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JP2012200101A - 回転電機ステータ及び回転電機ステータの製造方法 - Google Patents

回転電機ステータ及び回転電機ステータの製造方法 Download PDF

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JP2012200101A
JP2012200101A JP2011063561A JP2011063561A JP2012200101A JP 2012200101 A JP2012200101 A JP 2012200101A JP 2011063561 A JP2011063561 A JP 2011063561A JP 2011063561 A JP2011063561 A JP 2011063561A JP 2012200101 A JP2012200101 A JP 2012200101A
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stator
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coil
conductor
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JP2011063561A
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English (en)
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Satoshi Nishigori
聡志 西郡
Shogo Maeda
章吾 前田
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】回転電機ステータにおいて、各セグメントコイルでの絶縁性能を十分に確保しつつ、導体セグメントの接合側のコイルエンドの径方向長さを小さくすることである。
【解決手段】ステータは、ステータコアに分布巻きで巻装された複数相のステータコイルを含む。各相のステータコイルは、2本の平行な脚部を有するU字形の複数の導体セグメント28から形成されるセグメントコイルを含む。各導体セグメント28の2の脚部32の先端部で、ステータコアの側面から突出した部分を第1曲げ部40で周方向または周方向に傾斜した方向に曲げ形成し、第1曲げ部40よりも先端側の第2曲げ部42a、42bで軸方向に向かうように曲げ形成する。径方向に隣り合う2の脚部32のそれぞれに設けられた第2曲げ部42a、42bは、ステータの軸方向に関して異なる位置に設ける。
【選択図】図9

Description

本発明は、周方向複数個所に設けられたスロットを有するステータコアと、ステータコアに分布巻きで巻装された複数相のステータコイルとを備える回転電機ステータ及び回転電機ステータの製造方法に関する。
従来から、回転電機のステータとして、スロットと呼ばれる径方向に伸びる溝を周方向に複数設けたステータコアを備え、互いに周方向に離れた2ずつのスロットに挿入するように、ステータコアにステータコイルを分布巻きで巻装する構造が知られている。
また、この場合にステータコイルとして、複数のU字形の導体セグメントをステータコアの軸方向片側から他側に、複数のスロットに挿入するとともに、軸方向他側で径方向に隣り合う導体セグメントの端部同士を結合することでコイル状に形成して、導体セグメントコイルとすることも考えられている。
さらに、複数の導体セグメントを連結することによりコイル状に形成し、単位コイルとしたものを複数個設け、ステータコアの周方向に複数の単位コイルを連結することにより各相のステータコイルを構成することも考えられている。なお、本発明に関連する先行技術文献として、特許文献1がある。
特開2004−15839号公報
このような導体セグメントから構成されるステータでは、径方向に隣り合う導体セグメントの端部同士を接合するために、導体セグメントを構成する2本の脚部で、ステータコアの軸方向他側面から突出したリード側部分を周方向の互いに近づく側に第1曲げ部で曲げ形成し、さらにそれぞれの先端部を軸方向に向かうように、ステータの周方向同位置の第2曲げ部で曲げ形成することが考えられる。先端部を軸方向に向かうように曲げ形成するのは、先端部の溶接による接合の容易化を図るためである。これに対して、径方向に隣り合う導体セグメント同士で、第2曲げ部において、ステータの軸方向に関する位置は同一位置とすることが考えられる。ただし、この場合、第2曲げ部で曲げ太りが生じるため、径方向に隣り合う導体セグメント同士が第2曲げ部で径方向に干渉するのを防止するために、径方向に隣り合う導体セグメント同士の間に径方向の隙間を設けることが要求される場合がある。このため、各脚部の接合側のコイルエンド構成部分を径方向に大きく曲げる、いわゆるシフト曲げする必要が生じて、導体セグメントの接合側のコイルエンドの径方向長さである、コイルエンド高さが大きくなる可能性がある。また、この場合、各導体セグメントのねじり工程での難易度が上昇する。また、スロット内に配置した導体セグメント同士の間でも大きな隙間が必要になる可能性がある。このため、スロット内での導体の占積率が低下したり、ステータコアの大型化を招く原因となる。
