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JP2011057883A - 透明性無基材両面テープ・シートおよびその製造方法 - Google Patents

透明性無基材両面テープ・シートおよびその製造方法 Download PDF

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JP2011057883A JP2009210160A JP2009210160A JP2011057883A JP 2011057883 A JP2011057883 A JP 2011057883A JP 2009210160 A JP2009210160 A JP 2009210160A JP 2009210160 A JP2009210160 A JP 2009210160A JP 2011057883 A JP2011057883 A JP 2011057883A
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Hiroyuki Enomoto
弘之 榎本
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Maxell Sliontec Ltd
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Maxell Sliontec Ltd
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Abstract

【課題】異種の被着材を貼り合わせる場合にその被着材の接着特性に応じた最適な接着性を発揮できる新規な透明性無基材両面粘着テープ・シートまたはその製造方法の提供。
【解決手段】透明性の粘着層を有する無基材両面粘着テープ・シート100であって、前記粘着層10が、強粘着特性の第1粘着層10aと、当該第1粘着層よりも粘着力が低い弱粘着特性の第2粘着層10bとを有する。これによって、被着材30、31の接着特性に応じた最適な接着特性が得られるため、異種の被着材30、31を貼り合わせる場合に発生しやすい接着界面での浮きや剥れを防止できると共に、優れた耐発砲浮き抑制性能とリワーク性を両立できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、両面で粘着特性の異なる透明無基材両面粘着テープとその製造方法に関するもので、詳しくはタッチパネルや電子ペーパーなどの部材を各種被着材と貼り合わせるために必要な透明性,再剥離性,浮き・剥れ防止性などの特性に優れた透明性無基材両面テープ・シートおよびその製造方法に関する。
近年、携帯電話や携帯ゲームなどの小型機器や銀行のATM、券売機などのタッチパネルは大きな市場を形成しており、また電子ペーパーのような新しい表示装置も今後成長する市場になることが予想される。
これらの技術が全体的に向かう方向としては、薄型、軽量、高輝度化などが挙げられ、このような要求を満足するためには各種部材を貼り合わせるための透明性の高い両面粘着テープまたはシートが必須となる。
例えば、以下の特許文献1では、液晶パネルを製造するに際し、ポリエステルフィルム基材上にアクリル接着剤を有する高透明性両面粘着テープを用いて偏光板、対向基板の接合体とARガラスの接着する技術が開示されている。また、以下の特許文献2では、携帯型電子機器の表示窓などを製造するに際し、「400〜700nmの波長域にわたって光線透過率が40%以上であり、周波数1Hzにおいて、粘着剤層の損失正接が極大値を示す温度が−10℃以下であり、かつ該損失正接の極大値が1以上である両面粘着シート」を使用して部品を固定する技術が開示されている。
特開平5−142528号公報 特開2002−235059号公報
ところで、前記のようなタッチパネルは抵抗膜方式、静電容量方式など、種々の方式があるが、いずれも透明性の高い両面粘着テープで異種、同種の部材と張り合わされて形成される。
抵抗膜方式では,ITO(Indium Thin Oxide)などの導電層を形成させたPETフィルム(ITOフィルム)と導電性ガラス(フィルム/ガラス),導電性ガラスと導電性ガラス(ガラス/ガラス)、あるいはITOフィルムとITOフィルム(フィルム/フィルム)が、微小なスペーサーによる間隙を設けられて貼り合わされている。
