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JP2010232294A - 太陽電池モジュール用保護シート及び太陽電池モジュール - Google Patents

太陽電池モジュール用保護シート及び太陽電池モジュール Download PDF

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JP2010232294A JP2009076237A JP2009076237A JP2010232294A JP 2010232294 A JP2010232294 A JP 2010232294A JP 2009076237 A JP2009076237 A JP 2009076237A JP 2009076237 A JP2009076237 A JP 2009076237A JP 2010232294 A JP2010232294 A JP 2010232294A
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高 玉田
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慎一 星
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Abstract

【課題】従来のシートと比べ、水蒸気バリア性を高めることができる太陽電池モジュール用保護シートの提供。
【解決手段】基材シートの少なくとも一方の面に窒化アルミニウムからなるガスバリア層が積層され、基材シートの他方の面又は前記ガスバリア層にフッ素樹脂層が積層された太陽電池モジュール用保護シート。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池モジュール用表面保護シート及び裏面保護シート、並びにそれを備えた太陽電池モジュールに関する。
太陽の光エネルギーを電気エネルギーに変換する装置である太陽電池モジュールは、二酸化炭素を排出せずに発電できるシステムとして注目されている。その太陽電池モジュールには、高い発電効率とともに、屋外で使用した場合にも長期間の使用に耐えうる耐久性が求められている。
太陽電池モジュールの主な構成は、光発電素子である太陽電池セル、太陽電池セルを封止する電気絶縁体である封止材、封止材の受光面側(表面側)と裏面側にそれぞれ設けられた表面保護シートと裏面保護シートからなり、これらの保護シートは、太陽電池モジュール内への水蒸気の浸入を防いでいる。このような太陽電池モジュール用保護シートには、優れた水蒸気バリア性、耐候性が求められている。特に、薄膜系太陽電池セルの開発等、関連技術の急速な進歩に伴い、太陽電池モジュール用保護シートには、より優れた水蒸気バリア性を持つことが要求されている。
従来、太陽電池モジュール用保護シートとして、水蒸気バリア性、耐候性を改善するための技術として、例えば、特許文献1に開示された技術が提案されている。
特許文献1には、太陽電池モジュールの保護層として用いる、表面に珪素酸化物(シリカ)薄膜が形成されたフッ素樹脂フィルム層を含むシートであり、該シートの酸素透過率が5cc/m・day・atm以下、水蒸気透過率が5g/m・day以下、光線透過率が80%以上であり、且つ、シリカ薄膜の厚みが150〜500Åであり、該膜の密着強度が200g/15mm以上であることを特徴とする太陽電池モジュール用保護シートが開示されている。
特開平10−308521号公報
しかしながら、シリカ薄膜が形成された従来のシートでは、水蒸気バリア性が不十分であり、今後の太陽電池モジュール用保護シートに求められる水蒸気バリア性能を満足させることは難しい。
本発明は、前記事情に鑑みてなされ、従来のシートと比べ、水蒸気バリア性を高めることができる太陽電池モジュール用保護シートの提供を目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、基材シートの少なくとも一方の面に窒化アルミニウムからなるガスバリア層が積層されたことを特徴とする太陽電池モジュール用保護シートを提供する。
本発明の太陽電池モジュール用保護シートにおいて、前記基材シートの他方の面又は前記ガスバリア層にフッ素樹脂層が積層されたことが好ましい。
本発明の太陽電池モジュール用保護シートにおいて、前記フッ素樹脂層に二酸化チタンが含まれる構成としてもよい。
本発明の太陽電池モジュール用保護シートにおいて、熱接着性樹脂からなる接着層が積層されたことが好ましい。
