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JP2011011599A - 自動2輪車 - Google Patents

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JP2011011599A JP2009156395A JP2009156395A JP2011011599A JP 2011011599 A JP2011011599 A JP 2011011599A JP 2009156395 A JP2009156395 A JP 2009156395A JP 2009156395 A JP2009156395 A JP 2009156395A JP 2011011599 A JP2011011599 A JP 2011011599A
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Abstract

【課題】バックボーン形式の車体フレームを有する車両において、デッドスペースを少なくして吸気系部品やキャニスタを集中的に配置する。
【解決手段】ヘッドパイプ3から車体後方へ延びるメインフレーム5の後部を下方へ湾曲して後部メインフレーム部5bとし、その下端部に井桁フレーム7を取付ける。井桁フレーム7は車幅方向へ配置された上クロスパイプ35と下クロスパイプ36の両端をピボットフレーム34で連結したものであり、上クロスパイプ35と後部メインフレーム部5bが直交して接続し、この接続部近傍におけるデッドスペースを無くし、上クロスパイプ35の上方かつ後部メインフレーム部5bの左右に気化器22とキャニスタ40とを少なくとも一部が側面視で互いに重なるように配置する。
【選択図】 図6

Description

本発明は自動2輪車に係り、特に、車体中心軸上に一本のメインフレームを有するバックボーン形式の車体フレームを有する自動2輪車における吸気系部品とキャニスタの有利な配置構造に関する。
自動2輪車においては、車体フレームのデッドスペースをなくし、部品を効率よく配置することが従来より種々試みられている。
例えば、特許文献1には、バックボーン形式の車体フレームにおいて、メインフレームの後端部を下方へ湾曲させ、正面視で略三角形状をなして車幅方向へ長く配置されたボックス部材からなるクロス部材の車幅方向中間部に位置する頂部へ連結し、クロス部材の車幅方向両端部に左右の各ピボットフレームの上端部を連結し、クロス部材の上方かつメインフレームの後端部左右にエアクリーナを配置した自動2輪車が開示されている。
また、特許文献2には、左右一対のピボットフレームを設け、この左右一対のダウンフレームの間に気化器とキャニスタとを側面視で一部重なるように並設することが開示されている。
特公平5−17071号公報 実公平1−21919号公報
ところで、特許文献1における車体フレームはバックボーン形式であるが、クロス部材は正面視で略三角形状をなし頂点部でメインフレームへ接続するので、クロス部材の上面はなで肩状に傾斜している。このためクロス部材の上方かつメインフレームの側方へ部品を配置しようとする場合、なで肩状部分だけ部品の配置に支障となる。その結果、この部分には比較的大きな部品を配置できず、クロス部材の前後に大きなデッドスペースが生じてしまう。
しかし、この部分のデッドスペースをなくすことができれば、例えば、気化器を含む吸気系部品や比較的大型部品のキャニスタを配置することができる。
特に、キャニスタは気化器に接近して配置できれば相互間の配管が短くなる等の利点があるが、従来例ではこのような配置ができず、エンジンの前方等の比較的気化器から離れた場所に配置することを余儀なくされていた。
また、特許文献2のように左右のピボットフレーム間に気化器とキャニスタを並設すれば上記配管を短くすることはできるが、この配置はバックボーン形式には利用できない。
