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JP4419799B2 - 固定ガラス用ウエザストリップ - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドアの固定ガラスの周縁に取付けられる固定ガラス用ウエザストリップに関するものである。
従来、自動車等の車両のドアには固定ガラスが取着されたものがある。この固定ガラスは、当該固定ガラスをシールするための固定ガラス用ウエザストリップがその周縁部に装着された上でドアの開口部に嵌め込まれる。
固定ガラス用ウエザストリップは、固定ガラスが挿入される挿入溝部を内周側に有した断面略コ字状の本体部と、当該本体部の車内外両側に設けられる取付部とからなる。前記両取付部は、それぞれ前記本体部から延出した連接部と、当該連接部の先端から延びドア開口部周縁(インナパネル又はアウタパネル)を覆うように設けられたリップ部とからなり、ドアのインナパネル又はアウタパネルが挿入される外周溝部を有した構造となっている。
しかしながら、従来の固定ガラス用ウエザストリップでは、その上辺部において、降雨時等に車外からウエザストリップ内部(車外側の外周溝部)に水が浸入した場合、当該浸入した水が本体部の基底部を乗り越え、車内側の外周溝部を介して車内へ浸入するおそれがあった。
これに鑑み、近年では、本体部の基底部にリップ状の突出部を設け、車外側の外周溝部に浸入した水が基底部を乗り越えることを規制しているウエザストリップも見受けられる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−307954号公報
しかしながら、上記特開2002−307954号公報に記載の固定ガラス用ウエザストリップでは、突出部がドアサッシュに当接していないため、水が突出部を乗り越えて車内側に浸入するおそれがある。しかも、突出部は固定ガラス用ウエザストリップのコーナー部分にしか設けられていないため、他の部位から水が浸入するおそれもある。さらには、車両走行時においてドアサッシュと固定ガラス用ウエザストリップとの隙間に風切り音が生じるおそれもある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、車内への水の浸入等を抑制することのできる固定ガラス用ウエザストリップを提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.車両用ドアの開口部の周縁と、前記開口部に固定される固定ガラスの周縁との間をシールする固定ガラス用ウエザストリップであって、
基底部並びに当該基底部の両端から延びる車内側側壁部及び車外側側壁部からなり、前記固定ガラスの周縁部が挿入される挿入溝部を内周側に具備した断面略コ字状の本体部を備えるとともに、
前記車両用ドアのドアフレームに沿って取付けられる上辺部及び所定の縦辺部の長手方向略全域において、前記基底部の外周側に突出形成された突出基部を備え、
前記突出基部の先端部に、前記基底部の外周側に前記ドアフレームのサッシュの底部に当接するシールリップを設け
前記突出基部の厚みが、少なくとも前記シールリップの厚みよりも厚肉に、かつ、前記挿入溝部の最大幅よりも大きく形成されていることを特徴とする固定ガラス用ウエザストリップ。
上記手段1によれば、シールリップがサッシュの底部に当接するため、本体部の基底部を水が乗り越えて車内側に浸入するといった不具合を抑制することができる。また、車両走行時においてサッシュと固定ガラス用ウエザストリップとの隙間に生じる風切り音を抑制することができる。さらに、ドアフレームのサッシュに取付けられる上辺部及び所定の縦辺部の長手方向略全域においてシールリップが設けられているため、例えばコーナー部分にしか設けられていない場合に比べてより確実に上記作用効果が奏される。