本発明の太陽電池モジュール用保護シートにおいて、前記ガスバリア層が、窒素ガスを含む不活性ガス雰囲気中、アルミニウムをターゲットとした反応性スパッタ法により前記基材シート上に成膜されたものであることが好ましい。
また本発明は、前記太陽電池モジュール用保護シートが表面と裏面の一方又は両方に接着されてなる太陽電池モジュールを提供する。
本発明の太陽電池モジュール用裏面保護シートは、基材シートの少なくとも一方の面に窒化アルミニウムからなるガスバリア層が積層されたものなので、従来のシリカ薄膜が形成されたシートと比べ、水蒸気バリア性を向上させることができる。
また、本発明の太陽電池モジュール用裏面保護シートは、従来のシリカ薄膜が形成されたシートと比べ、電気絶縁性を向上させることができる。
本発明の太陽電池モジュールは、本発明に係る前記太陽電池モジュール用保護シートをモジュールの表面又は裏面に接着してなるものなので、水蒸気バリア性、耐候性にすぐれ、屋外での長期間の使用に耐えうる耐久性を保持したものとなる。
また、電気絶縁性が高い前記シートを接着したことにより、太陽電池モジュールの電気絶縁性を向上させることができる。
本発明の太陽電池モジュール用保護シートの第1実施形態の断面図である。 本発明の太陽電池モジュール用保護シートの第2実施形態の断面図である。 本発明の太陽電池モジュール用保護シートの第3実施形態の断面図である。 本発明の太陽電池モジュール用保護シートの第4実施形態の断面図である。 本発明の太陽電池モジュールの概略構成図である。 窒化アルミニウムの成膜に用いる反応性スパッタ装置の概略構成図である。
図5は、本発明の太陽電池モジュール用保護シート(以下、保護シートと略記する。)を用いる太陽電池モジュールの概略構成図である。
図5に例示するように、この太陽電池モジュール50の構成は、太陽電池セル40と、これを被覆する封止材30と、該封止材30の表面(受光面)側に固定された表面保護シート10と、封止材30の裏面(背面)側に固着された裏面保護シート20とを有する構成になっている。屋外および屋内において長期間の使用に耐えうる耐候性および耐久性を太陽電池モジュールにもたせるためには、太陽電池セル40および封止材30を風雨、湿気、砂埃、機械的な衝撃などから守り、太陽電池モジュールの内部を外気から遮断して密閉した状態に保つことが必要である。このため、保護シートには、高い水蒸気バリア性が求められている。
図1は、本発明の保護シートの第1実施形態の断面図である。なお、図1及び後述する図2〜図4は、本発明の保護シートを裏面保護シート20として適用した場合を例示しているが、本発明の保護シートは表面保護シート10としても適用可能であることは言うまでもない。以下の記載において、基材シート21にアルミ蒸着PETシートを用いたり、フッ素樹脂層23に二酸化チタンのような白色顔料を添加した塗工液組成物を用いたり、図4に示す第4実施形態のようにAl層25を積層している場合は、裏面保護シート20への適用を意図したものであって、表面保護シート10として適用する場合には、保護シートが十分な透明性を持つように透明な基材シートを用い、前記白色顔料の添加やAl層25の積層は行わずに透明な保護シートを構成すればよい。
本実施形態の保護シート20Aは、基材シート21の一方の面に窒化アルミニウム薄膜からなるガスバリア層22が積層され、基材シート21の他方の面にフッ素樹脂層23が積層された構成になっている。
前記基材シート21として用いうる樹脂シートとしては、一般に太陽電池モジュール用保護シートにおける樹脂シートとして使用されているものが使用できる。例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリテトラフルオロエチレン、ポリアミド(ナイロン6、ナイロン66)、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリオキシメチレン、ポリカーボネート、ポリフェニレンオキシド、ポリエステルウレタン、ポリm−フェニレンイソフタルアミド、ポリp−フェニレンテレフタルアミド等のポリマーからなるシートが挙げられる。なかでも、PET、PBT、PENなどのポリエステルからなるシートが好ましく、より具体的にはPETシートが好ましいものとして挙げられる。