そこで、本発明は、バックボーン形式の車体フレームにおいても、気化器とキャニスタを並設可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載した発明は、ヘッドパイプから車体中心に沿って一本で後方へ延びるメインフレームと、このメインフレームの後部で下方へ湾曲する後部メインフレーム部と、後輪が支持されるリヤフォークと、リヤフォークの前端部を揺動自在に支持する左右一対のピボットフレームとを備え、これら左右一対のピボットフレームを連結するクロス部材の車幅方向中間部に前記後部メインフレーム部の下端部を連結した自動2輪車において、
前記クロス部材と前記後部メインフレーム部とが直交しているとともに、
少なくとも気化器を含む吸気系部品と、燃料タンクの蒸発燃料を回収するキャニスタとを、前記後部メインフレーム部に左右から挟んで配置し、かつ前記キャニスタと気化器の少なくとも一部が側面視で互いに重なるように配置したことを特徴とする。
このように、クロス部材と後部メインフレーム部とが直交すると、この結合部において前記特許文献1のようななで肩状の部分が無くなるので、後部メインフレーム部の側方に部品を配置する際における支障部分が無くなり、クロス部材の前後方向における空間をデッドスペースとせず、部品配置に有効活用できるようになる。このため、気化器を含む吸気系部品と比較的大型になるキャニスタを後部メインフレーム部の両側へ配置できることになる。その結果、バックボーン形式の車体フレームにおいて、これまで気化器の近いところへ配置することが難しかったキャニスタを気化器の近くへ集中して配置することができ、キャニスタと気化器間の配管を可及的に短くすることができる。
請求項2に記載した発明は、上記請求項1において、前記クロス部材は、車幅方向へ水平に配置されかつ上下に平行して配置される上クロス部材と下クロス部材であり、これら上下のクロス部材の各車幅方向両端部間を前記左右のピボットフレームで連結することにより井桁フレームを構成したことを特徴とする。
このようにピボットフレームを井桁フレームにすると、剛性を高めることができる。
請求項3に記載した発明は、上記請求項1又は2において、前記キャニスタが前記後部メインフレームを挟んで車幅方向右側に、前記気化器がその反対側の車幅方向左側に配置されたことを特徴とする。
このようにすると、右手でアクセルを操作しながら左手で気化器のチョークを操作することが可能となるため、利便性が向上する。
請求項4に記載した発明は、上記請求項1〜3のいずれかにおいて、前記キャニスタがその後方にあるバッテリボックスにより支持されていることを特徴とする。
このようにすると、キャニスタとバッテリを前後にしてスペース効率よく配置できるとともに、バッテリボックスを利用してキャニスタを支持できるので、キャニスタの支持構造が簡単になる。
請求項5に記載した発明は、上記請求項1〜4のいずれかにおいて、前記気化器を含む吸気系部品、バッテリ及びキャニスタが、上面視で前記後部メインフレーム部を中心としてこれを取り囲むように配置されたことを特徴とする。
このようにすると、相互に関連のある部品及び比較的大型の部品を後部メインフレーム部の回りに集中配置できるので、コンパクトに配置でき、しかも集中的な配置作業が可能となるので、作業効率が向上する。
請求項6に記載した発明は、上記請求項1〜6のいずれかにおいて、前記キャニスタから前記気化器へと蒸発燃料を流すためのチューブを設け、前記チューブは前記キャニスタの上方から延び、前記気化器の上方へと連結され、前記チューブの途中にはワンウェイバルブを設け、前記チューブは前記一本のメインフレームの上を跨ぐように配置されていることを特徴とする。
このようにすると、気化器とキャニスタとをほぼ最短距離で接続することができ、配線を短くすることができる。また、山配管となっているため、蒸発燃料がチューブ内に溜まってしまうことがない。
本発明によれば、バックボーン形式の車体フレームにおける後部メインフレーム部とクロス部材との連結部に、部品配置のうえで障害となる構成を無くしたので、後部メインフレーム部側方かつクロス部材上方の空間からデッドスペースが無くなり、この空間に比較的大型部品であるキャニスタと気化器を含む吸気系部品を集中配置でき、バックボーン形式の車体フレーム周りにおける部品配置をスペース効率よくかつ容易に行えるようにすることができる。しかもキャニスタと気化器間の配管を可及的に短くすることができる。
