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JP2010254252A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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JP2010254252A
JP2010254252A JP2009110067A JP2009110067A JP2010254252A JP 2010254252 A JP2010254252 A JP 2010254252A JP 2009110067 A JP2009110067 A JP 2009110067A JP 2009110067 A JP2009110067 A JP 2009110067A JP 2010254252 A JP2010254252 A JP 2010254252A
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Abstract

【課題】偏摩耗の発生をより効果的に防止することができる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】トレッド部に、各溝壁の開口端縁がタイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延びる1対の周方向太溝をタイヤ赤道を挟んで配設して、トレッド部を中央域と、両側方域とに区分し、中央域に、タイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延びる少なくとも1本の周方向細溝と、複数本の横溝とを配設して、中央域に位置する陸部部分を、平面視でn角形(ただし、n≧6)をした多数個のブロック陸部からなる少なくとも2列の中央ブロック陸部列に区画形成してなり、周方向太溝に隣接する中央ブロック陸部列に位置するブロック陸部は、隣接する周方向太溝側の側壁角度が、周方向太溝に隣接するブロック陸部の踏面とのなす交角にして、ブロック陸部のタイヤ周方向両端部で小さく、中央部で当該周方向両端部より大きいことを特徴とする、空気入りタイヤである。
【選択図】図4

Description

本発明は、タイヤ周方向に延びる複数本のタイヤ周方向溝と、隣接する2本のタイヤ周方向溝を連通する複数本の横溝とをトレッド部に配設することによって、多数個のブロック陸部からなる複数のブロック陸部列を区画形成した空気入りタイヤに関するものである。
一般に、トレッド部全域にブロック陸部を配したトレッドパターンを有する空気入りタイヤでは、負荷される荷重に比例して走行時に生じるヒールアンドトウ摩耗に起因した偏摩耗が生じ易くなる。ここで、ヒールアンドトウ摩耗とは、タイヤ負荷転動時にブロック陸部が過剰に変形することで、踏込端(最初に接地する部分)と蹴出端(最後に接地する部分)との摩耗量が多くなるような摩耗のことをいう。そのため、特に重荷重用空気入りタイヤでは、このヒールアンドトウ摩耗に起因した偏摩耗により、主にブロック陸部の中央部分とタイヤ周方向両端との間に摩耗差が生じ、タイヤの使用寿命が短くなるという問題がある。
かかる偏摩耗の対策として、従来から多くの抑制策が試みられている。そして、その中でも、例えば、特許文献1に開示されているように、ブロックを区画形成する横溝の一部を浅くする、すなわち横溝に底上げ部を設けることで、ブロック陸部のタイヤ周方向への倒れ込み変形に抗する応力を高めて、単位面積あたりの駆動力負担の増大を抑制し、倒れ込み変形に起因した偏摩耗を防止する方法が効果的であるとされている。
