JP2011020612A - グラスラン - Google Patents
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Abstract
【課題】ウインドウガラスのがたつきを効果的に抑制することのできるグラスランを提供する。
【解決手段】上下方向に延びるグラスラン縦辺部6aにおいて、ウインドウガラス5に表裏両面からそれぞれ弾接する両シール部9,13をメインシールリップ10,14とサブシールリップ11,15とを有する二股状にそれぞれ形成する。そして、アウタ側シール部9におけるアウタメインシールリップ10をグラスラン本体7の開口側に向けて斜めに突設する一方、インナ側シール部13におけるインナメインシールリップ14をグラスラン本体7の底壁7c側に向けて斜めに突設することにより、両シール部9,13におけるメインシールリップ10,14同士をグラスラン本体7における両側壁7a,7bの高さ方向で重合関係となるようにオーバーラップさせる。
【選択図】図2
【解決手段】上下方向に延びるグラスラン縦辺部6aにおいて、ウインドウガラス5に表裏両面からそれぞれ弾接する両シール部9,13をメインシールリップ10,14とサブシールリップ11,15とを有する二股状にそれぞれ形成する。そして、アウタ側シール部9におけるアウタメインシールリップ10をグラスラン本体7の開口側に向けて斜めに突設する一方、インナ側シール部13におけるインナメインシールリップ14をグラスラン本体7の底壁7c側に向けて斜めに突設することにより、両シール部9,13におけるメインシールリップ10,14同士をグラスラン本体7における両側壁7a,7bの高さ方向で重合関係となるようにオーバーラップさせる。
【選択図】図2
Description
本発明は車両用ドアのうちウインドウ開口部の周縁に装着されるグラスランに関し、特に、ウインドウガラスの厚さ方向におけるがたつきを抑制するようにしたグラスランに関する。
この種のグラスランとして例えば特許文献1に記載のものが提案されている。この特許文献1に記載のグラスランは、略チャンネル状の本体部と、その本体部のうち車外側および車内側の両側壁部の先端からそれぞれ突設された一対のシールリップと、上記本体部のうち車内側の側壁部から本体部の内側に向けて延出するサブリップと、を有している。そして、上記両シールリップ間にウインドウガラスが進入したときに、撓み変形した車内側シールリップの裏面に上記サブリップが当接することにより、車両の走行時や車両用ドアの開閉時におけるウインドウガラスの厚さ方向のがたつきを上記サブリップと車内側シールリップとが協働して抑制することになる。
ここで、上記ウインドウガラスは、その建て付けのばらつきによって所定の基準位置よりも車室内側または車室外側に偏った位置でグラスランに進入する場合がある。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、特にウインドウガラスが上記基準位置よりも車外側に偏っている場合、上記車内側シールリップの撓み量が比較的小さくなることから、その車内側シールリップが上記サブシールリップに当接せず、ウインドウガラスのがたつきを十分に抑制できずに異音が発生する虞があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、ウインドウガラスのがたつきを効果的に抑制することができるグラスランを提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、車両用ドアのウインドウフレームに装着され、昇降動作可能なウインドウガラスの外周縁部を受容する断面略チャンネル状のベース部と、そのベース部の両側壁から当該ベース部の内側に向けてそれぞれ突設され、上記ウインドウガラスに弾接する一対のシール部とを有するグラスランにおいて、上下方向に延びるグラスラン縦辺部における上記両シール部が、上記ベース部の底壁側または開口側に向けて斜めに延びるメインシールリップと、そのメインシールリップの根元部から反メインシールリップ側に向けて斜めに延びていて、且つ上記メインシールリップよりも延出方向の長さが短いサブシールリップと、からなる二股状にそれぞれ形成され、上記両シール部におけるメインシールリップを互い違いに形成することにより、当該両シール部におけるメインシールリップ同士が自由状態でオーバーラップするようになっていることを特徴としている。
具体的には請求項2に記載の発明のように、上記グラスラン縦辺部において、上記両シール部のうち一方のシール部におけるメインシールリップが上記ベース部の底壁側に向けて斜めに延出している一方、上記両シール部のうち他方のシール部におけるメインシールリップが上記ベース部の開口側に向けて斜めに延出していて、上記両シール部におけるメインシールリップのガラス当接面同士が自由状態で近接対峙しているとよい。
