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JP2011002217A - 冷凍装置および冷暖房装置 - Google Patents

冷凍装置および冷暖房装置 Download PDF

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JP2011002217A
JP2011002217A JP2010010331A JP2010010331A JP2011002217A JP 2011002217 A JP2011002217 A JP 2011002217A JP 2010010331 A JP2010010331 A JP 2010010331A JP 2010010331 A JP2010010331 A JP 2010010331A JP 2011002217 A JP2011002217 A JP 2011002217A
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heat exchanger
compressor
passage area
pipe
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JP2010010331A
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Kazuhiko Marumoto
一彦 丸本
Akira Fujitaka
章 藤高
Yoshikazu Kawabe
義和 川邉
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Panasonic Corp
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Abstract

【課題】R410A冷媒に比べて単位体積当たりの冷凍能力が小さな冷媒を用いた場合でも、圧縮機の効率低下を抑制すると共に、室外熱交換器、室内熱交換器、及び接続管の圧力損失を低減して効率の高い冷暖房装置を提供すること。
【解決手段】圧縮機1、蒸発器、絞り装置4、及び凝縮器を順次接続管21、22で接続して環状の冷媒回路を構成した冷凍装置であって、冷媒回路に封入する冷媒として、R410A冷媒に比べて単位体積当たりの冷凍能力が小さな冷媒を用い、圧縮機1の気筒容積を、R410A冷媒使用時の気筒容積より大きくし、ガス冷媒が流れる接続管22の通過面積を、R410A冷媒使用時のガス冷媒が流れる接続管22の通過面積より大きくしたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、冷媒を用いた冷凍装置および冷暖房装置に関する。
冷凍装置に用いられている冷媒はフロンの使用によるオゾン層破壊が問題化した後は、代替冷媒としてHCFCが用いられ、現在ではHFC(R410A)が多く用いられている(特許文献1)。
特開2008−111661号公報
しかし、R410A冷媒の地球温暖化係数(GWP)は2088と大きく、地球温暖化防止の観点から問題であった。
地球温暖化防止の観点からは、GWPの小さな冷媒として、例えばGWP4のHFO1234yfが提案されているが、本冷媒はR410A冷媒に比べて単位体積当たりの冷凍能力が小さな冷媒である。
従って、この冷媒を従来の装置のまま適用してR410A冷媒と同一の能力を得ようとすると、圧縮機の回転数を上昇させて冷媒の体積循環量を増加させる必要があるが、R410A冷媒と同一の能力となるまで圧縮機の回転数を上昇させると、熱交換器を含む配管の圧力損失が大きくなり、また圧縮機の回転数の上昇と共に圧縮機の摺動損失が増加するため、性能低下を招いてしまう。
