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JP2010235249A - クレーンの制御装置及びクレーン - Google Patents

クレーンの制御装置及びクレーン Download PDF

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JP2010235249A
JP2010235249A JP2009084425A JP2009084425A JP2010235249A JP 2010235249 A JP2010235249 A JP 2010235249A JP 2009084425 A JP2009084425 A JP 2009084425A JP 2009084425 A JP2009084425 A JP 2009084425A JP 2010235249 A JP2010235249 A JP 2010235249A
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Shuji Katayama
片山  周二
Kazuaki Kyohara
鏡原  和明
Kazuya Tanisumi
和也 谷住
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Tadano Ltd
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Abstract

【課題】吊り荷の位置を正確に認識して荷振れを抑制できるクレーンの制御装置を提供する。
【解決手段】起伏自在のブーム14と、ブーム14の先端からワイヤ16によって吊り下げられるフック17と、を備えるクレーンの制御装置Sである。
さらに、ブーム14の姿勢を検出するブーム姿勢検出手段31,32,33,34と、ワイヤ16のブーム14の先端からの振れ角θ1,θ2を検出する振れ角検出手段2と、ワイヤ16の張力を検出するワイヤ張力検出手段35と、計測されたワイヤ16の張力に基づき開始指令手段から指示を受けてワイヤ16を緊張させるだけの所定の緊張張力を与えるウインチ制御手段53と、を備えている。
そして、吊り荷を地切りする際又は着地する際には、緊張張力を与えた状態で計測されたブーム14の姿勢及びワイヤ16の振れ角θ1,θ2に基づいてブーム14の先端を吊り荷の直上に移動させる移動制御手段54を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、クレーンの制御装置及びクレーンに関するものである。
従来、ブームやジブを備えたクレーンでは、吊り荷を巻上げる際にブームの先端が吊り荷の重心を通る鉛直線上に位置していないと、地切り時に荷振れが生じるという問題があった。
このような地切り時の荷振れを防止するために、例えば特許文献1では、フックブロックの横振れを検出する横振検出装置を設け、ブームの伸縮、起伏、旋回を制御して吊り荷の真上に移動させるブームの姿勢制御装置が開示されている。
しかし、吊り荷の真上にブームの先端を移動させた場合でも、ワイヤを巻上げるとブームやジブに撓みが生じてブームの先端が前方にずれるため、地切り時に撓みの分だけ荷振れが生じていた(図9(a)参照)。
この問題を解決するため、例えば特許文献2では、記憶手段に記憶された荷重と撓みの相関に基づいて、ブーム先端の時々刻々の前方変位量を演算し、その変位量を零にするためのブームの必要起こし量を算出するブーム起こし量算出手段を有する制御装置が開示されている。
この構成によれば、ブーム先端が吊り荷の真上に位置するように制御されながら、ワイヤ張力が一定勾配で上昇され、吊荷負荷相当以上になった時点で吊り荷が地切りされる。
実公昭55−54710号公報 特許第2744110号公報
