JP2012103581A - 現像ローラ、電子写真プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】軸芯体と該軸芯体の周囲に設けられた少なくとも一層の樹脂層とを有する現像ローラにおいて、該現像ローラの最表面層が、連続する層を形成する結着樹脂としてのポリウレタン樹脂(A)と該ポリウレタン樹脂(A)に分散されたポリウレタン樹脂粒子(B)とを含有し、該ポリウレタン樹脂(A)および該ポリウレタン樹脂粒子(B)の、測定温度T(T=−20℃〜40℃)、周波数10Hzで測定された損失正接(tanδ)をそれぞれ、tanδ(A)およびtanδ(B)と定義したときに、下記式(1)および(2)を満たすことを特徴とする現像ローラ。0.40≦tanδ(B)≦1.10…式(1) 0.30≦tanδ(B)−tanδ(A)≦0.70…式(2)
【選択図】図1
Description
0.40≦tanδ(B)≦1.10 …式(1)
0.30≦tanδ(B)−tanδ(A)≦0.70 …式(2)
本発明の現像ローラ1は、図1に示すように、円柱状または中空円筒状の導電性軸芯体2の外周面に樹脂層3が固定される。現像ローラが、単層構造である場合は、上記樹脂層3が最表面層4となる。樹脂層3は、材質やその組成が異なる多層構造であってもよい。この場合、本発明においては、最表面層4に、連続する層を形成する結着樹脂としてのポリウレタン樹脂(A)と、該ポリウレタン樹脂(A)中に分散されたポリウレタン樹脂粒子(B)が含有される。
本発明の現像ローラに用いる導電性軸芯体2は、上層の少なくとも一層以上の樹脂層3を支持し感光体へトナーを搬送可能な強度と、帯電したトナーを感光体へ移動可能な電極となり得る導電性を有するものであればよい。
本発明の現像ローラは、図1に示したように、導電性軸芯体2の外周面に少なくとも一層以上の樹脂層3を有する。そして、最表面層に連続する層を形成する結着樹脂としてのポリウレタン樹脂(A)と、該ポリウレタン樹脂(A)に分散されたポリウレタン樹脂粒子(B)を含有することを特徴とする。また、本発明におけるポリウレタン樹脂(A)と、ポリウレタン樹脂粒子(B)は、必要とされる損失正接(tanδ)の範囲が異なる。
0.40≦tanδ(B)≦1.10 …式(1)
また、本発明におけるtanδ(A)およびtanδ(B)とは、−20℃〜40℃の測定温度範囲内で測定された値の中で、それぞれ、最高値および最低値として定義される。このtanδ(B)の値は、一般的に電子写真用ゴムローラに用いられる樹脂粒子と比較して、非常に高い水準にある。本発明のように、上記特徴を示すポリウレタン樹脂粒子(B)が最表面層に存在することにより、現像ローラ駆動時における接触部材との摺擦による機械的エネルギーを効果的に散逸させることができる。さらには、回転方向の振動成分を効率的に熱エネルギーに変換することを可能とするため、高速下で長期に亘って画像を出力しても、機械的エネルギーの伝達経路であるギア類の摩耗を抑制することができる。また、tanδは、ゴムや樹脂材料のガラス転移温度を境に、温度変化に伴って、連続的に値が低下する傾向にある。しかし、ポリウレタン樹脂粒子(B)のtanδを上記値にすることで、低温低湿環境から高温高湿環境のあらゆる環境において、長期に亘って画像出力を行っても、バンディングの発生を効果的に抑制することができる。一方で、ポリウレタン樹脂粒子(B)のtanδ(B)が、0.40未満であると、機械的エネルギーの散逸が不十分で、ギア類の摩耗が進行し、バンディングが発生しやすくなる場合がある。また、1.10より大きいと、ゴム粘性の寄与の増加によって、初期トナー固着が発生しやすくなる場合がある。またさらに、表面タック性の上昇によって、接触部材との摺擦時にスティックスリップ現象が発生し、バンディングが発生しやすくなる場合がある。
0.30≦tanδ(B)−tanδ(A)≦0.70 …式(2)