そこで、本発明は、R410A冷媒に比べて単位体積当たりの冷凍能力が小さな冷媒を用いた場合でも、圧縮機の効率低下を抑制すると共に、室外熱交換器、室内熱交換器、及び接続管の圧力損失を低減して効率の高い冷暖房装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明は、圧縮機、蒸発器、絞り装置、及び凝縮器を順次接続管で接続して環状の冷媒回路を構成した冷凍装置であって、前記冷媒回路に封入する冷媒として、R410A冷媒に比べて単位体積当たりの冷凍能力が小さな冷媒を用い、前記圧縮機の気筒容積を、前記R410A冷媒使用時の気筒容積より大きくし、ガス冷媒が流れる前記接続管の通過面積を、前記R410A冷媒使用時のガス冷媒が流れる前記接続管の通過面積より大きくしたことを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の冷凍装置において、前記ガス冷媒が流れる前記接続管の前記通過面積を、液冷媒が流れる前記接続管の通過面積より大きくしたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載の冷凍装置を用いた冷暖房装置であって、前記蒸発器を室外熱交換器、前記凝縮器を室内熱交換器とし、前記冷媒回路に四方弁を設け、前記四方弁の切り換えによって、前記室外熱交換器と前記室内熱交換器に流れる冷媒の向きを変えることを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項3に記載の冷暖房装置において、冷房運転時には前記室内熱交換器を構成する配管内の冷媒流速が6.2m/s以下となり、前記室内熱交換器の出口から前記圧縮機の吸入口までの前記接続管内の冷媒流速が10.6m/s以下となる通過面積としたことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項3又は請求項4に記載の冷暖房装置において、前記室内熱交換器を構成する前記配管の内径をDmm、パス数をPとしたとき、(3.1415×D×P)/4≧84.6mmの条件を満たし、前記室内熱交換器の前記出口から前記圧縮機の前記吸入口までの前記接続管内の前記通過面積を49.3mm以上としたことを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項3から請求項5のいずれかに記載の冷暖房装置において、暖房運転時には前記室外熱交換器を構成する前記配管内の冷媒流速が4.2m/s以下となり、前記室外熱交換器の前記出口から前記圧縮機の前記吸入口までの前記接続管内の冷媒流速が7.4m/s以下となる通過面積としたことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項3から請求項6のいずれかに記載の冷暖房装置において、前記室外熱交換器を構成する前記配管の内径をDmm、パス数をPとしたとき、(3.1415×D×P)/4≧169.3mmの条件を満たし、前記室外熱交換器の前記出口から前記圧縮機の前記吸入口までの前記接続管内の前記通過面積を96.7mm以上としたことを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項3から請求項7のいずれかに記載の冷暖房装置において、前記冷媒として、ハイドロフルオロオレフィンはテトラフルオロプロペンをベース成分とし、ジフルオロメタンとペンタフルオロエタンを、地球温暖化係数が5以上、750以下となるように、望ましくは350以下となるようにそれぞれ2成分混合もしくは3成分混合した冷媒を用いたことを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項3から請求項8のいずれかに記載の冷暖房装置において、前記圧縮機に用いる冷凍機油として、ポリオキシアルキレングリコール類、ポリビニルエーテル類、ポリ(オキシ)アルキレングリコールまたはそのモノエーテルとポリビニルエーテルの共重合体、ポリオールエステル類、及びポリカーボネート類のいずれかの含酸素化合物を主成分とする合成油か、アルキルベンゼン類やαオレフィン類を主成分とする合成油を用いることを特徴とする。
本発明によれば、R410A冷媒に比べて単位体積当たりの冷凍能力が小さな冷媒を用いた場合でも圧縮機の効率低下を抑制すると共に、室外熱交換器、室内熱交換器、及びガス接続管の圧力損失を低減することで冷暖房装置の効率向上ができる。