一方、径方向に隣り合う導体セグメント同士が第2曲げ部で径方向に過度に接触し、過度に干渉した場合には、導体セグメントの絶縁被膜が擦れて損傷を招く可能性がある。この場合、導体セグメントの絶縁性能が低下する可能性がある。
これに対して、特許文献1には、単に、複数のU字形の導体セグメントからステータコイルを構成する構造であって、導体セグメントの2の直線部をステータコアに挿入後、互いに開く方向、または互いに閉じる方向に折り曲げる構成が記載されているのに過ぎない。このような構成では、上記と同様の不都合が生じる可能性がある。
本発明の目的は、回転電機ステータ及び回転電機ステータの製造方法において、各セグメントコイルでの絶縁性能を十分に確保しつつ、導体セグメントの接合側のコイルエンドの径方向長さを小さくすることを目的とする。
本発明に係る回転電機ステータは、周方向複数個所に設けられたスロットを有するステータコアと、ステータコアに分布巻きで巻装された複数相のステータコイルとを備え、各相のステータコイルは、それぞれ両端部に2本の平行な脚部を有するU字形の複数の導体セグメントから形成されるセグメントコイルであって、予め定めた単位コイル間隔で配置される2のスロットの径方向に沿って整列させるように、ステータコアの軸方向片側から軸方向他側に複数の導体セグメントを挿入し、各導体セグメントの2の脚部の先端部で、ステータコアの側面から突出した部分を第1曲げ部で周方向または周方向に傾斜した方向に曲げ形成し、第1曲げ部よりも先端側の第2曲げ部で軸方向に向かうように曲げ形成し、1の導体セグメントの片側の脚部の第2曲げ部よりも先端側の部分と、この1の導体セグメントに径方向に隣り合う他の導体セグメントの他側の脚部の第2曲げ部よりも先端側の部分とを接続し、これを各導体セグメントで繰り返すことによりコイル状に形成されるセグメントコイルを含み、互いに径方向に隣り合う2の脚部のそれぞれに設けられた第2曲げ部は、ステータの軸方向に関して異なる位置に設けられていることを特徴とする回転電機ステータである。
また、本発明に係る回転電機ステータにおいて、好ましくは、各セグメントコイルを構成し、ステータの径方向に整列するように配置された複数の導体セグメントに設けられた第2曲げ部と、ステータコアの軸方向他側面との間の軸方向間隔は、複数の導体セグメントで径方向に関して交互に大小が変化している。
また、本発明に係る回転電機ステータの製造方法は、周方向複数個所に設けられたスロットを有するステータコアと、ステータコアに分布巻きで巻装された複数相のステータコイルとを備え、各相のステータコイルは、それぞれ両端部に2本の平行な脚部を有するU字形の複数の導体セグメントから形成されるセグメントコイルであって、予め定めた単位コイル間隔で配置される2のスロットの径方向に沿って整列させるように、ステータコアの軸方向片側から軸方向他側に複数の導体セグメントを挿入し、各導体セグメントの2の脚部の先端部で、ステータコアの側面から突出した部分を第1曲げ部で周方向または周方向に傾斜した方向に曲げ形成し、第1曲げ部よりも先端側の第2曲げ部で軸方向に向かうように曲げ形成し、1の導体セグメントの片側の脚部の第2曲げ部よりも先端側の部分と、この1の導体セグメントに径方向に隣り合う他の導体セグメントの他側の脚部の第2曲げ部よりも先端側の部分とを接続し、これを各導体セグメントで繰り返すことによりコイル状に形成されるセグメントコイルを含む回転電機ステータの製造方法であって、ステータコアの軸方向片側から軸方向他側に複数の導体セグメントの各脚部を挿入した後で、ステータコアの側面から突出した各導体セグメントの片側の脚部のうち、ステータコアの径方向同位置である第1位置に配置された片側の脚部の先端部を第1冶具に形成された複数の第1挿入孔にそれぞれ挿入し、ステータコアの側面から突出した各導体セグメントの他側の脚部のうち、ステータコアの径方向の同位置である第2位置に配置された他側の脚部の先端部を第2冶具に形成された複数の第2挿入孔にそれぞれ挿入し、第1冶具をステータコアに向かって、かつ、周方向片側に向かって捻るように移動させることで片側の脚部の先端部を第1曲げ部及び第2曲げ部で曲げ形成し、第2冶具をステータコアに向かって、かつ、周方向他側に向かって捻るように移動させることで他側の脚部の先端部を第1曲げ部及び第2曲げ部で曲げ形成するステップであって、第1挿入孔は、第2挿入孔と異なる挿入長さを有するステップを含むことを特徴とする回転電機ステータの製造方法である。