このうち、例えばITOフィルムとITOガラスの組合せのように、異種の材質同士を貼り合わせる場合には、抵抗膜タッチパネルの性質上、押圧や温度変化などの外的要因によって、浮きや剥がれにつながる可能性があるため、これらの要因を吸収できるような性能が透明両面テープに要求される。
また、この中でフィルム/フィルムのタイプは、補強材としてポリカーボネートやアクリル板などからなる透明プラスチック基板に透明無基材両面粘着テープまたはシート(透明両面テープまたはシート)が使われているが、これらの透明両面テープまたはシートには高温や高温高湿の条件下でも安定した接着性が求められる。
具体的には、ポリカーボネートやアクリル板のようにアウトガスを発生させるような材質の物を、透明両面テープまたはシートで貼り合わせるもう一方の部材はバリア性のあるPETフィルムのような基材フィルムが多いために、アウトガスの逃げ場が無く、高温や高温高湿の条件下に晒されると、接着界面での浮きや剥れを発生させてしまうことがある。
この現象は外観の低下はもちろんのこと、視認性にも著しい悪影響を及ぼしてしまうため、透明両面テープまたはシートにはこのような現象を抑制する性能(耐発泡浮き抑制性能)が要求されている。
一方で、タッチパネルと各種フィルムの貼り合わせ作業において、貼り位置を修正、あるいは貼り直し(リワーク)したい場合、浮き、剥れに対する性能を重視した設計の透明両面テープを用いると、各部材に強力に接着してしまい、剥したときにタッチパネルを破棄しなくてはいけなくなってしまう。
逆にリワーク性を重視すると十分な耐発泡浮き抑制性能が得られなくなる。透明無基材両面粘着テープは基材が無いため、基本的には単一の性能となってしまい、前述した両方の特性を満たすことは難しかった。
さらに、ITOフィルムに使用する場合には、粘着剤に含まれる酸成分によって蒸着された金属を腐食してしまうことがある。金属腐食を避けるために酸フリー粘着剤などで対策することが考えられるが、静電容量式タッチパネルのようにITOフィルムとガラスの接着のようなケースでは被着材との接着性に限界があった。
そこで、本発明はこれらの課題を解決するために案出されたものであり、その目的は、優れた光透過性を有することはもちろん、特に異種の被着材を貼り合わせる場合にその被着材の接着特性などに応じた最適な接着性を発揮できる新規な透明性無基材両面粘着テープ・シートまたはその製造方法を提供するものである。
前記課題を解決するために第1の発明は、
透明性の粘着層を有する無基材両面粘着テープ・シートであって、前記粘着層の表裏面がそれぞれ異なる粘着特性を有することを特徴とする透明性無基材両面粘着テープ・シートである。
第2の発明は、
第1の発明において、前記粘着層が、強粘着特性の第1粘着層と、当該第1粘着層よりも粘着力が低い弱粘着特性の第2粘着層とを有することを特徴とする透明性無基材両面粘着テープ・シートである。
第3の発明は、
第2の発明において、前記第1粘着層と第2粘着層との間に高凝集力透明樹脂からなる中間層を有することを特徴とする透明性無基材両面粘着テープ・シートである。
第4の発明は、
第2または第3の発明において、前記弱粘着特性の第2粘着層が再剥離性を有することを特徴とする透明性無基材両面粘着テープ・シートである。
第5の発明は、
第2乃至第4の発明において、前記第1粘着層が、アクリル系粘着剤を主成分とする粘着剤からなると共に粘着力が4.0N/10mm以上であり、前記第2粘着層が、アクリル系粘着剤を主成分とする粘着剤からなると共に粘着力が2.1N/10mm以下であることを特徴とする透明性無基材両面粘着テープ・シートである。
第6の発明は、
第1乃至第5の発明において、前記粘着層の片面または両面に剥離ライナーを有することを特徴とする透明性無基材両面粘着テープ・シートである。
第7の発明は、
第1乃至第6の透明性無基材両面粘着テープ・シートの製造方法であって、剥離ライナー上に、粘着特性が異なる2種類の粘着剤を同時に塗工して前記粘着層を形成することを特徴とする透明性無基材両面粘着テープ・シートの製造方法である。
ここで、第4の発明にいう「再剥離性」とは、一旦被着材を粘着した後にこれを剥がす場合、被着材が破損したり変形することなく容易に剥がすことができる粘着力を有し、しかも剥がした被着材に粘着剤が残留(糊残り)せず、かつその粘着力が変化しないような特性をいう。
