JP2012128237A - 在庫管理装置、在庫管理システム、在庫管理方法、在庫管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像処理装置群とネットワークを介して接続され、画像処理装置にて使用されるトナーカートリッジ等の消耗品の在庫管理を装置群単位で行う在庫管理装置であって、消耗品それぞれについて、在庫数量情報、画像処理装置情報、装置群情報、予測交換時期とを関連付け、装置群単位で在庫情報として記憶する在庫情報記憶手段と、在庫補充すべき消耗品を選択する在庫補充消耗品選択手段とを備え、在庫補充消耗品選択手段は、消耗品在庫補充のタイミングとなる所定の消耗状態が発生すると、該当の画像処理装置が属する装置群についての在庫情報を参照し、在庫が無く予め設定された基準の長さの選択期間内に予測交換時期が到来する消耗品を在庫補充すべき消耗品として選択する。
【選択図】図13
Description
特許文献1には、複数の画像形成装置の装置群を管理する管理装置を備えた消耗品発注管理システムにおいて、各装置群からの消耗品の発注受信回数が、装置群ごとに設定された発注受信数に達すると、当該装置群宛ての消耗品をまとめて発注する構成が開示されている。
また、在庫スペースにある程度余裕があるユーザにとっては、在庫としてある程度の数量の消耗品をストックすることはできる。しかしながら、特に、使用する画像処理装置の種類が多く、使用する消耗品の種類も多い場合など、数多くの消耗品を在庫としてストックしておくと、いざ消耗品の交換が必要となった時に、交換対象の予備の消耗品を在庫の山の中から探し出すのが面倒であるとユーザが感じる場合もある。
さらに、本発明に係る画像処理装置は、前記在庫管理装置の機能を備えていることを特徴とする。
さらに、画像処理装置の消耗品が交換されたことを示す情報、交換された消耗品の種類、および消耗品が交換された画像処理装置の識別情報を含む交換済消耗品情報を取得する交換済消耗品情報取得手段を備え、前記在庫情報記憶手段は、前記交換済消耗品情報を参照して、前記在庫情報を更新してもよい。
また、ネットワークを介して接続された配送サーバに対して、前記在庫補充消耗品選択手段により選択された消耗品を配送するよう指示する消耗品配送指示手段を備えてもよい。
ここで、前記交換済消耗品情報取得手段は、前記消耗品配送指示手段により指示された消耗品が配送されたことを示す配送済消耗品情報を取得し、前記在庫情報記憶手段は、前記配送済消耗品情報を参照して、前記在庫情報を更新してもよい。
また、ここで、前記在庫補充消耗品選択手段により選択された消耗品を、在庫補充のために発注すべき消耗品としてユーザに通知するメッセージ情報を、前記画像処理装置に備えられた表示手段に表示させてもよい。
ここで、さらに、前記所定の消耗状態が発生した消耗品と同一種類の消耗品を、在庫補充すべき消耗品として選択する第2の消耗品選択モードと、前記第1の消耗品選択モードとのいずれの消耗品選択モードを実行するかについてのユーザの選択を取得するモード選択取得手段をさらに備え、前記在庫補充消耗品選択手段は、前記取得されたユーザの選択が、前記第2の消耗品選択モードである場合、前記第1の消耗品選択モードの実行に代えて、前記第2の消耗品選択モードを実行してもよい。
ここで、前記画像処理装置は、それぞれ自機において使用される消耗品が交換された時期である交換済時期を確定する交換済時期確定手段をさらに備え、前記所定の消耗状態は、消耗品の交換済時期が確定されたことであってもよい。
さらに、ここで、前記所定の消耗状態は、消耗品の消耗程度が予め設定された所定の消耗程度に達した状態であってもよい。
さらに、前記所定の優先条件は、前記消耗品が、前記画像処理装置において黒色の画像処理に使用されるべき消耗品であってもよい。
また、ここで、前記所定の優先条件は、前記消耗品の消耗速度の安定度であり、
前記消耗速度の安定度が低いものほど、前記選択期間が長くてもよい。
ここで、また、前記所定の優先条件は、前記消耗品が使用されるべき前記画像処理装置がファクシミリ機能を有することであってもよい。
さらに、ここで、各画像処理装置の設置期間を示す情報を取得する設置期間情報取得手段を備え、前記在庫補充消耗品選択手段は、前記設置期間が所定の期間よりも長い画像処理装置において使用されるべき消耗品については、選択期間を前記基準の長さよりも短くして消耗品を選択する第4の消耗品選択モードを、前記第1の消耗品選択モードに代えて実行してもよい。
ここで、前記取得された消耗情報を消耗履歴として記憶する消耗履歴記憶手段と、前記在庫補充タイミング発生情報が取得されると、当該所定状態が発生した画像処理装置が属する装置群について、前記消耗履歴を参照して、所定集計期間ごとの累積消耗程度を算出することにより取得する累積消耗程度取得手段と、を備え、前記在庫補充消耗品選択手段は、直近の前記累積消耗程度が大きいほど、前記選択期間を長くして、消耗品を選択する第5の消耗品選択モードを、前記第1の消耗品選択モードに代えて実行してもよい。
また、ここで、前記在庫補充消耗品選択手段は、前記交換済時期確定手段により消耗品の交換時期が確定された際に、当該確定がなされた画像処理装置が属する装置群において、交換時期が未確定の消耗品がある場合には、当該消耗品の交換時期が確定した後に、在庫補充すべき消耗品を選択してもよい。
ここで、さらに、前記画像処理装置は、記録シート上にトナー像を形成し、前記トナー像の形成におけるトナー使用量をドットカウント数として累積加算するドットカウンタでカウントされたカウント値から演算により前記消耗情報を取得する消耗情報演算部を備えてもよい。
また、本発明は、上述の在庫管理装置を備えた在庫管理システム、および、上述の在庫管理装置の機能を備えた画像処理装置としても、同様の効果が得られる。
さらに、本発明は、上記在庫管理装置、在庫管理システム、および画像処理装置において実行される在庫管理方法、または、当該在庫管理装置および画像処理装置のコンピュータにおいて実行される在庫管理プログラムとすることもできる。
<実施の形態1>
(1.システムの全体構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る在庫管理装置を含む在庫管理システムの概略構成を示す図である。
画像処理装置100は、例えば、プリンタ機能、コピー機能、FAX機能およびスキャナ機能を有する、いわゆる多機能複合機(MFP:Multiple Function Peripheral)と呼ばれるものであるが、必ずしもこれら全ての機能を備えていなくてもよく、これらの機能のうちのいくつか、またはいずれか1つを備えた画像処理装置でもよい。また、カラーの場合もあれば、モノクロ機種であってもよい。
例えば、ユーザーの会社や部署等であるオフィスAには、画像処理装置100−A01、100−A02、100−A03とクライアント装置200−A01、200−A02とがLAN1を介して接続され、オフィスBには、画像処理装置100−B01および100−B02とクライアント装置200−B01、200−B02、200−B03とがLAN2を介して接続されている。
消耗品配送サーバ400は、在庫管理装置300から在庫補充すべきトナーカートリッジをユーザの元へと配送する指示を受けて、当該指示されたトナーカートリッジの配送処理を行う。
(2.画像処理装置の構成)
(2−1.画像処理装置の全体構成)
図2は、画像処理装置100の全体構成を模式的に示す概略断面図である。ここでは、画像処理装置100として、タンデム型カラーデジタル複合機を例に説明する。
画像形成部12は、C、M、Y、Kの各再現色それぞれに対応する作像部20C〜20Kと、中間転写ベルト21、および上記C、M、Y、K各色のトナーをそれぞれ対応する作像部20に補給するトナー補給部7C〜7Kなどを備えている。
中間転写ベルト21は、無端状のベルトであり、駆動ローラ22と従動ローラ23に張架されて同図矢印で示す方向に循環駆動される。
定着部14は、相互に圧接される定着ローラと加圧ローラと、定着ローラを加熱するためのヒータなどを備えている。
制御部60は、ユーザから操作パネル16等を介して複写等の実行指示を受け付けると、その指示に基づき、画像読取部11と画像形成部12などを制御して受け付けた複写等の動作を開始させる。具体的には、複写の場合には、画像読取部11に対し原稿画像の読み取りを実行させると共に、読み取って得られた画像データに基づいて露光部3C〜3Kのレーザダイオードを駆動させる。これにより露光部3C〜3Kのレーザダイオードから各色に対するレーザ光Lが出射されて、感光体ドラム1C〜1Kが1ラインずつ露光走査される。