なお、ここでいう自由状態とは、上記ベース部がウインドウフレームに拘束されていない状態を意味するものではなく、上記ウインドウフレームにグラスランが装着されていて、且つ上記両シール部に外力が働いていない状態、すなわち両シール部間にウインドウガラスが進入していない状態を意味している。
すなわち、請求項1,2に記載の発明では、上記両シール部におけるメインシールリップ同士がオーバーラップしていることから、上記ウインドウガラスが所定の基準位置よりも車室内側または車室外側に偏った位置で上記両シール部間に進入した場合であっても、上記両シール部におけるメインシールリップはウインドウガラスとの当接によって比較的大きく撓むことになる。そして、このように上記両シール部におけるメインシールリップがそれぞれ撓み変形すると、上記両シール部におけるサブシールリップがウインドウガラスとの当接を強める方向に揺動する。これにより、両シール部におけるメインシールリップとサブシールリップがウインドウガラスの表裏両面にそれぞれ確実に当接し、それら両シール部におけるメインシールリップとサブシールリップが協働して上記ウインドウガラスを保持するようになる。
その上で、請求項3に記載の発明のように、上記グラスラン縦辺部において、上記他方のシール部の上記側壁に対する根元部が、上記一方のシール部の上記側壁に対する根元部よりも上記ベース部の底壁側にオフセットしていることが、上記両シール部におけるメインシールリップのウインドウガラスとの当接による撓み量をより大きく確保する上で望ましい。
つまり、この請求項3に記載の発明では、上記両シール部におけるメインシールリップのウインドウガラスとの当接による撓み量を大きく確保しつつも、上記一方のシール部のメインシールリップが撓み変形したときに、そのメインシールリップの先端と上記ベース部の底壁との干渉を防止できる一方、上記他方のシール部のメインシールリップが撓み変形したときに、そのメインシールリップの先端が上記ベース部の外部に露出することを防止できるようになる。
ここで、上記一方のシール部におけるサブシールリップおよび上記他方のシール部におけるメインシールリップは、上記ベース部の反底壁側に向けて延びていることから、上記ウインドウガラスを車両用ドアに組み付けるときに、両シール部間にウインドウガラスを挿入することで捲れてしまう虞がある。そのため、請求項4に記載の発明のように、上記グラスラン縦辺部の下端に、上記一方のシール部におけるサブシールリップおよび上記他方のシール部におけるメインシールリップをそれぞれ切り欠いたリップ切欠部が形成されていることが望ましい。
つまり、この請求項4に記載の発明では、上記ウインドウガラスを車両用ドアに組み付けるときに、ウインドウガラスを上記リップ切欠部から両シール部間に挿入することにより、上記一方のシール部におけるサブシールリップおよび上記他方のシール部におけるメインシールリップの捲れを防止できる。
少なくとも請求項1,2に記載の発明によれば、上記両シール部におけるメインシールリップとサブシールリップがそれぞれ上記ウインドウガラスに確実に当接し、それら両シール部におけるメインシールリップとサブシールリップが協働して上記ウインドウガラスを保持するようになるから、そのウインドウガラスのがたつきを効果的に抑制することができる。
その上で、請求項3に記載の発明によれば、上記両シール部におけるメインシールリップの撓み量をより大きく設定することが可能になるため、上記ウインドウガラスのがたつきをより効果的に抑制できるようになる。
また、請求項4に記載の発明によれば、上記ウインドウガラスの組付時に、上記一方のシール部におけるサブシールリップおよび上記他方のシール部におけるメインシールリップの捲れを防止することで、上記ウインドウガラスの組付作業性を向上させることができるメリットがある。
図1は本発明の好適な実施の形態を示す図であって、本発明に係るグラスランが装着された自動車のフロントドアを示している。
図1に示すように、車両用ドアとしてのフロントドア1は、図示外のウインドウレギュレータを収容するドア本体2と、側面視略アーチ状のウインドウフレームたるサッシュ3と、を備えており、そのドア本体2とサッシュ3との間に形成されたウインドウ開口部4を昇降動作可能なウインドウガラス5によって開閉するようになっている。そして、サッシュ3には、ウインドウガラス5を昇降案内しつつそのウインドウガラス5とサッシュ3との間をシールするグラスラン6が装着されている。また、ドア本体2の内部には、グラスラン6のうち後述する前後のグラスラン縦辺部6a,6bの延長線上に延びる一対のロアサッシュ2aが設けられており、これら両ロアサッシュ2aがドア本体2の内部でウインドウガラス5を案内するようになっている。図示は省略するが、両ロアサッシュ2aは、周知のように断面略コ字状の芯金のうち両側壁部の先端に、例えばTPOに代表されるような樹脂材料または例えばEPDMに代表されるようなゴム材料からなるシールリップを形成したものである。なお、これらの両ロアサッシュ2aに代えて、グラスラン6のうち後述する前後のグラスラン縦辺部6a,6bを下方に延長して形成することも可能である。