前記基材シート21の厚さとしては、太陽電池システムが要求する電気絶縁性に基づいて選択すればよい。例えば、前記基材シート21が樹脂シートである場合には、該膜厚が10〜300μmの範囲であることが好ましい。より具体的には、前記基材シート21がPETシートである場合には、軽量性および電気絶縁性の観点から、該PETシートの厚さは10〜300μmの範囲であることが好ましく、30〜200μmの範囲であることがより好ましく、50〜150μmであることがさらに好ましい。
前記ガスバリア層22は、窒化アルミニウム(AlN)からなる薄膜であり、その窒素(N)の一部が酸素(O)に置換されていてもよい。ガスバリア層22は、本実施形態では基材シート21の一方の面に直接成膜されている。
このガスバリア層22の膜厚は、20nm以上であることが好ましく、30nm以上であることがより好ましい。この膜厚が20nm未満であると、保護シート20Aの水蒸気バリア性が低下してしまう。
前記ガスバリア層22は、例えば、窒化アルミニウム(AlN)を主として含む物質をターゲットとして、不活性ガス雰囲気中でスパッタリングする方法、或いは図6に示すようにアルミニウム(Al)をターゲットとして、窒素ガス(又は窒素ガスと微量の酸素ガス)を含む不活性ガス雰囲気中で反応性スパッタリングする方法によって基材シート21の一方の面に成膜することができる。
図6は、前記反応性スパッタリングを行うための反応性スパッタ装置の概略構成図である。この反応性スパッタ装置を用いた反応性スパッタリングは、以下のようにして行われる。まず、真空槽71中の陰極74上にアルミニウム(Al)からなるターゲット77を置き、陰極74と対向して設けられた陽極75上に基材76(基材シート21)をセットする。次に、真空槽71内を真空ポンプ72で真空とし、供給ガス80として不活性ガス(主にアルゴンガス)と窒素ガスとの混合ガス(又は窒素ガスと共に微量の酸素ガスを含んでいてもよい)を導入しながら、該真空槽71中に置かれた電極74,75間に直流高圧電源73により電圧を印加することによって得られるグロー放電を利用しプラズマ化された不活性ガス82をターゲット77に衝突させると、ターゲット77は分子あるいは原子レベルの断片81に分解され、弾き飛ばされて基材76上で凝縮され、膜79を形成する。この時、供給ガス80として前記混合ガスを用いることで、弾き飛ばされたAlが窒素と反応し、生成した窒化アルミニウムが膜79として堆積される。
ここで、形成された膜79の窒化アルミニウムは、化学量論的な組成成分(AlN)とはならず、非化学量論的な組成成分(AlxNy)を有していてもよい。さらに、前記混合ガスとして、不活性ガスと窒素ガスとの混合ガス中に微量の酸素ガスを混入させた場合には、窒化アルミニウムの窒素の一部が酸素によって置換された組成の膜を得ることができる。
以上、反応性スパッタリングによってガスバリア層22を形成する場合について記載したが、ガスバリア層22の成膜方法としては反応性スパッタリングにのみ限定されるものではなく、2極スパッタリング法、3極スパッタリング法、4極スパッタリング法、RFスパッタリング法、マグネトロンスパッタリング法、イオンビームスパッタリング法、真空蒸着法、プラズマCVD法、MOCVD法、レーザ蒸着法などの他の成膜方法を用いて形成することもできる。
基材シート21の他方の面に積層されるフッ素樹脂層23としては、本発明の効果を損なわず、フッ素を含む層であれば特に制限されない。例えばフッ素含有ポリマーを有するシートであってもよく、フッ素含有ポリマーを有する塗工液を塗布した塗膜であってもよい。保護シートの軽量化のために前記フッ素樹脂層23をより薄くする観点から、フッ素含有ポリマーを有する塗工液を塗布した塗膜であることが好ましい。
前記フッ素含有ポリマーを有するシートとしては、例えばポリフッ化ビニル(PVF)、エチレンクロロトリフルオロエチレン(ECTFE)またはエチレンテトラフルオロエチレン(ETFE)を主成分とするポリマーをシート状に加工したものが好ましいものとして挙げられる。前記PVFを主成分とするポリマーとしてはデュポン社製のTedlar(商品名)を用いることができる。また、前記ECTFEを主成分とするポリマーとしてはSolvay Solexis社製のHalar(商品名)を用いることができる。前記ETFEを主成分とするポリマーとしては旭硝子社製のFluon(商品名)を用いることができる。
前記フッ素含有ポリマーを有するシートの厚さとしては、耐候性および軽量化の観点から、一般に5〜200μmの範囲が好ましく、10〜100μmの範囲がより好ましく、10〜50μmの範囲が最も好ましい。
前記フッ素含有ポリマーを有する塗工液としては、溶剤に溶解又は水に分散されたもので塗布可能なものであれば特に限定されない。