また、各作像部20C、20M、20Y、20Kの現像器5C、5M、5Y、5Kにトナーを補給する補給機構として、トナーカートリッジ71C、71M、71Y、71Kおよびサブホッパ72C、72M、72Y、72Kが各作像部20C、20M、20Y、20Kの上方位置に配されている。
図3は、トナーカートリッジ71K、サブホッパ72K、および現像器5Kの構成を示す図である。実際には、これらの構成は作像ユニットの数だけ存在するが、ここでは、代表的に黒色(K)のものについて説明する。他のC、M、Y色のについてもトナー色が異なる以外は基本的に同一構成である。なお、以下の説明においては、トナーカートリッジ71Kおよびサブホッパ72Kの各構成要素については、符号を省略している。
なお、このタイプの画像処理装置は、トナーカートリッジをC、M、Y、K各色用に4本備えるが、スパイラルバネ711を駆動するカートリッジモータ73は2台としている。そして、一方がY色およびM色のトナーカートリッジ用として、他方がC色およびK色のカートリッジ用として割り当てられている。そして、Y色とK色用のギア機構712は偶数個のギアと一方向クラッチで構成し、M色とC色用のギア機構712は奇数個のギアと一方向クラッチで構成されている。その結果、カートリッジモータ73を正転させた場合には、Y色用とC色用のスパイラルバネ711が回転し、残りの(M色用およびK色用)スパイラルバネ711は空転し、カートリッジモータ73を逆転させた場合には、M色用とK色用のスパイラルバネ711が回転し、残りの(Y色用およびC色用)スパイラルバネ711が空転することとなる。このように、カートリッジモータ73の正転と逆転を切り替えることによって、補給するトナーを切り替える。
サブホッパ72K上方に装着されているトナーカートリッジ71Kからサブホッパ72K内部へと自重により移動してきたトナーは、スパイラルローラ723の回転により、同図に示す矢印の方向(同図において、紙面手前方向)に搬送され、サブホッパ72Kの上記トナー搬送方向下流側(トナー受入開口部と反対側)の端部に設けられたトナー繰り出し孔721を介して現像器5Kへと供給される。
図5は、現像器5K内の概略構成を模式的に示す断面図である。現像器5K内には現像剤(トナーとキャリア)が充填されている。現像器5Kには不図示の現像モータにより回転駆動され、現像剤を搬送する攪拌スクリュー51が設けられ、攪拌スクリュー51にはマイラー52が装備されている。マイラー52が回転することで現像器5K内の現像剤が攪拌される。
トナー濃度センサ53は、例えば、コイルのインダクタンスの変化から、攪拌スクリュー51により現像器5K内部を搬送される現像剤(トナーおよびキャリア)の透磁率を検出する磁気センサである。トナー濃度センサ53により検出された透磁率から、現像剤に含まれる磁性体であるキャリアの比率が検出され、間接的に、現像剤に対するトナーの比率、すなわちトナー濃度が求められる。例えば、現像剤に含まれるキャリア比率が低い場合は、トナー比率が高いと検出される。一方、現像剤に含まれるキャリア比率が高い場合は、トナー比率が低いと検出される。そして、このトナー濃度センサ53からの検出信号は、制御部60(図2参照)に入力され、この検出信号に基づいて、必要なトナー補給量が算出される。
(2−2.画像処理装置の制御部の構成)
図6は、制御部60の構成を示すブロック図である。
通信I/F部62は、LANカード、LANボードといったLANに接続するためのインターフェースであり、外部からのプリントジョブのデータを受信して、受信したデータを画像処理部63に送る。
レーザダイオード駆動部65は、各色の画像データを画像メモリ64から読み出して、露光部3の各レーザダイオードを駆動する。
記憶部66は、ROM(Read Only Memory)661、RAM(Random Access Memory)662、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )663、ページドット数記憶部664、交換済トナー情報記憶部665などを備える。
CPU61は、ROM661から必要なプログラムを読み出し、上記画像読取部11、画像形成部12、給紙部13、定着部14の動作をタイミングを取りながら統一的に制御して、通信I/F部62が受信したプリントジョブのデータに基づくプリント動作や、操作パネル16上からユーザにより入力されたコピージョブ等を円滑に実行させる。
さらに、CPU61は、トナーエンプティセンサ724からの検出信号を受け付けて、サブホッパ72内のトナーの状態を判断し、判断結果に応じて、ユーザにトナーカートリッジの交換を促すメッセージを操作パネル16の表示部に表示させる。
CPU61は、当該CPU61の機能の一部として、トナー交換済時期確定部611、トナー消費量演算部(消耗情報演算部)613を備える。
トナー交換済時期確定部611は、トナーカートリッジセットセンサ75、TC扉カバー開閉検出センサ76、およびトナーエンプティセンサ724からの検出信号を基に、トナーカートリッジが交換された時期を確定する。
ドットカウンタ部68は、画像形成が開始されると、ページ順に、ページ毎に画素単位でドット数を計数し、全画素の計数値を合算した値をそのページのページドット数としてカウントする。このページドット数のカウントは、各色別に実行される。画像の部分だけがドット数として計数されるので、仮に1ページ内に画像が全く存在しない場合には、そのページ(用紙)については、ページドット数は各色について0になる。
トナー消費量演算部613は、各色別にページドット数記憶部664に記憶されているドット数を所定期間分読み出して積算し、期間累積ドット数を算出する。そして、各色別に、当該所定期間中に画像形成のために消費されたであろうトナー消費量(消耗情報)を算出する。この算出は、例えば各色別に、1ドットに対して消費される単位ドット当たりの推定トナー量の情報が予めROM661等に記憶されており、期間累積ドット数にその推定トナー量を乗算することにより行なわれる。従って、算出値は、推定値ということになる。単位ドット当たりのトナー量は、事前に実験などから求められる。なお、上記とは別の方法を用いてトナー消費量を算出しても良い。
さらには、ページドット数記憶部664および交換済トナー情報記憶部665の一方または両方の機能を、EEPROM663に行わせてもよい。
(3.在庫管理装置の機能構成)
図7は、在庫管理装置300の概略構成を示す制御ブロック図である。同図に示すように、当該在庫管理装置300は、通信I/F部301、表示部302、入力/操作部303、記憶部320等を備え、それらはそれぞれ制御部310に接続されている。
記憶部320は、在庫情報記憶部321、トナー消費量情報記憶部322、および、画像処理装置登録情報記憶部323を有する。
トナー消費量情報記憶部322は、各画像処理装置において使用される各色トナーの消費量についての情報であるトナー消費量情報を記憶する。
なお、在庫情報記憶部321、トナー消費量情報記憶部322、および、画像処理装置登録情報記憶部323は、EEPROM等から成る1つの記憶メディアにおけるそれぞれ別の記憶領域としてもよいが、それぞれ別個の記憶メディアであってもよい。これらについては、詳しくは、後述する。
交換済トナー情報取得部311は、各画像処理装置において交換されたトナーカートリッジについての情報を取得する。
トナー交換時期予測部313は、各画像処理装置において使用中の各トナーカートリッジについて、トナーが消耗して交換が必要となる時期である交換時期を予測する。
在庫補充消耗品選択部315は、各装置群について、在庫補充すべき消耗品(トナーカートリッジ)を選択する。
これらについては、詳しくは後述する。
表示部302および入力/操作部303は、例えば、在庫管理システムの管理者が保守点検等を行う場合に、管理者に必要な情報を表示し、あるいはデータ入力手段を提供する。
(4.トナーカートリッジの交換)
(4−1.トナー残量状態の遷移)
図8は、トナーカートリッジ71及びサブホッパ72におけるトナーの状態遷移を示す図である。
カートリッジニアエンプティは、カートリッジモータ73回転時にカートリッジモータ73の回転量を積算し、トナーカートリッジ71からサブホッパ72へ補給されたトナー量を推定した結果、トナーカートリッジ71内のトナー残留がニアエンプティ領域となっている状態である。この状態においては、トナーカートリッジ71内にはまだ数千枚程度プリント可能な量のトナーが残っているので、プリントは許可される。
カートリッジニアエンプティの場合には、操作パネル16に、トナーカートリッジの交換時期が近づいてきていることをユーザに知らせるメッセージが、カートリッジエンプティの場合には、ユーザにトナーカートリッジの交換を促すメッセージが、サブホッパエンプティの場合には、トナーが無くなりプリントが禁止された旨の全面警告が表示される。
