比を算出する例においては、コンディションスコアTiを算出する際、前回までに測定された複数回分の生体インピーダンス比Z5/Z250、または、生体インピーダンス比Z250/Z5を用いて、平均値μx及び標準偏差σxを算出したが、本発明はこのような場合に限定されるものではない。例えば、今回、算出された生体インピーダンス比Z5/Z250、または、生体インピーダンス比Z250/Z5を含めて、平均値μx及び標準偏差σxを算出して、コンディションスコアTiを算出してもよい。さらに、この際、予め固定された複数の生体インピーダンス比Z5/Z250、または、生体インピーダンス比Z250/Z5を集計するのではなく、算出時期の近い生体インピーダンス比Z5/Z250、または、生体インピーダンス比Z250/Z5を適宜選択して集計するようにしてもよい。このような場合には、日々変化する被測定者の体調に応じたコンディションの推定を行うことができる。
また、上述した各実施形態及び各変形例のうち、生体インピーダンスにおけるリアクタンス成分Xと抵抗成分Rとの比X/R、または、抵抗成分Rとリアクタンス成分Xとの比R/Xを算出する例においては、コンディションスコアTiを算出する際、前回までに測定された複数回分の比X/R、または、比R/Xを用いて、平均値μx及び標準偏差σxを算出したが、本発明はこのような場合に限定されるものではない。例えば、今回、算出された比X/R、または、比R/Xを含めて、平均値μx及び標準偏差σxを算出して、コンディションスコアTiを算出してもよい。さらに、この際、予め固定された複数の比X/R、または、比R/Xを集計するのではなく、算出時期の近い比X/R、または、比R/Xを適宜選択して集計するようにしてもよい。このような場合には、日々変化する被測定者の体調に応じたコンディションの推定を行うことができる。
上述した各実施形態及び各変形例では、コンディションスコアTiを生成するのに、生体インピーダンス比Z5/Z250、生体インピーダンス比Z250/Z5、生体インピーダンスにおけるリアクタンス成分Xと抵抗成分Rとの比X/R、または、抵抗成分Rとリアクタンス成分Xとの比R/Xを用いて平均値μx及び標準偏差σxを算出したが、本発明はこれに限定されるのではない。例えば、レジスタンス成分の比に基づいてコンディションスコアTiを生成してもよい。例えば、5kHzにおけるレジスタンス成分をR5、250kHzにおけるレジスタンス成分をR250としたとき、レジスタンス成分の比R5/R250、または、比R250/R5を用いて、平均値μx及び標準偏差σxを算出し、上述した各実施形態及び各変形例と同様に、算出された平均値μx及び標準偏差σxに基づいてコンディションスコアTiを生成してもよい。
上述した各実施形態及び各変形例において、付加情報として、怪我や病気の有無や、体調や気分を入力する例について説明したが、生体インピーダンスを算出した際における被測定者の体重、体温、血圧等の身体情報を付加情報として記録するようにしてもよい。例えば、被測定者の体重については、上述したように本体2に被測定者が乗った際に算出されるので、算出した体重を付加情報として記録すればよい。そして、例えば、体重が1週間以内に±2kg変化した場合には、コンディションスコアの変化に拘わらず、体重が急激に変化していることと、コンディションに問題がないかどうかを表示部に表示させるようにしてもよい。
例えば、コンディションスコアに連続した変化がなく、体重のみ低下した場合には、「スコアに変化はありませんが、体重低下がみられます。コンディションに変化はありませんか?」というようなメッセージを表示してもよい。また、コンディションスコアが連続して低下し、体重も低下した場合には、「スコア・体重ともに低下がみられます。コンディションに変化はありませんか?」というようなメッセージを表示してもよい。
さらに、被測定者の体温や血圧を付加情報として記録するようにしてもよい。例えば、体温、血圧は、被測定者の数日間分の平均を算出し、平均値±2SD(SD=標準偏差)以上になった場合には、上述のようなアドバイスのメッセージを表示するようにしてもよい。
上述した第1実施形態及び第5実施形態並びに変形例1においては、測定した電圧と基準電流とを取得部としての制御部31で取得し、当該取得した電圧と基準電流に基づいて、演算部38において生体インピーダンスを算出する例について説明したが、本発明はこのような例に限定されるものではない。
例えば、上述した第1実施形態及び第5実施形態において、制御部31の外部において生体インピーダンスを測定し、測定した生体インピーダンスを取得部としての制御部31で取得し、当該取得した生体インピーダンスに基づいて、演算部38において生体インピーダンス比を算出するようにしてもよい。
また、上述した第1実施形態及び第5実施形態において、制御部31の外部において生体インピーダンス比を算出し、算出した生体インピーダンス比を取得部としての制御部31で取得し、当該取得した生体インピーダンス比と、測定履歴として記録されている過去の生体インピーダンス比とに基づいて、演算部38においてコンディションスコアを算出するようにしてもよい。
例えば、上述した第3実施形態及び第4実施形態において、体組成計200から測定した電圧と基準電流とを送信し、送信される電圧と基準電流とを取得部としての制御部50で取得し、当該取得した電圧と基準電流とに基づいて、演算部38において生体インピーダンスを算出するようにしてもよい。
さらに、上述した第3実施形態及び第4実施形態において、体組成計200から測定した生体インピーダンス比を送信し、送信される生体インピーダンス比を取得部としての制御部50で取得し、当該取得した生体インピーダンス比と、測定履歴として記録された過去の生体インピーダンス比とに基づいて、演算部38においてコンディションスコアを算出するようにしてもよい。
