JP2013148075A - 遠心式流体機械 - Google Patents
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Abstract
【課題】軸スラストバランスを維持するとともに羽根車の吸込側の圧力低下を防ぎ、かつ流体の混合損失を低減する。
【解決手段】軸方向の一方に配置される前シュラウド41、軸方向の他方に配置される後シュラウド42、および前シュラウドと後シュラウドとの間で周方向に並設された複数の羽根43を有してケーシング2内に回転自在に支持される羽根車4と、羽根車の回転に伴って流体が羽根車に向けて軸方向に吸入される吸入通路2Aと、羽根車の回転に伴って羽根車で圧送された流体が羽根車の軸方向に交差する方向に沿って排出される排出通路2Bと、排出通路に連通してケーシングと後シュラウドとの間を経て吸入通路に至り、かつ吸入通路での流体の吸入方向の下流側に向けて開口する開口部5Aa有する第一流路5Aとを備え、開口部から吸入通路に噴出される流体の噴出速度Vsを、吸入通路に吸入される流体の吸入速度Vに合わせる態様で開口部の開口面積を設定する。
【選択図】図1
【解決手段】軸方向の一方に配置される前シュラウド41、軸方向の他方に配置される後シュラウド42、および前シュラウドと後シュラウドとの間で周方向に並設された複数の羽根43を有してケーシング2内に回転自在に支持される羽根車4と、羽根車の回転に伴って流体が羽根車に向けて軸方向に吸入される吸入通路2Aと、羽根車の回転に伴って羽根車で圧送された流体が羽根車の軸方向に交差する方向に沿って排出される排出通路2Bと、排出通路に連通してケーシングと後シュラウドとの間を経て吸入通路に至り、かつ吸入通路での流体の吸入方向の下流側に向けて開口する開口部5Aa有する第一流路5Aとを備え、開口部から吸入通路に噴出される流体の噴出速度Vsを、吸入通路に吸入される流体の吸入速度Vに合わせる態様で開口部の開口面積を設定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、遠心式のポンプなどとして使用される遠心式流体機械に関するものである。
従来、例えば、特許文献1に記載の遠心式流体機械(遠心ポンプの軸推力軽減装置)は、羽根車(インペラ)の前後の圧力分布の不均衡によって羽根車にポンプ吸込口方向への強大な軸推力が生じる事態を解消するためのものである。この遠心式流体機械は、円板状の羽根車本体の一側中央部に開口した羽根車吸込口から羽根車本体内を放射状に貫通する複数の流通穴を穿設してなる羽根車を備え、羽根車吸込口とポンプケーシングとの間に環状隙間のオリフィス部を形成したものにおいて、羽根車本体に流通穴とは交差せずに軸方向に貫通する均圧穴を穿設している。
従来、例えば、特許文献2に記載の遠心式流体機械(遠心ポンプの羽根車)は、ポンプ性能を犠牲にせずに吸込性能を高めるためのものである。この遠心式流体機械は、羽根車の後シュラウド裏側に環状突起を設けてケーシングとの間で非接触シールを構成させるとともに、後シュラウドとケーシングとに挟まれて環状突起より内側の空隙にバランス室を設けたものにおいて、バランス室と羽根車ボス部の吸込側とを羽根車中心部に設けた導通穴、および羽根車吸込側の円錐面上に下流に向かって開口した流路を介して連通している。
上述した特許文献1に記載の遠心式流体機械では、軸推力を軽減し、羽根車の前後(軸方向)の圧力分布の不均衡を解消する軸スラストバランス機構が開示されている。そして、上述した特許文献2に記載の遠心式流体機械では、軸スラストバランス機構に加え、バランス室への漏入流体を羽根車吸込側に羽根車の吸込流体と同一方向に流出するようにし、羽根車吸込側の圧力低下を防ぐ。しかしながら、羽根車吸込側の流体の流速と、流通穴から羽根車吸込側に流出される流体の流速とが異なると、当該速度差に起因する混合損失が生じる。