しかしながら、上記した特許文献2は、実際にブームの撓みを計測するものではないため、記憶した荷重と撓みの相関からのずれが生じると正確に吊り荷の位置を認識できずに荷振れが生じてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、吊り荷の位置を正確に認識して荷振れを抑制できるクレーンの制御装置と、このクレーンの制御装置を備えるクレーンと、を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明のクレーンの制御装置は、起伏自在のブームと、前記ブームの先端からワイヤによって吊り下げられるフックと、を備えるクレーンの制御装置であって、前記ブームの姿勢を検出するブーム姿勢検出手段と、前記ワイヤの前記ブームの先端からの振れ角を検出する振れ角検出手段と、前記ワイヤの張力を検出するワイヤ張力検出手段と、計測された前記ワイヤの張力に基づき開始指令手段から指示を受けて前記ワイヤを緊張させるだけの所定の緊張張力を与えるウインチ制御手段と、を備えており、吊り荷を地切りする際又は着地する際には、緊張張力を与えた状態で計測された前記ブームの姿勢及び前記ワイヤの振れ角に基づいて前記ブームの先端を吊り荷の直上に移動させる移動制御手段を備えている。
このように、本発明のクレーンの制御装置は、ブーム姿勢検出手段と、ワイヤの振れ角検出手段と、ワイヤ張力検出手段と、計測されたワイヤの張力に基づき開始指令手段から指示を受けてワイヤを緊張させるだけの所定の緊張張力を与えるウインチ制御手段と、を備えており、吊り荷を地切りする際又は着地する際には、緊張張力を与えた状態で計測されたブームの姿勢及びワイヤの振れ角に基づいてブームの先端を吊り荷の直上に移動させる移動制御手段を備えている。
したがって、ワイヤが緩まずに緊張した状態で吊り荷の位置を正確に計測できるようになる。このため、荷振れを抑制することで、安全かつ迅速に作業することができる。
本発明の全体の制御内容を説明するブロック図である。 クレーンの構成を説明する側面図である。 振れ角検出手段の構成を説明する斜視図である。 基準位置までのブーム先端移動制御を説明するブロック図である。 基準位置までのブーム先端移動制御の流れを説明するフローチャートである。 ブーム先端移動制御の作用を説明する説明図である。 基準位置から吊上げまでの地切制御を説明するブロック図である。 基準位置から吊上げまでの地切制御の流れを説明するフローチャートである。 地切制御の作用を説明する説明図である。(a)は撓み量と振れ角の関係を示しており、(b)は撓み量と打消移動量の関係について示している。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、図2を用いて本実施例のクレーンの制御装置Sを備えるクレーンとしてラフテレーンクレーン1の機械的な構成を説明する。なお、以下の実施例1,2では、ラフテレーンクレーン1を例にして説明するが、これに限定されるものではなく、オールテレーンクレーン、トラッククレーン、積載型トラッククレーンなどブームを備えるクレーンであれば本発明を適用できる。
本実施例のラフテレーンクレーン1は、図2に示すように、走行機能を有する車両の本体部分となる車体10と、車体10の四隅に設けられたアウトリガ11,・・・と、車体10に水平旋回可能に取り付けられた旋回台12と、旋回台12に立設されたブラケット13に取り付けられたブーム14と、を備えている。
アウトリガ11は、ラフテレーンクレーン1の転倒を防止するものであり、車体10のフロント側とリヤ側の左右に設けられ、油圧によって張出・接地がおこなわれる。
また、旋回台12は、旋回駆動制御手段42(図4参照)によって制御される旋回用モータの動力を伝達されるピニオンギヤを有しており、このピニオンギヤが車体10に設けた円形状のギヤに噛み合うことで旋回軸を中心に回動する。
さらに、ブーム14は、基端ブーム141と複数段の中間ブーム142,・・・と先端ブーム143とによって入れ子式に構成されており、伸縮駆動制御手段44(図4参照)によって制御される伸縮シリンダ(不図示)によって伸縮できるようになっている。
このうち基端ブーム141は、その付け根においてブラケット13に水平に設置された支持軸に回動自在に取り付けられており、上下に起伏できるようになっている。
また、ブラケット13と基端ブーム141の先端近傍との間には、起伏駆動制御手段43(図4参照)によって制御される起伏シリンダ(不図示)が架け渡されており、この起伏シリンダを伸縮することでブーム14全体を起伏することができる。
さらに、先端ブーム143の先端には回転自在のシーブ15が取付けられており、このシーブ15には先端にフック17が取付けられたワイヤ16が掛けられている。加えて、ワイヤ16の末端はウインチ駆動制御手段41によって制御されるウインチ(不図示)に巻き回されている。
そして、本実施例のクレーンの制御装置Sでは、シーブ15とフック17との間に、ワイヤ16の振れ角を検出するための振れ角検出手段2が取付けられている。