本発明の実施形態に係る自動2輪車の左側面図 上記自動2輪車の要部平面図 上記自動2輪車の要部正面図 上記自動2輪車における車体フレームの構成を示す左側面図 上記車体フレームの平面図 図4の6矢視図 図4の7矢視図 上記自動2輪車の要部左側面図 上記自動2輪車の要部右側面図 図8の要部詳細図 図9の要部詳細図 上記自動2輪車の要部斜視図 本実施形態に係るキャニスタを示す外観図 本実施形態に係るエアクリーナの断面図
以下、本発明の一実施形態を添付図面に参照して説明する。なお、本実施形態では、車体中心軸上に一本のメインフレーム(バックボーンフレーム)を有するバックボーンフレーム形式の自動2輪車の車幅方向において、メインフレームを挟んで右側にキャニスタとバッテリとを配置し、左側に気化器とエアクリーナを配置した場合について説明するが、左側にキャニスタとバッテリとを配置し、右側に気化器とエアクリーナを含めた吸気系を配置するようにしてもよい。
まず、図1乃至図3を参照して本発明の一実施形態に係る自動2輪車について概要を説明する。これらの図に示すように、この自動2輪車は前輪1が左右一対のフロントフォーク2、2の各下端部間に支持され、各フロントフォーク2は上部をヘッドパイプ3へ回動自在に支持され、ハンドル4で回動することにより前輪1が操舵される。
ヘッドパイプ3からメインフレーム5及びダウンフレーム6が後方へ延出され、ダウンフレーム6とメインフレーム5の後端部に取付けられた井桁フレーム7とによりエンジン8のクランクケース9が支持されている。
エンジン8は、クランクケース9、シリンダブロック10、シリンダヘッド11、シリンダヘッドカバー12を備え、ダウンフレーム6の下端に設けられたエンジンハンガーブラケット13と、井桁フレーム7の上下に設けられたエンジンハンガー14,15により支持されている。
車体フレームは、ヘッドパイプ3、このヘッドパイプ3から車体中心Cに沿って後方へ延びる1本のメインフレーム(バックボーンフレーム)5、このメインフレーム5の後端部へ取付けられる井桁フレーム7、ヘッドパイプ3から車体中心Cに沿って斜め下方へ延びる1本のダウンフレーム6、メインフレーム5の後部左右へ前端が溶接される左右一対のシートレール16、このシートレール16の下方に配される左右一対のリアステイ17を備える。
メインフレーム5上にエンジン8へ燃料を供給するための燃料タンク18が支持される。燃料タンク18の後方にはライダー及び同乗者が着座するタンデム型のシート20が配置され、左右一対のシートレール16上に支持される。
シリンダヘッド11の後面には燃料と燃焼用空気との混合気を供給するための吸気口(図示せず)が開口し、吸気口にはインシュレータ21を介して気化器22が接続される。気化器22の吸気上流側にはコネクティングチューブ23を介してエアクリーナ24が接続され、エアクリーナ24は気化器22の後方に配置されている。
シリンダヘッド11の前面には、排気ガスを排出するための排気口(図示せず)が開口し、排気口には排気管25が接続される。排気管25は、気化器22側への熱干渉を防止するため、シリンダヘッド11の前面から前方に適宜延びた後、シリンダヘッド11の前面及び下面を包囲するように屈曲してマフラー26と連結される。マフラー26は後輪27の右側方へ配置されている。
後輪27はリアフォーク28の後端部に支持されており、後輪27の上下動は、リアフォーク28の後端部とリアステイ17とを連結するリアクッションユニット29により緩衝される。
エンジン8の駆動力は、エンジン8の出力スプロケット8aと後輪27のドリブンスプロケット30とに巻き付けられたドライブチェーン31により、エンジン8から後輪27へと伝達される。
リアフォーク28は、後述するように、メインフレームの後端部に接続された井桁フレーム7に設けられているピボットプレート32にピボット軸33で揺動自在に軸支される。ピボットプレート32はピボットフレーム34に取付けられており、ピボットフレーム34は上クロスパイプ35と下クロスパイプ36を上下に連結している。これら左右のピボットフレーム34及び上クロスパイプ35と下クロスパイプ36で井桁フレーム7を構成している。
