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JP2011225315A - 液体噴射装置 - Google Patents

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JP2011225315A JP2010095713A JP2010095713A JP2011225315A JP 2011225315 A JP2011225315 A JP 2011225315A JP 2010095713 A JP2010095713 A JP 2010095713A JP 2010095713 A JP2010095713 A JP 2010095713A JP 2011225315 A JP2011225315 A JP 2011225315A
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Abstract

【課題】液体が噴射されたターゲットを加熱して乾燥させる際に、該ターゲットが反り返ることを抑制することが可能な液体噴射装置を提供する。
【解決手段】インクジェット式プリンター11は、搬送経路に沿って上流側から下流側へ記録用紙13を搬送する搬送手段と、該搬送手段によって搬送される記録用紙13にインクを噴射する記録ヘッド19とを備える。そして、搬送手段は、排紙経路30aにおいて記録用紙13と接触するように且つ該記録用紙13の搬送方向に沿って互いに間隔を置くように配置されるとともに、ヒーターによって加熱されることで該記録用紙13を挟圧しながら加熱して下流側へ搬送する複数対の加熱ローラー35を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばインクジェットプリンターなどの液体噴射装置に関する。
一般に、液体噴射ヘッドからターゲットに液体を噴射する液体噴射装置としてインクジェット式プリンターが広く知られている。こうしたプリンターの中には、インクジェットヘッド(液体噴射ヘッド)から用紙(ターゲット)にインク(液体)を噴射した後、該用紙を加熱して乾燥させるものがある(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1のプリンターは、搬送ベルトによって用紙をベルト搬送するベルト搬送装置と、該ベルト搬送装置の上側に対向して配置されるとともに該ベルト搬送装置によって搬送される用紙に互いに異なる色のインクを吐出する4つのインクジェットヘッドとを備えている。
各インクジェットヘッドは用紙の搬送方向に沿って並べて配置されるとともに、該用紙の搬送方向における該各インクジェットヘッドの下流側で隣り合う位置にはベルト搬送される用紙を押圧する押圧機構がそれぞれ設けられている。押圧機構は、内部に熱源であるハロゲンランプ(加熱手段)を有するローラー(加熱回転体)と、該ローラーを回転可能に支持するとともに上下方向に移動させるローラー移動機構とを備えている。そして、ベルト搬送されながら各インクジェットヘッドからインクが吐出された用紙に、ハロゲンランプで加熱された各ローラーをローラー移動機構によって押し付けることで、印刷された用紙の乾燥が行われるようになっている。
特開2009−154368号公報
ところで、特許文献1プリンターでは、各インクジェットヘッドからインクが吐出された用紙は、該各インクジェットヘッドと対応するローラーによってそれぞれ1回ずつしか加熱乾燥することができない。すなわち、特許文献1プリンターでは、1つのインクジェットヘッドのみからインクを吐出する場合には、該1つのインクジェットヘッドと対応するローラーのみしか加熱されない。したがって、インクが吐出された用紙は、ローラーによる1回の短時間の加熱で完全に乾燥させなければならないため、その乾燥には高い温度が必要であった。このため、乾燥時に用紙が大きく反り返ってしまうという問題があった。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、液体が噴射されたターゲットを加熱して乾燥させる際に、該ターゲットが反り返ることを抑制することが可能な液体噴射装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の液体噴射装置は、搬送経路に沿って上流側から下流側へターゲットを搬送する搬送手段と、該搬送手段によって搬送される前記ターゲットに液体を噴射する液体噴射ヘッドとを備え、前記搬送手段は、前記搬送経路において前記ターゲットが前記液体噴射ヘッドから前記液体を噴射される領域よりも下流側に、前記ターゲットと接触するように且つ該ターゲットの搬送方向に沿って互いに間隔を置くように配置されて該ターゲットを下流側へ導く複数の回転体を有しており、前記各回転体のうち少なくとも2つは、加熱手段によって加熱されて前記ターゲットに熱を付与する加熱回転体である。
