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JP2012240515A - バックドア開口の補強構造 - Google Patents

バックドア開口の補強構造 Download PDF

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JP2012240515A
JP2012240515A JP2011111272A JP2011111272A JP2012240515A JP 2012240515 A JP2012240515 A JP 2012240515A JP 2011111272 A JP2011111272 A JP 2011111272A JP 2011111272 A JP2011111272 A JP 2011111272A JP 2012240515 A JP2012240515 A JP 2012240515A
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back door
door opening
rear pillar
vehicle
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Shusuke Matsuoka
秀典 松岡
Hisashi Monchujo
久史 問註所
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】走行時の路面からの入力荷重が、ルーフヘッダに向かってアール形状領域に集中して流れることを防止することができるバックドア開口の補強構造を提供する。
【解決手段】本発明は、車両のバックドア開口部8の側縁に設けられたインナパネル38と、インナパネル38の車両外側でバックドア開口部8の側縁から車両側方上方側に延びるリヤピラーレイン36と、リヤピラーレイン36の車両外側でバックドア開口部8の側縁に設けられたアウタパネル34とにより形成されたリヤピラー24と、リヤピラー24の少なくとも一部により形成されたバックドア開口部8のコーナー部16にアール形状領域46が形成され、車幅方向に延び、閉断面構造を有するルーフヘッダ22とを有するバックドア開口の補強構造であって、リヤピラーレイン36の上端部36bとルーフヘッダ22の閉断面構造32とが離間して設けられている。
【選択図】図6

Description

本発明は、バックドア開口の補強構造に係り、特に、車両のバックドア開口部の側縁に設けられたインナパネルと、インナパネルの車両外側でバックドア開口部の側縁から車両側方上方側に延びるリヤピラーレインと、リヤピラーレインの車両外側でバックドア開口部の側縁に設けられたアウタパネルとにより形成されたリヤピラーと、リヤピラーの少なくとも一部により形成されたバックドア開口部のコーナー部にアール形状領域が形成され、車幅方向に延び、閉断面構造を有するルーフヘッダとを有するバックドア開口の補強構造に関する。
従来から、車両の車両後部に形成されたバックドア開口を補強するためのバックドア開口の補強構造が提案されている。
例えば、特許文献1には図11に示すように、車両の車両後方に形成されたバックドア開口を補強する従来の補強構造が示されている。図11に示すように、車両のバックドア開口86の下部コーナー88には、円弧状に湾曲したアール部90が設けられ、リヤエンドクロスメンバ92内にはブレース94が設けられ、ブレース94の上端がアール止まり部96に接合され、下端98が上端100より車両中央側に接合されている。このようにブレース94がアール止まり部96から車両中央側に傾斜して設けられているため、アール止まり部96にかかる応力をアール止まり部96から車両中央側にずらした下端98のリヤエンドクロスメンバ92との接合部に分散させることができる構造が知られている。
特開2010−234975号公報
しかしながら、特許文献1に記載のバックドア開口の下部補強構造は、バックドア開口86のアール部90のアール止まり部96にかかる荷重をブレース94等により車両中央側のリヤエンドクロスメンバ92内に伝えるものである。従って、バックドア開口86を拡大してアールを小さくした場合には、路面からの荷重入力がアール部90を集中して通って伝達され、アール部90に変形等が生じたり、アール止まり部96のスポット溶接が剥がれるという問題があった。
さらに、車両の走行中には、車両には車両の上部から前方に引っ張られる荷重が発生するので、特にバックドア開口部の上部コーナーに形成されたアール部には、荷重が集中しやすく、リヤピラーが前方に傾斜している場合はさらにこのアール部に荷重が集中しやすくなっているという問題があった。
