JP2011146878A - 光通信装置及びその待機/稼働状態制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】光通信装置及び該光通信装置の待機/稼働状態制御方法に関し、非通信時に主信号の送受処理を行う部位を待機状態に設定し、対向する通信装置も待機状態に設定して省電力化を図る。
【解決手段】主信号の送受信が一定期間行われないことを電気信号変換部11及びタイマ15で検出したときに、自装置10内の主信号の送受を処理するデバイス11,12,13を待機状態に設定し、主信号の光波長と異なる光波長を使い、対向装置20に待機状態設定用フレームを送信する。対向装置20は、該待機状態設定用フレームを受信すると、主信号の送受を処理するデバイス11,12,13を待機状態に設定する。電気信号変換部11で主信号の送信開始を検出したとき、自装置内のデバイスを稼働状態に設定し、主信号の光波長と異なる光波長を使い、対向装置20に稼働状態設定用フレームを送信し、対向装置20内のデバイスを稼働状態に設定する。
【選択図】図1
【解決手段】主信号の送受信が一定期間行われないことを電気信号変換部11及びタイマ15で検出したときに、自装置10内の主信号の送受を処理するデバイス11,12,13を待機状態に設定し、主信号の光波長と異なる光波長を使い、対向装置20に待機状態設定用フレームを送信する。対向装置20は、該待機状態設定用フレームを受信すると、主信号の送受を処理するデバイス11,12,13を待機状態に設定する。電気信号変換部11で主信号の送信開始を検出したとき、自装置内のデバイスを稼働状態に設定し、主信号の光波長と異なる光波長を使い、対向装置20に稼働状態設定用フレームを送信し、対向装置20内のデバイスを稼働状態に設定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、光回線で相互に接続された光通信装置及び該光通信装置の待機/稼働状態制御方法に関する。
現在、光通信装置等のネットワーク機器においても省電力化が強く要求されている。ネットワーク機器には、通信の主信号が流れている通常の稼働状態時における省電力化が要求されるが、通信の主信号が流れていない動作状態時でも、機器内のデバイスで一定量の電力が供給され、多くの電力が無駄に消費されている。
通信装置と従通信装置からなる通信システムにおいて、待機時の低消費電力と稼働時高速通信を実現する技術は、例えば下記の特許文献1等により知られている。特許文献1に記載の通信システムは、主通信装置は、通信開始時に第1の通信手段を使用して従通信装置と通信を行い、従通信装置と通信可能と判断すると、主通信装置の第2の通信手段を起動させ、従通信装置の第2の通信手段を起動させる信号を送信し、以後第2の通信手段を用いて通信を行う。
上記従通信装置は、第1の通信手段により通信を行うとともに、上記主通信装置からの第2の通信手段の起動信号を受信すると、第2の通信手段を起動させる。該主通信装置は、通信終了時に、第1の通信手段又は第2の通信手段を用いて該従通信装置に第2の通信手段の稼働停止信号を送信し、該主通信装置の第2の通信手段の稼働を停止する。該従通信装置は、第2の通信手段が稼働停止信号を受信すると、第2の通手段の稼働を停止する。
また、光加入者系アクセスシステムに用いられる加入者宅内装置(ONU)において、バッテリ駆動時に消費電力を抑える技術は、例えば下記の特許文献2等によって知られている。特許文献2に記載の技術は、加入者宅内装置(ONU)の電源供給状態がAC電源駆動であるかバッテリ駆動であるかを検出し、電源供給状態の切り替わりの旨を表すモード切替信号をトリガにして、加入者宅内装置(ONU)の消費電力を抑えるように制御するものである。
従来の通信装置は、通信システム内における対向装置相互間で、相手装置の動作状態を監視し、相手装置の動作状態に応じて消費電力制御するものではなく、一方の通信装置(特許文献1では主通信装置、特許文献2では加入者宅内装置(ONU))でだけで動作状態を判定し、該動作状態に応じて消費電力を制御する。
双方向通信を行う通信装置に対して、主信号が流れていない状態のときに、上述のような一方の通信装置の単独の動作状態を判定して該通信装置を待機(スリープモード)状態にして消費電力の低減化を図る構成とした場合、通信の要求が他方の通信装置から生起したとき、主信号の伝送が滞ってしまう。
また、通常の通信動作で使用する主信号の伝送フレームのヘッダ部等の通知機能を拡張して、対向装置を待機(スリープモード)状態に設定する機能を実装した場合、通信の開始要求時に稼働(ウェイクアップ)状態に戻すために、待機状態時でも通常の通信動作時と同様に主信号の伝送フレーム送受処理の機能が必要となり、待機(スリープモード)状態としたときに電源供給を絶つことができる部位が限られてしまう。