この発明によれば、液体が噴射された後のターゲットに熱を複数回に分けて付与することができるので、該ターゲットに対して付与される1回あたりの熱量を低減することができる。したがって、液体が噴射されたターゲットを加熱して乾燥させる際に、該ターゲットが反り返ることを抑制することが可能となる。
本発明の液体噴射装置において、前記各回転体は、前記搬送経路の上流側に配置されたものの方が下流側に配置されたものよりも、前記ターゲットに対する接触圧力が低くなっている。
この発明によれば、液体噴射ヘッドよりも下流側において液体噴射ヘッドに近い位置にある回転体の方が液体噴射ヘッドから遠い位置にある回転体よりもターゲットに対する接触圧力が低いため、液体噴射ヘッドから噴射されてターゲットに付着した液体が各回転体に付着し難くなる。このため、各回転体が液体で汚れることを抑制することが可能となる。
本発明の液体噴射装置において、前記各回転体は、前記搬送経路の上流側に配置されたものの方が下流側に配置されたものよりも、前記ターゲットに対する接触面積が大きくなっている。
この発明によれば、液体噴射ヘッドよりも下流側にある各回転体をターゲットに対して同じ付勢力で付勢した場合でも、液体噴射ヘッドよりも下流側において液体噴射ヘッドに近い位置にある回転体の方が液体噴射ヘッドから遠い位置にある回転体よりもターゲットに対する接触圧力が小さくなる。したがって、液体が付着して間もないターゲットに回転体の接触による痕跡が残ることを抑制することができるとともに、搬送経路からターゲットを円滑に排出することが可能となる。
本発明の液体噴射装置において、前記各加熱回転体は、前記搬送経路の上流側に配置されたものの方が下流側に配置されたものよりも、温度が高くなっている。
この発明によれば、液体噴射ヘッドから液体が噴射された後のターゲットを効果的に加熱して乾燥させることが可能となる。
本発明の液体噴射装置において、前記各加熱回転体は、前記ターゲットを両面から挟持する一対の加熱ローラーを備えており、前記各対の加熱ローラーは、前記ターゲットの両面のうち前記液体が噴射される面側に配置されたものの方が前記ターゲットの両面のうち前記液体が噴射される面とは反対側の面側に配置されたものよりも温度が高くなっている。
この発明によれば、液体噴射ヘッドから液体が噴射された後のターゲットをより一層効果的に加熱して乾燥させることが可能となる。
本発明の液体噴射装置において、前記各対の加熱ローラーにおける一方側を他方側に対して近接及び離間する方向にそれぞれ相対移動させる移動機構をさらに備えた。
この発明によれば、ターゲットを搬送しない待機中において、移動機構により各対の加熱ローラーにおける一方側と他方側とを離間させることで、これらの間で熱が移動することを抑制することが可能となる。したがって、各対の加熱ローラーにおける一方側と他方側との間の温度差を維持することが可能となる。
実施形態におけるインクジェット式プリンターの断面簡略図。 同プリンターの各加熱ローラーを示す平面模式図。 同プリンターの加熱ローラーユニットにおいて、従動加熱ローラーが搬送位置にあるときの状態を示す要部拡大断面模式図。 同プリンターの加熱ローラーユニットにおいて、従動加熱ローラーが離間位置にあるときの状態を示す要部拡大断面模式図。
以下、本発明の液体噴射装置をインクジェット式プリンターに具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、「前後方向」、「上下方向」及び「左右方向」をいう場合は、特に説明がない限り、図1において矢印で示す「前後方向」、「上下方向」及び「左右方向」をいうものとする。
図1に示すように、液体噴射装置としてのインクジェット式プリンター11は、略直方体状をなす本体ケース12を備えている。本体ケース12の上面には、印刷済みのターゲットとしての記録用紙13を排紙するための排紙トレイ14が凹設されている。排紙トレイ14の深さは、その左端が最も深くなっているとともに、右側に向かうほど徐々に浅くなっている。すなわち、排紙トレイ14の底面14aは、上側に膨らむように湾曲するとともに、右側に向かうほど上昇するように傾斜している。
