JP2013075590A - ヘッドライトカウル構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車体前部に設けられたヘッドライトユニット16をヘッドライトカウル20で覆うヘッドライトカウル20はアウター本体部40でヘッドライト本体30を囲み、そのコーナー部44とヘッドライト本体30の間にスリット状の上部空気導入口22を設け、ヘッドライトカウル20内部に形成したスリット状をなす空気導入ダクトへ連通させ、排出口をヘッドライトカウル20の後部に設ける。空気導入ダクトを構成する壁部の一部をヘッドライト本体30の側壁部で構成する。ヘッドライト本体30上面に沿った走行風を上部空気導入口22から空気導入ダクトへ入れて走行風W2として後方へ流し、ヘッドライト本体30を冷却するとともに、左右一対の空気導入ダクトを流すことで車両の直進性を向上させる。
【選択図】図4
Description
本願は、このような課題の解決を目的とする。
前記空気導入ダクトが、前記ヘッドライトの外側面と前記ヘッドライトカウルの内側面との間に形成されるスリット状の通路であることを特徴とする。
前記空気導入ダクトの前側開口端である空気導入口は、前記投光面の上部左右方向両端部に形成されることを特徴とする。
前記空気導入口は、前記上方角部の外周に沿ってV字形状をなして形成されることを特徴とする。
前記空気導入口の前方又は下方に前記ヘッドライトの発光部が配置されていることを特徴とする。
ヘッドパイプ11には、下端部に前輪2を支持する左右一対のフロントフォーク12の上部がトップブリッジ13及びボトムブリッジ14を介して回動自在に支持され、トップブリッジ13に取付けられたハンドル15により操舵される。
ヘッドライトユニット16はヘッドライトカウル20で周囲を覆われ、メータ17もメーターカウル21にて前部側を覆われている。
以下、これらヘッドライトユニット16、メータ17、ウインカ18、ヘッドライトカウル20及びメーターカウル21からなる一体構造部分を前部灯体ユニットということにする。
ポジションライト部31はポジションランプ33を備えた小型の位置表示灯であり、メーターカウル21の下部とヘッドライトカウル20の上部の間に囲まれている。
これらメータ17、メーターカウル21、ポジションライト部31及びヘッドライトユニット16は車体中心線CL上に上下方向へ重なって配置されている。
ヘッドライトカウル20の上部左右で、前面視で最大幅部をなす部分にはウインカ18が支持され、それぞれ左右方向外方へ突出している。このようにヘッドライトカウル20の前面視最大幅部へウインカ18を取付けると、ウインカ18の被視認性を向上させることができる。
図4において、前面視で略逆三角形状をなすヘッドライト本体30の上部は左右幅が広くなる幅広部をなすとともに略V字状をなし、その左右両端部は、あたかも角状に左右方向外方へ斜め上がりに突出する鋭角部38をなす。この鋭角部38は本願発明における上方角部に相当し、鋭角部38に沿ってその周囲に上部空気導入口22が形成されている。この鋭角部38の上部とその上方のヘッドライトカウル20との図に上部導風路25が形成されている。上部導風路25は走行風をヘッドライト本体30の表面に沿って上部空気導入口22へ左右方向斜め上がりに導く。
ヘッドライトカウル20の左右両側部にも下部空気導入口27が設けられている。下部空気導入口27は前方へ向かって開口し、走行風を前方から取り込んで後方へ流す。
アウター本体部40は前面視で略門型をなし、左右方向へ横長状をなす上部41とその左右で上下方向へ延びる側部42を一体に備える。
このコーナー部44は、レンズ34の鋭角部38の周囲部分に間隔をもって重なり、鋭角部38の周囲部分との間に上部空気導入口22を形成している(図4及び図10参照)。
上部空気導入口22は前面視スリット状の幅狭の開口をなし、ここに上部導風路25及び側部導風路26が連通している。
このように、上部空気導入口22が上方角部である鋭角部38の外周に沿って、上方へ凸の略V字形状をなして形成されるため、上部空気導入口22の面積を大きくしつつV字の頂部に走行風を集めることができ、空気導入ダクト23に多量の空気を導入できる。
上部41の左右方向中央部にはメーターカウル21が重ねられている。メーターカウル21は斜め後ろ上方へ向かって略扇状に広がり、側縁部21cは後方へ向かって肩部43の上方へ外開き状に傾斜する。
しかも、走行風W1がポジションライト部31の側方を通過するため、発光部であるポジションランプ33の発光による発熱したポジションライト部31をある程度冷却できる。
アウター本体部40における左右両側部42の下端はアウター下部50へ接続し、左右両側部42の下端部間における開放部はアウター下部50で閉じられている。