本発明に係る回転電機ステータによれば、互いに径方向に隣り合う2の導体セグメントの脚部のそれぞれに設けられた第2曲げ部は、ステータの軸方向に関して異なる位置に設けられるので、導体セグメントが第2曲げ部同士で対向することがなくなり、導体セグメントの接合側のコイルエンド構成部分を径方向に大きく曲げることなく、それぞれを被覆する絶縁部が過度に接触することを防止できる。このため、各セグメントコイルでの絶縁性能を十分に確保しつつ、導体セグメントの接合側のコイルエンドの径方向長さを小さくできる。
本発明に係る実施の形態の回転電機ステータを示す斜視図である。 図1の各相ステータコイルを構成する1の導体セグメントを、ステータコアに配置する以前の状態で示す図である。 図1のステータにおいて、1相分であるU相分のステータコイルが巻装された様子を示す概略斜視図である。 図3における1相分であるU相分のステータコイルを取り出して示す図である。 図4のステータコイルのうち、前半部の巻き始めの1番目から8番目までの8個の単位コイルを示す図である。 図5の前半部の8個の単位コイルをステータコアに巻装する様子を説明する模式図である。 図6に引き続いて、後半部の8個の単位コイルをステータコアに巻装する様子を説明する模式図である。 図1において、径方向に隣り合う2の導体セグメントの脚部の先端部を接合する以前の状態で示す部分拡大斜視相当図である。 図8を径方向に見た拡大図である。 図1のステータの製造方法において、導体セグメントの脚部をステータコアに挿入した後、曲げ形成する前の状態を示す斜視図である。 第1冶具及び第2冶具に脚部を挿入した状態を示す模式図である。 第1冶具を構成する第1環状要素を挿入側から見て示す図である。 脚部の曲げ形成の際に、第1冶具及び第2冶具を捻るように移動させる様子を説明するための模式図である。 図13のA−A断面拡大図である。 (a)は図14のB−B断面図であり、(b)は図14のC−C断面図である。 比較例の回転電機ステータにおいて、図8に対応する図である。 図16を径方向に見た拡大図である。 比較例の回転電機ステータにおいて、1のスロットに対応する周方向一部の断面図である。 第2曲げ部の曲げ太りを誇張して示す、図18のD部拡大図である。
以下において、図1から図15を用いて本発明に係る実施の形態を説明する。本実施の形態の回転電機ステータ(以下、単に「ステータ」という。)は、例えば電動モータ、発電機等の回転電機を構成するために使用される。ステータ10は、環状の磁性材料製のステータコア14と、ステータコア14に分布巻きで巻装された複数相であるU相、V相、W相の3相のセグメント環状部16,18,20とを備える。ステータ10の使用時には、ステータ10の径方向内側に、回転軸に固定されたロータ(図示せず)を配置し、ステータ10とロータとを径方向に対向させることでラジアル型の回転電機を構成する。ステータコア14は、例えば、磁性粉末を加圧成形してなる圧粉磁心、または電磁鋼板等の金属板の積層体等により構成されている。ステータコア14は、内周面の周方向複数個所に放射状に形成されたスロット12を有する。
各相のセグメント環状部16,18,20は、それぞれ環状に複数のステータコイルである導体セグメントコイル(以下、単に「セグメントコイル」という。)22を連結してなり、互いに連結される1周目要素24(図5)及び2周目要素26(図7)を含む。また、各セグメントコイル22は、図2に示す、略U字形の導体セグメント28を複数個並べてコイル状に接合することにより形成されている。各導体セグメント28は、幅方向(図2の左右方向)両端部に2ずつのスロット12(図1)にそれぞれ挿入される直線部30を有する2本の平行な脚部32と、脚部32の一端同士を連結する連結部34とを有する。また、導体セグメント28は、両端部を除く導体線36の周囲に、ポリアミドイミド等により構成されるエナメル樹脂等の絶縁部である絶縁被膜38が被覆されている。
すなわち、本実施の形態のステータ10(図1)は、いわゆる「セグメントコイル巻き型」と呼ばれるもので、断面矩形の平角線等の角線である導体線36が絶縁被膜38により被覆されてなるコイル素線をコイル状に形成したセグメントコイル22(図1)を複数個設けている。そして、ステータコア14の周方向に複数のセグメントコイル22を少なくとも一周分(本実施形態の場合は2周分)連結することにより各相のセグメント環状部16,18,20が構成されている。図1では、「u」「v」「w」の符号を付した部分が、それぞれU相、V相、W相を表している。
