JP2011051438A - モータサイクル - Google Patents
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Abstract
【課題】荷物を載せる面が広く、且つ、簡便でニーズに合わせた使い方が可能なリアキャリア構造を有するモータサイクルを提供する。
【解決手段】モータサイクルのリアキャリア構造100では、シート17の上面17sとキャリア18の上面18sとで、実質的に連続した平面S1が形成され、シート17とキャリア18とベース部材19とを車体から取り外して支持部2aの後方にキャリア18を配置したときに、キャリア18の上面18sと支持部2aの上面2sとで、実質的に連続した他の平面が形成される。
【選択図】図3
【解決手段】モータサイクルのリアキャリア構造100では、シート17の上面17sとキャリア18の上面18sとで、実質的に連続した平面S1が形成され、シート17とキャリア18とベース部材19とを車体から取り外して支持部2aの後方にキャリア18を配置したときに、キャリア18の上面18sと支持部2aの上面2sとで、実質的に連続した他の平面が形成される。
【選択図】図3
Description
本発明はモータサイクルに関する。
例えば、下記特許文献1には、運転者の着座するシートと、このシートの後方に配置された同乗者着座用のシートとを備えたモータサイクルが開示されている。下記特許文献1に係るモータサイクルでは、同乗者着座用のシートを車体から取り外すことができる。この場合、同乗者着座用のシートの下方に配置された車体フレームの上面と、車体フレームから後方に延びるキャリアの上面とで、前後方向に連続した平面が形成される。そのため、下記特許文献1に係るモータサイクルによれば、大きい荷物でも、車体フレームとキャリアとの上面に載せることができる。
一方、下記特許文献2には、同乗者着座用のシートの後方に配置されたキャリアと、キャリアの左右両側に配置されたサイドケースと、を備えたモータサイクルのリアキャリア構造が開示されている。下記特許文献2に係るリアキャリア構造によれば、サイドケースの上面とキャリアの上面とで左右方向に連続した平面が形成され、この平面に大きな荷物を載せることができる。
しかしながら、上記特許文献1に係るモータサイクルでは、同乗者着座用のシートが車体に装着されている場合は、同乗者着座用のシートとキャリアとの間に高低差が生じている。そのため、同乗者着座用のシートとキャリアとを同一面として荷物を載せることができず、大きい荷物を載せる場合には、同乗者着座用のシートを車体から取り外さなければならなかった。そのため、簡便なリアキャリア構造とは言い難かった。一方、上記特許文献2に係るリアキャリア構造では、横幅の大きな荷物を載せることはできても、前後方向に長い荷物を載せることは難しかった。また、上記特許文献2に係るリアキャリア構造では、長い荷物を同一面上に前後方向で積載しようとすると、モータサイクルの車体自体が前後方向に大きくなってしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、荷物を載せる面が広く、且つ、簡便でニーズに合わせた使い方が可能なリアキャリア構造を有するモータサイクルを提供することにある。
本発明に係るモータサイクルは、車体と、前記車体の上方に配置され、上方に面した上面を有する同乗者着座用のシートと、前記車体の上方且つ前記シートの後方に配置されたベース部材と、前記ベース部材の上方に配置され、上方に面した上面を有するキャリアと、を備えたモータサイクルである。前記モータサイクルでは、前記シートの前記上面と前記キャリアの前記上面とで、実質的に連続した第1の平面が形成され、前記車体は、前記シートまたは前記ベース部材の下方に位置する上面を有し、前記シートと前記キャリアと前記ベース部材とを前記車体から取り外して前記車体の上方に前記キャリアを配置したときに、前記キャリアの前記上面と前記車体の前記上面とで、実質的に連続した第2の平面が形成される。
本発明によれば、荷物を載せる面が広く、且つ、簡便でニーズに合わせた使い方が可能なリアキャリア構造を有するモータサイクルを提供することができる。
以下、本実施形態に係るモータサイクル1について、図面を用いて詳細に説明する。但し、以下に説明するモータサイクル1は、本実施形態の単なる例示である。モータサイクル1は、モペット、スクータ等のモータサイクルであってもよい。また、モータサイクル1は、オンロード型、オンオフロード型、またはオフロード型のいずれか一つの型のモータサイクルであってもよい。なお、本明細書において、モータサイクルとは、旋回する際に車体を傾ける形式の車両を言う。ここでいうモータサイクルは、車輪の数が2つの車両に限定されず、3つ以上の車輪を有していてもよい。