(4−2.トナーカートリッジ交換済時期の確定)
一般に広く使用されている画像処理装置およびトナーカートリッジの中には、新品のトナーカートリッジが画像処理装置に装着されたことを検出する機構を備えたものもある。新品のトナーカートリッジを検出する機構としては、例えば、トナーカートリッジに設けられたICチップに、新品である(未使用である)ことを示す情報が記憶されており、当該情報を画像処理装置側で読み出すことにより検出する方法や、トナーカートリッジに備えられたヒューズにより検出する方法等がある。これらの方法については、公知技術であるので、ここでは、詳細な説明は省略する。
ここで、画像処理装置100には、装置本体のトナーカートリッジが装着されている箇所のカバー(以下、「TC扉カバー」という。)が開閉されたことを検出するTC扉カバー開閉検出センサ76および、装置本体にトナーカートリッジが装着されていることを検出するトナーカートリッジセットセンサ75が備えられている。TC扉カバー開閉検出センサ76によりTC扉カバーの開閉が検出されると、トナーカートリッジが交換された可能性がある。また、トナーカートリッジセットセンサ75の出力がOFFになり(トナーカートリッジが取り外された)、その後ONになった(トナーカートリッジが装着された)場合、トナーカートリッジが交換された可能性がある。
図9は、新品検出機構を備えていないトナーカートリッジが交換された場合における、トナーカートリッジが交換されたこと、およびその交換済時期を確定するトナーカートリッジ交換済時期確定処理の内容を示すフローチャートである。
トナーカートリッジ交換推定動作が検出されると、カートリッジエンプティ以上のトナーエンプティ状態であるかどうかの判定が行われる(ステップS1:YES、ステップS2)。なお、ここで、カートリッジエンプティ以上のトナーエンプティ状態とは、カートリッジエンプティおよびサブホッパエンプティの状態を意味する。
カートリッジエンプティ以上のトナーエンプティ状態である場合、トナーカートリッジが交換された可能性が高いため、仮で交換されたと判断し、トナー残量カウンタ部67のカウンタ値をリセットしてスタートし、当該トナーカートリッジ交換推定動作が検出された日を仮の交換日として記憶して、操作パネル16上のユーザに対してトナーカートリッジの交換を促すメッセージの表示をOFFにする(ステップS2:YES、ステップS4、ステップS5、ステップS6、ステップS7)。
所定量のプリントジョブが実行されている場合、次にトナーエンプティセンサ724の出力がONであるかどうかの判定を行う(ステップS8:YES、ステップS9)。
トナーエンプティセンサ724の出力がONである場合、サブホッパ72内のトナー残量が増加したことを意味するので、トナーカートリッジが交換されたと判断され、ステップS6において記憶されていたトナーカートリッジ交換推定動作検出日が、トナーカートリッジが実際に交換された日であるトナーカートリッジ交換済時期として確定される(ステップS9:YES、ステップS10、ステップS11)。
(4−3.トナーカートリッジ交換時期の予測)
次に、トナーカートリッジの交換時期の予測について説明する。
(4−3−1.交換済トナーカートリッジの情報の通知/取得)
先ず、新しいトナーカートリッジに交換されると、画像処理装置100は、上述の方法によりトナーカートリッジが交換されたことを検出して、在庫管理装置300に通知する。
図10(b)に、画像処理装置登録情報の構成の一例を示す。同図に示すように、画像処理装置登録情報は、図1のシステム構成における各装置群(オフィスA、オフィスB)に配置される各画像処理装置100の識別情報、各画像処理装置が属する装置群の識別情報、宛先情報(本実施の形態に示す例では、IPアドレス)、および、各画像処理装置100が有する機能情報(カラーかモノクロか、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、FAX機能)が、互いに関連付けられて、画像処理装置登録情報記憶部323に記憶されている。なお、同図においては、A−T07−JPは、オフィスAの識別情報を表し、B−T07−JPは、オフィスBの識別情報を表す。
(4−3−2.トナーカートリッジ交換時期の予測)
各画像処理装置100においては、画像形成動作が実行されると、ページ順にページ毎に画素単位でドット数をドットカウンタ部68によりカウントし、当該ドット数の情報は、カウントされた日時の情報と関連付けてページドット数記憶部664に記憶されている。
また、本実施の形態においては、各画像処理装置100が、それぞれ自機において1ドットに対して消費される単位ドット当たりの推定トナー量の情報を各色別にROM661等に保持し、期間累積ドット数にその推定トナー量を乗算することによりそれぞれの画像処理装置100が自機における各色のトナー消費量の算出を行うとしたが、これに限られない。例えば、在庫管理装置300が、在庫管理の対象となっている各画像処理装置100についての上記1ドットに対して消費される単位ドット当たりの推定トナー量の情報を各色毎に保持し、画像処理装置100から期間累積ドット数の情報の提供を受けて、在庫管理装置300側で各画像処理装置100における各色のトナー消費量を算出してもよい。
(5.在庫補充用トナーカートリッジの選択)
本発明においては、トナーの消耗に係る所定の消耗状態が発生したときを、在庫補充用のトナーカートリッジを選択する消耗品在庫補充のタイミングとして用いる。
また、在庫管理装置300が在庫管理する対象の装置群が1つである場合には、在庫情報に装置群を識別する情報が必ずしも含まれていなくてもよい。
在庫管理装置300の在庫補充消耗品選択部315(図7参照)は、当該在庫情報を参照して、在庫補充すべきトナーカートリッジ(消耗品)を選択する。以下、本実施の形態における在庫補充すべきトナーカートリッジを選択する方法について図面を参照しつつ詳しく説明する。
図14は、本実施の形態における在庫管理装置の消耗品在庫管理処理に係る画像処理装置100と在庫管理装置300間の制御シーケンスを示すフローチャートの一部であり、図15は、その続きを示す残りのフローチャートである。ここでは、一例としてオフィスA(図1参照)について説明する。
上記画像処理装置100−A01、100−A02、100−A03のうちのいずれかにおいてトナーカートリッジの交換が検出されると、次に自機において、トナー交換済時期確定部611(図6参照)によりトナーカートリッジの交換済時期が確定されているかどうかの判定を行う(ステップS21:YES、ステップS22)。
トナーカートリッジ交換済時期が確定されている場合、交換済トナー情報記憶部665(図6参照)に記憶されている交換済トナー情報を在庫管理装置300へと送信する(ステップS22:YES、ステップS23)。
そして、在庫管理装置300においては、要求信号を送信した全ての画像処理装置100から交換済時期確定中情報を受信したかどうかを監視しており、交換済時期確定中情報を受信すると、受信した交換済時期確定中情報を参照して、交換済時期確定中のトナーカートリッジがあるかどうかを判定する(ステップS33:YES、ステップS34)。
交換済時期確定中のトナーカートリッジが無い場合、在庫管理装置300の記憶部320(図7参照)は、ステップS31において受信した交換済トナー情報を参照して、トナーカートリッジが交換された画像処理装置100が属する装置群(この場合は、オフィスA)の在庫情報において、交換されたトナーカートリッジを在庫から差し引き、当該在庫情報を更新する(ステップS34:NO、ステップS35)。このように、交換済時期確定中のものがある場合に、それが確定するまで待って在庫情報を更新する構成により、在庫情報に当該時点における実際の在庫状況をより正確に反映させることができ、後述する在庫補充すべきトナーカートリッジの選択をより的確に行うことができる。
上記実施の形態1においては、在庫補充用のトナーカートリッジを選択する際に、予測交換時期を第1の優先条件として、基準選択期間内に予測交換時期が来るトナーカートリッジを全て選択する構成について説明した。しかし、トナー消費速度が予測よりも速まって、交換時期の予測が早い方にずれた場合等においては、予測交換時期が基準選択期間内に入ってから在庫発注を行っていたのでは、実際にトナーカートリッジがユーザの元に届けられるのが、交換が必要となる直前となったり、それよりも遅くなったりする虞がある。
そこで、例えば、トナー消費速度の変動が大きく、予測交換時期がずれやすいトナーや、より重要度の高いK色のトナーなどについては、早めに在庫発注が行われるように、即ち、早めに在庫補充用のトナーカートリッジとして選択されるようにして、より確実に在庫がストックされるようにするほうがよい場合もある。