この振れ角検出手段2は、図3に示すように、シーブ15の回転軸であるシーブ軸15aを回転軸として回動自在に取付けられる上側ブラケット21と、この上側ブラケット21にシーブ軸15aと直交する方向に設けた横回転軸23と、この横回転軸23を回転軸として回動自在に取付けられる下側ブラケット22と、横回転軸23を回転軸として回動自在に取付けられてワイヤ16を挟む主挟みシーブ24と、この主挟みシーブ24に隣接してワイヤ16を挟む補挟みシーブ25と、ワイヤ16が掛けられるシーブ26,27と、を備えている。
そして、上側ブラケット21には、ブーム14の起伏方向の振角を検出する縦方向振角検出手段28が、シーブ軸15aの端部に接触するように取付けられている。この縦方向振角検出手段28は、先端ブーム143のシーブ軸15aを回転中心とするワイヤ16の振れ角(回転角)を計測する。
さらに、下側ブラケット22には、ブーム14の起伏方向と直交する方向の振角を検出する横方向振角検出手段29が横回転軸23の端部に接触するように取付けられている。この横方向振角検出手段29は、シーブ軸15aに直交する横回転軸23を回転中心とするワイヤ16の振れ角(回転角)を計測する。
そして、ワイヤ16は、シーブ15に掛けられた後、主挟みシーブ24と補挟みシーブ25との間を保持された状態で通過し、シーブ26に掛けられてフック17に掛けられ、再度シーブ27に掛けられ、フック17に掛けられた後に、下側ブラケット22に設けた索端止め(不図示)に接続される。
したがって、ワイヤ16に所定の張力を与えて張った状態にすると、フック17が位置する方向にワイヤ16が振れ、ワイヤ16から主挟みシーブ24、補挟みシーブ25、シーブ26,27を介して反力を受けた振れ角検出手段2は、縦方向及び横方向に回転する。
このようにして、縦方向振角検出手段28は縦方向の振れ角を検出し、横方向振角検出手段29は横方向の振れ角を検出して、それぞれコントローラ5の入力ポート51に計測値を通知する。
次に、本実施例のクレーンの制御装置Sを用いた移動制御について、撓みのない状態で吊り荷の上にブーム14の先端を移動させるブーム先端移動制御と、撓みを生じさせた状態で吊り荷の上にブーム14の先端を移動させる地切制御と、に分けて説明する。
はじめに、ブーム先端移動制御について説明する。まず、ブーム先端移動制御を実行する制御系の構成について図4を用いて説明する。
図4に示すように、本実施例のクレーンの制御装置Sは、ブーム姿勢検出手段としてのブーム起伏角検出手段31、ブーム長さ検出手段32、ブーム旋回角検出手段33などや、ワイヤ移動量検出手段34、ワイヤ張力検出手段35、開始指令手段36、振れ角検出手段2としての縦方向振角検出手段28及び横方向振角検出手段29などを備えている。
また、本実施例のクレーンの制御装置Sは、駆動制御手段として、ウインチ駆動制御手段41、旋回駆動制御手段42、起伏駆動制御手段43、伸縮駆動制御手段44などを備えている。
そして、本実施例のクレーンの制御装置Sは、CPUやメモリなどで構成される処理部50、入力ポート51(図1参照)、出力ポート52(図1参照)などを有するコントローラ5において実行される演算・指令処理手段として、ウインチ制御手段53と、移動制御手段54と、ブーム先端位置算出手段55と、ワイヤ長算出手段56と、目標ブーム先端位置算出手段57と、を備えている。
ウインチ制御手段53は、所定の緊張張力を演算・指令する手段であり、開始指令手段36からの開始信号の入力と、ワイヤ張力検出手段35からのワイヤ張力の入力と、によって、ウインチ駆動制御手段41に巻上・巻下量を出力する。
ブーム先端位置算出手段55は、ブーム起伏角検出手段31からの起伏角の入力と、ブーム長さ検出手段32からのブーム長さの入力と、ブーム旋回角検出手段33からの旋回角の入力とによって、ブーム移動量算出手段541に車両座標系から見た現在のブーム先端位置を出力する。なお、車両座標系の座標原点は、計算の簡単のために旋回台の回転軸上に位置することが好ましい。
ワイヤ長算出手段56は、ブーム先端位置算出手段55からのブーム先端位置の入力と、ワイヤ移動量検出手段34からのワイヤ移動量の入力と、によって、目標ブーム先端位置算出手段57に先端ブーム143の先端からフック17までのワイヤ長を出力する。
