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JP2011074862A - インテークマニホールド - Google Patents

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JP2011074862A
JP2011074862A JP2009228427A JP2009228427A JP2011074862A JP 2011074862 A JP2011074862 A JP 2011074862A JP 2009228427 A JP2009228427 A JP 2009228427A JP 2009228427 A JP2009228427 A JP 2009228427A JP 2011074862 A JP2011074862 A JP 2011074862A
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JP
Japan
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intake
chamber
air
intake manifold
intake pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP2009228427A
Other languages
English (en)
Inventor
Isato Kobayashi
勇人 小林
Tetsuyoshi Hitomi
哲佳 人見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Keihin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Keihin Corp filed Critical Keihin Corp
Priority to JP2009228427A priority Critical patent/JP2011074862A/ja
Publication of JP2011074862A publication Critical patent/JP2011074862A/ja
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Abstract

【課題】インテークマニホールドにおいて、チャンバへの空気供給方向の最も上流側に配置される吸気管の吸気効率を向上させる。
【解決手段】空気供給方向において、最も上流側に位置するチャンバの壁部3aと吸気管4bとの間に、空気供給方向に沿う空気案内壁5を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、インテークマニホールドに関するものである。
インテークマニホールドは、例えば、レシプロエンジンが備える複数のシリンダヘッドに対して、空気を分岐して供給する流路配管であり、一方向から空気が供給されるチャンバと、チャンバに対して接続される複数の吸気管とを備えている。
このインテークマニホールドでは集合管を介してチャンバに供給された空気が各吸気管に分岐して流れ込み、これによって各シリンダヘッドに対して空気が供給される。
特開2007−211625号公報
ところで、このようなインテークマニホールドでは、吸気管は、チャンバへの空気供給方向に配列され、当該空気供給方向に直交する方向からチャンバに対して接続されている。そして、上記空気供給方向における最も上流側に位置する吸気管は、チャンバの最も上流端に接続されている。
このような構成を有するインテークマニホールドにおいては、上述の最も上流側に位置する吸気管に流れ込む空気は、チャンバに供給された直後に略直角に曲がって吸気管に流れ込む必要がある。この結果、空気供給方向において最も上流側に配置される吸気管は、他の吸気管と比較して、吸気損失が大きく吸気効率の悪いものとなる。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、インテークマニホールドにおいて、チャンバへの空気供給方向の最も上流側に配置される吸気管の吸気効率を向上させることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、一方向から空気が供給されるチャンバと、該チャンバにおける空気供給方向に配列されて上記チャンバに接続する複数の吸気管とを備えるインテークマニホールドであって、上記空気供給方向において、最も上流側に位置する上記チャンバの壁部と上記吸気管との間に、上記空気供給方向に沿う空気案内壁を備えるという構成を採用する。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記空気案内壁が、上記吸気管に向かって湾曲する湾曲壁であるという構成を採用する。
第3の発明は、上記第2の発明において、全ての上記吸気管の入口開口周りにファンネル部が形成され、上記湾曲壁が上記ファンネル部の一部であるという構成を採用する。
第4の発明は、上記第1〜第3いずれかの発明において、上記吸気管が上記空気供給方向に対して直交する方向から上記チャンバと接続されているという構成を採用する。
第5の発明は、上記第1〜第4いずれかの発明において、樹脂によって形成されているという構成を採用する。
本発明によれば、チャンバに供給された空気は、直後に急激に進行方向を変えることなく、一旦、空気案内壁に沿って流れ、その後、最も上流側に位置する吸気管に流れ込むこととなる。そして、チャンバ内が大容積であることから、チャンバ内に流れ込んだ空気は、チャンバへの供給位置から離れるほど流速が低下する。つまり、本発明によれば、チャンバに供給された空気が空気案内壁に沿って流れるに連れて流速が低下し、チャンバに接続された吸気管に流れ込みやすい状態となる。このため、従来のインテークマニホールドと比較し、いわゆるオーバーランが小さくなり、最も上流側に位置する吸気管の吸気損失を低減させることができる。
したがって、本発明によれば、チャンバへの空気供給方向の最も上流側に配置される吸気管の吸気効率を向上させることが可能となる。
本発明の一実施形態におけるインテークマニホールドの概略構成を示す正面図である。 本発明の一実施形態におけるインテークマニホールドの最も上流側に配置される吸気管を含む断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るインテークマニホールドの一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、本実施形態のインテークマニホールド1の概略構成を示す正面図である。また、図2は、本実施形態のインテークマニホールド1の最も上流側に配置される吸気管4bを含む断面図である。
本実施形態のインテークマニホールド1は、スロットル装置と内燃機関との間に配置されており、スロットル装置から供給される空気を内燃機関が備える複数のシリンダヘッドに対して分岐して供給するものである。そして、本実施形態のインテークマニホールド1は、樹脂によって形成されている。
そして、図1に示すように、インテークマニホールド1は、集合管2と、チャンバ3と、吸気管4とを備えている。
集合管2は、フランジ部2aを介してスロットル装置と接続されており、スロットル装置から吐出された空気を本実施形態のインテークマニホールド1の内部に取り込むための流路である。
そして、集合管2は、チャンバ3に対して側方から接続されており、チャンバ3に対して、側方(一方向)から空気を供給する。
チャンバ3は、集合管2を介して空気が供給されることによって、図1に示す空気供給方向Lから空気が供給されるものであり、各吸気管4に分岐される空気を一旦貯留する大容積の部屋である。