図3は、図1のステータ10において、1相分であるU相分のセグメント環状部16がステータコア14に巻装された様子を示す概略斜視図である。各相のセグメント環状部16,18,20(以下、代表してU相のセグメント環状部16で説明する。)は、それぞれ周方向の幅が予め定められた単位コイル間隔D1(図5)である8個の単位コイルであるセグメントコイル22を環状に連結するようにステータコア14に巻装したものを1周目要素24としてステータコア14を1周りさせ、続いて同様に8個のセグメントコイル22を環状に連結するようにステータコア14に巻装したものを2周目要素26としてステータコア14を1周りさせることにより、セグメント環状部16が構成されている。この場合、1周目要素24を配置するスロット12と、2周目要素26を配置するスロット12とは、周方向に1ずつずらせている。
図4は、U相分のセグメント環状部16を取り出して示す図である。なお、V相、W相のセグメント環状部18,20の基本形状は、U相の場合と同様である。U相のセグメント環状部16は、コイル素線をコイル状に形成した単位コイルであるセグメントコイル22を16個組み合わせて構成している。図4で、C1、C2・・・C16と示しているのは、16個のセグメントコイル22を区別するためのコイル番号で、U相セグメント環状部16の巻き始めが1番目単位コイルであるセグメントコイルC1で、巻き終わりが16番目単位コイルであるセグメントコイルC16である。
図4に示すように、セグメントコイルC1に隣接してセグメントコイルC2を配置し、以下C3、C4・・・C16と順次隣接して配置し、周方向に2周している。このため、コイル番号をiとして、i番目コイルと(i+8)番目コイルとは、1スロット分ずれているが一部径方向に重なり合うように配置されている。
図5は、図4のセグメント環状部16のうち、1周目要素24を取り出して示す図である。セグメント環状部16の1周目要素24は、8個のセグメントコイル22が環状に連結されることにより構成されている。各セグメントコイル22は、複数の導体セグメント28から構成される。図5では、セグメントコイル22のうち、2周目要素26(図7参照)の9番目から16番目までのセグメントコイル22の図示を省略しているが、基本形状は図5の1周目要素24の形状と同様で、配置位置が1周目要素24に対し周方向にずれている。
図6は、図4のセグメント環状部16のうち、1周目要素24をステータコア14に配置する様子を説明する模式図である。図7は、図4のセグメント環状部16のうち、2周目要素26をステータコア14に配置する様子を説明する模式図である。図7では、図6の1周目要素24の図を省略している。なお、図6、図7では、ステータコア14の平面図と、その外側の複数のセグメントコイル22とを示している。セグメントコイル22は、いくつかのスロット12をまたぐように、周方向に離れた2のスロット12に挿入するように、ステータコア14の周方向複数個所に巻装している。この2のスロット12は、予め定めた単位コイル間隔D1で離れている。以下、セグメントコイル22は、コイル番号を付して説明する場合がある。図6に示す、セグメントコイルC1は、セグメント環状部16(図4)の巻き始めで、回転電機の動力線側である入力端子側(IN側)に接続されている。セグメントコイルC1は、スロットS4とS10との間にコイル素線を複数回巻回してコイル状に形成している。この巻き始めは、入力端子側であるステータコア14の外周側であり、外周側から内周側に向かうようにスロット12にコイル状に巻装される。次いで、セグメントコイルC1の巻き終わりでセグメントコイルC2に接続される。すなわち、セグメントコイルC1の巻き終わりでスロットS10から単位コイル間隔D1離れたスロットS16に渡り、スロットS10とS16との間にコイル素線を複数回巻回してコイル状に形成することで、セグメントコイルC2を構成している。次いで順次これを繰り返してセグメントコイルC1からセグメントコイルC8までを形成することにより1周目要素24が構成される。
1周目要素24の巻き終わりは、ステータコア14の最外周側で、図7に示す2周目要素26のセグメントコイルC9に接続される。このとき、セグメントコイルC9は、セグメントコイルC1から1スロット分ずれて、スロットS3とS9との間にわたって複数回巻回されることによりコイル状に形成されている。次いで、セグメントコイルC9の巻き終わりでセグメントコイルC10に接続される。すなわち、セグメントコイルC9の巻き終わりでスロットS9から単位コイル間隔D1離れたスロットS15に渡り、スロットS9とS15との間にコイル素線を複数回巻回してコイル状に形成することで、セグメントコイルC10を構成している。次いで順次これを繰り返してセグメントコイルC9からセグメントコイルC16までを形成することにより2周目要素26が構成される。