また、本発明の粘着層は、少なくとも優れた透明性と粘着性、耐発砲浮き抑制性能、リワーク性を有するものであれば、特に限定するものではないが、例えば第4の発明に示すアクリル系粘着剤を主成分とする粘着剤を用いることが望ましい。
このアクリル系粘着剤は、アクリル重合体および架橋剤を含有する粘着剤組成物により形成されている。
このアクリル重合体は、(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体と極性基含有単量体との共重合体と架橋剤からなり、粘着剤中の溶剤(例えば、トルエン、酢酸エチル、キシレン、n−ヘキサン等)、または、水を乾燥、もしくは、粘着剤中の(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体、極性基含有単量体および多官能アクリレートに光重合開始剤(例えば、イルガキュア184、イルガキュア651、イルガキュア369、イルガキュア1800(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社)、Chivacure TPO、Chivacure 107、Chivacure173、Chivacure1256(チャイテック社)等)を0.001〜5.0重量部添加し、紫外線(UV)重合させることで形成することができる。
また、(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体と極性基含有単量体との共重合体とは、例えば、アクリル酸2−エチルヘキシルとアクリル酸との共重合体、アクリル酸イソオクチルとメタクリル酸2−ヒドロキシエチルとの共重合体、アクリル酸ブチルとアクリル酸とメタクリル酸2−ヒドロキシエチルとの三元共重合体等が使用されるが、特に、これらに限定されるものではない。
前記(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体としては、例えば、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、2−エチルヘキシル基、オクチル基、イソオクチル基、ノニル基、イソノニル基、デシル基などで代表される通常、炭素数が20以下のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸のエステル等が挙げられる。なお、前記(メタ)アクリル酸アルキルエステルは、単独もしくは2種以上で使用される。
また、前記極性基含有単量体としては、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシプロピル、アクリル酸ジメチルアミノエチル、アクリロニトリル、アクリル酸−β−カルボキシエチル(β−CEA)、メタクリロニトリル、N−ビニル−2−ピロリドン等で代表される、分子中にカルボキシル基、水酸基、アミノ基等の極性基を有する重合性不飽和単量体等が挙げられる。
アクリル系粘着剤の粘着付与剤は、耐候性の高い水素化ロジン樹脂(完全水素化ロジン樹脂)、脂肪族完全飽和炭化水素樹脂、水素化テルペン樹脂(完全水素化テルペン樹脂)またはシランカップリング剤であって、具体的には、パインクリスタルKE−100、パインクリスタルKE−311、パインクリスタルKE−359、パインクリスタルKE−604(荒川化学工業製)、アルコンP−70、アルコンP−100、アルコンP−115、アルコンP−125、アルコンP−140(荒川化学工業製)、クリアロンP−85、クリアロンP−105、クリアロンP−115、クリアロンP−125、クリアロンM−105、クリアロンK−100、クリアロンK−110(ヤスハラケミカル製)およびシランカップリング剤Z−6011、シランカップリング剤Z−6020、シランカップリング剤Z−6050、シランカップリング剤Z−6041、シランカップリング剤Z−6044、シランカップリング剤Z−6920、シランカップリング剤Z−6075、シランカップリング剤Z−6300、シランカップリング剤Z−6825、シランカップリング剤Z−6033、シランカップリング剤Z−6062、シランカップリング剤Z−6860(東レ・ダウコーニング製)等が使用されるが、特に、これらに限定されるものではない。
