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JP2012147644A - 磁石埋込型ロータ、及びモータ - Google Patents

磁石埋込型ロータ、及びモータ Download PDF

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JP2012147644A
JP2012147644A JP2011006222A JP2011006222A JP2012147644A JP 2012147644 A JP2012147644 A JP 2012147644A JP 2011006222 A JP2011006222 A JP 2011006222A JP 2011006222 A JP2011006222 A JP 2011006222A JP 2012147644 A JP2012147644 A JP 2012147644A
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Akihiro Utsumi
暁弘 内海
Yukihide Ishino
行秀 石野
Akitomo Sasaki
章友 佐々木
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Asmo Co Ltd
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Abstract

【課題】IPM型構造を採用したロータにおいて、有効磁束の向上を図り、モータトルクを向上させることができるロータを提供する。
【解決手段】ロータ20において永久磁石24を埋め込む態様で構成された磁石磁極23は、ロータコア22と一体形成され永久磁石24の径方向内側に設けられた内側磁極部31と、永久磁石24の径方向外側に内側磁極部31と別体で設けられた外側磁極部41とから構成され、ロータコア22の外周面22aに装着されるカバー部材51にて、内側磁極部31と外側磁極部41とが相互に連結されて両磁極部31,41間で永久磁石24が挟圧保持される。
【選択図】図2

Description

本発明は、磁石埋込型ロータ、及び該ロータを備えたモータに関するものである。
従来、磁石埋込型(以下、IPM型という)ロータとしては、例えば特許文献1にて示されているように、円板状のコアシートを複数枚積層させたロータコアにスリット部が周方向に所定間隔に形成され、該スリット部に永久磁石を挿入して磁石磁極が構成されたものがある。このような構造のロータでは、ロータコアの軸方向の両端部に永久磁石の脱落を防止するための固定プレートが設けられている。そして、スリット部に挿入された永久磁石は、軸方向両側の固定プレートにて軸方向両側から保持されている。
特開2005−130688号公報
ところで、上記のIPM型構造のロータでは、永久磁石をスリット部内に挿入する構成としていることで、永久磁石の外側面とスリット部内側面との間に隙間(クリアランス)が設定されている。しかしながら、このような隙間を設定することで有効磁束が低減し、モータトルクの低下させる要因となっている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、IPM型構造を採用したロータにおいて、有効磁束の向上を図り、モータトルクを向上させることができるロータ、及びそのロータを備えるモータを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ステータの磁極に対向してロータコアの周方向に複数の磁石磁極が形成され、前記磁石磁極内に永久磁石を埋め込む態様で構成された磁石埋込型ロータであって、前記磁石磁極は、前記ロータコアと一体形成され前記永久磁石の反ステータ側に設けられた反ステータ側磁極部と、前記永久磁石のステータ側に設けられ前記永久磁石の収容部を開放可能とすべく前記反ステータ側磁極部に対して分離又は可動可能とされたステータ側磁極部とから構成され、前記反ステータ側磁極部と前記ステータ側磁極部とで前記永久磁石を挟圧保持するように前記両磁極部に跨って装着される連結部材にて相互に連結して構成されたことをその要旨とする。