図16(a)は、本実施の形態における在庫情報の構成例である。ここでは、一例として、オフィスAにおいて画像処理装置100−A01のM色のトナーカートリッジが交換された(交換済時期が確定された)タイミングで在庫補充すべきトナーカートリッジを選択する場合について説明する。
当該装置群(この場合、オフィスA)において、当該時点で在庫のないトナーカートリッジを抽出し、予測交換時期の早い順、即ち、選択日数dが少ない順に並べた表を、図16(b)に示す。同図に示す表においては、各トナーカートリッジについて、確定交換済時期(ここでは、2011年6月15日)から予測交換時期までの選択日数dが示されている。選択日数dが基準選択期間の60日以内であるのは、画像処理装置100−A01のY色のトナーカートリッジ(d=56日、予測交換時期2011年8月10日)のみであるので、これが在庫補充すべきトナーカートリッジとして先ず選択される。
図17に、本実施の形態における在庫管理装置の消耗品在庫管理処理に係る画像処理装置100と在庫管理装置300間の制御シーケンスを示すフローチャートの一部を示す。なお、同図においては、画像処理装置100の制御シーケンスは、図14と同一であり、在庫管理装置300の制御シーケンスにおいて、ステップS41よりも前の処理ステップは、図14に示すフローにおけるステップS31からステップS35と同一であるので、ここでは図示および説明を省略する。
続いて、選択日数dが60<d≦90であるトナーカートリッジを抽出し、抽出されたトナーカートリッジの中にK色のトナーカートリッジが含まれているかどうかを判定する(ステップS42、ステップS43)。
以下、ステップS46およびステップS47は、図15のフローにおけるステップS38およびステップS39と同一であるので、ここでは説明を省略する。
上記実施の形態2においては、第2の優先条件としてトナー色について考慮したが、考慮すべき第2の優先条件としては、トナー色に限られず、以下のような変形例が考えられる。
(1)トナー消費速度のばらつき度が大きいと、交換時期の予測がずれやすくなり、予測よりも早くトナーが無くなる虞が高くなる。
なお、本変形例においては、トナー消費速度のばらつき度の指標として、予測交換時期を算出する際に用いられた各所定期間における各トナー消費量から得られる単位時間(日)当りの消費量であるトナー消費速度の標準偏差を用い、当該標準偏差の値が10以上である場合には、ばらつき度が大きいとして、拡大選択期間を適用する。以下、トナー消費速度のばらつき度をvと表す。
当該装置群(この場合、オフィスA)において、当該時点で在庫のないトナーカートリッジを抽出し、予測交換時期の早い順、即ち、選択日数dが少ない順に並べた表を、図18(b)に示す。
図19に、本変形例における在庫管理装置の消耗品在庫管理処理に係る画像処理装置100と在庫管理装置300間の制御シーケンスを示すフローチャートの一部を示す。なお、同図においては、画像処理装置100の制御シーケンスは、図14と同一であり、在庫管理装置300の制御シーケンスにおいて、ステップS51よりも前の処理ステップは、図14に示すフローにおけるステップS31からステップS35と同一であるので、ここでは図示および説明を省略する。
ステップS52において、選択日数dが60<d≦90であるトナーカートリッジが抽出されると、次に、抽出されたトナーカートリッジの中にトナー消費速度のばらつき度vが10以上のものがあるかどうか判定する(ステップS53)。
以上説明したように、本変形例の構成によると、トナー消費速度のばらつき度が大きいものについては、選択期間を長くして拡大選択期間内に選択日数dが入るものについても在庫補充すべきトナーカートリッジとして選択することにより、トナー消費速度が予測よりも速まって、トナーが予測よりも早く無くなってしまった場合においても、交換用のトナーカートリッジを確実に在庫としてストックしておくことができる。
また、トナー消費速度のばらつき度vが大きいとして拡大選択期間が適用される閾値を10としたが、これは説明のための一例として挙げたものであり、これに限られず、適当な数値を閾値に用いてもよい。
さらには、上記閾値として固定の数値を用いる代わりに、選択日数dが基準選択期間の範囲外にあるものについては、それぞれのトナー消費速度のばらつき度vの値に所定の係数を乗じて得られた値を拡大選択期間とし、それぞれのトナーカートリッジについて得られた拡大選択期間内に選択日数dが入るものについては、在庫補充すべきトナーカートリッジとして選択するようにしてもよい。
図20(a)は、本変形例における在庫情報の構成例である。ここでは、一例として、オフィスAにおいて画像処理装置100−A01のM色のトナーカートリッジが交換された(交換済時期が確定された)タイミングで在庫補充すべきトナーカートリッジを選択する場合について説明する。
同図に示す表において、選択日数dが基準選択期間の60日以内であるトナーカートリッジは無い。ここで、選択日数dが基準選択期間の60日以内であるトナーカートリッジがある場合には、それが在庫補充すべきトナーカートリッジとして先ず選択される。
ここで、画像処理装置100−A03にはFAX機能が備えられているが、画像処理装置100−A01にはFAX機能は備えられていない。そこで、ここでは、FAX機能を有する画像処理装置100−A03のトナーカートリッジ(K色)のトナーカートリッジを、在庫補充すべきトナーカートリッジとして選択する。なお、同図においては、よりわかりやすく示すために、当該トナーカートリッジを太線で囲み、予測交換時期、FAX機能については太字で示してある。
ステップS62において、選択日数dが60<d≦90であるトナーカートリッジが抽出されると、次に、抽出されたトナーカートリッジの中にFAX機能を有する画像処理装置で使用されるべきトナーカートリッジがあるかどうか判定する(ステップS63)。
FAX機能を有する画像処理装置で使用されるべきトナーカートリッジが無い場合、ステップS61において選択されたトナーカートリッジをユーザ宛てに配送するように、消耗品配送サーバ400に対して指示する(ステップS53:NO、ステップS55)。
また、本変形例においては、第2の優先条件としてFAX機能を有するか否かを考慮したが、第2の優先条件とする画像処理装置の機能としてはFAX機能に限られない。例えば、コピーを頻繁に使用するオフィスであれば、コピー機能であってもよい。第2の優先条件とする画像処理装置の機能については、ユーザにより設定可能としてもよい。
そして、画像処理装置が別の機種に置き換えられた場合、それまで使用されていたトナーカートリッジが新機種には使用できないことも多く、そうなると、在庫としてストックしていたトナーカートリッジが無駄になってしまう。
なお、本変形例においては、上記所定の期間については5年、基準選択期間よりも短い選択期間(以下、「縮小選択期間」という。)については30日とした場合を例に説明する。
当該装置群(この場合、オフィスA)において、当該時点で在庫のないトナーカートリッジを抽出し、予測交換時期の早い順、即ち、選択日数dが少ない順に並べた表を、図22(b)に示す。
ここで、上記2つのトナーカートリッジについて、画像処理装置の設置期間pを見てみると、画像処理装置100−A02のC色のトナーカートリッジは設置期間pが1年であるのに対し、画像処理装置100−A01のY色のトナーカートリッジは設置期間pが6年であり、5年以上設置されている。従って、画像処理装置100−A01のY色のトナーカートリッジについては、縮小選択期間を適用する。縮小選択期間は30日であるので、画像処理装置100−A01のY色のトナーカートリッジの選択に数d=56日は、縮小選択期間内ではない。よって、ここでは、画像処理装置100−A01のY色のトナーカートリッジは在庫補充すべきトナーカートリッジとして選択されず、画像処理装置100−A01のY色のトナーカートリッジのみが選択される。
図23に、本変形例における在庫管理装置の消耗品在庫管理処理に係る画像処理装置100と在庫管理装置300間の制御シーケンスを示すフローチャートの一部を示す。なお、同図においては、画像処理装置100の制御シーケンスは、図14と同一であり、在庫管理装置300の制御シーケンスにおいて、ステップS71よりも前の処理ステップは、図14に示すフローにおけるステップS31からステップS35と同一であるので、ここでは図示および説明を省略する。