本体ケース12内における下端部には、未印刷の記録用紙13を収容した有底四角箱状をなす給紙カセット15が、本体ケース12に対して着脱自在に装着されている。すなわち、給紙カセット15の内底面15a上には四角形状をなす底板16が配置されるとともに、該底板16上に複数の記録用紙13が積層状態で載置されている。
給紙カセット15の右端部における底板16と内底面15aとの間には、底板16を介して各記録用紙13を上方に向かって付勢するコイルばね17が介装されている。したがって、給紙カセット15内に収容された各記録用紙13は、コイルばね17の付勢力によって底板16とともに右側が持ち上げられて傾斜した状態になっている。
給紙カセット15の上方であって本体ケース12内の中央部には、プラテン18が設けられている。さらに、プラテン18の上側には該プラテン18と対向するように液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド19が固定状態で設けられるとともに、該記録ヘッド19にはインクカートリッジ(図示略)から液体としてのインクが供給されるようになっている。
また、本体ケース12内における給紙カセット15の右斜め上側からプラテン18の右横までは、給紙カセット15内の記録用紙13をプラテン18上へ導くための給紙経路20aを形成する給紙経路形成部材20が延設されている。すなわち、給紙経路形成部材20は、給紙カセット15に対する右斜め上側の近傍位置から右側に膨らむように湾曲しながら延びるとともに、その先端がプラテン18に対する右横の近傍位置まで達している。
本体ケース12内における給紙カセット15の右端部の上側には、ピンチローラー21が、コイルばね17によって持ち上げられた各記録用紙13のうちの一番上に位置する記録用紙13の右端部上面に接触するように設けられている。ピンチローラー21は前後方向に延びる回転軸21aを有するとともに、該回転軸21aはモーター(図示略)によって回転駆動可能になっている。
したがって、ピンチローラー21は、モーター(図示略)の駆動により、その回転軸21aとともに一体回転される。そして、このピンチローラー21の回転により、給紙カセット15の各記録用紙13が上から1枚ずつ順次給紙経路20a側へ送り出される。
給紙経路形成部材20の基端(下端)には、ピンチローラー21によって送り出された記録用紙13を挟持しながら給紙経路20aへ導く上下一対の第1給紙ローラー23が設けられている。第1給紙ローラー23は前後方向に延びる回転軸23aを有するとともに、該回転軸23aはモーター(図示略)によって回転駆動可能になっている。
したがって、第1給紙ローラー23は、モーター(図示略)の駆動により、その回転軸23aとともに一体回転される。そして、この第1給紙ローラー23の回転により、ピンチローラー21によって送り出された記録用紙13が給紙経路20aに沿って下流側へ送り出される。
また、給紙経路形成部材20の湾曲部分には、第1給紙ローラー23によって送り出された記録用紙13を挟持しながら給紙経路20aに沿って下流側へ導く左右一対の第2給紙ローラー25が設けられている。第2給紙ローラー25は前後方向に延びる回転軸25aを有するとともに、該回転軸25aはモーター(図示略)によって回転駆動可能になっている。
したがって、第2給紙ローラー25は、モーター(図示略)の駆動により、その回転軸25aとともに一体回転される。そして、この第2給紙ローラー25の回転により、第1給紙ローラー23によって送り出された記録用紙13が給紙経路20aに沿ってさらに下流側へ送り出される。
また、給紙経路形成部材20の先端には、第2給紙ローラー25によって送り出された記録用紙13を挟持しながらプラテン18上へ導く上下一対の第3給紙ローラー27が設けられている。第3給紙ローラー27は前後方向に延びる回転軸27aを有するとともに、該回転軸27aはモーター(図示略)によって回転駆動可能になっている。
したがって、第3給紙ローラー27は、モーター(図示略)の駆動により、その回転軸27aとともに一体回転される。そして、この第3給紙ローラー27の回転により、第2給紙ローラー25によって送り出された記録用紙13がプラテン18上へ送り出される。
そして、記録ヘッド19の複数のノズル(図示略)からプラテン18上を搬送される記録用紙13にインクが噴射されることで、該記録用紙13の印刷が行われる。なお、プラテン18上における記録ヘッド19と対向する領域は、記録用紙13にインクが噴射される領域である印刷領域とされている。