この発明では、所謂IPM型構造のロータにおいて、永久磁石を埋め込む態様で構成された磁石磁極は、ロータコアと一体形成され永久磁石の反ステータ側に設けられた反ステータ側磁極部と、永久磁石のステータ側に設けられ永久磁石の収容部を開放可能とすべく反ステータ側磁極部に対して分離又は可動可能とされたステータ側磁極部とから構成される。そして、連結部材は、反ステータ側磁極部とステータ側磁極部とで永久磁石を挟圧保持するように両磁極部に跨って装着され両磁極部を相互に連結する。これにより、永久磁石とステータ側及び反ステータ側磁極部との間が挟圧保持にて密着するため、その間で磁気抵抗となる隙間(クリアランス)を極めて小さくすることができる。結果、永久磁石の有効磁束を増加させ、モータトルクを向上させることができる。更に、反ステータ側磁極部に対してステータ側磁極部を分離又は可動可能としたことで両磁極間の磁気抵抗を高くすることができる。これにより、永久磁石の端部周縁に生じ得る漏れ磁束(短絡磁束)が低減されることが期待できる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の磁石埋込型ロータにおいて、前記連結部材は、前記磁石磁極を含む前記ロータコアのステータ側面を覆うように装着される筒形状のカバー部材にて構成されたことをその要旨とする。
この発明では、ロータに装着する連結部材は、磁石磁極を含むロータコアのステータ側面を覆うように装着される筒形状のカバー部材にて構成される。これにより、周方向に複数ある磁石磁極のステータ側磁極部及び永久磁石の固定を1つのカバー部材の装着にて可能となるため、装着作業を容易とし、また部品点数の低減を図ることができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の磁石埋込型ロータにおいて、前記磁石磁極は、前記反ステータ側磁極部に対して前記ステータ側磁極部が分離可能に構成されるものであり、前記反ステータ側磁極部は、周方向一方側においてステータ側に突出して前記永久磁石の一端部と係合する係合部が設けられ、前記ステータ側磁極部は、周方向他方側において反ステータ側に突出して前記永久磁石の他端側と係合する係合部が設けられたことをその要旨とする。
この発明では、磁石磁極は、反ステータ側磁極部に対してステータ側磁極部が分離可能に構成される。反ステータ側磁極部には、周方向一方側においてステータ側に突出して永久磁石の一端部と係合する係合部が設けられる。またステータ側磁極部には、周方向他方側において反ステータ側に突出して永久磁石の他端側と係合する係合部が設けられる。これにより、永久磁石がステータ側及び反ステータ側磁極部による挟圧保持のみならず、各磁極部に設けた係合部により周方向両側からも保持されるため、永久磁石の位置ずれ等を確実に防止することができる。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の磁石埋込型ロータにおいて、前記永久磁石は、略直方体形状をなしその1つの平坦面が前記ロータコアの径方向の直交方向に沿って配置され、前記反ステータ側磁極部及び前記ステータ側磁極部の各係合部は、その突出長さが前記永久磁石の厚み1/3以上で且つ両磁極部間が非当接となる長さで構成されたことをその要旨とする。
この発明では、永久磁石は、略直方体形状をなしその1つの平坦面がロータコアの径方向の直交方向に沿って配置される。そして、各磁極部に設けられた各係合部は、その突出長さが永久磁石の厚みの1/3以上で且つ両磁極部間が非当接となる長さで構成される。これにより、永久磁石は各係合部にて周方向から好適に保持され、且つ永久磁石の周方向両側で両磁極部を非当接とすることで漏れ磁束が低減され、これらの両立を好適に図ることが可能となる。
請求項5に記載の発明では、請求項1又は2に記載の磁石埋込型ロータにおいて、前記磁石磁極は、前記反ステータ側磁極部と前記ステータ側磁極部とが周方向一方側で連結部により連結されて前記反ステータ側磁極部に対して前記ステータ側磁極部が可動可能に構成され、前記連結部は、前記ロータコアの他の部位より磁気抵抗を高くして構成された磁気抵抗部と、周方向に切り欠かれ前記ステータ側磁極部の可動を良好とするための切欠き部との少なくとも一方が設けられたことをその要旨とする。
この発明では、磁石磁極は、反ステータ側磁極部とステータ側磁極部とが周方向一方側で連結部により連結されて反ステータ側磁極部に対してステータ側磁極部が可動可能に構成される。連結部には、磁気抵抗部及び切欠き部の少なくとも一方が設けられる。磁気抵抗部が設けられた場合には、連結部に生じ得る漏れ磁束を好適に低減させることができる。また、切欠き部が設けられた場合には、ステータ側磁極部の可動が良好とされ、永久磁石を収容部に容易に配置することができる。
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の磁石埋込型ロータにおいて、前記ロータコアは、磁性金属板材からなるコアシートを複数枚積層して構成されるものであり、前記磁気抵抗部を設けた場合においては、前記コアシートを薄肉に形成して磁気抵抗が高くなるように構成され、前記切欠き部を設けた場合においては、前記コアシートの平面方向に沿って切り欠かれて形成されたことをその要旨とする。
