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JP2011098701A - エアバック装置 - Google Patents

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JP2011098701A JP2009256394A JP2009256394A JP2011098701A JP 2011098701 A JP2011098701 A JP 2011098701A JP 2009256394 A JP2009256394 A JP 2009256394A JP 2009256394 A JP2009256394 A JP 2009256394A JP 2011098701 A JP2011098701 A JP 2011098701A
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exhaust
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Teruhiko Hiruta
輝彦 晝田
Makoto Ogawa
誠 小川
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Takata Corp
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Abstract

【課題】エアバックの膨張展開動作と排気孔からのガスの排気動作との、動作タイミングの最適化を図ることができるエアバック装置を提供する。
【解決手段】エアバッグ装置100は、ガスを発生するガス発生器1と、ガス発生器1から供給されたガスにより膨張展開し、第1ポジションの乗員M、若しくは、第2ポジションの乗員M、を拘束するエアバッグ2とを有する。エアバッグ2は、ベントカバー11を備えたメインベントホール2fと、第1ポジション又は第2ポジションの乗員Mを拘束するための膨張展開動作の初期時に、折り畳まれた状態のエアバッグ2によりベントカバー11がメインベントホール2fを閉塞している状態において、メインベントホール2fによらずガスを排気可能な、ベントカバー無しのサブベントホール2eとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車などの車両に備えられるエアバック装置に関する。
従来より、車両の衝突、横転などの緊急時にガス発生器が作動し、エアバッグを膨張させ、乗員を拘束するエアバック装置が使用されている(例えば、特許文献1参照)。
このエアバック装置は、折り畳まれた状態で収納されたエアバックと、このエアバックにガスを供給するためのガス発生器(インフレータ)とを備えており、車両が所定値以上の衝撃荷重を受けた際には、ガス発生器で発生したガスがエアバック内に供給され、エアバックが膨張展開する。
また、このエアバックは、円形状の取付側パネル布と、当該取付側パネル布に対面配置される円形状の乗員側パネル布を備えており、当該乗員側パネル布の上部に、左右一対の排気孔(ガス抜き穴)が設けられている。
特開2005−271736号公報
上記従来技術においては、エアバッグに、排気孔を設けたエアバッグ装置の基本構成が開示されている。
このような構成であるエアバッグ装置の最適化を図る上では、乗員に対する加害性の軽減化の観点から、エアバックの膨張展開動作と排気孔からのガスの排気動作との、動作タイミングの最適化を図ることが要求される。
本発明の目的は、エアバックの膨張展開動作と排気孔からのガスの排気動作との、動作タイミングの最適化を図ることができるエアバック装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1発明のエアバッグ装置は、ガスを発生するガス発生器と、前記ガス発生器から供給されたガスにより膨張展開し、顎をエアバッグ装置上に置いた第1状態の乗員、若しくは、顎をステアリング上に置いた第2状態の乗員、を拘束するエアバッグとを有するエアバッグ装置であって、前記エアバッグは、ベントカバーを備えた1つのメイン排気孔と、前記第1状態又は前記第2状態の乗員を拘束するための膨張展開動作の初期時に、折り畳まれた状態のエアバッグにより前記ベントカバーが前記メイン排気孔を閉塞している状態において、前記メイン排気孔によらずガスを排気可能な、ベントカバー無しの少なくとも1つのサブ排気孔とを備えることを特徴とする。