目標ブーム先端位置算出手段57は、ワイヤ長算出手段56からのワイヤ長の入力と、ブーム旋回角検出手段33からの旋回角の入力と、縦方向振角検出手段28からの縦方向振角の入力と、横方向振角検出手段29からの横方向振角の入力と、によって、ブーム移動量算出手段541に目標ブーム先端位置を出力する。
移動制御手段54は、目標ブーム先端位置までのブーム先端移動量を演算するブーム移動量算出手段541と、演算された目標ブーム先端位置までのブーム先端移動量を機械的な信号値に変換する制御信号算出手段542と、によって構成されている。
ブーム移動量算出手段541は、ブーム先端位置算出手段55からの現在のブーム先端位置の入力と、目標ブーム先端位置算出手段57からの目標ブーム先端位置の入力と、によって、制御信号算出手段542に現在のブーム先端位置から目標ブーム先端位置へ移動するためのブーム先端移動量を出力する。
制御信号算出手段542は、ブーム移動量算出手段541からのブーム移動量の入力によって、移動量をウインチ駆動制御手段41、旋回駆動制御手段42、起伏駆動制御手段43、伸縮駆動制御手段44のそれぞれに振り分けて駆動制御信号を出力する。
つづいて、ブーム先端移動制御の流れについて図4,5を用いて説明する。
まず、玉掛者がフック17をワイヤ16に掛け(ステップS110)、ブーム先端移動制御を開始するためにオペレータが開始指令手段36をONにする(ステップS120)。
そうすると、ウインチ制御手段53は、ウインチ駆動制御手段41に指令してワイヤ16をごく少量の所定巻上量だけ巻上げ(ステップS131)、ワイヤ張力検出手段35でワイヤ張力を検出する(ステップS132)。
そして、ワイヤ張力が所定の緊張張力に達していれば(ステップS133のYES)、ステップS141に進み、達していなければステップS131〜S133を繰り返す。
ここで、所定の緊張張力は、ワイヤ16とフック17の重量に相当する張力や、これに所定の余裕を加えた張力として設定できる。したがって、ワイヤ長さに応じて設定を変えることが好ましい。
ワイヤ張力が所定の緊張張力に達すると(ステップS133のYES)、ワイヤ16は緩んでおらず、直線状になっていると判断できるため、ブーム姿勢としてのブーム起伏角、ブーム長さ及びブーム旋回角を計測する(ステップS141)。
そうすると、ブーム先端位置算出手段55は、計測されたブーム姿勢から現在のブーム先端位置を計算する(ステップS142,処理(b))。
次に、ワイヤ長算出手段56は、ブーム先端からフックまでのワイヤ長を計算し、この計算されたワイヤ長と計測された振角とによって目標ブーム先端位置算出手段57は目標ブーム先端位置を計算する(ステップS143,処理(c))。ここで、この目標ブーム先端位置としては、ブーム先端の移動量が最小となるように、移動開始時点のブーム14の先端位置から水平移動で到達できる位置とすることが好ましい。
つづいて、ブーム移動量算出手段541は、現在のブーム先端位置を目標ブーム先端位置に移動するためのブーム先端移動量を計算する(ステップS144)。
そうすると、制御信号算出手段542は、計算されたブーム先端移動量を、各駆動制御手段に振り分けて駆動制御信号を出力し(ステップS145)、ワイヤ張力を緊張張力に維持しつつ、各アクチュエータを駆動してブーム先端を移動させる(ステップS146)。
そして、ステップS141〜S146までの計測、計算、移動という一連の処理を繰り返し、ブーム先端が吊り荷の直上まで達すれば(ステップS147のYES)、ブーム先端移動制御処理を終了する。
つづいて、ブーム先端移動制御の作用について、図6を用いて説明する。
このように、本実施例のクレーンの制御装置Sは、吊り荷を地切りする際には、緊張張力を与えた状態で計測されたブーム14の姿勢及びワイヤ16の振れ角に基づいてブーム14の先端を吊り荷の直上に移動させる移動制御手段54を備えている。
したがって、ワイヤ16が緩まずに緊張した状態で吊り荷の位置を正確に計測できるようになり、荷振れを抑制することができる。このため、安全かつ迅速に作業することができる。
つまり、ワイヤ16が緩んだ状態では、ブーム先端から見た吊り荷の方向とフック17の方向とが一致しないため、この状態を解消すべくワイヤ16に所定の緊張張力を与えて緊張させる。
そして、ワイヤ16が緊張してフック17の方向と吊り荷の方向とが一致した状態で、ブーム先端BTPからの縦方向の振角θ1及び横方向の振角θ2を検出することで吊り荷の位置を正確に計測できるようになる。
