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JP2011230686A - 車両用シートの側突対策構造 - Google Patents

車両用シートの側突対策構造 Download PDF

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Abstract

【課題】車両側方から入力される衝撃荷重を確実に車体に伝達することができる車両用シートの側突対策構造を提供する。
【解決手段】シートクッションフレーム7の幅方向内側の側面に配置され、シート1の幅方向内側に配置されたコンソールボックスに面する荷重伝達部材を備えた車両用シートの側突対策構造において、荷重伝達部材は前記シートクッションフレーム7の幅方向内側に突出して設けられた棒状部材40,41と、棒状部材40,41を受け入れる挿入孔44,45を有しシートクッションフレーム7とコンソールボックスとの間に配置される下部内側荷重伝達ブロック26とを備えた。
【選択図】図6

Description

この発明は、車両側面衝突時に車両側方から入力される衝撃荷重を車体の幅方向内側領域に伝達する機能を備えた車両用シートの側突対策構造に関するものである。
車両の側面衝突時に車両側方から入力される衝撃荷重を、シートを介して車体フロアのフロアトンネルに伝達してフロアトンネルよってエネルギー吸収するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−105947号公報
上記従来技術においては、センターピラーなどの車体側壁からシートに作用した衝撃荷重は、シートの車体中央側の側部に設けたリクライニングデバイスを被覆するリクライニングデバイス補強部材を介してフロアトンネルに伝達されるようになっているが、リクライニングデバイス補強部材が上下方向にズレを起こした場合にはフロアトンネルに確実に荷重を伝達することができない課題がある。
そこで、この発明は、車両側方から入力される衝撃荷重を確実に車体に伝達することができる車両用シートの側突対策構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明は、シートフレーム(例えば、実施形態におけるシートクッションフレーム7)の幅方向内側の側面(例えば、実施形態における側壁30)に配置され、シート(例えば、実施形態におけるシート1)の幅方向内側に配置された車体補強体(例えば、実施形態におけるコンソールボックス5)に面する荷重伝達部材を備えた車両用シートの側突対策構造において、前記荷重伝達部材は前記シートフレームの幅方向内側に突出して設けられた棒状部材(例えば、実施形態における棒状部材40,41)と、該棒状部材を受け入れる挿入孔(例えば、実施形態における挿入孔44,45)を有し前記シートフレームと前記車体補強体との間に配置される荷重伝達ブロック(例えば、実施形態における下部内側荷重伝達ブロック26)とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記シートフレームの幅方向外側に設けられ、前記荷重伝達部材よりも高い位置に上部荷重伝達部材(例えば、実施形態における上部外側荷重伝達ブロック21)を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記シートフレームが、シートバックフレーム(例えば、実施形態におけるシートバックフレーム13)と、該シートバックフレームを傾動軸(例えば、実施形態におけるヒンジ軸22)において前後方向に傾動可能に支持するシートクッションフレーム(例えば、実施形態におけるシートクッションフレーム7)とを備え、前記荷重伝達ブロックが、前記シートバックフレームの前記傾動軸の幅方向内側を覆って配置されていることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、荷重伝達ブロックを棒状部材に差し込んで固定できるため、荷重伝達ブロックがズレを起こすことはなく、車両側方から入力される衝撃荷重を確実に車体に伝達することができる。
請求項2に記載した発明によれば、上部伝達部材を介して伝達される上部からの荷重に対しても荷重伝達ブロックによって車体補強体に伝達することができるため、荷重を受けられる範囲が広がると共に、斜め上方からの荷重に対してもズレることなく車体に伝達させることができる。
請求項3に記載した発明によれば、傾動軸近傍の荷重を伝達できる。
この発明の実施形態の前席車室左側の後面図である。 この発明の実施形態の前席左シートを正面斜上から見た斜視図である。 図2の前席左シートのシートバックを後方斜め上から見た斜視図である。 図2の前席左シートのシートバックを前方斜め上から見た斜視図である。 この発明の実施形態の荷重伝達ブロック周辺の要部拡大斜視図である。 図5の荷重伝達ブロックを外して後部から見た要部拡大分解斜視図である。 他の実施形態の図6に相当する斜視図である。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は前席車室左側の後面図である。図1に示すように、車体フロア9には車幅方向中央部に車体前後方向に沿って上に凸となるフロアトンネル12が形成されている。このフロアトンネル12の両側部に左右一対の前席のシート1,1が振り分けて配置されている。