本願第1発明のエアバッグ装置は、ガスを発生するガス発生器と、エアバックとを有している。このエアバックは、ガス発生器から供給されたガスにより膨張展開し、顎をエアバッグ装置上に置いた第1状態の乗員、若しくは、顎をステアリング上に置いた第2状態の乗員を拘束するものである。また、このエアバックには、ベントカバーを備えた1つのメイン排気孔が設けられている。
ここで、一般的に上記第1状態又は第2状態の乗員は、通常の状態の乗員と比較すると、エアバックに接触するタイミングが早くなる。したがって、エアバックの膨張展開動作の初期時に、エアバックが、上記第1状態又は第2状態の乗員に接触する可能性は高くなる。この膨張展開動作の初期時においては、エアバックは、折り畳み状態がまだ解けておらず、その折り畳まれた状態のエアバックによりベントカバーがメイン排気孔を閉塞した状態となっており、このメイン排気孔からのエアバック外へのガスの排気は規制されている。これにより、上記第1状態又は第2状態の乗員にエアバックが接触するタイミングまでのガスの流出を抑制することができ、(特に高出力のガス発生器を用いなくとも)エアバックの内圧を速やかに上昇させることができるとともに、エアバックの内圧を良好に維持することができる。この結果、上記第1状態又は第2状態の乗員の拘束性能を向上させることができる。
また、本願第1発明においては、エアバックに、ベントカバー無しの少なくとも1つのサブ排気孔を設けている。このサブ排気孔は、メイン排気孔によらずガスを排気可能に構成されている。したがって、メイン排気孔からのガスの排気が規制されている上記膨張展開動作の初期時においても、このサブ排気孔により排気することができる。これにより、エアバックの膨張展開動作の初期時におけるエアバックの急激な内圧上昇を抑制することができ、このエアバックにより上記第1状態又は第2状態の乗員をソフトに拘束することができる。
そして、エアバックがさらに膨張展開され、エアバックの折り畳み状態が解けると、ベントカバーによるメイン排気孔の閉塞も解除されるため、メイン排気孔及びサブ排気孔により排気可能となる。このように複数の排気孔からガスを排気する、言い換えれば、排気可能な面積(各排気孔の面積を合計した面積)を広くすることにより、迅速な排気が可能となる。また、上述したように、メイン排気孔にはベントカバーが設けられているため、エアバックの膨張展開動作の初期時におけるガスの排気が規制されるので、当該メイン排気孔の孔径を大きくすることも可能となる。これらのため、エアバックの膨張展開動作の中期以降におけるエアバックの内圧を迅速に下降させることができる。
以上の結果、エアバックの膨張展開動作と排気孔からのガスの排気動作との、動作タイミングの最適化を図ることができる。
第2発明のエアバック装置は、上記第1の発明において、前記エアバッグの前記サブ排気孔は複数個設けられており、各サブ排気孔は、前記エアバッグに備えられるパネルの径方向中心と前記メイン排気孔とを結ぶ直線の一方側と他方側とに、それぞれ設けられていることを特徴とする。
本願第2発明においては、複数個のサブ排気孔がパネルの径方向中心とメイン排気孔とを結ぶ直線の一方側及び他方側にそれぞれ設けられている。これにより、エアバックの両側でバランスよく排気を行うことができる。また、複数個のサブ排気孔を設けることにより、1つのサブ排気孔が何らかの理由により排気不可能となった場合でも、他のサブ排気孔により排気を行うことができる。この結果、サブ排気孔の機能を良好に実現することができる。
第3発明のエアバック装置は、上記第2の発明において、前記エアバッグの前記サブ排気孔は2個設けられており、前記1つのメイン排気孔の孔径と各サブ排気孔の孔径との比を、2以上5以下としたことを特徴とする。