グラスラン6は、上下方向に延びる前後一対のグラスラン縦辺部6a,6bと、両グラスラン縦辺部6a,6bの上端部同士を接続するグラスラン上辺部6cと、両グラスラン縦辺部6a,6bとグラスラン上辺部6cをそれぞれ接続する側面視略L字状の前後の型成形コーナー部6d,6eと、を有しており、両グラスラン縦辺部6a,6bの下端はドア本体2の内部に挿入されている。なお、周知のように、グラスラン上辺部6cと両グラスラン縦辺部6a,6bは、例えばTPOに代表されるような樹脂材料または例えばEPDMに代表されるようなゴム材料をもって押出成形されたものであって、長手方向で略均一な断面形状を有する長尺状を呈している。一方、両型成形コーナー部6d,6eは、上記樹脂材料またはゴム材料を図示外の金型に充填することで型成形されたものである。
図2は図1のA−A断面図であって、後述する両シール部の自由状態を示す図、図3は図2に示すグラスランのサッシュ未装着状態を示す図である。なお、両グラスラン縦辺部6a,6bのうち代表例としてフロント側のグラスラン縦辺部6aについて以下に説明するが、リア側のグラスラン縦辺部6bも略同様に構成されている。
図2に示すように、サッシュ3は例えばロールフォーミングによって曲折形成された略チャンネル状のものであって、そのサッシュ3のうち内周側に向けて開口する断面略コ字状のサッシュ溝3aにグラスラン6が嵌合保持されている。
一方、グラスラン縦辺部6aは、図2のほか図3に示すように、断面略コ字状またはチャンネル状のベース部たるグラスラン本体7を中心として構成されており、そのグラスラン本体7の両側壁7a,7bの外面にはそれぞれ保持リップ8が突設されている。そして、両保持リップ8とサッシュ3における両側壁3b,3cの内面に形成された段状部との係合により、グラスラン縦辺部6aのサッシュ3からの抜け止めがなされている。
また、グラスラン本体7は、その両側壁7a,7bがサッシュ3の両側壁3b,3cに対して開口側に向けてハの字状に所定角度だけ開いた状態に成形されており、その両側壁7a,7bの開き分を窄めつつグラスラン本体7をサッシュ溝3aに挿入することにより、グラスラン本体7の両側壁7a,7bがサッシュ3の両側壁3b,3cに弾接するようになっている。
さらに、グラスラン本体7のうち両側壁7a,7bの内面には、ウインドウガラス5に弾接することになるアウタ側およびインナ側のシール部9,13がそれぞれ突設されており、それら両シール部9,13はいずれも断面略Y字状または二股状を呈している。
アウタ側シール部9は、グラスラン本体7の開口側へ向けて斜めに延びるアウタメインシールリップ10と、そのアウタメインシールリップ10の根元部12からグラスラン本体7の底壁7c側へ向けて斜めに延出していて、その延出方向の長さがアウタメインシールリップ10よりも短いアウタサブシールリップ11と、を備えている。一方、インナ側シール部13は、グラスラン本体7の底壁7c側へ向けて斜めに延びるインナメインシールリップ14と、そのインナメインシールリップ14の根元部16からグラスラン本体7の開口側へ向けて斜めに延出していて、その延出方向の長さがインナメインシールリップ14よりも短いインナサブシールリップ15と、を備えている。
すなわち、両シール部9,13におけるサブシールリップ11,15はメインシールリップ10,14と根元部12,16を共有するかたちでそれぞれ形成されており、両シール部9,13におけるメインシールリップ10,14はそれぞれ相反する方向に延出することで互い違いに形成されている。
その結果、図2に示す両シール部9,13の自由状態において、両メインシールリップ10,14は互いに干渉することなく両側壁7a,7bの高さ方向で重合関係となるようにオーバーラップしていて、アウタメインシールリップ10の先端がインナサブシールリップ15のガラス当接面15aに、インナメインシールリップ14の先端がアウタサブシールリップ11のガラス当接面11aにそれぞれ当接している。言い換えれば、両メインシールリップ10,14のガラス当接面10a,14a同士が図2に示す両シール部9,13の自由状態において近接対峙するようになっている。
また、両シール部9,13の根元部12,16は、両メインシールリップ10,14のガラス当接面10a,14a同士が近接する方向へ互いにオフセットしている。詳しくは、アウタ側シール部9の根元部12がインナ側シール部13の根元部16よりもグラスラン本体7の底壁7c側へオフセットしている。
