JP2010217804A - 定着装置、画像形成装置及び定着液保存容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の定着装置は、樹脂の少なくとも一部を溶解又は膨潤させることで樹脂を含有する樹脂含有微粒子を軟化させる軟化剤と起泡剤と水とを少なくとも含有した定着液をフォーム化し、フォーム化したフォーム状定着液の膜厚を制御して樹脂含有微粒子に付与し定着させる。そして、本発明の定着装置は、少なくとも軟化剤を含有する軟化剤液を収納する第1の保持手段と、少なくとも起泡剤を含有する起泡剤液を収納する第2の保持手段と、少なくとも軟化剤の分解促進剤を含有する軟化剤分解促進剤液を収納する第3の保持手段と、各保持手段によって独立した状態で収納された液同士を混合しながらフォーム化してフォーム状定着液を生成する混合フォーム状定着液生成手段とを有する。
【選択図】 図3
Description
32;起泡剤液密封容器、33;軟化剤分解促進剤液密封容器、
34〜36;液搬送ポンプ、37;バブリング槽、
38;空気ポンプ、39;微小孔シート、
40;フォーム状定着液生成手段、41;供給口、42;塗布ローラ、
43;泡膜制御ブレード、44;加圧ローラ、45;主制御部、
50;液混合部、51〜53;流路、54,90;混合液流路、
60,80;定着液保存容器、61〜63;容器、
64〜66,87〜89;供給口、67〜69,91;封止ゴム、
70〜72,100;供給パイプ、
81;軟化剤液保存容器、82;起泡剤液保存容器、
83;軟化剤分解促進剤液保存容器、84〜86;加圧板、
92;混合液供給口、93〜95;加圧アクチュエータ、
96〜98;孔、99;撹拌羽根、200;画像形成装置。
pHが7以上9以下の状態で最も起泡性に優れるアニオン系界面活性剤、特に脂肪酸塩を含有した水性の液と、エステル基を有する軟化剤を含有した水性の液を混合しておくと、長期の保存中に、軟化剤が加水分解により化学的に分解するという問題があった。そこで、この問題の解決手段として、保存容器中では、起泡剤を含有した水性液(pH=7)と軟化剤を含有した水性液を独立した状態で保存し、容器内もしくは定着装置内にて、定着装置稼動とともにこれらの水性液を混合して、直ちに泡化してフォーム状定着液を作製し、媒体に付着した未定着のトナーなどの樹脂微粒子層に付与する方法が考えられる。なお、起泡剤を含有する液中に、軟化剤の分解促進剤を含有する液を混在させない理由は、アニオン系界面活性剤のエステル基を分解してしまう加水分解酵素を用いるからである。
図5は本発明の定着装置に適する定着液保存容器の構成を示す概略構成図である。同図に示す定着液保存容器60内には、軟化剤液を密封した容器61と起泡剤液を密封した容器62と軟化剤分解促進剤液を密封した容器63が独立した状態で設けられている。各容器は、アルミ箔をラミネートした樹脂のラミネード容器などが適する。各容器61〜63の先端には各供給口64〜66が設けられ、その供給口64〜66には連通手段としての封止ゴム67〜69がそれぞれ設けられて、各液を封止している。このような構成を有する定着液保存容器60を定着装置に着脱可能に装着すると、定着装置側から先端が針状となった供給パイプ70〜72が定着液保存容器60の各供給口64〜66にそれぞれ対峙し、供給パイプ70〜72の針状の先端が封止ゴム67〜69をやぶって各液容器内とつながる。この構成では、各液容器内の液の混合は定着装置内で行われ、液供給のポンプも定着装置内に設置する。このような定着液保存容器によれば、軟化剤液と起泡剤液と軟化剤分解促進剤液を独立した状態で分離して保存でき、かつ液漏れもなく、着脱自在で交換が容易である。