ここで、タイヤの偏平率が大きく、ベルト剛性が高い重荷重用空気入りタイヤ等では、図1に示すように、駆動力が負荷されることによるベルト部の回転と、路面と接地しているトレッド部の摩擦とにより、ベルト部とトレッド部との間に変位差が生じ、トレッド部が過剰に倒れ込み変形する(図1の点線参照)。この結果、トレッド部の単位面積あたりの駆動力負担が増大するので、ブロック陸部の路面に対するすべり現象が発生し、かかるすべり現象に起因してブロック陸部の摩耗量が増大する。しかし、特許文献1に記載の空気入りタイヤでは、偏摩耗の防止には一定の効果はあるものの、タイヤ負荷転動時のブロック陸部の倒れ込み変形を充分に抑制することができないため、すべり現象に起因するブロック陸部の摩耗量の増大を抑制することはできない。従って、特許文献1に記載の空気入りタイヤには、耐摩耗性の点で問題が残っていた。また、一般に、ブロック陸部を構成するゴムの剛性を高め、ブロック陸部の過剰な倒れ込み変形を抑制することで、ブロック陸部の摩耗量を有効に抑制することも可能ではあるが、ブロック陸部の剛性を高め過ぎると、タイヤ負荷転動時にブロック陸部のもげやクラックによる破壊を招く恐れがある。そのため、ブロック陸部の形状及びその配設位置の適正化を図ることにより操縦安定性および排水性を悪化させることなく耐偏摩耗性および耐摩耗性を向上させた空気入りタイヤが求められている。
特開平6−171318号公報
これに対し、タイヤ周方向に延びる複数本の周方向溝と、隣接する2本の周方向溝を連通する複数本の横溝とを配設することによって、多数個のブロック陸部からなる複数のブロック陸部列を区画形成した空気入りタイヤにおいて、周方向溝を挟んで隣接する少なくとも2列のブロック陸部列でブロック陸部のタイヤ幅方向断面の長さをブロック陸部のタイヤ周方向両端部からブロック陸部の中央部にかけて増大させ、隣接する2列のブロック陸部列を構成するブロック陸部をタイヤ周方向に互いにずらして配設し、タイヤ幅方向に隣接しているブロック陸部間の溝部の延在方向をタイヤ幅方向及びタイヤ周方向に対して傾斜させ、タイヤ周方向に隣接するブロック陸部間距離よりもタイヤ幅方向に隣接するブロック陸部間距離を短くすることにより、ブロック陸部の形状及びその配設位置を適正化することが考えられる。
このような形状及び配設位置のブロック陸部を用いれば、例えば図2に示すように、ブロック陸部4が路面に対して斜めに接地したときに、ブロック陸部4の中央領域に圧縮応力が集中してブロック陸部4の中央領域のゴムが蹴出端から踏込端に向かって変形しようとする力が発生しても、ブロック陸部4の蹴出端側のタイヤ周方向に対して傾斜しているブロック陸部4の壁部が法線方向に膨出しようとする力(図2の矢印Q)が発生するので、その分力Rがブロック陸部4内で相殺される。また、もう一方の分力Pがブロック陸部4の中央領域のゴムが蹴出端から踏込端に向かって変形しようとする力に抗する。従って、上述した空気入りタイヤでは、操縦安定性および排水性を悪化させることなくブロック陸部の過剰な変形を抑制して、偏摩耗及びブロック陸部のすべり摩耗を防止することが可能となる。
しかしながら、上記空気入りタイヤには、ブロック陸部の中央領域のゴムが蹴出端から踏込端に向かって変形しようとする力に抗する力を大きくすれば、偏摩耗の発生をより効果的に防止することができるという点で改善の余地があった。
この発明は、上記課題を有利に解決することを目的とするものであり、本発明の空気入りタイヤは、トレッド部に、各溝壁の開口端縁がタイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延びる1対の周方向太溝をタイヤ赤道を挟んで配設して、トレッド部を中央域と両側方域とに区分し、前記中央域に、タイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延びる少なくとも1本の周方向細溝と、前記周方向太溝と周方向細溝間および/または隣接する2本の周方向細溝間で延びる複数本の横溝とを配設して、当該中央域に位置する陸部部分を、平面視でn角形(ただし、n≧6)をした多数個のブロック陸部からなる少なくとも2列の中央ブロック陸部列に区画形成してなり、前記複数の中央ブロック陸部列のうち、隣接する2列の中央ブロック陸部列にそれぞれ位置するブロック陸部同士は、タイヤ周方向に互いにずれた位置関係にあり、前記周方向太溝に隣接する中央ブロック陸部列に位置するブロック陸部は、隣接する周方向太溝側の側壁角度が、当該周方向太溝に隣接するブロック陸部の踏面とのなす交角にして、ブロック陸部のタイヤ周方向両端部で小さく、中央部で当該タイヤ周方向両端部より大きいことを特徴とする。