この値は、マトリックスであるウレタン樹脂(A)とウレタン樹脂粒子(B)との相対的粘弾性特性の差異に関係し、両者の機能分離の指標を示すものである。また、本発明におけるtanδ(B)−tanδ(A)とは、−20℃〜40℃の測定温度範囲内で同温度にて測定された中での最低値として定義される。上述の通りに、本発明の現像ローラのような摺動部材は、tanδの値によって、低温低湿下と高温高湿下における画像性能を両立することが困難となる場合がある。本発明者らは、鋭意検討した結果、tanδ(B)−tanδ(A)を上記範囲にすることで、初期トナー固着、低温低湿下で繰り返し画像を出力した際の現像ローラ表面層上へのトナー融着、バンディング発生の抑制のすべてを同時に達成できることを見出した。つまり、tanδが低いマトリックスに、tanδが特徴的に高い樹脂粒子が分散することで、粘弾性特性(tanδ)の値によって、トレードオフ関係になりやすい画像形成に係わる特性性能の両立を達成できることを見出した。上述の構成を取ることによって、本発明の効果を発現できるメカニズムは、完全に解明されていないが、以下のように推定される。すなわち、マトリックスとしてのポリウレタン樹脂(A)とポリウレタン樹脂粒子(B)の粘弾性特性を異なったものにすることにより、両者の固有振動数が異なるものになる。現像ローラ駆動時は、接触部材との摺擦が繰り返し行われるが、両者が異なる固有振動数を有することにより、現像ローラの回転方向における共振が低減されて、回転方向の振動成分の抑制を可能にしたものと考えられる。tanδ(B)−tanδ(A)が0.30未満であると、機械的エネルギーの効率的な散逸が不十分で、バンディングの如き画像弊害が発生しやすくなる場合がある。また、0.70より大きいと、初期トナー固着や低温低湿下で繰り返し画像を出力した際の現像ローラ表面層上へのトナー融着が発生しやすくなる場合がある。また、実際の駆動時に発生する振動の加振周波数は、現像ローラの回転速度、対接するドラムとの周速差、最表面層の構成のようなファクターによって異なる。従って、本発明におけるtanδは、実機における加振周波数の平均値付近である10Hzにおける値を用いた。
ポリカプロラクトンポリオールに関しては、特に限定されるものではないが、ε−カプロラクトンを原料として開環重合反応で得られたポリカプロラクトンポリオール、もしくはポリカプロラクトンポリオールをプレポリマー化して合成されたプレポリマー型ポリヒドロキシ化合物が例として挙げられる。
イソシアネート化合物としては、特に限定されるものではないが、以下のものを例として挙げることができる。ジフェニルメタンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、3,3’−ジメチルビフェニル−4,4’−ジイソシアネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、カルボジイミド変性MDI、キシリレンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、トルエンジイソシアネート、ナフチレンジイソシアネート、パラフェニルレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネート、これらの共重合物、そのブロック体及び混合物。上記に例示した中でも、変性部(ソフトセグメント部)にエーテル基およびエステル基を有するプレポリマー型イソシアネートがポリヒドロキシ化合物との相溶性および架橋反応性、tanδの制御が容易であることから、特に好ましい。さらに、好ましくは、変性部の構造、NCO%や数平均分子量(Mn)の異なるプレポリマー型イソシアネートの混合物が好ましい。異なる構造のプレポリマー型イソシアネートをブレンドすることによって、架橋間距離の分布をブロードになりやすくし、広い温度範囲でtanδを制御することが容易となる。
電子導電機構による導電剤としては、以下のものが挙げられる。アルミニウム、パラジウム、鉄、銅、銀の如き金属の粉体や繊維;酸化チタン、酸化スズ、酸化亜鉛の如き金属酸化物;ファーネスブラック、アセチレンブラック、ケッチェンブラック(商品名)、PAN系カーボンブラック、ピッチ系カーボンブラック、カーボンナノチューブの如きカーボンの導電剤。