図2に示すように、車体中心C上のメインフレーム5を挟んで、車幅方向左側に気化器22、車幅方向右側にキャニスタ40が配置され、気化器22の後方にエアクリーナ24が配置され、キャニスタ40の後方にバッテリ41が配置されている。バッテリ41はエアクリーナ24と車幅方向で重なるようにその右側に配置されている。
気化器22とエアクリーナ24を接続するコネクティングチューブ23は、メインフレーム5の後述する後部メインフレーム部5bの側方を迂回するため外方へ凸に湾曲し、エアクリーナ24は車体中心Cと交差して後部メインフレーム部5bの後方にて斜めに配置され、コネクティングチューブ23との接続部がシートレール16の前端部よりも外方へ出ている。
気化器22、コネクティングチューブ23及びエアクリーナ24は、それぞれクランクケース9の外側輪郭線よりも内側に位置する。
キャニスタ40とバッテリ41の車体右側に対する側方突出量はほぼ同じであり、これらもクランクケース9の外側輪郭線よりも内側に位置する。
メインフレーム5の後方に車幅方向へ略横断するように広がってエアクリーナ24が配置され、そのエアクリーナ24の右側方にバッテリ41が位置するため、吸気系部品である気化器22、コネクティングチューブ23及びエアクリーナ24と、バッテリ41及びキャニスタ40が、後部メインフレーム部5bの左右及び後方を取り囲むように配置され、これらの部品の集中配置を実現し、コンパクトな車体を実現している。なお、図3にも示すように、気化器22、コネクティングチューブ23及びエアクリーナ24を含む吸気系部品、並びにキャニスタ40、及びバッテリ41は、車幅方向においてクランクケース9の幅内に設置され、車体のスリム化によりバンク角を小さくすることに貢献している。
次に、図4乃至図7を参照して本実施形態に係る自動2輪車の車体フレームについて説明する。図4に示すように、メインフレーム5は、側面視略への字型に屈曲しており、エンジンの上方を通る前部メインフレーム部5aから、エンジンの後方を斜め下方に延びる後部メインフレーム部5bへ、屈曲部5cを境にして変化している。前部メインフレーム部5aは、ヘッドパイプ3へ溶接により結合されており、後部メインフレーム部5bの後端(下端)には、井桁フレーム7が溶接により取り付けられている。また屈曲部5c近傍となる前部メインフレーム部5aの後端部左右には左右一対のシートレール16の各前端部が溶接されている。
井桁フレーム7は、車幅方向(左右方向)へ直線状に配置される上支持部材としての上クロスパイプ35と、同じく車幅方向へ直線状に配置される下支持部材としての下クロスパイプ36と、これら上クロスパイプ35、下クロスパイプ36の各車幅方向両端部同士を上下方向に間隔を隔ててかつ互いに並行に連結する左右一対のピボットフレーム34、34と、各ピボットフレーム34の前部に沿って上下方向へ長く延びるピボットプレート32、32とを備えている。各ピボットフレーム34は上クロスパイプ35及び下クロスパイプ36とほぼ同径であり、上下方向中間部が後方へ凸に湾曲し、この湾曲形状に沿う各ピボットプレート32の後縁部が各ピボットフレーム34の前面部へ溶接されている。37はピボットプレート32に設けられるピボット軸33を通すための筒部である。
井桁フレーム7の上クロスパイプ35と下クロスパイプ36とは、互いに車幅方向に沿わせて並行に配置され、それぞれの左右端部間を左右のピボットフレーム34、34で上下に連結することにより図6に示す井桁状をなしている。上クロスパイプ35の車幅方向中間部に後部メインフレーム部5bの後端部に形成されているテーパー部5dの先端が当接されて溶接されている。本実施形態では、井桁フレーム7の上方におけるデッドスペースを小さくするため、上クロスパイプ35は、メインフレーム5よりも細いパイプ材で形成されており、テーパー部5dは細径の上クロスパイプ35と溶接するため、下端に向かって順次縮径され、下端が上クロスパイプ35と略同径になるように絞り成形されてテーパー状をなしている。