前記塗工液に含まれるフッ素含有ポリマーとしては、本発明の効果を損なわず、フッ素を含有するポリマーであれば特に限定されないが、前記塗工液の溶媒(有機溶媒または水)に溶解し、架橋可能であるものが好ましい。
前記フッ素含有ポリマーは、フッ素含有モノマー、及び所望により用いられるフッ素含有モノマーと共重合可能なその他のモノマーの重合体である。
前記フッ素含有モノマーとしては、例えば、フッ化ビニル(VF)、フッ化ビニリデン(VdF)、クロロトリフルオロエチレン(CTFE)、テトラフルオロエチレン(TFE)、ヘキサフルオロプロピレン、フッ素化ビニルエーテル等が挙げられる。これらのフッ素含有モノマーは単独で、あるいは2種以上を併用して用いることができる。
その他のモノマーとしては、例えば、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ブチル、イソ酪酸ビニル、ピバル酸ビニル、カプロン酸ビニル、バーサチック酸ビニル、ラウリン酸ビニル、ステアリン酸ビニル、シクロヘキシルカルボン酸ビニル、および安息香酸ビニル等のカルボン酸のビニルエステル類や、メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、ブチルビニルエーテルおよびシクロヘキシルビニルエーテル等のアルキルビニルエーテル類、ヒドロキシブチルビニルエーテル、イソブチレンが挙げられる。これらのモノマーは単独で、あるいは2種以上を併用して用いることができる。
フッ素含有ポリマーの例として、水酸基等の硬化性官能基を有するフルオロオレフィンのポリマーが挙げられ、該具体例としては、TFE、イソブチレン、VdF、ヒドロキシブチルビニルエーテルおよびその他のモノマーからなる共重合体、ならびにTFE、VdF、ヒドロキシブチルビニルエーテルおよびその他のモノマーからなる共重合体が好ましいものとして挙げられる。
該フッ素含有ポリマーの好ましい例としては、旭硝子株式会社製のLUMIFLON(商品名)、セントラル硝子株式会社製のCEFRAL COAT(商品名)、DIC株式会社製のFLUONATE(商品名)等のクロロトリフルオロエチレン(CTFE)を主成分としたポリマー類や、ダイキン工業株式会社製のZEFFLE(商品名)等のテトラフルオロエチレン(TFE)を主成分としたポリマー類や、デュポン社製のZonyl(商品名)、ダイキン工業株式会社製のUnidyne(商品名)等のフルオロアルキル基を有するポリマー、およびフルオロアルキル単位を主成分としたポリマー類が挙げられる。これらの中でも、耐候性および顔料分散性等の観点から、CTFEを主成分としたポリマーおよびTFEを主成分としたポリマーがより好ましく、なかでも前記LUMIFLON(商品名)および前記ZEFFLE(商品名)が最も好ましい。
前記LUMIFLON(商品名)は、CTFEと数種類の特定のアルキルビニルエーテル(VE)、ヒドロキシアルキルビニルエーテルとを主な構成単位として含む非結晶性のポリマーである。該LUMIFLON(商品名)のように、ヒドロキシアルキルビニルエーテルのモノマー単位を有するポリマーは、溶剤可溶性、架橋反応性、基材密着性、顔料分散性、硬さ、および柔軟性に優れるので好ましい。
前記ZEFFLE(商品名)は、TFEと有機溶媒可溶性の炭化水素系モノマー(酸素を含んでいてもよい)との共重合体であり、なかでも共重合体中に反応性の高い水酸基を有する場合には、溶剤可溶性、架橋反応性、基材密着性、および顔料分散性に優れるので好ましい。
複数のフッ素含有モノマーからなるフッ素含有ポリマーとしては、例えば、VdFとTFEとヘキサフルオロプロピレンとの三元重合体であるDyneon THV(商品名;3M社製)が挙げられる。そのような多元重合体は、それぞれのモノマーが有する特性をポリマーに付与することができるので好ましい。例えば前記Dyneon THV(商品名)は、比較的低温で製造することができ、エラストマーや炭化水素ベースのプラスチックにも接着でき、柔軟性や光学的透明度にも優れるので好ましい。
前記塗工液としては、前記フッ素含有ポリマーの他に、無機顔料として二酸化チタンの微粒子を含むことが好ましく、さらに必要であれば、架橋剤、架橋促進剤、溶媒、他の顔料および無機充填材などを含むこともできる。
前記塗工液に含まれる二酸化チタンとしては、本発明の効果を損なうものでなければ特に限定されないが、フッ素樹脂層23中の分散が良好で、高い反射率が得られ、耐久性に優れたフッ素樹脂層23を形成し得るものが好ましく、具体的には、被覆及び表面処理されたルチル型二酸化チタンである商品名「Ti−Pure R105」(デュポン社製)などが挙げられる。