脂肪酸であるミリスチン酸(関東化学試薬)を4.00g、パルミチン酸(関東化学試薬)を3.00g、ステアリン酸を1.00g(関東化学試薬)とし、中和剤であるトリエタノールアミンを3.41gになるようにそれぞれ計量し、それらを液温80℃のイオン交換水中で、30分間スターラー(100rpm)で撹拌したら、室温になるまで自然冷却する。そして、この起泡剤である脂肪酸トリエタノールアミン塩(脂肪酸TEA塩)を6.8g、増泡剤であるヤシ脂肪酸ジエタノールアミド(1:1)型(松本油脂、マーポンMM)を0.8g、希釈剤であるイオン交換水を92.4g、混合した起泡剤液60.0g、軟化剤液であるプロピレンカーボネート(関東化学試薬、PC)40.0wt%を超音波ホモジナイザーにて10分間撹拌し、それを定着液(フォーム化する前の原液)とした。
図3を基に作製した。上記の液状定着液保存容器:PET樹脂からなるボトル1つ(実施例では1つのみ使用)、液搬送ポンプ:チューブポンプ(チューブ内径2mm、チューブ材質:シリコーンゴム)、搬送流路:内径2mmのシリコーンゴムチューブ、大きな泡を作るための微細孔シート:#400のステンレス製メッシュシート(開口部約40μm)という構成になっている。なお、混合した状態の経時変化を確認するため、予め混合した定着液を所定の時間をおいて、上記装置に導入する実験も実施した。
図3を基に作製した。2重円筒の内側円筒は、回転軸に固定され、図示していない回転駆動モータにより回転する。2重円筒の材質は、PET樹脂とした。外側円筒内径:10mm、長さ120mm、内側円筒外形:8mm・長さ100mmとした。回転数は、300rpmとした。回転時間は10秒間とした。
図3を基に作製した。泡状の定着液を作成し泡膜制御ブレードに供給する構成とした。泡膜制御ブレードと塗布ローラとのギャップは40μmとした。加圧ローラ:アルミ合金製ローラ(φ10mm)を芯金とし、外径φ50mmのポリウレタンフォーム材(イノアック社商品名「カラーフォームEMO」)を形成したスポンジローラ、塗布ローラ:PFA樹脂を焼付け塗装したSUS製ローラ(φ30mm)、膜厚制御ブレード:アルミ合金製支持板に厚み1mmの並板ガラスを接着した、ガラス面を塗布ローラ側に向け、10μmから100μmの範囲で塗布ローラとガラス面の隙間を制御できるようにした、紙搬送速度:150mm/sという構成になっている。
○:定着画像上に1000枚(4kg)の紙を24時間乗せ、定着画像のある紙が上の紙に張り付かず、トナーも剥がれていない状態である。
×:定着画像上に1000枚(4kg)の紙を24時間乗せ、定着画像のある紙が上の紙に張り付いて、トナーも剥がれてしまう状態である。
脂肪酸であるミリスチン酸(関東化学試薬)を4.00g、パルミチン酸(関東化学試薬)を3.00g、ステアリン酸を1.00g(関東化学試薬)とし、中和剤であるトリエタノールアミンを3.41gになるようにそれぞれ計量し、それらを液温80℃のイオン交換水中で、30分間スターラ(100rpm)で撹拌したら、室温になるまで自然冷却する。それに、希釈剤(水)や増泡剤などの残りの材料を添加して超音波ホモジナイザーにて10分間撹拌し、それを起泡剤液とした。細かい成分量については、後で詳細に記述する。
《サンプル1−1》
(サンプル1−1−1⇒混合直後品、サンプル1−1−2⇒室温、15分保存品、サンプル1−1−3⇒室温、30分保存品)