この発明では、ロータコアは、磁性金属板材からなるコアシートを複数枚積層して構成される。連結部には、磁気抵抗部及び切欠き部の少なくとも一方が設けられる。磁気抵抗部を設けた場合においては、コアシートを薄肉加工により磁気抵抗が高くなるようにして磁気抵抗部が構成される。また、切欠き部を設けた場合においては、コアシートの平面方向に沿って切り欠かれた切欠き部が形成される。これにより、ロータコアを構成するコアシートをプレス加工等により容易に形成することができる。
請求項7に記載の発明では、請求項5又は6に記載の磁石埋込型ロータにおいて、前記連結部材は、前記反ステータ側磁極部と前記ステータ側磁極部とが連結する連結部が設けられる側とは周方向の反対側において前記永久磁石の端部と係合するように構成されたことをその要旨とする。
この発明では、連結部材は、両磁極部が連結する連結部が設けられる側とは周方向の反対側において永久磁石の端部と係合するように構成される。これにより、永久磁石は、連結部と連結部材とで周方向両側から強固に保持でき、また永久磁石の端部の周方向の保持を連結部材が担うことで両磁極部に周方向の保持を行う部分を形成する必要がない。
請求項8に記載の発明では、請求項1又は2に記載の磁石埋込型ロータにおいて、前記磁石磁極は、前記反ステータ側磁極部に対して前記ステータ側磁極部が分離可能に構成されるものであり、前記反ステータ側磁極部は、周方向両側においてステータ側に突出して前記永久磁石の両端部と係合する係合部が設けられ、前記ステータ側磁極部は、周方向両側において反ステータ側に突出して前記永久磁石の両端部と係合する係合部が設けられたことをその要旨とする。
この発明では、磁石磁極は、反ステータ側磁極部に対してステータ側磁極部が分離可能に構成される。各磁極部には、周方向両側において径方向に突出して永久磁石の両端部と係合する係合部がそれぞれ設けられる。これにより、永久磁石がステータ側及び反ステータ側磁極部による挟圧保持のみならず、各磁極部に設けた係合部により周方向両側からも保持されるため、永久磁石の位置ずれ等を確実に防止することができる。
請求項9に記載の発明では、請求項8に記載の磁石埋込型ロータにおいて、前記永久磁石は、略直方体形状をなしその1つの平坦面が前記ロータコアの径方向の直交方向に沿って配置され、前記反ステータ側磁極部及び前記ステータ側磁極部の各係合部は、その突出長さが前記永久磁石の厚みの1/3以上で且つ両係合部間が非当接となる長さで構成されたことをその要旨とする。
この発明では、永久磁石は、略直方体形状をなしその1つの平坦面がロータコアの径方向の直交方向に沿って配置される。各磁極部に設けられた各係合部は、その突出長さが永久磁石の厚みの1/3以上で且つ両係合部間が非当接となる長さで構成される。これにより、永久磁石は各係合部にて周方向から好適に保持され、且つ永久磁石の周方向両側で両係合部を非当接とすることで漏れ磁束が低減され、これらの両立を好適に図ることが可能となる。
請求項10に記載の発明では、請求項1〜9のいずれか1項に記載の磁石埋込型ロータにおいて、前記磁石磁極は、ステータ側に凸形状をなすものであり、前記連結部材は、凸形状の前記磁石磁極の先端部に嵌合する形状を含んで構成されたことをその要旨とする。
この発明では、連結部材は、凸形状の磁石磁極の先端部に嵌合する形状を含んで構成される。これにより、連結部材は、凸形状の磁石磁極の径方向及び周方向の保持を容易且つ確実に行うことができる。
請求項11に記載の発明では、請求項1〜10のいずれか1項に記載の磁石埋込型ロータを備えたモータである。
この発明では、請求項1〜9のいずれか1項に記載の磁石埋込型ロータが用いられることで、有効磁束の向上を図り、モータトルクを向上させたモータを提供することができる。
本発明によれば、IPM型構造を採用したロータにおいて、有効磁束の向上を図り、モータトルクを向上させることができるロータ、及びそのロータを備えるモータを提供することができる。
第1実施形態におけるIPM型ロータを備えるモータの概略構成図である。 第1実施形態におけるロータの部分拡大断面図である。 第2実施形態におけるロータの部分拡大断面図である。 第3実施形態におけるロータの部分拡大断面図である。 別例におけるモータの構成図である。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1及び図2に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態のブラシレスモータ(以下、単にモータという)Mは、略円環状のステータ10の内側にロータ20が回転可能に収容されてなるインナロータ型にて構成されている。ステータ10は、磁性金属板材からなるステータ用のコアシートを複数枚積層してなる筒状のステータコア11を有し、そのステータコア11に等角度間隔に設けられた12個のティース11aに集中巻きにて巻回される12個の巻線磁極12とで構成されている。