また、シールリップは、自身よりも厚肉の突出基部の先端部に形成されている。仮に突出基部を設けずに直接シールリップを設ける構成では、例えば本体部の基底部からサッシュの底部までの距離が長い場合、突出長の比較的長いシールリップを設けなければならい。そのため、シールリップが撓みやすくなり、サッシュの底部との当接状態が不安定になるおそれがある。これに対し、本手段によれば、上記突出基部を設けることにより、より確実にサッシュの底部にシールリップを当接させ、シールリップの当接状態の安定化を図ることができる。加えて、突出基部の肉厚を厚くすることにより、基底部の剛性を高めることができ、成形時等において上記挿入溝部の開口部が設定以上に開いてしまう口開きといった不具合を低減するとともに、上記挿入溝部への固定ガラスの挿入状態の安定化を図ることができる。ひいてはドア開口部における固定ガラスの取付状態の安定化やシール性の向上を図ることができる。
また、突出基部の厚みが、前記挿入溝部の最大幅よりも大きく形成されているため、記の作用効果がさらに高められる。
手段.前記突出基部の突出長を、前記サッシュの底部との距離に合わせて、前記上辺部及び所定の縦辺部の長手方向に沿って徐変させたことを特徴とする手段に記載の固定ガラス用ウエザストリップ。
上記手段によれば、突出基部の突出長を徐変させることにより、上記シールリップの突出長を徐変させることなく、各部位においてシールリップを適切にサッシュの底部に当接させることができる。仮に上記シールリップ自身の突出長を徐変させた場合には反りや歪み等が発生してシール性が低下するおそれがあるが、本手段では、そのような不具合は発生しない。もちろん、ドアの形状(サッシュの底部との距離)に対応して、例えばコーナー部等の所定部位においては、突出基部の突出長が極めて0に近い、つまり突出基部がほとんど設けられていない部分ができても何ら問題ない。
手段.前記車両用ドアと車両本体との間をシールするドアウエザストリップが前記車両用ドアの周縁部に所定の締結手段により取付けられるよう構成され、
前記締結手段が取着される位置においては、当該締結手段の取着位置を迂回するように前記シールリップ及び前記突出基部の車内外方向に対する位置を前記上辺部及び所定の縦辺部の長手方向に沿って徐変させたことを特徴とする手段1又は2に記載の固定ガラス用ウエザストリップ。
上記手段によれば、ドアフレームの構造上、クリップ等の締結手段がサッシュ内に突出せざるを得ない場合などにおいて、当該締結手段によって邪魔されることなく、シールリップをサッシュの底部に当接させることができる。結果として、上記水の浸入や風切り音の発生等をより確実に抑制することができる。ここで、シールリップ及び突出基部が「締結手段の取着位置の車外側へ迂回する」ようにすれば、上記効果がさらに高まる。
手段.前記シールリップは、その先端が車外側へ向くよう傾斜していることを特徴とする手段1乃至のいずれかに記載の固定ガラス用ウエザストリップ。
上記手段によれば、車外側からの水の浸入等をより確実に抑制することができる。
手段.前記上辺部は、前記ドアフレームが長手方向に沿って傾斜した部位に取付けられる斜辺部であることを特徴とする手段1乃至のいずれかに記載の固定ガラス用ウエザストリップ。
以下に、一実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、車両(車両本体)としての自動車ボディ1には車両用ドアとしてのフロントドア2が開閉可能に設けられている。また、フロントドア2の前部には固定ガラス3が装着されている。この固定ガラス3は、当該固定ガラス3をシールするための固定ガラス用ウエザストリップ4(図2参照)がその周縁部に装着された上でフロントドア2の固定ガラス用開口部5に嵌め込まれている。なお、図1では自動車ボディ1の左側が図示されているが、図2では右側のフロントドア2に取付けられる固定ガラス用ウエザストリップ4が図示されている。また、フロントドア2の周縁には、フロントドア2と自動車ボディ1との間をシールするドアウエザストリップ40(図7参照)が締結手段としてのクリップ41によって取着されている。ここで当該クリップ41はサッシュ21内に突出するように取着される。
次に固定ガラス用ウエザストリップ4(以下、単に「ウエザストリップ」という)について説明する。ウエザストリップ4は、所定の金型装置によって型成形されている。また、ウエザストリップ4は弾性材料としてのオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)よって形成されている。