前記塗工液に含まれる架橋剤としては、本発明の効果を損なうものでなければ特に限定されず、金属キレート類、シラン類、イソシアナート類、およびメラミン類が好ましく用いられるものとして挙げられる。架橋剤を配合することにより、得られる塗膜が硬化し、耐候性、耐擦傷性を向上させることができるが、前記保護シートを屋外において30年以上使用することを想定した場合、耐候性の観点からは、前記架橋剤として、脂肪族イソシアナート類が好ましい。
前記塗工液に含まれる架橋促進剤としては、ジブチルジラウリン酸スズ、ジオクチルジラウリン酸スズを例示でき、含フッ素ポリマーとイソシアネートとの架橋反応を促進するために用いられる
前記塗工液に含まれる溶媒としては、本発明の効果を損なうものでなければ特に限定されず、例えばメチルエチルケトン(MEK)、シクロヘキサノン、アセトン、メチルイソブチルケトン(MIBK)、トルエン、キシレン、メタノール、イソプロパノール、エタノール、ヘプタン、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸n−ブチル、またはn−ブチルアルコールのうち、いずれか1種以上を有する溶媒を好ましく用いることができる。なかでも、塗工液中の含有成分の溶解性および塗膜中への残留性の低さ(低い沸点温度)の観点から、前記溶媒はキシレン、シクロヘキサノン、またはMEKのうち、いずれか1種以上を有するものであることがより好ましい。
更に、前記塗工液に含まれる他の顔料および無機充填剤としては、例えば、シリカ、マイカ、窒化ホウ素、酸化亜鉛、酸化アルミニウム等が挙げられる。シリカの具体例としては、ジメチルシリコーンの表面処理によってシリカ表面の水酸基を修飾した疎水性シリカである商品名「CAB−O−SIL TS 720」(キャボット社製)が好ましいものとして例示できる。
前記塗工液の組成としては、本発明の効果を損なわなければ特に限定されないが、含フッ素ポリマー100質量部に対して、二酸化チタン3〜120質量部を含むことが好ましく、10〜100質量部含むことがより好ましい。また、塗工液の固形分濃度は、特に限定されないが、通常、10〜80質量%程度である。
前記塗工液を基材シート21の他方の面側あるいはガスバリア層上に塗布する方法としては、公知の方法で行うことができ、例えばバーコーターで所望の膜厚になるように塗布すればよい。
前記塗工液が硬化して形成される前記フッ素樹脂層23の膜厚としては特に限定されず、例えば5μm以上の膜厚とすればよい。水蒸気バリア性、耐候性および軽量性の観点から、該フッ素樹脂層23の膜厚としては、5〜100μmが好ましく、8〜50μmがより好ましく、10〜30μmがさらに好ましい。
前記塗布した塗工液の乾燥プロセスにおける温度は、本発明の効果を損なわない温度であればよく、前記基材シート21への影響を低減する観点から、50〜150℃程度の範囲であることが好ましい。
本実施形態の保護シート20Aは、基材シート21の一方の面に窒化アルミニウムからなるガスバリア層22が積層されたものなので、後述する実施例において実証されるように、従来のシリカ薄膜が形成されたシートと比べ、水蒸気バリア性を向上させることができる。
また、この保護シート20Aは、従来のシリカ薄膜が形成されたシートと比べ、電気絶縁性を向上させることができる。
図2は、本発明の保護シートの第2実施形態を示す断面図である。
本実施形態の保護シート20Bは、基材シート21の一方の面に、ガスバリア層22とフッ素樹脂層23とをその順で積層した構成になっている。
この基材シート21、ガスバリア層22及びフッ素樹脂層23の詳細は、前述した第1実施形態での基材シート21、ガスバリア層22及びフッ素樹脂層23と同様のものを用いることができる。
本実施形態の保護シート20Bは、基材シート21の一方の面に、窒化アルミニウムからなるガスバリア層22と二酸化チタンを含有するフッ素樹脂層23とを設けたことによって、前述した第1実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、フッ素樹脂層23をガスバリア層22の表面に積層した構造なので、フッ素樹脂層23と密着しにくい基材シート21を使用してもガスバリア層によってフッ素樹脂層23の密着性を確保できるので、基材シート21の材料選択の自由度を拡げることができ、長期にわたってフッ素樹脂層23の剥がれを防止することができる。
図3は、本発明の保護シートの第3実施形態を示す断面図である。