アクリル系粘着剤の架橋剤とは、例えば、分子中にイソシアネート基(ポリイソシアネート)、エポキシ基(エポキシ樹脂)等の官能基を2個以上持つもの、または、1、6−ヘキサンジオールジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレートなどの多官能アクリレート、または、金属キレート化合物が使用されるが、特に、これらに限定されるものではない。
また、第6および第7の発明でいう剥離ライナーとは、例えば、フィルムバイナ(藤森工業製)、NS−PETセパレータ(中本パックス製)、ピューレックス(帝人製)、セラピール(東レフィルム加工製)、ニッパシート(ニッパ製)が使用されるが、特に、これらに限定されるものではない。また、剥離ライナー厚は19〜200μmのものであり、剥離ライナーの剥離処理面は片面あるいは両面にあり、両面剥離処理品は、好ましくは、両面で1対1.5以上の剥離異差があることが好ましい。また、剥離ライナー厚が19μm未満であると、打ち抜き加工性の悪化や剥がす際の作業性が低下することから好ましくない。200μmを超えると巻き戻した際、両面テープカールや剥離フィルムからテープが浮いてしまう等の問題が発生することから好ましくない。
また、アクリル系粘着剤の架橋剤の配合量としては、前記粘着剤組成物の0.50〜4.0重量部が好ましい。配合量が0.50重量部未満の場合、両面粘着テープが40℃保持力を保持できないため、好ましくない。また、配合量が4.0重量部を超えると、架橋密度が高くなり過ぎ、結果として、凝集力が高まり、40℃保持性が維持できないため、好ましくない。
また、アクリル系粘着剤の粘着付与剤配合量の総和としては、前記粘着剤組成物の0〜50重量部が好ましい。配合量の総和が50重量部を超えると、粘着付与剤が両面粘着テープ表面に染み出し、被着材(部品)を汚染することから、好ましくない。
アクリル系粘着剤の粘度としては、500〜12,000mPa・s/23℃、より好ましくは、1,500〜3,000mPa・s/23℃の範囲が好ましい。アクリル系粘着剤の粘度が、500mPa・s/23℃未満では、dry厚さ(乾燥厚さ)が厚くなると塗布性が悪くなり、好ましくない。また、アクリル系粘着剤の粘度が、12,000mPa・s/23℃を超えると、dry厚さが薄いときに粘着剤塗工面のレベリングが悪くなるという不都合が生ずる。
この粘着層の厚さとしては、特に限定されるものでないが、例えば30〜300μm、より好ましくは、100〜250μmの範囲が好ましい。厚さが、30μm未満では、部品を固定する力としての効果が得られず、好ましくない。また、厚さが300μmを超えると打ち抜き加工性が悪くなることから、好ましくない。
そして、第5の発明に示すようにこの粘着層を構成する第1粘着層の粘着力は、少なくとも4.0N/10mm以上であり、前記第2粘着層の粘着力(対ステンレス)、2.1N/10mm以下であることが望ましい。第1粘着層の粘着力が4.0N/10mm以下では、被着材の貼付け強度が低く、好ましくない。また、第2粘着層の粘着力が2.1N/10mmを超えると一方の被着材との再剥離性が低下するからである。但し、この第2粘着層の粘着力が低すぎると粘着した被着材が簡単に剥がれてしまうため、少なくとも1.0N/10mm以上の粘着力は必要である。
また、第3の発明に示すように、第1粘着層と第2粘着層との間に高凝集力樹脂からなる中間層を設けても良い。この高凝集力樹脂としては、例えば、UV硬化樹脂などを用いることができる。
そして、このような構成をした本発明の透明性無基材両面粘着テープ・シートは、第7の発明に示すように、剥離ライナー上に、粘着特性が異なる2種類の粘着剤を同時に塗工して前記粘着層を形成することによって容易に製造することができる。
本発明の透明性無基材両面粘着テープ・シートによれば、粘着層の表裏面がそれぞれ異なる粘着特性を有することから、1層だけの粘着層では対応できない異種被着材同士の貼り合わせを最適に行うことができる。
これによって、異種の被着材を貼り合わせた際にその被着材の粘着特性などに応じた最適な接着力が得られるため、被着材との接着界面での浮きや剥れを防止できると共に、優れた耐発砲浮き抑制性能とリワーク性を両立することができる。
また、粘着層にPET(ポリエチレンテレフタレート)やPEN(ポリエチレンナフタレート)などからなる基材を有していないため、優れた光透過性を発揮できる。