そこで、本発明は、従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、走行時の路面からの入力荷重のうちアウタパネル及びリヤピラーレインに伝わった荷重が、ルーフヘッダに向かってアール形状領域に集中して流れることを防止することができるバックドア開口の補強構造を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明は、車両のバックドア開口部の側縁に設けられたインナパネルと、インナパネルの車両外側でバックドア開口部の側縁から車両側方上方側に延びるリヤピラーレインと、リヤピラーレインの車両外側でバックドア開口部の側縁に設けられたアウタパネルとにより形成されたリヤピラーと、リヤピラーの少なくとも一部により形成されたバックドア開口部のコーナー部にアール形状領域が形成され、車幅方向に延び、閉断面構造を有するルーフヘッダとを有するバックドア開口の補強構造であって、リヤピラーレインの上端部とルーフヘッダの閉断面構造とが離間して設けられていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、バックドア開口部を拡大した際の補強を十分にしつつ、リヤピラーレインの上端部とルーフヘッダの閉断面構造とが離間して設けられているので、走行時の路面からの入力荷重のうちリヤピラーレインに伝わった荷重が、車両側方上方側に流れやすい。従って、走行時の路面からの入力荷重がルーフヘッダに向かってアール形状領域に集中して流れることを防止することができる。
本発明において、好ましくは、アウタパネルの上端部とルーフヘッダの閉断面構造とが離間して設けられていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、バックドア開口部を拡大した際の補強を十分にしつつ、アウタパネルの上端部とルーフヘッダの閉断面構造とが離間して設けられているので、走行時の路面からの入力荷重のうちアウタパネル及びリヤピラーレインに伝わった荷重は、車両側方上方側に流れやすい。従って、走行時の路面からの入力荷重がルーフヘッダに向かってアール形状領域に集中して流れることを防止することができる。
本発明において、好ましくは、インナパネルとアウタパネルの間にアール形状領域を補強するアール形状領域補強部材を有し、アール形状領域補強部材が車幅方向においてルーフヘッダの閉断面構造と重複する位置まで延ばされていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、アール形状領域補強部材がバックドア開口部のコーナー部のアール形状領域を補強するので、バックドア開口部を拡大した際のコーナー部の補強を十分にしつつ、このアール形状領域に変形が生じにくい必要な剛性を確保するとともに、走行時の路面からの入力荷重がルーフヘッダに向かってアール形状領域に集中して流れることを防止することができる。
本発明において、好ましくは、アール形状領域は、コーナー部のアールを形成するアール部と、アール部からバックドア開口部の側縁に沿って延びている側縁部と、アール部からバックドア開口部の横縁に沿って延びている横縁部とを備え、アール形状領域補強部材がアール形状領域の側縁部からアール部を通って横縁部まで設けられることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、補強部材がインナパネルとアウタパネルの間で、アール形状領域の側縁部からアール部を通って横縁部まで設けられ、アール形状領域を補強するので、バックドア開口部のコーナー部のアール形状領域のアール部のアールを小さくした場合でも、このアール形状領域に変形が生じにくい必要な剛性を確保するとともに、走行時の路面からの入力荷重がルーフヘッダに向かってアール形状領域に集中して流れることを防止することができる。
本発明において、好ましくは、アール形状領域補強部材がバックドアを開閉する際の振動を吸収するダンパのダンパレインであることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、アール形状領域補強部材にバックドアを開閉する際の振動を吸収するダンパのダンパレインを用いるので、補強に用いる部品の数が増えるのを防ぐとともに、このアール形状領域に変形が生じにくい必要な剛性を確保することができる。
本発明において、好ましくはピラーレインとアウタパネル及び/又はインナーパネルとを、荷重伝達方向である車両側方上方向に沿って複数個所溶接する、ことを特徴としている。
このように構成された本発明においては、ピラーレインとアウタパネル及び/又はインナーパネルとを、荷重伝達方向である車両側方上方向に沿って複数個所にわたって溶接するので、走行時の路面からの入力荷重が、車両側方上方側に向かって流れやすい。従って、走行時の路面からの入力荷重がルーフヘッダに向かってアール形状領域に集中して流れることを防止することができる。