左右のシート1,1の車室外側には車体フロア9の両側縁に接合される閉断面構造のサイドシル10が車体前後方向に沿って設けられ、このサイドシル10にはセンターピラー11の下部が接続されている。ここで、図1においてシート1は説明の都合上骨格のみが示されている(以下の図面において同様)。
フロアトンネル12上であって左右のシート1,1間には、上面側に収納部5aを凹設したコンソールボックス5が固定されている。
シート1は、乗員の臀部を支持するシートクッション2と、このシートクッション2の後端部に前後方向に傾動可能に支持されて、乗員の腰部および背部を支持するシートバック3と、このシートバック3の上部に支持されて、乗員の頭部および首部を支持するヘッドレスト4とを備えている。
シートクッション2は後端部に車幅方向に沿って延出する後部クロスメンバ6が取り付けられたシートクッションフレーム7を備え、シートクッションフレーム7がシートレール8,8を介して車体フロア9に前後方向にスライド可能に取り付けられている。
シートクッションフレーム7はコの字状に形成された部材で左右の後端部をやや斜め上方に向かって延ばし、中央部にクッションスプリング17が張設されている(図5参照)。
図2は、車両の前席左側に設置されたシート1を斜め前方側から見た斜視図、図3、図4は、シートバック3を各々前方側と後方側から見た斜視図である。尚、図中FRは前側、OUTは車幅方向外側を示す。
図2〜図4に示すように、シートバック3は、上部フレーム13aと左右の側部フレーム13c,13dと下部連結プレート13bとからなる略矩形枠形状のシートバックフレーム13を備えている。
シートバックフレーム13の下端は下方に延び、斜め後方に延びるシートクッションフレーム7の後端部の内側に重ね合わされ、この重ね合わせ部18においてヒンジ軸22によりシートクッションフレーム7に対して傾動可能に結合されている。シートバックフレーム13の上部フレーム13aの幅方向中央位置には、ヘッドレスト4の支持フレームが昇降可能に取り付けられている。
左右の側部フレーム13c,13dは、高さ方向の略中間位置で両側部フレーム13c,13d間を連結するクロスメンバ16が取り付けられると共に、このクロスメンバ16の下方側で両側部フレーム13c,13d間を連結するセンタースチフナ14が取り付けられている。
側部フレーム13c,13dは、幅方向外側に配置される側壁30と、側壁30の後端部から車幅方向内側に延出する後壁31とで略L字断面形状に形成されている。
幅方向外側の側部フレーム13cの側壁30のうちの、高さ方向の略中間位置には筒状のガイド33が複数固定されている。このガイド33には上部外側荷重伝達ブロック21が外嵌固定されている。
上部外側荷重伝達ブロック21は、車両の側面衝突時に車体側方のセンターピラー11から入力された衝撃荷重を側部フレーム13cに伝達する部材であり、車幅方向に延出する複数の筒状断面が並列に配列された樹脂材料からなるハニカム構造とされ、上下方向に長い直方体状に形成されている。また、上部外側荷重伝達ブロック21には、側部フレーム13cに固定されたガイド33を受け入れる嵌合孔34が形成されている。上部外側荷重伝達ブロック21は、嵌合孔34をガイド33に嵌合した状態において、幅方向外側からボルト32によって側部フレーム13cに締結される(図3参照)。
ここで、左右の側部フレーム13c,13dの略中間位置を連結するクロスメンバ16は、前壁を形成する前パネル37と後壁を形成する後パネル38が上部同士と下部同士で接合され、これら前パネル37,後パネル38によって閉断面が幅方向に延在する構造が構成されている。
後パネル38は、左右の側部フレーム13c,13dの後壁31の前面をほぼ直線的に結ぶように形成されている。これに対し、前パネル37は、外側の側部フレーム13c側の端部から幅方向中央に向かってシート1の後方側に湾曲する湾曲部39を有し、その湾曲部39に連なる幅方向内側の領域がシート1の幅方向に沿ってほぼ直線的に結ぶように形成されている。
クロスメンバ16の下方側のセンタースチフナ14は正面視が略矩形状の金属製のプレート材によって形成されている。そして、このセンタースチフナ14は、稜線部aが車幅方向に延出する複数の凹凸部15を備え、この凹凸部15によって形成される波形断面が車体上下方向に連続している。センタースチフナ14の両側の側縁部は左右の側部フレーム13c,13dの背面に接合され、上縁部と下縁部はクロスメンバ16の下端と下部連結プレート13bの上端にそれぞれ接合されている。
左右の側部フレーム13c,13dの下縁部の間は、シートクッション2とシートバック3を回動可能に連結するヒンジ軸22を取り囲むようにして下部クロスメンバ20によって連結されている。