ステータ10の内側に配置されるロータ20は、磁性金属板材からなるロータ用のコアシートを複数枚積層してなり、回転軸21の外周面に外嵌された略円環状のロータコア22を有する。ロータコア22には、外周部の周方向に(90°間隔に)径方向に凸形状の磁石磁極23が4個形成されている。各磁石磁極23は、ロータコア22の外周部に一体形成された内側磁極部(反ステータ側磁極部)31と、径方向外側(ステータ側)に配置された外側磁極部(ステータ側磁極部)41とから構成される。また、内側磁極部31及び外側磁極部41の径方向の間には、永久磁石24がそれぞれ埋め込む態様で収容されている。従って、本実施形態のブラシレスモータMは、永久磁石埋め込み型のロータ20を有する所謂IPM型モータとして構成されている。
各永久磁石24は、径方向外側がN極、径方向内側がS極となるように着磁され、磁石磁極23をN極の磁極として構成している。各磁石磁極23間には、ロータコア22の外周部に一体形成された突極25がそれぞれ磁石磁極23と軸方向から見て一定面積の空隙Kを設けて形成されている。そして、ロータコア22の外周面(ステータ側面)22aには、磁石磁極23及び突極25の凸形状に合わせた嵌合形状を有して形成された筒状のカバー部材51が外嵌固定され、該カバー部材51にて外側磁極部41が永久磁石24とともに内側磁極部31に対して固定されている。このように構成されたロータ20では、各磁石磁極23及び突極25が等角度(45°)間隔に交互に配置され、N極の磁石磁極23に対して突極25をS極として機能させ8磁極の所謂コンシクエントポール型(ハーフマグネット型)にて構成されている。
図2に示すように、内側磁極部31は、径方向外側に突出形状をなし、その先端部分(径方向外側部分)には、径方向に延びる磁石磁極23の磁極中心線の直交方向に沿った固定面32が形成されている。固定面32には、断面形状が略長方形の直方体に形成された永久磁石24が配置され、永久磁石24の径方向内側の内側平坦面24aが当接されている。また、固定面32と内側平坦面24aとは、径方向の直交方向の長さが同じ長さに形成されている。内側磁極部31の反時計回り方向側の端部には、固定面32の直交方向に凸設され断面形状が略長方形の係合部33が設けられている。係合部33の時計回り方向側の面には係合面33aが形成され、該係合面33aと永久磁石24の周方向一方側の端面とが係合されている。
永久磁石24の径方向外側には、内側磁極部31と別体で形成された外側磁極部41が対向配置される。外側磁極部41の径方向内側部分には、前記固定面32と同様に構成された挟持面42が形成され、該挟持面42には、永久磁石24の径方向外側の外側平坦面24bが当接されている。換言すると、外側磁極部41の挟持面42と前記内側磁極部31の固定面32との間に永久磁石24を収容する収容部が形成され、その収容部に永久磁石24を埋め込む態様とすべく、外側磁極部41が内側磁極部31に対して永久磁石24を径方向外側から挟み込むようにして配置される。このように永久磁石24を埋設する態様であっても、内側磁極部31とは分離させた外側磁極部41を配置せず永久磁石24の収容部を開放状態として行うことが可能なため、永久磁石24の組み付けが容易であり、しかも内側磁極部31の固定面32と外側磁極部41の挟持面42とのそれぞれに対して永久磁石24が隙間無く当接可能に組み付けられる。
また、外側磁極部41の時計回り方向側の端部には、挟持面42の直交方向に凸設され前記係合部33と同様に断面形状が略長方形の係合部43が設けられ、該係合部43の係合面43aと永久磁石24の周方向他方側の端面とが係合されている。つまり、内側磁極部31と外側磁極部41とは、各係合部33,43が永久磁石24の周方向両端部と係合して該永久磁石24を周方向においても保持するように構成されている。各係合部33,43の突出長さは、永久磁石24の厚みの略1/2の長さで形成され、相手側の磁極部41,31と非当接とされている。
外側磁極部41の外周面45は、ロータコア22の外周面22aに沿って形成され、その外周面45にはカバー部材51が外嵌されている。カバー部材51は、各磁極23,25の形状に合わせた筒状、即ち磁石磁極23の凸形状に嵌合すべく径方向外側に略コ字状に屈曲された磁石側カバー部52と、突極25の凸形状に嵌合すべく径方向外側に略コ字状に屈曲された突極側カバー部53とが周方向に連結部54を介して交互に連結された環状に構成されている。