本発明の一実施例による冷暖房装置の構成図 R410A冷媒とHFO1234yf冷媒との単位体積当たりの冷凍能力の比較を示す図 R410A冷媒とHFO1234yf冷媒との配管内流速を示す図 冷房運転での能力ランクと冷媒流速の関係を示すグラフ 暖房運転での能力ランクと冷媒流速の関係を示すグラフ HFO1234yf冷媒使用時の各部位別冷媒通過面積を示す図 配管ごとの冷媒通過面積を示す図 HFO1234yfの混合割合と冷凍能力比の関係を示すグラフ
本発明の第1の実施の形態による冷凍装置は、冷媒回路に封入する冷媒として、R410A冷媒に比べて単位体積当たりの冷凍能力が小さな冷媒を用い、前記圧縮機の気筒容積を、前記R410A冷媒使用時の気筒容積より大きくし、ガス冷媒が流れる前記接続管の通過面積を、前記R410A冷媒使用時のガス冷媒が流れる前記接続管の通過面積より大きくしたものである。本実施の形態によれば、冷媒速度を抑えて圧力損失を低減できる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による冷凍装置において、ガス冷媒が流れる接続管の通過面積を、液冷媒が流れる接続管の通過面積より大きくしたものである。本実施の形態によれば、ガス冷媒が流れる接続管での圧力損失を低減できる。
本発明の第3の実施の形態による冷暖房装置は、第1又は第2に記載の冷凍装置を用いた冷暖房装置であって、蒸発器を室外熱交換器、凝縮器を室内熱交換器とし、冷媒回路に四方弁を設け、四方弁の切り換えによって、室外熱交換器と室内熱交換器に流れる冷媒の向きを変えるものである。本実施の形態によれば、冷凍装置を冷暖房装置として用いることができる。
本発明の第4の実施の形態は、第3の実施の携帯の冷暖房装置において、冷房運転時には室内熱交換器を構成する配管内の冷媒流速が6.2m/s以下となり、室内熱交換器の出口から圧縮機の吸入口までの接続管内の冷媒流速が10.6m/s以下となる通過面積としたものである。本実施の形態によれば、冷房運転時において、圧力損失の大きなガス冷媒通過部位についてR410Aと同等の適切な圧力損失とすることができる。
本発明の第5の実施の形態は、第3又は第4の実施の形態による冷暖房装置において、室内熱交換器を構成する配管の内径をDmm、パス数をPとしたとき、(3.1415×D×P)/4≧84.6mmの条件を満たし、室内熱交換器の出口から圧縮機の吸入口までの接続管内の通過面積を49.3mm以上としたものである。本実施の形態によれば、冷房運転時において、圧力損失の大きなガス冷媒通過部位についてR410Aと同等の適切な圧力損失とすることができる。
本発明の第6の実施の形態は、第3から第5の実施の形態による冷暖房装置において、暖房運転時には室外熱交換器を構成する配管内の冷媒流速が4.2m/s以下となり、室外熱交換器の出口から圧縮機の吸入口までの接続管内の冷媒流速が7.4m/s以下となる通過面積としたものである。本実施の形態によれば、暖房運転時においても、圧力損失の大きなガス冷媒通過部位についてR410Aと同等の適切な圧力損失とすることができる。
本発明の第7の実施の形態は、第3から第6の実施の形態による冷暖房装置において、室外熱交換器を構成する配管の内径をDmm、パス数をPとしたとき、(3.1415×D×P)/4≧169.3mmの条件を満たし、室外熱交換器の出口から圧縮機の吸入口までの接続管内の通過面積を96.7mm以上としたものである。本実施の形態によれば、暖房運転時においても、圧力損失の大きなガス冷媒通過部位についてR410Aと同等の適切な圧力損失とすることができる。
本発明の第8の実施の形態は、第3から第7の実施の形態による冷暖房装置において、冷媒として、ハイドロフルオロオレフィンはテトラフルオロプロペンをベース成分とし、ジフルオロメタンとペンタフルオロエタンを、地球温暖化係数が5以上、750以下となるように、望ましくは350以下となるようにそれぞれ2成分混合もしくは3成分混合した冷媒を用いたものである。本実施の形態によれば、地球温暖化係数の小さな冷媒を用いることで、回収されない冷媒が大気に放出されても、地球温暖化に対しその影響を極少に保つことができる。