また、イオン導電機構による導電付与剤として、以下のものが挙げられる。LiCF3SO3、NaClO4、LiClO4、LiAsF6、LiBF4、NaSCN、KSCN、NaClの如きアルカリ金属塩;NH4Cl、NH4SO4、NH4NO3のようなアンモニウム塩;Ca(ClO4)2、Ba(ClO4)2の如きアルカリ土類金属塩;第四級アンモニウム塩の如き陽イオン性界面活性剤;脂肪族スルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩の如き陰イオン性界面活性剤;ベタインの如き両性界面活性剤。これら導電剤は、単独で又は2種類以上を混合して使用することができる。
〔ポリウレタン樹脂粒子(B)母体の出発原料〕
・ポリテトラメチレングリコール(C)
商品名:PTG500SN、数平均分子量:500、保土ヶ谷化学株式会社製
商品名:PTG1000SN、数平均分子量:1000、保土ヶ谷化学株式会社製
商品名:テラタン2000、数平均分子量:2000、デユポン製
ポリプロピレングリコール(D)
商品名:エクセノール5030、数平均分子量:5100、旭硝子株式会社製
商品名:エクセノール230、数平均分子量:3000、旭硝子株式会社製
商品名:エクセノール851、数平均分子量:6700、旭硝子株式会社製
短鎖ジオール(F)
商品名:1,4−ブタンジオール、三協化学株式会社製
商品名:1,3−プロパンジオール、三協化学株式会社製
・イソシアネート化合物
商品名:コロネート4192、日本ポリウレタン工業株式会社製
商品名:コロネート2515、日本ポリウレタン工業株式会社製
また、ポリウレタン樹脂粒子(B)母体(1)の作製方法を具体的に例示して説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明におけるポリウレタン樹脂粒子(B)母体(1)は、表1に記載の出発原料をMEK溶媒に溶解混合させた後に、140℃で4時間加熱して架橋反応を進行させることによって作製した。
・ポリテトラメチレングリコール(C)(商品名:PTG500SN、数平均分子量:500、保土ヶ谷化学株式会社製) 30質量部
・ポリプロピレングリコール(D)(商品名:エクセノール5030、数平均分子量:5100、旭硝子株式会社製) 68質量部
・短鎖ジオール(商品名:1,4−ブタンジオール、三協化学株式会社製) 2質量部
・イソシアネート化合物1(商品名:コロネート4192、日本ポリウレタン工業株式会社製) 148.3質量部
・イソシアネート化合物2(商品名:コロネート2515、日本ポリウレタン工業株式会社製) 68.2質量部
作製したポリウレタン樹脂粒子(B)母体(1)の−20°〜40℃の温度領域におけるtanδの最低値は、0.40(40℃)であった。
本発明におけるポリウレタン樹脂粒子(B)母体(2)〜(9)は、表1および2に記載の出発原料を用いて、ポリウレタン樹脂粒子(B)母体(1)と同様の方法で作製した。
〔ポリウレタン樹脂粒子(B)作製に用いた無機微粒子〕
シリカ(商品名:レオロシールMT−10、トクヤマ社製
酸化チタン(商品名:JA−1、テイカ社製)
アルミナ(商品名:AluC805、日本アエロジル社製)
尚、ポリウレタン樹脂粒子(B)1の作製方法を具体的に例示して説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
上記得られたポリウレタン樹脂粒子(B)母体(1)を液体窒素中に48時間浸漬し、完全に凍結させた後に、ハンマーで砕き粗粉を形成した。その後、衝突式超音速ジェット粉砕機(商品名:CPY+USF−TYPE、日本ニューマチック工業株式会社製)を用いて、凍結粉砕および分級処理を同時に行った。その後、シリカ(商品名:レオロシールMT−10、トクヤマ社製)3質量部をヘンシェルミキサー(三井三池社製)を用いて、3000回転/分で15分間処理し、外添処理することで、個数平均粒子径10μmのポリウレタン樹脂粒子(B)1を得た。
本発明におけるポリウレタン樹脂粒子(B)(2)〜(36)は、上述のポリウレタン樹脂粒子(B)母体および無機微粒子を用いて、ポリウレタン樹脂粒子(B)(1)と同様の方法で作製した。また、各々の個数平均粒子径は、分級処理を施すことで制御した。各々のポリウレタン樹脂粒子(B)の作製に用いたポリウレタン樹脂粒子(B)母体番号、個数平均粒子径および無機微粒子種を表3に示す。