このような構成の空気入りタイヤによれば、周方向太溝および周方向細溝がタイヤ周方向にジグザグ状に延びており、中央域に位置する陸部部分が平面視でn角形(ただし、n≧6)をした多数個のブロック陸部からなるので、ブロック陸部が路面に対して斜めに接地したときに、ブロック陸部の中央領域に圧縮応力が集中してブロック陸部の中央領域のゴムが蹴出端から踏込端に向かって変形しようとする力が発生しても、ブロック陸部の蹴出端側の側壁が法線方向に膨出しようとする力が発生する。従って、操縦安定性および排水性を悪化させることなくブロック陸部の過剰な変形を抑制して、偏摩耗及びブロック陸部のすべり摩耗を防止することができる。また、周方向太溝に隣接する中央ブロック陸部列に位置するブロック陸部の側壁角度が、当該周方向太溝に隣接するブロック陸部の踏面とのなす交角にして、ブロック陸部のタイヤ周方向両端部で小さく、中央部で当該タイヤ周方向両端部より大きいので、ブロック陸部の蹴出端側の側壁の面積が大きくなり、側壁が法線方向に膨出しようとする力が大きくなる。従って、偏摩耗の発生をより効果的に防止することができる。
なお、本発明において、「踏面」とは走行時に路面と接する面を指し、「細溝」とは、太溝よりも溝幅の小さい溝であり、「ずれた位置関係」とは、タイヤ幅方向に隣接するブロック陸部のタイヤ周方向位置の始点を異ならせてブロック陸部のタイヤ周方向端がタイヤ幅方向に隣接するブロック陸部間で一致しないようにした位置関係を指す。また、周方向細溝の本数が1本の場合には、周方向細溝間で延びる横溝は存在しない。
ここで、本発明の空気入りタイヤは、前記周方向太溝を挟んで隣接して位置するブロック陸部が、タイヤ周方向位置が互いに一致した配置になることが好ましい。このように、周方向太溝を挟んでタイヤ幅方向に隣接するブロック陸部のタイヤ周方向の位置を同一とする、即ちタイヤ幅方向に隣接するブロック陸部間でブロック陸部の周方向端を一致させれば、WET路面走行時の排水性を向上することができるからである。また、ブロック陸部の踏み込みおよび蹴り出しのタイミングがタイヤ幅方向で同時となるため、直進走行時の安定性を増すことができるからである。
更に、本発明の空気入りタイヤは、前記周方向太溝の溝開口形状が、タイヤ周方向に沿って複数個の台形状開口部を、上底と下底を交互にひっくり返して連結した蛇腹形状をなし、かつ前記周方向太溝の溝底中心位置が、タイヤ周方向に直線状に延びる形状をなしていることが好ましい。このように、周方向太溝の溝開口形状を蛇腹形状とすると共に、溝底中心位置を直線状に延びるようにすることで、WET路面走行時の排水性を更に向上することができるからである。なお、本発明において、「溝底中心位置」とは、溝の底面のタイヤ幅方向中心位置を指す。
また、本発明の空気入りタイヤは、前記周方向太溝を挟んで隣接して位置するブロック陸部が、タイヤ周方向位置が互いに所定ピッチだけずれた配置になることが好ましい。このように、周方向太溝を挟んでタイヤ幅方向に隣接して位置するブロック陸部のタイヤ周方向位置を所定ピッチだけずらす、即ちタイヤ幅方向に隣接するブロック陸部間でブロック陸部の周方向端を異ならせれば、周方向太溝の溝幅が狭くても、ブロック陸部の中央部において側壁が踏面となす交角を大きくとることができるからである。また、ブロック陸部の踏み込みおよび蹴り出しのタイミングをタイヤ幅方向で異ならせることができるため、騒音の発生を抑制することができるからである。
更に、本発明の空気入りタイヤは、前記周方向太溝の溝開口形状が、タイヤ周方向に沿って一定の溝幅でジグザグ形状をなしていることが好ましい。このようにすれば、石の噛み込みを防止することができるからである。