起泡剤液は「脂肪酸トリエタノールアミン塩(脂肪酸TEA塩)を6.7g、増泡剤であるヤシ脂肪酸ジエタノールアミド(1:1)型(松本油脂、マーポンMM)を0.8g、イオン交換水を92.5g、それぞれ予め混合した液59.8g」、軟化剤液は「プロピレンカーボネート(関東化学試薬、PC)40.0g」、加水分解酵素を含有する液は「トリアリシルブリセロール(リパーゼ)(和光純薬工業試薬)50%水溶液0.2g」とし、それぞれ図3の液保存容器(アルミ蒸着ポリエチレン樹脂製)に入れた。
(サンプル1−2−1⇒混合直後品、サンプル1−2−2⇒室温、15分保存品、サンプル1−2−3⇒室温、30分保存品)
起泡剤液は「脂肪酸トリエタノールアミン塩(脂肪酸TEA塩)を4.5g、増泡剤であるヤシ脂肪酸ジエタノールアミド(1:1)型(松本油脂、マーポンMM)を0.6g、イオン交換水を94.9g、それぞれ予め混合した液89.8g」、軟化剤液は「コハク酸ジエトキシエチル(クローダ社、クローダDES)10g」、加水分解酵素を含有する液は「トリアリシルブリセロール(リパーゼ)(和光純薬工業試薬)50%水溶液0.2g」とし、それぞれ図3の液保存容器(アルミ蒸着ポリエチレン樹脂製)に入れた。
(サンプル2−1−1⇒混合直後品、サンプル2−1−2⇒室温、15分保存品)
起泡剤液は「脂肪酸トリエタノールアミン塩(脂肪酸TEA塩)を6.7g、増泡剤であるヤシ脂肪酸ジエタノールアミド(1:1)型(松本油脂、マーポンMM)を0.8g、イオン交換水を92.5g、それぞれ予め混合した液59.8g」、軟化剤液は「プロピレンカーボネート(関東化学試薬、PC)40.0g」、加水分解酵素を含有する液は「カルボキシエステラーゼ(和光純薬工業試薬)50%水溶液0.2g」とし、それぞれ図3の液保存容器(アルミ蒸着ポリエチレン樹脂製)に入れた。
(サンプル2−2−1⇒混合直後品、サンプル2−2−2⇒室温、15分保存品)
起泡剤液は「脂肪酸トリエタノールアミン塩(脂肪酸TEA塩)を4.5g、増泡剤であるヤシ脂肪酸ジエタノールアミド(1:1)型(松本油脂、マーポンMM)を0.6g、イオン交換水を94.9g、それぞれ予め混合した液89.8g」、軟化剤液は「コハク酸ジエトキシエチル(クローダ社、クローダDES)10g」、加水分解酵素を含有する液は「カルボキシエステラーゼ(和光純薬工業試薬)50%水溶液0.2g」とし、それぞれ図3の液保存容器(アルミ蒸着ポリエチレン樹脂製)に入れた。
(サンプル3−1−1⇒混合直後品、サンプル3−1−2⇒室温、15分保存品)
起泡剤液は「トリエタノールアミン塩(脂肪酸TEA塩)を6.7g、増泡剤であるヤシ脂肪酸ジエタノールアミド(1:1)型(松本油脂、マーポンMM)を0.8g、イオン交換水を92.5gを予め混合した液59.8g」、軟化剤液は「プロピレンカーボネート(関東化学試薬、PC)40.0g」、加水分解酵素を含有する液は「アセチルヒドロラーゼ(和光純薬工業試薬)50%水溶液0.2g」とし、それぞれ図3の液保存容器(アルミ蒸着ポリエチレン樹脂製)に入れた。
(サンプル3−2−1⇒混合直後品、サンプル3−2−2⇒室温、15分保存品)
起泡剤液は「脂肪酸トリエタノールアミン塩(脂肪酸TEA塩)を4.5g、増泡剤であるヤシ脂肪酸ジエタノールアミド(1:1)型(松本油脂、マーポンMM)を0.6g、イオン交換水を94.9gを予め混合した液89.8g」、軟化剤液は「コハク酸ジエトキシエチル(クローダ社、クローダDES)10g」、加水分解酵素を含有する液は「アセチルヒドロラーゼ(和光純薬工業試薬)50%水溶液0.2g」とし、それぞれ図3の液保存容器(アルミ蒸着ポリエチレン樹脂製)に入れた。