本発明のバックドア開口の補強構造によれば、走行時の路面からの入力荷重が、ルーフヘッダに向かってアール形状領域に集中して流れることを防止することができる。
本発明の実施形態による車両の車体後部の外装の構造を示す斜視図である。 図1の車両の車体後部のルーフパネル、バックドア及びアウターパネルを取り外した状態を示す斜視図である。 図2の車両の車体後部のルーフヘッダの右半分を取り外した状態を示す斜視図である。 図3に示す車両の車体後部から、ルーフヘッダの左半分、リヤピラーアウタ及び補強部材を取り外した状態の車両の車体後部の構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態による車両の車体後部のリヤピラーインナパネルを取り外した状態の車室内から見た斜視図である。 図2に示すバックドア開口の補強構造のアウターパネルを取り外した状態の車両右側の上部コーナー部周辺の構造を示す部分拡大斜視図である。 図2に示すバックドア開口の補強構造のリヤピラーアウタパネルを取り外した状態の車両右側の上部コーナー部周辺の構造を示す部分拡大斜視図である。 図3のVIII−VIII線に沿って見た断面図である。 図3のIX−IX線に沿って見た断面図である。 本発明の実施形態の変形例による車両のバックドア開口の補強構造のアウターパネルを取り外した状態の車両右側の上部コーナー部周辺の構造を示す部分拡大斜視図である。 従来のバックドア開口の補強構造を示す断面図である。
以下、図1乃至図4により、本発明の実施形態によるバックドア開口の補強構造を説明する。
図1は本発明の実施形態による車両の車体後部の主に外装の構造を示す斜視図であり、図2は図1の車両の車体後部のルーフパネル、バックドア及びアウターパネルを取り外した状態を示す斜視図であり、図3は図2の車両の車体後部のルーフヘッダの右半分を取り外した状態を示す斜視図であり、図4は図3に示す車両の車体後部から、ルーフヘッダの左半分、リヤピラーアウタ及び補強部材を取り外した状態の車両の車体後部の構造を示す斜視図である。
図1に示すように、符号1は車両を示し、この車両1は、車両の車室の天井部を覆うルーフパネル2と、車両の左右の側面を形成するアウターパネル4と、車両の車室の後部を覆うバックドア6とを備えている。
図2に示すように、車両1は、バックドア6を開いた際に車室に向かって四角形状に開口したバックドア開口部8を補強する補強構造10を備えている。車両1の補強構造10には、バックドア開口部8の縦方向の側縁12から横方向の上部横縁14に曲がる上部のコーナーを形成する左右1対の上部コーナー部16と、バックドア開口部の縦方向の側縁12から横方向の下部横縁18に曲がる下部のコーナーを形成する左右1対の下部コーナー部20とが形成されている。
補強構造10は、バックドア開口部8の上方で車幅方向に延びるルーフヘッダ22と、バックドア開口部8の側縁12から上部コーナー部16に向かって延びる左右1対のリヤピラー24と、車体の最も後方で車室と外部とを仕切るようにリヤピラー24の下方から車幅方向に延びるリヤエンドパネル26とを備える。
補強構造10の上部コーナー部16には、バックドアを開閉する際の振動を吸収するダンパ28が設けられ、車両側方上部で車両前後方向に延びているルーフサイドレール30が接続されている。なお、図1乃至図10(図2及び図7以外)においては、ダンパ28の図示は省略されている。
図3には、補強構造10のルーフヘッダ22の閉断面構造が、ルーフヘッダ22を中央部分で車両前後方向に切断してルーフヘッダの右半分を取り除いた状態で示されている。このルーフヘッダ22の車両前後方向の断面は閉断面構造32に形成されている。ルーフヘッダ22は閉断面構造32によって曲げ荷重やねじり荷重等に対して高い剛性を有し、この閉断面構造32と他の部材を接続することによってバックドア開口部8の周辺部の剛性を強化でき、補強構造の一部を形成している。
次に、図3及び図4に示すように、リヤピラー24には、リヤピラー24の車体後方外側に形成されるリヤピラーアウタパネル34と、このリヤピラーアウタパネル34の車体内側に形成されるリヤピラーレイン36と、このリヤピラーレイン36の車体内側に形成されるリヤピラーインナパネル38とが設けられている。
リヤピラー24のリヤピラーアウタパネル34は、バックドア開口部8の側縁12からバックドア開口部8の上部コーナー部16まで延びている。
リヤピラー24のリヤピラーレイン36は、バックドア開口部8の側縁12から車体側方側且つ前方上方側のルーフサイドレール30に向かって延び、このリヤピラーレイン36の上方側前端部36aで、ルーフサイドレール30と接続されている。