本願第3発明においては、2個のサブ排気孔が設けられており、メイン排気孔の孔径と各サブ排気孔の孔径との比を2以上5以下としている。これにより、サブ排気孔の孔径が小さすぎて排気が不十分となり、エアバックの内圧が高くなりすぎたり、逆にサブ排気孔の孔径が大きすぎて排気過剰となり、エアバックの内圧が低くなりすぎたりするのを抑制し、良好な排気性能を得ることができる。また、メイン排気孔の孔径と各サブ排気孔の孔径との比が2以上5以下となるような範囲内で、メイン排気孔の孔径や各サブ排気孔の孔径を適宜調整することにより、エアバックの内圧を容易に調整することができる。これにより、出力特性が異なるガス発生器を用いることが可能となる。
第4発明のエアバック装置は、上記第1の発明において、前記第1状態及び前記第2状態は、北米法規試験FMVSS208の要件にそれぞれ規定される、DriverPosition1及びDriverPosition2であることを特徴とする。
エアバッグ装置の性能要件としては、例えば北米法規試験FMVSS208の要件が規定されている。本願第4発明においては、第1状態及び第2状態を、上記法規で規定されるDriverPosition1及びDriverPosition2としている。これにより、エアバック装置は上記法規の要求する性能を実現することができる。
本発明によれば、エアバックの膨張展開動作と排気孔からのガスの排気動作との、動作タイミングの最適化を図ることができる。
本発明の一実施の形態のエアバック装置を示す部品展開図である。 インナーパネル及び接続パネルの説明図である。 メインベントホール及びサブベントホールの説明図である。 第1ポジションの乗員に対するエアバッグ装置の膨張展開動作を示す説明図である。 第1ポジションの乗員に対するエアバッグ装置の膨張展開動作を示す説明図である。 第1ポジションの乗員に対するエアバッグ装置の膨張展開動作を示す説明図である。 第1ポジションの乗員に対するエアバッグ装置の膨張展開動作を示す説明図である。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態のエアバック装置を示す部品展開図である。図2は、インナーパネル及び接続パネルの説明図であり、図2(a)はインナーパネルの平面展開図、図2(b)は接続パネルの平面展開図である。なお、それぞれの大きさの比較を容易にするための参考として、図2(a)では、フロントパネル、補強布(図2(a)中では図示せず)、ベントカバー、及びストラップを同軸的に重ね合わせた状態を示し、図2(b)では、リヤパネル及び複数の補強布を同軸的に重ね合わせた状態で示している。
これら図1、図2(a)、及び図2(b)において、本実施形態のエアバック装置100は、車両のステアリング20(後述の図4参照)に設置される運転席用エアバック装置である。このエアバック装置100は、ガスを発生するガス発生器1と、このガス発生器1から供給されるガスにより膨張展開するエアバッグ2とを有している。
ガス発生器1は、一般にインフレータと称される部品であり、エアバッグ2に内包された先端部にガス噴出口1cが形成されている。また、ガス発生器1は、中間部にフランジ部1aを有しており、このフランジ部1aには複数のボルト孔1bが形成されている。このような構成であるガス発生器1は、図示しないECU(電子制御ユニット)に接続されており、加速度センサ等の計測値に基づいて制御される。ECUが車両の衝突や急減速を感知又は予測すると、ガス発生器1はECUからの点火電流により点火され、ガス発生器1の内部に格納された薬剤を燃焼させてガスを発生させ、エアバッグ2にガスを供給する。
エアバック2は、顎をエアバック装置100上に置いた状態(第1状態、以下適宜「第1ポジション」と称する)の乗員M(後述の図4参照)、若しくは、顎をステアリング20上に置いた状態(第2状態、以下適宜「第2ポジション」と称する)の乗員M、を拘束するものである。上記第1ポジション及び第2ポジションは、正規位置外、すなわち、いわゆるOut Of Position(OOP)と呼ばれるポジション(状態)であり、北米法規試験FMVSS208の要件にそれぞれ規定される、DriverPosition1及びDriverPosition2に相当するポジションである。上記北米法規試験FMVSS208は、詳細説明を省略するが、衝突時の車両乗員を保護するための性能条件を規定した法規である。すなわち、本実施形態のエアバック装置100は、上記法規の要件に適合するエアバック装置である。
