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JP2011256339A - 金属ラミネート用接着剤 - Google Patents

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JP2011256339A JP2010133904A JP2010133904A JP2011256339A JP 2011256339 A JP2011256339 A JP 2011256339A JP 2010133904 A JP2010133904 A JP 2010133904A JP 2010133904 A JP2010133904 A JP 2010133904A JP 2011256339 A JP2011256339 A JP 2011256339A
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

【課題】本発明の課題は、金属との接着性に優れかつ電解液を浸透させにくい電池向け金属ラミネート用接着剤を得ることである。
【解決手段】単量体の90重量%以上がプロピレンであるポリオレフィン(B)に不飽和カルボン酸又は酸無水物(C)をグラフト重合させた酸変性ポリオレフィンであって、軟化点が110〜140℃である酸変性ポリオレフィン(A)を含有する電池向け金属ラミネート用接着剤。(A)の酸価は10〜70KOHmg/gであることが好ましく、(A)の数平均分子量は2,000〜100,000であることが好ましい。
【選択図】なし

Description

本発明は電池に使用される金属ラミネート用の接着剤に関する。
従来、食料品などの包装には、水蒸気などのガスバリアを目的としたアルミニウムなどの金属箔とシールを目的としたポリオレフィンなどの樹脂フィルムを貼り合わせたラミネートフィルムが用いられてきた。これら金属箔と樹脂の接着には、ポリウレタン系などの接着剤が用いられてきた。
一方、パソコン、携帯電話などの電子機器、あるいは自動車向けなどに小型・軽量化でき、エネルギー密度の高いリチウムイオン二次電池が開発されている。このようなリチウムイオン二次電池の外装材としては、金属をプレス加工するなどして作成した金属製缶が使用されてきたが、最近では、軽量・薄型化が容易なアルミラミネートフィルムが検討されるようになった。
ところが、従来のアルミラミネートフィルムをリチウムイオン二次電池の外装材とした場合、電解液であるエチレンカーボネート、プロピレンカーボネートなどの溶剤が接着剤を侵し、アルミニウム箔と樹脂層界面の接着力が低下し、デラミネーションが発生して、電解液が漏れ出すといった問題が発生した。
そこで、接着樹脂層にポリプロピレンの無水マレイン酸グラフト変性体とエチレン−α−オレフィンの無水マレイン酸グラフト変性体の混合物を用いることにより、アルミニウム箔と樹脂層界面の電解液下での接着力を向上させることが提案されている。(例えば特許文献1)
特開2000−153577号公報
しかしながら特許文献1の方法では、2種のポリマーを混合するために完全に相溶しない。また、低温での接着強度向上を目的とし、接着剤の軟化点を下げるためには、電解液が浸透しやすいエチレン−α−オレフィンの無水マレイン酸グラフト変性体を使用しなければならず、電池の外装材にもちいたときに電解液が浸透し、デラミネーションが発生するという問題点がある。
本発明の目的は、金属との接着性に優れかつ電解液を浸透させにくい電池向け金属ラミネート用接着剤を得ることである。
本発明者は、上記の目的を達成するべく検討を行った結果、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、単量体の90重量%以上がプロピレンであるポリオレフィン(B)に不飽和カルボン酸又は酸無水物(C)をグラフト重合させた酸変性ポリオレフィンであって、軟化点が110〜140℃である酸変性ポリオレフィン(A)を含有する電池向け金属ラミネート用接着剤;金属箔と該接着剤からなる層と樹脂フィルムが積層されてなる金属ラミネートフィルムである。
本発明の金属ラミネート用接着剤は、金属との接着性に優れ、かつ電解液を浸透させにくい特徴がある。その結果、デラミネーションの発生が少なく、シール性に優れた電池用の外装材を与えることができる。
本発明の酸変性ポリオレフィン(A)は、単量体の90重量%以上がポリプロピレンであるポリオレフィン(B)に不飽和カルボン酸又は酸無水物(C)をグラフト重合させた酸変性ポリオレフィンである。
ポリオレフィン(B)の単量体中のポリプロピレン含量が90重量%未満であると、電解液が浸透しやすくなり、耐電解液性が悪化する。ポリオレフィン(B)中のポリプロピレン含量は好ましくは95重量%以上であり、さらに好ましくは97重量%〜99重量%である。