また、セグメントコイルC16の巻き終わりは、ステータコア14の最外周側から取り出され、回転電機の中性点に接続される。図7では、セグメントコイルC16の巻き終わりがOUT(中性点)として示されている。このように、セグメント環状部16の1周目要素24と2周目要素26とが配置されるスロット12は、周方向にずれている。以上は、U相のセグメント環状部16について説明したが、V相、W相のセグメント環状部18,20についても同様に構成するとともに、図1に示すように、V相セグメント環状部18を配置するスロット12を周方向に2ずつずらせ、W相セグメント環状部20を配置するスロット12を、周方向にさらに2ずつずらせる。
このような各相のセグメント環状部16,18,20を構成する際に、上記の図2に1つを示した複数の略U字形の導体セグメント28を使用している。すなわち、導体セグメント28を複数連結することにより1のセグメントコイル22を構成し、このセグメントコイル22を複数連結することにより各相のセグメント環状部16,18,20を構成している。この場合、各導体セグメント28は、両端部に単位コイル間隔D1と同じ間隔で設けられた2本の平行な脚部32を有し、各脚部32の一端を連結部34で連結している。各セグメントコイル22(図1)を構成する場合、導体セグメント28を複数本、例えば5本を使用し、予め一定に定めた単位コイル間隔D1で配置される2のスロット12の径方向に沿って整列させるように、ステータコア14の軸方向片側から軸方向他側に挿入する。そして、各導体セグメント28の2の脚部32の先端部で、ステータコア14の軸方向他側面から突出した部分を互いに周方向(「周方向」とは、特に断らない限り、ステータの周方向を言う。本明細書全体及び特許請求の範囲で同じとする。)に対向する側に折り曲げる。また、1の導体セグメント28の片側の脚部32の先端部と、この1の導体セグメント28に径方向(「径方向」とは、特に断らない限り、ステータの径方向を言う。本明細書全体及び特許請求の範囲で同じとする。)に隣り合う他の導体セグメント28の他側の脚部32の先端部とをTIG溶接等の溶接により接続し、これを各導体セグメント28で繰り返すことにより、コイル状のセグメントコイル22を形成する。
特に、本実施の形態では、各導体セグメント28の接合側の一部の曲げ部の軸方向(「軸方向」とは、特に断らない限り、ステータの軸方向を言う。本明細書全体及び特許請求の範囲で同じとする。)位置を、隣り合う導体セグメント28同士で互いに異ならせている。図8,9はこれを説明するための図であり、図8は、図1において、径方向に隣り合う2の導体セグメント28の脚部32の先端部を接合する以前の状態で示す部分拡大斜視相当図であり、図9は、図8を径方向に見た拡大図である。
図8、図9に示すように、導体セグメント28の脚部32の先端部は、ステータコア14のスロット12に軸方向片側(図8の下側)から軸方向他側(図8の上側)に挿入した後で曲げ形成する。この際、ステータコア14の軸方向に複数の導体セグメント28を挿入し、各導体セグメント28の2の脚部32の先端部で、ステータコア14の軸方向他側面(図8の上側面)から突出した部分を第1曲げ部40で周方向または周方向に傾斜した方向に曲げ形成し、それぞれ第1曲げ部40よりも先端側で、周方向同位置の第2曲げ部42a、42bで軸方向に向かうように曲げ形成する。また、1の(図8、図9の左側の)導体セグメント28の片側の脚部32の第2曲げ部42aよりも先端側の部分と、この1の導体セグメント28に径方向(図8、図9の表裏方向)に隣り合う他の(図8、図9の右側の)導体セグメント28の他側の脚部32の第2曲げ部42bよりも先端側の部分とを溶接により接続し、これを各導体セグメント28で繰り返すことによりコイル状に形成されるセグメントコイル22(図3)を構成する。
また、互いに径方向に隣り合う2の脚部32のそれぞれに設けられた第2曲げ部42a、42bは、ステータコア14の軸方向(図8、図9のy方向)に関して異なる位置に設けられている。例えば、図9では、1の導体セグメント28の片側の脚部32の第2曲げ部42aがP位置に設けられており、この片側の脚部32に径方向(図9の表裏方向)に隣り合う別の導体セグメント28の他側の脚部32の第2曲げ部42bがP位置とは軸方向に異なるQ位置に設けられている。より具体的には、図9に示すように、導体セグメント28を径方向に見た場合の、脚部32のうち、周方向に対し傾斜した部分の幅方向中央部を通る直線A1、B1と、軸方向と平行な部分である先端部の幅方向中央部を通る直線A2、B2との交差点P,Qが軸方向の異なる位置に設けられている。したがって、1の導体セグメント28に設けられた第2曲げ部42aとステータコア14の軸方向他側面Sとの間の軸方向間隔L1と、この1の導体セグメント28に径方向に隣り合う別の導体セグメント28に設けられた第2曲げ部42bとステータコア14の軸方向他側面Sとの間の軸方向間隔L2とは異なり、図9では、L1がL2よりも小さくなっている(L1<L2)。なお、図8では、1の導体セグメント28の片側の脚部32の先端縁と、別の導体セグメント28の他側の脚部32の先端縁との軸方向位置が同じとなる図示としているが、両方の先端縁の軸方向位置は多少ずれていてもよい。