左右一対のリアステイ17は、それぞれ左右一対のピボットフレーム34、34の各最大湾曲部上方から車体前後方向後方かつ斜め上方に延びてそれぞれ左右一対のシートレール16の車体前後方向略中間部へ溶接により結合され、シートレール16とリアステイ17との連結部は、ガセットプレート38により補強される。リアステイ17、シートレール16及び後部メインフレーム部5bと井桁フレーム7の上部で囲まれた側面視略三角形状の空間42(図4)を形成し、ここにエアクリーナ等を収容するようになっている。
リアステイ17とピボットフレーム34の下部とには側面視略V字状をなして前方へ拡開するステップホルダ43の各前端部が溶接により取り付けられる。ステップホルダ43の後端部にはピニオンステップ44が取付けられている(図2参照)。43aはステップガードである。
図6、図7示すように、上クロスパイプ35、下クロスパイプ36、左右一対のピボットフレーム34、34で囲まれる矩形状の空間45に、車体後方側からリアフォーク28の先端部に形成された軸支部28aを挿入し、ピボットプレート32に設けられた筒部37(図6)に通したピボット軸33(図1)で左右のピボットプレート32、32間に軸支すると、リアフォーク28が上下方向へ揺動自在に支持される。
上クロスパイプ35の軸方向両端部にはエンジンハンガー14が左右一対で設けられ、下クロスパイプ36の軸方向両端部にも左右一対のエンジンハンガー15が設けられている。これらのエンジンハンガー14、15及びダウンフレーム6のエンジンハンガーブラケット13により、エンジン8はクランクケース9の上面が前傾するように支持される(図1及び図8参照)。
このように、エンジン8が前傾すると、後部メインフレーム部5b側のクランクケース9の上方に、部品配置に余裕のある空間が形成される。また、重心がより車体前側へ移動し、井桁フレーム7に作用する分力も小さくなる。そのうえ井桁フレーム7は高剛性構造をなすため、エンジン8の荷重を車体フレーム全体へ分散させることができる。
上クロスパイプ35を直線状とし、後部メインフレーム部5bの後端に対して直交させ、すなわち、直線状の上クロスパイプ35を車幅方向へ水平に配置し、その車幅方向中間部へ、上方から後部メインフレーム部5bの後端部であるテーパー部5dの下端を当接して溶接すると、従来のなで肩状のクロス部材を使用する場合(特許文献1)と比べて、メインフレーム部5bと上クロスパイプ35が直交する分だけ結合点の位置が下がり、デッドスペースが小さくなるので、上クロスパイプ35の上方かつ後部メインフレーム部5bの側方に広い空間を形成することができる。
このため、バックボーンフレームであるメインフレーム5を従来同様に配置しても、例えば気化器22のような整備や調節の頻度の高い部品や、比較的大型の部品であるエアクリーナ24や比較的大型の部品であるキャニスタ40及びバッテリ41等を、後部メインフレーム部5bの周辺に集中配置することが可能になる。
なお、図6及び図7中には気化器22、コネクティングチューブ23及びキャニスタ40の各形状を概略的に示してある。
次に、図8〜図12を参照して吸気系部品等を後部メインフレーム部周辺に集中的に配置するためのレイアウトについて説明する。
図8及び9に示すように、気化器22及びキャニスタ40は、後部メインフレーム部5b周辺に、後部メインフレーム部5bを挟むようにかつ側面視で、互いの一部が重なるように配置される。また、上下方向において、気化器22及びキャニスタ40は、エンジン8のクランクケース9及び上クロスパイプ35よりも上方に配置される。
この場合、車幅方向において、気化器22は後部メインフレーム部5bの左側に配置され、キャニスタ40は右側に配置される。
このように配置すると、右手でアクセル操作する形式の車両においては、ライダーがシート20に跨りアクセル(図示せず)を右手で操作しながら左手で気化器22のチョーク22aを操作できるので、利便性が高くなる。
