JP2011198201A - 動力源スイッチの誤操作防止システム及び誤操作防止方法 - Google Patents
動力源スイッチの誤操作防止システム及び誤操作防止方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011198201A JP2011198201A JP2010065723A JP2010065723A JP2011198201A JP 2011198201 A JP2011198201 A JP 2011198201A JP 2010065723 A JP2010065723 A JP 2010065723A JP 2010065723 A JP2010065723 A JP 2010065723A JP 2011198201 A JP2011198201 A JP 2011198201A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power source
- tag
- switch
- recording
- database
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
【解決手段】 動力源のスイッチの識別情報が記録されたスイッチ情報記録部と、動力源の禁止手段として機能するとともに自らの識別情報が記録された記録部を備える第1記録手段と、自らの識別情報が記録された記録部を備える下層側記録手段と、スイッチ情報記録部、第1記録手段及び下層側記録手段の識別情報を階層毎に関連付けたデータベースと、スイッチ情報記録部、第1記録手段及び下層側記録手段の識別情報を入力可能とされた端末と、端末に入力された識別情報とデータベースとを照合する照合手段と、照合手段による照合に基づいてデータベース内へと照合データを記録するデータベース記録手段と、を有するシステムとし、これを用いた方法とする。
【選択図】図2
Description
作業中:作業管理者Biおよび各作業者Ci−jは、各自の作業中は子札b、孫札cを携帯し紛失しないようにする。
作業終了時:各作業者Ci−jは、自らの作業終了後、自らに配布された孫札cを作業管理者Biに返却する。作業管理者Biは、配布した孫札cが全数返却されたことを確認して、自らに配布された子札bを操作責任者Aに返却する。操作責任者Aは、子札bが全数返却されたことを確認して、動力源について親札aを回収してスイッチを投入する。
保護のために強度のあるガードを取り付けると携帯性が低下する。また、RFIDのアンテナは比較的大きく、これを札に取り付けると札自体も大きくなり、やはり携帯性が低下する。また、RFIDのタグはICチップと無線通信用の銅線やアルミニウムなどのアンテナを組み合わせたものであり、紙に印刷したコードを使うバーコードに比較し、はるかに高価である。さらに、金属対応のRFIDなど、特殊な素材を使うものはさらにコストが高くなり、本願の対象とするような大規模プラントシステムには適していない。
第1の本発明は、第1階層において動力源の遮断・投入を行い、第n階層(nは2以上の整数)において動力源よりも下流側の作業を行うものとされた、少なくともn階層の指示系統を備え、当該指示系統の第1階層における動力源の誤遮断・誤投入を防止するシステムであって、動力源のスイッチの識別情報がバーコードまたはQRコードで記録された、スイッチ情報記録部と、第1階層に備えられ、動力源の禁止手段として機能するとともに、自らの識別情報がバーコードまたはQRコードで記録された記録部を備える、第1記録手段と、第2乃至第nの階層毎に備えられ、自らの識別情報がバーコードまたはQRコードで記録された記録部を備える、下層側記録手段と、スイッチ情報記録部、第1記録手段及び下層側記録手段の識別情報を上記の階層に関連付けた、データベースと、スイッチ情報記録部、第1記録手段及び下層側記録手段の識別情報を入力可能とされた、端末と、端末に入力された識別情報とデータベースとを照合する、照合手段と、照合手段による照合に基づいて、データベース内へと照合データを記録する、データベース記録手段と、を有するシステムである。
図2及び図3に示すように、動力源1の操作責任者Aは、保全作業開始前に、その保全作業のために遮断が必要な動力源1のスイッチとそれに掛ける禁止札(親札、すなわち第1記録手段11)、保全作業に関わる作業実施グループ及びその作業グループを統括する作業管理者(○○電気設備担当、△△機械設備担当など)と彼らに配布する作業許可札(子札や孫札、すなわち第2記録手段12、12、…や第3記録手段13、13、…)を関連づけて、データベース化する。
2−1 動力源の遮断(工程S3)
作業開始にあたって、動力源1の操作責任者Aは、端末20を携帯して操作しようとするスイッチ1に出向き、端末20でスイッチのバーコードと、禁止札(親札)のバーコードを読み取る。端末20では、読み取ったバーコードから、端末20にダウンロードされたデータベース50と照合しスイッチと禁止札とが一致するか(すなわち、当該スイッチが動力源1のスイッチであるか否か及び当該禁止札が親札(100)であるか否か)を判定する。一致した場合にはOK、一致しない場合にはNGを表示する(N1)。動力源1の操作責任者Aは、OKが表示されると(Y1)、スイッチを操作して動力源を遮断するとともに、親札(100)をスイッチに表示する。
動力源1の操作責任者Aは、動力源1の遮断後、各作業の作業管理者Biに、それぞれ子札(1i0)を1枚配布する。作業管理者Biは、当該作業管理者Biの指揮下で作業する作業者のための孫札を必要数配布する(たとえば作業者がn人なら、孫札(1i1)〜(1in)を配布する。)。すなわち、作業管理者Biは、作業者Ci−jに、孫札(1ij)を配布する。作業者Ci−jは孫札(1ij)を配布されてから、作業を開始する。
作業管理者Biおよび各作業者Ci−jは、それぞれ自らの子札、孫札を紛失したり誤って返却されたりしないよう常時携帯しながら、各担当の作業を行う。
4−1 子札、孫札の回収(工程S6〜工程S9)