エアバック2は、乗員対向面を構成するフロントパネル2aと、乗員対向面と反対側の反乗員側面を構成するリヤパネル2b(パネル)と、内部に配置される略三角形の形状のインナーパネル4と、インナーパネル4よりも面積の小さい、複数(図示の例では3つ)の接続パネル5と、エアバッグ2の内外を連結し上記ガス発生器1から供給されたガスをエアバック2の外に排気する、1個のメインベントホール2f(メイン排気孔)及び2個のサブベントホール2e(サブ排気孔)と、上記メインベントホール2fからのガスの流出を規制するベントカバー11と、このベントカバー11を上記インナーパネル4に連結する繋ぎ部材としてのストラップ12とを備えている。
フロントパネル2a及びリヤパネル2bは、それぞれ円形の織布よりなる。また、フロントパネル2a及びリヤパネル2bは、略同一直径のものであり、これらの周縁部同士が縫合されて袋体を形成する。
フロントパネル2aの外周には、接続端部2hが、径方向外側に向けて突出して設けられている。
リヤパネル2bには、上記1個のメインベントホール2f及び2個のサブベントホール2eが形成されている。メインベントホール2fには、後述する補強布10を介しエアバッグ2の内側から上記ベントカバー11が重ね合わされている。これにより、エアバック2が折り畳まれている状態においては、メインベントホール2fは閉塞状態(ガスの排気が規制された状態)となる。また、リヤパネル2bの中央部には、ガス発生器1をエアバッグ2の内部に案内するための開口部2cが形成されており、この開口部2cの周囲には、複数のボルト孔2dが形成されている。また、リヤパネル2bの外周には、接続端部2gが、径方向外側に向けて突出して設けられている。
また、リヤパネル2bには、上記開口部2cの周縁部及び各サブベントホール2eの周縁部を、エアバッグ2の内側(リヤパネル2bの図1中上側)から補強する補強布8と、上記開口部2cの周縁部を、エアバッグ2の外側(リヤパネル2bの図1中下側)から補強する補強布9と、上記メインベントホール2fの周縁部を、エアバッグ2の内側(リヤパネル2bの図1中上側)から補強する補強布10とが取り付けられている。
補強布8の中央部には、ガス発生器1をエアバッグ2の内部に案内するための開口部8cが形成されており、この開口部8cの周囲には、複数のボルト孔8dが形成されている。また、この補強布8には、上記各サブベントホール2eと略同心状に配置される、2つの開口部8eが形成されている。
補強布9の中央部には、ガス発生器1をエアバッグ2の内部に案内するための開口部9cが形成されており、この開口部9cの周囲には、複数のボルト孔9bが形成されている。
補強布10には、上記メインベントホール2fと略同心状に配置される開口部10aが形成されている。
インナーパネル4は、補強布7を介しフロントパネル2aの内面に接続される中央縫合部4aと、リヤパネル2bの内面に配置された接続パネル5の後述する接続端部5bに接続される複数(図示する例では3つ)の接続端部4bとを有している。これら3つの接続端部4bは、それぞれインナーパネル4の外周に、径方向外側に向けて突出して設けられている。なお、図1及び図2(a)に示したインナーパネル4は、全体的に略三角形の形状に形成されているが、かかる形状に限定されるものではなく、例えば接続端部4b間の外形を外側に膨らんだ円弧状として全体的に略円形の形状としてもよい。
接続パネル5は、エアバッグ2とインナーパネル4とを接続する部材である。この接続パネル5は、上記補強布8を介しリヤパネル2bに接続される中央縫合部5aと、上記インナーパネル4の接続端部4bに接続される複数(図示する例では3つ)の接続端部5bとを有している。また、接続パネル5の中央部には、ガス発生器1をエアバッグ2の内部に案内するための開口部5cが形成されており、この開口部5cの周囲には、複数のボルト孔5dが形成されている。なお、図1及び図2(b)に示した接続パネル5は全体的に略円形の形状に形成されているが、かかる形状に限定されるものではない。