本実施形態の保護シート20Cは、基材シート21の一方の面に窒化アルミニウム薄膜からなるガスバリア層22が積層され、基材シート21の他方の面にフッ素樹脂層23が積層され、さらに前記ガスバリア層22の表面に接着層24が積層された構成になっている。
この基材シート21、ガスバリア層22及びフッ素樹脂層23の詳細は、前述した第1実施形態での基材シート21、ガスバリア層22及びフッ素樹脂層23と同様のものを用いることができる。
前記接着層24としては、保護シート20Cを太陽電池モジュール50に積層する際に、封止材30との密着性を向上させる観点から、アクリルウレタン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリビニルブチラール(PVB)、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体の分子間を金属イオンで架橋したアイオノマー樹脂などを用いることができる。さらに、封止材30と熱接着することが可能なように、熱接着性を有していることが好ましい。ここで、熱接着性とは、加熱処理によって接着性を発現する性質のことである。該加熱処理における温度としては、通常50〜200℃の範囲である。熱接着性を有する観点から、接着層24としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)、アイオノマー樹脂、およびそれらの混合物からなる群から選択される1種からなる樹脂が好ましい。一般に、前記封止材30はEVAからなる封止樹脂であることが多く、この場合、前記接着層24がEVAを主成分とするポリマーからなる樹脂であることにより、封止材30と接着層24との密着性を向上させることができる。
前記接着層24の厚さとしては、本発明の効果を損なわない限り特に制限されない。より具体的には、接着層24のベース樹脂がEVAである場合には、軽量性および電気絶縁性等の観点から、その厚さは、10〜200μmの範囲であることが好ましく、20〜150μmの範囲であることがより好ましい。
前記接着層24には、必要に応じてその他のポリマーや各種の配合剤を添加してもよい。
また各種の配合剤としては、有機化合物、無機化合物のいずれであってもよく、樹脂工業において通常用いられる配合剤が用いられる。例えば、老化防止剤、安定剤、二酸化チタンなどの顔料、難燃剤、可塑剤、結晶核剤、塩酸吸収剤、帯電防止剤、無機フィラー、滑剤、ブロッキング防止剤、紫外線吸収剤が用いられる。
なお、本実施形態において、ガスバリア層22と接着層24との密着性が劣っている場合には、これらの層間にラミネート用接着剤層を設け、この接着剤層を介してガスバリア層22と接着層24とを接着した構成としてもよい。このラミネート用接着剤層に用いる接着剤としては、例えばアクリル系接着剤、ウレタン系接着剤、シリコーン系接着剤、エポキシ系接着剤、エステル系接着剤などが挙げられる。これらの接着剤は1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本実施形態の保護シート20Cは、基材シート21の一方の面に窒化アルミニウム薄膜からなるガスバリア層22が積層され、基材シート21の他方の面にフッ素樹脂層23が積層された構成としたものなので、前述した第1実施形態の保護シートとほぼ同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態の保護シート20Cは、前記ガスバリア層22の表面にEVAなどからなる接着層24を設けたことによって、太陽電池モジュール50の裏面の封止材30との熱接着性が良好となり、強固に保護シート20Cを接着固定できることから、耐久性に優れた太陽電池モジュールを構成することができる。
図4は、本発明の保護シートの第4実施形態を示す断面図である。
本実施形態の保護シート20Dは、基材シート21の一方の面に、ガスバリア層22、ラミネート用接着剤層26、アルミニウム(Al)層25、ラミネート用接着剤層26、接着層24をその順に積層すると共に、基材シート21の他方の面にフッ素樹脂層23を積層した構成になっている。
この基材シート21、ガスバリア層22及びフッ素樹脂層23の詳細は、前述した第1実施形態での基材シート21、ガスバリア層22及びフッ素樹脂層23と同様のものを用いることができる。また、ラミネート用接着剤層26に用いる接着剤としては、例えばアクリル系接着剤、ウレタン系接着剤、シリコーン系接着剤、エポキシ系接着剤、エステル系接着剤などが挙げられる。これらの接着剤は1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