本発明における樹脂層ローラ1は、反応基として、各々、ビニル基とSiH基を有する液状シリコーンゴムベース材料AおよびBを質量比1:1で混合し、未加硫のシリコーンゴムを熱硬化することで、作製した。
(ビニル基を有する液状シリコーンゴムベース材料A)
・両末端にビニル基を有し、重量平均分子量(Mw)が85000のジメチルポリシロキサン 100質量部
・カーボンブラック(商品名:ケッチェンブラックEC−DJ600、ケッチェンブラックインターナショナル製) 2質量部
・カーボンブラック(商品名:Printex L、エボニック・デグサ・ジャパン製) 3質量部
(SiH基およびビニル基を有する液状シリコーンゴムベース材料B)
・両末端にビニル基を有し、重量平均分子量(Mw)が85000のジメチルポリシロキサン 100質量部
・カーボンブラック(商品名:ケッチェンブラックEC−DJ600、ケッチェンブラックインターナショナル製) 2質量部
・カーボンブラック(商品名:Printex L、エボニック・デグサ・ジャパン製) 3質量部
・硬化触媒(2質量%の塩化白金酸のイソプロパノール溶液をジメチルポリシロ
キサンに対して10ppm配合したもの) 0.5質量部
・メチルハイドロジェンポリシロキサン 3質量部(ベース材料AおよびBに含有するビニル基1モルに対して、SiH基が1.1モルとなる量)
軸芯体として、SUS304製の直径8mmの芯金に、プライマー(商品名:DY35−051、東レダウコーニング社製)を、厚み約1μmになるように塗布し、150℃、30分間焼き付けしたものを用いた。ついで、軸芯体を金型に配置し、上記未加硫のシリコーンゴムを金型内に形成されたキャビティに注入した。続いて、金型を加熱して未加硫のシリコーンゴムを150℃、15分間加硫硬化し、冷却後脱型した。その後、さらに180℃、1時間加熱し硬化反応を完結させ、樹脂層を軸芯体の周囲に設けた。作製した樹脂層ローラ1の直径は12mmであった。
本発明における樹脂層ローラ2の原料として、下記未硬化のウレタンゴム原料を用い、80℃、1時間で熱硬化した以外は、樹脂層ローラ1と同様に、直径が12mmの樹脂層ローラ3を作製した。
・ポリエステルポリオール(商品名:N−4748、日本ポリウレタン工業株式会社製)
100質量部
・脂肪族系変性イソシアネート(商品名:HC−210、日本ポリウレタン工業株式会社製) 24質量部
・ポリウレタン樹脂粒子(B)5 25質量部(ポリウレタン樹脂(A)原料100質量部に対して、20質量部)
・反応触媒(商品名:ジブチル錫ジラウレート、共同薬品株式会社製)
0.1質量部
・カーボンブラック(商品名:Printex L、エボニック・デグサ・ジャパン製)
8質量部
ポリウレタン樹脂粒子(B)5の代わりに、ポリウレタン樹脂粒子(B)6を用いた以外は、樹脂層ローラ2と同様に、直径が12mmの樹脂層ローラ3を作製した。
ポリウレタン樹脂粒子(B)5の代わりに、ポリウレタン樹脂粒子(B)7を用いた以外は、樹脂層ローラ2と同様に、直径が12mmの樹脂層ローラ4を作製した。
ポリウレタン樹脂粒子(B)5の代わりに、ポリウレタン樹脂粒子(B)9を用いた以外は、樹脂層ローラ2と同様に、直径が12mmの樹脂層ローラ5を作製した。
続いて、以下に本発明の実施例および比較例における、ポリウレタン樹脂(A)を含有する最表面層形成用塗料液を、下記に示すポリオールとイソシアネート化合物から成る出発原料を用いて調製した。
(ポリオール)
・エステルジオール(商品名:P−3010、P−4010、P−5010、P−3050、株式会社クラレ製)
・ポリカプロラクトンジオール(商品名:L−220AL、ダイセル化学工業株式会社製)
(イソシアネート化合物)
・エステル変性イソシアネート(商品名:コロネート4047、日本ポリウレタン工業株式会社製)
・エ−テル変性イソシアネート(商品名:コロネート4190、日本ポリウレタン工業株式会社製)
尚、下記に塗料調製方法を具体的に例示して説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