この結果、例えばタッチパネルなどのように異種のシートを貼り合わせた場合、視認性はもちろん、優れた耐久性、リワーク性などの特性を全て高い次元で満足することが可能となる。
本発明に係る透明性無基材両面粘着テープ・シートの実施の一形態を示す拡大断面図である。 本発明に係る透明性無基材両面粘着テープ・シートによって異種被着材同士を接着させた状態を示す概念図である。 本発明に係る透明性無基材両面粘着テープ・シートの他の実施の形態を示す拡大断面図である。 本発明に係る透明性無基材両面粘着テープ・シートの製造方法の実施の一形態を示す概念図である。 本発明に係る透明性無基材両面粘着テープ・シートの製造方法の他の実施の形態を示す概念図である。
次に、本発明の実施の一形態を添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る透明性無基材両面粘着テープ・シート100の実施の一形態を示す拡大断面図である。
図示するように、この透明性無基材両面粘着テープ・シート100は、透明性の粘着層10を有し、その両面に剥離ライナー20,20で保護した構造となっている。
この粘着層10は、第1粘着層10aと第2粘着層10bとからなる2層構造となっており、その表裏面がそれぞれ異なる粘着特性を有している。つまり、第1粘着層10aの粘着特性は、強粘着特性となっているのに対し、第2粘着層10bの粘着特性は、この第1粘着層よりも粘着力が低い弱粘着特性となっている。
そして、例えば図3に示すようにこの強粘着特性の第1粘着層10a側の剥離ライナー20を剥がしてその第1粘着層10a側を、一方の粘着対象である被着材31に粘着させた後、弱粘着特性の第2粘着層10b側の剥離ライナー20を剥がしてその第2粘着層10b側に、他方の粘着対象である被着材30に粘着させることによって一方の被着材30に他方の被着材31を貼り合わせすることができる。
このように本発明に係る透明性無基材両面粘着テープ・シート100の粘着層10は、その表裏面がそれぞれ異なる粘着特性を有することから、1層だけの粘着層では対応できない異種被着材30,31同士の貼り合わせを最適に行うことができる。
これによって、同種の被着材はもちろん、異種の被着材30,31を貼り合わせた際でもその被着材の粘着特性などに応じた最適な接着力が得られるため、被着材との接着界面での浮きや剥れを防止できると共に、優れた耐発砲浮き抑制性能とリワーク性を両立することができる。
例えば、図3に示すように一方の被着材31上に接着した粘着層10に対して他方の被着材30を貼り合わせた際に、その位置がずれた場合にはその被着材30を粘着層10から一旦剥がして位置調整しながら再度貼り直すという作業を繰り返すことがある。このような場合、粘着層10の被着材30を接着する側は弱粘着特性の第2粘着層10bから構成されているため、容易に剥がすことが可能となり、優れた再剥離性を発揮することができる。
また、この粘着層10は、透明なアクリル系粘着剤を主成分とする粘着剤のみからなり、PETやPENなどからなる基材を有していないため、より優れた光透過性を発揮できる。
なお、本実施の形態では、粘着層10の被着材30側を弱粘着特性の第2粘着層10bで構成したが、これとは反対に一方の被着材31側を弱粘着特性の第2粘着層10bとし、被着材30側を剥がしたときにこの粘着層10が被着材30と共に被着材31から剥がれるように構成しても良い。
また、図2に示すようにこの粘着層10の第1粘着層10aと第2粘着層10bとの間に高凝集力透明樹脂からなる中間層10cを設けても良い。このような中間層10cを設けることによって、打ち抜き加工性の向上や、ハンドリング性の向上という効果が得られる。
また、被着材30,31の組合せとしては適用する部材によって異なるため、特に限定されるものでないが、タッチパネルや電子ペーパーなどの光透過性が要求される電機部品の場合は、例えばアクリル板、ポリカーボネート板、PETフィルム、ガラス板などが考えられる。
そして、このような透明性無基材両面粘着テープ・シート100の製造方法は、図4に示すように、ローラー60によって案内される一方の剥離ライナー20上に、所定の成分が調整された第1粘着層10aおよび第2粘着層10bという2種類のアクリル系粘着剤を、重層ダイ(1つのダイにマニホールドとスリットを2つずつ有するダイ)40を用いて塗工し、加熱乾燥して巻き取るという方法が考えられる。このような製造方法を用いれば、異種粘着剤を有する透明性無基材粘着テープの塗工が1工程で済むため、コストダウンという効果が得られる。