本発明の第9の実施の形態は、第3から第8の実施の形態による冷暖房装置において、圧縮機に用いる冷凍機油として、ポリオキシアルキレングリコール類、ポリビニルエーテル類、ポリ(オキシ)アルキレングリコールまたはそのモノエーテルとポリビニルエーテルの共重合体、ポリオールエステル類、及びポリカーボネート類のいずれかの含酸素化合物を主成分とする合成油か、アルキルベンゼン類やαオレフィン類を主成分とする合成油を用いるものである。本実施の形態によれば、R410Aと同等の能力を得ようとしたとき圧縮機の回転数を抑制できるので、摺動損失を低減でき、圧縮機の効率低下を防ぐことができるので、ガス状態の冷媒が通過する部位の圧力損失を低減できる。
以下に、本発明を冷暖房装置の場合を例にして説明する。なお、この実施例によって本発明が限定されるものではない。
図1は本実施例による冷暖房装置の構成図である。
本実施例による冷暖房装置は、冷媒を圧縮する圧縮機1、冷房暖房運転時の冷媒回路を切り替える四方弁2、冷媒と外気の熱を交換する室外熱交換器3、冷媒を減圧する絞り装置4、冷媒と室内空気の熱を交換する室内熱交換器5で構成される。圧縮機1、四方弁2、室外熱交換器3、絞り装置4、及び室内熱交換器5は接続管で環状に接続されている。室外ユニット10には、圧縮機1、四方弁2、室外熱交換器3、絞り装置4を有し、室内ユニット11には室内熱交換器5を有している。そして室外ユニット10と室内ユニット11とは、液接続管21とガス接続管22とで接続されている。
冷房運転時には、圧縮機1によって圧縮された冷媒は高温高圧の冷媒となって四方弁2を通って室外熱交換器3に送られる。そして、室外熱交換器3は凝縮器として機能し、ガス冷媒は外気と熱交換して放熱し、高圧の液冷媒となり絞り装置4に送られる。絞り装置4では減圧されて低温低圧の二相冷媒となり、液接続管21を通って、室内熱交換器5に入る。室内熱交換器5は蒸発器として機能し、冷媒は室内空気と熱交換して吸熱し、蒸発気化して低温のガス冷媒となる。このとき室内空気は冷却されて室内を冷房する。さらに冷媒はガス接続管22を通って、四方弁2を経由して圧縮機1に戻される。
暖房運転時には、圧縮機1によって圧縮された冷媒は高温高圧の冷媒となって四方弁2を通ってガス接続管22に送られ、室内熱交換器5に入る。室内熱交換器5は凝縮器として機能し、ガス冷媒は室内空気と熱交換して放熱し、冷却され高圧の液冷媒となる。このとき室内空気は加熱されて室内を暖房する。その後、冷媒は液接続管21を通って絞り装置4に送られ、絞り装置4において減圧されて低温低圧の二相冷媒となり、室外熱交換器3に送られる。室外熱交換器3は蒸発器として機能し、冷媒は外気と熱交換して蒸発気化し、四方弁2を経由して圧縮機1へ戻される。
このようにして冷暖房運転がなされる。
本実施例による冷暖房装置を構成する冷媒回路には、R410A冷媒に比べて単位体積当たりの冷凍能力が小さな冷媒を封入している。この冷媒は、ハイドロフルオロオレフィンはテトラフルオロプロペンをベース成分とし、ジフルオロメタンとペンタフルオロエタンを、地球温暖化係数が5以上、750以下となるように、望ましくは350以下、更に望ましくは150以下となるようにそれぞれ2成分混合もしくは3成分混合したものである。
また、圧縮機1に用いる冷凍機油は、ポリオキシアルキレングリコール類、ポリビニルエーテル類、ポリ(オキシ)アルキレングリコールまたはそのモノエーテルとポリビニルエーテルの共重合体、ポリオールエステル類、及びポリカーボネート類のいずれかの含酸素化合物を主成分とする合成油か、アルキルベンゼン類やαオレフィン類を主成分とする合成油である。
次に、本実施例による冷暖房装置を構成する圧縮機1の気筒容積について説明する。
図2は、R410A冷媒と、HFO1234yf冷媒との単位体積当たりの冷凍能力を実験値で比較したものである。
