JP2011246364A - 衣料害虫の卵孵化抑制剤及びこれを用いた防虫方法 - Google Patents
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Abstract
【課題の解決手段】ジヒドロミルセノール、オクタン酸アリル、シクロヘキシルプロピオン酸アリル、イソアミルオキシ酢酸アリル、及びシクロヘキシルオキシ酢酸アリルから選ばれる1種又は2種以上を含有する衣料害虫の卵孵化抑制剤。更に、エタノール及び/又は炭素数が7〜13のイソパラフィン系溶剤の配合が好ましい。
【選択図】なし
Description
また、特許第4311773号公報(特許文献2)では、衣料害虫の卵孵化抑制剤に着目し、卵から幼虫への移行を抑制すれば衣料害虫による食害を防止できうると考え、卵孵化抑制剤として、リナロール、ゲラニオール、シトロネラール、ヘプタン酸アリル、酢酸ネリル等、数多くのテルペン化合物が提案されている。これらの化合物の大部分については、卵孵化抑制作用と食害防止効果が相関するものであったが、必ずしも全てのテルペン化合物に当てはまるわけではなく、しかも、効果的に十分とは言えなかった。従って、天然産の精油由来成分を有効成分とする衣料害虫の卵孵化抑制剤であって、実用性に十分優れたものは未だ知られていない。
更に、特開2004−26777号公報(特許文献3)は、衣料害虫の卵孵化抑制剤として炭素数が7〜13のイソパラフィンを使用できることを開示するが、単独では到底実用に供し得ず、有用な卵孵化抑制剤を提供するにあたっては、他の薬剤との組合わせ検討が不可欠な状況であった。
(1)ジヒドロミルセノール、オクタン酸アリル、シクロヘキシルプロピオン酸アリル、イソアミルオキシ酢酸アリル、及びシクロヘキシルオキシ酢酸アリルから選ばれる1種又は2種以上を含有する衣料害虫の卵孵化抑制剤。
(2)更に、エタノール及び/又は炭素数が7〜13のイソパラフィン系溶剤を配合する(1)に記載の衣料害虫の卵孵化抑制剤。
(3)(1)又は(2)に記載の衣料害虫の卵孵化抑制剤を用いる防虫方法。
これらの化合物は、例えば、飛翔害虫の忌避成分として知られているが、衣料害虫に対する卵孵化抑制成分としては新規である。
本発明者らは、飛翔害虫に対する忌避効果と衣料害虫に対する卵孵化抑制効果が全く別異の作用であることを認識し、上記化合物について鋭意検討したところ、衣料害虫に対して顕著な卵孵化抑制効果を奏することを認めた。
また、常温揮散性のピレスロイド系殺虫成分、例えば、エムペントリン、2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボキシレート[トランスフルトリン]、4−メチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート[プロフルトリン]、4−メトキシメチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート[メトフルトリン]などを添加すれば卵孵化抑制効果に加え、殺虫効果を付与させることも可能となる。
液剤を調製するにあたっては、水のほか、エタノール、イソプロパノールのような低級アルコール、プロピレングリコールのようなグリコール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルのようなグリコールエーテル系水溶性有機溶剤、脂肪族もしくは芳香族炭化水素系溶剤や、界面活性剤、可溶化剤、分散剤が適宜用いられる。
低級アルコールとしては、エタノール又はイソプロパノールが代表的であり、その配合量が10質量%を超えると火気に対する危険性が増大し、消防法上の非危険物に該当しない場合が生ずる。
なかんずく、上記したように、エタノールや炭素数が7〜13のイソパラフィンは、衣料害虫に対する卵孵化抑制効果を有し、上記の卵孵化抑制成分の効果を相乗的に高め得るので溶剤として好適である。
一方、パルプ、リンター、レーヨン等のセルロース製担体、ケイ酸塩、シリカ、ゼオライト等の無機多孔質担体、トリオキサン、アダマンタン等の昇華性担体に、卵孵化抑制成分を必要ならば溶剤等とともに含浸させて固形状、シート状、粒状等の卵孵化抑制剤を調製することができる。
なお、安定化剤、pH調整剤、着色剤などを適宜配合してもよいことはもちろんである。
処方としては、卵孵化抑制成分を0.5〜5.0質量%、エタノール及び/又は炭素数が7〜13のイソパラフィン、並びに水を含有し、必要ならば更に界面活性剤を配合してなるなる水性液剤が好ましく、この卵孵化抑制剤は、吸液芯を介して吸液素材の蒸発部に導き卵孵化抑制成分を空間に放散させる方式や、スプレー方式、あるいは噴射剤を伴ってエアゾール方式に好適に適用される。