本発明は上述した課題を解決するものであり、軸スラストバランスを維持するとともに羽根車の吸込側の圧力低下を防ぎ、かつ流体の混合損失を低減することのできる遠心式流体機械を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の遠心式流体機械は、中空形状をなすケーシングと、前記ケーシング内に回転自在に支持されており、軸方向の一方に配置される円環部材、軸方向の他方に配置される円盤部材、および前記円環部材と前記円盤部材との間で周方向に並設された複数の羽根を有する羽根車と、前記羽根車の回転に伴って流体が前記羽根車における前記円環部材の中央から軸方向に吸入される吸入通路と、前記羽根車の回転に伴って前記羽根車で圧送された流体が該羽根車の軸方向に交差する方向に沿って排出される排出通路と、前記排出通路に連通して前記ケーシングと前記円盤部材または前記円環部材の少なくとも一方との間を経て前記吸入通路に至り、かつ前記吸入通路での流体の吸入方向の下流側に向けて開口する開口部を有する流路と、を備え、前記開口部から前記吸入通路に噴出される流体の噴出速度を、前記吸入通路に吸入される流体の吸入速度に合わせる態様で、前記開口部の開口面積が設定されることを特徴とする。
この遠心式流体機械によれば、開口部の向きを吸入通路での流体の吸入方向の下流側に向けて開口することで、軸スラストバランスを維持するとともに、羽根車の吸込側の圧力低下を防ぐことができる。しかも、開口部の開口面積を設定し、吸入通路に吸入される流体の吸入速度に対して、開口部から吸入通路に噴出される流体の噴出速度を合わせることで、流路から吸入通路に流体が合流する際の混合損失を低減することができる。この結果、遠心式流体機械の流体の圧送効率を向上することができる。
また、本発明の遠心式流体機械では、前記ケーシングと前記円盤部材との間を経る流路の前記開口部は、前記羽根車の回転に伴い前記吸入通路に吸入される流体に対して噴出される流体の向きを揃える態様で、前記羽根車の軸を通過する法線に対して傾斜して設けられることを特徴とする。
この遠心式流体機械によれば、開口部の向きにより、羽根車の回転に伴い吸入通路に吸入される流体に対して噴出する流体の向きを揃えるため、流路から吸入通路に流体が合流する際の混合損失をより低減することができる。この結果、遠心式流体機械の流体の圧送効率をより向上することができる。
本発明によれば、軸スラストバランスを維持するとともに羽根車の吸込側の圧力低下を防ぎ、かつ流体の混合損失を低減することができる。
以下に、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本実施の形態に係る遠心式流体機械の側断面の一部を示す図である。なお、本実施の形態でいう「流体」とは液体でも気体でもよい。
遠心式流体機械1において、図1に示すように、ケーシング2は中空形状をなし、中央部に回転軸3が図示しない軸受により回転自在に支持されている。この回転軸3は、その端部に図示しない駆動装置が連結されている。回転軸3は、外周部に羽根車(インペラ)4が固定されている。なお、符号Cは、回転軸3および羽根車4の回転の中心となる軸を示している。また、ケーシング2および羽根車4は、回転軸3を中心として周方向に沿って形成されているが、図1の側断面においては、その一側(図1中上側)のみを示し他側(図1中下側)を省略している。
羽根車4は、中央が開口された円環部材としての前シュラウド41と、円盤部材としての後シュラウド42と、この前シュラウド41と後シュラウド42との間に挟まれるように固定される複数の羽根43とにより構成されている。前シュラウド41と後シュラウド42とは、回転軸3の延在方向に沿って並設されている。
後シュラウド42は、ボス部42Aが回転軸3に固定され、当該ボス部42Aから径方向外側に向けて延在して設けられている。後シュラウド42は、羽根43が設けられる前シュラウド41側の面が、回転軸3に近づくほど前シュラウド41側に漸次近づくように形成されている。
前シュラウド41は、羽根43を介して後シュラウド42に支持されるように設けられ、回転軸3から離れて配置されている。前シュラウド41は、羽根43が設けられる後シュラウド42側の面が、回転軸3に近づくほど後シュラウド42側から漸次遠ざかるように形成されている。そして、前シュラウド41と後シュラウド42との間であって、羽根43が設けられて対向する面の間は、回転軸3に近い側では回転軸3の延在方向である前側(図1の左側)に向けて開放され、回転軸3から離れる側では回転軸3の径方向外側(図1の上側)に向けて開放されている。