ポリオレフィン(B)中のポリプロピレン以外の単量体としては、エチレン、C4〜12のα−オレフィン、ブタジエン、イソプレンなどが挙げられる。C4〜12のα−オレフィンとしては、例えば1−ブテン、1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセンおよび1−ドデセンが挙げられる。これらのうち、好ましいものは、エチレン、1−ブテン、1−ペンテンであり、さらに好ましくはエチレンである。
ポリオレフィン(B)を得る方法としては、上記の単量体を重合して得る方法と、一旦上記の単量体を重合して得られたポリマーを熱減成して得る方法がある。
後者の熱減成法とは、ポリオレフィンの分子鎖を切断してポリオレフィンを低分子量化する方法である。熱減成法によって得られた(B)の分子末端には二重結合が導入されているため、不飽和カルボン酸または酸無水物(C)のグラフト量を多くすることができる。
このため、(B)を得る方法としては熱減成法が好ましい。
熱減成法には、重合して得られたポリオレフィンを窒素通気下で、(1)有機過酸化物不存在下で、通常300〜450℃で0.5〜10時間、連続的に熱減成する方法、および(2)有機過酸化物存在下で、通常180〜300℃で0.5〜10時間、連続的に熱減成する方法が含まれる。これらのうち好ましいのは(1)の方法である。
熱減成法は、例えば特公昭43−9368号公報、特公昭44−29742号公報、特公平6−70094号公報等に記載されている。
ポリオレフィン(B)の数平均分子量は、通常、1,500〜100,000である。好ましくは、3,000〜50,000であり、さらに好ましくは3,500〜30,000である。数平均分子量が1,500〜100,000であると、(A)自身の強度が十分であり、かつ酸変性度を高くすることができるため、接着性が良好となる。
ポリオレフィン(B)の重合方法としては、公知の方法が用いられる。具体的には、単量体を不活性ガスで置換した耐圧反応容器中に吹き込み、触媒存在下、30〜120℃、0.1〜5MPaで1〜10時間反応させる方法が挙げられる。触媒としては、チーグラ・ナッタ系触媒(三塩化チタン/有機アルミニウムなど)やメタロセン触媒を用いることができるが、メタロセン触媒を用いることが好ましい。メタロセン触媒としては、特開2003−147157号公報や特開平7−118316号公報などに記載の公知のものが使用できる。具体的には、ビスシクロペンタジエニルジルコニウムジクロリド、エチレンビス(インデニル)ジルコニウムジクロリドやエチレンビス(テトラヒドロインデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレンビス(インデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレンビス(2,3,5−トリメチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、ビス(t−ブチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリドジメチルシリレンビス(3−t−ブチル−5−メチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレン(インデニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、エチリデン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(インデニル)チタニウムジクロリド、ジメチルシリレン(フルオレニル)(t−ブチルアミノ)ジルコニウムジクロリド、イソプロピリデン(メチルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレンビス(2−メチル,4−イソプロピル−インデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−t−ブチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−ネオメンチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−メンチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、メチルメチレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(インデニル)ジルコニウムジクロリド、イソプロピリデン(2−メチル−4−メチルシクロペンタジエニル)(2−メチル−3