前記Al層25は、保護シート20Dの水蒸気バリア性を更に向上させるために形成されたものであり、その厚さは水蒸気バリア性向上効果が発揮できれば特に限定されないが、通常は1μm〜100μmの範囲である。
このAl層25の形成方法は特に限定されず、例えば、ガスバリア層22の表面にラミネート用接着剤層26を介してアルミ箔を接着して形成することができ、或いは、ガスバリア層22の表面に真空蒸着法などの方法によってラミネート用接着剤層26無しに直接成膜することもできる。
本実施形態の保護シート20Dは、前述した第3実施形態の保護シート20Cとほぼ同様の効果が得られ、さらにAl層25を積層したことによって防湿性をより向上させることができる。
本発明の保護シートは、基材シートの両面に窒化アルミニウムからなるガスバリア層が設けられていてもよい。基材シートの両面にガスバリア層を設けることによって、ガスバリア性がより向上する。
本発明の太陽電池モジュールは、図5に示すように、太陽電池モジュール50の表面(受光面)又は裏面(背面)の封止材30に、フッ素樹脂層が外側になるように前述した保護シート20A,20B,20C、20Dのいずれかを接着したものである。
この太陽電池モジュール50の種類や構造は特に限定されず、アモルファスシリコン(a−Si)太陽電池、単結晶シリコン(c−Si)太陽電池、微結晶シリコン(μc−Si)太陽電池、GaAsなどの化合物半導体型太陽電池、色素増感型太陽電池とすることができる。
本発明の太陽電池モジュールは、本発明に係る保護シート20A,20B,20C、20Dをモジュールの表面又は裏面に接着してなるものなので、水蒸気バリア性、耐候性に優れ、屋外での長期間の使用に耐えうる耐久性を保持したものとなる。
また、反射率が高い前記シートを裏面に接着したことにより、太陽電池モジュール内の太陽電池セルの隙間を通って裏面側に抜け出す光を反射して太陽電池セル側に戻すことで発電効率を高めることができる。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、以下の実施例になんら限定されるものではない。なお、実施例及び比較例のガスバリア層(窒化アルミニウム、シリカ)の厚さ(膜厚)は、触針式段差表面・形状測定装置(Ambios TECHNOLOGY社製「XP−1」を用いて測定した。
[実施例1]
(塗工液の調製)
メチルエチルケトン120質量部、疎水性シリカ(キャボット社製、商品名「CAB−O−SIL TS−720」)18.2質量部、二酸化チタン(デュポン社製、商品名「Ti−Pure R105」)100質量部の割合で配合し、顔料分散機(特殊機化工業株式会社製、装置名「T.K.ホモディスパー」)を用いて分散させて顔料分散液を作製した。
続いて、得られた顔料分散液87質量部に、クロロトリフルオロエチレン系共重合体(旭硝子株式会社製、商品名「LUMIFLON LF200」、固形分濃度60質量%)100質量部、脂肪族イソシアナート系の架橋剤(硬化剤)(住化バイエルウレタン株式会社製、商品名「スミジュール N3300」固形分濃度100質量%)10.7質量部、架橋促進剤(東洋インキ製造株式会社製、商品名「BXX3778−10」、ジオクチルジラウリン酸スズ、固形分濃度2.5質量%)0.004質量部、メチルエチルケトン110質量部の割合で配合して二酸化チタンとフッ素樹脂を含む塗工液を調製した。
(ガスバリア層の成膜)
基材シートである厚さ125μmのPETフィルム(帝人デュポンフィルム社製、商品名「MELINEX−S」)の片面に、図6に示す反応性スパッタ装置を用いて下記条件で反応性スパッタ成膜を行い、厚さ30nmの窒化アルミニウムからなるガスバリア層を形成した。
成膜条件:
プラズマ生成ガス:アルゴン、窒素
ガス流量:アルゴン100sccm、窒素 30sccm
ターゲット材料:Al
電力値:2500W
真空槽内圧:0.2Pa
(フッ素樹脂層の形成)
次に、PETフィルムのガスバリア層を成膜した面に、前記塗工液を、乾燥塗膜の厚さが13μmとなるようにバーコーターを用いて塗工し、120℃で1分間乾燥してフッ素樹脂層を形成し、実施例1の保護シートを作製した。
[実施例2]
ガスバリア層の膜厚を50nmとしたこと以外は、実施例1と同様にして実施例2の保護シートを得た。
[実施例3]
窒素ガス流量を20sccmとしたこと以外は、実施例2と同様にして実施例3の保護シートを得た。
[実施例4]
窒素ガス流量を60sccmとしたこと以外は、実施例2と同様にして実施例4の保護シートを得た。