また、本発明の空気入りタイヤは、前記周方向太溝のうち、少なくとも1本の周方向太溝を挟んで隣接して位置するブロック陸部が、タイヤ周方向位置が互いに一致した配置になり、残りの周方向太溝を挟んで隣接して位置するブロック陸部が、タイヤ周方向位置が互いに所定ピッチだけずれた配置になることが好ましい。デザインの自由度を大きくすることができると共に、隣接するブロック陸部のタイヤ周方向位置をずらした場合の長所と一致させた場合の長所との双方をバランスさせることができるからである。
そして、本発明の空気入りタイヤは、前記周方向太溝の開口溝幅が10mm以上であることが好ましい。開口溝幅を10mm以上とすれば、ブロック陸部の中央部において側壁が踏面となす交角を大きくとることができるからである。なお、本発明において、「開口溝幅が10mm以上」とは、タイヤ幅方向の開口溝幅が最も狭い部分において溝幅が10mm以上であることを指す。
また、本発明の空気入りタイヤは、前記ブロック陸部が、当該ブロック陸部の中央部間で延びる溝幅4mm以下の細溝を有することが好ましい。このように、ブロック陸部の中央部間に延在する細溝を設ければ、ブロック陸部の剛性を確保しつつグリップ力を総じて向上させることができ、エンジンからのトルクを効率的に駆動力に変換することが可能となるからである。
本発明によれば、偏摩耗の発生をより効果的に防止することができるブロック陸部を備えた空気入りタイヤを提供することができる。
駆動力が負荷された際に生じるベルト部とトレッド部との間の変位差を示す説明図である。 偏摩耗及びすべり摩耗を防止することが可能なブロック陸部の斜視図である。 本発明に従う空気入りタイヤの一例のトレッド部の一部の展開図である。 (a)は本発明に従うブロック陸部の一例の斜視図であり、(b)は図4(a)に示すブロック陸部をタイヤ周方向から見た側面図である。 本発明に従う空気入りタイヤの周方向太溝の形状および溝底位置の一例を図3のI−I線、II−II線およびIII−III線に沿って示す断面図である。 (a)〜(c)は本発明に従う空気入りタイヤのブロック陸部形状の例を示す説明図である。 (a)〜(c)は本発明に従う空気入りタイヤの細溝形状の例を示す説明図である。 (a)は本発明に従うブロック陸部の配置の別の例を示す図であり、(b)は周方向太溝の形状および溝底位置を図8(a)のIV−IV線、V−V線およびVI−VI線に沿って示す断面図である。
以下、図面を参照しつつこの発明の実施の形態を説明する。この発明のタイヤは、図3に示すように、トレッド部1に、各溝壁の開口端縁がタイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延びる1対の周方向太溝2をタイヤ赤道Eを挟んで配設して、トレッド部1を中央域5と2つの側方域6とに区分したものである。
ここで、中央域5には、タイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延びる4本の周方向細溝7と、周方向太溝2と周方向細溝7との間および隣接する2本の周方向細溝7間で延びる複数本の横溝8とが配設されている。そして、中央域5に位置する陸部部分は、周方向太溝2と、周方向細溝7と、横溝8とにより、平面視がタイヤ幅方向に突出する頂点を有する6角形である多数個のブロック陸部4からなる5列の中央ブロック陸部列9に区画形成されている。そして、隣接する2列の中央ブロック陸部列9に位置するブロック陸部4同士は、タイヤ周方向に互いにずれた位置関係にある。即ち、隣接する2列の中央ブロック陸部列9のブロック陸部4同士は、タイヤ周方向端部の位置が、タイヤ周方向に半ピッチ(ブロック陸部4のタイヤ周方向の長さの半分)ずれている。
また、各側方域6には、タイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延びる2本の周方向細溝7と、周方向太溝2と周方向細溝7との間、隣接する2本の周方向細溝7間および周方向細溝7とトレッド端との間で延びる複数本の横溝8とが配設されている。そして、側方域6に位置する陸部部分は、周方向太溝2と、周方向細溝7と、横溝8とにより、平面視がタイヤ幅方向に突出する頂点を有する6角形である多数個のブロック陸部4からなる2列のブロック陸部列10と、ブロック陸部列10よりトレッド端側に位置して平面視が5角形である多数個のブロック陸部12からなるブロック陸部列11とに区画形成されている。