より詳しくは、図2に示すように、ウエザストリップ4は、ディビジョンバー8(図1参照)に沿って取付けられる後縦辺部9と、フロントドア2本体部に沿って取付けられる下辺部10と、ドアフレーム11に沿って取付けられる前縦辺部12及び上斜辺部(上辺部)13とにより、固定ガラス3の外周形状に対応した略環状に形成されている。なお、上斜辺部13は、ドアフレーム11が長手方向に沿って傾斜した部位に取付けられている。また、本実施形態では前縦辺部12が所定の縦辺部に相当する。
次に、ウエザストリップ4の断面形状について前縦辺部12及び上斜辺部13を例にして説明する。図3,4に示すように、前縦辺部12及び上斜辺部13は、固定ガラス3の周縁部が挿入される挿入溝部15を内周側に具備した断面略コ字状の本体部16を備えている。本体部16は、基底部17並びに当該基底部17の両端から延びる車内側側壁部18及び車外側側壁部19から構成されている。なお、固定ガラス3を保持する保持力及び固定ガラス3とのシール性を高めるために、挿入溝部15は、最大幅W2の基底部17側の幅よりも開口部側の幅の方が幅狭となっている。なお、本実施形態では、挿入溝部15の基底部17側の幅W2は固定ガラス3の厚みと略同一に設定されているため、図面においては固定ガラス3の厚みW2として示している。
また、前縦辺部12及び上斜辺部13の長手方向略全域において、基底部17の外周側には突出基部としてのベース突起部20が突出形成され、当該ベース突起部20の先端部にはシールリップ22が突出形成されている。シールリップ22は、その先端が車外側へ向くよう傾斜している。
ベース突起部20の厚みW1は、各部位によってやや異なるが、少なくともシールリップ22の厚み、及び、挿入溝部15の最大幅W2より幅広に形成されている。
また、図2に示すように、ベース突起部20の突出長Tも、ドアフレーム11の形状(サッシュ21の底部21aとの距離)に合わせて、前縦辺部12及び上斜辺部13の長手方向に沿って徐変している。例えば図5に示すように、前縦辺部12及び上斜辺部13のコーナー部においては、ベース突起部20の突出長Tが極めて0に近い状態、つまり突出基部がほとんど無い状態となっている。従って、このコーナー部においては、サッシュ21の底部21aとの距離を考慮してベース突起部20を省略し、シールリップ22を基底部17に直接設けた構成としてもよい。
また、図6,7に示すように、前縦辺部12では、上記ドアウエザストリップ40締結用のクリップ41の取着位置に対応するように、当該クリップ41の取着位置を車外側へ迂回するようにベース突起部20及びシールリップ22の車内外方向に対する位置が前縦辺部12の長手方向に沿って徐変した迂回部45が形成されている。もちろん、上斜辺部13においても同様に迂回部46が形成されている(図2参照)。
また、前縦辺部12及び上斜辺部13の車内側には、車内側側壁部18から延出形成された連接部25と、当該連接部25の先端部から外周側へ延びるリップ部26とが設けられている。
一方、上斜辺部13の車外側においては、図4,5に示すように車外側側壁部19から延出形成された連接部29と、当該連接部29の先端部から外周側へ延びるリップ部30とが設けられている。これに対し、前縦辺部12の車外側は、リップ部が省略された構成となっており、車外側側壁部19から車外側へ突出形成された一対の突出部28a,28bを備えている。
次に固定ガラス3及びウエザストリップ4の固定ガラス用開口部5への取付構造について説明する。図3,4に示すように、前縦辺部12及び上斜辺部13が取付けられるドアフレーム11は、インナパネル31及びアウタパネル32により構成され、両者間にサッシュ21が設けられている。取付手順としては、まず固定ガラス3を挿入溝部15に挿入し、固定ガラス3の全周にウエザストリップ4が装着された状態とする。そして、この状態の固定ガラス3を固定ガラス用開口部5に嵌め込む。取付状態においては、本体部16がインナパネル31及びアウタパネル32間(部位によってはサッシュ21内)に挿し込まれるとともに、ベース突起部20の先端のシールリップ22がサッシュ21の底部21aに当接した状態となる。また、車内側においては、リップ部26によってインナパネル31の車内側側面が被覆された状態となる。一方、前縦辺部12の車外側においてはアウタパネル32及び突出部28a,28bの外側にフレームモール35が取着され、上斜辺部13の車外側においてはリップ部30によってアウタパネル32の車外側側面が被覆された状態となる。