図1は、モータサイクル1の左側面図である。なお、下記説明において、前後左右の各方向は、後述するシート16に着座した乗員から見た方向をいうものとする。
《モータサイクルの構成》
図1に示すように、モータサイクル1は、車体2と、車体2の前側に設けられた前輪14aと、車体2の後側に設けられた後輪14bとを備えている。車体2は、車体フレーム10を備えている。車体フレーム10は、ヘッドパイプ11とシートフレーム9とを有している。ヘッドパイプ11の上端部には、ハンドル12が取り付けられている。一方、ヘッドパイプ11の下端には、フロントフォーク13を介して、前輪14aが回転可能に取り付けられている。
図1に示すように、モータサイクル1は、車体2と、車体2の前側に設けられた前輪14aと、車体2の後側に設けられた後輪14bとを備えている。車体2は、車体フレーム10を備えている。車体フレーム10は、ヘッドパイプ11とシートフレーム9とを有している。ヘッドパイプ11の上端部には、ハンドル12が取り付けられている。一方、ヘッドパイプ11の下端には、フロントフォーク13を介して、前輪14aが回転可能に取り付けられている。
車体フレーム10には、パワーユニット3が懸架されている。また、車体フレーム10には、車体カバー15が取り付けられている。後輪14bは、動力伝達機構7を介してエンジン4に連結されている。これにより、エンジン4の動力が後輪14bに伝達され、後輪14bが回転する。エンジン4には、排気管6が接続されている。排気管6は、後方に向かって延びており、排気管6の後端部には、サイレンサ5が接続されている。
車体2のほぼ中央部分よりも後方には、シート16が配置されている。シート16の前方には燃料タンク8が配置されている。シート16は、シートフレーム9の上方に配置されている。シートフレーム9は、後方且つ上方に向かって延びている。
シート16の後方には、同乗者着座用のシート17が配置されている。シート17は、車体2の上方に配置されている。車体2の上方且つシート17の後方にはベース部材19が配置され、ベース部材19の上方にはキャリア18が配置されている。シート17の左右の側方には、グラブバー20がそれぞれ設けられている。このように、モータサイクル1は、シート16の後方にリアキャリア構造100を有している。本実施形態において、リアキャリア構造100とは、シート16の後方に荷物を載せることができるように構成されている各構造の総称である。
図2(a)に示すように、モータサイクル1の車体2に、シート17とベース部材19とキャリア18とが取り付けられている状態を便宜的にスタンダード状態と称する。また、図2(b)に示すように、シート17とキャリア18とベース部材19とが車体2から取り外され、車体2の上方にキャリア18が配置されている状態をフラットキャリア状態と便宜的に称する。図2(c)に示す状態は、スタンダード状態からキャリア18が車体2から取り外され、シート17の後方にベース部材19が配置されている状態である。リアキャリア構造100は、図2(a)、図2(b)、および図2(c)に示す状態を形成することができる。
図3に示すように、シート17は、上方に面した上面17sを有している。また、キャリア18は、上方に面した上面18sを有している。シート17は、車体2の上方に配置されている。本実施形態では、シート17は、車体2のうち、支持部2aの上方に配置されている。支持部2aは、車体2の一部である。ただし、シート17は、支持部2aの上方に配置されていなくてもよく、シート16の後方において車体2のうちの他の部材の上方に配置されていてもよい。
シート17とベース部材19とキャリア18とは、車体2に着脱自在に取り付けられている。シート17とベース部材19とキャリア18とは、車体2に直接的に取り付けられていてもよく、支持部材等を介して間接的に車体取り付けられていてもよい。本実施形態では、後述するように、シート17とベース部材19とは、車体2に直接的に取り付けられている。また、図3に示すように、キャリア18は、ベース部材19を介して車体2に取り付けられているが、車体2に直接的に取り付けられる場合もある。図5に示すように、シート17とベース部材19とキャリア18とは、短ボルト91または長ボルト92が用いられることにより、後述するように簡便な方法で車体2に取り付けられている。
モータサイクル1のリアキャリア構造100がスタンダード状態であるときは、シート17の上面17sとキャリア18の上面18sとで、実質的に連続した平面S1が形成されている。実質的に連続とは、シート17とキャリア18との間に若干の隙間があったとしても、荷物がシート17の上面17sからキャリア18の上面18sにわたって支障なく積載される程度に連続していることをいう。平面S1は、水平面であってもよく、水平面から傾斜した平面であってもよい。本実施形態では、平面S1は水平面から若干前下がりに傾斜している。なお、図3等の符号Frは、前方を示している。