[実施例5]
ガスバリア層の膜厚を100nmとしたこと以外は、実施例1と同様にして実施例5の保護シートを得た。
[実施例6]
ガスバリア層の膜厚を50nmとしたこと、および塗工液を塗工せず、フッ素樹脂層を形成しなかったこと以外は、実施例1と同様にして実施例6の保護シートを得た。
[比較例1]
前記反応性スパッタ成膜において、ターゲット材料をSiに変更し、またプラズマ生成ガス中の窒素ガスに代えて酸素ガスを用いたこと以外は、実施例1と同様の操作を行い、厚さ30nmの珪素酸化物(シリカ)を成膜し、該シリカ層を成膜した面に、前記塗工液を、乾燥塗膜の厚さが13μmとなるようにバーコーターを用いて塗工し、120℃で1分間乾燥してフッ素樹脂層を形成し、比較例1の保護シートを作製した。
[比較例2]
窒化アルミニウムからなるガスバリア層を成膜せずに、フッ素樹脂層を実施例1と同様にして形成し、比較例2の保護シートを作製した。
[比較例3]
基材シートである厚さ125μmのPETフィルムのみを比較例3の保護シートとした。
前記のように作製した実施例1〜6及び比較例1〜3のそれぞれの保護シートに対して、水蒸気透過度及び電気絶縁性(絶縁破壊強さ)の測定を行った。
これらの測定は下記のように実施した。その測定結果を表1にまとめて記す。
<水蒸気透過度の測定>
実施例1〜6および比較例1〜3で得られた保護シートのフッ素樹脂層の側(但し、実施例6はガスバリア層の側、比較例3はPETフィルムの一方の面側)から透過する水蒸気の量(水蒸気透過度)を測定した。
具体的には、ISO15106−1:2003の規格に従い、透過セルの温度40℃、相対湿度差90%の条件で、感湿センサ法によって、水蒸気透過度計(PBI Dansensor社製、商品名「L80−5000」)を使用して測定した。
<絶縁破壊強さ>
JIS C2110「固体電気絶縁材料の絶縁耐力の試験方法」に準じて、実施例1〜6および比較例1〜3で得られたそれぞれの保護シートの絶縁破壊強さ[単位:kV/mm]を測定した。
電圧印加方法は、短時間破壊試験に準じた。
電極形状は、φ25mm円板/φ25mm円板とした。
23℃、50%RH環境下で測定した。
Figure 2010232294
表1の結果より、ガスバリア層として窒化アルミニウム薄膜を有する実施例1〜6の保護シートは、シリカ(SiO)からなるガスバリア層を有する比較例1の保護シートと比べ、水蒸気透過度が半分以下と低くなり、優れた水蒸気バリア性が得られることが分かる。
また、実施例1〜6の保護シートは、シリカ(SiO)からなるガスバリア層を有する比較例1の保護シートと比べ、絶縁破壊強さが高くなっており、電気絶縁性にも優れている。
本発明の保護シートは、従来の保護シートと比べ、水蒸気バリア性が高く、電気絶縁性にも優れているので、太陽電池モジュール用の保護シートとして有用である。
10 …表面保護シート
20 …裏面保護シート
20A,20B,20C、20D …保護シート
21 …基材シート
22 …ガスバリア層
23 …フッ素樹脂層
24 …接着層
25 …Al層
26 …ラミネート用接着剤層
30 …封止材
40 …太陽電池セル
50 …太陽電池モジュール

Claims (6)

  1. 基材シートの少なくとも一方の面に窒化アルミニウムからなるガスバリア層が積層されたことを特徴とする太陽電池モジュール用保護シート。
  2. 前記基材シートの他方の面又は前記ガスバリア層にフッ素樹脂層が積層されたことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール用保護シート。
  3. 前記フッ素樹脂層に二酸化チタンが含まれることを特徴とする請求項2に記載の太陽電池モジュール用保護シート。
  4. 熱接着性樹脂からなる接着層が積層されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール用保護シート。
  5. 前記ガスバリア層が、窒素ガスを含む不活性ガス雰囲気中、アルミニウムをターゲットとした反応性スパッタ法により前記基材シート上に成膜されたものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール用保護シート。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール用保護シートが表面と裏面の一方又は両方に接着されてなる太陽電池モジュール。
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