作業者Ci−jは、自らの作業終了後、自らの孫札(1ij)を作業管理者Biに返却する。作業管理者Biは、自らの子札(1i0)及び返却された孫札のバーコードを端末20で読み取り、データベース50と照合する。返却された孫札が孫札(1ij)であるときは、データベース50に孫札(1ij)が返却された旨のデータが記録され、その旨が端末20に表示される。万一、返却された孫札が子札(1i0)と紐づかないもの等であるとき(N2)、その旨が端末20を通じて表示され、或いは警告音等によって警告され、作業管理者Biは当該孫札を返却した作業者に通知するよう促されるとともに、孫札の取り違え原因の調査等適切な措置を講じることができる。作業管理者Biは、管理する作業者の全ての孫札について、同様に処理する。端末20には、各孫札の返却状況が表示され、作業管理者Biは、この状況を都度確認することができる。作業者や作業名等が孫札とデータベースで紐づけされ、孫札がその紐づけに沿って配布されていると、各作業の完了状況を把握することもできる。
動力源1の操作責任者Aは、操作すべきスイッチに出向き、端末20で当該スイッチのバーコード及び当該スイッチに表示された親札のバーコードを読み取る。
図4に示すように、作製した複数のタグを壁面に並べて取り付けた。タグとタグとの間の距離を水平距離Yとし、端末とタグとの距離を垂直距離Xとした。評価の際は、図4に示すように、端末の読み取り面の中心に一枚のタグが対向するようにして、タグの読み取りを行った。具体的には、バーコードを貼り付けた札を3枚並べて、各々端末での読み取りを行った場合における、読み取り精度と、RFIDを貼り付けた札を3枚並べて、各々端末での読み取りを行った場合における、読み取り精度とを比較した。そして、RFIDの回折・拡散機能が、読み取りに与える影響を調べ、バーコードとの比較を行った。結果を表1〜4に示す。表1がバーコードを用いた場合の結果、表2〜4がRFIDを用いた場合の結果である。尚、表2〜4については、端末の電波強度を変化させた以外は、同様の方法で評価を行った(表2:電波強度1dB、表3:電波強度10dB、表4:電波強度15dB)。表中の○、△、×に係る各評価は、下記を意味する。
○:干渉せずに読み取ることができた場合(すなわち、一つのタグのみ読み取ることができた場合)
△:干渉して読み取った場合(すなわち、複数のタグを読み取った場合)
×:読み取りできなかった場合
金属製の制御盤に、バーコード或いはRFIDを直接貼り付け、それぞれについて、端末を用いて読み取り試験を行った。その結果、金属製の制御盤に貼り付ける場合、RFIDを用いると、電波が金属に吸収(シールド)されてしまい、電波の出力を上げないと読み取りができなかった。一方、バーコードは、レーザの反射光を読み取るため、貼り付ける対象の材質に関わらず、適切に読み取りが可能であった。
RFIDを用いた場合、端末による読み取りの際、端末がどのタグを読み取っているのか外観上確認できない。一方、バーコードを用いた場合、端末から照射される赤いレーザ光をバーコードに当てて読み取るため、どの札に係るバーコードを読み取っているのか外観上容易に確認することができた。
5 指示系統
10 スイッチ情報記録部
11 第1記録手段(親札)
12 第2記録手段(子札)
13 第3記録手段(孫札)
20 端末
30 照合手段
40 データベース記録手段
50 データベース
100 システム
Claims (4)
- 第1階層において動力源の遮断・投入を行い、第n階層(nは2以上の整数)において前記動力源よりも下流側の作業を行うものとされた、少なくともn階層の指示系統を備え、
前記指示系統の前記第1階層における前記動力源の誤遮断・誤投入を防止するシステムであって、
前記動力源のスイッチの識別情報がバーコードまたはQRコードで記録された、スイッチ情報記録部と、
前記第1階層に備えられ、前記動力源の禁止手段として機能するとともに、自らの識別情報がバーコードまたはQRコードで記録された記録部を備える、第1記録手段と、
第2乃至第nの前記階層毎に備えられ、自らの識別情報がバーコードまたはQRコードで記録された記録部を備える、下層側記録手段と、
前記スイッチ情報記録部、前記第1記録手段及び前記下層側記録手段の前記識別情報を前記階層に関連付けた、データベースと、
前記スイッチ情報記録部、前記第1記録手段及び前記下層側記録手段の前記識別情報を入力可能とされた、端末と、
前記端末に入力された識別情報と前記データベースとを照合する、照合手段と、
前記照合手段による照合に基づいて、前記データベース内へと照合データを記録する、データベース記録手段と、
を有するシステム。 - 前記データベース記録手段によって前記データベースへと記録された前記照合データに基づいて、前記動力源の投入がロックされるロック手段を備える、請求項1に記載のシステム。
- 前記動力源又は前記動力源のスイッチが複数存在し、前記動力源毎又は前記動力源のスイッチ毎に、前記指示系統が備えられる、請求項1又は2に記載のシステム。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のシステムを用いて、動力源の誤操作を防止する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010065723A JP2011198201A (ja) | 2010-03-23 | 2010-03-23 | 動力源スイッチの誤操作防止システム及び誤操作防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010065723A JP2011198201A (ja) | 2010-03-23 | 2010-03-23 | 動力源スイッチの誤操作防止システム及び誤操作防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011198201A true JP2011198201A (ja) | 2011-10-06 |
Family
ID=44876278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010065723A Pending JP2011198201A (ja) | 2010-03-23 | 2010-03-23 | 動力源スイッチの誤操作防止システム及び誤操作防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011198201A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006146749A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Kyushu Electric Power Co Inc | プラント等の設備誤操作防止システム |