図4に示すように、リアキャリア構造100では、シート17とキャリア18とベース部材19とを車体2から取り外して、車体2の上方にキャリア18を配置する。車体2は、シート17の下方に位置する上面2sを有している。リアキャリア構造100がフラットキャリア状態であるときは、キャリア18の上面18sと車体2の上面2sとで、実質的に連続した平面S2が形成されている。なお、本実施形態において、車体2の上面2sは、支持部2aの上面によって形成されている。平面S2は、水平面であってもよく、水平面から傾斜した平面であってもよい。本実施形態では、平面S2は水平面から若干前下がりに傾斜している。また、平面S1と平面S2とは、実質的に平行である。
モータサイクル1は、サイドケース21を備えていてもよい。サイドケース21は、シート17の左右の側方にそれぞれ設けられ、それぞれ上方に面した上面S3を有している。ただし、サイドケース21は、シート17の左側または右側のいずれか一方のみに設けられてもよい。
図4に示すように、スタンダード状態において、サイドケース21がシート17の左右に配置されているときは、平面S1が上面S3の上方に位置する。このときは、平面S1と上面S3との間には、高低差H1が生じる。一方、図7に示すように、フラットキャリア状態において、サイドケース21が支持部2aの左右に配置されているときは、平面S2が上面S3の下方に位置する。このときは、平面S2と上面S3との間には、高低差H2が生じる。すなわち、左右のサイドケース21の上面S3は、平面S1と平面S2との略中間位置に位置している。なお、本実施形態では、高低差H1は高低差H2よりも小さい。ただし、高低差H1は高低差H2よりも大きくてもよく、高低差H1と高低差H2とが同一であってもよい。なお、図4等に示す符号Cは、車体2の左右方向の中心を示している。
図8に示すように、サイドケース21の上面S3には、前後方向に延びる複数の溝21aが形成されている。サイドケース21の上面S3は、前後方向に延びる複数の突起21bによって形成されており、各突起21bの間に溝21aが形成されている。図8は、車体2の左側に配置されているサイドケース21を示しているが、車体2の右側に配置されているサイドケース21の上面S3についても同様である。
なお、図7に示すように、グラブバー20は、フラットキャリア状態の場合にサイドケース21が設けられているときは、車体2から取り外されている。ただし、グラブバー20は、フラットキャリア状態の場合にサイドケース21が設けられているときに、車体2に取り付けられたままであってもよい。車体2に対するグラブバー20の上下方向および前後方向の位置は、特に限定されない。グラブバー20は、シート17にタンデムライダーが着座しているときにタンデムライダーの手が触れやすい位置に配置されていればよい。同乗者は、サイドケース21が設けられているときでも、シート17に着座することができる。同乗者がシート17に着座するときは、グラブバー20は車体2に取り付けられている。
図9に示すように、ベース部材19は、上面19sを有している。スタンダード状態において、キャリア18が車体2から取り外され、シート17の後方にベース部材19が配置されているときは、ベース部材19の上面19sにリアケース22を載せることができる。なお、ベース部材19の上面19sは、水平面であってもよく、水平面から傾斜していてもよい。
リアケース22は、上面22sを有している。なお、図示していないが、リアキャリア構造100では、サイドケース21が設けられている場合でも、ベース部材19の上面19sにリアケース22を載せることができる。また、図示していないが、シート17が車体2から取り外されている場合でも、ベース部材19の上面19sにリアケース22を載せることができる。
リアキャリア構造100では、スタンダード状態にて使用するボルトのみを利用することにより、フラットキャリア状態と、キャリア18を車体2から取り外してシート17よりも後方にベース部材19を配置した状態とをつくることができる。図5に示すように、スタンダード状態は、3本の短ボルト91および2本の長ボルト92を利用することによってつくられている。なお、本実施形態では、シート17を車体2に対して取り付ける際は、短ボルト91および長ボルト92とは別のボルト等の締結具が利用されている。