−メチルインデニル)ジルコニウムジクロリド、イソプロピリデン(2−メチル−4−tブチルシクロペンタジエニル)(3−メチルインデニル)ジルコニウムジクロリド、イソプロピリデン(2−メチル−4−tブチルシクロペンタジエニル)(3−tブチルインデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレン(2−メチル−4−メチルシクロペンタジエニル)(3−メチルインデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレン(5−メチル−4−tブチルシクロペンタジエニル)(2−メチル−3−メチルインデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレン(2−メチル−4−tブチルシクロペンタジエニル)(3−tブチルインデニル)ジルコニウムジクロリド、イソプロピリデン(2−メチル−4−メチルシクロペンタジエニル)(2,3−ジメチル−4−エチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、イソプロピリデン(2−メチル−4−tブチルシクロペンタジエニル)(2,3−ジメチル−4−エチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、イソプロピリデン(2−メチル−4−tブチルシクロペンタジエニル)(2,3−ジtブチル−4−メチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、イソプロピリデン(2−メチル−4−メチルシクロペンタジエニル)(3−メチルインデニル)ジルコニウムジメチル、イソプロピリデン(2−メチル−4−tブチルシクロペンタジエニル)(3−メチルインデニル)ジルコニウムジメチル、イソプロピリデン(2−エチル−4−tブチルシクロペンタジエニル)(3−tブチルインデニル)ジルコニウムジメチル、イソプロピリデン(4−メチル−シクロペンタジエニル)(2−メチル−3−tブチルインデニル)ジルコニウムジクロリド、イソプロピリデン(4−t−ブチル−シクロペンタジエニル)(2−メチル−3−tブチルインデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレン(4−t−ブチル−シクロペンタジエニル)(2−メチル−3−tブチルインデニル)チタニウムジクロリドなどが例示できる。上記のようなジルコニウム化合物に於いてジルコニウム金属をチタン金属、ハフニウム金属に換えた遷移金属化合物を例示することも出来る。また、これらの触媒は、メチルアルミノキサン、トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウムなどの有機アルミニウム化合物と併用することができる。
酸変性ポリオレフィン(A)はポリオレフィン(B)に、不飽和カルボン酸又は酸無水物(C)をグラフト重合させたものである。
本発明における不飽和カルボン酸または酸無水物(C)としては、不飽和カルボン酸として、ジカルボン酸[例えば脂肪族(C4〜24、例えばマレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸およびメサコン酸)、および脂環式(C8〜24、例えばシクロヘキセンジカルボン酸およびシクロヘプテンジカルボン酸)];3価〜4価またはそれ以上のポリカルボン酸[例えば脂肪族ポリカルボン酸(C5〜24、例えばアコニット酸)]が挙げられる。
また、不飽和ポリカルボン酸の無水物としては、上記不飽和ポリカルボン酸の無水物、例えば無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シトラコン酸、シクロヘキセンジカルボン酸無水物、アコニット酸が挙げられる。(C)は1種単独でも、2種併用してもいずれでもよい。これらのうち好ましいのは、不飽和ジカルボン酸の無水物、さらに好ましいのは無水マレイン酸である。
ポリオレフィン(B)を不飽和カルボン酸または酸無水物(C)で変性する際の(B)と(C)の反応モル比は、好ましくは99/1〜2/98、さらに好ましくは95/5〜3/97、特に好ましくは80/20〜4/96である。このようにして得られた酸変性ポリオレフィン(A)中の未反応の(C)は接着性の観点から好ましくは10重量%以下、さらに好ましくは0〜1重量%、特に好ましくは0〜0.1重量%である。
(B)と(C)は、ラジカル開始剤の存在下または非存在下のいずれにおいても反応させることができるが、反応性の観点からラジカル開始剤の存在下で反応させるのが好ましい。