エアクリーナ24は、車体前後方向において、気化器22の後方でかつ後部メインフレーム部5bに近接させて配置される。このようにするとエアクリーナ24を大型化して気化器22に十分な燃焼用空気を供給することが可能になる。また、エアクリーナ24の車体前後方向の前方部に後部メインフレーム部5bの外側面を包みこむよう囲繞する窪み24a(図14参照)を設けてエアクリーナ24全体を後部メインフレーム部5bに寄せると、エアクリーナ24の前後長を拡大できるので、エアクリーナ24のさらなる大容量化が可能になる。
さらに、エアクリーナ24を平面視で斜めに配置(すなわち後述するクリーナケースとエアクリーナカバーとの合わせ面が平面視で車体中心Cと交わる配置)することによりその右側方にスペースを確保し、このスペースを利用してバッテリ41を配置すると、バッテリ41にとっては十分な配置スペースが確保されるので、バッテリ41を容易に配置でき、かつその大容量化も可能になる。また、バッテリ41周りの機器や電気系統のレイアウトやメンテナンス作業等も容易になるので利便性が高い。このように、気化器22、エアクリーナ24を含む吸気系、キャニスタ40及びバッテリ41を、上下方向に配置されている後部メインフレーム部5bを取り囲むように集中配置すると、整備やメンテナンスを集中的に行える等の種々な利点がある。
次に、気化器とキャニスタの配置につきさらに詳細に説明する。
図8、10及び12に示すように、気化器22はインシュレータ21を介してエンジン8の吸気口に接続し、気化器22の吸気上流側にはコネクティングチューブ23を介してエアクリーナ24が接続される。エアクリーナ24は車幅方向左側にて、シートレール16に対して取付部46で、リアステイ17に対して取付部47(図8)でそれぞれボルト止めされる。
図8に示すように、燃料タンク18の底部には燃料コック50が設けられ、この燃料コック50と燃料タンク18の間は供給管50aで接続され、燃料コック50と気化器22のフロート室との間は燃料チューブ51で接続されている。
燃料タンク18には、燃料タンク内の蒸発燃料を回収するための回収管52が設けられ、その前端は燃料キャップ18aの燃料タンク内挿部近傍に開口し、後端は燃料タンク18の後部側で底部から下方へ出てキャニスタ40の吸入パイプ53に接続する(図13参照)。
図9、11及び12に示すように、キャニスタ40は燃料タンク内の蒸発燃料を吸着して一時的に貯留する小型のタンクであり、図12に最も明らかなように、キャニスタ40からは気化器22へ向かって送り側チューブ54が延び、ワンウェイバルブ55へ接続している。ワンウェイバルブ55と気化器22のスロットルバルブ下流部との間には気化器側チューブ56が接続されている。
ワンウェイバルブ55は、キャニスタ40側から気化器22側へのみキャニスタ40内の蒸発燃料を流すためのバルブであり、キャニスタ40側の内圧が気化器側よりも所定量高くなったときのみ開く。このワンウェイバルブ55は、メインフレームの屈曲部5cの後方にて、屈曲部5c、及びその近傍部へ接続する左右のシートレール16、16並びにこれらの各前端部間を連結する小クロスプレート57とに囲まれた平面視三角形の窪んだ収容部凹部58を利用してこの中へ配置され、上方を燃料タンク18の後部側底部で押さえることにより、容易かつ確実に支持している。
燃料タンク18のワンウェイバルブ55と対向する底面は、送り側チューブ54及び気化器側チューブ56との間に間隙を形成するようになっており、送り側チューブ54及び気化器側チューブ56並びにワンウェイバルブ55の上を燃料タンク18の底部が覆うことで、これらを保護している。
また、送り側チューブ54及び気化器側チューブ56は、ワンウェイバルブ55を挟んで左右のシートレール16,16の前端部上を振り分け状に配置され、気化器22とキャニスタ40とをほぼ最短距離で接続している。
キャニスタ40の底部には外気導入パイプ60とドレンパイプ61が設けられてそれぞれ下方へ延出し、外気導入パイプ60は先端を後ろ向き略水平に屈曲させて上クロスパイプ35の車幅方向中間部に設けられた貫通穴62へ差し込むことにより、車幅方向両端が開放されている上クロスパイプ35の内部空間から比較的清浄な空気を取り込んでキャニスタ40内へ導入し、ここで予め吸着されている蒸発燃料と一緒になって気化器22側へ送り出されるようになっている。ドレンパイプ61は車体下方へ長く延びている。