なお、上記インナーパネル4と接続パネル5とは、インナーパネル4の接続端部4bの内面(図1中の下側の面)を、接続パネル5の接続端部5bの外面(図1中の下側の面)に接触させるように重ね合わせた接続部(図示せず)で縫合されることにより、接続されている。そして、これらインナーパネル4及び接続パネル5は、エアバッグ2の膨張展開時に一体となってインナーチャンバ13を構成する。
ベントカバー11は、エアバック2の内部から上記メインベントホール2fを覆い、メインベントホール2fを閉塞させることにより、当該メインベントホール2fからのガスの流出(排気)を規制するものである。このベントカバー11は、先端部11aがフロントパネル2aの接続端部2hとリヤパネル2bの接続端部2gとに接続されており、先端部11bがストラップ12の後述の先端部12aに接続されている。
ストラップ12は、先端部12aが上記ベントカバー11の先端部11bに接続されており、先端部12bがインナーパネル4の外面(図1中の上側の面)に接続されている。なお、ストラップ12を、インナーパネル4と一体化するようにしてもよい。この場合、インナーパネル4の外形から部分的に延出するようにストラップを形成すればよい。また、ベントカバー11及びストラップ12を一体化するようにしてもよい。この場合、ベントカバー11の先端部11bからストラップを延出すればよい。
なお、上述したような構成のエアバック2は、ベントカバー11がメインベントホール2fに重ね合わさった状態で折り畳まれ、押えリング6を介してリテーナ3に固定され収納されている。
リテーナ3は、箱型形状をなしており、底部の中央部には、ガス発生器1をエアバッグ2の内部に案内するための開口部3aが形成されている。また、この開口部3aの周囲には、複数のボルト孔3bが形成されている。なお、リテーナ3には種々の形状があり、例えば、リテーナ3の側面部と底部とが別部材で構成されている場合もある。この場合、底部をリテーナと称し、側面部をモジュールカバーと称する場合もあるが、ここでは、これらを総称してリテーナと称することとする。すなわち、リテーナ3は、ガス発生器1及びエアバッグ2を固定する部材とエアバッグ2を収納する部材とを総称したものである。
押えリング6は、エアバッグ2をリテーナ3に固定する部材である。押えリング6の中央部には、ガス発生器1をエアバッグ2の内部に案内するための開口部6aが形成されている。また、この開口部6aの周囲には、複数のボルト孔(図示せず)が形成されており、各ボルト孔にはボルト6bが挿通される。ボルト6bは、各接続パネル5のボルト孔5d、補強布8のボルト孔8d、リヤパネル2bのボルト孔2d、補強布9のボルト孔9b、リテーナ3のボルト孔3b、及びガス発生器1のボルト孔1bの順に挿通され、最終的にナット6cに締結される。
図3は、上記リヤパネル2bに設けられたメインベントホール2f及びサブベントホール2eの説明図である。
図3において、リヤパネル2bには、上述したように、上記開口部2c、上記1個のメインベントホール2f、上記2個のサブベントホール2e、及び上記接続端部2gが設けられている。
メインベントホール2fは、ベントカバー11(図1等参照)を備えている。したがって、メインベントホール2fは、エアバック2の折り畳み状態が解けるまでは、上記ベントカバー11により閉塞された状態となっており、上記ガス発生器1から供給されたガスのエアバック2の外への排気が規制されている。
一方、各サブベントホール2eは、上記ベントカバー11のような蓋部材を備えていない。したがって、各サブベントホール2eは、エアバック2の折り畳み状態が解ける以前から、上記ガス発生器1から供給されたガスを(メインベントホール2fによらず)エアバック2の外へ排気することができる。
また、各サブベントホール2eは、リヤパネル2bの径方向中心と、メインベントホール2fとを結ぶ直線STの、一方側(図3中上側)及び他方側(図3中下側)に、それぞれ1個ずつ設けられている。