また、別の製造方法としては、図5に示すようにローラー60によって案内される一方の剥離ライナー20上に、所定の成分が調整されたアクリル系粘着剤を第1のダイ51によって塗工して第1粘着層10aを形成した後、この第1粘着層10aが乾燥または硬化する前のウエットの状態で、さらに別のアクリル系粘着剤を第2のダイ50によって塗工して第2粘着層10bを形成させてから、加熱乾燥または窒素雰囲気下で紫外線(UV)照射し、その後その上に他方の剥離ライナー20を重ね合わせる。これにより、図1に示す構造の透明性無基材両面粘着テープ・シート100が容易に得られる。
そして、このような本発明の透明性無基材両面粘着テープ・シート100を用いて各種被着材と貼り合わせることにより、透明性,再剥離性,浮き・剥れ防止性に優れたタッチパネルや電子ペーパーなどの電子部品を容易に製造することができる。
次に、実施例を挙げ、本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに何ら制約されるものではない。
〔実施例1〕
酢酸エチルで約3000mPa・sになるように希釈したアクリル系粘着剤SKダイン2094(綜研化学社製)100重量部に対し、硬化剤E−AX(綜研化学社製)0.27重量部添加した粘着剤A(1面側)と、同様に酢酸エチルで約3000mPa・sになるように調整したアクリル系粘着剤ファインタックCT−4010(DIC社製)100重量部に対し、硬化剤バーノックDN−980(DIC社製)0.5重量部添加した粘着剤B(2面側)をdry(乾燥厚さ)50μmとなるように厚さ50μmのPETセパレータ上に同時に塗工し、溶剤乾燥後に別の厚さ50μmのPETセパレータを貼り合わせ、35℃雰囲気下で120hエージングし、透明無基材両面テープを得た。
〔実施例2〕
実施例1と同様に粘度調整して架橋剤を添加した粘着剤A(1面側)と、酢酸エチルで約3000mPa・sになるように粘度調整したアクリル系粘着剤オリバインBPS6258(東洋インキ製造社製)100重量部に対し、架橋剤オリバインBXX5627(東洋インキ製造社製)を1.5重量部添加した粘着剤C(2面側)をdry50μmとなるように、50μmPETセパレータ上に同時に塗工し、溶剤乾燥後に別の50μmPETセパレータと貼り合わせ、35℃雰囲気下で120hエージングし、透明無基材両面テープを得た。
〔実施例3〕
実施例1および2と同様に粘度調整した粘着剤B(1面側)、粘着剤C(2面側)をdry50μmとなるように、50μmPETセパレータ上に同時に塗工し、溶剤乾燥後に別の50μmPETセパレータと貼り合わせ、35℃雰囲気下で120hエージングし、透明無基材両面テープを得た。
〔比較例1〕
実施例1と同様に、酢酸エチルで約3000mPa・sになるように粘度調整したアクリル粘着剤Bをdry50μmとなるように,50μmPETセパレータ上に塗工し、溶剤乾燥後に別の50μmPETセパレータと貼り合わせて35℃雰囲気下で120hエージングし、透明無基材両面テープを得た。
〔比較例2〕
実施例3と同様に調整した粘着剤Cをdry50μmとなるように、50μmPETセパレータ上に塗工し、溶剤乾燥後に別の50μmPETセパレータと貼り合わせて35℃雰囲気下で120hエージングし、透明無基材両面テープを得た。
(評価)
実施例1〜3および比較例1、2の透明無基材両面テープを用い、各種部材を貼り合わせ、接着性、耐発泡浮き抑制性能、リワーク性、貼り合わせ後の経時変化について下記のような方法で評価を行った。
〔接着性の評価〕
透明無基材両面テープの測定面と反対側の面に19μmPETフィルムを貼り合わせ、25mm幅に切断し、ブライトアニール処理を施した鏡面仕上げのステンレス板に貼り付けて2kgローラーで1往復圧着したあと、20分後に300mm/minのスピードで180°ピール力を測定した。
〔耐発泡浮き抑制性能〕
ポリカーボネート板に貼り付ける面と反対側の面に19μmPETフィルムを貼り合わせ、剥離フィルムを剥がしてポリカーボネートに貼付け、80℃雰囲気下で240h放置後に貼り合わせ表面を目視観察した。程度に関わらず、アウトガスによる浮きのあるものを×、まったくないものを○とした。
〔リワーク性の評価〕