ステップS35(図14参照)において、在庫情報が更新されると、次に、確定交換済時期から予測交換時期までの選択日数dが、d≦60であるトナーカートリッジを抽出し、抽出されたトナーカートリッジの中に、使用されるべき画像処理装置の設置期間が5年以上のトナーカートリッジがあるかどうか判定する(ステップS71、ステップS72)。
そして、設置期間が5年以上のものの中に、選択日数dが30日以下のものがあるかどうか判定する(ステップS74)。
設置期間が5年以上のものの中に、選択日数dが30日以下のものがある場合、当該選択日数dが30日以下のトナーカートリッジを在庫補充すべきトナーカートリッジとして選択し(ステップS74:YES、ステップS75)、ステップS73およびステップS75において選択されたトナーカートリッジをユーザ(この場合、オフィスAの在庫管理者)宛てに配送するように、消耗品配送サーバ400(図1参照)に対して指示する(ステップS77)。
以上説明したように、本変形例の構成によると、設置期間が長い画像処理装置において使用されるべきトナーカートリッジについては、選択期間を基準選択期間よりも短くして、在庫補充すべきトナーカートリッジとして選択されるタイミングを遅くし、在庫置き場にストックされている期間をより短くして、設置期間の長い画像処理装置が置き換えられた場合に、無駄になるトナーカートリッジをより少なくして、ユーザの損失を抑制することができる。
また、縮小選択期間としては、30日の場合を例に説明したが、これに限られず、基準選択期間(ここでは、60日)よりも短い期間であれば、任意の日数を基準選択期間として設定してもよい。さらには、当該基準選択期間の日数設定については、在庫管理システムもしくは在庫管理装置300の管理責任者が設定および変更するようにしてもよいが、ユーザにより、操作パネル16上やクライアント装置200から設定および変更可能としてもよい。また、さらには、基準選択期間は日数に限られず、その単位は、年や月、時間、分、秒等であってもよい。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態1、実施の形態2および実施の形態2の変形例に限定されないのは勿論であり、さらに以下のような変形例を考えることができる。
(4)個々のトナーカートリッジの消費速度には、それほど大きな変化が見られなくても、装置群単位で全体のトナー消費量を見ると、個々の小さな変化が合わさってトナー消費速度が大きく変化している場合がある。
また、本変形例においては、3ヶ月を集計期間として、集計期間ごと(3ヵ月ごと)の装置群全体のトナー消費量を基にトナー消費傾向を判断する。
図24(a)は、オフィスAにおける3ヵ月ごとのナー消費量を、画像処理装置100ごとに、そして装置群全体で集計したデータを示す表である。ここでは、一例として、2011年6月15日に、オフィスAにおいて画像処理装置100−A01のM色のトナーカートリッジが交換された(交換済時期が確定された)タイミングで在庫補充すべきトナーカートリッジを選択する場合について説明する。
画像処理装置100−A03のK色のトナーに関しては、過去9ヶ月間(10月〜
6月)でトナー使用量に大きな変化は見られない。しかし、オフィスA全体のトナー使用量を見ると、10月〜12月は300(g)であり、1月〜3月は290(g)であるのに対し、4月〜6月は440(g)とトナー消費量が大きく増加している。このため、オフィスA全体での画像処理装置の使用頻度が高まっていると考えられ、今後、画像処理装置100−A03の使用頻度が増す可能性が考えられる。
図24(b)は、装置群全体のトナー消費量と選択期間の長さとの対応関係を示す表である。3ヶ月間の装置群全体の合計トナー消費量tが、200(g)未満の場合、選択期間は30日であり、tが200(g)以上で400(g)以下である場合、選択期間は60日であり、tが400(g)よりも多い場合、選択期間は90日である。
オフィスAの4月から6月の3ヶ月間のトナー消費量は、図24(a)の表より、440(g)であるので、図24(b)の表より、選択期間は90日である。
なお、同図においては、よりわかりやすく示すために、上記、画像処理装置100−A01のK色のトナーカートリッジおよび画像処理装置100−A03のK色のトナーカートリッジについては太線で囲み、これらの選択日数dについては太字で示してある。
ステップS35(図14参照)において、在庫情報が更新されると、次に、当該装置群(ここでは、オフィスA)全体の直近3ヶ月間の合計トナー消費量tを算出し、tの値が200(g)よりも多いか少ないか、400(g)よりも多いか少ないかについて判定を行う(ステップS81、ステップS82)。
tが400(g)よりも多い場合、選択日数dが90日以下のトナーカートリッジを在庫補充すべきトナーカートリッジとして選択し、当該選択されたトナーカートリッジをユーザ宛てに配送するように指示する(ステップS82:400<t、ステップS85、ステップS86)。
しかし、上記各実施の形態の方法により消耗品(トナーカートリッジ)の在庫管理がなされるユーザの中に、在庫スペースが非常に限られているユーザと在庫スペースに余裕のあるユーザとが混在している場合、在庫スペースに余裕のあるユーザの中には、交換されたトナーカートリッジと同じ種類のトナーカートリッジを在庫補充すべきトナーカートリッジとして選択したいと考えるユーザもいることが考えられる。
ステップS35(図14参照)において、在庫情報が更新されると、次に、第1の選択モードと第2の選択モードのうち何れの選択モードがユーザにより選択されているかを判定する(ステップS35、ステップS91)。
以上説明したように、本変形例の構成によると、第1および第2の選択モードのうち何れの選択モードにより在庫補充すべきトナーカートリッジを選択するかについて、ユーザが選択設定可能であるため、ユーザの個別の希望や都合に対応することができ、ユーザの利便性に資することができる。
(6)上記変形例5においては、第1の選択モードおよび第2の選択モードのいずれかをユーザが選択可能な構成について説明したが、これに限られない。
(8)上記各実施の形態および各変形例においては、消耗品在庫補充のタイミングとなる消耗に係る所定の消耗状態は、画像処理装置100において、トナーカートリッジが交換された(交換済時期が確定された)ことである場合について説明した。しかし、これに限られず、消耗品在庫補充のタイミングとなる消耗に係る所定の消耗状態は、トナーが所定の消耗程度(例えば、カートリッジニアエンプティ)になったタイミングで行われてもよい。
図28に、本変形例における在庫管理装置の消耗品在庫管理処理に係る画像処理装置100と在庫管理装置300間の制御シーケンスを示すフローチャートを示す。ここでは、一例としてオフィスA(図1参照)について説明する。
カートリッジニアエンプティが検出されていない場合、次にトナーカートリッジが交換されたことが検出されたかどうかを判定する(ステップS101:NO、ステップS103)。なお、ここでのトナーカートリッジの交換検出には、トナーカートリッジ交換推定動作の検出も含むものとする。
トナーカートリッジの交換が検出されている場合、次に自機において、トナー交換済時期確定部611(図6参照)によりトナーカートリッジの交換済時期が確定されているかどうかの判定を行う(ステップS103:YES、ステップS104)。
トナーカートリッジ交換済時期が確定されている場合、交換済トナー情報記憶部665(図6参照)に記憶されている交換済トナー情報を在庫管理装置300へと送信する(ステップS104:YES、ステップS105)。
このとき、画像処理装置100から在庫管理装置300へと通知されるニアエンプティ情報の通知フレームの構成例を図29に示す。同図に示すように、ニアエンプティ情報とは、当該ニアエンプティ情報の通知先(在庫管理装置300)を認識する通知先情報の他、当該ニアエンプティ情報の供給元(通知元)の画像処理装置100(カートリッジニアエンプティが検出された画像処理装置100)を識別するための画像処理装置識別情報、カートリッジニアエンプティが検出されたトナーカートリッジの種類を示すトナーカートリッジ識別情報、および、カートリッジニアエンプティの検出日を示すカートリッジニアエンプティ検出日情報を含んだ構成を有し、実施の形態1における交換済トナー情報に相当するものである。本変形例においては、ニアエンプティ情報を在庫補充タイミング発生情報として用いる。
ニアエンプティ情報を受信した場合、カートリッジニアエンプティ検出日から予測交換時期までの日数である選択日数eが60日以下であるトナーカートリッジを在庫補充すべきトナーカートリッジとして選択する(ステップS111:YES、ステップS112)。そして、選択されたトナーカートリッジをユーザ(この場合、オフィスAの在庫管理者)宛てに配送するように、配送指示部316(図7参照)から消耗品配送サーバ400に対して指示した後、配送指示されたトナーカートリッジがユーザ(この場合、オフィスAの在庫管理者)の元へ配送されたことを知らせる配送済消耗品情報を消耗品配送サーバ400から受信したかどうかを判定する(ステップS113、ステップS114)。