図10に示すように、キャリア18は、孔18aと孔18bと孔18cとを有している。孔18cは、キャリア18の前部の左右方向の略中央に配置されている。孔18aと孔18bとは、孔18cよりも後方に配置され、左右方向に互いに離間している。一方、図11に示すように、ベース部材19は、孔19aと孔19bと孔19cと孔19dと孔19eとを有している。孔19cは、ベース部材19の前部の左右方向の略中央に配置されている。孔19aと孔19bとは、孔19cよりも後方に配置され、左右方向に互いに離間している。孔19dと孔19eとは、孔19cよりも前方のベース部材19の前端部に配置され、左右方向に互いに離間している。
まず、スタンダード状態がつくられる場合について説明する。図12(a)に示すように、1本の短ボルト91が、キャリア18の孔18cを貫通し、ベース部材19の孔19cに固定される。また、短ボルト91が、ベース部材19の孔19dと孔19eとを貫通し、車体2に固定される(図5と図11とを参照)。長ボルト92は、キャリア18の孔18aおよびベース部材19の孔19aと、キャリア18の孔18bおよびベース部材19の孔19bとを貫通し、車体2に固定される(図5と図12(b)とを参照)。これら3本の短ボルト91および2本の長ボルト92により、キャリア18とベース部材19とが車体2に一体に取り付けられる。
フラットキャリア状態は、3本の短ボルト91を利用することによってつくられる。図13(a)に示すように、1本の短ボルトが、キャリア18の孔18cを貫通し、車体2に固定される。また、図13(b)に示すように、短ボルト91は、キャリア18の孔18aと孔18bとを貫通し、車体2に固定される。これら3本の短ボルト91により、キャリア18が車体2に取り付けられる。
キャリア18を車体2から取り外してシート17よりも後方にベース部材19を配置した状態は、2本の短ボルト91および2本の長ボルト92を利用することによってつくられる。図14(a)に示すように、ベース部材19の孔19cには、短ボルト91または長ボルト92のいずれのボルトも貫通していない。また、図示は省略するが、2本の短ボルト91がベース部材19の孔19dと孔19eとを貫通し、車体2に固定される(図9と図11とを参照)。さらに、図14(b)に示すように、長ボルト92がベース部材19の孔19aと孔19bとを貫通し、車体2に固定される。
以上のように、本実施形態によれば、リアキャリア構造100がスタンダード状態であるときは、シート17の上面17sとキャリア18の上面18sとで、実質的に連続した平面S1が形成される(図3参照)。また、リアキャリア構造100がフラットキャリア状態であるときは、支持部2aの上面2sとキャリア18の上面18sとで、実質的に連続した平面S2が形成される(図6参照)。平面S1と平面S2とのように、前後方向に連続した平面が形成されることにより、モータサイクル1において荷物を載せる面を広くすることができる。一方、スタンダード状態またはフラットキャリア状態のいずれの状態であっても、モータサイクル1の車体2は拡大しない。
スタンダード状態であるときは、平面S1の上に、前後方向の長さが比較的長い荷物を載せることができる。また、スタンダード状態では、同乗者がシート17に着座することができるとともに、シート17の後方に配置されたキャリア18の上面18sに荷物を載せることができる。一方、フラットキャリア状態では、平面S2の上に、前後方向の長さが比較的長い荷物を載せることができる。シート17に比べ、車体2の支持部2aとキャリア18とは剛性が高いため、平面S2は平面S1よりも剛性が高くなる。そのため、平面S2では、平面S1よりも荷物をしっかりと支持することが可能である。このように、モータサイクル1では、積載する荷物や同乗者の有無に応じ、スタンダード状態の平面S1とフラットキャリア状態の平面S2とで、ニーズに合わせた使い方が可能である。したがって、本実施形態によれば、車体2を拡大することなく荷物を載せる面を広くすることができ、且つ、簡便でニーズに合わせた使い方が可能なリアキャリア構造100を提供することができる。
車体2(図1参照)の側方にサイドケース21が配置されているときは、荷物の積載スペースが拡大する。サイドケース21の内部に荷物を収容することは勿論のこと、サイドケース21の上面S3に荷物を載せることができる。図7に示すように、サイドケース21は、車体2よりも左右方向の側方に配置されている。図7に示すように、フラットキャリア状態では、左右方向の長さが比較的長い荷物を、支持部2aを跨いで左右のサイドケース21の上面S3に載せることができる。このときは、スタンダード状態で荷物をシート17の上方に載せる場合(図4参照)に比べ、サイドケース21の上面S3で安定して荷物を支持することができる。一方、スタンダード状態では、同乗者がシート17に着座することができるとともに、キャリア18の上面18sとサイドケース21の上面S3とに荷物を載せることができる。したがって、本実施形態によれば、荷物を載せる面をさらに広くすることができ、且つ、簡便でニーズに合わせた使い方が可能なリアキャリア構造100を提供することができる。