ここで、下部クロスメンバ20の延長上に位置される側部フレーム13cの車幅方向外側の側面には下部外側荷重伝達ブロック25が設けられている。この下部外側荷重伝達ブロック25は、車幅方向に延出する複数の筒状断面が並列に配列された樹脂材料からなるハニカム構造で、上部外側荷重伝達ブロック21と同様にセンターピラー11に対向し、カバー46(図1参照)を介してシートバックフレーム13に固定されている。
そして、下部クロスメンバ20の延長上に位置される側部フレーム13cの車幅方向内側の側面には下部内側荷重伝達ブロック26が設けられている。この下部内側荷重伝達ブロック26は、車幅方向に延出する複数の筒状断面が並列に配列された樹脂材料からなるハニカム構造で、フロアトンネル12の上面に固定されたコンソールボックス5の側壁5bに面するように対向している。下部内側荷重伝達ブロック26よりも高い位置に上部外側荷重伝達ブロック21が配置されている。
図5は車幅方向内側に設けた下部内側荷重伝達ブロック26の取付部を示す斜視図、図6は図5において下部内側荷重伝達ブロック26を取り外した状態を示す斜視図である。
図4、図5において、ヒンジ軸22の車幅方向内側はシートクッションフレーム7の後端部とシートバックフレーム13の下端との重ね合わせ部18において、シートクッションフレーム7の側面から弧状の端部23を突出している。シートバックフレーム13の側部フレーム13dにはボルト28によってブラケット27が取り付けられている。このブラケット27とシートクッションフレーム7から車幅方向内側に突出したヒンジ軸22の端部23との間に、シートバックフレーム13をシートクッションフレーム7に対して前傾する方向に付勢するスパイラルスプリング24が設けられている。
シートクッションフレーム7の後端部の車幅方向内側面にはスパイラルスプリング24の配置位置の前側であってヒンジ軸22の下側に、2本の棒状部材40,41が設けられている。この2本の棒状部材40,41はシートクッションフレーム7の幅方向内側に突出する金属材料からなる部材で、重ね合わせ部18の領域から外れた位置でシートクッションフレーム7に固定されている。2本の棒状部材40,41はその先端部とコンソールボックス5の側壁5bとの幅方向の距離がほぼ等しい距離となるようにシートクッションフレーム7から突出して設けられている。
これら棒状部材40,41は断面矩形状で中空の部材であって、金属製の蓋42,43で閉塞されている。下部内側荷重伝達ブロック26には棒状部材40,41を受け入れる2つの挿入孔44,45が形成され、この挿入孔44,45に棒状部材40,41を差し込むようにして下部内側荷重伝達ブロック26がシートクッションフレーム7に装着されカバー48(図1参照)を介して固定されている。下部内側荷重伝達ブロック26と棒状部材40,41とで荷重伝達部材を構成している。
ここで、下部内側荷重伝達ブロック26の裏面にはスパイラルスプリング24及びヒンジ軸22の端部23を逃げるための段差部47が形成されている。これにより、下部内側荷重伝達ブロック26はシートバックフレーム13から突出するヒンジ軸22の幅方向内側(端部23を含む)を覆って配置されることとなる。蓋42,43は下部内側荷重伝達ブロック26に装着した状態で下部内側荷重伝達ブロック26の車幅方向内側の端面とほぼ面一となっている。
上記実施形態によれば、車両の側部から衝撃荷重が入力されてセンターピラー11が車室内側に変位すると、衝撃荷重は上下の上部外側荷重伝達ブロック21、下部外側荷重伝達ブロック25の少なくともいずれか一方を介してシート1に伝達される。
上部外側荷重伝達ブロック21に入力された衝撃荷重は、側部フレーム13cに伝達されると同時に、クロスメンバ16を介してセンタースチフナ14にも入力される。クロスメンバ16に沿って入力された衝撃荷重は、クロスメンバ16からセンタースチフナ14の上端部に入力され、センタースチフナ14の各凹凸部15の稜線部aによって区画された複数の領域にせん断方向の応力を生じさせる。これにより、入力された衝撃荷重はセンタースチフナ14のほぼ全域に分散して伝達される。下部外側荷重伝達ブロック25に入力された衝撃荷重は、シートクッションフレーム7の外側面に伝達される。
このとき、上部外側荷重伝達ブロック21に入力された衝撃荷重が斜め下方に向かって伝達されてシート1に入力され、あるいは下部外側荷重伝達ブロック25に入力された衝撃荷重が車幅方向内側に向かって伝達されてシート1に入力されることにより、シート1全体が車幅方向内側へ移動したときには、シート1の車幅方向内側に配置された下部内側荷重伝達ブロック26が2本の棒状部材40,41の先端部と共にコンソールボックス5の側壁5bに当接し、シートバックフレーム13の下方の下部クロスメンバ20から下部内側荷重伝達ブロック26とコンソールボックス5を介してフロアトンネル12に荷重が伝達される。
ここで、下部内側荷重伝達ブロック26を棒状部材40,41に差し込んでカバー48により固定できるため、下部内側荷重伝達ブロック26が入力荷重の上下方向成分によってもズレを起こすことはなく、車両側方から入力される衝撃荷重を確実に車体に伝達することができる。