そして、周方向太溝2を挟んで隣接して位置する中央域5のブロック陸部4と側方域6のブロック陸部4とは、タイヤ周方向位置が互いに所定ピッチだけずれている。即ち、周方向太溝2を挟んで隣接するブロック陸部4同士は、タイヤ周方向端部の位置が、タイヤ周方向に半ピッチ(ブロック陸部4のタイヤ周方向の長さの半分)ずれている。このようにすれば、ブロック陸部の踏み込みおよび蹴り出しのタイミングをタイヤ幅方向で異ならせることができるため、騒音の発生を抑制することができる。
ここで、周方向太溝2は、溝幅が10mm以上であることが好ましく、タイヤ周方向に沿って一定の溝幅でジグザグ形状をなしている。また、周方向細溝7は、溝幅が1.0〜5.0mmであることが好ましく、横溝8は、溝幅が3.0〜10.0mmであることが好ましい。
また、トレッド部1の中央域5においては、周方向太溝2に隣接する中央ブロック陸部列9に位置するブロック陸部4は、当該ブロック陸部4が隣接する周方向太溝2側に位置する側壁の角度が、周方向太溝2に隣接するブロック陸部4の踏面とのなす交角にして、ブロック陸部4のタイヤ周方向両端部で小さく、中央部で当該タイヤ周方向両端部より大きい。更に、側方域6においては、周方向太溝2に隣接するブロック陸部列10に位置するブロック陸部4は、当該ブロック陸部4が隣接する周方向太溝2側に位置する側壁の角度が、周方向太溝2に隣接するブロック陸部4の踏面とのなす交角にして、ブロック陸部4のタイヤ周方向両端部で小さく、中央部で当該タイヤ周方向両端部より大きい。なお、周方向太溝2に隣接するブロック陸部以外のブロック陸部4は、6角柱状をしている。
具体的には、周方向太溝2に隣接するブロック陸部4は、例えば図4に示す形状とすることができる。このブロック陸部4は、図4(a)に示すように、走行時に路面と接するブロック陸部踏面41の形状が平面視6角形である。そして、周方向太溝2側に位置する側壁42の角度が、ブロック陸部4をタイヤ周方向から見た図4(b)に示すように、踏面41とのなす交角にして、ブロック陸部4のタイヤ周方向両端部で小さく(角度α)、中央部で角度αより大きい(角度β)。
そして、図3に示す周方向太溝2は、その溝底の中心位置を結ぶ溝底中心ラインがタイヤ周方向へジグザグ状に延びている(図3の一点鎖線参照)。具体的には、図3のI−I線、II−II線およびIII−III線に沿う周方向太溝2の断面形状は、図5に示すような形状となっている。従って、周方向太溝2は石の噛み込みを生じ難い。
また、トレッド部1のブロック陸部4には、中央部間で延びる溝幅4mm以下、好ましくは溝幅1mm以下の細溝43や、浅い(深さ1〜5mm)湯溝44を設けても良い。このように、細溝43を配設して蹴出端を再度設けることで、ブロック陸部4のグリップ力を総じて向上させることができ、エンジンからのトルクを効率的に駆動力に変換することが可能となる。なお、ブロック陸部4の平面視形状は、図6に示すような形状とすることもできる。具体的には、一般的な6角形のほか(図6(a)参照)、傾いた6角形としたり(図6(b)参照)、6角形のエッジを落として8角形としたり(図6(c)参照)することができる。また細溝43は、ブロック陸部4内で屈曲又は屈折していても良く、例えば図7(a)〜(c)に示すような形状で延びていても良い。
上述したような構成のトレッド部1を有する空気入りタイヤによれば、ブロック陸部4が路面に対して斜めに接地したときに、ブロック陸部4の中央領域に圧縮応力が集中してブロック陸部4の中央領域のゴムが蹴出端から踏込端に向かって変形しようとする力が発生しても、ブロック陸部4の蹴出端側の側壁が法線方向に膨出しようとする力が発生する(図2参照)。従って、ブロック陸部4の過剰な変形を抑制して、偏摩耗及びブロック陸部のすべり摩耗を防止することができる。また、周方向細溝7は溝幅の狭い溝であるので、タイヤ幅方向に隣接するブロック陸部4間において、ブロック陸部4が路面に接地した際に膨出する側壁同士は当接して支え合うこととなる。従って、ブロック陸部4の過剰な変形や破壊を防止することができる。更に、周方向太溝2に隣接する中央ブロック陸部列9に位置するブロック陸部4の側壁42の角度が、当該周方向太溝2に隣接するブロック陸部4の踏面41とのなす交角にして、ブロック陸部4のタイヤ周方向両端部で小さく、中央部で当該タイヤ周方向両端部より大きいので、周方向太溝2に隣接するブロック陸部4の蹴出端側の側壁の面積が大きくなり、側壁が法線方向に膨出しようとする力が大きくなる。従って、偏摩耗の発生をより効果的に防止することができる。