図2では、蒸発器入口での冷媒温度、蒸発器出口での冷媒温度、蒸発器出入口の平均飽和温度、蒸発器出入口の平均温度での蒸発潜熱、圧縮機吸入温度、圧縮機吸入温度での飽和ガス密度、及び蒸発器の単位体積当たりの冷凍能力(圧縮機吸入飽和ガス密度×蒸発潜熱)を示している。R410A冷媒については実験値を示し、HFO1234yf冷媒については実験値を示すとともに、蒸発器入口での冷媒温度、蒸発器出口での冷媒温度、及び圧縮機吸入温度がR410Aと同等の場合における蒸発器の単位体積当たりの冷凍能力を示している。
図2に示すように、冷房運転時における単位体積当たりの冷凍能力は、R410Aでは10149.72kJ/m、HFO1234yfでは3722.55kJ/mであり、HFO1234yfはR410Aの約1/2.7倍となる。よって、圧縮機1の冷凍能力をR410Aと同程度にするためには気筒容積を約2.7倍にして、単位時間当たりの体積流量を増加する必要がある。
なお、圧縮機1の単位時間当たりの体積流量を増加する手段として回転数を増加させる方法が考えられるが、回転数を増加することにより圧縮機1の摺動損失の増加につながり、圧縮機1の効率が低下するために好ましくない。
一方、蒸発器の出口温度及び圧縮機の吸入口の飽和ガス温度はR410Aの実験値に比べてHFO1234yfの実験値は低くなっている。これは配管内の流速が増加したことによる圧力損失が増加して温度か低下したものと考えられ、蒸発器性能の低下や圧縮機の吸入密度の低下による性能低下を引き起こしていると考えられる。
さらに、HFO1234yfについて、R410Aと同等の圧力損失となり、更に蒸発器の出口温度及び圧縮機の吸入口の飽和ガス温度となったと仮定した場合の単位体積当たりの冷凍能力を計算した結果に示す通り、圧力損失をR410Aと同等とした場合に、蒸発器の蒸発潜熱の向上と圧縮機の吸入密度を大きくでき、単位体積当たりの冷凍能力は4529.78kJ/mとなり、実験値に比べて約20%向上している。従って、配管内での圧力損失の低減が重要である。
一方、暖房運転時においても、単位体積当たりの冷凍能力は、R410Aでは7229.43kJ/m、HFO1234yfでは3098.59kJ/mであり、HFO1234yfはR410Aの約1/2.3倍となる。よって、圧縮機1の冷凍能力をR410Aと同程度にするためには気筒容積を約2.3倍にして、単位時間当たりの体積流量を増加する必要がある。
以上のことから、圧縮機1の気筒容積は、R410A冷媒使用時の気筒容積の約2.7倍より大きくすることが好ましい。例えば、冷房能力ランクが4kWの場合には、R410A冷媒使用時の圧縮機の気筒容積は10ccから20ccであるため、本実施例による圧縮機1の気筒容積は、27ccから54ccとすることが好ましい。同様に、冷房能力ランクが2kWの場合には、R410A冷媒使用時の圧縮機の気筒容積は5ccから15ccであるため、本実施例による圧縮機1の気筒容積は、13.5ccから40.5ccとすることが好ましい。
また、例えばHFO1234yfとR32との混合冷媒を用いる場合には、後述する図8によって気筒容積を決定することができる。図8ではR410Aを1とした場合に、HFO1234yfとR32との混合冷媒についての単位体積当たりの冷凍能力を示している。従って、図8に示すように、HFO1234yfが50%(R32が50%)では、T=17℃冷房時には約0.66であるので、気筒容積を1.5倍以上とすることが好ましい。
ところで、圧力損失を△P、配管内の冷媒流速をVとすると、一般的に式(1)が成立する。
△P∝V ・・・(1)
従って、圧力損失を低減するには通過面積を大きくして冷媒流速を低くする必要がある。
図3は、R410A冷媒とHFO1234yf冷媒との配管内流速を実験値で比較したものである。
図3では、冷媒循環量、蒸発器出口飽和密度、蒸発器出口配管断面積(冷媒通過面積)、冷媒の配管内流速管内速度比を示している。
図3に示すように、冷房運転時における配管内流速は、R410A冷媒では約5.4m/s、HFO1234yf冷媒では約14.4m/sとなり、同一の通過面積の配管を使用した場合には、R410A冷媒に対してHFO1234yf冷媒の圧力損失は大きい。
従って、R410A同等の適切な圧力損失とするためには、通過面積を大きくして配管内流速をR410A冷媒と同等の5.4m/s以下とする必要がある。