バッテリ41は車幅方向右側にて、シートレール16に取付部63でリアステイ17に取付部64でそれぞれボルト止めされるバッテリケース65に支持され、クランプ66で固定される。
バッテリケース65の前部にはキャニスタ40を支持するため前方へ突出する支持突部67が設けられている。この支持突部67は後部メインフレーム部5bの車幅方向右側を通って前方に突き出るように配置され、先端部がキャニスタ40を覆う弾性被覆70に設けられた差し込み部71を貫通して前方へ突き出すことによりキャニスタ40を支持する。したがって、キャニスタ40はバッテリケース65により支持される。しかもバッテリケース65(バッテリ41)を利用してキャニスタ40を支持できるので、キャニスタ40の支持構造が簡単になる。
図11に示すように、キャニスタ40は後部メインフレーム部5bの車幅方向左側に側面視で一部重なった状態で配置され、その外径はほぼバッテリ41の前面部で後部メインフレーム部5bの車幅方向右側へ張り出す部分と同程度である。また高さは上クロスパイプ35と燃料タンク18の後端部間の上下幅程度である。したがって、キャニスタ40は比較的大型の部品であるが、後部メインフレーム部5bを挟んで気化器22と反対側となる車幅方向右側でかつバッテリ41の前方となる、本来はデッドスペースとなるべき空間を有効利用することにより、このような大型部品でも配置できるようになった。
図13は本発明の実施の形態に係るキャニスタを示す外観図である。
図示されるように、キャニスタ40は、活性炭等の吸着材料に蒸発燃料を吸着させ、吸着した燃料を負圧により気化器22へ供給する装置である。
キャニスタ40には、その上部に回収管52の端部が接続される吸入口72と送り側チューブ54の一端が接続される送出口73が設けられている。
キャニスタ40の外側面は、ゴムやエラストマー樹脂等の弾性材からなる弾性被覆70により一部が被覆されており、その外側に厚肉で側方へ突出する一対の差し込み部71が一体に成形されている。この一対の差し込み部71はキャニスタ40の中心軸を挟んで左右対称に設けられ、それぞれキャニスタ40の中心軸と直交する方向へ肉厚部を貫通する差し込み穴74が設けられている。
差し込み穴74には、バッテリケース65に設けられた支持突部67(図11)が先端側から差し込まれる。差し込み穴74の内面には、支持突部67の表面との間に所定の摩擦力を発揮させて保持すべく、すべり止め75が設けられる。すべり止め75は、本実施形態では、差し込み穴74の差し込み方向に間隔を隔てて多数設けられた断面山形の突起部から構成されている。左右一対の差し込み穴74へ支持突部67を差し込んだ状態では、弾性被覆70により振動が緩衝されるため、バッテリケース65へ防振支持されることになり、キャニスタ40の燃料吸着性能が所定に保持される。
図14は本実施形態に係るエアクリーナ24の断面図である。エアクリーナ24は、クリーナケース80と、エアクリーナカバー81とを備え、さらにエアクリーナカバー81の側面へ着脱自在に取付けられるリッド82を備え、エアクリーナカバー81とリッド82の間にフィルタ83を挟持している。
クリーナケース80とエアクリーナカバー81は合わせ面84で互いに分割が可能である。エアクリーナ24の内部はフィルタ83によりダーティサイド85とクリーンサイド86とに仕切られている。ダーティサイド85にはリッド82に設けられた吸入ダクト87により車体後方側から外気を吸入し、フィルタ83を通して浄化後の空気をクリーンサイド86からコネクティングチューブ23を介して気化器22へ送出するようになっている。
次に、サイドカバーについて説明する。図1、図8及び図9に示すように、
主としてエアクリーナ24の左右を覆うように、樹脂製の左サイドカバー90及び右サイドカバー91が着脱自在に取付けられている。