軟化剤の分解量測定(加水分解酵素を含まない従来の定着液)
《サンプル4−1》
(サンプル4−1−1⇒混合直後品、サンプル4−1−2⇒室温、15分保存品、サンプル4−1−3⇒室温、30分保存品)
起泡剤液は「脂肪酸トリエタノールアミン塩(脂肪酸TEA塩)を6.8g、増泡剤であるヤシ脂肪酸ジエタノールアミド(1:1)型(松本油脂、マーポンMM)を0.8g、イオン交換水を92.4g、それぞれ予め混合した液60.0g」、軟化剤液は「プロピレンカーボネート(関東化学試薬、PC)40.0g」とし、それぞれ図3の液保存容器(アルミ蒸着ポリエチレン樹脂製)に入れた。
(サンプル4−2−1⇒混合直後品、サンプル4−2−2⇒室温、15分保存品、サンプル4−2−3⇒室温、30分保存品)
起泡剤液は「脂肪酸トリエタノールアミン塩(脂肪酸TEA塩)を4.5g、増泡剤であるヤシ脂肪酸ジエタノールアミド(1:1)型(松本油脂、マーポンMM)を0.6g、希釈剤であるイオン交換水を94.9gを、それぞれ予め混合した液90.0g、軟化剤は「コハク酸ジエトキシエチル(クローダ社、クローダDES)10g」とし、それぞれ図3の液保存容器(アルミ蒸着ポリエチレン樹脂製)に入れた。
◇大きな泡生成部
図3を基に作製した。上記の液状定着液保存容器:PET樹脂からなるボトル3つ(「軟化剤」、「希釈剤」、「加水分解酵素」)、液搬送ポンプ:チューブポンプ(チューブ内径2mm、チューブ材質:シリコーンゴム)、搬送流路:内径2mmのシリコーンゴムチューブ、大きな泡を作るための微細孔シート:#400のステンレス製メッシュシート(開口部約40μm)という構成になっている。なお、混合した状態の経時変化を確認するため、予め混合した定着液を所定の時間をおいて、上記装置に導入する実験も実施した。
図3を基に作製した。2重円筒の内側円筒は、回転軸に固定され、図示していない回転駆動モータにより回転する。2重円筒の材質は、PET樹脂とした。外側円筒内径:10mm、長さ120mm、内側円筒外形:8mm・長さ100mmとした。回転数は、300rpmとした。回転時間は10秒間とした。
図4を基に作製した。泡状の定着液を作成しブレードに供給する構成とした。ブレードと塗布ローラとのギャップは40μmとした。加圧ローラ:アルミ合金製ローラ(φ10mm)を芯金とし、外径φ50mmのポリウレタンフォーム材(イノアック社商品名「カラーフォームEMO」)を形成したスポンジローラ、塗布ローラ:PFA樹脂を焼付け塗装したSUS製ローラ(φ30mm)、膜厚制御ブレード:アルミ合金製支持板に厚み1mmの並板ガラスを接着した、ガラス面を塗布ローラ側に向け、10μmから100μmの範囲で塗布ローラとガラス面の隙間を制御できるようにした、紙搬送速度:150mm/sという構成になっている。
定着液の泡密度(起泡性)測定と定着評価(加水分解酵素を含む定着液)
定着液の起泡性を評価するため、実施例1と同様な定着液から、微小な泡状定着液生成手段で泡を作製し、その泡の状態と密度を測定した。また、定着性を評価するため、上記で作製した微小な泡状定着液を、上述した方法で、未定着トナーが形成された紙の上に付与した。未定着トナーが形成された紙について、電子写真方式のプリンタ(リコー社製 IpsioColorCX8800)を用い、未定着トナーのカラー画像をPPC用紙(リコーT−6200)に形成させた。この際、トナー層の厚みは30〜40μmであり、塗布ローラ上の泡状定着液の厚みは約70μmであった。そして、この定着画像から、紙への定着液の塗布量、定着後の画像品質、ブロッキング評価を実施した。(ブロッキング評価とは、タックを簡易的に評価する方法である。)測定方法については、下記に示す。なお、実施例2については、加水分解酵素を含む定着液を使用した。