本発明は、非通信時に主信号の送受処理を行う部位を省電力モードの待機状態とし、対向する通信装置に対しても非通信時に省電力モードの待機状態に設定して省電力化を図ることができる光通信装置及びその待機/稼働状態制御方法を提供する。
本発明の光通信装置は、主信号の送受信状態を監視する送受信状態監視手段と、主信号の送受信が一定期間行われないことを検出したときに、自装置内の主信号の送受処理を行うデバイスを待機状態に設定すると共に、主信号で使用される光波長と異なる光波長を使い、対向する光通信装置に待機状態設定用フレーム信号を送信し、主信が流れ始めたときに、自装置内の主信号の送受処理を行うデバイスを稼働状態に設定すると共に、主信号で使用される光波長と異なる光波長を使い、対向する光通信装置に稼働状態設定用フレーム信号を送信する手段と、対向する光通信装置から、前記待機状態設定用フレーム信号を受信したとき、自装置内の主信号の送受処理を行うデバイスを待機状態に設定し、前記稼働状態設定用フレーム信号を受信したとき、自装置内の主信号の送受処理を行うデバイスを稼働状態に設定する手段と、を備えたものである。
また、本発明の待機/稼働状態制御方法は、主信号の送受信状態を監視するステップと、主信号の送受信が一定期間行われないことを検出したときに、自装置内の主信号の送受処理を行うデバイスを待機状態に設定すると共に、主信号で使用される光波長と異なる光波長を使い、対向する光通信装置に待機状態設定用フレーム信号を送信するステップと、対向する光通信装置から、前記待機状態設定用フレーム信号を受信したとき、自装置内の主信号の送受処理を行うデバイスを待機状態に設定するステップと、主信が流れ始めたときに、自装置内のデバイスを稼働状態に設定すると共に、主信号で使用される光波長と異なる光波長を使い、対向する光通信装置に稼働状態設定用フレーム信号を送信するステップと、対向する光通信装置から、前記稼働状態設定用フレーム信号を受信したとき、自装置内の主信号の送受処理を行うデバイスを稼働状態に設定するステップと、を含むものである。
本発明によれば、待機(スリープ)状態に設定した場合、電源を供給する範囲を、主信号の送受信状態を監視する部位、稼働状態設定用フレーム信号を送受する部位の回路に限定することができ、それら以外の部位の電源供給を絶つことができ、より大きな省電力効果を得ることができる。また、対向する通信装置に対しても、非通信時に待機状態に設定して省電力化を図るとともに、通信要求時に自装置及び対向装置を稼働状態に設定して主信号の伝送を滞りなく実施することが可能となる。
光通信システムの光回線は、複数の波長の信号を伝送することができる十分な帯域を有している。従って、光回線で接続された対向する2つの通信装置において、通常の稼働時に上り回線の主信号及び下り回線の主信号で使用される光波長とは異なる光波長の信号を用いることにより、光回線で相互に接続されている通信装置の間で、互いに対向装置の動作状態を制御することが可能である。
そこで、本発明において、光回線で接続された対向する2つの通信装置は、それぞれ、自装置に主信号が流れているか否かを監視し、自装置に主信号が流れていない場合、自装置内の主信号の送受処理を行う各デバイスを待機(スリープモード)状態にするとともに、対向する通信装置に対して、主信号の光波長とは異なる光波長を使用して、待機(スリープモード)状態に設定させる信号を送信する。
また、各通信装置は、待機(スリープモード)状態のとき、自装置から生起した通信の主信号を監視し、該主信号の生起が検出されたとき、自装置内の主信号の送受処理を行う各デバイスを稼働(ウェイクアップモード)状態にするとともに、対向する光通信装置に対して、主信号の光波長とは異なる光波長を使用して、稼働(ウェイクアップモード)状態に設定させる信号を送信する。
図1を参照してユーザ側装置から待機(スリープモード)状態に設定する手順を説明する。図1において、10はユーザ側光回線終端装置、20は局側光通信装置、11,21はユーザ側回線終端装置内の電気信号変換部、12,22はフレーム終端部、13,23は光信号処理及びO/E変換部、14,24はスリープモード設定フレーム送受信回路、15,25はタイマ、16,26は回線利用装置である。
本発明の実施例では、待機(スリープモード)状態設定機能の実装のために、光信号処理及びO/E変換部内13,23にスリープモード設定フレーム送受信回路14,24を追加実装する。これにより省電力モードの待機状態に設定する機能及び通常動作モードの稼働状態に設定する機能を実現する。