上記構成により、上斜辺部13において車外からウエザストリップ4内部、つまり車外側側壁部19、連接部29及びリップ部30によって形成される外周溝部50(図4,5参照)に水が浸入した場合でも、当該浸入した水が本体部16の基底部17を乗り越えることなく、前記外周溝部50に沿って前縦辺部12に導かれ、車外へ流れ出ることとなる。
以上詳述したように、前縦辺部12及び上斜辺部13の長手方向略全域において、シールリップ22がサッシュ21の底部21aに当接するため、本体部16の基底部17を水が乗り越えて車内側に浸入するといった不具合をより確実に抑制することができる。さらには、車両走行時においてサッシュ21とウエザストリップ4との隙間に生じる風切り音を抑制することができる。
シールリップ22は自身よりも厚肉のベース突起部20の先端部に形成されているため、より確実にサッシュ21の底部21aにシールリップ22を当接させ、シールリップ22の当接状態の安定化を図ることができる。加えて、ベース突起部20の厚みW1を挿入溝部15の最大幅W2より幅広にすることにより、基底部17の剛性を高めることができ、成形時等において上記挿入溝部15の開口部が設定以上に開いてしまう口開きといった不具合を低減するとともに、上記挿入溝部15への固定ガラス3の挿入状態の安定化を図ることができる。ひいては固定ガラス用開口部5における固定ガラス3の取付状態の安定化やシール性の向上を図ることができる。
また、ベース突起部20の突出長Tを、サッシュ21の底部21aとの距離に合わせて、前縦辺部12及び上斜辺部13の長手方向に沿って徐変させている。これにより、シールリップ22の突出長を徐変させることなく、各部位においてシールリップ22を適切にサッシュ21の底部21aに当接させることができる。仮にシールリップ22自身の突出長を徐変させた場合には反りや歪み等が発生してシール性が低下するおそれがあるが、本実施形態では、そのような不具合は発生しない。
また、前縦辺部12及び上斜辺部13には迂回部45,46が設けられているため、ドアウエザストリップ40締結用のクリップ41の取着位置において、当該クリップ41の取着位置を車外側へ迂回するようにベース突起部20及びシールリップ22の車内外方向に対する位置が前縦辺部12及び上斜辺部13の長手方向に沿って徐変している。従って、クリップ41によって邪魔されることなく、シールリップ22をサッシュ21の底部21aに当接させることができる。結果として、上記水の浸入や風切り音の発生等をより確実に抑制することができる。
また、シールリップ22は、その先端が車外側へ向くよう傾斜しているため、車外側からの水の浸入等をより確実に抑制することができる。
尚、上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、フロントドア2の固定ガラス3に装着される固定ガラス用ウエザストリップ4について具体化したが、これに限定されるものではなく、例えばリヤドアの固定ガラス(クウォータウインド)に装着される固定ガラス用ウエザストリップにも適用することもできる。
(b)上記実施形態では、固定ガラス用ウエザストリップ4をTPOにより構成しているが、エチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム(EPDM)等の他の素材により構成してもよい。
(c)上記実施形態では、上記ベース突起部20及びシールリップ22の構成を前縦辺部12及び上斜辺部13において具体化したが、これに限定されるものではなく、例えばリヤドアの固定ガラスに装着される固定ガラス用ウエザストリップにおいて、略水平方向に沿って取付けられる上辺部及び当該上辺部に連接する後縦辺部に適用することもできる。