・ エステルジオール(商品名:P−5010、株式会社クラレ製) 100質量部
・ エステル変性イソシアネート(商品名:コロネート4047、日本ポリウレタン工業株式会社製) 57.8質量部
最表面層形成用塗料液の材料として、上記成分を混合してポリウレタン樹脂成分(A)とした。続いて、この樹脂成分の固形分100質量部に対して、カーボンブラック(商品名:MA−100、三菱化学株式会社製)20質量部およびメチルエチルケトンを加え、モーターで一時間混合攪拌した。続いて、総固形分比33質量%になるようにMEKをさらに加え、モーターで更に一時間混合攪拌をした。続いて、上記混合溶液を横型分散NVM−03(商品名、アイメックス社製)で周速7m/sec、流量1cc/min、分散液温度15℃の条件下で、3時間均一に分散した。なお、この分散の際に、SΦ=1.5mmのガラスビーズ(商品名:DMB503B、ホッターズバロティニーズ社製)を用いた。次に、ポリウレタン樹脂粒子(B)1を樹脂成分の固形分100質量部に対して20質量部添加し、さらに15分間分散した。次に、この溶液を固形分27質量%になるようにMEKで希釈し、この溶液を200メッシュの網でろ過したものを最表面層形成用塗料液(1)とした。
本発明における最表面層形成用塗料液(2)〜(43)は、上述の出発原料およびポリウレタン樹脂粒子(B)を用いた以外は、最表面層形成用塗料液(1)と同様の方法で調製した。各々の最表面層形成用塗料液の調製に用いた出発原料の商品名、質量部およびポリウレタン樹脂粒子(B)番号、質量部を表4に示す。尚、ここで、ポリウレタン樹脂粒子(B)の質量部とは、各塗料液のポリオールとイソシアネート化合物の混合樹脂成分の固形分100質量部に対する値である。
(動的粘弾性測定によるtanδ測定)
本発明におけるtanδの測定は、動的粘弾性測定装置(商品名:EPLEXOR−500N、GABO社製)を用いて、下記条件で測定を行った。また、測定サンプルは、現像ローラ最表面層から、ポリウレタン樹脂(A)およびポリウレタン樹脂粒子(B)を、マニュピレーターを用いて、分取した後に、各々を圧縮成型することで調製した。各実施例及び比較例で作製した現像ローラにおける測定結果を表5〜10に示す。
〔測定条件〕
・ 測定モード:圧縮試験モード
・ 測定周波数;10Hz
測定温度領域;‐60℃〜60℃
昇温速度;3℃/min
トランスデユーサー:25N
測定サンプル形状:直径2mm×高さ1mm
本発明におけるウレタン樹脂粒子(B)の個数平均粒子径は、100μmのアパーチャーチューブを備えた細孔電気抵抗法による精密粒度分布測定装置(商品名:コールター・カウンター Multisizer 3、ベックマン・コールター社製)を用いて測定した。測定条件の設定及び測定データの解析には、付属の専用ソフト(商品名、ベックマン・コールター Multisizer 3 Version3.51、ベックマン・コールター社製)を用いた。なお、測定は実効測定チャンネル数2万5千チャンネルで行った。測定に使用する電解水溶液として、ISOTON II(商品名、ベックマン・コールター社製)を使用した。
(ウレタン樹脂原料の水酸基価およびNCO%の測定方法)
なお、本発明において、ポリヒドロキシ化合物の水酸基価はJIS K−1557に準じて測定した。さらに、本発明におけるイソシアネート化合物固形分当たりのNCO%の測定は次のように行った。試料をトルエンに溶解し、ジブチルアミン0.5mol/Lのモノクロロベンゼン溶液を加え、還流条件下30分間加熱反応させ、室温まで冷却した。その後、助溶剤としてメタノールを加え、過剰のアミンを0.5mol/Lの塩酸で逆滴定して求めた値を固形分換算した。数値はn=3で測定した平均値を用いた。
GPCカラム「TSKgel SuperHM−M」(商品名、東ソー株式会社製)2本を直列につないだ高速液体クロマトグラフ分析装置「HLC−8120GPC」(商品名、東ソー株式会社製)を用いた。溶媒テトラヒドロフラン(THF)、温度40℃、流速0.6 ml/min、RI(屈折率)検出器の測定条件下において、0.1質量%のTHF溶液として調製した測定サンプルを用いて測定を行なった。検量線作成用の標準試料として数種の単分散標準ポリスチレン(東ソー株式会社製)を用いて検量線の作成を行い、これを基に得られた測定サンプルの保持時間から、数平均分子量(Mn)を求めた。各実施例及び比較例で作製した現像ローラにおける測定結果を表5〜10に示す。