吸気管4は、フランジ部4aを介して内燃機関と接続されており、内燃機関が備えるシリンダヘッドに対して空気を供給するものである。そして、吸気管4は、内燃機関が備えるシリンダヘッドの数だけ複数設けられており、図1に示すように、チャンバ3に対して空気供給方向Lに配列されて接続されている。
また、各吸気管4は、空気供給方向Lに対して直交する方向からチャンバ3に接続されている。
このように各吸気管4がチャンバ3に対して空気供給方向Lと直交する方向から接続された形状を採用することによって、チャンバ3及び吸気管4を射出成形する場合に、単純な形状の型を用いて安価にチャンバ3及び吸気管4を製造することが可能となる。
そして、本実施形態のインテークマニホールド1においては、図2に示すように、空気供給方向Lにおいて、最も上流側に位置するチャンバ3の壁部3aと、同じく最も上流側に位置する吸気管4bとの間に、空気供給方向に沿う空気案内壁5が設けられている。
なお、図1に示すように、本実施形態のインテークマニホールド1では、チャンバの天井部4cの一部が空気案内壁5とされている。
また、本実施形態のインテークマニホールド1においては、図2に示すように、チャンバ3において、各吸気管4の入口開口周りにファンネル部6が設けられている。
このファンネル部6は、チャンバ3の天井部4cの一部から構成されており、各吸気管4の入口開口を囲って、吸気管4に滑らかに接続する漏斗形状の湾曲壁とされている。
なお、上述の空気案内壁5は、ファンネル部6の一部によって構成されている。つまり、本実施形態のインテークマニホールド1においては、空気案内壁5が吸気管4bに向かって湾曲する湾曲壁によって構成され、この湾曲壁がファンネル部6の一部とされている。なお、図2に示すように、空気案内壁5を構成する湾曲壁は、チャンバ3の内側に向かって凸となるように湾曲している。
そして、本実施形態においては、全てのファンネル部6の曲率半径が同一とされている。つまり、ファンネル部6を構成する湾曲壁が、同様の曲率半径で湾曲されている。この曲率半径は、例えば流体解析によって求められる吸気管4の吸気効率に基づいて設定されている。
なお、ファンネル部6は、その周囲に対して滑らかに接続されていることが好ましいことから、断面形状が上記曲率半径の円の90度の分の円弧であることが好ましい。このため、図2に示すように、最も上流側の吸気管4bのチャンバ3の壁部3aからのオフセット量dを上記曲率半径以上とし、空気案内壁5を少なくとも空気供給方向Lに上記曲率半径以上の距離確保することが好ましい。
このように構成された本実施形態のインテークマニホールド1においては、スロットル装置から集合管2に空気が供給されると、集合管2に供給された空気は、空気供給方向Lからチャンバ3に供給される。
そして、チャンバ3に供給された空気が各吸気管4に分岐され、さらには吸気管4を介して内燃機関のシリンダヘッドに供給される。
以上のような本実施形態のインテークマニホールド1によれば、チャンバ3に供給された空気は、直後に急激に進行方向を変えることなく、一旦、空気案内壁5に沿って流れ、その後、最も上流側に位置する吸気管4bに流れ込むこととなる。そして、チャンバ3内が大容積であることから、チャンバ3内に流れ込んだ空気は、チャンバ3への供給位置(集合管2の接続位置)から離れるほど流速が低下する。つまり、本実施形態のインテークマニホールド1によれば、チャンバ3に供給された空気が空気案内壁5に沿って流れるに連れて流速が低下し、チャンバ3に接続された吸気管4bに流れ込みやすい状態となる。このため、従来のインテークマニホールドと比較し、いわゆるオーバーランが小さくなり、最も上流側に位置する吸気管4bの吸気損失を低減させることができる。
したがって、本実施形態のインテークマニホールド1よれば、チャンバ3への空気供給方向の最も上流側に配置される吸気管4bの吸気効率を向上させることが可能となる。
また、本実施形態のインテークマニホールド1においては、空気案内壁5は、吸気管4bに向かって湾曲する湾曲壁から構成されている。
このため、チャンバ3内の空気の進行方向を徐々に吸気管4bに向かう方向に変更することが可能となり、空気流の剥離を抑制し、より吸気効率を高めることが可能となる。
また、本実施形態のインテークマニホールド1においては、図1及び図2に示すように、集合管2の吸気管4b側の端がファンネル部6のチャンバ3側の端と同じ高さ位置(図1における紙面上下方向)に配置されている。
このため、集合管2からチャンバ3に供給される空気が、ファンネル部6側寄りに供給される。よって、空気流が空気案内壁5から剥離することをより効果的に抑制することができ、より吸気効率を高めることが可能となる。
なお、必ずしも集合管2の吸気管4b側の端がファンネル部6のチャンバ3側の端と同じ高さ位置に配置されている必要はなく、集合管2とファンネル部6と上記高さ方向に大きくズレて配置されても良い。
また、本実施形態のインテークマニホールド1においては、全ての吸気管4の入口開口周りにファンネル部6が形成されている。このため、全ての吸気管4における吸気効率を高めることが可能となる。
さらに、本実施形態のインテークマニホールド1においては、最も上流側の吸気管4bの入口開口周りに形成されたファンネル部6の一部が空気案内壁5として機能する。このため、別体で空気案内壁5を設けることなく吸気管4bの吸気効率を向上させることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、空気案内壁5が吸気管4bに向けて湾曲している構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、空気案内壁5が空気供給方向に沿う平らな形状を有していても良い。また、空気案内壁5が平らな部位と湾曲する部位との両方を有する形状を有していても良い。
また、上記実施形態においては、空気案内壁5がファンネル部6の一部である構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、空気案内壁を別体で備える構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態においては、全てのファンネル部6が同一の曲率半径で湾曲されている構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、吸気管4ごとにファンネル部6の曲率半径を変更しても良い。
例えば、上述のように、最も上流側の吸気管4bの吸気効率をより積極的に向上させるために、吸気管4bの入口開口周りに形成されるファンネル部6(空気案内壁5を含む)の曲率半径を他のファンネル部6よりも大きくしても良い。
また、上記実施形態においては、ファンネル部6の断面形状が、設定された曲率半径の円の90度の分の円弧である構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、ファンネル部6の断面形状が設定された曲率半径の円の90度の分の円弧に満たない形状であっても良い。
このような場合であっても、ファンネル部6を設けない場合よりは吸気効率の向上を図ることができる。
また、上記実施形態においては、吸気管4が3つである構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、吸気管4が2つあるいは4つ以上であっても良い。
なお、上記実施形態においては、インテークマニホールド1が樹脂によって形成されている構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、金属によって形成されるインテークマニホールドに適用することも可能である。
1……インテークマニホールド、2……集合管、3……チャンバ、3a……壁部、4……吸気管、4b……吸気管、5……空気案内壁、6……ファンネル部、L……空気供給方向