また、各セグメントコイル22(図3)を構成し、径方向に整列するように配置された複数の導体セグメント28に設けられた第2曲げ部42a、42bと、ステータコア14の軸方向他側面との間の軸方向間隔L1、L2(図9)は、複数の導体セグメント28で径方向に関して交互に大小が変化するようにしている。より具体的には、図9に示す形状をそれぞれ有する2の径方向に隣り合う脚部32が、径方向に複数個整列して配置される。
次に、このように第2曲げ部42a、42bを軸方向で異ならせるようにセグメントコイル22を形成する方法を説明する。まず「挿入ステップ」として、図10に示すように、各相の各セグメントコイル22(図3)を構成する複数の導体セグメント28をそれぞれステータコア14の周方向に離れた2のスロット12に、径方向に沿って整列させるように、軸方向片側(図10の下側)から他側(図10の上側)に挿入する。そして、「曲げ準備ステップ」として、それぞれ複数の環状要素44,46を有する第1冶具48及び第2冶具50に、各導体セグメント28の先端部を挿入する。第1冶具48が有する複数の第1環状要素44と、第2冶具50が有する複数の第2環状要素46とは、直径が互いに異なり、図11に模式図で示すように、第1環状要素44と第2環状要素46とで径方向に交互に配置される。また、各第1環状要素44は互いに連結され、各第2環状要素46も互いに連結されている。そして、第1環状要素44は、図12に示すように、導体セグメント28(図11)の先端部の挿入側の面の周方向複数個所に第1挿入孔52が並ぶように形成されている。同様に、第2環状要素46(図11)において、導体セグメント28の先端部の挿入側の面の周方向複数個所に第2挿入孔54(図11)が並ぶように形成されている。
図11に示すように、第1環状要素44の第1挿入孔52の挿入長さLaと、第2環状要素46の第2挿入孔54の挿入長さLbとは異なっており、LaはLbよりも大きくなっている(La>Lb)。そして各環状要素44,46に、それぞれ複数の導体セグメント28のうち、径方向同位置に配置された導体セグメント28の片側の脚部32の先端部を挿入する。また、各導体セグメント28の脚部32の先端部でステータコア14の軸方向他側面から突出した部分の根元部に、根元部の形状を維持するための係合部を有し、リングを周方向複数個所で分割したような形状を有する図示しない根元支持冶具を係合させる。
そして「曲げステップ」として、各冶具48,50を周方向かつ、軸方向に捻るように移動させることで、各導体セグメント28の脚部32の先端部を曲げ形成する。これについて、図13〜図15を用いて、第1冶具48を構成する1の第1環状要素44と、第2冶具50を構成し、第1環状要素44と径方向に隣り合う、1の第2環状要素46とを用いて説明する。図13〜15では、第1環状要素44の径方向外側に第2環状要素46が配置されている。「曲げ準備ステップ」では、図14,15に示すように、第1環状要素44に形成された複数の第1挿入孔52に、各導体セグメント28の片側の脚部32のうち、径方向同位置である第1位置に配置された片側の脚部32の先端部を挿入する。また、第2環状要素46に形成された複数の第2挿入孔54に、各導体セグメント28の他側の脚部32のうち、径方向同位置である第2位置に配置された他側の脚部32の先端部を挿入する。この状態で、第1冶具48を図14の下側のステータコア14(図10)に向かって、かつ、周方向片側に向かって(図13〜15の矢印α方向に)捻るように移動させることで、片側の脚部32の先端部を第1曲げ部40(図9)及び第2曲げ部42a(図9)で曲げ形成する。また、第2冶具50をステータコア14に向かって、かつ、周方向他側に向かって(図13〜15の矢印β方向に)捻るように移動させることで他側の脚部32の先端部を第1曲げ部40及び第2曲げ部42b(図9)で曲げ形成する。