リヤピラー24のリヤピラーインナパネル38は、リヤピラーレイン36より内側で、バックドア開口部8の側縁12から上部コーナー部16を通ってバックドア開口部8の上部横縁14まで延び、さらに、車両前方上方側のルーフサイドレール30に向かっても延びている。
図5は、本発明の実施形態による車両の車体後部のリヤピラーインナパネルを取り外した状態の車室内から見た斜視図である。図5に示されているように、リヤエンドパネル26は、車体の下部外側に設けられ、この上端でリヤピラーアウタパネル34と接続され、リヤピラーアウタパネル34の垂直下方に延び、バックドア開口部8の側縁12を形成し、下部コーナー部20で車幅方向内側に湾曲されてほぼ水平に延び、バックドア開口部8の下部横縁18を形成している。
このリヤエンドパネル26の車室方向内側には、下部リヤピラーレイン40が形成され、さらにこのリヤエンドパネル26の車室方向内側には、リヤピラーインナパネル38が形成されている。このリヤエンドパネル26の前方及びリヤピラーインナパネル38の下部の車幅方向外方には、ホイールハウス42が形成されている。ホイールハウス42は、上面部が側面視でアーチ状に延びている。このホイールハウス42の中央上部には、路面からの荷重入力を受けるリヤサスペンション44が取付けられている。
図6は、図2に示すバックドア開口の補強構造のアウターパネルを取り外した状態の車両右側の上部コーナー部周辺の構造を示す部分拡大斜視図である。図6に示すように、リヤピラーアウタパネル34の上端部34aは、補強構造10のルーフヘッダ22の閉断面構造32と、L1の長さ離間して設けられている。
このリヤピラーレイン36の上方側上端部36bは、補強構造10のルーフヘッダ22の閉断面構造32と、L2の長さ離間して設けられている。
リヤピラー24のリヤピラーアウタパネル34とリヤピラーのリヤピラーレイン36とは、このリヤピラーアウタパネル34の下部から上方のルーフサイドレール30に向かう矢印Aの方向、すなわちルーフサイドレール30に向かって荷重を伝達する方向である車両側方上方向に沿って並んだ複数箇所でスポット溶接によって溶接されている。
リヤピラー24のリヤピラーレイン36とリヤピラー24のリヤピラーインナパネル38とのスポット溶接による溶接部は、上部コーナー部16の前方側のルーフサイドレール30に向かう方向、すなわちルーフサイドレール30に向かって荷重を伝達する方向である車両側方上方向に沿って並んだ複数箇所でスポット溶接によって溶接されている。これら複数個所の溶接は、例えば列状に並んだ複数個所において溶接されることによって行われる。
次に、図5及び図6に示すように、車両1の補強構造10には、その上部コーナー部16を覆うように設定される上部アール形状領域46と、補強構造10の下部コーナー部20を覆うように設定される下部アール形状領域48とが設けられている。
上部アール形状領域46は、コーナーのアール(=円弧状部)が形成された上部アール部50と、この上部アール部50からバックドア開口部8の側縁12に沿って延びている側縁部52と、この上部アール部50からバックドア開口部8の上部横縁14に沿って延びている上部横縁部54とにより形成されている。
上部アール形状領域46の上部アール部50は、位置L1から位置L2まで上部コーナー部16のアールに沿って所定幅で湾曲して延びている。上部アール形状領域46の側縁部52は、上部アール部50の位置L1からバックドア開口部8の側縁12に沿って下方の位置L3まで所定幅でほぼ直線状に延びている。上部アール形状領域46の上部横縁部54は、上部アール部50の位置L2からバックドア開口部8の上部横縁14に沿って車幅方向の位置L4まで所定幅でほぼ直線状に延びている。
下部アール形状領域48は、下部コーナー部20のアールが形成された下部アール部56と、この下部アール部56からバックドア開口部8の側縁12に沿って延びている下部側縁部58と、この下部アール部56からバックドア開口部8の下部横縁18に沿って延びている下部横縁部60とにより形成されている。
下部アール形状領域48の下部アール部56は、位置L5から位置L6まで下部コーナー部20のアールに沿って湾曲して延びている。下部アール形状領域48の下部側縁部58は、下部アール部56の位置L6からバックドア開口部8の側縁12に沿って上方の位置L7までほぼ直線状に延びている。下部アール形状領域48の下部横縁部60は、下部アール部56の位置L5からバックドア開口部8の下部横縁18に沿って車幅方向の位置L8までほぼ直線状に延びている。