ユーザ側光回線終端装置10内で、局側光通信装置20への上り方向の主信号が送信されていないことを、電気信号変換部11でのキャリアセンスにより検出し、その旨をタイマ15に通知する(1−1)。また、局側光通信装置20からの下り方向の主信号が受信されていないことを、フレーム終端部12から出力されるTxEnable信号(通信が行われているときにセットされるビット信号)の監視により、タイマ15で検出する(1−2)。
タイマ15は、一定時間、双方向の主信号の送受がないと判定すると、タイマ15から電気信号変換部11、フレーム終端部12、光信号処理及びO/E変換部13に対して、待機(スリープモード)状態に設定する設定信号を送出する(1−3)。電気信号変換部11及びフレーム終端部12は、該設定信号により待機(スリープモード)状態に設定される。
光信号処理及びO/E変換部13内のスリープモード設定フレーム送受信回路14は、上述の設定信号を受信すると、局側光通信装置20へ主信号の光波長とは異なる光波長で、スリープモード設定フレーム信号を送信する(1−4)し、また、光信号処理及びO/E変換部13内の、スリープモード設定フレーム送受信回路14以外の回路部位を待機(スリープモード)状態に設定する(1−5)。
局側光通信装置20は、光信号処理及びO/E変換部23によりスリープモード設定フレーム信号を受信すると(1−6)、タイマ25にスリープモード設定信号が検出されたことを通知する(1−7)。タイマ25は該通知を受けると、局側光通信装置20の電気信号変換部21、フレーム終端部22及び光信号処理及びO/E変換部23に、待機(スリープモード)状態に設定する設定信号を送出する(1−8)。
電気信号変換部21及びフレーム終端部22は、該設定信号により待機(スリープモード)状態に設定される。光信号処理及びO/E変換部23内のスリープモード設定フレーム送受信回路24は、上述の設定信号を受信すると、光信号処理及びO/E変換部23内の、スリープモード設定フレーム送受信回路24以外の回路部位を待機(スリープモード)状態に設定する。
これにより、ユーザ側光回線終端装置10及び局側光通信装置20内における主信号の送受処理を行うデバイスである電気信号変換部11,21、フレーム終端部12,22、光信号処理及びO/E変換部13,23が、省電力モードの待機(スリープモード)状態に設定される。
次に、図2を参照して局側装置から待機(スリープモード)状態に設定する手順を説明する。図2において、図1の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。局側光通信装置20内では、ユーザ側光回線終端装置10への下り方向の主信号が送信されていないことを、電気信号変換部21においてキャリアセンスにより検出し、その旨をタイマ25に通知する(2−1)。
また、ユーザ側光回線終端装置10からの上り方向の主信号が受信されていないことを、フレーム終端部22から出力されるTxEnable信号(通信が行われているときにセットされるビット信号)の監視により、タイマ25で検出する(2−2)。
タイマ25は、一定時間、双方向の主信号の送受がないと判定すると、タイマ25から電気信号変換部21、フレーム終端部22、光信号処理及びO/E変換部23に対して、待機(スリープモード)状態に設定する設定信号を送出する(2−3)。電気信号変換部21及びフレーム終端部22は、該設定信号により待機(スリープモード)状態に設定される。
光信号処理及びO/E変換部23内のスリープモード設定フレーム送受信回路24は、上述の設定信号を受信すると、ユーザ側光回線終端装置10へ主信号の光波長とは異なる光波長で、スリープモード設定フレームの信号を送信する(2−4)し、また、光信号処理及びO/E変換部23内の、スリープモード設定フレーム送受信回路24以外の回路部位を待機(スリープモード)状態に設定する(2−5)。
ユーザ側光回線終端装置10は、光信号処理及びO/E変換部13によりスリープモード設定フレームの信号を受信すると(2−6)、タイマ15にスリープモード設定信号が検出されたことを通知する(2−7)。タイマ15は該通知を受けると、ユーザ側光回線終端装置10の電気信号変換部11、フレーム終端部12及び光信号処理及びO/E変換部13に、待機(スリープモード)状態に設定する設定信号を送出する(2−8)。
電気信号変換部11及びフレーム終端部12は、該設定信号により待機(スリープモード)状態に設定される。光信号処理及びO/E変換部13内のスリープモード設定フレーム送受信回路14は、上述の設定信号を受信すると、光信号処理及びO/E変換部13内の、スリープモード設定フレーム送受信回路14以外の回路部位を待機(スリープモード)状態に設定する。
これにより、ユーザ側光回線終端装置10及び局側光通信装置20内における主信号の送受処理を行うデバイスである電気信号変換部11,21、フレーム終端部12,22、光信号処理及びO/E変換部13,23が、省電力モードの待機(スリープモード)状態に設定される。