また、本体ケース12内におけるプラテン18の左横から排紙トレイ14の左面14bの上端部寄りの位置までは、印刷領域で印刷された後の記録用紙13を排紙トレイ14へ導くための排紙経路30aを形成する排紙経路形成部材30が延設されている。すなわち、排紙経路形成部材30は、プラテン18に対する左横の近傍位置から左方向へ上昇しながら延びた後、左側に膨らむように湾曲して排紙トレイ14の左壁に左側から接続されている。この場合、排紙経路30aの下流端は排紙トレイ14の左面14bにおける上端部寄りの位置で開口するとともに、該開口した部分は排紙口30bとされている。
排紙経路形成部材30には、印刷領域で印刷された記録用紙13を排紙トレイ14へ導くとともに該記録用紙13に熱を付与する第1〜第4加熱ローラーユニット31〜34が互いに間隔を置くように設けられている。この場合、各加熱ローラーユニット31〜34は、排紙経路30aの上流側から下流側に向かう記録用紙13の搬送方向に沿って、第1加熱ローラーユニット31、第2加熱ローラーユニット32、第3加熱ローラーユニット33、第4加熱ローラーユニット34の順で配置されている。
さらにこの場合、第1加熱ローラーユニット31は排紙経路形成部材30の基端(下端)に配置されるとともに、第4加熱ローラーユニット34は排紙経路形成部材30の先端部(上端部)に配置されている。
図1〜図3に示すように、各加熱ローラーユニット31〜34は、印刷領域で印刷された記録用紙13を両面から挟持(挟圧)しながら排紙経路30aに沿って下流側へ導く上下一対の加熱回転体としての加熱ローラー35をそれぞれ備えている。各加熱ローラー35のうち、記録用紙13のインクが噴射される印刷面側に配置された方の加熱ローラー35はそれぞれ駆動加熱ローラー35Aとされる一方、記録用紙13の印刷面とは反対側の非印刷面側に配置された方の加熱ローラー35はそれぞれ従動加熱ローラー35Bとされている。
各加熱ローラー35A,35Bは、前後方向に延びる回転軸35aと、該回転軸35aに設けられた前後一対の円筒状をなすローラー部35bとをそれぞれ備えるとともに、該各加熱ローラー35A,35Bの各ローラー部35b同士はそれぞれ接触している。また、各加熱ローラーユニット31〜34の各加熱ローラー35A,35Bの各ローラー部35bの前後方向の長さは、第1加熱ローラーユニット31、第2加熱ローラーユニット32、第3加熱ローラーユニット33、第4加熱ローラーユニット34の順で段階的に短くなっている。
すなわち、各加熱ローラーユニット31〜34のうちで、最も上流側に位置する第1加熱ローラーユニット31の各加熱ローラー35A,35Bの各ローラー部35bの前後方向の長さが最も長く、最も下流側に位置する第4加熱ローラーユニット34の各加熱ローラー35A,35Bの各ローラー部35bの前後方向の長さが最も短くなっている。
さらに換言すれば、各加熱ローラーユニット31〜34の各加熱ローラー35A,35Bの各ローラー部35bの記録用紙13に対する接触面積は、第1加熱ローラーユニット31、第2加熱ローラーユニット32、第3加熱ローラーユニット33、第4加熱ローラーユニット34の順で段階的に小さくなっている。
すなわち、各加熱ローラーユニット31〜34のうちで、最も上流側に位置する第1加熱ローラーユニット31の各加熱ローラー35A,35Bの各ローラー部35bの記録用紙13に対する接触面積が最も大きく、最も下流側に位置する第4加熱ローラーユニット34の各加熱ローラー35A,35Bの各ローラー部35bの記録用紙13に対する接触面積が最も小さくなっている。
駆動加熱ローラー35Aの回転軸35aの前端部には該駆動加熱ローラー35Aを回転駆動するための排紙モーター36が接続される一方、該回転軸35aの後端部には該駆動加熱ローラー35Aを加熱するための加熱手段としてのメインヒーター37が接続されている。また、従動加熱ローラー35Bの回転軸35aの後端部には、該従動加熱ローラー35Bを加熱するための加熱手段としてのサブヒーター38が接続されている。
そして、排紙モーター36が駆動されると、駆動加熱ローラー35Aが回転駆動されるとともに、該駆動加熱ローラー35Aの回転に伴って従動加熱ローラー35Bが連れ回り(従動回転)するようになっている。また、各加熱ローラーユニット31〜34の各加熱ローラー35A,35Bの温度は、第1加熱ローラーユニット31、第2加熱ローラーユニット32、第3加熱ローラーユニット33、第4加熱ローラーユニット34の順で段階的に低くなっている。
すなわち、各加熱ローラーユニット31〜34のうちで、最も上流側に位置する第1加熱ローラーユニット31の各加熱ローラー35A,35Bの温度が最も高く、最も下流側に位置する第4加熱ローラーユニット34の各加熱ローラー35A,35Bの温度が最も低くなっている。