この上部アール形状領域46の上部アール部50のアール(=曲率半径)の大きさは、バックドア開口部8の開口面積を拡大する前のそのアールの大きさと比べて約10%程度小さく形成され、この下部アール形状領域48の下部アール部56のアールの大きさは、バックドア開口部8の開口面積を拡大する前のそのアールの大きさと比べて約30%程度小さく形成され、上部アール部50のアールの大きさと下部アール部56のアールの大きさとの合計は、バックドア開口部8の開口面積を拡大する前のこれらアールの大きさの合計と比べて、約20%程度小さく形成されている。
図7は、図2に示すバックドア開口の補強構造のリヤピラーアウタパネルを取り外した状態の車両右側の上部コーナー部周辺の構造を示す部分拡大斜視図である。
図7に示すように、バックドア開口部8の上部コーナー部16には、上部コーナー部16の両端を含み、上部コーナー部16から延びる直線部が形成されたダンパレイン62が設けられている。より具体的には、ダンパレイン62において、上部コーナー部16に沿った弧形状アール部分の両端から伸びる縦直線部と横直線部とが一体的に形成されている。ダンパレイン62には、バックドアを開閉する際の振動を吸収するダンパ28が接続されている。ダンパレイン62は、ダンパ28を支持するダンパ支持部材としても機能し、ダンパ28からの荷重をも受けとめる耐久強度を確保するために必要な厚さを持つ板状部材となっている。
このダンパレイン62のダンパレイン上部横縁部64は、上部アール形状領域46の上部横縁部54内まで延ばされ、ほぼ車幅方向に向かう所定幅の平板形状に形成されている。このダンパレイン上部横縁部64の先端は、ルーフヘッダ22の閉断面構造32の下方で上下に重複する位置まで延ばされている。
このダンパレイン62のダンパレイン上部アール部66は、上部アール形状領域46の上部アール部50を覆うように湾曲して延びている。
このダンパレイン62のダンパレイン側縁部68は、上部アール形状領域46の側縁部52内まで延ばされ、ほぼ垂直下方に向かう平板形状に形成されている。このように、ダンパレイン62は、上部アール形状領域46の上部横縁部54から上部アール部50を通って側縁部52まで、すなわち車両1のバックドア開口部8のこの上部横縁14から上部コーナー部16を介して側縁12までにまたがって延び、これら各部と連接している。
ダンパレイン62は、ダンパレイン上部横縁部64からダンパレイン上部アール部66を通ってダンパレイン側縁部68まで、一体的に形成されているが、ダンパレイン62の各部又は一部が別体として形成されていてもよい。
次に、このダンパレイン62と他の部材との接続関係について説明する。
図8は、図3のVIII−VIII線に沿って見た断面図であり、図面の右手方向が車両側方を示し、図面の上方向が車両の前方向を示している。
図8に示すように、車体1には、車体1の外側から順に、アウターパネル4、リヤピラーアウタパネル34、ダンパレイン62、リヤピラーレイン36、リヤピラーインナパネル38が配置されている。
図8の左下部分に示すように、上部アール形状領域46の側縁部52では、バックドア開口部8の側縁12に沿って、車体の外側から順に、リヤピラーアウタパネル34、ダンパレイン62、リヤピラーインナパネル38が配置され、これら3枚の板状部材が3層構造に合わされて、複数箇所でスポット溶接により溶接されている。上部アール形状領域46の側縁部52における、バックドア開口部8の側縁12から車幅外側方向に形成されたダンパレイン62の外端部70に沿って、車体の外側から順に、アウタパネル4、リヤピラーアウタパネル34、ダンパレイン62が配置され、これら3枚の板状部材が3層構造に合わされて、複数箇所でスポット溶接により溶接されている。
上部アール形状領域46の上部アール部50では、バックドア開口部8の上部コーナー部16の縁に沿って、車体の外側から順に、リヤピラーアウタパネル34、ダンパレイン62、リヤピラーインナパネル38が配置され、これら3枚の板状部材が3層構造に合わされて、所定箇所でスポット溶接により溶接されている。上部アール形状領域46の上部アール部50における、この上部アール部50から車幅外側方向に形成されたダンパレイン62の外端部70に沿って、車体の外側から順に、アウターパネル4、リヤピラーアウタパネル34、ダンパレイン62が配置され、これら3枚の板状部材が3層構造に合わされて、所定箇所でスポット溶接により溶接されている。
上部アール形状領域46の上部横縁部54では、ダンパレイン62はリヤピラーインナパネル38上に配置され、所定の箇所でリヤピラーインナパネル38にスポット溶接により溶接されている。ダンパレイン62が形成されていない部分では、リヤピラーインナパネル38とルーフヘッダ22とがスポット溶接により溶接されている。
次に、図5に示すように、バックドア開口部8の下部コーナー部20には、下部コーナー部20に沿った弧形状アール部分の両側で延びる縦直線部と横直線部とを有している下部アール形状領域補強部材74が設けられている。