図4は、グラスラン縦辺部6aのうち図1に示すB部の詳細を示す図であって、サッシュ未装着状態を示している。
図4に示すように、グラスラン縦辺部6aの下端には、アウタメインシールリップ10およびインナサブシールリップ15を切り欠いたリップ切欠部10b,15bが形成されているとともに、アウタメインシールリップ10およびインナサブシールリップ15の一般部10c,15cとリップ切欠部10b,15bとの間には、アウタメインシールリップ10およびインナサブシールリップ15の延出方向における長さがグラスラン縦辺部6aの長手方向で漸次変化するリップ長徐変部10d,15dが設定されている。
そして、本実施の形態では、ウインドウガラス5をフロントドア1へ組み付ける際に、当該ウインドウガラス5をドア本体2のウエスト部からその内部へ挿入しつつ、そのウインドウガラス5を両ロアサッシュ2aに嵌合させ、図5に示すようにウインドウガラス5上端における前後の縁部をリップ切欠部10b,15bから両シール部9,13間に挿入することになる。その上で、この状態からウインドウガラス5を両ロアサッシュ2aに沿って上昇させる。これにより、ウインドウガラス5上端における前後の縁部が、アウタメインシールリップ10およびインナサブシールリップ15のリップ長徐変部10d,15dに当接し、両リップ10,15を押し開きつつそれら両リップ10,15間に進入することになる。その結果、図6に示すように、アウタメインシールリップ10およびインナサブシールリップ15が捲れることなく正規の姿勢でウインドウガラス5にそれぞれ弾接する。
また、図6に示すように、両シール部9,13間にウインドウガラス5が進入し、両シール部9,13におけるメインシールリップ10,14がウインドウガラス5にそれぞれ当接すると、それら両メインシールリップ10,14の撓み変形に伴い、両シール部9,13におけるサブシールリップ11,15がその根元部12,16を中心としてウインドウガラス5との当接を強める方向にそれぞれ揺動することになる。なお、上述したように、アウタ側シール部9の根元部12をインナ側シール部13の根元部16よりもグラスラン本体7の底壁7c側へオフセットさせていることから、両シール部9,13間にウインドウガラス5が進入したときに、撓み変形したインナメインシールリップ14の先端がグラスラン本体7の底壁7cに干渉することもなければ、ウインドウガラス5との当接によって撓み変形したアウタメインシールリップ10の先端がグラスラン本体7の外部に露出することもない。
これにより、両シール部9,13におけるメインシールリップ10,14およびサブシールリップ11,15がウインドウガラス5の表裏両面にそれぞれいわゆる二重シールの形態をもって確実に当接し、それら両シール部9,13におけるメインシールリップ10,14およびサブシールリップ11,15がそれぞれ協働してウインドウガラス5を保持することになる。なお、図6における仮想線は、自由状態における両シール部9,13を示している。
また、図7,8に示すように、ウインドウガラス5の建て付けのばらつきにより、そのウインドウガラス5が図7,8に仮想線で示す所定の基準位置よりも車室内側または車室外側に偏った位置で両シール部9,13間に進入することも有り得るが、両シール部9,13におけるメインシールリップ10,14同士をオーバーラップさせていることから、この場合においても両シール部9,13におけるメインシールリップ10,14およびサブシールリップ11,15はそれぞれ確実にウインドウガラス5に当接して十分なガラス保持力を発揮することになる。なお、図7,8における仮想線は、ウインドウガラス5の基準位置のほか、自由状態における両シール部9,13を示している。
したがって、本実施の形態によれば、ウインドウガラス5が上記基準位置よりも車室内側または車室外側に偏った位置で両シール部9,13間に進入位置したとしても、両シール部9,13におけるメインシールリップ10,14およびサブシールリップ11,15がそれぞれ確実にウインドウガラス5に当接するようになっているため、ウインドウガラス5のがたつきを有効且つ確実に抑制して異音の発生を防止することができる。
その上、両シール部9,13が二股状に形成されていることから、両シール部9,13間でウインドウガラス5が振動したときに、それら両シール部9,13が緩衝機能を発揮して異音の発生をより有効に防止できるようになるメリットがある。
また、両シール部9,13のウインドウガラス5との接触に基づく揺動が、グラスラン本体7のコ字状空間内で外部に露出することなく行われるようになっているため、外観品質が向上するメリットがある。
さらに、両メインシールリップ10,14同士を互い違いに形成し、両メインシールリップ10,14同士が図2に示す自由状態で干渉しないように設定していることから、グラスラン6の組付時にグラスラン本体7を比較的小さい力で容易に窄めることができるようになり、グラスラン6の組付作業性が向上するメリットもある。