つまり、各加熱ローラーユニット31〜34の駆動加熱ローラー35A同士及び従動加熱ローラー35B同士の温度をそれぞれ比較した場合には、第1加熱ローラーユニット31の駆動加熱ローラー35A及び従動加熱ローラー35Bの温度が最も高く、第4加熱ローラーユニット34の駆動加熱ローラー35A及び従動加熱ローラー35Bの温度が最も低くなっている。一方、加熱ローラーユニット31〜34毎に駆動加熱ローラー35Aと従動加熱ローラー35Bとの温度をそれぞれ比較した場合には、駆動加熱ローラー35Aの方が従動加熱ローラー35Bよりも温度が高くなっている。
また、各加熱ローラーユニット31〜34は、従動加熱ローラー35Bを回転可能に支持するとともに該従動加熱ローラー35Bを駆動加熱ローラー35Aに対して近接及び離間する方向に移動させるための移動機構としてのエアシリンダー39をそれぞれ備えている。すなわち、エアシリンダー39は、往復運動可能なロッド39aを備えるとともに、該ロッド39aの先端は従動加熱ローラー35Bの回転軸35aにおける各ローラー部35b間にベアリング(図示略)を介して接続されている。
そして、エアシリンダー39のロッド39aを往復運動させることで、従動加熱ローラー35Bが駆動加熱ローラー35Aに当接する当接位置(図3に示す位置)と駆動加熱ローラー35Aから離間する離間位置(図4に示す位置)との間で移動するようになっている。
また、各加熱ローラーユニット31〜34は、駆動加熱ローラー35Aを従動加熱ローラー35Bに向かって付勢する圧縮コイルばね40を備えている。すなわち、各加熱ローラーユニット31〜34の駆動加熱ローラー35Aを挟んだ従動加熱ローラー35Bの反対側には本体ケース12内に固定された固定部材41がそれぞれ配置されている。そして、各固定部材41には圧縮コイルばね40の一端が接続されるとともに該圧縮コイルばね40の他端はベアリング(図示略)を介して駆動加熱ローラー35Aの回転軸35aにおける各ローラー部35b間に接続されている。
したがって、従動加熱ローラー35Bが当接位置にある場合には、圧縮コイルばね40の付勢力により、従動加熱ローラー35Bと駆動加熱ローラー35Aとで記録用紙13が挟圧されるようになっている。この場合、従動加熱ローラー35B及び駆動加熱ローラー35Aの記録用紙13に対する接触圧力は、該記録用紙13に対する接触面積に反比例するため、第1加熱ローラーユニット31、第2加熱ローラーユニット32、第3加熱ローラーユニット33、第4加熱ローラーユニット34の順で段階的に高くなっている。
すなわち、各加熱ローラーユニット31〜34のうちで、最も上流側に位置する第1加熱ローラーユニット31の各加熱ローラー35A,35Bの記録用紙13に対する接触圧力が最も低く、最も下流側に位置する第4加熱ローラーユニット34の各加熱ローラー35A,35Bの記録用紙13に対する接触圧力が最も高くなっている。
なお、本実施形態では、各ローラー21,23,25,27及び各加熱ローラーユニット31〜34の加熱ローラー35によって搬送手段が構成されるとともに、給紙経路20a、排紙経路30a、及びプラテン18上の領域によって搬送経路が構成されている。
次に、インクジェット式プリンター11の動作について説明する。
さて、記録用紙13の印刷を行う場合には、先ず、各加熱ローラーユニット31〜34の各従動加熱ローラー35Bがそれぞれ当接位置にある状態で、各ローラー21,23,25,27及び各加熱ローラーユニット31〜34の各駆動加熱ローラー35Aをそれぞれ回転駆動するとともに、各加熱ローラーユニット31〜34の各駆動加熱ローラー35A及び従動加熱ローラー35Bをそれぞれ加熱する。すると、給紙カセット15の記録用紙13は、給紙経路20aに沿って下流側へ搬送される。
引き続き、記録用紙13は、給紙経路20aからプラテン18上に送り出されるとともに、印刷領域を通過する際に記録ヘッド19からインクが噴射されて印刷が行われる。引き続き、この印刷された記録用紙13は、第1加熱ローラーユニット31の各加熱ローラー35A,35Bによって挟圧されながら加熱されて排紙経路30aに沿って下流側へ搬送される。
引き続き、この記録用紙13は、第1加熱ローラーユニット31の場合と同様に、第2加熱ローラーユニット32の各加熱ローラー35A,35Bによって挟圧されながら加熱されて排紙経路30aに沿って下流側へ搬送される。このとき、各加熱ローラー35A,35Bの記録用紙13に対する接触圧力は第1加熱ローラーユニット31の場合に比べて高く、各加熱ローラー35A,35Bから記録用紙13に付与される熱量は第1加熱ローラーユニット31の場合に比べて少ない。さらにこのとき、各加熱ローラー35A,35Bの記録用紙13に対する接触面積は第1加熱ローラーユニット31の場合に比べて小さい。