この下部アール形状領域補強部材74の補強部材側縁部76は、下部アール形状領域48の下部側縁部58内まで延ばされ、ほぼ垂直上方に向かって形成されている。この下部アール形状領域補強部材74の補強部材下部アール部78は、下部アール形状領域48の下部アール部56を覆うように湾曲して延びている。この下部アール形状領域補強部材74の補強部材下部横縁部80は、下部アール形状領域48の下部横縁部60内で所定長さで延ばされ、ほぼ車幅方向に向かって別体で形成されている。
下部アール形状領域補強部材74は、下部アール形状領域48の下部側縁部58から下部アール部56まで、すなわち車両1のバックドア開口部8のこの側縁12から下部コーナー部20にまたがって延びている。
このように、下部アール形状領域補強部材74は、下部アール形状領域48の下部側縁部58から下部アール部56を通って下部横縁部60まで、一体に形成されている。なお、下部アール形状領域補強部材74の各部或いは一部が別体として形成されてもよい。
図9は、図3のIX−IX線に沿って見た断面図である。
図9に示すように、車体1には、車体1の外側から順に、リヤエンドパネル26、下部リヤピラーレイン40、下部アール形状領域補強部材74、リヤピラーインナパネル38が配置されている。
下部アール形状領域補強部材74は、下部リヤピラーレイン40とリヤピラーインナパネル38との間で、リヤピラーインナパネル38に、複数箇所でスポット溶接により溶接されている。
このリヤピラーインナパネル38には、その上部で下部リヤピラーレイン40が溶接により溶接され、このリヤピラーインナパネル38の下部には、車体の外側から順に、リヤエンドパネル26、下部リヤピラーレイン40、リヤピラーインナパネル38が、これら3枚の板状部材が3層構造に合わされ、所定箇所でスポット溶接により溶接されている。
次に、上述した本発明の実施形態によるバックドア開口の補強構造の作用効果を説明する。
本発明の実施形態によるバックドア開口の補強構造によれば、アール形状領域46がバックドア開口部8の上部コーナー部16及び下部コーナー部20に形成されている。上部のアール形状領域46の補強部材62がリヤピラーインナパネル38とリヤピラーアウタパネル34の間で、上部アール形状領域46の側縁部52から上部アール部50を通って上部横縁部54まで設けられ、上部アール形状領域46を補強するので、上部アール形状領域46の上部アール部50のアールを小さくした場合でも、上部アール形状領域46が、この上部アール形状領域46に変形が生じにくい必要な剛性を確保することができる。
さらに、本発明の実施形態によるバックドア開口の補強構造によれば、下部のアール形状領域48の下部アール形状領域補強部材74がリヤピラーインナパネル38とリヤエンドパネル26の間で、下部アール形状領域48の下部側縁部58から下部アール部56を通って下部横縁部60まで設けられ、下部アール形状領域48を補強するので、下部アール形状領域48の下部アール部56のアールを小さくした場合でも、下部アール形状領域48が、この下部アール形状領域48に変形が生じにくい必要な剛性を確保することができる。
また、本発明の実施形態によるバックドア開口の補強構造によれば、バックドア開口部8の上部コーナー部16に形成されたダンパレイン62が、バックドア開口部8の上部コーナー部16の上部アール形状領域46の補強部材を形成するので、補強部材にバックドア6を開閉する際の振動を吸収するダンパ28のダンパレイン62を用いて、補強に用いる部品の数が新たに増える作業や追加コストを防ぐとともに、上部アール形状領域46がこの上部アール形状領域46に変形が生じにくい必要な剛性を確保することができる。
また、本発明の実施形態によるバックドア開口の補強構造によれば、車両1のリヤサスペンション44の荷重入力かかりやすいバックドア開口部8の下部に形成されたアール形状領域48の下部側縁部58および下部アール部56を少なくとも補強するので、このアール形状領域48の下部側縁部58および下部アール部56等が、リヤサスペンション44の荷重入力によって、バックドア開口部8の内側の車室内方向に倒れること及び、下部のアール形状領域48でねじれが発生すること等のアール形状領域の変形を抑制することができる。
また、本発明の実施形態によるバックドア開口の補強構造によれば、リヤピラーアウタパネル34、ダンパレイン62及びリヤピラーインナパネル38の3つの板状部材が上部アール形状領域46において合わせて溶接されているので、上部アール形状領域46において3層構造が形成され、上部アール形状領域46を補強でき、この上部アール形状領域46に変形が生じにくい必要な剛性を確保することができる。