1…フロントドア(車両用ドア)
3…サッシュ(ウインドウフレーム)
5…ウインドウガラス
6a…グラスラン縦辺部
7…グラスラン本体(ベース部)
7a…グラスラン本体の側壁
7b…グラスラン本体の側壁
7c…グラスラン本体の底壁
9…アウタ側シール部
10…アウタメインシールリップ
10a…アウタメインシールリップのガラス当接面
10b…アウタメインシールリップのリップ切欠部
11…アウタサブシールリップ
12…アウタ側シール部の根元部
13…インナ側シール部
14…インナメインシールリップ
14a…インナメインシールリップのガラス当接面
15…インナサブシールリップ
15b…インナサブシールリップのリップ切欠部
16…インナ側シール部の根元部
3…サッシュ(ウインドウフレーム)
5…ウインドウガラス
6a…グラスラン縦辺部
7…グラスラン本体(ベース部)
7a…グラスラン本体の側壁
7b…グラスラン本体の側壁
7c…グラスラン本体の底壁
9…アウタ側シール部
10…アウタメインシールリップ
10a…アウタメインシールリップのガラス当接面
10b…アウタメインシールリップのリップ切欠部
11…アウタサブシールリップ
12…アウタ側シール部の根元部
13…インナ側シール部
14…インナメインシールリップ
14a…インナメインシールリップのガラス当接面
15…インナサブシールリップ
15b…インナサブシールリップのリップ切欠部
16…インナ側シール部の根元部
Claims (4)
- 車両用ドアのウインドウフレームに装着され、昇降動作可能なウインドウガラスの外周縁部を受容する断面略チャンネル状のベース部と、そのベース部の両側壁から当該ベース部の内側に向けてそれぞれ突設され、上記ウインドウガラスに弾接する一対のシール部とを有するグラスランにおいて、
上下方向に延びるグラスラン縦辺部における上記両シール部が、上記ベース部の底壁側または開口側に向けて斜めに延びるメインシールリップと、そのメインシールリップの根元部から反メインシールリップ側に向けて斜めに延びていて、且つ上記メインシールリップよりも延出方向の長さが短いサブシールリップと、からなる二股状にそれぞれ形成され、
上記両シール部におけるメインシールリップを互い違いに形成することにより、当該両シール部におけるメインシールリップ同士が自由状態でオーバーラップするようになっていることを特徴とするグラスラン。 - 上記グラスラン縦辺部において、上記両シール部のうち一方のシール部におけるメインシールリップが上記ベース部の底壁側に向けて斜めに延出している一方、上記両シール部のうち他方のシール部におけるメインシールリップが上記ベース部の開口側に向けて斜めに延出していて、上記両シール部におけるメインシールリップのガラス当接面同士が自由状態で近接対峙するようになっていることを特徴とする請求項1に記載のグラスラン。
- 上記グラスラン縦辺部において、上記他方のシール部の上記側壁に対する根元部が、上記一方のシール部の上記側壁に対する根元部よりも上記ベース部の底壁側にオフセットしていることを特徴とする請求項2に記載のグラスラン。
- 上記グラスラン縦辺部の下端に、上記一方のシール部におけるサブシールリップおよび上記他方のシール部におけるメインシールリップをそれぞれ切り欠いたリップ切欠部が形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載のグラスラン。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015047991A (ja) * | 2013-09-03 | 2015-03-16 | 鬼怒川ゴム工業株式会社 | ドアグラスラン |
JP2022021212A (ja) * | 2020-07-21 | 2022-02-02 | トヨタ自動車株式会社 | 車両 |
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2009
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015047991A (ja) * | 2013-09-03 | 2015-03-16 | 鬼怒川ゴム工業株式会社 | ドアグラスラン |
JP2022021212A (ja) * | 2020-07-21 | 2022-02-02 | トヨタ自動車株式会社 | 車両 |
US12005763B2 (en) | 2020-07-21 | 2024-06-11 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle |
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