さらに、移動制御手段54は、この緊張張力を維持するようにウインチ駆動制御手段41を制御しながら、ブーム14の先端が吊り荷の直上BTP'に位置するようにブーム14を略水平に移動させる。
このように移動させると、ブーム14の先端と吊り荷との距離は短くなるから、短くなった分だけワイヤ16を巻上げることで、ワイヤ張力を所定の緊張張力に維持した状態で移動させる。
したがって、ブーム14には、ワイヤ16から所定の緊張張力のみが作用し、撓みのほとんどない状態でブーム14の先端を吊り荷の直上のBTP'に正確に位置させることができる。
次に、地切制御について説明する。まず、地切制御を実行する制御系の構成について図7を用いて説明する。なお、入力系統と出力系統については前記したブーム先端移動制御と同様であるから説明を省略する。
本実施例のクレーンの制御装置Sは、コントローラ5において実行される演算・指令処理手段として、ウインチ制御手段53と、移動制御手段54と、ブーム先端位置算出手段55と、ワイヤ長算出手段56と、ワイヤ伸び算出手段58と、ブーム撓み量算出手段59と、ワイヤ伸び速度算出手段60と、を備えている。
ワイヤ伸び算出手段58は、ワイヤ張力検出手段35からのワイヤ張力の入力と、ワイヤ長算出手段56からのワイヤ長の入力と、によって、ワイヤ伸び速度算出手段60と、ブーム撓み量算出手段59と、にワイヤ16の伸量を出力する。
ブーム撓み量算出手段59は、ワイヤ伸び算出手段58からのワイヤ伸びを考慮したワイヤ長の入力と、ブーム先端位置算出手段55からの現在のブーム先端位置の入力と、縦方向振角検出手段28からの縦方向振角の入力と、横方向振角検出手段29からの横方向振角の入力と、によって、ブーム先端の撓み量の変化を計算し、旋回方向成分、作業半径方向成分、高さ方向成分の3つの座標系での変化量(ΔS,ΔR,ΔZ)としてブーム移動量算出手段541に出力する。
ワイヤ伸び速度算出手段60は、ワイヤ伸び算出手段58からのワイヤ伸びの入力によって、FF制御量の算出及び制御終了判定(図8のステップS239)に用いるワイヤ伸び速度(ワイヤ張力の変化と同じとみてよい)を計算して制御信号算出手段542に出力する。
つづいて、地切制御の流れについて図7,8を用いて説明する。なお、この地切制御は、便宜上は上記したブーム先端移動制御と別々に説明するが、ブーム先端移動制御に連続して自動的に実行されることが好ましい。
この地切制御の前提として、あらかじめブーム先端移動制御終了後のクレーン状態、すなわちワイヤ16が緊張する程度の軽いワイヤ張力が作用し、吊り荷の重心とブーム先端位置が鉛直線上に位置する状態を作っておく。
そして、地切制御を開始するためにオペレータが開始指令手段37をONにする(ステップS210)。
まず、ブーム14の先端が吊り荷の直上にある基準姿勢としてのブーム姿勢を計測し(ステップS221)、ブーム先端位置算出手段55は、計測されたブーム姿勢から基準位置としてのブーム14の現在の先端位置を計算する(ステップS222)。
次に、ウインチ制御手段53は、ウインチ駆動制御手段41に指令してワイヤ16をごく少量の所定巻上量だけ巻上げる(ステップS231)。そうすると、ブーム14にごく少量の所定撓み量だけ撓みが生じる。
つづいて、ワイヤ移動量とワイヤ張力とブーム起伏角とブーム長さとを計測して(ステップS232)、巻上げによって撓みが増加した状態のワイヤ長及びワイヤ伸びを計算する(ステップS233)。
そして、ブーム撓み量算出手段59は、ブーム撓み量の変化を計算して、ブーム移動量算出手段541に各座標系での変化量(ΔS,ΔR,ΔZ)として出力する(ステップS234)。
つづいて、ブーム移動量算出手段541は、現在のブーム先端位置を目標ブーム先端位置に移動するためのブーム先端移動量を計算する(ステップS235)。
そうすると、制御信号算出手段542は、計算されたブーム先端移動量を、各駆動制御手段に振り分けて駆動制御信号を出力し(ステップS236)、各駆動制御手段を駆動してブーム先端を移動させる(ステップS237)。すなわち、ブーム移動量を起伏方向の撓み補正角とウインチ方向の撓み補正変位に振り分けてブーム先端を移動させる(図9(b)参照)。
具体的には、この制御信号の計算では、目標起伏角、目標ワイヤ長、目標旋回角と、実測起伏角、実測ワイヤ長、実測旋回角と、の偏差から得られるFB(フィードバック)制御量に、FF(フィードフォワード)制御量を加算して得られる制御指令を各駆動制御手段に与える。このFF制御量は、ワイヤ伸び算出手段58から得られるワイヤ伸びの変化率に振角の大きさに比例するゲインを乗じて得ることができる。