ステップS114において、配送済消耗品情報を受信した場合、当該配送済消耗品情報を参照して配送先のユーザの装置群当の在庫情報を更新した後、ステップS111に戻って、ニアエンプティ情報を受信したかどうかの判定を行う(ステップS114:YES、ステップS116、ステップS111)。
交換済トナー情報を受信した場合、当該交換済トナー情報を参照して、当該交換済消耗品情報の供給元(通知元)の画像処理装置100が属する装置群の在庫情報を更新する(ステップS115:YES)。
上記のように、カートリッジニアエンプティが検出されたタイミングで在庫補充すべきトナーカートリッジを選択するようにしても、トナーカートリッジが交換されたタイミングで選択する上記各実施の形態および各変形例の場合と同様に、在庫上限数や最低発注数等の入力設定といったユーザの手間を軽減しつつ、在庫のトナーカートリッジを適切にストックしておくことができる。
また、在庫補充すべきトナーカートリッジを選択するタイミングとなるトナーの消耗程度は、カートリッジニアエンプティに限られない。例えば、トナーカートリッジのトナー残量が半分になった時や、カートリッジエンプティ検出時としてもよい。
図30に、本変形例における在庫管理装置の消耗品在庫管理処理に係る画像処理装置100と在庫管理装置300間の制御シーケンスを示すフローチャートの一部を示す。なお、同図においては、画像処理装置100の制御シーケンスは、図14と同一であり、在庫管理装置300の制御シーケンスにおいて、ステップS121よりも前の処理ステップは、図14におけるステップS31からステップS35と同一であるので、ここでは図示および説明を省略し、ステップS121は、図15におけるステップS36と同じであるので、ここでは説明を省略する。
(10)上記各実施の形態および各変形例においては、在庫管理装置300(図1参照)の記憶部320(図7参照)は、取得された交換済トナー情報を参照して、交換されたトナーカートリッジを該当する装置群の在庫情報から差し引く更新を行い、受信した配送済消耗品情報を参照して、配送されたトナーカートリッジを該当する装置群の在庫情報に加える更新を行う構成について説明した。
本変形例における在庫管理装置の在庫情報更新処理に係る画像処理装置100と在庫管理装置300間の制御シーケンスを示すフローチャートを図31に示す。ここでは、一例としてオフィスA(図1参照)について説明する。
ここで、在庫変化情報には、トナーカートリッジが交換されたことによる在庫減少に関する情報(実施の形態1における交換済トナー情報に相当)、および、在庫補充すべきトナーカートリッジが配送されて在庫としてストックされたことによる在庫増加に関する情報(実施の形態1における配送済消耗品情報に相当)が含まれる。
ステップS131において、在庫変化情報の入力を受け付けると、当該受け付けた在庫変化情報を在庫管理装置300へと送信した後、ステップS131に戻って、再び在庫変化情報の入力を受け付けたかどうかの監視を行う(ステップS131:YES、ステップS132、ステップS131)。
以上説明した本変形例の構成によると、在庫補充すべきトナーカートリッジをユーザが直接業者に発注する場合においても、在庫情報を最新の状態にアップデートすることができるため、在庫補充すべきトナーカートリッジの選択を適切に行うことができる。
また、上記在庫変化情報としては、在庫増加に関する情報のみをユーザが手動で入力し、在庫減少に関する情報については、上記各実施の形態および各変形例と同様に、在庫管理装置300が画像処理装置100から交換済トナー情報を取得し、当該取得した交換済トナー情報を参照して更新を行ってもよい。
ステップS151およびステップS152は、それぞれ図14に示すフローにおけるステップS21およびステップS22と同じであるので、ここでは説明を省略する。
全ての交換済時期確定中情報を受信すると、受信した交換済時期確定中情報を参照して、当該装置群の画像処理装置100において、交換済時期確定中のトナーカートリッジがあるかどうか判定する(ステップS154:YES、ステップS155)。
ここで、在庫管理装置300においては、交換済トナー情報を受信したかどうかを監視している(ステップS161)。
在庫管理装置300の交換済トナー情報取得部311(図7参照)が交換済トナー情報を受信すると、記憶部320(図7参照)は、受信した交換済トナー情報を参照して、トナーカートリッジが交換された画像処理装置100が属する装置群(この場合は、オフィスA)の在庫情報において、交換されたトナーカートリッジを在庫から差し引き、当該在庫情報を更新する(ステップS161:YES、ステップS162)。
以上、本変形例の構成によっても、上記各実施の形態および各変形例の構成と同様に、新品検出機構を備えていないトナーカートリッジが交換された場合であっても、当該トナーカートリッジの交換済時期が確定するのを待って在庫情報を更新することで、より正確な在庫情報を参照することができ、在庫補充すべきトナーカートリッジの選択をより適切に行うことができる。
例えば、各画像処理装置100がトナー交換時期予測部を備え、それぞれの画像処理装置100が自機において使用されている各トナーカートリッジの交換時期を予測し、予測交換時期の情報を在庫管理装置300へと送信してもよい。
画像処理装置100の制御部60は、トナー消費量情報取得部614およびトナー交換時期予測部615を備え、これらは、それぞれ、図7に示す実施の形態1におけるトナー消費量情報取得部312およびトナー交換時期予測部313と同様の機能を果たす。また、これらは、それぞれ、CPU61の機能の一部である。
また、本変形例における在庫管理装置300の記憶部320は、図7に示すトナー消費量情報を記憶しない。
(13)上記各実施の形態および各変形例においては、画像処理装置100と在庫管理装置300とがネットワークを介して接続され、在庫管理装置300が在庫補充すべきトナーカートリッジを選択し、在庫管理を行う構成について説明した。
以下、本変形例においては、上記構成を実施の形態1に適用した場合を例として、説明する。
通信I/F部92、画像処理部93、画像メモリ94、レーザダイオード駆動部95は、図6に示す、実施の形態1における画像処理装置100の制御部ブロック図における通信I/F部62、画像処理部63、画像メモリ64、レーザダイオード駆動部65とそれぞれ同様の機能を果たす。
図36は、本変形例の画像処理装置900における在庫管理処理の内容を示すフローチャートである。
トナーカートリッジの交換が検出されると、当該交換が検出されたトナーカートリッジを含めて、自機において交換済時期が確定中(未確定)のトナーカートリッジがあるかどうか判定する(ステップS171:YES、ステップS172)。
交換済時期確定中のトナーカートリッジが無い場合、在庫情報記憶部966は、交換済トナー情報取得部912により取得された交換済トナー情報を参照して、在庫情報を更新する(ステップS172:NO、ステップS173)。
そして、更新された最新の在庫情報を参照して選択日数dが60日以下であるトナーカートリッジを選択し、選択されたトナーカートリッジをユーザ(この場合、オフィスAの在庫管理者)宛てに配送するように、配送指示部918(図35参照)から消耗品配送サーバ400に対して指示する(ステップS174、ステップS175)。
以上説明した本変形例の構成によっても、各実施の形態および各変形例と同様に、在庫としてストックしておくトナーカートリッジの数量が少なくても交換の必要が生じたときに、交換すべきトナーカートリッジの在庫が無くてユーザが困るという事態の発生を回避して、ユーザの利便性に資することができる。
(14)上記実施の形態2においては、K(ブラック)色のトナーであることを第2優先条件としたが、第2優先条件として考慮するトナー色は、K色に限られず、C、M、Y、K色のいずれのトナー色を第2優先条件としてもよい。
(15)上記変形例2においては、FAX機能を有することを第2優先条件として考慮する構成について説明したが、第2優先条件として考慮する画像処理装置の機能としては、これに限られない。
例えば、毎日や隔日、数分間隔、数時間間隔といった所定時間間隔ごとに選択を行ってもよい。この場合、上記所定時間間隔は、あまり長いと在庫補充用のトナーカートリッジの発注が遅れて、交換が必要となる前にユーザの元へと配送されなくなる虞があるので、最長でも、例えば一週間程度とするのが望ましい。なお、前記選択のタイミングは、あまり時間間隔が長くならない限り、必ずしも一定の等しい時間間隔ごとでなくてもよい。