ラジカル開始剤としては、例えばアゾ化合物(例えばアゾビスイソブチロニトリルおよびアゾビスイソバレロニトリル)および過酸化物〔単官能(分子内にパーオキシド基を1個有するもの)[例えばベンゾイルパーオキシド、ジ−t−ブチルパーオキシド、ラウロイルパーオキシドおよびジクミルパーオキシド]および多官能(分子内にパーオキシド基を2個以上有するもの)[例えば2,2−ビス(4,4−ジ−t−ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパン、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、ジ−t−ブチルパーオキシヘキサヒドロテレフタレート、ジアリルパーオキシジカーボネートおよびt−ブチルパーオキシアリルカーボネート]〕が挙げられる。
これらのうち、反応性の観点から好ましいのは過酸化物、さらに好ましいのは単官能過酸化物、とくに好ましいのはジ−t−ブチルパーオキシド、ラウロイルパーオキシドおよびジクミルパーオキシドである。
ラジカル重合開始剤の使用量は、(C)の重量に基づいて、0.001〜100重量%、さらに好ましくは0.01〜50重量%、特に好ましくは0.1〜30重量%である。
ポリオレフィン(B)に不飽和カルボン酸又は酸無水物(C)をグラフトさせる具体的な製造方法には、[1](B)および(C)を加熱溶融、あるいは適当な有機溶媒[C3〜18、例えば炭化水素(例えばヘキサン、ヘプタン、オクタン、デカン、ドデカン、ベンゼン、トルエンおよびキシレン)、ハロゲン化炭化水素(例えばジ−、トリ−およびテトラクロロエタンおよびジクロロブタン)、ケトン(例えばアセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトンおよびジ−t−ブチルケトン)およびエーテル(例えばエチル−n−プロピルエーテル、ジ−i−プロピルエーテル、ジ−n−ブチルエーテル、ジ−t−ブチルエーテルおよびジオキサン)]に懸濁あるいは溶解させ、必要により連鎖移動剤または重合禁止剤を加え、これに必要によりラジカル開始剤[もしくはラジカル開始を適当な有機溶媒(上記に同じ)に溶解させた溶液]を加えて加熱撹拌する方法(溶融法、懸濁法および溶液法)、および[2](B)、(C)および必要により連鎖移動剤、重合禁止剤、ラジカル開始剤を予め混合し、押出機、バンバリーミキサーまたはニーダなどを用いて溶融混練する方法(溶融混練法)が含まれる。これらのうち好ましいのは[1]の方法、さらに好ましいのは溶融法および溶液法である。
溶融法での反応温度は、(B)が溶融する温度であればよく、好ましくは120〜260℃、さらに好ましくは130〜240℃である。
溶液法での反応温度は、(B)が溶媒に溶解する温度であればよく、好ましくは50〜220℃、さらに好ましくは110〜210℃、特に好ましくは120〜180℃である。
酸変性ポリオレフィン(A)の軟化点は110〜140℃である。接着性および耐電解液性の観点から、好ましくは120〜140℃であり、さらに好ましくは125〜135℃である。軟化点が110℃より低いと耐電解液性が悪化する。軟化点が140より高いと接着性が十分ではない。
酸変性ポリオレフィン(A)の酸価は10〜70KOHmg/gであることが好ましい。接着性および耐電解液性の観点から、より好ましくは13〜50KOHmg/gであり、さらに好ましくは15〜30KOHmg/gである。
酸変性ポリオレフィン(A)の数平均分子量は2,000〜100,000であることが好ましく、より好ましくは3,000〜50,000、さらに好ましくは3,500〜30,000である。(A)の数平均分子量が2,000以上であると(A)自身の強度が十分であるため、接着性が良好となる。100,000以下であると加熱し接着する際の流動性が良好で有り被着体を十分ぬらすため接着性が良好となる。
本発明の接着剤には、酸変性ポリオレフィン(A)にさらに必要により、種々の添加剤(D)を加えてもかまわない。添加剤(D)としては、例えば、ロジンまたはその誘導体、テルペン樹脂などの粘着性付与剤(D1)、タルク、アルミナなどの補強剤(D2)、米国特許第3,929,678および4,331,447号明細書に記載の界面活性剤(D3)、リン酸エステル化合物、臭素化合物などの難燃剤(D4)、ヒンダードフェノール系化合物などの酸化防止剤(D5)、プロセスオイル、液状ポリブテンなどの可塑剤(D6)などが挙げられる。(D)は必要に応じ、2種以上併用して用いてもかまわない。
本発明の接着剤中の(D)の合計使用量は、接着剤の全重量に基づいて、通常20重量
%以下、(D)の機能発現の観点から好ましくは10重量%以下である。
本発明の金属ラミネートフィルムは、本発明の金属ラミネート用接着剤、金属箔、樹脂フィルムからなる多層体である。
金属箔としては、ステンレス箔またはアルミニウム箔を用いることができ、好ましくはアルミニウム箔である。