磁石側カバー部52は、磁石磁極23の外周面(外側磁極部41の外周面45)に沿った円弧状をなす外周当接部52aと、その周方向両端部から内側に向けて平行、この場合、径方向に延びる磁石磁極23の磁極中心線と平行となる一対の側壁部52bとを有している。突極側カバー部53は、同様に、突極25の外周面25aに沿った円弧状をなす外周当接部53aと、その周方向両端部から内側に向けて平行、この場合、径方向に延びる突極25の磁極中心線と平行となる一対の側壁部53bとを有している。そして、隣接する磁石側カバー部52の側壁部52bと突極側カバー部53の側壁部53bとのそれぞれの内側端部同士が連結部54を介して連結されている。このようなカバー部材51は、例えば非磁性金属板からプレス加工により作製されている。
そして、カバー部材51は、ロータコア22の内側磁極部31と外側磁極部41との間に永久磁石24を挟むように配置した状態で、磁石側カバー部52が磁石磁極23に、突極側カバー部53が突極25にそれぞれ嵌合するように、ロータコア22の軸方向から嵌挿されて装着される。カバー部材51は、径方向内側方向に所定付勢力が作用する寸法設定となっており、各外周当接部52a,53aによる磁極23,25の締め付け、特に分離構成の磁石磁極23での永久磁石24の挟圧保持を行っている。また、磁石側カバー部52の側壁部52bが磁石磁極23の側部(各磁極部31,41の係合部33,43)と当接して周方向に係合し、突極側カバー部53の側壁部53bが突極25の側面と当接して周方向に係合することで、カバー部材51のロータコア22に対しての回り止めがなされている。
以降、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態のロータ20では、磁石磁極23を内側磁極部31と外側磁極部41との別体で構成し、その径方向の間に永久磁石24が配置される。そして、ロータコア22の外周面22aに各磁極23,25の形状に合わせて形成されたカバー部材51が外嵌固定され、永久磁石24が内側磁極部31と外側磁極部41とで挟圧されて固定されている。これにより、永久磁石24と内側及び外側磁極部31,41との間が隙間(クリアランス)なく密着し、永久磁石24の有効磁束の増加が図られる。
しかも、固定面32及び挟持面42が永久磁石24の内側及び外側平坦面24a,24bと同じく平坦面で構成され、永久磁石24の各平坦面24a,24bが面全体で当接するようにしていることからも、永久磁石24の有効磁束の増加が図られている。
また、内側磁極部31と外側磁極部41とは、永久磁石24の周方向両端周縁部分で非当接で離間した状態で固定される。ここで、因みに、ロータコアの収容孔に永久磁石を挿入する態様の従来のIPM型構造のロータでは、永久磁石の端部周縁のロータコアの一部が径方向に繋がった枠形状をなしているため、永久磁石の端部周縁のコアの一部で漏れ磁束が生じ、永久磁石の有効磁束の低減を招いている。これに対し本実施形態では、永久磁石24の端部周縁に生じ得る漏れ磁束が内側磁極部31と外側磁極部41とを離間させて磁気抵抗を高くしたことで十分に低減され、これによっても永久磁石24の有効磁束の増加が図られている。
更に、内側磁極部31と外側磁極部41とを離間させつつも、各磁極部31,41のそれぞれに永久磁石24を周方向に保持するための係合部33,43が設けられている。これにより、永久磁石24の安定保持が図られている。因みに、各係合部33,43の突出長さは永久磁石24の厚みの略1/2の長さで形成されていることから、永久磁石24の周方向の好適な保持と、内側及び外側磁極部31,41間の漏れ磁束の低減との両立が図られている。
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(1)本実施形態のロータ20において、永久磁石24を埋め込む態様で構成された磁石磁極23は、ロータコア22と一体形成され永久磁石24の径方向内側に設けられた内側磁極部31と、永久磁石24の径方向外側に内側磁極部31と別体で設けられた外側磁極部41とから構成されている。そして、ロータコア22の外周面22aに装着されるカバー部材51にて、内側磁極部31と外側磁極部41とが相互に連結されて両磁極部31,41間で永久磁石24が挟圧保持されている。これにより、永久磁石24と各磁極部31,41の間が挟圧保持にて密着するため、その間で磁気抵抗となる隙間(クリアランス)を極めて小さくすることができる。結果、永久磁石24の有効磁束を増加させ、モータトルクを向上させることができる。
(2)本実施形態では、永久磁石24の端部周縁に生じ得る漏れ磁束(短絡磁束)が内側磁極部31と外側磁極部41とを離間させて磁気抵抗を高くしたことで十分に低減され、これによっても永久磁石24の有効磁束の増加が図られている。