引き続き、この記録用紙13は、第2加熱ローラーユニット32の場合と同様に、第3加熱ローラーユニット33の各加熱ローラー35A,35Bによって挟圧されながら加熱されて排紙経路30aに沿って下流側へ搬送される。このとき、各加熱ローラー35A,35Bの記録用紙13に対する接触圧力は第2加熱ローラーユニット32の場合に比べて高く、各加熱ローラー35A,35Bから記録用紙13に付与される熱量は第2加熱ローラーユニット32の場合に比べて少ない。さらにこのとき、各加熱ローラー35A,35Bの記録用紙13に対する接触面積は第2加熱ローラーユニット32の場合に比べて小さい。
その後、この記録用紙13は、第3加熱ローラーユニット33の場合と同様に、第4加熱ローラーユニット34の各加熱ローラー35A,35Bによって挟圧されながら加熱されて排紙口30bから排紙トレイ14に排紙される。このとき、各加熱ローラー35A,35Bの記録用紙13に対する接触圧力は第3加熱ローラーユニット33の場合に比べて高く、各加熱ローラー35A,35Bから記録用紙13に付与される熱量は第3加熱ローラーユニット33の場合に比べて少ない。さらにこのとき、各加熱ローラー35A,35Bの記録用紙13に対する接触面積は第3加熱ローラーユニット33の場合に比べて小さい。
なお、印刷領域で印刷された記録用紙13は、排紙経路30aを搬送される過程で反転されるため、排紙口30bから排紙トレイ14へは印刷面が下を向いた状態で排紙される。
このように、印刷領域で印刷された記録用紙13は、排紙経路30aを搬送される過程で、各加熱ローラーユニット31〜34の各加熱ローラー35A,35Bによって、段階的に加熱されて乾燥される。すなわち、印刷領域で印刷された記録用紙13には、該記録用紙13の乾燥に必要な熱が、各加熱ローラーユニット31〜34の各加熱ローラー35A,35Bによって4回に分けて付与される。このため、印刷領域で印刷された記録用紙13を一度の加熱で乾燥させる場合に比べて、記録用紙13に付与される1回あたりの熱量が少なくて済むので、記録用紙13が加熱乾燥時に反り返る(カールする)ことが抑制される。
なお、1回分の印刷が完了してから次の印刷が行われるまでの印刷待機中は、各加熱ローラーユニット31〜34の各従動加熱ローラー35Bはそれぞれ離間位置へ移動される。そして、印刷待機中から再び印刷が行われる際には、各加熱ローラーユニット31〜34の各従動加熱ローラー35Bはそれぞれ再び当接位置へ移動される。
以上、詳述した実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)印刷領域で印刷された記録用紙13は、排紙経路30aを搬送される過程で、各加熱ローラーユニット31〜34の各加熱ローラー35A,35Bによって、段階的に4回加熱されて乾燥される。すなわち、印刷領域で印刷された記録用紙13には、該記録用紙13の乾燥に必要な熱が、各加熱ローラーユニット31〜34の各加熱ローラー35A,35Bによって4回に分けて付与される。このため、印刷領域で印刷された記録用紙13を一度の加熱で乾燥させる場合に比べて、記録用紙13に付与される1回あたりの熱量を少なくすることができるので、記録用紙13を各加熱ローラー35A,35Bによって加熱して乾燥する際に該記録用紙13が反り返る(カールする)ことを抑制することができる。
(2)各加熱ローラーユニット31〜34の各加熱ローラー35A,35Bは、排紙経路30aにおいて上流側に配置されたものほど記録用紙13に対する接触圧力が低くなっている。このため、印刷直後の記録用紙13のインクが各加熱ローラー35A,35Bに付着して該各加熱ローラー35A,35Bのローラー部35bがインクで汚れることを抑制することができるとともに、加熱乾燥済みの記録用紙13を排紙トレイ14へ確実に排紙することができる。
(3)各加熱ローラーユニット31〜34の各加熱ローラー35A,35Bは、排紙経路30aにおいて上流側に配置されたものほど記録用紙13に対する接触面積が大きくなっている。このため、各加熱ローラーユニット31〜34の各加熱ローラー35A,35Bによって記録用紙13を同じ圧縮コイルばね40の付勢力で挟圧した場合でも、各加熱ローラー35A,35Bは、上流側にあるものほど記録用紙13に対する接触圧力が小さくなる。したがって、印刷直後の記録用紙13に各加熱ローラー35A,35Bの挟圧による痕跡(ローラー痕)が残ることを抑制することができるとともに、該記録用紙13を排紙口30bから排紙トレイ14へ円滑に排紙することができる。