また、樹脂フィルムとしては、ポリアミドやポリエステルのフィルムを用いることができる。
アルミニウム箔の表面は必要によりクロメート処理などを行っても良い。アルミニウム箔と樹脂フィルムとの接着には、公知のウレタン系やエポキシ系のドライフィルムラミネート用接着剤を用いることができる。金属箔と樹脂フィルムをラミネーターでドライフィルムラミネート用接着剤により接着し、樹脂フィルムを貼っていないアルミニウム箔側に本発明の金属ラミネート用接着剤を110〜220℃の温度をかけながらラミネートすることにより、本発明の金属ラミネートフィルムを得ることができる。
本発明の金属ラミネートフィルムはリチウムイオン二次電池などの電池用外装材等に用いる。特開2000−153577号公報記載のように、金属ラミネートフィルムを深絞り成形した上下1対の外装材とし、その内面に2種の電極材、その間にセパレーター、電解液を入れ、熱溶融接着することにより袋状に成形し、電池として用いることができる。
以下、実施例及び比較例により本発明をさらに説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。以下、特に定めない限り、%は重量%、部は重量部を示す。
酸変性ポリオレフィン(A)またはポリオレフィン(B)は以下の方法により分析を行った。
<分析方法>
1)数平均分子量
以下の測定条件により数平均分子量を測定した。
(1)装置:Water製AllianceGPCV2000
(2)分離カラム:PLgel10μmMIXED−B
(3)測定温度:135℃
(4)キャリア:オルトジクロロベンゼン
(5)流量:1.0mL/分
(6)注入量:215μL
(7)検出器:示差屈折
(8)分子量標準:標準ポリスチレン
2)酸価分析方法
試料2gをキシレン200mlに加熱溶解させ、フェノールフタレイン指示薬を用いて0.1mol/L水酸化カリウム・メチルアルコール滴定溶液で滴定する。
3)軟化点
軟化点はJIS K7234−1986の環球法に従って測定した。
4)プロピレン含有量[単位:重量%(以下wt%と記載。)]
M.ド.ポーター他著、「ジャーナル・オブ・アプライド・ポリマー・サイエンス」、第42巻、米国、1991年、p.399−p.408の記載をもとに13C NMR法によって、下記の条件で測定し、算出した。
(1)装置:日本電子(株)製JNM−EX270
(2)プローブ径:10mmφ
(3)溶媒:オルトジクロロベンゼン
(4)温度:135℃
(5)試料濃度:5重量%
(6)パルス幅:45
(7)繰り返し時間:10秒
(8)積算回数:2500回
<実施例1>
ガラス製反応容器にプロピレン/エチレン共重合体(日本ポリプロ株式会社製 ウィンテックWFX−4 プロピレン含量97wt%、エチレン含量3wt%)を1000部仕込み、窒素通気下、常圧、360℃×30分間にて熱減成反応を行い、プロピレン含量が97wt%であるポリオレフィン(B−1)を900部得た。(B−1)96部と無水マレイン酸4部、ジクミルパーオキシド0.6部をガラス製反応容器に仕込み、攪拌下、180℃で3時間反応させ、酸価23、数平均分子量12,000、軟化点130℃の酸変性ポリオレフィン(A−1)100部を得た。
<実施例2>
ガラス製反応容器にプロピレン/エチレン共重合体(日本ポリプロ株式会社製 ウィンテックWFX−4)を1000部仕込み、窒素通気下、常圧、360℃×80分間にて熱減成反応を行い、プロピレン含量が97wt%であるポリオレフィン(B−2)を900部得た。(B−2)88部と無水マレイン酸12部、ジクミルパーオキシド0.6部をガラス製反応容器に仕込み、攪拌下、180℃で3時間反応させ、酸価69、数平均分子量4,000、軟化点125℃の酸変性ポリオレフィン(A−2)100部を得た。
<実施例3>
窒素置換したオートクレーブにプロピレン/エチレン=90/10wt%の混合ガスを500部仕込み、ここにトリイソブチルアルミウム0.2mmol、メチルアルミノキサン0.2mmol、エチレンビス(インデニル)ジルコニウムジクロライドを0.01mmol加えて、50℃で1時間反応させた。さらに常圧で窒素通気下、360℃×30分間にて熱減成反応を行い、プロピレン含量が90wt%であるポリオレフィン(B−3)を500部得た。(B−3)96部と無水マレイン酸4部、ジクミルパーオキシド0.6部をガラス製反応容器に仕込み、攪拌下、180℃で3時間反応させ、酸価23、数平均分子量10,000、軟化点111℃の酸変性ポリオレフィン(A−3)100部を得た。
<実施例4>
プロピレン100wt%の混合ガスを使用いた他は実施例3と同様にして、プロピレン含量が100wt%であるポリオレフィン(B−4)を500部得た。(B−4)96部と無水マレイン酸4部、ジクミルパーオキシド0.6部をガラス製反応容器に仕込み、攪拌下、180℃で3時間反応させ、酸価22、数平均分子量13,000、軟化点139℃の酸変性ポリオレフィン(A−4)100部を得た。