Claims (5)

  1. 一方向から空気が供給されるチャンバと、該チャンバにおける空気供給方向に配列されて前記チャンバに接続する複数の吸気管とを備えるインテークマニホールドであって、
    前記空気供給方向において、最も上流側に位置する前記チャンバの壁部と前記吸気管との間に、前記空気供給方向に沿う空気案内壁を備えることを特徴とするインテークマニホールド。
  2. 前記空気案内壁は、前記吸気管に向かって湾曲する湾曲壁であることを特徴とする請求項1記載のインテークマニホールド。
  3. 全ての前記吸気管の入口開口周りにファンネル部が形成され、前記湾曲壁が前記ファンネル部の一部であることを特徴とする請求項2記載のインテークマニホールド。
  4. 前記吸気管が前記空気供給方向に対して直交する方向から前記チャンバと接続されていることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載のインテークマニホールド。
  5. 樹脂によって形成されていることを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載のインテークマニホールド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102015225186A1 (de) 2014-12-16 2016-06-16 Suzuki Motor Corporation Luftansaugsystem für einen Motor
JP2019157774A (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 アイシン精機株式会社 吸気装置および吸気装置の製造方法
JP2021161996A (ja) * 2020-04-02 2021-10-11 トヨタ紡織株式会社 吸気装置

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