トナーカートリッジの他に、感光体ユニット、転写ベルトユニット、および定着ユニット等の消耗品を在庫管理対象の消耗品としてもよい。この場合、それぞれの消耗品について在庫補充用消耗品を選択するタイミングは、上記各実施の形態と同様に、消耗品が交換された時(消耗品の交換が確定された時)でもよいが、それぞれの消耗品ごとに、例えば、所定の消耗程度に達した時などに設定してもよい。
例えば、サブホッパ72の本体部725の向かい合う側壁にそれぞれ透光窓を設け、当該透光窓に対向して本体部725の外部に、発光部と受光部とから成るフォトセンサを配設し、発光部からの出射光が、サブホッパ72内部のトナーにより遮られることなく、当該透光窓を透過して受光部により受光されることにより、サブホッパ72内にトナーが無くなったことを検出する方法や、トナー液面に載置された検出板に取着された磁石の位置をリードスイッチにて検出することにより、サブホッパ72内のトナー液面の高さを検出し、トナー液面が所定の高さを下回るとサブホッパ72内にトナーが無くなったとして検出する方法等を用いてトナー残量を検出してもよい。
(21)上記各実施の形態および各変形例においては、トナーカートリッジの交換が検出され、交換済時期が確定されると、当該交換されたトナーカートリッジについての情報が更新された在庫情報を参照して、在庫補充すべきトナーカートリッジを選択する構成について説明したが、これに限られない。
交換されたトナーカートリッジについての情報が更新されていない状態の在庫情報においては、当該トナーカートリッジについては、「在庫あり」となっているため、在庫補充すべきトナーカートリッジの選択候補には挙がらないが、交換されて間もないトナーカートリッジは、まだトナーが十分収容されており、また、交換時期の予測もまだできないため、在庫補充すべきトナーカートリッジの選択候補から外しても問題ないと考えられる。
また、上記各実施の形態および上記各変形例の内容をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
さらに、本発明は、在庫管理装置、在庫管理システム、および画像処理装置に限られず、これらにおいて在庫を管理する方法であるとしてもよい。また、さらに、その方法をコンピュータが実行するプログラムであるとしてもよい。また、本発明に係るプログラムは、例えば磁気テープ、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、DVD、CD−ROM、CD−R、BD−ROM、BD−R、BD−RE、HD DVD−R、HD DVD−ROM、HD DVD−RW、HD DVD−RAM、MO、PDなどの光記録媒体、Smart Media(登録商標)などのフラッシュメモリ系記録媒体等、コンピュータ読み取り可能な各種記録媒体に記録することが可能であり、当該記録媒体の形態で生産、譲渡等がなされる場合もあるし、プログラムの形態でインターネットを含む有線、無線の各種ネットワーク、放送、電気通信回線、衛星通信等を介して伝送、供給される場合もある。
11 画像読取部
12 画像形成部
13 給紙部
14 定着部
16 操作パネル
20 作像部
51 攪拌スクリュー
52 マイラー
53 トナー濃度センサ
60 制御部
71 トナーカートリッジ
711 スパイラルバネ
712 ギア機構
713、721 トナー繰り出し孔
72 サブホッパ
722 掻き上げパドル
723 スパイラルローラ
724 トナーエンプティセンサ
725 本体部
73 カートリッジモータ
74 サブホッパモータ
Claims (23)
- 1または複数の画像処理装置を含む装置群とネットワークを介して接続され、前記画像処理装置において使用される消耗品の在庫管理を前記装置群単位で行う在庫管理装置であって、
画像処理装置のそれぞれにおいて、使用中の各消耗品の消耗程度を指標する消耗情報を取得する消耗情報取得手段と、
前記消耗情報に基づき、各消耗品について、消耗により交換が必要となる交換時期を予測する交換時期予測手段と、
前記消耗品それぞれについて、在庫数量を示す情報と、前記消耗品が使用されるべき画像処理装置の情報と、当該画像処理装置が属する装置群の情報と、前記交換時期予測手段による予測交換時期と、を関連付け、前記装置群単位で在庫情報として記憶する在庫情報記憶手段と、
前記画像処理装置におけるそれぞれの消耗品について、消耗品在庫補充のタイミングとなる消耗に係る所定の消耗状態が発生したことを示す情報、所定の消耗状態が発生した消耗品の種類、および所定の消耗状態が発生した画像処理装置の識別情報を含む在庫補充タイミング発生情報を取得する在庫補充タイミング発生情報取得手段と、
在庫補充すべき消耗品を選択する在庫補充消耗品選択手段と、を備え、
前記在庫補充消耗品選択手段は、前記在庫補充タイミング発生情報が取得されると、前記所定の消耗状態が発生した画像処理装置が属する前記装置群についての前記在庫情報を参照し、当該装置群において使用される消耗品で在庫が無いもののうち、予め設定された基準の長さの選択期間内に予測交換時期が到来する消耗品を、在庫補充すべき消耗品として選択する第1の消耗品選択モードを実行する
ことを特徴とする在庫管理装置。 - 前記在庫情報は、所定の優先条件に関する情報を含み、
前記在庫補充消耗品選択手段は、前記所定の消耗状態が発生した消耗品が使用されている画像処理装置が属する前記装置群において使用される消耗品で在庫が無いものの中で、前記所定の優先条件に該当しない消耗品については、前記基準の長さの選択期間内に予測交換時期が到来する消耗品を在庫補充すべき消耗品として選択し、前記所定の優先条件に該当する消耗品については、選択期間を前記基準の長さよりも長くして消耗品を選択する第3の消耗品選択モードを、前記第1の消耗品選択モードに代えて実行する
ことを特徴とする請求項1に記載の在庫管理装置。 - 画像処理装置の消耗品が交換されたことを示す情報、交換された消耗品の種類、および消耗品が交換された画像処理装置の識別情報を含む交換済消耗品情報を取得する交換済消耗品情報取得手段を備え、
前記在庫情報記憶手段は、前記交換済消耗品情報を参照して、前記在庫情報を更新する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の在庫管理装置。 - ネットワークを介して接続された配送サーバに対して、前記在庫補充消耗品選択手段により選択された消耗品を配送するよう指示する消耗品配送指示手段を備える
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の在庫管理装置。 - 前記交換済消耗品情報取得手段は、前記消耗品配送指示手段により指示された消耗品が配送されたことを示す配送済消耗品情報を取得し、
前記在庫情報記憶手段は、前記配送済消耗品情報を参照して、前記在庫情報を更新する
ことを特徴とする請求項4に記載の在庫管理装置。 - 前記在庫補充消耗品選択手段により選択された消耗品を、在庫補充のために発注すべき消耗品としてユーザに通知するメッセージ情報を、前記画像処理装置に備えられた表示手段に表示させる
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の在庫管理装置。 - 前記所定の消耗状態が発生した消耗品と同一種類の消耗品を、在庫補充すべき消耗品として選択する第2の消耗品選択モードと、前記第1の消耗品選択モードとのいずれの消耗品選択モードを実行するかについてのユーザの選択を取得するモード選択取得手段をさらに備え、
前記在庫補充消耗品選択手段は、前記取得されたユーザの選択が、前記第2の消耗品選択モードである場合、前記第1の消耗品選択モードの実行に代えて、前記第2の消耗品選択モードを実行する
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の在庫管理装置。 - 前記画像処理装置は、それぞれ自機において使用される消耗品が交換された時期である交換済時期を確定する交換済時期確定手段をさらに備え、
前記所定の消耗状態は、消耗品の交換済時期が確定されたことである
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の在庫管理装置。 - 前記所定の消耗状態は、消耗品の消耗程度が予め設定された所定の消耗程度に達した状態である
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の在庫管理装置。 - 前記所定の優先条件は、前記消耗品が、前記画像処理装置において黒色の画像処理に使用されるべき消耗品である