これにより、図8、図9に一部を示すように、互いに径方向に隣り合う2の脚部32のそれぞれに設けられた第2曲げ部42a、42bは、軸方向に関して異なる位置に設けられる。そして、2の脚部32の絶縁被膜38から露出している端部である導体線36同士をTIG溶接等の溶接により接続し、これを径方向に隣り合う導体セグメント28で繰り返すことでセグメントコイル22(図3)を形成する。なお、周方向に隣り合うセグメントコイル22同士は、径方向内側または径方向外側の導体セグメント28の先端部の曲げ形成した部分の端部同士を接続することで、上記の各相のセグメント環状部16,18,20(図1)を形成する。
なお、図11の第1冶具48を構成する各第1環状要素44は互いに連結せず、第2冶具50を構成する各第2環状要素46も互いに連結せず、曲げステップでは、各第1環状要素44及び各第2環状要素46を別々に周方向及び軸方向に移動させ、対応する導体セグメント28の脚部32の先端部を曲げ形成することもできる。また、図9では、周方向に関して各導体セグメント28の脚部32を挿入するための、ステータコア14の2のスロット12(図8)の周方向間隔D1に対して中央から周方向片側(図9の右側)に寄った位置に第2曲げ部42a、42bを設けるような図示としているが、第2曲げ部42a、42bの周方向位置はこのような位置に限定するものではなく、例えば、周方向間隔D1の中央位置と一致する周方向位置に第2曲げ部42a、42bを設けることもできる。
このようなステータ10及びステータ10の製造方法によれば、互いに径方向に隣り合う2の導体セグメント28の脚部32のそれぞれに設けられた第2曲げ部42a、42bは、ステータ10の軸方向に関して異なる位置に設けられる。このため、導体セグメント28が第2曲げ部42a、42b同士で対向することがなくなり、導体セグメント28の接合側のコイルエンド構成部分をそれぞれ径方向に大きく曲げる、すなわち大きくシフト曲げすることなく、それぞれを被覆する絶縁被膜38が過度に接触することを防止できる。このため、各セグメントコイル22での絶縁性能を十分に確保しつつ、導体セグメント28の接合側のコイルエンドの径方向長さを小さくできる。
また、各導体セグメント28の接合側で径方向に大きくシフト曲げする必要がなくなるので、曲げステップでのねじり工程の容易化を図れる。また、スロット12内に配置した導体セグメント28同士の間での隙間を小さくできるか、またはなくせるので、スロット12内での導体の占積率を増大できるとともに、ステータコア14の小型化を図れる。
また、各セグメントコイル22を構成し、ステータ10の径方向に整列するように配置された複数の導体セグメント28に設けられた第2曲げ部42a、42bと、ステータコア14の軸方向他側面との間の軸方向間隔は、複数の導体セグメント28で径方向に関して交互に大小が変化している。このため、径方向に隣り合うすべての導体セグメント28の第2曲げ部42a、42b同士が径方向に対向することを防止するとともに、コイルエンドの径方向長さが小さい構造をより容易に実現できる。
一方、図16〜19は、本発明から外れる比較例の構成を示している。図16は、比較例のステータにおいて、図8に対応する図である。図17は、図16を径方向に見た拡大図である。図18は、比較例のステータ10において、1のスロット12に対応する周方向一部の断面図である。図19は、第2曲げ部56の曲げ太りを誇張して示す、図18のD部拡大図である。
この比較例では、本実施の形態と異なり、各セグメントコイル22(図3参照)を構成し、径方向に隣り合う導体セグメント28同士で、それぞれに設けられた第2曲げ部56の軸方向(図16のy方向)位置を同じとしている。すなわち、図17に詳しく示すように、1の(図17の左側の)導体セグメント28の片側の脚部32の第2曲げ部56がP2位置に設けられており、この片側の脚部32に径方向(図17の表裏方向)に隣り合う別の(図17の右側の)導体セグメント28の他側の脚部32の第2曲げ部56がP2位置と軸方向に同位置であるQ2位置に設けられている。その他の構成は、上記の本実施の形態と同様である。
このような比較例では、図18〜19に示すように、導体セグメント28の接合側のコイルエンドにおいて、径方向(図18,19の左右方向)に隣り合う導体セグメント28同士で、それぞれに設けられた第2曲げ部56が径方向に対向するので、図19に誇張して示すように、第2曲げ部56の形成に伴う曲げ太りも径方向に対向し、その分、図18に示すように、各導体セグメント28の接合側のコイルエンド構成部分を径方向に大きくシフト曲げする必要が生じる可能性がある。このため、導体セグメント28の接合側のコイルエンドの径方向長さが大きくなる可能性がある。また、第2曲げ部56同士の間に径方向の隙間を設ける場合には、導体セグメント28の接合側のコイルエンドの径方向長さがさらに大きくなる可能性がある。これに対して、上記の図1〜15に示した本実施の形態によれば、第2曲げ部42a、42b(図8、図9)が径方向に対向することがなくなるので、このような不都合を解消できて、各セグメントコイル22(図3)での絶縁性能を十分に確保しつつ、導体セグメント28の接合側のコイルエンドの径方向長さを小さくできる。