(3)カバー部材51は、各磁極23,25を含むロータコア22の外周面22aを覆うように筒形状に構成されている。これにより、ロータ20の周方向に複数ある外側磁極部31及び永久磁石24の固定を1つの部材の装着にて可能となるため、装着作業を容易とすることができ、また部品点数の低減を図ることができる。
(4)内側磁極部31の周方向一方側(反時計回り側)の端部には、径方向外側に突出して永久磁石24の端部と係合する係合部33が設けられ、外側磁極部41の時計回り側の端部には、径方向内側に突出して永久磁石24の端側と係合する係合部43が設けられている。これにより、永久磁石24が内側及び外側磁極部31,41による挟圧保持のみならず、各磁極部31,41に設けた係合部33,43により周方向両側からも保持されるため、永久磁石24の位置ずれ等を確実に防止することができる。
(5)永久磁石24は、略直方体形状をなしその平坦面24a,24bがロータコア22の径方向の直交方向に沿って配置されている。そして、各係合部33,43の突出長さは、永久磁石24の厚みの略1/2の長さで形成され、相手側の磁極部41,31と非当接とされている。これにより、永久磁石24は各係合部33,43にて周方向から好適に保持され、且つ永久磁石24の周方向両側で内側及び外側磁極部31,41を非当接とすることで漏れ磁束が低減され、これらの両立を好適に図ることができる。
(6)カバー部材51は、凸形状の磁石磁極23の先端部に嵌合する形状を有して構成されている。これにより、カバー部材51は、凸形状の磁石磁極23の径方向及び周方向の保持を容易且つ確実に行うことができる。
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図3に従って説明する。尚、本実施形態と上記第1実施形態との主たる相違点は、磁石磁極23の構成の変更のみである。このため、説明の便宜上、第1実施形態と同一の部分については同一の符号を付すこととして、その説明を省略する。
図3に示すように、磁石磁極23の各磁極部31,41の周方向(反時計回り側)の端部部分は、連結部61により径方向に連結されて内側磁極部31に対して外側磁極部41が可動可能に構成されている。連結部61は、永久磁石24側にその磁極中心線と平行な保持面61aが設けられ永久磁石24の周方向一方側の端面と当接している。
各磁極部31,41の時計回り側の端部部分は、永久磁石24の周方向他端面と面一となる平坦面で形成されている。カバー部材51の磁石側カバー部52は、連結部61が設けられる側とは周方向の反対側において永久磁石24の端部に該カバー部52の側壁部52bが当接(周方向に係合)するように外嵌固定されている。
連結部61には、ロータコア22の他の部位よりもコアシートを薄肉加工により磁気抵抗が高くなるようにして構成された磁気抵抗部62が設けられている。これにより、連結部61に生じ得る漏れ磁束を好適に低減させることができる。尚、磁気抵抗部62は、例えば、レーザ照射による非磁性化等の他の方法を用いて磁気抵抗を高くして構成してもよい。
また、連結部61の径方向外側の挟持面42と接続された部分には、保持面61aから反時計回り側にロータコア22の平面方向に沿って三角形状に切り欠かれた切欠き部63が設けられ、外側磁極部41の内側磁極部31に対する可動が良好とされている。つまり、両磁極部31,41間への永久磁石24の挿入時に、両磁極部31,41間の永久磁石24の収容部を開放させるべく、外側磁極部41の可動を容易とすることができる。更に、切欠き部63により連結部61の一部が幅狭となるため、これによっても連結部61の磁気抵抗を高くでき、上記の漏れ磁束低減に寄与できる。
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(1)本実施形態の磁石磁極23は、内側磁極部31と外側磁極部41とが周方向一方側(反時計回り側)で連結部61により連結され、永久磁石24の装着時に内側磁極部31に対して外側磁極部41が連結部61を中心に可動される構成としている。このような連結部61において、ロータコア22の他の部位よりも磁気抵抗を高くして構成された磁気抵抗部62が設けられている。これにより、連結部61に生じ得る漏れ磁束を好適に低減させることができる。
(2)連結部61には、ロータコア22の平面方向に沿って三角形状に切り欠かれた切欠き部63が設けられている。これにより、外側磁極部41の内側磁極部31に対する可動が良好とされ、永久磁石24の装着時に外側磁極部41の可動を容易に行うことができる。
(3)連結部61の磁気抵抗部62は、コアシートからなるロータコア22を薄肉加工により磁気抵抗が高くなるようにして構成されている。また切欠き部63は、ロータコア22の平面方向に沿って切り欠かれて形成されている。これにより、ロータコア22を構成するコアシートをプレス加工等により容易に形成することができる。