複数の羽根43は、後シュラウド42と前シュラウド41との間にて後シュラウド42および前シュラウド41の対向する各面に固定されているとともに、周方向に所定間隔をもって並設されている。従って、羽根車4は、回転軸3とともにケーシング2内で回転可能に支持されることとなる。そして、羽根車4は、回転軸3の回転に伴い、自身が回転することで、前側から流体を取り込み、当該流体を圧縮して外周側である径方向外側に圧送する。
ケーシング2は、羽根車4の軸方向に沿って流体が吸入される吸入通路2Aが形成されており、この吸入通路2Aを介して羽根車4における前シュラウド41側に流体を取り込み可能となっている。また、ケーシング2は、羽根車4の外周側に沿って、羽根車4で圧送された流体を排出するための排出通路2Bが形成されている。排出通路2Bは、その外周部に流体を外部に吐出する図示しない吐出口が形成されている。
従って、図示しない駆動装置により回転軸3が回転すると、羽根車4が回転し、流体が吸入通路2Aを通してケーシング2内に吸い込まれる。すると、この流体は、回転する羽根車4を流過する過程で昇圧された後、排出通路2Bに吐出され、吐出口から外部に吐出される。
このように構成された遠心式流体機械1において、図1に示すように、第一流路5Aおよび第二流路5Bが設けられている。
第一流路5Aは、排出通路2Bに連通してケーシング2と後シュラウド42との間に形成された隙間を経て回転軸3に近づき、ボス部42A内を通過して吸入通路2Aに至る流路である。
ボス部42Aは、この第一流路5Aを形成するために貫通穴6が形成されている。貫通穴6は、第一流路5Aの一部を形成するもので、回転軸3の延在方向である軸方向に沿ってボス部42Aを貫通して設けられている。本実施の形態では、ボス部42Aは、貫通穴6を形成するため、後側ボス部42Aaと前側ボス部42Abとに分割して形成されている。
貫通穴6は、後側ボス部42Aaでは、後側貫通穴6aとして形成されており、排出通路2Bに連通してケーシング2と後シュラウド42との間の隙間を経て回転軸3に近づく第一流路5Aの一部に連通するように、回転軸3の径方向外側に向けて一端が開口し、そこから回転軸3の延在方向に沿って貫通し、他端が前側ボス部42Ab側に向くように周方向に複数並設されている。
また、貫通穴6は、前側ボス部42Abでは、前側貫通穴6bとして形成されており、後シュラウド42の回転軸3側の端部との間で回転軸3の延在方向に沿う通路をなしている。すなわち、周方向に連続する環状の溝を前側ボス部42Abに形成することで得ることができる。前側貫通穴6bは、一端が後側ボス部42Aa側に向くように開口して後側貫通穴6aの他端に連通し、そこから回転軸3の延在方向に沿って他端が吸入通路2Aに開口して形成されている。この前側貫通穴6bの他端の開口は、第一流路5Aが吸入通路2Aに開口する開口部5Aaとして形成されている。この開口部5Aaは、前側貫通穴6bの他端が、後シュラウド42の回転軸3側(前側)の端部を回り込むように形成されることで、吸入通路2Aでの流体の吸入方向の下流側に向けて形成されている。なお、第一流路5Aは、貫通穴6を形成したボス部42A内を通過して吸入通路2Aに至る流路であると説明したが、これに限定されることはなく、例えば、貫通穴6をボス部42Aにではなく回転軸3に形成して、その貫通穴6が形成された回転軸3内を通過して吸入通路2Aに至る流路としてもよい。また、ボス部42Aは、貫通穴6を形成するため、後側ボス部42Aaと前側ボス部42Abとに分割して形成されていると説明したが、これに限定されることはなく、例えば、ボス部42Aを前後に分割せずに一体鋳造により貫通穴6を形成してもよい。
第二流路5Bは、排出通路2Bに連通してケーシング2と前シュラウド41との間に形成された隙間を経て吸入通路2Aに至る流路である。このケーシング2と前シュラウド41との間の隙間が、吸入通路2Aに至る端部の開口は、吸入通路2Aに開口する開口部5Baとして形成されている。この開口部5Baは、ケーシング2の一部が、前シュラウド41の回転軸3側(前側)の端部を回り込むように形成されることで、吸入通路2Aでの流体の吸入方向の下流側に向けて形成されている。