また、本発明の空気入りタイヤのトレッド部1に区画形成するブロック陸部4は、図8に示すように、周方向太溝2を挟んで隣接するブロック陸部4のタイヤ周方向位置が互いに一致するように配置しても良い。この場合、周方向太溝2の溝開口形状は、タイヤ周方向に沿って複数個の台形状開口部を上底と下底を交互にひっくり返して連結した蛇腹形状となる。また、周方向太溝2の溝底中心ラインは、図8(a)に一点鎖線で示すようにタイヤ周方向に直線状に延びることとなる。なお、周方向太溝2の断面形状は図8(b)に示すような形状となる。そして、上述したようなブロック陸部4の配置によれば、排水性を高めることができる。また、ブロック陸部の踏み込みおよび蹴り出しのタイミングがタイヤ幅方向で同時となるため、直進走行時の安定性を増すことができる。
更に、本発明の空気入りタイヤは、中央域5に更に複数の周方向太溝2を備えても良く、また、周方向太溝2を挟んで隣接するブロック陸部4のタイヤ周方向位置は、少なくとも1本の周方向太溝を挟んで隣接して位置するブロック陸部のタイヤ周方向位置が互いに一致した配置になり、残りの周方向太溝を挟んで隣接して位置するブロック陸部のタイヤ周方向位置が互いに所定ピッチだけずれた配置になるようにしても良い。このようにすれば、デザインの自由度を大きくすることができると共に、隣接するブロック陸部のタイヤ周方向位置をずらした場合の長所と一致させた場合の長所との双方をバランスさせることができる。
(実施例1)
表1に示す諸元で、図8に示すような配置のブロック陸部を有するタイヤを、タイヤサイズ495/45R22.5の重荷重用タイヤとして試作し、下記の方法で性能評価を行った。なお、走行試験を行う際のタイヤ一本あたりの荷重は5800kg、内圧は900kPaとし、トレッド部のタイヤ周方向の溝の深さは15mm、タイヤ幅方向の溝の深さは12mm、ショルダーブロックの幅は60mmとした。
(実施例2〜4)
ブロック陸部の配置を図3に示すような配置とし、表1に示す諸元でタイヤサイズ495/45R22.5の重荷重用タイヤを試作し、下記の方法で性能評価を行った。なお、走行試験を行う際のタイヤ一本あたりの荷重は5800kg、内圧は900kPaとし、トレッド部のタイヤ周方向の溝の深さは15mm、タイヤ幅方向の溝の深さは12mm、ショルダーブロックの幅は60mmとした。
(従来例1、比較例1〜4)
表1に示す諸元に変更した以外は実施例2と同様にしてタイヤサイズ495/45R22.5の重荷重用タイヤを試作し、下記の方法で性能評価を行った。なお、走行試験を行う際のタイヤ一本あたりの荷重は5800kg、内圧は900kPaとし、トレッド部のタイヤ周方向の溝の深さは15mm、タイヤ幅方向の溝の深さは12mm、ショルダーブロックの幅は60mmとした。
<DRY操安性(乾燥路面での操縦安定性)>
乾燥路面において、時速80kmで直進走行した後に半径70mから半径20mのスラロームまで旋回半径を小さくする旋回走行を実施し、その際の操縦安定性をテストドライバーが点数を付けて評価した。そして、従来例1を100としてDRY操安性を指数評価した(数値が高いほどDRY操安性が良いことを示す)。結果を表2に示す。
<WET操安性(WET路面での操縦安定性)>
WET路面において、新品および50%摩耗時のタイヤを装着し、時速80kmで直進走行した後に半径70mから半径40mのスラロームまで旋回半径を小さくする旋回走行を実施し、その際の操縦安定性をテストドライバーが点数を付けて評価した。そして、従来例1を100としてWET操安性を指数評価した(数値が高いほどWET操安性が良いことを示す)。結果を表2に示す。