そして、ステップS221〜S237までの計測、巻上、移動という一連の処理の後、ワイヤ張力の変化が零になるかどうかを判定し(ステップS238,239)、零でなければ(ステップS239のNO)、一連の処理を繰り返す。
他方、ワイヤ張力の変化が零になれば(ステップS239のYES)、地切制御処理を終了する。なお、ワイヤ張力でなく撓み量の変化量の速度変化が零となることを条件に上記の繰り返し処理を終了してもよい。
つづいて、地切制御の作用について図9を用いて説明する。
このように、本実施例のクレーンの制御装置Sは、吊り荷を地切りする際に、ブーム14の先端が吊り荷の直上の基準位置にある状態で計測されたブーム14の基準姿勢と、ワイヤ16を巻き上げてブーム14の撓みが増加した状態で計測されたワイヤ16の振れ角と、に基づいてブーム14の基準姿勢からの撓み量の増加量を演算するブーム撓み量算出手段59を備えている。
そして、移動制御手段54は、演算された撓み量の増加量を打ち消すようにブーム14の先端を吊り荷の直上に移動させる打消移動処理を繰り返して、ブーム14の撓み量を徐々に増加させて吊り荷を地切りする。
このため、ブーム14の撓み量を計測に基づいて正確に演算して、この撓み量を打ち消すようにブーム14を移動させることで、地切りの際の荷振れを抑制できる。
つまり、ウインチ駆動制御手段41によってワイヤ16を少量だけ巻上げると撓みが生じるが(図9(a)参照)、この撓みを打ち消すようにブーム14を移動させる打消移動処理を繰り返すことで(図9(b)参照)、ブーム14に徐々に撓みを生じさせて収束させる。
具体的には、ブーム14の起伏とワイヤ16の巻上によって撓みに対応した打消移動をさせることで、ブーム14の伸縮とワイヤ16の巻上で打消移動をさせる場合に比べて、迅速に処理をおこなうことができる。
このように、ブーム14に徐々に撓みが生じていくと、最終的に吊り荷の重量に相当する張力が生じた時点で撓みが最大となり、同時に吊り荷が地切りされることになる。
そして、地切りの時点では、ブーム14の先端は吊り荷の重心の直上に位置しているため、地切りと同時に吊り荷がブーム14の先端の直下に移動しようとして生じる荷振れが発生しなくなる。
次に、本実施の形態のクレーンの制御装置Sの効果について以下に列挙して説明する。
(1)このように、実施例のクレーンの制御装置Sは、起伏自在のブーム14と、ブーム14の先端からワイヤ16によって吊り下げられるフック17と、を備えるクレーンの制御装置Sである。
そして、ブーム14の姿勢を検出するブーム姿勢検出手段と、ワイヤ16のブーム14の先端からの振れ角を検出する振れ角検出手段2と、ワイヤ16の張力を検出するワイヤ張力検出手段35と、計測されたワイヤ16の張力に基づき開始指令手段36から指示を受けてワイヤ16を緊張させるだけの所定の緊張張力を与えるウインチ制御手段53と、を備えており、吊り荷を地切りする際又は着地する際には、緊張張力を与えた状態で計測されたブーム14の姿勢及びワイヤ16の振れ角に基づいてブーム14の先端を吊り荷の直上に移動させる移動制御手段54を備えている。
したがって、ワイヤ16が緩まずに緊張した状態で吊り荷の位置を正確に計測できるようになり、荷振れを抑制することができる。このため、安全かつ迅速に作業することができる。
加えて、この状態ではワイヤ16には吊り荷の荷重は作用しておらず、ブーム14に撓みが生じていない状態となっているため、撓み量を考慮せずに後の処理工程である地切制御の開始位置となる基準位置に正確に位置させることができる。
さらに、オペレータが開始指令手段36をONにすれば、自動的にブーム先端移動制御が実行されるため、オペレータの目視できない位置に吊り荷があってもブーム14を移動させることができる。
(2)また、吊り荷を地切りする際に、ブーム14の先端が吊り荷の直上の基準位置にある状態で計測されたブーム14の基準姿勢と、ワイヤ16を巻き上げてブーム14の撓みが増加した状態で計測されたワイヤ16の振れ角と、に基づいてブーム14の基準姿勢からの撓み量の増加量を演算するブーム撓み量算出手段59を備えており、移動制御手段54は、演算された撓み量の増加量を打ち消すようにブーム14の先端を吊り荷の直上に移動させる打消移動処理を繰り返して、ブーム14の撓み量を徐々に増加させて吊り荷を地切りする。