また、本実施形態では、1つのメインベントホール2fの孔径L1と、各サブベントホール2eの孔径L2との比(L1/L2)を、2以上5以下としている。一例を挙げると、メインベントホール2fの孔径L1を55[mm]とし、各サブベントホール2eの孔径L2を22[mm]としている。この場合には、上記L1/L2は、
L1/L2=55[mm]/22[mm]=2.5
となる。
次に、上記第1ポジションの乗員Mに対するエアバッグ装置100の膨張展開動作を説明する。
図4乃至図7は、上記第1ポジションの乗員Mに対するエアバッグ装置100の膨張展開動作を示す説明図である。図4(a)及び図6(a)はエアバック2の膨張展開動作前、図4(b)及び図6(b)はエアバック2の膨張展開動作の初期、図5(a)及び図7(a)はエアバック2の膨張展開動作の中期、図5(b)及び図7(b)はエアバック2の膨張展開動作の終期を示している。なお、各図において、図中の矢印はガスの流れの方向を示したものである。
これら図4(a)、図4(b)、図5(a)、図5(b)、図6(a)、図6(b)、図7(a)、及び図7(b)に示す例では、運転席に着座している乗員Mが、上記第1ポジション、すなわち、顎をエアバック装置100上に置いた状態の乗員Mである場合を示している。なお、エアバック装置100は、前述したように、ステアリング20に設置されている。
ここで、上記第1ポジションの乗員Mは、通常の状態の乗員M(正規位置の乗員M)よりも、エアバック装置100に接近した状態となっているため、一般的にエアバック2に接触するタイミングが早くなる。この例では、第1ポジションの乗員Mは、後述するように、膨張展開動作の初期時からエアバック2に接触するものとする。
すなわち、エアバック2の膨張展開動作前においては、図4(a)及び図6(a)に示すように、エアバック装置100が備えるエアバック2は、折り畳まれた状態でリテーナ3に収納されている。この状態において、例えば車両の衝突等が発生した場合には、前述したECUからの指令によりガス発生器1が作動し、エアバッグ2内にガスが供給される。これにより、第1ポジションの乗客Mを拘束するための膨張展開動作が開始される。
まず図4(b)及び図6(b)に示すように、エアバック2の膨張展開動作の初期時においては、前述したインナーチャンバ13に集中的にガスが供給され、このインナーチャンバ13を設けているエアバッグ2の中央部付近が、エアバッグ2の外周部よりも先に膨張展開する。そして、エアバック2が乗員M側へ膨張展開することにより、インナーパネル4及びベントカバー11に接続しているストラップ12も乗員M側へ引っ張られる。しかしながら、この膨張展開動作の初期時においては、エアバック2は、膨張展開がまだ不十分であり、その折り畳み状態がまだ十分に解けていない。このため、上記ストラップ12に接続されているベントカバー11は、メインベントホール2fを閉塞している状態であり、当該メインベントホール2fからのガスの排気は規制されている。一方、2個の(図4乃至図7では1個のみ図示)サブベントホール2eは、ベントカバー11のような蓋部材を備えていないので、上記メインベントホール2fと異なり、この膨張展開動作の初期時でも開放状態である。このようなことにより、この膨張展開動作の初期時においては、エアバック2内のガスは、各サブベントホール2eからエアバック2外へ排気されている。
次に、図5(a)及び図7(a)に示すように、エアバック2の膨張展開動作の中期時においては、インナーパネル4の隣り合う2つの接続端部4b間に形成される連通口14から、インナーパネル4の外側にガスが流出し、エアバッグ2の外周部が横幅方向(図4乃至図7中の上下方向)に膨張展開し、厚さ方向(図4乃至図7中の左右方向)にも徐々に膨張展開する。そして、エアバック2が乗員M側へ膨張展開することにより、ストラップ12が乗員M側へ引っ張られ、これに伴い、ベントカバー11もストラップ12によって乗員M側へ引っ張られて、メインベントホール2fから離反する。これにより、ベントカバー11によるメインベントホール2fの閉塞、すなわち、メインベントホール2fからのガスの排気の規制が解除される。したがって、この膨張展開動作の中期時においては、エアバック2内のガスは、各サブベントホール2eと、メインベントホール2fとからエアバック2外へ排気されている。