次に、図3を参照してユーザ側装置から稼働(ウェイクアップモード)状態に設定する手順を説明する。図3において、図1の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。ユーザ側光回線終端装置10内では、局側光通信装置20への上り方向の主信号が発生したことを、電気信号変換部11においてキャリアセンスにより検出し、その旨をタイマ15に通知する(3−1)。
タイマ15は、電気信号変換部11、フレーム終端部12、光信号処理及びO/E変換部13に対して、稼働(ウェイクアップモード)状態に設定する設定信号を送出する(3−2)。電気信号変換部11及びフレーム終端部12は、該設定信号により稼働(ウェイクアップモード)状態に設定される。
光信号処理及びO/E変換部13内のスリープモード設定フレーム送受信回路14は、上述の設定信号を受信すると、局側光通信装置20に対して、主信号の光波長とは異なる光波長で、ウェイクアップモード設定フレームの信号を送信する(3−3)し、また、光信号処理及びO/E変換部13内の、スリープモード設定フレーム送受信回路14以外の回路部位を稼働(ウェイクアップモード)状態に設定する。
局側光通信装置20は、光信号処理及びO/E変換部23によりウェイクアップモード設定フレームの信号を受信すると(3−4)、光信号処理及びO/E編幹部23全体のウェイクアップを行った後、タイマ25にウェイクアップモード設定信号が検出されたことを通知する(3−5)。タイマ25は該通知を受けると、局側光通信装置20の電気信号変換部21、フレーム終端部22に、稼働(ウェイクアップモード)状態に設定する設定信号を送出する(3−6)。電気信号変換部21及びフレーム終端部22は、該設定信号により稼働(ウェイクアップモード)状態に設定される。
これにより、ユーザ側光回線終端装置10及び局側光通信装置20内における主信号の送受処理を行うデバイスである電気信号変換部11,21、フレーム終端部12,22、光信号処理及びO/E変換部13,23が、通常動作モードの稼働(ウェイクアップモード)状態に設定される。
次に、図4を参照して局側装置から稼働(ウェイクアップモード)状態に設定する手順を説明する。図4において、図1の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。局側光通信装置20内では、ユーザ側光回線終端装置10への下り方向の主信号が発生したことを、電気信号変換部21においてキャリアセンスにより検出し、その旨をタイマ25に通知する(4−1)。
タイマ25は、電気信号変換部21、フレーム終端部22、光信号処理及びO/E変換部23に対して、稼働(ウェイクアップモード)状態に設定する設定信号を送出する(4−2)。電気信号変換部21及びフレーム終端部22は、該設定信号により稼働(ウェイクアップモード)状態に設定される。
光信号処理及びO/E変換部23内のスリープモード設定フレーム送受信回路24は、上述の設定信号を受信すると、ユーザ側光回線終端装置10に対して、主信号の光波長とは異なる光波長で、ウェイクアップモード設定フレームの信号を送信する(4−3)し、また、光信号処理及びO/E変換部23内の、スリープモード設定フレーム送受信回路24以外の回路部位を稼働(ウェイクアップモード)状態に設定する。
ユーザ側光回線終端装置10は、光信号処理及びO/E変換部13によりウェイクアップモード設定フレームの信号を受信すると(4−4)、光信号処理及びO/E変換部13全体のウェイクアップを行った後、タイマ15にウェイクアップモード設定信号が検出されたことを通知する(4−5)。タイマ15は該通知を受けると、ユーザ側光回線終端装置10の電気信号変換部11、フレーム終端部12に、稼働(ウェイクアップモード)状態に設定する設定信号を送出する(4−6)。電気信号変換部11及びフレーム終端部12は、該設定信号により稼働(ウェイクアップモード)状態に設定される。
これにより、ユーザ側光回線終端装置10及び局側光通信装置20内における主信号の送受処理を行うデバイスである電気信号変換部11,21、フレーム終端部12,22、光信号処理及びO/E変換部13,23が、通常動作モードの稼働(ウェイクアップモード)状態に設定される。
次に、図5を参照して監視制御端末から稼働(ウェイクアップモード)状態に設定する手順を説明する。図5において、図1の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。PC等のウェイクアップ用の監視制御端末30から局側光通信装置20に対して、強制的に稼働(ウェイクアップモード)状態にさせるウェイクアップ用フレームを送信する(5−1)。