加えて、各加熱ローラーユニット31〜34の各加熱ローラー35A,35Bが排紙経路30aにおいて上流側に配置されたものほど記録用紙13に対する接触面積が大きくなっていることで、印刷領域で印刷された直後の記録用紙13に対して熱を広範囲にわたって付与できるため、該記録用紙13を効率よく加熱して乾燥させることができる。
(4)各加熱ローラーユニット31〜34の各加熱ローラー35A,35Bは、排紙経路30aにおいて上流側に配置されたものほど温度が高くなっているため、印刷領域で印刷された記録用紙13を効果的に加熱して乾燥させることができる。
(5)各加熱ローラーユニット31〜34において各駆動加熱ローラー35Aは各従動加熱ローラー35Bよりも温度が高くなっているため、記録用紙13の印刷面側を中心に該記録用紙13を両面から加熱することができる。このため、印刷領域で印刷された記録用紙13を迅速且つ効果的に加熱乾燥することができる。
(6)各加熱ローラーユニット31〜34において各従動加熱ローラー35Bがエアシリンダー39によって当接位置と離間位置との間で移動可能に構成されている。このため、印刷待機中に各従動加熱ローラー35Bを離間位置に移動させることで、各従動加熱ローラー35Bと各駆動加熱ローラー35Aとの間で熱が移動することを抑制することができる。したがって、各従動加熱ローラー35Bと各駆動加熱ローラー35Aとの間の所定の温度差を維持することができる。
(変更例)
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・エアシリンダー39は省略してもよい。
・エアシリンダー39の代わりに、ラックとピニオンのようなギア機構、ボールネジとナットのようなネジ機構、あるいはカムと従節のようなカム機構などを移動機構として利用してもよい。
・従動加熱ローラー35Bを固定するとともに、該固定された従動加熱ローラー35Bに対して駆動加熱ローラー35Aが近接及び離間する方向に移動するように構成してもよい。あるいは、従動加熱ローラー35B及び駆動加熱ローラー35Aの双方が互いに近接及び離間する方向に移動するように構成してもよい。
・従動加熱ローラー35Bの温度は、駆動加熱ローラー35Aの温度よりも高くしてもよいし、駆動加熱ローラー35Aの温度と同じにしてもよい。
・加熱ローラー35を駆動加熱ローラー35A及び従動加熱ローラー35Bのうちのいずれか一方のみで構成してもよい。この場合、記録用紙13は、駆動加熱ローラー35A及び従動加熱ローラー35Bのうちのいずれか一方と排紙経路形成部材30の内面とで挟圧されながら加熱搬送される。
・駆動加熱ローラー35A及び従動加熱ローラー35Bのうちのいずれか一方を加熱しなくてもよい。
・各加熱ローラーユニット31〜34のうちの1つまたは2つにおいて、各加熱ローラー35A,35Bを加熱しないようにしてもよい。
・各加熱ローラーユニット31〜34の各加熱ローラー35A,35Bは、排紙経路30aにおいて下流側に配置されたものほど温度が高くなるようにしてもよい。あるいは、各加熱ローラーユニット31〜34の各加熱ローラー35A,35B同士をそれぞれ同じ温度になるようにしてもよい。また、各加熱ローラーユニット31〜34の各加熱ローラー35A,35Bの温度の高さは、他の各加熱ローラー35A,35Bの温度に拘わらず任意に変更してもよい。
・各加熱ローラーユニット31〜34の各加熱ローラー35A,35Bは、排紙経路30aにおいて下流側に配置されたものほど記録用紙13に対する接触面積が大きくなるようにしてもよい。あるいは、各加熱ローラーユニット31〜34の各加熱ローラー35A,35Bの記録用紙13に対する接触面積を全て同じにしてもよい。また、各加熱ローラーユニット31〜34の各加熱ローラー35A,35Bの記録用紙13に対する接触面積は、他の各加熱ローラー35A,35Bの記録用紙13に対する接触面積に拘わらず任意に変更してもよい。
・各加熱ローラーユニット31〜34の各加熱ローラー35A,35Bは、排紙経路30aにおいて下流側に配置されたものほど記録用紙13に対する接触圧力が低くなるようにしてもよい。あるいは、各加熱ローラーユニット31〜34の各加熱ローラー35A,35Bの記録用紙13に対する接触圧力を全て同じにしてもよい。また、各加熱ローラーユニット31〜34の各加熱ローラー35A,35Bの記録用紙13に対する接触圧力は、他の各加熱ローラー35A,35Bの記録用紙13に対する接触圧力に拘わらず任意に変更してもよい。
・各加熱ローラーユニット31〜34は、それらの圧縮コイルばね40のばね荷重(付勢力)が、排紙経路30aにおいて下流側に配置されたものほど大きくなるように構成してもよい。