(4)磁石側カバー部52は、連結部61が設けられる側とは周方向の反対側において永久磁石24の端部と側壁部52bとが当接、即ち周方向に係合するように外嵌固定されている。これにより、永久磁石24は、連結部61とカバー部材51の側壁部52bとで周方向両側から強固に保持でき、また永久磁石24の端部の周方向の保持をカバー部材51の側壁部52bが担うことで内側及び外側磁極部31,41に周方向の保持を行う部分を形成する必要がない。
(第3実施形態)
以下、本発明を具体化した第3実施形態を図4に従って説明する。尚、本実施形態と上記第1実施形態との主たる相違点は、磁石磁極23の構成の変更のみである。このため、説明の便宜上、第1実施形態と同一の部分については同一の符号を付すこととして、その説明を省略する。
図4に示すように、内側磁極部31には、周方向両側の端部に係合部33が設けられ永久磁石24の両端部と係合するように構成されている。また、外側磁極部41にも同様に係合部43が周方向両側の端部に設けられている。そして、各係合部33,43の突出長さは、永久磁石24の厚みの略1/3の長さで形成され、両係合部33,43間が非当接とされている。磁石側カバー部52の側壁部52bは、各係合部33,43の周方向外側に沿って形成されている。
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(1)本実施形態の内側磁極部31及び外側磁極部41は、周方向両側の端部に係合部33,43が設けられ、永久磁石24の両端部と係合するように構成されている。これにより、永久磁石24が内側及び外側磁極部31,41による挟圧保持のみならず、各磁極部31,41に設けた係合部33,43により周方向両側からも保持されるため、永久磁石24の位置ずれ等を確実に防止することができる。
(2)各係合部33,43の突出長さは、永久磁石24の厚みの略1/3の長さで形成され、両係合部33,43間が非当接とされている。これにより、永久磁石24は各係合部33,43にて周方向から好適に保持され、且つ永久磁石24の周方向両側で両係合部33,43を非当接とすることで漏れ磁束が低減され、これらの両立を好適に図ることができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記各実施形態では、ロータ20の周方向に磁石磁極23と突極25とを交互に配置させたハーフマグネット型のIPM型モータに適用したが、例えば、図5に示すように、全磁極を磁石磁極23で構成したフルマグネット型のIPM型モータに適用してもよい。
・上記実施形態では、インナロータ型のモータMに用いられるロータ20に適用したが、アウタロータ型のモータのロータに適用してもよい。この場合、ロータとステータとの径方向の対向関係が逆になる。
・上記第1実施形態では、各係合部33,43の突出長さは、永久磁石24の厚みの略1/2の長さで形成されていたがこれに限らない。例えば、各係合部33,43の突出長さを永久磁石24の厚みの1/3以上の長さで形成した場合においても、永久磁石24を周方向から保持することが可能となる。また、略1/3の長さで形成することで、永久磁石24と各係合部33,43との間に生じ得る漏れ磁束をより好適に低減させることができる。
・上記各実施形態において、カバー部材51は、例えば、ステンレス材、アルミ材、樹脂材等の非磁性材で形成することが好ましい。
・上記各実施形態において、内側磁極部31を径方向外側に突出した形状に形成したがこれに限らない。例えば、径方向外側に突出した形状とせずとも、永久磁石24の径方向内側部分を支持して磁束を透過させる構造及び形状等であれば適宜変更してもよい。
・上記各実施形態では、カバー部材51を筒状とし、ロータコア22に外嵌装着する構成としたがこれに限らない。例えば、ロータコア22の所定箇所毎に個別のカバー部材(連結部材)としてもよい。
・上記各実施形態では、ロータコア22及びステータコア11を磁性金属板材の積層にて構成したが、このような積層型のコアに限らず、例えば磁性粉体の成形にてコアを構成してもよい。
・上記各実施形態では、磁石磁極23及びカバー部材51含むロータ20の形状は一例であり、その形状を適宜変更してもよい。
・上記各実施形態でのロータ20の磁極数、ステータ10の磁極数は一例であり、適宜変更してもよい。
10…ステータ、12…巻線磁極(ステータの磁極)、20…ロータ、22…ロータコア、22a…外周面(ステータ側面)、23…磁石磁極、24…永久磁石、24a,24b…平坦面、31…内側磁極部(反ステータ側磁極部)、33,43…係合部、41…外側磁極部(ステータ側磁極部)、51…カバー部材(連結部材)、61…連結部、62…磁気抵抗部、63…切欠き部。