まず、樹脂層ローラ1にエキシマUV処理を施すことで、表面処理を行った。樹脂層ローラ1の軸芯体を回転軸として30rpmで回転させながら、波長172nmの紫外線を細管エキシマランプ(ハリソン東芝ライティング製)により、積算光量が150mJ/cm2となるように照射して処理を行った。照射時の樹脂層表面とエキシマランプの距離は2mmとした。その後、デイッピング塗工法を用いて最表面層形成用塗料1を塗工することで、最表面層を形成した。
実施例2〜40における現像ローラ2〜40の各種特性の評価および画像評価を実施例1の現像ローラ1と同様に行った。現像ローラ2〜40の評価結果を表5〜10に示す。
比較例1〜7における現像ローラ41〜47の各種特性の評価および画像評価を実施例1の現像ローラ1と同様に行った。現像ローラ41〜47の評価結果を表10に示す。
本発明の画像評価に用いたレーザープリンタは、市販のレ−ザープリンタ(商品名:HP Color LaserJet CP3505dn、ヒューレッドパッカード社製)の記録メディアの出力スピードを48ppmに改造したものである。また、現像ローラのトナー量規制部材(現像ブレード)への当接圧力及び進入量は、現像ローラ上のトナー担持量が0.40mg/cm2となるように調節した。
現像ローラを電子写真プロセスカートリッジQ6470A(商品名、ヒューレッドパッカード社製、色:黒)に組み込み、この電子写真プロセスカートリッジを温度40℃、湿度95%RHの環境に30日間放置した。その後、新たに用意した電子写真プロセスカートリッジに該現像ローラを装着し直し、さらに温度30℃、湿度85%RHの環境に24時間放置した。放置後、同環境において、電子写真プロセスカートリッジをヒューレッドパッカード製プリンター(商品名:HP Color LaserJet CP3505dn)改造機に組み込み、ベタ白画像を10枚出力した。このベタ白画像において、下記評価基準で、放置中の初期トナー固着による画像欠陥を評価した。各実施例及び比較例で作製した現像ローラにおける評価結果を表5〜10に示す。
A:ベタ白画像において初期トナー固着によるカブリのような画像欠陥が全く確認されない。B:ベタ白画像において初期トナー固着起因のカブリのような画像欠陥が確認されるが、初期3枚以内の画像出力で消失する。
C:ベタ白画像において初期トナー固着起因のカブリのような画像欠陥が確認されるが、初期4枚以上、10枚以内の画像出力で消失する。
D:ベタ白画像において初期トナー固着起因のカブリのような画像欠陥が確認され、初期ベタ白画像出力10枚以内で消失しない。
新品の現像ローラを新品の電子写真プロセスカートリッジQ6470A(商品名、ヒューレッドパッカード社製、色:黒)に組み込み、この電子写真プロセスカートリッジを温度5℃、湿度10%RHの環境に48時間放置した。放置後、同環境において、電子写真プロセスカートリッジをヒューレッドパッカード製プリンター(商品名:HP Color LaserJet CP3505dn)改造機に組み込み、1%の印字率で連続画像出力を行った。耐久試験におけるカブリの評価は、ベタ白部分に3%を超えるカブリが観察される出力枚数を数え、下記評価基準で行った。また、出力5000枚毎にマクベス社製の反射濃度計を用い、非印字部分(基準)および印字範囲のベタ白部の反射率を測定し、基準に対する反射率の低下量(%)を「カブリ」とした。さらに、連続印字枚数が10000枚を超えた場合、該現像ローラを新品の電子写真プロセスカートリッジに組み込み、継続してトナー融着の評価を行った。各実施例及び比較例で作製した現像ローラにおける評価結果を表5〜9に示す。
A:3%以上のカブリが、連続印字で15000枚印字しても確認されない。
B:3%以上のカブリが、連続印字10000枚以上15000枚未満で確認された。