上記ウェイクアップ用フレームは、フレーム終端部22を介してタイマ25に送出される(5−2)。フレーム終端部22は、待機(スリープモード)状態でも該ウェイクアップ用フレームをタイマ25に中継可能にしておく。また、該ウェイクアップフレームを中継した後に、フレーム終端部22のウェイクアップも行う。
タイマ25は、電気信号変換部21、光信号処理及びO/E変換部23に対して、稼働(ウェイクアップモード)状態に設定する設定信号を送出する(5−3)。電気信号変換部21は、該設定信号により稼働(ウェイクアップモード)状態に設定される。
光信号処理及びO/E変換部23内のスリープモード設定フレーム送受信回路24は、上述の設定信号を受信すると、ユーザ側光回線終端装置10に対して、主信号の光波長とは異なる光波長で、ウェイクアップモード設定フレームの信号を送信し(5−4)、また、光信号処理及びO/E変換部23内の、スリープモード設定フレーム送受信回路24以外の回路部位を稼働(ウェイクアップモード)状態に設定する。
ユーザ側光回線終端装置10は、光信号処理及びO/E変換部13によりウェイクアップモード設定フレームの信号を受信すると(5−5)、光信号処理及びO/E変換部13全体のウェイクアップを行った後、タイマ15にウェイクアップモード設定信号が検出されたことを通知する(5−6)。タイマ15は該通知を受けると、ユーザ側光回線終端装置10の電気信号変換部11、フレーム終端部12に、稼働(ウェイクアップモード)状態に設定する設定信号を送出する(5−7)。電気信号変換部11及びフレーム終端部12は、該設定信号により稼働(ウェイクアップモード)状態に設定される。
これにより、ユーザ側光回線終端装置10及び局側光通信装置20内における主信号の送受処理を行うデバイスである電気信号変換部11,21、フレーム終端部12,22、光信号処理及びO/E変換部13,23が、通常動作モードの稼働(ウェイクアップモード)状態に設定される。
10 ユーザ側光回線終端装置
20 局側光通信装置
11,21 ユーザ側回線終端装置内の電気信号変換部
12,22 フレーム終端部
13,23 光信号処理及びO/E変換部
14,24 スリープモード設定フレーム送受信回路
15,25 タイマ
16,26 回線利用装置
20 局側光通信装置
11,21 ユーザ側回線終端装置内の電気信号変換部
12,22 フレーム終端部
13,23 光信号処理及びO/E変換部
14,24 スリープモード設定フレーム送受信回路
15,25 タイマ
16,26 回線利用装置
Claims (3)
- 主信号の送受信状態を監視する送受信状態監視手段と、
主信号の送受信が一定期間行われないことを検出したときに、自装置内の主信号の送受処理を行うデバイスを待機状態に設定すると共に、主信号で使用される光波長と異なる光波長を使い、対向する光通信装置に待機状態設定用フレーム信号を送信し、主信が流れ始めたときに、自装置内の主信号の送受処理を行うデバイスを稼働状態に設定すると共に、主信号で使用される光波長と異なる光波長を使い、対向する光通信装置に稼働状態設定用フレーム信号を送信する手段と、
対向する光通信装置から、前記待機状態設定用フレーム信号を受信したとき、自装置内の主信号の送受処理を行うデバイスを待機状態に設定し、前記稼働状態設定用フレーム信号を受信したとき、自装置内の主信号の送受処理を行うデバイスを稼働状態に設定する手段と、
を備えたことを特徴とする光通信装置。 - 監視制御端末から稼働状態設定用フレーム信号を受信したとき、自装置内のデバイスを稼働状態に設定するとともに、主信号で使用される光波長と異なる光波長を使い、対向する光通信装置に稼働状態設定用フレーム信号を送信する手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の光通信装置。
- 主信号の送受信状態を監視するステップと、
主信号の送受信が一定期間行われないことを検出したときに、自装置内の主信号の送受処理を行うデバイスを待機状態に設定すると共に、主信号で使用される光波長と異なる光波長を使い、対向する光通信装置に待機状態設定用フレーム信号を送信するステップと、
対向する光通信装置から、前記待機状態設定用フレーム信号を受信したとき、自装置内の主信号の送受処理を行うデバイスを待機状態に設定するステップと、
主信号が流れ始めたときに、自装置内のデバイスを稼働状態に設定すると共に、主信号で使用される光波長と異なる光波長を使い、対向する光通信装置に稼働状態設定用フレーム信号を送信するステップと、
対向する光通信装置から、前記稼働状態設定用フレーム信号を受信したとき、自装置内の主信号の送受処理を行うデバイスを稼働状態に設定するステップと、
を含むことを特徴とする光通信装置の待機/稼働状態制御方法。
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