ことを特徴とする請求項2に記載の在庫管理装置。 - 前記所定の優先条件は、前記消耗品の消耗速度の安定度であり、
前記消耗速度の安定度が低いものほど、前記選択期間が長い
ことを特徴とする請求項2または10に記載の在庫管理装置。 - 前記所定の優先条件は、前記消耗品が使用されるべき前記画像処理装置がファクシミリ機能を有することである
ことを特徴とする請求項2、10、11のいずれか1項に記載の在庫管理装置。 - 各画像処理装置の設置期間を示す情報を取得する設置期間情報取得手段を備え、
前記在庫補充消耗品選択手段は、前記設置期間が所定の期間よりも長い画像処理装置において使用されるべき消耗品については、選択期間を前記基準の長さよりも短くして消耗品を選択する第4の消耗品選択モードを、前記第1の消耗品選択モードに代えて実行する
ことを特徴とする請求項1、3〜9のいずれか1項に記載の在庫管理装置。 - 前記取得された消耗情報を消耗履歴として記憶する消耗履歴記憶手段と、
前記在庫補充タイミング発生情報が取得されると、当該所定状態が発生した画像処理装置が属する装置群について、前記消耗履歴を参照して、所定集計期間ごとの累積消耗程度を算出することにより取得する累積消耗程度取得手段と、を備え、
前記在庫補充消耗品選択手段は、直近の前記累積消耗程度が大きいほど、前記選択期間を長くして、消耗品を選択する第5の消耗品選択モードを、前記第1の消耗品選択モードに代えて実行する
ことを特徴とする請求項1、3〜9のいずれか1項に記載の在庫管理装置。 - 前記在庫補充消耗品選択手段は、前記交換済時期確定手段により消耗品の交換時期が確定された際に、当該確定がなされた画像処理装置が属する装置群において、交換時期が未確定の消耗品がある場合には、当該消耗品の交換時期が確定した後に、在庫補充すべき消耗品を選択する
ことを特徴とする請求項8に記載の在庫管理装置。 - 前記画像処理装置は、記録シート上にトナー像を形成し、前記トナー像の形成におけるトナー使用量をドットカウント数として累積加算するドットカウンタでカウントされたカウント値から演算により前記消耗情報を取得する消耗情報演算部を備える
ことを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の在庫管理装置。 - 1または複数の画像処理装置を含む装置群と、前記画像処理装置において使用される消耗品の在庫管理を前記装置群単位で行う在庫管理装置とがネットワークを介して接続されて成る在庫管理システムであって、
前記画像処理装置は、
自機において使用中の各消耗品の消耗程度を指標する消耗情報を検出する消耗情報検出手段と、
自機において使用される消耗品について、消耗品在庫補充のタイミングとなる消耗に係る所定の消耗状態が発生したことを検出する消耗状態発生検出手段と、
前記所定の消耗状態が発生したことが検出されると、所定の消耗状態が発生したことを示す情報、所定の消耗状態が発生した消耗品の種類、および自機の識別情報を含む在庫補充タイミング発生情報を記憶する在庫補充タイミング発生情報記憶手段と、
を備え、
前記在庫管理装置は、
前記在庫補充タイミング発生情報を前記画像処理装置より取得する在庫補充タイミング発生情報取得手段と、
前記消耗情報を前記画像処理装置より取得する消耗情報取得手段と、
前記消耗情報に基づき、各消耗品について、消耗により交換が必要となる交換時期を予測する交換時期予測手段と、
前記消耗品それぞれについて、在庫数量を示す情報と、前記消耗品が使用されるべき画像処理装置の情報と、当該画像処理装置が属する装置群の情報と、前記交換時期予測手段による予測交換時期と、を関連付け、前記装置群単位で在庫情報として記憶する在庫情報記憶手段と、
前記在庫補充タイミング発生情報が取得されると、前記所定の消耗状態が発生した画像処理装置が属する前記装置群についての前記在庫情報を参照し、当該装置群において使用される消耗品で在庫が無いもののうち、予め設定された基準の長さの選択期間内に予測交換時期が到来する消耗品を、在庫補充すべき消耗品として選択する第1の消耗品選択モードを実行する在庫補充消耗品選択手段と、を備える
ことを特徴とする在庫管理システム。 - 前記在庫情報は、所定の優先条件に関する情報を含み、
前記在庫補充消耗品選択手段は、前記所定の消耗状態が発生した消耗品が使用されている画像処理装置が属する前記装置群において使用される消耗品で在庫が無いものの中で、前記所定の優先条件に該当しない消耗品については、前記基準の長さの選択期間内に予測交換時期が到来する消耗品を在庫補充すべき消耗品として選択し、前記所定の優先条件に該当する消耗品については、選択期間を前記基準の長さよりも長くして消耗品を選択する第3の消耗品選択モードを、前記第1の消耗品選択モードに代えて実行する
ことを特徴とする請求項17に記載の在庫管理システム。 - 前記所定の優先条件は、前記消耗品が、前記画像処理装置において黒色の画像処理に使用されるべき消耗品である
ことを特徴とする請求項18に記載の在庫管理システム。 - 前記所定の優先条件は、前記消耗品の消耗速度の安定度であり、
前記消耗速度の安定度が低いものほど、前記選択期間が長い
ことを特徴とする請求項18または19に記載の在庫管理システム。 - 前記所定の優先条件は、前記消耗品が使用されるべき前記画像処理装置がファクシミリ機能を有することである
ことを特徴とする請求項18から20のいずれか1項に記載の在庫管理システム。 - 1または複数の画像処理装置を含む装置群とネットワークを介して接続され、前記画像処理装置において使用される消耗品の在庫管理を前記装置群単位で行う在庫管理装置における在庫管理方法であって、
画像処理装置のそれぞれにおいて、使用中の各消耗品の消耗程度を指標する消耗情報を取得する消耗情報取得ステップと、
前記消耗情報に基づき、各消耗品について、消耗により交換が必要となる交換時期を予測する交換時期予測ステップと、
前記消耗品それぞれについて、在庫数量を示す情報と、前記消耗品が使用されるべき画像処理装置の情報と、当該画像処理装置が属する装置群の情報と、前記交換時期予測手段による予測交換時期と、を関連付け、前記装置群単位で在庫情報として記憶する在庫情報記憶ステップと、
前記画像処理装置におけるそれぞれの消耗品について、消耗品在庫補充のタイミングとなる消耗に係る所定の消耗状態が発生したことを示す情報、所定の消耗状態が発生した消耗品の種類、および所定の消耗状態が発生した画像処理装置の識別情報を含む在庫補充タイミング発生情報を取得する在庫補充タイミング発生情報取得ステップと、
前記在庫補充タイミング発生情報が取得されると、前記所定の消耗状態が発生した画像処理装置が属する前記装置群についての前記在庫情報を参照し、当該装置群において使用される消耗品で在庫が無いもののうち、予め設定された基準の長さの選択期間内に予測交換時期が到来する消耗品を、在庫補充すべき消耗品として選択する第1の消耗品選択モード実行ステップと、を含む
ことを特徴とする在庫管理方法。 - 1または複数の画像処理装置を含む装置群とネットワークを介して接続され、前記画像処理装置において使用される消耗品の在庫管理を前記装置群単位で行う在庫管理装置において、在庫を管理する在庫管理プログラムであって、
画像処理装置のそれぞれにおいて、使用中の各消耗品の消耗程度を指標する消耗情報を取得する消耗情報取得処理と、
前記消耗情報に基づき、各消耗品について、消耗により交換が必要となる交換時期を予測する交換時期予測処理と、
前記消耗品それぞれについて、在庫数量を示す情報と、前記消耗品が使用されるべき画像処理装置の情報と、当該画像処理装置が属する装置群の情報と、前記交換時期予測手段による予測交換時期と、を関連付け、前記装置群単位で在庫情報として記憶する在庫情報記憶処理と、
前記画像処理装置におけるそれぞれの消耗品について、消耗品在庫補充のタイミングとなる消耗に係る所定の消耗状態が発生したことを示す情報、所定の消耗状態が発生した消耗品の種類、および所定の消耗状態が発生した画像処理装置の識別情報を含む在庫補充タイミング発生情報を取得する在庫補充タイミング発生情報取得処理と、
前記在庫補充タイミング発生情報が取得されると、前記所定の消耗状態が発生した画像処理装置が属する前記装置群についての前記在庫情報を参照し、当該装置群において使用される消耗品で在庫が無いもののうち、予め設定された基準の長さの選択期間内に予測交換時期が到来する消耗品を、在庫補充すべき消耗品として選択する第1の消耗品選択モード実行処理と、を在庫管理装置のコンピュータに実行させる
ことを特徴とする在庫管理プログラム。
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