そして、図5(b)及び図7(b)に示すように、エアバック2の膨張展開動作の終期時においては、エアバッグ2は全体が厚さ方向に膨張展開する。この膨張展開動作の終期時におけるガスの排気は、上記膨張展開動作の中期時とほぼ同様である。
なお、図4乃至図7に示す例では、第1ポジションの乗員Mにおけるエアバック2の膨張展開動作を例にとって説明したが、前述した第2ポジション、すなわち、顎をステアリング20上に置いた状態の乗員Mにおけるエアバック2の膨張展開動作も、図4乃至図7とほぼ同様で足りる。
以上説明した構成である本実施形態のエアバッグ装置100によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、本実施形態のエアバッグ装置100が備えるエアバック2は、ガス発生器1から供給されたガスにより膨張展開し、上記第1ポジション、若しくは、上記第2ポジションの乗員Mを拘束する。このエアバック2には、ベントカバー11を備えたメインベントホール2fが設けられている。
ここで、一般的に、第1ポジション又は第2ポジションの乗員Mは、通常の状態の乗員Mと比較すると、エアバック2に接触するタイミングが早くなり、エアバック2の膨張展開動作の初期時に、エアバック2が、上記第1ポジション又は第2ポジションの乗員Mに接触する可能性は高くなる。この膨張展開動作の初期時においては、折り畳まれた状態のエアバック2によりベントカバー11がメインベントホール2fを閉塞した状態となっており、このメインベントホール2fからのガスの排気は規制されている。これにより、第1ポジション又は第2ポジションの乗員Mにエアバック2が接触するタイミングまでのガスの流出を抑制することができ、(特に高出力のガス発生器1を用いなくとも)エアバック2の内圧を速やかに上昇させることができるとともに、エアバック2の内圧を良好に維持することができる。この結果、第1ポジション又は第2ポジションの乗員Mの拘束性能を向上させることができる。
また、本実施形態においては、エアバック2に、ベントカバー無しの複数の(上記の例では2個の)サブベントホール2eを設けている。このサブベントホール2eは、メインベントホール2fによらずガスを排気可能に構成されている。したがって、メインベントホール2fからのガスの排気が規制されている上記膨張展開動作の初期時においても、このサブベントホール2eにより排気することができる。これにより、エアバック2の膨張展開動作の初期時におけるエアバック2の急激な内圧上昇を抑制することができ、このエアバック2により第1ポジション又は第2ポジションの乗員Mをソフトに拘束することができる。
そして、エアバック2がさらに膨張展開され、エアバック2の折り畳み状態が解けると、ベントカバー11によるメインベントホール2fの閉塞も解除されるため、メインベントホール2f及びサブベントホール2eにより排気可能となる。このように複数の(上記の例では3個の)ベントホール2e,2fからガスを排気する、言い換えれば、排気可能な面積(各ベントホール2e,2fの面積を合計した面積)を広くすることにより、迅速な排気が可能となる。また、上述したように、メインベントホール2fにはベントカバー11が設けられているため、エアバック2の膨張展開動作の初期時におけるガスの排気が規制されるので、当該メインベントホール2fの孔径L1を大きくすることも可能となる。これらのため、エアバック2の膨張展開動作の中期以降におけるエアバック2の内圧を迅速に下降させることができる。
以上の結果、エアバック2の膨張展開動作と、ベントホール2e,2fからのガスの排気動作との、動作タイミングの最適化を図ることができる。
ここで、エアバッグ装置の性能要件としては、例えば北米法規試験FMVSS208の要件が規定されている。そこで、本実施形態では特に、上記第1ポジション及び第2ポジションを、上記法規で規定される、DriverPosition1及びDriverPosition2としている。これにより、エアバック装置100は上記法規の要求する性能を実現することができる。