高級アルキルアミンオキサイド系界面活性剤としては、例えばラウリルアミンオキサイド、ステアリルアミンオキサイド、ラウリル酸アミドプロピルジメチルアミンオキサイドなどがあげられ、一方、非イオン系界面活性剤としては、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン高級アルキルエーテル(ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル)、ポリオキシエチレン高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルなどを例示できる。
なお、界面活性剤が10質量%を越えると卵孵化抑制成分の放散性に影響を及ぼす恐れがある。
ここで、容器本体は、その材質や構造に特に制限はなく、例えばプラスチック、ガラス、陶器製などがあげられる。内部の液量を視認できる透明ないし半透明のプラスチックあるいはガラス容器が好ましく、表面をダイアカットやボヘミアンカット状に加工してもよい。通常、容器本体の容量としては50ないし400mL程度のものが実用的である。そして、容器本体の底部は、液剤が残りなく吸い上げられるように、後記する吸液芯の当接部を幾分凹状に構成するのがよい。
この容器本体上部の開口部には吸液芯を保持する中栓が冠着される。中栓はプラスチック製が好ましく、また、開口部冠着位置から下方に向けて筒状に形成し吸液芯を挿入するようにすれば、吸液芯を確実に保持できるのでより好適である。
また、蒸発部支持体を付設したり、蒸発部に指などが触れないように蒸発部をカバーするメッシュ状の蓋部材を備えるのが一般的である。
更に、インテリア性を付与するために、蒸発部支持体を介して布又はプラスチック製の造花やフィギュア等を装填してもよい。
このように、本発明の衣料害虫の卵孵化抑制剤は、タンスや引き出し、クローゼット、倉庫や押入れなどで、イガ、コイガ、ヒメカツオブシムシ、ヒメマルカツオブシムシ、シミなどの衣料害虫に対して実用的な卵孵化抑制効果を奏することはもちろん、アカイエカ、チカイエカ、ヒトスジシマカなどの蚊類、蚋、ユスリカ類、ハエ類、チョウバエ類などの飛翔害虫に対しても実用的な防虫効果を奏するものである。そして、本発明の衣料害虫の卵孵化抑制剤によれば、3ケ月ないし8ケ月間の長期間にわたり、実用的な卵孵化抑制効果が得られると共に、芳香感を満喫することができるのでその実用性は極めて高い。
本発明の卵孵化抑制剤130gを透明ポリエステル製容器本体に充填し、その上部開口部に外径7mmで棒状のフェルト製吸液芯を挿通した中栓を冠着させた。吸液芯の頂面に当接させて、厚さ5mm、直径5.2cmの円盤状のフェルト製蒸発部を取り付け、置型の防虫具を作製した。
この防虫具を容積が1800Lのクローゼットの中に置いて使用したところ、衣料害虫に対する卵孵化抑制作用に基づき、約6ケ月間にわたり、収納衣類は衣料害虫による食害を受けることがなく、芳香感も満喫できた。
これをLLDPE製のガス透過性フィルム袋(大きさ:3×8cm、溶剤の透過速度:0.4mg/日/cm2)に封入後、アルミ袋に入れてフィルム袋形態の防虫具を作製した。
アルミ袋からこの防虫具を取り出し、書庫の戸棚において使用したところ、約8ケ月間にわたり、実施例1と同様、イガ、コイガ、ヒメカツオブシムシ、ヒメマルカツオブシムシ、シミなどの衣料害虫に対して卵孵化抑制作用を示し、これらの害虫による食害を受けなかった。しかも、蚊や蚋などの飛翔害虫に対する忌避効果にも優れ、極めて実用的であった。
[卵孵化抑制効力試験]
容量500mLのガラス瓶の底に供試濾紙を置き、その5cm上方に、金属製のカゴを設置した。カゴの中に、産卵後1日のイガの卵20個をのせた1辺2.5cmの正方形のサージを入れ、ガラス瓶の蓋をした。温度25℃、相対湿度60%RHの条件下に12日間保存した後ガラス瓶の蓋を開け、孵化した幼虫の数を数えて孵化率を算出した。結果を併せて表1に示す。
これに対し、比較1ないし比較3に示すように、エタノールや炭素数が7〜13のイソパラフィン系溶剤、あるいはシトロネロール(特許文献2に開示の化合物)の場合、卵孵化抑制効果は劣った。また、比較4や比較5との対比から、シトロネロールとエタノールの組み合わせでは卵孵化抑制効果が相乗的に発現することはなく、エタノールの相乗効果は本発明の卵孵化抑制成分との組合わせにおいて特徴的なことが認められた。
Claims (3)
- ジヒドロミルセノール、オクタン酸アリル、シクロヘキシルプロピオン酸アリル、イソアミルオキシ酢酸アリル、及びシクロヘキシルオキシ酢酸アリルから選ばれる1種又は2種以上を含有することを特徴とする衣料害虫の卵孵化抑制剤。
- 更に、エタノール及び/又は炭素数が7〜13のイソパラフィン系溶剤を配合することを特徴とする請求項1に記載の衣料害虫の卵孵化抑制剤。
- 請求項1又は請求項2に記載の衣料害虫の卵孵化抑制剤を用いることを特徴とする防虫方法。
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