(d)上記実施形態に代えて、ベース突起部20を省略し、本体部16の基底部17に直接シールリップ22を設けた構成としてもよい。但し、ベース突起部20を設けずに直接シールリップ22を設ける構成では、例えば本体部16の基底部17からサッシュ21の底部21aまでの距離が長い場合、突出長の比較的長いシールリップ22を設けなければならず、シールリップ22が撓みやすくなり、サッシュ21の底部21aとの当接状態が不安定になるおそれがある。そのため、ベース突起部20を備えている方がより好ましい。
(e)上記実施形態では、ベース突起部20の厚みW1が、挿入溝部15の最大幅W2より幅広に形成されているが、少なくともシールリップ22の厚みより厚肉に形成されていればよい。但し、ベース突起部20の厚みW1を比較的厚くした方が、基底部17の剛性を高め、挿入溝部15の口開きを抑制する上では好ましい。
(f)上記実施形態では、ドアウエザストリップ40締結用のクリップ41の取着位置を車外側へ迂回するように迂回部45,46が設けられているが、車内側へ迂回するように設けてもよい。但し、クリップ41の取着孔等を介して水が車内へ浸入するおそれや、クリップ41によって風切り音が発生するおそれがあることを鑑みると、車外側へ迂回している方がより好ましい。
(g)上記実施形態では、シールリップ22は、その先端が車外側へ向くよう傾斜しているが、車内側へ向くように傾斜した構成としてもよい。但し、車外側へ向くよう傾斜している方が、車外側から水の浸入等をより確実に抑制することができる。
フロントドアが閉状態にある自動車の斜視図である。 固定ガラス用ウエザストリップの正面図である。 図2におけるF−F線断面図である。 図2におけるC−C線断面図である。 図2におけるD−D線断面図である。 固定ガラス用ウエザストリップの部分側面図である。 図2におけるE−E線断面図である。
符号の説明
1…車両(車両本体)としての自動車ボディ、2…車両用ドアとしてのフロントドア、3…固定ガラス、4…固定ガラス用ウエザストリップ、5…固定ガラス用開口部、12…所定の縦辺部としての前縦辺部、13…上斜辺部(上辺部)、15…挿入溝部、16…本体部、17…基底部、18…車内側側壁部、19…車外側側壁部、20…突出基部としてのベース突起部、22…シールリップ、31…インナパネル、32…アウタパネル、40…ドアウエザストリップ、41…締結手段としてのクリップ、W1…ベース突起部の厚み、W2…挿入溝部の最大幅(固定ガラスの厚み)、T…ベース突起部の突出長。

Claims (4)

  1. 車両用ドアの開口部の周縁と、前記開口部に固定される固定ガラスの周縁との間をシールする固定ガラス用ウエザストリップであって、
    基底部並びに当該基底部の両端から延びる車内側側壁部及び車外側側壁部からなり、前記固定ガラスの周縁部が挿入される挿入溝部を内周側に具備した断面略コ字状の本体部を備えるとともに、
    前記車両用ドアのドアフレームに沿って取付けられる上辺部及び所定の縦辺部の長手方向略全域において、前記基底部の外周側に突出形成された突出基部を備え、
    前記突出基部の先端部に、前記基底部の外周側に前記ドアフレームのサッシュの底部に当接するシールリップを設け
    前記突出基部の厚みが、少なくとも前記シールリップの厚みよりも厚肉に、かつ、前記挿入溝部の最大幅よりも大きく形成されていることを特徴とする固定ガラス用ウエザストリップ。
  2. 前記突出基部の突出長を、前記サッシュの底部との距離に合わせて、前記上辺部及び所定の縦辺部の長手方向に沿って徐変させたことを特徴とする請求項に記載の固定ガラス用ウエザストリップ。
  3. 前記車両用ドアと車両本体との間をシールするドアウエザストリップが前記車両用ドアの周縁部に所定の締結手段により取付けられるよう構成され、
    前記締結手段が取着される位置においては、当該締結手段の取着位置を迂回するように前記シールリップ及び前記突出基部の車内外方向に対する位置を前記上辺部及び所定の縦辺部の長手方向に沿って徐変させたことを特徴とする請求項1又は2に記載の固定ガラス用ウエザストリップ。
  4. 前記シールリップは、その先端が車外側へ向くよう傾斜していることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の固定ガラス用ウエザストリップ。
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