また、本発明の実施形態によるバックドア開口の補強構造によれば、バックドア開口部8を拡大した際の補強を十分にしつつ、リヤピラーレイン36の上方側上端部36bとルーフヘッダ22の閉断面構造32とが離間して設けられているので、走行時の路面からの入力荷重のうちリヤピラーレイン36に伝わった荷重が、車両側方上方側に流れやすい。従って、走行時の路面からの入力荷重がルーフヘッダ22に向かって上部アール形状領域46に集中して流れることを防止することができる。
また、本発明の実施形態によるバックドア開口の補強構造によれば、バックドア開口部8を拡大した際の補強を十分にしつつ、リヤピラーアウタパネル34の上端部34aとルーフヘッダ22の閉断面構造32とが離間して設けられているので、走行時の路面からの入力荷重のうちリヤピラーアウタパネル34及びリヤピラーレイン36に伝わった荷重は、車両側方上方側に延びるリヤピラーレインに沿って、車両側方に流れやすい。従って、走行時の路面からの入力荷重がルーフヘッダ22に向かって上部アール形状領域46に集中して流れることを防止することができる。
また、本発明の実施形態によるバックドア開口の補強構造によれば、アール形状領域補強部材62がバックドア開口部8の上部コーナー部16の上部アール形状領域46を補強するので、バックドア開口部8を拡大した際の上部コーナー部16の補強を十分にしつつ、この上部アール形状領域46に変形が生じにくい必要な剛性を確保するとともに、走行時の路面からの入力荷重がルーフヘッダ22に向かって上部アール形状領域46に集中して流れることを防止することができ、荷重が集中して流れることによる、上部アール形状領域46でのスポット溶接の剥がれを防止することができ、耐久性も向上することができる。
また、本発明の実施形態によるバックドア開口の補強構造によれば、アール形状領域補強部材62がリヤピラーインナパネル38とリヤピラーアウタパネル34の間で、上部アール形状領域46の側縁部52から上部アール部50を通って上部横縁部54まで設けられ、上部アール形状領域46を補強するので、上部アール形状領域46の上部アール部50のアールを小さくした場合でも、上部アール形状領域46が、この上部アール形状領域46に変形が生じにくい必要な剛性を確保するとともに、走行時の路面からの入力荷重がルーフヘッダ22に向かって上部アール形状領域46に集中して流れることを防止することができる。さらに、荷重が集中して流れることによる、上部アール形状領域46でのスポット溶接の剥がれを防止することができ、耐久性も向上することができる。
また、本発明の実施形態によるバックドア開口の補強構造によれば、ダンパレイン62が、アール形状領域補強部材を形成するので、アール形状領域補強部材にバックドアを開閉する際の振動を吸収するダンパ28のダンパレインを用いて、補強に用いる部品の数が増えるのを防ぐとともに、上部アール形状領域46がこの上部アール形状領域46に変形が生じにくい必要な剛性を確保することができる。
また、本発明の実施形態によるバックドア開口の補強構造によれば、リヤピラーレイン36とリヤピラーアウタパネル34及び/又はリヤピラーインナパネル38とを、荷重伝達方向である車両側方上方向に沿って複数個所にわたって溶接するので、走行時の路面からの入力荷重が、車両側方上方側の矢印Aの荷重伝達方向に向かって流れやすい。従って、走行時の路面からの入力荷重がルーフヘッダ22に向かって上部アール形状領域46に集中して流れることを防止することができる。
つぎに、図10を参照して、本発明の実施形態の変形例によるリヤピラーアウタパネルがルーフヘッダに接続された状態のバックドア開口の補強構造について説明する。
図10は、本発明の実施形態の変形例による車両の車体後部のバックドア開口の補強構造のアウターパネルを取り外した状態の車両右側の上部コーナー部周辺の構造を示す部分拡大斜視図である。
ここで、図10に示す本発明の一実施形態によるリヤピラーアウタパネルがルーフヘッダに接続された状態のバックドア開口の補強構造において、上述したリヤピラーアウタパネルがルーフヘッダに接続されていない状態のバックドア開口の補強構造の部分と同一の部分については同一の符号を付し、これらの説明については省略し、異なる部分について説明する。
図10に示すように、車両81は、バックドアを開いた際に車室に向かって四角形状に開口したバックドア開口部8を補強する補強構造10を備えている。車両81の補強構造10には、バックドア開口部8の上部のコーナーを形成する左右1対の上部コーナー部16が形成されている。
補強構造10は、バックドア開口部8の上方で車幅方向に延びるルーフヘッダ22と、バックドア開口部8の側縁12から上部コーナー部16に向かって延びる左右1対のリヤピラー82とを備える。補強構造10の上部コーナー部16には、車両側方上部で車両前後方向に延びているルーフサイドレール30が接続されている。
次に、本発明の実施形態の変形例によるリヤピラー82について説明する。