したがって、前方の走行風を上部空気導入口22から空気導入ダクト23へ取り込み、空気導入ダクト23内を後方へ流し、排出口24から後方へ排出できる。
また、ヘッドライトユニット16の外側壁部に沿って走行風を流すことにより、外側壁部を直接冷却できるので、ヘッドライトユニット16を効率よく冷却できる。
また、排出口24がヘッドライト本体30の後方に開口しているから、空気導入ダクト23を通過した走行風W2をヘッドライト本体30の後方に排風として流すことができる。このため、排風による側面方向への力が加わらないから、ハンドル操作を軽くすることができる。
側面視では、前面下部34aが前方へ突出し、前端上部34bが後方へ後退する後傾斜面をなす。すなわち、レンズ34の表面は全体として、最も前方へ突出する前部下方部分から左右方向斜め後方及び後ろ斜め上方へ向かって湾曲する連続した3次元の曲面をなし、走行風を表面に沿って斜め上がり後ろ上方及び左右方向後方へ導くようになっている。
左右両端部34cは、投光面36の境界をなす段差部34dよりも後方のハウジング35へ向かって延び、ヘッドライトカウル20で覆われる部分であり、ヘッドライトランプ32の光を外部へ投光させない非投光面37の一部をなす。
段差部34dは図11に示すように、投光面36から左右両端部34cの間を斜めにカットした後方へ向かって左右方向外方へ広がる傾斜面をなし、側部導風路26を構成する壁部をなす。側部導風路26には側部42の前端縁42aが臨んでいる。
また、レンズ34の上部で、上部投光面36aを除く凹部34eより上方部分は凹部34eに連続する上部投光面36a及びヘッドライト本体30側の投光面36より低い低部をなし、この低部は左右両端部34cとも連続する。したがって、レンズ肩部39を含む非投光面37は、上部投光面36a及びヘッドライト本体30側の投光面36の周囲に形成された低部をなしている。
段差部34fは鋭角部38に近づくにしたがって幅が広くなるとともに、上部41も下端縁41dに向かって段差部34fと逆傾斜しているから、図13に示すように、上部41と段差部34fとこの段差部34fより上方の投光面36の上部が上部導風路25を構成する壁部をなす。上部導風路25は上部41に沿って走行風を上部空気導入口22(図4)へ向かって左右方向かつ斜め上がり後方へ導く。
22:上部空気導入口、23:空気導入ダクト、25:上部導風路、26:側部導風路、27:下部空気導入口、30:ヘッドライト本体、31:ポジションライト部、32:ヘッドライトランプ、33:ポジションランプ、34:レンズ、35:ハウジング、36:投光面、38:鋭角部、40:アウター本体部、44:コーナー部、50:アウター下部、60:インナー部
Claims (7)
- 車体の前方に配置されるヘッドライト(30)を覆うとともに、左右一対の空気導入ダクト(23)を備えたヘッドライトカウル(20)において、
前記空気導入ダクト(23)が、前記ヘッドライト(30)の外側面と前記ヘッドライトカウル(20)の内側面との間に形成されるスリット状の通路であることを特徴とするヘッドライトカウル構造。 - 前記ヘッドライト(30)は、前面に設けられ、車幅方向中央から外方に向かって後上方に傾斜する投光面(36)を備え、
前記空気導入ダクト(23)の前側開口端である空気導入口(22)は、前記投光面(36)の上部左右方向両端部に形成されることを特徴とする請求項1に記載したヘッドライトカウル構造。 - 前記投光面(36)は、上部左右方向両端部に、前面視で後上方へ向かって幅狭をなすように突出する上方角部(38)を備え、
前記空気導入口(22)は、前記上方角部(38)の外周に沿ってV字形状をなして形成されることを特徴とする請求項2に記載したヘッドライトカウル構造。 - 前記空気導入口(22)の前方又は下方に前記ヘッドライト(16)の発光部(32)が配置されていることを特徴とする請求項2又は3に記載したヘッドライトカウル構造。
- 前記空気導入ダクト(23)は、前記ヘッドライト(16)の後方に開口(24)を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載したヘッドライトカウル構造。
- 前記空気導入ダクト(23)の外面にウインカ(18)が支持されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載したヘッドライトカウル構造。
- 前記ヘッドライトカウル(20)の上方に配置されたメータ(17)を備え、前記ヘッドライトカウル(20)とメータ(17)との間には、車体中央に向かってくぼむ左右一対の凹部(29)が設けられることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載したヘッドライトカウル構造。
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