このため、ブーム14の撓み量を計測に基づいて正確に演算して、この撓み量を打ち消すようにブーム14を移動させることで、地切りの際の荷振れを抑制できる。
加えて、この地切制御では、図9(b)に示すように、ブーム14の起伏とワイヤ16の巻上によって撓みに対応した打消移動をさせることで、ブーム14の伸縮とワイヤ16の巻上で打消移動をさせる場合に比べて、迅速に処理をおこなうことができる。
(3)ワイヤ16の張力を計測するワイヤ張力検出手段35を備えており、ブーム撓み量算出手段59は計測された張力を用いて計算されるワイヤ16の伸量に基づいてブーム14の撓み量を演算するため、より正確に撓み量を演算することができる。
つまり、吊り荷の荷重が作用すると、ブーム14が撓むだけでなく、ワイヤ16にも伸びが生じるため、これを考慮しないと吊り荷の正確な位置が把握できなくなる。特に、地切りの直前には張力が大きくなるため、この伸量を無視すると吊り荷位置の認定に誤差を生じて荷振れが生じてしまう。
そこで、このワイヤ16の伸量を考慮して吊り荷の位置を認定することで、正確な撓み量を計算して地切りの際の荷振れを抑制できる。
(4)また、本実施例のラフテレーンクレーン1は、上記したようなクレーンの制御装置Sを備えているため、吊り荷を地切りする際や着地する際に、荷振れが生じることのない安全なラフテレーンクレーン1になる。
以下、クレーンの制御装置Sを用いて、吊り荷を着地させる場合の荷降制御について説明する。なお、前記実施例で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
まず、構成については前記実施1の地切制御を実行する構成と略同様であるから説明を省略する。また、荷降制御の流れについても、地切制御で説明した図8のステップS231が巻き下げになる点以外は、前記実施例と略同様であるから説明を省略する。
次に、作用について説明する。
このように、本実施例のクレーンの制御装置Sは、吊り荷を着地する際に、吊り荷を着地させてブーム14の先端が吊り荷の直上の基準位置にある状態で計測されたブーム14の基準姿勢と、ワイヤ16を巻き下げてブーム14に撓みが減少した状態で計測されたワイヤ16の振れ角と、に基づいてブーム14の基準姿勢からの撓み量の減少量を演算するブーム撓み量算出手段59を備えている。
そして、移動制御手段54は、演算された撓み量の減少量を打ち消すようにブーム14の先端を吊り荷の直上に移動させる打消移動処理を繰り返して、ブーム14の撓み量及びワイヤ16の張力を徐々に減少させてワイヤ16の張力を略零にする。
このため、ブーム14の撓み量を計測に基づいて正確に演算して、この撓み量を打ち消すようにブーム14を移動させることで、着地の際のフック17の振れを抑制できる。
つまり、ウインチ駆動制御手段41によってワイヤ16を少量だけ巻下げると撓みが減少するが、この撓みの減少を打ち消すようにブーム14を移動させる打消移動処理を繰り返すことで、ブーム14から徐々に撓みをとって収束させる。
このように、ブーム14から徐々に撓みをとっていくと、最終的に張力が略零になった時点で撓みが最小となり、同時に吊り荷が完全に着地することになる。
そして、張力が略零の完全な着地の時点では、ブーム14の先端は吊り荷の重心の直上に位置しているため、着地してフック17を外すのと同時にフック17がブーム14の先端の直下に移動しようとして生じるフック17の振れが発生しなくなる。
次に、効果について説明する。
(1)本実施例のクレーンの制御装置Sは、吊り荷を着地する際に、吊り荷を着地させてブーム14の先端が吊り荷の直上の基準位置にある状態で計測されたブーム14の基準姿勢と、ワイヤ16を巻き下げてブーム14に撓みが減少した状態で計測されたワイヤ16の振れ角と、に基づいてブーム14の基準姿勢からの撓み量の減少量を演算するブーム撓み量算出手段59を備えており、移動制御手段54は、演算された撓み量の減少量を打ち消すようにブーム14の先端を吊り荷の直上に移動させる打消移動処理を繰り返して、ブーム14の撓み量を徐々に減少させる。
したがって、ブーム14の撓み量を計測に基づいて正確に演算して、この撓み量を打ち消すようにブーム14を移動させることで、着地の際のフック17の振れを抑制できる。このため、安全かつ迅速に作業することができる。