また、上部外側荷重伝達ブロック21を介して伝達される上部からの荷重に対しても下部内側荷重伝達ブロック26によってコンソールボックス5に伝達することができるため、荷重を受けられる範囲が広がると共に、斜め上方からの荷重に対してもズレることなくコンソールボックス5から車体フロア9に伝達させることができる。
そして、シートフレームが、シートバックフレーム13と、シートバックフレーム13を傾動軸としてのヒンジ軸22において前後方向に傾動可能に支持するシートクッションフレーム7とを備え、棒状部材40,41をシートバックフレーム13のヒンジ軸22よりも下側に配置したため、下部内側荷重伝達ブロック26の上下方向の移動を規制できる。
また、下部内側荷重伝達ブロック26が、シートバックフレーム13のヒンジ軸22の幅方向内側を(端部23を含む)覆って配置されているため、ヒンジ軸22近傍の荷重を伝達できる。
シートクッションフレーム7の後端部がシートバックフレーム13と側面視で所定領域としての重ね合わせ部18において重なり合って設けられ、棒状部材40,41が重ね合わせ部18から外れた位置に取り付けられているため、シートバックフレーム13とシートクッションフレーム7との重ね合わせ部18以外の部分であっても荷重を伝達することができる。
また、2本の棒状部材40,41を挿入孔44,45に差し込むようにして下部内側荷重伝達ブロック26が棒状部材40,41に固定されるため、下部内側荷重伝達ブロック26の位置決めが容易になる。
そして、2本の棒状部材40,41は、各棒状部材40,41の先端部と車体補強体としてのコンソールボックス5の側壁5bとの幅方向の距離がほぼ等しい距離となるようにシートクッションフレーム7の後端部側壁から突出して設けられているため、棒状部材40,41の先端面をコンソールボックス5の側壁5bに当接させて荷重を伝達することができる。
このとき、下部内側荷重伝達ブロック26は段差部47によってスパイラルスプリング24及びヒンジ軸22の端部23を逃げるようになっているため、スパイラルスプリング24及びヒンジ軸22の端部23に対して無用な荷重が作用することはない。
ここで、金属材料で形成され取付剛性を確保した棒状部材40,41に樹脂材料で形成された下部内側荷重伝達ブロック26を取り付けるため、下部内側荷重伝達ブロック26を樹脂材料で形成した分だけ軽量化できる。
尚、この発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、図7に示すように、棒状部材40,41は断面矩形状で中空の部材に限られず、断面円形状で中空の棒状部材40’,41’を蓋で閉塞した構造のものでもよい。また、棒状部材40,41、40’,41’は、2本に限られず1本または3本以上設けてもよい。更に、下部内側荷重伝達ブロック26はコンソールボックス5とシートフレームとの間であればコンソールボックス5側に設けてもよい。
更に、棒状部材40,41は蓋42,43が下部内側荷重伝達ブロック26の車幅方向内側の端面とほぼ面一となっている場合について説明したが、棒状部材40,41の先端部が下部内側荷重伝達ブロック26の内部に収まるような短い長さに設定してもよい。
また、下部内側荷重伝達ブロック26がシートクッションフレーム7に取り付けられる場合について説明したが、シートバックフレーム13の側壁30をシートクッションフレーム7の後端部の外側から重ね合わせ、シートバックフレーム13の側壁30に下部内側荷重伝達ブロック26を取り付けることも可能である。
7 シートクッションフレーム(シートフレーム)
30 側壁(側面)
1 シート
5 コンソールボックス(車体補強体)
21 上部外側荷重伝達ブロック(上部荷重伝達部材)
13 シートバックフレーム(シートフレーム)
22 ヒンジ軸(傾動軸)
40,41 棒状部材(荷重伝達部材)
44,45 挿入孔
26 下部内側荷重伝達ブロック(荷重伝達部材)
18 重ね合わせ部(所定領域)

Claims (3)

  1. シートフレームの幅方向内側の側面に配置され、シートの幅方向内側に配置された車体補強体に面する荷重伝達部材を備えた車両用シートの側突対策構造において、前記荷重伝達部材は前記シートフレームの幅方向内側に突出して設けられた棒状部材と、該棒状部材を受け入れる挿入孔を有し前記シートフレームと前記車体補強体との間に配置される荷重伝達ブロックとを備えたことを特徴とする車両用シートの側突対策構造。
  2. 前記シートフレームの幅方向外側に設けられ、前記荷重伝達部材よりも高い位置に上部荷重伝達部材を備えたことを特徴とする請求項1記載の車両用シートの側突対策構造。
  3. 前記シートフレームが、シートバックフレームと、該シートバックフレームを傾動軸において前後方向に傾動可能に支持するシートクッションフレームとを備え、前記荷重伝達ブロックが、前記シートバックフレームの前記傾動軸の幅方向内側を覆って配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用シートの側突対策構造。
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