被着材に貼り合わせる面と反対側の面に50μmのPETフィルムを貼付け、剥離フィルムを剥がして100μm厚のPETフィルムに貼り合わせた。このまま2h放置後、150°方向に300mm/minのスピードで剥離した後、100μmPETフィルムに対する糊残りについて確認し、程度に関わらず糊残りのあるものを×、まったくないものを○とした。
〔貼り合わせ後の経時変化の評価〕
それぞれの透明無基材両面テープを各種被着材と貼り合わせ、40℃×90%RH条件下に200h放置し、浮き、剥がれの有無を確認した。なお、貼り合わせた被着材は、実施例1は粘着剤A側がポリカーボネート板、粘着剤B側がPETフィルム、実施例2は粘着剤A側がポリカーボネート板、粘着剤C側がガラス板、実施例3は粘着剤B側がPETフィルム、粘着剤C側がガラス板、比較例1は実施例と同じ組合せのポリカーボネート板とPETフィルム、比較例2は実施例2と同じ組合せのポリカーボネート板とガラス板とした。
Figure 2011057883
この結果を示したのが表1である。
表1に示すように、先ず接着性については、比較例1,2は、いずれもその表裏とも同じであったが、本発明に係る実施例1〜3は、表裏で異なる接着力を発揮することができた。次に、耐発泡浮き抑制性能については、比較例1,2は、いずれもアウトガスによる浮きが発生したのに対し、本発明に係る実施例1、2は、アウトガスによる浮きはまったくなかった。また、リワーク性については、比較例1,2は、いずれも糊残りが発生したのに対し、本発明に係る実施例2,3は、糊残りがまったくなかった。さらに、貼り合わせ後の経時変化については、比較例1,2は、いずれも浮き、剥がれが発生したが、本発明に係る実施例1〜3は、いずれも浮き、剥がれが発生することはなかった。
このように貼り合わせる被着材の性質に合わせて、適切な粘着剤を選定することで機能性を付加した透明性無基材両面テープ・シートを提供することができ、1層だけの粘着剤では対応できない異種被着材同士の貼り合わせ作業に使用することができる。
100…透明性無基材両面粘着テープ・シート
10…粘着層
10a…第1粘着層
10b…第2粘着層
10c…中間層
20…剥離ライナー
30、31…被着材
40…重層ダイ
50…第2のダイ
51…第1のダイ
60…ローラー

Claims (7)

  1. 透明性の粘着層を有する無基材両面粘着テープ・シートであって、
    前記粘着層の表裏面がそれぞれ異なる粘着特性を有することを特徴とする透明性無基材両面粘着テープ・シート。
  2. 請求項1記載の透明性無基材両面粘着テープ・シートにおいて、
    前記粘着層が、強粘着特性の第1粘着層と、当該第1粘着層よりも粘着力が低い弱粘着特性の第2粘着層とを有することを特徴とする透明性無基材両面粘着テープ・シート。
  3. 請求項2記載の透明性無基材両面粘着テープ・シートにおいて、
    前記第1粘着層と第2粘着層との間に高凝集力透明樹脂からなる中間層を有することを特徴とする透明性無基材両面粘着テープ・シート。
  4. 請求項2または3に記載の透明性無基材両面粘着テープ・シートにおいて、
    前記弱粘着特性の第2粘着層が再剥離性を有することを特徴とする透明性無基材両面粘着テープ・シート。
  5. 請求項2乃至4のいずれか1項に記載の透明性無基材両面粘着テープ・シートにおいて、
    前記第1粘着層が、アクリル系粘着剤を主成分とする粘着剤からなると共に粘着力が4.0N/10mm以上であり、
    前記第2粘着層が、アクリル系粘着剤を主成分とする粘着剤からなると共に粘着力が2.1N/10mm以下であることを特徴とする透明性無基材両面粘着テープ・シート。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の透明性無基材両面粘着テープ・シートにおいて、
    前記粘着層の片面または両面に剥離ライナーを有することを特徴とする透明性無基材両面粘着テープ・シート。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の透明性無基材両面粘着テープ・シートの製造方法であって、
    剥離ライナー上に、粘着特性が異なる2種類の粘着剤を同時に塗工して前記粘着層を形成することを特徴とする透明性無基材両面粘着テープ・シートの製造方法。
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