<実施例5>
窒素置換したオートクレーブにプロピレン/エチレン=94/6wt%の混合ガスを500部仕込み、ここにトリイソブチルアルミウム0.2mmol、メチルアルミノキサン0.2mmol、エチレンビス(インデニル)ジルコニウムジクロライドを0.01mmol加えて、50℃で1時間反応させてポリオレフィン(B−5)を得た。(B−5)96部と無水マレイン酸4部、ジクミルパーオキシド0.6部をガラス製反応容器に仕込み、攪拌下、180℃で3時間反応させ、酸価11、数平均分子量95,000、軟化点119℃の酸変性ポリオレフィン(A−5)100部を得た。
<実施例6>
220℃で溶融させた酸変性ポリオレフィン(A−1)を、厚さ25μmのアルミニウム箔上に厚さ40μmになるように塗布し、二層構造のフィルムを得た。このフィルムを下記の方法で評価した。結果を表1にまとめる。
<実施例7>
酸変性ポリオレフィン(A−2)を用いた他は実施例6と同様にしてフィルムを作成し、評価を行った。結果を表1にまとめる。
<実施例8>
酸変性ポリオレフィン(A−3)を用いた他は実施例6と同様にしてフィルムを作成し、評価を行った。結果を表1にまとめる。
<実施例9>
酸変性ポリオレフィン(A−4)を用いた他は実施例6と同様にしてフィルムを作成し、評価を行った。結果を表1にまとめる。
<実施例10>
酸変性ポリオレフィン(A−5)を用いた他は実施例6と同様にしてフィルムを作成し、評価を行った。結果を表1にまとめる。
<比較例1>
酸変性ポリプロピレン「アドマーAT679」(三井化学社製)87部とエチレン−α−オレフィンの無水マレイン酸変性物「アドマーAT951」13部を220℃で溶融混合し、酸変性ポリオレフィン(A’−1)100部を得た。(A’−1)の酸価5、軟化点107℃、プロピレン含量87wt%、数平均分子量70,000であった。実施例1において、(A−1)の代わりに(A’−1)を用いた以外は同様にしてフィルムを作成し、評価を行った。結果を表1にまとめる。
<比較例2>
プロピレン/エチレン共重合体として、「サンアロマーPZA20A」(サンアロマー株式会社製)を用いた他は実施例1と同様にして、プロピレン含量が98wt%のポリオレフィン(B’−2)を得、これから酸価23、数平均分子量12,000、軟化点145℃の酸変性ポリオレフィン(A’−2)100部を得た。また、実施例1において(A−1)の代わりに(A’−2)を用いた以外は同様にしてフィルムを作成し、評価を行った。結果を表1にまとめる。
Figure 2011256339
<評価方法>
1)シール強度(酸変性ポリオレフィン層同士の接着性)
フィルムの酸変性ポリオレフィン層同士を温度190℃、圧力3kgf/cm、時間3秒にてプレス機で貼り合わせたサンプルを幅15mmに切り出し、180°剥離、300mm/minの条件で剥離試験を行い、シール強度を測定した。
2)ラミネート強度(酸変性ポリオレフィン層とアルミ箔との接着性)
フィルムの酸変性ポリオレフィン層を厚さ2mmのPP板に温度180℃、圧力3kgf/cm、時間3秒にてプレス機で接着させた。このサンプルを幅15mmに切り出し、90°剥離、300mm/minの条件で剥離試験を行い、ラミネート強度を測定した。
3)耐電解液性(電解液浸漬後の酸変性ポリオレフィン層とアルミ箔との接着性)
2)で作成した15mm幅のサンプルを1.5NのLiPFエチレンカーボネート溶液中に85℃で4日間浸漬させた後、2)と同様にしてラミネート強度を測定した。
本発明の金属ラミネート用接着剤は、リチウムイオン二次電池などの電池用外装材、食品包装材、医療用包装材等に好適に適用できる。

Claims (5)

  1. 単量体の90重量%以上がプロピレンであるポリオレフィン(B)に不飽和カルボン酸又は酸無水物(C)をグラフト重合させた酸変性ポリオレフィンであって、軟化点が110〜140℃である酸変性ポリオレフィン(A)を含有する電池向け金属ラミネート用接着剤。
  2. 酸変性ポリオレフィン(A)の酸価が10〜70KOHmg/gである請求項1に記載の接着剤。
  3. 酸変性ポリオレフィン(A)の数平均分子量が2,000〜100,000である請求項1又は2に記載の接着剤。
  4. ポリオレフィン(B)が熱減成することにより得られたものである請求項1〜3のいずれか1項に記載の接着剤。
  5. 金属箔と請求項1〜4のいずれか1項に記載の接着剤からなる層と樹脂フィルムが積層されてなる金属ラミネートフィルム。
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