これら第一流路5Aおよび第二流路5B内での圧力分布が異なるため、羽根車に軸スラストが作用する。
そして、本実施の形態の遠心式流体機械1では、第一流路5Aの開口部5Aa、および第二流路5Bの開口部5Baは、吸入通路2Aに噴出される流体の噴出速度を、吸入通路2Aに吸入される流体の吸入速度に合わせるように開口面積が設定される。
具体的に、吸入通路2Aにおける流体の流速をV[m/s]とし、開口部5Aaや開口部5Baから噴出される流体の流速をVs[m/s]とする。流速Vは、羽根車4が回転する際の旋回成分を含んでいるものとする。一方、流速Vsは、開口部5Aaや開口部5Baから噴出される流体の流量をQ[m3/s]とし、開口部5Aaや開口部5Baの開口面積をA[m2]とし、開口部5Aaや開口部5Baの出口部分において羽根車4が回転する際の旋回速度をVt[m/s]とすると、開口部5Aaや開口部5Baの出口の流速がQ/Aとなり、旋回速度Vtを考慮すると、流速Vsは、((Q/A)2+Vt2)0.5となる。そして、流量Qおよび旋回速度Vtは、軸スラストバランス機構として機能するように設定されているため、吸入通路2Aに吸入される流体の吸入速度Vに対し、開口部5Aaや開口部5Baから吸入通路2Aに噴出される流体の噴出速度Vsを合わせるには、開口部5Aaや開口部5Baの開口面積Aを設定すればよい。
すなわち、本実施の形態の遠心式流体機械1は、中空形状をなすケーシング2と、ケーシング2内に回転自在に支持されており、軸方向の一方に配置される前シュラウド(円環部材)41、軸方向の他方に配置される後シュラウド(円盤部材)42、および前シュラウド41と後シュラウド42との間で周方向に並設された複数の羽根43を有する羽根車4と、羽根車4の回転に伴って流体が羽根車4における前シュラウド41の中央から軸方向に吸入される吸入通路2Aと、羽根車4の回転に伴って羽根車4で圧送された流体が該羽根車4の軸方向に交差する方向に沿って排出される排出通路2Bと、排出通路2Bに連通してケーシング2と後シュラウド42との間を経て吸入通路2Aに至り、かつ吸入通路2Aでの流体の吸入方向の下流側に向けて開口する開口部5Aaを有する第一流路5Aと、を備え、開口部5Aaから吸入通路2Aに噴出される流体の噴出速度Vsを、吸入通路2Aに吸入される流体の吸入速度Vに合わせる態様で、開口部5Aaの開口面積Aが設定される。
また、本実施の形態の遠心式流体機械1は、中空形状をなすケーシング2と、ケーシング2内に回転自在に支持されており、軸方向の一方に配置される前シュラウド(円環部材)41、軸方向の他方に配置される後シュラウド(円盤部材)42、および前シュラウド41と後シュラウド42との間で周方向に並設された複数の羽根43を有する羽根車4と、羽根車4の回転に伴って流体が羽根車4における前シュラウド41の中央から軸方向に吸入される吸入通路2Aと、羽根車4の回転に伴って羽根車4で圧送された流体が該羽根車4の軸方向に交差する方向に沿って排出される排出通路2Bと、排出通路2Bに連通してケーシング2と前シュラウド41との間を経て吸入通路2Aに至り、かつ吸入通路2Aでの流体の吸入方向の下流側に向けて開口する開口部5Baを有する第二流路5Bと、を備え、開口部5Baから吸入通路2Aに噴出される流体の噴出速度Vsを、吸入通路2Aに吸入される流体の吸入速度Vに合わせる態様で、開口部5Baの開口面積Aが設定される。
この本実施の形態の遠心式流体機械1によれば、開口部5Aaや開口部5Baの向きを吸入通路2Aでの流体の吸入方向の下流側に向けて開口することで、軸スラストを軽減するとともに、羽根車4の吸込側の圧力低下を防ぐことができる。しかも、開口部5Aaや開口部5Baの開口面積Aを設定し、吸入通路2Aに吸入される流体の吸入速度Vに対して、開口部5Aaや開口部5Baから吸入通路2Aに噴出される流体の噴出速度Vsを合わせることで、第一流路5Aや第二流路5Bから吸入通路2Aに流体が合流する際の混合損失を低減することが可能になる。この結果、遠心式流体機械1の流体の圧送効率を向上することが可能になる。なお、噴出速度Vsを吸入速度Vと同一にすることが最適であるが、遠心式流体機械1の稼動状態によって吸入速度Vが変化する場合があり、そのような場合でも混合損失を低減するには、少なくとも噴出速度Vsを吸入速度Vの±50[%]の範囲とすればよく、すなわち、少なくとも0.5V≦Vs≦1.5Vの範囲となるように開口部5Aaや開口部5Baの開口面積Aを設定すれば、遠心式流体機械1の流体の圧送効率を向上する効果が得られる。