圧力損失は、循環冷媒がガス状態で流れるときに大きくなるため、凝縮器、蒸発器、ガス接続管などガス冷媒が通過する部位について通過面積を適正化する必要がある。なお、凝縮器、蒸発器の冷媒通過面積は、パス数に配管1本当たりの通過面積を乗じた値となる。
図4は、R410A冷媒を用いた場合の冷房運転での能力ランクと冷媒流速との関係を示す図、図5は、R410A冷媒を用いた場合の暖房運転での能力ランクと冷媒流速との関係を示す実験値による特性図である。
図4に示すように、能力ランク4kWでは室内熱交換器5から圧縮機1の吸入口までの最大の冷媒流速は10.6m/s、室内熱交換器5内の最大の冷媒流速は6.2m/sとなる。
また図5に示すように、能力ランク5kW(冷房運転時の能力ランク4kWに対応)では室外熱交換器3から圧縮機1の吸入口までの最大の冷媒流速は7.4m/s、室外熱交換器3の最大の冷媒流速は4.2m/sとなる。
図6は、HFO1234yf冷媒使用時の各部位別冷媒通過面積を示している。ここで運転モードと各部位毎の冷媒通過面積は、R410A冷媒を用いて冷房運転能力ランクを4kWとしたときの冷媒流速以下とするために必要となる面積である。
図6に示すように、HFO1234yf冷媒使用時に、R410A冷媒を用いて冷房運転能力ランクを4kWとしたときの冷媒流速以下とするためには、冷房運転では、室内熱交換器5の冷媒通過面積は84.6mm以上であり、室内熱交換器5から圧縮機1の吸入口までの冷媒通過面積は49.3mm以上である。また、暖房運転では室外熱交換器2の冷媒通過面積は169.3mm以上であり、室内熱交換器5から圧縮機1の吸入口までの冷媒通過面積は96.7mm以上である。
熱交換器である室内熱交換器5、室外熱交換器2において前述の冷媒通過面積Sはパス数P、配管内径D(mm)としたとき(2)式で定義される。
S=(3.1415×D×P)/4 ・・・(2)
図7に代表的な配管について、管径、肉厚、管1本当たりの通過面積、及びパス数が増加したときの通過面積を示す。
例えば、室内熱交換器5の冷媒通過面積を84.6mm以上確保するためには、外径7mmの配管において肉厚が0.3mmのときは3パス以上必要であることが判る。
なお、R410A冷媒に比べて単位体積当たりの冷凍能力が小さく、冷媒地球温暖化係数が5以上で750以下となる冷媒としては、例えば、R32とHFO1234yfとを混合することで得ることができる。なお、R32のGWPは675でありHFO1234yfのGWPは4であるので、混合割合に関わらずその混合物のGWPは675以下となる。
図8にR32とHFO1234yfの混合割合と、R410Aを1としたときの単位体積当たりの冷凍能力比との関係を示す。
なお、図8では、冷房運転相当の17℃での単位体積当たりの冷凍能力冷凍比、暖房運転相当の3℃での単位体積当たりの冷凍能力冷凍比を示している。
図8に示すように、冷房運転相当の温度17℃でも暖房運転相当の温度3℃においても、HFO1234yfの混合割合が7wt%を超えると、単位体積当たりの冷凍能力冷凍比がR410Aに比べて小さくなることが判る。
従って、R32とHFO1234yfを混合した場合の混合割合の範囲は、HFO1234yfが7wt%以上(R32が93wt%以下)となる。
なお、上記実施例では、冷房能力ランクが4kWの場合で説明したが、異なる能力ランクにおいても同様である。
また、本発明は、冷媒の比容積が大きく、より流速が速い低圧側の熱交換器や配管の圧力損失について重要であるが、高圧側部位についてもR410A同等の流速として圧力損失の低減を図ることが望ましい。
以上のように本発明は、R410A冷媒に比べて単位体積当たりの冷凍能力が小さな冷媒を用い、R410A冷媒使用時に比べて気筒容積を大きくした圧縮機1を用いて、圧縮機1の効率低下を抑制すると共に、冷房運転では室内熱交換器5と室内熱交換器5から圧縮機1の吸入口までの圧力損失を、また暖房運転では室外熱交換器3と室外熱交換器3から圧縮機1の吸入口までの圧力損失を低減することで、効率の高い冷暖房装置を提供することができる。