なお、この他の構成および作用効果については、前記実施の形態と略同様であるため説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施例を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、吊り荷を地切りする際に所定の緊張張力を与えてブーム14の先端を吊り荷の直上に移動させる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、着地させる際にも所定の緊張張力を与えてブーム14の先端を吊り荷の直上に移動させることもできる。
また、前記実施例では、地切制御においてブーム14を旋回させない場合について説明したが、これに限定されるものではなく、横撓みが生じていればブーム14を旋回させて吊り荷の直上に移動させることもできる。
S クレーンの制御装置
1 ラフテレーンクレーン(クレーン)
12 旋回台
14 ブーム
15 シーブ
15a シーブ軸
16 ワイヤ
17 フック
2 振れ角検出手段
28 縦方向振角検出手段
29 横方向振角検出手段
31 ブーム起伏角検出手段
32 ブーム長検出手段
33 ブーム旋回角検出手段
34 ワイヤ長検出手段
35 ワイヤ張力検出手段
41 ウインチ駆動制御手段
42 旋回駆動制御手段
43 起伏駆動制御手段
44 伸縮駆動制御手段
5 コントローラ
53 ウインチ制御手段
54 移動制御手段
55 ブーム先端位置算出手段
56 ワイヤ長算出手段
57 目標ブーム先端位置算出手段
58 ワイヤ伸び算出手段
59 ブーム撓み量算出手段
60 ワイヤ伸び速度算出手段

Claims (5)

  1. 起伏自在のブームと、前記ブームの先端からワイヤによって吊り下げられるフックと、を備えるクレーンの制御装置であって、
    前記ブームの姿勢を検出するブーム姿勢検出手段と、前記ワイヤの前記ブームの先端からの振れ角を検出する振れ角検出手段と、前記ワイヤの張力を検出するワイヤ張力検出手段と、計測された前記ワイヤの張力に基づき開始指令手段から指示を受けて前記ワイヤを緊張させるだけの所定の緊張張力を与えるウインチ制御手段と、を備えており、
    吊り荷を地切りする際又は着地する際には、緊張張力を与えた状態で計測された前記ブームの姿勢及び前記ワイヤの振れ角に基づいて前記ブームの先端を吊り荷の直上に移動させる移動制御手段を備えることを特徴とするクレーンの制御装置。
  2. 吊り荷を地切りする際に、前記ブームの先端が吊り荷の直上の基準位置にある状態で計測された前記ブームの基準姿勢と、前記ワイヤを巻き上げて前記ブームの撓みが増加した状態で計測された前記ワイヤの振れ角と、に基づいて前記ブームの基準姿勢からの撓み量の増加量を演算するブーム撓み量算出手段を備えており、
    前記移動制御手段は、演算された撓み量の増加量を打ち消すように前記ブームの先端を吊り荷の直上に移動させる打消移動処理を繰り返して、前記ブームの撓み量を徐々に増加させて吊り荷を地切りすることを特徴とする請求項1に記載のクレーンの制御装置。
  3. 吊り荷を着地する際に、吊り荷を着地させて前記ブームの先端が吊り荷の直上の基準位置にある状態で計測された前記ブームの基準姿勢と、前記ワイヤを巻き下げて前記ブームに撓みが減少した状態で計測された前記ワイヤの振れ角と、に基づいて前記ブームの基準姿勢からの撓み量の減少量を演算するブーム撓み量算出手段を備えており、
    前記移動制御手段は、演算された撓み量の減少量を打ち消すように前記ブームの先端を吊り荷の直上に移動させる打消移動処理を繰り返して、前記ブームの撓み量を徐々に減少させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のクレーンの制御装置。
  4. 前記ワイヤの張力を計測する張力検出手段を備えており、前記ブーム撓み量算出手段は計測された張力を用いて計算されるワイヤ伸量に基づいて前記ブームの撓み量を演算することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のクレーンの制御装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のクレーンの制御装置を備えることを特徴とするクレーン。
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