左サイドカバー90は、図1及び図8に示すように、エアクリーナ24及び後部メインフレーム部5bの左側方並びに気化器22の上部を覆い、燃料コック50及びチョーク22aは覆わず、これらを露出させている。左サイドカバー90の内面上部の前後には車体内方へ突出する爪(図示せず)が設けられ、エアクリーナ24の前端部から前方へ突出したブラケット92の取付穴93及びシートレール16とリアステイ17の結合部近傍にてこれらを連結する補強部材94に設けられた取付穴95にグロメット(図示せず)を介して差し込むことにより着脱自在かつ防振的に取付けられる。
右サイドカバー91は、図9に示すように、バッテリ41及び後部メインフレーム部5bの右側方並びにキャニスタ40の上部を覆っている。右サイドカバー91にも内面上部の前後には車体内方へ突出する爪(図示せず)が設けられ、バッテリケース65の前端部から前方へ突出したブラケット96の取付穴97及び車体左側と同様に設けられている補強部材94の取付穴95へ、左サイドカバー90と同様にグロメット(図示せず)を介して差し込むことにより着脱自在かつ防振的に取付けられる。
このようにすると、左サイドカバー90を取り付けた状態で、燃料コック50及びチョーク22aが露出されているので、自動2輪車に跨った状態の操作が可能であり、利便性が高くなる。また、右サイドカバー91はバッテリ41とその前方へ配置されるキャニスタ40を共通に覆うことができ、外観性を向上できる。
3:ヘッドパイプ、5:メインフレーム、5b:後部メインフレーム部、7:井桁フレーム、8:エンジン、18:燃料タンク、22:気化器、24:エアクリーナ、34:ピボットフレーム、35:上クロスパイプ、36:下クロスパイプ、40:キャニスタ、41:バッテリ

Claims (6)

  1. ヘッドパイプから車体中心に沿って一本で後方へ延びるメインフレームと、このメインフレームの後部で下方へ湾曲する後部メインフレーム部と、後輪が支持されるリヤフォークと、リヤフォークの前端部を揺動自在に支持する左右一対のピボットフレームとを備え、これら左右一対のピボットフレームを連結するクロス部材の車幅方向中間部に前記後部メインフレーム部の下端部を連結した自動2輪車において、
    前記クロス部材と前記後部メインフレーム部とが直交しているとともに、
    少なくとも気化器とエアクリーナーを含む吸気系部品と、燃料タンクの蒸発燃料を回収するキャニスタとを、前記後部メインフレーム部の左右へ挟んで配置し、かつ前記キャニスタと気化器の少なくとも一部が側面視で互いに重なるように配置したことを特徴とする自動2輪車。
  2. 前記クロス部材は、車幅方向へ水平に配置されかつ上下に平行して配置される上クロス部材と下クロス部材であり、これら上下のクロス部材の各車幅方向両端部間を前記左右のピボットフレームで連結することにより井桁フレームを構成したことを特徴とする請求項1に記載した自動2輪車。
  3. 前記キャニスタが前記後部メインフレームを挟んで車幅方向右側に、前記気化器がその反対側の車幅方向左側に配置されたことを特徴とする請求項1又は2に記載した自動2輪車。
  4. 前記キャニスタがその後方にあるバッテリボックスにより支持されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載した自動2輪車。
  5. 前記気化器を含む吸気系部品、バッテリ及びキャニスタが、上面視で前記後部メインフレーム部を中心としてこれを取り囲むように配置されたことを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載した自動2輪車。
  6. 前記キャニスタから前記気化器へと蒸発燃料を流すためのチューブを設け、
    前記チューブは前記キャニスタの上方から延び、前記気化器の上方へと連結され、
    前記チューブの途中にはワンウェイバルブを設け、
    前記チューブは前記一本のメインフレームの上を跨ぐように配置されていることを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載した自動2輪車。
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