JP2007047992A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-22 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 発電プラントの点検システム |
-
2010
- 2010-03-23 JP JP2010065723A patent/JP2011198201A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006146749A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Kyushu Electric Power Co Inc | プラント等の設備誤操作防止システム |
JP2007047992A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-22 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 発電プラントの点検システム |
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
CSNH200800120002; 中村 達明: '北陸電力原子力発電所の保守業務システムの構築' FUJITSU 第59巻 第5号, 20080910, pp.490-498, 富士通株式会社 * |
JPN6013030366; 中村 達明: '北陸電力原子力発電所の保守業務システムの構築' FUJITSU 第59巻 第5号, 20080910, pp.490-498, 富士通株式会社 * |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7232539B2 (ja) | 現場におけるリスク管理のための情報を提供および受信する方法およびシステム | |
Kelm et al. | Mobile passive Radio Frequency Identification (RFID) portal for automated and rapid control of Personal Protective Equipment (PPE) on construction sites | |
JP3792913B2 (ja) | 保守点検支援装置 | |
CN109858819B (zh) | 一种动火作业票的管理系统 | |
AU2023219832A1 (en) | Methods and systems for providing and receiving information for risk management in the field | |
US20130268309A1 (en) | Cable construction assistance/management system | |
JP2008146502A5 (ja) | ||
CN214475124U (zh) | 施工作业安全管控系统 | |
JP6299798B2 (ja) | 安全管理システムおよび安全管理方法 | |
JP6440485B2 (ja) | プラント保守操作支援システム | |
CN105260855A (zh) | 盾构管片的钢筋骨架生产质量管理方法 | |
Mosca et al. | Personal protective equipment management and maintenance. An innovative project conducted in a major Italian manufacturing company | |
JP2011198201A (ja) | 動力源スイッチの誤操作防止システム及び誤操作防止方法 | |
JP2008261803A (ja) | 弁点検支援システム | |
JP2008276297A (ja) | 機器情報管理システム | |
CN104464109A (zh) | 刀具配送智能自提系统 | |
JP2006343675A (ja) | 操作禁止札および操作禁止札管理システム | |
US20200142556A1 (en) | Equipment checking system and device having the same | |
JP2007072799A (ja) | 作業工具管理システム | |
EP2312510A1 (en) | Method for managing safety in work places | |
CN212624137U (zh) | 一种实验设备与危险料剂管理系统 | |
JP5139468B2 (ja) | Idキーの点検支援装置および点検方法 | |
Martinez et al. | Lock Coordinator Training Course 58287 [Slides] | |
JP2024070091A (ja) | 安全管理方法及び安全管理システム | |
CN119494636A (zh) | 一种用于设备维保的快速业务办理方法和系统 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120425 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121011 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20121011 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130617 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130625 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20131022 |