・各加熱ローラーユニット31〜34の各加熱ローラー35A,35Bのローラー部35bの形状は、球状あるいは楕円球状であってもよい。
・記録用紙13に熱を付与することなく該記録用紙13の搬送のみを行う搬送ローラーを回転体として排紙経路形成部材30に設けてもよい。
・各加熱ローラーユニット31〜34のうちのいずれか1つまたは2つを省略してもよい。すなわち、排紙経路形成部材30に設ける加熱ローラーユニットの数は、2つ以上であればいくつ(例えば3つ、5つ、6つなど)であってもよい。
・記録用紙13の代わりに、布、あるいは可撓性を有するプラスチックフィルムや金属箔などをターゲットとして用いてもよい。
・上記実施形態では、液体噴射装置をインクジェット式プリンター11に具体化したが、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置を採用してもよい。微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体噴射装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルターの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用してもよい。そして、これらのうちいずれか一種の液体噴射装置に本発明を適用することができる。
11…液体噴射装置としてのインクジェット式プリンター、13…ターゲットとしての記録用紙、19…液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド、20a…搬送経路を構成する給紙経路、21…搬送手段を構成するピンチローラー、23…搬送手段を構成する第1給紙ローラー、25…搬送手段を構成する第2給紙ローラー、27…搬送手段を構成する第3給紙ローラー、30a…搬送経路を構成する排紙経路、35…搬送手段を構成する加熱回転体(回転体)としての加熱ローラー、37…加熱手段としてのメインヒーター、38…加熱手段としてのサブヒーター、39…移動機構としてのエアシリンダー。

Claims (6)

  1. 搬送経路に沿って上流側から下流側へターゲットを搬送する搬送手段と、該搬送手段によって搬送される前記ターゲットに液体を噴射する液体噴射ヘッドとを備え、
    前記搬送手段は、前記搬送経路において前記ターゲットが前記液体噴射ヘッドから前記液体を噴射される領域よりも下流側に、前記ターゲットと接触するように且つ該ターゲットの搬送方向に沿って互いに間隔を置くように配置されて該ターゲットを下流側へ導く複数の回転体を有しており、
    前記各回転体のうち少なくとも2つは、加熱手段によって加熱されて前記ターゲットに熱を付与する加熱回転体であることを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記各回転体は、前記搬送経路の上流側に配置されたものの方が下流側に配置されたものよりも、前記ターゲットに対する接触圧力が低くなっていることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記各回転体は、前記搬送経路の上流側に配置されたものの方が下流側に配置されたものよりも、前記ターゲットに対する接触面積が大きくなっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体噴射装置。
  4. 前記各加熱回転体は、前記搬送経路の上流側に配置されたものの方が下流側に配置されたものよりも、温度が高くなっていることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  5. 前記各加熱回転体は、前記ターゲットを両面から挟持する一対の加熱ローラーを備えており、
    前記各対の加熱ローラーは、前記ターゲットの両面のうち前記液体が噴射される面側に配置されたものの方が前記ターゲットの両面のうち前記液体が噴射される面とは反対側の面側に配置されたものよりも温度が高くなっていることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  6. 前記各対の加熱ローラーにおける一方側を他方側に対して近接及び離間する方向にそれぞれ相対移動させる移動機構をさらに備えたことを特徴とする請求項5に記載の液体噴射装置。
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