また、左右のサイドケース21の上面S3には、前後方向に延びる複数の溝21aが形成されている(図8参照)。そのため、サイドケース21の上面S3に載せられる荷物は、上面S3から左右方向にずれ難く、安定して支持される。
キャリア18が車体2から取り外され、シート17よりも後方にベース部材19が配置されているときは、ベース部材19の上面19sにリアケース22を載せることができる(図9参照)。リアキャリア構造100にリアケース22が設けられることにより、荷物の積載スペースが拡大する。リアケース22の内部に荷物を収容することは勿論のこと、リアケース22の上面22sに荷物を載せることができる。また、シート17が車体2の上方に配置されている場合またはシート17が車体2から取り外されている場合のいずれであっても、ベース部材19の上方にリアケース22を載せることができるので、モータサイクル1ではニーズに合わせたリアケース22の使い方が可能である。
<変形例>
図15に示すように、変形例に係るリアキャリア構造100では、シート17とキャリア18とベース部材19とを車体2から取り外し、シート17が配置されていた位置に、キャリア18を配置することができる。本変形例に係る車体2は、ベース部材19の下方に位置する上面2rを有している。リアキャリア構造100がフラットキャリア状態であるときは、キャリア18の上面18sと車体2の上面2rとで、実質的に連続した平面S2が形成される。
図15に示すように、変形例に係るリアキャリア構造100では、シート17とキャリア18とベース部材19とを車体2から取り外し、シート17が配置されていた位置に、キャリア18を配置することができる。本変形例に係る車体2は、ベース部材19の下方に位置する上面2rを有している。リアキャリア構造100がフラットキャリア状態であるときは、キャリア18の上面18sと車体2の上面2rとで、実質的に連続した平面S2が形成される。
1 モータサイクル
2 車体
2s 上面
2r 上面
17 シート
17s 上面
18 キャリア
18s 上面
19 ベース部材
19s 上面
21 サイドケース
21a 溝
22 リアケース
S1 平面(第1の平面)
S2 平面(第2の平面)
S3 上面
2 車体
2s 上面
2r 上面
17 シート
17s 上面
18 キャリア
18s 上面
19 ベース部材
19s 上面
21 サイドケース
21a 溝
22 リアケース
S1 平面(第1の平面)
S2 平面(第2の平面)
S3 上面
Claims (4)
- 車体と、
前記車体の上方に配置され、上方に面した上面を有する同乗者着座用のシートと、
前記車体の上方且つ前記シートの後方に配置されたベース部材と、
前記ベース部材の上方に配置され、上方に面した上面を有するキャリアと、を備え、
前記シートの前記上面と前記キャリアの前記上面とで、実質的に連続した第1の平面が形成され、
前記車体は、前記シートまたは前記ベース部材の下方に位置する上面を有し、
前記シートと前記キャリアと前記ベース部材とを前記車体から取り外して前記車体の上方に前記キャリアを配置したときに、前記キャリアの前記上面と前記車体の前記上面とで、実質的に連続した第2の平面が形成される、
モータサイクル。 - 前記シートの左右の側方にそれぞれ設けられ、それぞれ上方に面した上面を有する左右のサイドケースをさらに備え、
前記左右のサイドケースの前記上面は、前記第1の平面と前記第2の平面との上下方向の略中間位置に位置している、
請求項1に記載のモータサイクル。 - 前記左右のサイドケースの前記上面には、前後方向に延びる複数の溝が形成されている、
請求項2に記載のモータサイクル。 - 前記ベース部材は、上方に面した上面を有し、
前記キャリアを前記車体から取り外して前記シートよりも後方に前記ベース部材を配置したときに、前記ベース部材の前記上面に積載されるリアケースをさらに備えた、
請求項1に記載のモータサイクル。
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Publication number | Publication date |
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EP2289782B1 (en) | 2014-06-25 |
EP2289782A2 (en) | 2011-03-02 |
EP2289782A3 (en) | 2012-10-17 |
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