C:3%以上のカブリが、連続印字5000枚以上10000枚未満で確認された。
D:3%以上のカブリが、連続印字5000枚未満で確認された。
高温高湿環境における初期トナー固着の画像評価後、同環境において、電子写真プロセスカートリッジをヒューレッドパッカード製プリンター(商品名:HP Color LaserJet CP3505dn)改造機に組み込み、1%の印字率で連続画像出力を行った。出力5000枚毎にベタ画像およびハーフトーン画像を出力し、画像印字方向と垂直な方向に現像ローラの駆動ギア周期で発生するスジをバンディング画像とし、下記条件でバンディングの評価を行った。さらに、連続印字枚数が10000枚を超えた場合、該現像ローラを新品の電子写真プロセスカートリッジに組み込み、継続して評価を行った。尚、低温低湿環境におけるバンディングの評価は、上記のトナー融着評価と同時に行った。各実施例及び比較例で作製した現像ローラにおける評価結果を表5〜10に示す。
A:連続15000枚印字後も、両環境においてバンディング画像が認められなかった。
B:連続15000枚印字後に、両環境もしくはどちらかの環境において、軽微なバンディング画像が認められるが、実用上問題ない。
C:連続5000枚から15000枚印字以内に、両環境もしくはどちらかの環境において、バンディング画像が認められた。
D:連続5000枚印字以内に、両環境もしくは、どちらかの環境においてバンディング画像が認められた。
2 導電性軸芯体
3 樹脂層
4 最表面層
Claims (7)
- 軸芯体と該軸芯体の周囲に設けられた少なくとも一層の樹脂層とを有する現像ローラであって、
該現像ローラの最表面層が、結着樹脂としてのポリウレタン樹脂(A)と該ポリウレタン樹脂(A)に分散されてなるポリウレタン樹脂粒子(B)とを含有し、
該ポリウレタン樹脂(A)および該ポリウレタン樹脂粒子(B)の、測定温度T(T=−20℃〜40℃)、周波数10Hzで測定された損失正接(tanδ)をそれぞれ、tanδ(A)およびtanδ(B)と定義したときに、下記式(1)および(2)を満たすことを特徴とする現像ローラ。
0.40≦tanδ(B)≦1.10 …式(1)
0.30≦tanδ(B)−tanδ(A)≦0.70 …式(2) - 該ポリウレタン樹脂粒子(B)の個数平均粒子径が5μm以上50μm以下である請求項1に記載の現像ローラ。
- 該ポリウレタン樹脂粒子(B)は、ケイ素、チタン及びアルミニウムから選ばれる少なくとも1つの元素を含む無機微粒子によって表面が被覆されている請求項1または2に記載の現像ローラ。
- 該ポリウレタン樹脂(A)の、−20℃〜40℃の測定温度、周波数10Hzで測定されたtanδ(A)が0.10以上0.40以下である請求項1乃至3のいずれか1項に記載の現像ローラ。
- 前記ポリウレタン樹脂粒子(B)が、下記(C)、(D)および(E)のポリヒドロキシ化合物の混合物とイソシアネート化合物とを、イソシアネートインデックスが0.6から1.0の範囲で反応させて得られたものである請求項1乃至3のいずれか1項に記載現像ローラ。
(C) 500≦Mn≦2000のポリテトラメチレングリコール
(D) 3000≦Mn≦7000のポリプロピレングリコール
(E) 1,4−ブタンジオールおよび1,3−プロパンジオールからなる群より選ばれる少なくとも1種の短鎖ジオール - 電子写真画像形成装置に脱着可能に装着される電子写真プロセスカートリッジであって、該電子写真プロセスカートリッジは、少なくとも現像ローラ、トナー規制部材およびトナー容器を有し、該現像ローラが、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の現像ローラであることを特徴とする電子写真プロセスカートリッジ。
- 感光体および感光体に当接して配置される現像ローラを有する電子写真画像形成装置であって、該現像ローラが、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の現像ローラであることを特徴とする電子写真画像形成装置。
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