また、本実施形態では特に、エアバッグ2のサブベントホール2eは複数個(上記の例では2個)設けられており、各サブベントホール2eは、エアバッグ2に備えられるリヤパネル2bの径方向中心とメインベントホール2fとを結ぶ直線STの一方側(図3中上側)と他方側(図3中下側)とに、それぞれ設けられている。これにより、エアバック2の両側でバランスよく排気を行うことができる。また、複数個のサブベントホール2eを設けることにより、1つのサブベントホール2eが何らかの理由により排気不可能となった場合でも、他のサブベントホール2eにより排気を行うことができる。この結果、サブベントホール2eの機能を良好に実現することができる。
また、本実施形態では特に、エアバック2には、2個のサブベントホール2eが設けられており、メインベントホール2fの孔径L1と各サブベントホール2eの孔径L2との比(L1/L2)を2以上5以下としている。これにより、サブベントホール2eの孔径L2が小さすぎて排気が不十分となり、エアバック2の内圧が高くなりすぎたり、逆にサブベントホール2eの孔径L2が大きすぎて排気過剰となり、エアバック2の内圧が低くなりすぎたりするのを抑制し、良好な排気性能を得ることができる。また、上記L1/L2が2以上5以下となるような範囲内で、メインベントホール2fの孔径L1や各サブベントホール2eの孔径L2を適宜調整することにより、エアバック2の内圧を容易に調整することができる。これにより、出力特性が異なるガス発生器1を用いることが可能となる。
なお、上述の実施形態は本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
1 ガス発生器
2 エアバック
2a フロントパネル
2b リヤパネル(パネル)
2e サブベントホール(サブ排気孔)
2f メインベントホール(メイン排気孔)
4 インナーパネル
5 接続パネル
11 ベントカバー
12 ストラップ
20 ステアリング
100 エアバック装置
L1 孔径(メイン排気孔の孔径)
L2 孔径(サブ排気孔の孔径)
M 乗員
ST 直線

Claims (4)

  1. ガスを発生するガス発生器と、
    前記ガス発生器から供給されたガスにより膨張展開し、顎をエアバッグ装置上に置いた第1状態の乗員、若しくは、顎をステアリング上に置いた第2状態の乗員、を拘束するエアバッグと
    を有するエアバッグ装置であって、
    前記エアバッグは、
    ベントカバーを備えた1つのメイン排気孔と、
    前記第1状態又は前記第2状態の乗員を拘束するための膨張展開動作の初期時に、折り畳まれた状態のエアバッグにより前記ベントカバーが前記メイン排気孔を閉塞している状態において、前記メイン排気孔によらずガスを排気可能な、ベントカバー無しの少なくとも1つのサブ排気孔と
    を備える
    ことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 請求項1記載のエアバッグ装置において、
    前記エアバッグの前記サブ排気孔は複数個設けられており、
    各サブ排気孔は、
    前記エアバッグに備えられるパネルの径方向中心と前記メイン排気孔とを結ぶ直線の一方側と他方側とに、それぞれ設けられている
    ことを特徴とするエアバッグ装置。
  3. 請求項2記載のエアバッグ装置において、
    前記エアバッグの前記サブ排気孔は2個設けられており、
    前記1つのメイン排気孔の孔径と各サブ排気孔の孔径との比を、
    2以上5以下とした
    ことを特徴とするエアバッグ装置。
  4. 請求項1記載のエアバッグ装置において、
    前記第1状態及び前記第2状態は、北米法規試験FMVSS208の要件にそれぞれ規定される、DriverPosition1及びDriverPosition2である
    ことを特徴とするエアバッグ装置。
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