なお、上記実施の形態では冷暖房装置として説明したが、四方弁を有しない加熱専用、例えば給湯機等の冷凍装置や、冷却専用、例えばクーラーや冷凍庫等の冷凍装置としても応用できるものであり、その場合には、室内熱交換器及び室外熱交換器は、凝縮器及び蒸発器となる。
本発明によれば、例えばGWP4のHFO1234yfをはじめとする、GWPの小さな冷媒を利用することができる。
1 圧縮機
2 四方弁
3 室外熱交換器
4 絞り装置
5 室内熱交換器
10 室外ユニット
11 室内ユニット
21 液接続管
22 ガス接続管

Claims (9)

  1. 圧縮機、蒸発器、絞り装置、及び凝縮器を順次接続管で接続して環状の冷媒回路を構成した冷凍装置であって、
    前記冷媒回路に封入する冷媒として、R410A冷媒に比べて単位体積当たりの冷凍能力が小さな冷媒を用い、
    前記圧縮機の気筒容積を、前記R410A冷媒使用時の気筒容積より大きくし、
    ガス冷媒が流れる前記接続管の通過面積を、前記R410A冷媒使用時のガス冷媒が流れる前記接続管の通過面積より大きくしたことを特徴とする冷凍装置。
  2. 前記ガス冷媒が流れる前記接続管の前記通過面積を、液冷媒が流れる前記接続管の通過面積より大きくしたことを特徴とする請求項1に記載の冷凍装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の冷凍装置を用いた冷暖房装置であって、前記蒸発器を室外熱交換器、前記凝縮器を室内熱交換器とし、前記冷媒回路に四方弁を設け、前記四方弁の切り換えによって、前記室外熱交換器と前記室内熱交換器に流れる冷媒の向きを変えることを特徴とする冷暖房装置。
  4. 冷房運転時には前記室内熱交換器を構成する配管内の冷媒流速が6.2m/s以下となり、前記室内熱交換器の出口から前記圧縮機の吸入口までの前記接続管内の冷媒流速が10.6m/s以下となる通過面積としたことを特徴とする請求項3に記載の冷暖房装置。
  5. 前記室内熱交換器を構成する前記配管の内径をDmm、パス数をPとしたとき、(3.1415×D×P)/4≧84.6mmの条件を満たし、前記室内熱交換器の前記出口から前記圧縮機の前記吸入口までの前記接続管内の前記通過面積を49.3mm以上としたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の冷暖房装置。
  6. 暖房運転時には前記室外熱交換器を構成する前記配管内の冷媒流速が4.2m/s以下となり、前記室外熱交換器の前記出口から前記圧縮機の前記吸入口までの前記接続管内の冷媒流速が7.4m/s以下となる通過面積としたことを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに記載の冷暖房装置。
  7. 前記室外熱交換器を構成する前記配管の内径をDmm、パス数をPとしたとき、(3.1415×D×P)/4≧169.3mmの条件を満たし、前記室外熱交換器の前記出口から前記圧縮機の前記吸入口までの前記接続管内の前記通過面積を96.7mm以上としたことを特徴とする請求項3から請求項6のいずれかに記載の冷暖房装置。
  8. 前記冷媒として、ハイドロフルオロオレフィンはテトラフルオロプロペンをベース成分とし、ジフルオロメタンとペンタフルオロエタンを、地球温暖化係数が5以上、750以下となるように、望ましくは350以下となるようにそれぞれ2成分混合もしくは3成分混合した冷媒を用いたことを特徴とする請求項3から請求項7のいずれかに記載の冷暖房装置。
  9. 前記圧縮機に用いる冷凍機油として、ポリオキシアルキレングリコール類、ポリビニルエーテル類、ポリ(オキシ)アルキレングリコールまたはそのモノエーテルとポリビニルエーテルの共重合体、ポリオールエステル類、及びポリカーボネート類のいずれかの含酸素化合物を主成分とする合成油か、アルキルベンゼン類やαオレフィン類を主成分とする合成油を用いることを特徴とする請求項3から請求項8のいずれかに記載の冷暖房装置。
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