<騒音レベル>
乾燥路面において、時速80kmで直進走行した際の騒音フィーリングをテストドライバーが点数を付けて評価した。そして、従来例1を100として騒音レベルを指数評価した(数値が高いほど騒音レベルが低いことを示す)。結果を表2に示す。
Figure 2010254252
Figure 2010254252
1 トレッド部
2 周方向太溝
4 ブロック陸部
5 中央域
6 側方域
7 周方向細溝
8 横溝
9 中央ブロック陸部列
10 ブロック陸部列
11 ブロック陸部列
41 踏面
42 側壁
43 細溝
44 湯溝

Claims (8)

  1. トレッド部に、各溝壁の開口端縁がタイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延びる1対の周方向太溝をタイヤ赤道を挟んで配設して、トレッド部を中央域と両側方域とに区分し、
    前記中央域に、タイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延びる少なくとも1本の周方向細溝と、前記周方向太溝と周方向細溝間および/または隣接する2本の周方向細溝間で延びる複数本の横溝とを配設して、当該中央域に位置する陸部部分を、平面視でn角形(ただし、n≧6)をした多数個のブロック陸部からなる少なくとも2列の中央ブロック陸部列に区画形成してなり、
    前記複数の中央ブロック陸部列のうち、隣接する2列の中央ブロック陸部列にそれぞれ位置するブロック陸部同士は、タイヤ周方向に互いにずれた位置関係にあり、
    前記周方向太溝に隣接する中央ブロック陸部列に位置するブロック陸部は、隣接する周方向太溝側の側壁角度が、当該周方向太溝に隣接するブロック陸部の踏面とのなす交角にして、ブロック陸部のタイヤ周方向両端部で小さく、中央部で当該タイヤ周方向両端部より大きいことを特徴とする、空気入りタイヤ。
  2. 前記周方向太溝を挟んで隣接して位置するブロック陸部は、タイヤ周方向位置が互いに一致した配置になる請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記周方向太溝は、溝開口形状が、タイヤ周方向に沿って複数個の台形状開口部を、上底と下底を交互にひっくり返して連結した蛇腹形状をなし、かつ前記周方向太溝の溝底中心位置が、タイヤ周方向に直線状に延びる形状をなす請求項2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記周方向太溝を挟んで隣接して位置するブロック陸部は、タイヤ周方向位置が互いに所定ピッチだけずれた配置になる請求項1記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記周方向太溝は、溝開口形状が、タイヤ周方向に沿って一定の溝幅でジグザグ形状をなす請求項4記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記周方向太溝のうち、少なくとも1本の周方向太溝を挟んで隣接して位置するブロック陸部は、タイヤ周方向位置が互いに一致した配置になり、残りの周方向太溝を挟んで隣接して位置するブロック陸部は、タイヤ周方向位置が互いに所定ピッチだけずれた配置になる請求項1記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記周方向太溝は、その開口溝幅が10mm以上である請求項1〜6のいずれか1項記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記ブロック陸部は、当該ブロック陸部の中央部間で延びる溝幅4mm以下の細溝を有する請求項1〜7のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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