上述した第2実施形態及び変形例2では、測定した電圧と基準電流とを取得部としての制御部31で取得し、当該取得した電圧と基準電流に基づいて、演算部38において波形処理を行って生体インピーダンスにおけるリアクタンス成分Xと抵抗成分Rとを求めた。そして、リアクタンス成分Xと抵抗成分Rとの比である比X/Rまたは比R/Xを算出し、算出した比X/Rまたは比R/Xと、測定履歴として記録された過去の比X/Rまたは比R/Xとに基づいて、コンディションスコアを算出する例について説明した。しかし、本発明はこのような例に限定されるものではない。
Claims (12)
- 所定の周波数の交流電流を被測定者の身体表面に印加して測定される生体インピーダンスに関する情報を取得する取得部と、
前記生体インピーダンスに関する情報に基づいて、身体のコンディションに関する指標を算出する演算部と、
を備えることを特徴とするコンディション情報処理装置。 - 新たに算出された身体のコンディションに関する指標と測定履歴として記録された過去の身体のコンディションに関する指標に基づいて前記身体のコンディションを推定するコンディション推定部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のコンディション情報処理装置。 - 前記身体表面に接触可能な一対の電流印加電極及び一対の電圧測定電極と、前記電流印加電極に交流電流を印加する交流電流印加部と、前記交流電流印加部により印加される交流電流の周波数として、前記所定の周波数を設定する周波数設定部と、前記所定の周波数の交流電流の印加時における電圧を測定する電圧測定部とをさらに備え、
前記取得部は、前記電圧測定部により測定される電圧、または当該電圧に基づく生体インピーダンスを前記生体インピーダンスに関する情報として取得する、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコンディション情報処理装置。 - 前記取得部は、前記所定の周波数として、所定の低周波数と所定の高周波数の交流電流を前記身体表面に印加して測定される電圧、または当該電圧に基づく生体インピーダンスを前記生体インピーダンスに関する情報として取得し、
前記演算部は、前記高周波数の交流電流の印加時における電圧に基づく生体インピーダンスと、前記低周波数の交流電流の印加時における電圧に基づく生体インピーダンスとの比に基づいて、前記身体のコンディションに関する指標を算出する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載のコンディション情報処理装置。 - 前記取得部は、前記所定の周波数として、所定の単一の周波数の交流電流を前記身体表面に印加して測定される電圧、または当該電圧に基づく生体インピーダンスにおける抵抗成分とリアクタンス成分との比を前記生体インピーダンスに関する情報として取得し、 前記演算部は、前記生体インピーダンスにおける抵抗成分とリアクタンス成分との比に基づいて、前記身体のコンディションに関する指標を算出することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載のコンディション情報処理装置。
- 前記演算部は、前記算出したコンディションに関する指標と当該指標に関連付けられた付加情報とが記録された測定履歴のうち前記付加情報を参照し、所定の条件に合致する測定履歴の指標を集計して前記指標を算出することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一記載のコンディション情報処理装置。
- 前記付加情報には、前記コンディションに関する指標を算出した際における前記被測定者の体重、体温、血圧の少なくとも一つを含む客観的情報と、当該被測定者の操作に基づいて入力された主観的情報とが含まれ、
前記演算部は、前記客観的情報又は前記主観的情報とを適宜選択して前記測定履歴の指標を集計する
ことを特徴する請求項6記載のコンディション情報処理装置。 - コンピュータを備え、被測定者の身体のコンディションに関する情報を処理するコンディション情報処理装置のプログラムであって、
前記コンピュータを、
所定の周波数の交流電流を前記被測定者の身体表面に印加して測定される生体インピーダンスに関する情報を取得する取得部と、
前記生体インピーダンスに関する情報に基づいて前記被測定者の身体のコンディションに関する指標を算出する演算部として機能させる、
ことを特徴とするコンディション情報処理装置のプログラム。 - 前記コンピュータを、
新たに算出された身体のコンディションに関する指標と前記測定履歴として記録された過去の身体のコンディションに関する指標に基づいて前記身体のコンディションを推定するコンディション推定部としてさらに機能させる、
ことを特徴とする請求項8記載のコンディション情報処理装置のプログラム。 - 所定の周波数の交流電流を被測定者の身体表面に印加して測定した生体インピーダンスに関する情報を取得し、
前記生体インピーダンスに関する情報に基づいて、前記被測定者の身体のコンディションに関する指標を算出する、
ことを特徴とするコンディション情報処理方法。 - 新たに算出された身体のコンディションに関する指標と測定履歴として記録された過去の身体のコンディションに関する指標に基づいて前記身体のコンディションを推定する、
ことを特徴とする請求項10記載のコンディション情報処理方法。 - 一対の電流印加電極と一対の電圧測定電極とを前記身体表面に接触させ、
前記電流印加電極に交流電流を印加し、
前記印加される交流電流の周波数として、前記所定の周波数を設定し、
前記所定の周波数の交流電流の印加時における電圧を測定し、
前記測定した前記電圧、または当該電圧に基づく生体インピーダンスを前記生体インピーダンスに関する情報として取得する、
ことを特徴とする請求項10又は請求項11記載のコンディション情報処理方法。
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