なお、コイルエンドを構成する導体セグメント28の連結部34(図2)側と、接合側とのそれぞれで環状のPPS等により構成される絶縁紙を配置して、コイルエンドで径方向に隣り合う導体セグメント28の外面同士の間の絶縁性をより高くすることもできる。
10 ステータ、12 スロット、14 ステータコア、16,18,20 セグメント環状部、22 導体セグメントコイル、24 1周目要素、26 2周目要素、28 導体セグメント、30 直線部、32 脚部、34 連結部、36 導体線、38 絶縁被膜、40 第1曲げ部、42a,42b 第2曲げ部、44 第1環状要素、46 第2環状要素、48 第1冶具、50 第2冶具、52 第1挿入孔、54 第2挿入孔、56 第2曲げ部。

Claims (3)

  1. 周方向複数個所に設けられたスロットを有するステータコアと、
    ステータコアに分布巻きで巻装された複数相のステータコイルとを備え、
    各相のステータコイルは、
    それぞれ両端部に2本の平行な脚部を有するU字形の複数の導体セグメントから形成されるセグメントコイルであって、予め定めた単位コイル間隔で配置される2のスロットの径方向に沿って整列させるように、ステータコアの軸方向片側から軸方向他側に複数の導体セグメントを挿入し、各導体セグメントの2の脚部の先端部で、ステータコアの側面から突出した部分を第1曲げ部で周方向または周方向に傾斜した方向に曲げ形成し、第1曲げ部よりも先端側の第2曲げ部で軸方向に向かうように曲げ形成し、1の導体セグメントの片側の脚部の第2曲げ部よりも先端側の部分と、この1の導体セグメントに径方向に隣り合う他の導体セグメントの他側の脚部の第2曲げ部よりも先端側の部分とを接続し、これを各導体セグメントで繰り返すことによりコイル状に形成されるセグメントコイルを含み、
    互いに径方向に隣り合う2の脚部のそれぞれに設けられた第2曲げ部は、ステータの軸方向に関して異なる位置に設けられていることを特徴とする回転電機ステータ。
  2. 請求項1に記載の回転電機ステータにおいて、
    各セグメントコイルを構成し、ステータの径方向に整列するように配置された複数の導体セグメントに設けられた第2曲げ部と、ステータコアの軸方向他側面との間の軸方向間隔は、複数の導体セグメントで径方向に関して交互に大小が変化していることを特徴とする回転電機ステータ。
  3. 周方向複数個所に設けられたスロットを有するステータコアと、
    ステータコアに分布巻きで巻装された複数相のステータコイルとを備え、
    各相のステータコイルは、
    それぞれ両端部に2本の平行な脚部を有するU字形の複数の導体セグメントから形成されるセグメントコイルであって、予め定めた単位コイル間隔で配置される2のスロットの径方向に沿って整列させるように、ステータコアの軸方向片側から軸方向他側に複数の導体セグメントを挿入し、各導体セグメントの2の脚部の先端部で、ステータコアの側面から突出した部分を第1曲げ部で周方向または周方向に傾斜した方向に曲げ形成し、第1曲げ部よりも先端側の第2曲げ部で軸方向に向かうように曲げ形成し、1の導体セグメントの片側の脚部の第2曲げ部よりも先端側の部分と、この1の導体セグメントに径方向に隣り合う他の導体セグメントの他側の脚部の第2曲げ部よりも先端側の部分とを接続し、これを各導体セグメントで繰り返すことによりコイル状に形成されるセグメントコイルを含む回転電機ステータの製造方法であって、
    ステータコアの軸方向片側から軸方向他側に複数の導体セグメントの各脚部を挿入した後で、ステータコアの側面から突出した各導体セグメントの片側の脚部のうち、ステータコアの径方向同位置である第1位置に配置された片側の脚部の先端部を第1冶具に形成された複数の第1挿入孔にそれぞれ挿入し、ステータコアの側面から突出した各導体セグメントの他側の脚部のうち、ステータコアの径方向の同位置である第2位置に配置された他側の脚部の先端部を第2冶具に形成された複数の第2挿入孔にそれぞれ挿入し、第1冶具をステータコアに向かって、かつ、周方向片側に向かって捻るように移動させることで片側の脚部の先端部を第1曲げ部及び第2曲げ部で曲げ形成し、第2冶具をステータコアに向かって、かつ、周方向他側に向かって捻るように移動させることで他側の脚部の先端部を第1曲げ部及び第2曲げ部で曲げ形成するステップであって、第1挿入孔は、第2挿入孔と異なる挿入長さを有するステップを含むことを特徴とする回転電機ステータの製造方法。
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