リヤピラー82には、リヤピラー82の車体後方外側に形成されるリヤピラーアウタパネル84と、このリヤピラーアウタパネル84の車体内側に形成されるリヤピラーレイン36と、このリヤピラーレイン36の車体内側に形成されるリヤピラーインナパネル38とが設けられている。
リヤピラー82のリヤピラーアウタパネル84は、バックドア開口部8の側縁12からバックドア開口部8の上方のリヤピラーインナパネル38の上端部近傍まで延びている。このリヤピラーアウタパネル84の上端部84aは、ダンパレイン62のダンパレイン上部横縁部64からさらに車幅方向内側に延びている。このリヤピラーアウタパネル84の上端部84aは、補強構造10のルーフヘッダ22の閉断面構造32と接続されている。このリヤピラーアウタパネル84の上端部84aでは、車体の外側から順に、リヤピラーアウタパネル84、ルーフヘッダ22、リヤピラーインナパネル38が重なって配置され、所定箇所でスポット溶接により溶接されている。リヤピラーレイン36の上方側上端部36bは、補強構造10のルーフヘッダ22の閉断面構造32とは離間して設けられている。
また、本発明の実施形態の変形例によるバックドア開口の補強構造によれば、リヤピラーアウタパネル84の上端部84aがルーフヘッダ22の閉断面構造32と接続されているので、リヤピラーアウタパネル84と閉断面構造32との荷重の伝達が可能となってバックドア開口部8を拡大した際の補強をさらに十分にすることができ、リヤピラーレイン36の上方側上端部36bとルーフヘッダ22の閉断面構造32とが離間して設けられているので、走行時の路面からの入力荷重のうちリヤピラーレイン36に伝わった荷重は、リヤピラーレイン36が車両側方上方側に延びるので、車両側方に流れやすい。従って、走行時の路面からの入力荷重がルーフヘッダ22に向かって上部アール形状領域46に集中して流れることを防止することができる。
1、81 車両
6 バックドア
8 バックドア開口部
10 補強構造
12 側縁
16 上部コーナー部
20 下部コーナー部
22 ルーフヘッダ
24、82 リヤピラー
28 ダンパ
32 閉断面構造
34、84 リヤピラーアウタパネル
34a、84a 上端部
36 リヤピラーレイン
36a 上方側前端部
36b 上方側上端部
38 リヤピラーインナパネル
44 リヤサスペンション
46 上部アール形状領域
48 下部アール形状領域
50 上部アール部
52 側縁部
54 上部横縁部
56 下部アール部
58 下部側縁部
60 下部横縁部
62 ダンパレイン(補強部材、アール形状領域補強部材)
74 下部アール形状領域補強部材(補強部材)

Claims (6)

  1. 車両のバックドア開口部の側縁に設けられたインナパネルと、上記インナパネルの車両外側で上記バックドア開口部の側縁から車両側方上方側に延びるリヤピラーレインと、上記リヤピラーレインの車両外側で上記バックドア開口部の側縁に設けられたアウタパネルとにより形成されたリヤピラーと、
    上記リヤピラーの少なくとも一部により形成された上記バックドア開口部のコーナー部にアール形状領域が形成され、
    車幅方向に延び、閉断面構造を有するルーフヘッダとを有するバックドア開口の補強構造であって、
    上記リヤピラーレインの上端部と上記ルーフヘッダの閉断面構造とが離間して設けられていることを特徴とするバックドア開口の補強構造。
  2. アウタパネルの上端部とルーフヘッダの閉断面構造とが離間して設けられている請求項1に記載のバックドア開口の補強構造。
  3. 上記インナパネルと上記アウタパネルの間に上記アール形状領域を補強するアール形状領域補強部材を有し、上記アール形状領域補強部材が車幅方向においてルーフヘッダの閉断面構造と重複する位置まで延ばされている請求項1又は2に記載のバックドア開口の補強構造。
  4. 上記アール形状領域は、コーナー部のアールを形成するアール部と、上記アール部から上記バックドア開口部の側縁に沿って延びている側縁部と、上記アール部から上記バックドア開口部の横縁に沿って延びている横縁部とを備え、上記アール形状領域補強部材が上記アール形状領域の上記側縁部から上記アール部を通って上記横縁部まで設けられる請求項3に記載のバックドア開口の補強構造。
  5. アール形状領域補強部材がバックドアを開閉する際の振動を吸収するダンパのダンパレインである請求項4に記載のバックドア開口の補強構造。
  6. ピラーレインとアウタパネル及び/又はインナーパネルとを、荷重伝達方向である車両側方上方向に沿って複数個所溶接する請求項1乃至5の何れか1項に記載のバックドア開口の補強構造。
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