なお、開口面積を設定する上記構成は、第一流路5Aの開口部5Aaか、第二流路5Bの開口部5Baの少なくとも一方に適用されていれば、上記効果を奏することができ、第一流路5Aの開口部5Aa、および第二流路5Bの開口部5Baに適用されていれば、上記効果を顕著に得ることができるものである。
図2は、図1におけるS−S断面図である。上述したように、噴出速度Vsは、旋回速度Vtの影響を受けるため、開口部5Aaや開口部5Baから噴出される流体は、旋回方向に向けて斜めに流れる。したがって、本実施の形態では、回転軸3(羽根車4)の回転方向にやや対向するように、開口部5Aaの向きを回転方向に対して傾けることで、開口部5Aaから噴出される流体を回転軸3の軸Cの方向に沿うようにしている。具体的には、羽根車4の軸Cを通過する法線、すなわち軸Cの放射方向(羽根車4の半径方向)に対して角度θで傾斜するように開口部5Aaを設ける。
このように、本実施の形態の遠心式流体機械1では、開口部5Aaを、羽根車4の回転に伴い吸入通路2Aに吸入される流体に対して噴出する流体の向きを揃える態様で、羽根車4の軸Cを通過する法線に対して傾斜して設ける。
この本実施の形態の遠心式流体機械1によれば、開口部5Aaの向きにより、羽根車4の回転に伴い吸入通路2Aに吸入される流体に対して噴出する流体の向きを揃えるため、第一流路5Aから吸入通路2Aに流体が合流する際の混合損失をより低減することが可能になる。この結果、遠心式流体機械1の流体の圧送効率をより向上することが可能になる。
1 遠心式流体機械
2 ケーシング
2A 吸入通路
2B 排出通路
3 回転軸
4 羽根車
41 前シュラウド(円環部材)
42 後シュラウド(円盤部材)
42A ボス部
42Aa 後側ボス部
42Ab 前側ボス部
43 羽根
5A 第一流路(流路)
5Aa 開口部
5B 第二流路(流路)
5Ba 開口部
6 貫通穴
6a 後側貫通穴
6b 前側貫通穴
A 開口面積
C 軸
2 ケーシング
2A 吸入通路
2B 排出通路
3 回転軸
4 羽根車
41 前シュラウド(円環部材)
42 後シュラウド(円盤部材)
42A ボス部
42Aa 後側ボス部
42Ab 前側ボス部
43 羽根
5A 第一流路(流路)
5Aa 開口部
5B 第二流路(流路)
5Ba 開口部
6 貫通穴
6a 後側貫通穴
6b 前側貫通穴
A 開口面積
C 軸
Claims (2)
- 中空形状をなすケーシングと、
前記ケーシング内に回転自在に支持されており、軸方向の一方に配置される円環部材、軸方向の他方に配置される円盤部材、および前記円環部材と前記円盤部材との間で周方向に並設された複数の羽根を有する羽根車と、
前記羽根車の回転に伴って流体が前記羽根車における前記円環部材の中央から軸方向に吸入される吸入通路と、
前記羽根車の回転に伴って前記羽根車で圧送された流体が該羽根車の軸方向に交差する方向に沿って排出される排出通路と、
前記排出通路に連通して前記ケーシングと前記円盤部材または前記円環部材の少なくとも一方との間を経て前記吸入通路に至り、かつ前記吸入通路での流体の吸入方向の下流側に向けて開口する開口部を有する流路と、
を備え、
前記開口部から前記吸入通路に噴出される流体の噴出速度を、前記吸入通路に吸入される流体の吸入速度に合わせる態様で、前記開口部の開口面積が設定されることを特徴とする遠心式流体機械。 - 前記ケーシングと前記円盤部材との間を経る流路の前記開口部は、前記羽根車の回転に伴い前記吸入通路に吸入される流体に対して噴出される流体の向きを揃える態様で、前記羽根車の軸を通過する法線に対して傾斜して設けられることを特徴とする請求項1に記載の遠心式流体機械。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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