Claims (11)

  1. ステータの磁極に対向してロータコアの周方向に複数の磁石磁極が形成され、前記磁石磁極内に永久磁石を埋め込む態様で構成された磁石埋込型ロータであって、
    前記磁石磁極は、前記ロータコアと一体形成され前記永久磁石の反ステータ側に設けられた反ステータ側磁極部と、前記永久磁石のステータ側に設けられ前記永久磁石の収容部を開放可能とすべく前記反ステータ側磁極部に対して分離又は可動可能とされたステータ側磁極部とから構成され、前記反ステータ側磁極部と前記ステータ側磁極部とで前記永久磁石を挟圧保持するように前記両磁極部に跨って装着される連結部材にて相互に連結して構成されたことを特徴とする磁石埋込型ロータ。
  2. 請求項1に記載の磁石埋込型ロータにおいて、
    前記連結部材は、前記磁石磁極を含む前記ロータコアのステータ側面を覆うように装着される筒形状のカバー部材にて構成されたことを特徴とする磁石埋込型ロータ。
  3. 請求項1又は2に記載の磁石埋込型ロータにおいて、
    前記磁石磁極は、前記反ステータ側磁極部に対して前記ステータ側磁極部が分離可能に構成されるものであり、
    前記反ステータ側磁極部は、周方向一方側においてステータ側に突出して前記永久磁石の一端部と係合する係合部が設けられ、
    前記ステータ側磁極部は、周方向他方側において反ステータ側に突出して前記永久磁石の他端側と係合する係合部が設けられたことを特徴とする磁石埋込型ロータ。
  4. 請求項3に記載の磁石埋込型ロータにおいて、
    前記永久磁石は、略直方体形状をなしその1つの平坦面が前記ロータコアの径方向の直交方向に沿って配置され、
    前記反ステータ側磁極部及び前記ステータ側磁極部の各係合部は、その突出長さが前記永久磁石の厚みの1/3以上で且つ両磁極部間が非当接となる長さで構成されたことを特徴とする磁石埋込型ロータ。
  5. 請求項1又は2に記載の磁石埋込型ロータにおいて、
    前記磁石磁極は、前記反ステータ側磁極部と前記ステータ側磁極部とが周方向一方側で連結部により連結されて前記反ステータ側磁極部に対して前記ステータ側磁極部が可動可能に構成され、
    前記連結部は、前記ロータコアの他の部位より磁気抵抗を高くして構成された磁気抵抗部と、周方向に切り欠かれ前記ステータ側磁極部の可動を良好とするための切欠き部との少なくとも一方が設けられたことを特徴とする磁石埋込型ロータ。
  6. 請求項5に記載の磁石埋込型ロータにおいて、
    前記ロータコアは、磁性金属板材からなるコアシートを複数枚積層して構成されるものであり、
    前記磁気抵抗部を設けた場合においては、前記コアシートを薄肉に形成して磁気抵抗が高くなるように構成され、
    前記切欠き部を設けた場合においては、前記コアシートの平面方向に沿って切り欠かれて形成されたことを特徴とする磁石埋込型ロータ。
  7. 請求項5又は6に記載の磁石埋込型ロータにおいて、
    前記連結部材は、前記反ステータ側磁極部と前記ステータ側磁極部とが連結する連結部が設けられる側とは周方向の反対側において前記永久磁石の端部と係合するように構成されたことを特徴とする磁石埋込型ロータ。
  8. 請求項1又は2に記載の磁石埋込型ロータにおいて、
    前記磁石磁極は、前記反ステータ側磁極部に対して前記ステータ側磁極部が分離可能に構成されるものであり、
    前記反ステータ側磁極部は、周方向両側においてステータ側に突出して前記永久磁石の両端部と係合する係合部が設けられ、
    前記ステータ側磁極部は、周方向両側において反ステータ側に突出して前記永久磁石の両端部と係合する係合部が設けられたことを特徴とする磁石埋込型ロータ。
  9. 請求項8に記載の磁石埋込型ロータにおいて、
    前記永久磁石は、略直方体形状をなしその1つの平坦面が前記ロータコアの径方向の直交方向に沿って配置され、
    前記反ステータ側磁極部及び前記ステータ側磁極部の各係合部は、その突出長さが前記永久磁石の厚みの1/3以上で且つ両係合部間が非当接となる長さで構成されたことを特徴とする磁石埋込型ロータ。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の磁石埋込型ロータにおいて、
    前記磁石磁極は、ステータ側に凸形状をなすものであり、
    前記連結部材は、凸形状の前記磁石磁極の先端部に嵌合する形状を含んで構成されたことを特徴とする磁石埋込型ロータ。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の磁石埋込型ロータを備えたことを特徴とするモータ。
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