○:1分間放置後も泡の状態が変化しない場合である。
×:1分放置で消泡し、泡沫安定性が悪い場合である。
泡密度は、5ccのカップ容器に泡を充填してすり切り、その重量とカップ容器の体積とから求めた。
紙への定着液の塗布量は、塗布前のA4サイズ紙+未定着トナーの重量を測定しておき、塗布後その重量を差し引いて求めた。
○:トナーの紙への定着性良好(画像良好、紙に湿り気なし)
×:トナーの紙への定着性不良(トナーがオフセットしてしまう。)
○:定着画像上に1000枚(4kg)の紙を24時間乗せ、定着画像のある紙が上の紙に張り付かず、トナーも剥がれていない状態である。
×:定着画像上に1000枚(4kg)の紙を24時間乗せ、定着画像のある紙が上の紙に張り付いて、トナーも剥がれてしまう状態である。
定着液の泡密度(起泡性)測定と定着評価(加水分解酵素を含まない従来の定着液)
実施例2と同様な操作で、泡密度(起泡性)測定と定着評価を実施した。なお、比較例2については、加水分解酵素を含まない従来の定着液を使用した。
Claims (7)
- 樹脂の少なくとも一部を溶解又は膨潤させることで樹脂を含有する樹脂含有微粒子を軟化させる軟化剤と起泡剤と水とを少なくとも含有した定着液をフォーム化し、フォーム化したフォーム状定着液の膜厚を制御して前記樹脂含有微粒子に付与し定着させる定着装置において、
少なくとも前記軟化剤を含有する軟化剤液を収納する第1の保持手段と、
少なくとも前記起泡剤を含有する起泡剤液を収納する第2の保持手段と、
少なくとも前記軟化剤の分解促進剤を含有する軟化剤分解促進剤液を収納する第3の保持手段と、
前記各保持手段によって独立した状態で収納された液同士を混合しながらフォーム化してフォーム状定着液を生成する混合フォーム状定着液生成手段と
を有することを特徴とする定着装置。 - 前記混合フォーム状定着液生成手段は前記各保持手段によって独立した状態で収納された液同士を混合した混合液を攪拌する撹拌機構を有することを特徴とする請求項1記載の定着装置。
- 前記混合フォーム状定着液生成手段は、前記各保持手段によって独立した状態で収納された液同士を混合した混合液を生成する混合液生成手段と、前記混合液をフォーム化してフォーム状定着液を生成するフォーム状定着液生成手段とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
- 前記第1の保持手段から前記軟化剤液を、前記第2の保持手段から前記起泡剤液を、前記第3の保持手段から前記軟化剤分解促進剤液を、それぞれ供給する供給流路を具備し、前記各供給流路が合流する合流流路の流体抵抗が前記各供給流路の流体抵抗より小さいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記軟化剤分解促進剤は加水分解酵素であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の定着装置。
- 樹脂含有微粒子が色剤を含有したトナーで静電記録プロセスを行い媒体上に未定着トナー画像を形成する画像形成手段と、請求項1〜5のいずれか1項に記載の定着装置により前記未定着トナー画像を媒体に定着させる定着手段とを具備することを特徴とする画像形成装置。
- 樹脂の少なくとも一部を溶解又は膨潤させることで樹脂を含有する樹脂含有微粒子を軟化させる軟化剤と起泡剤と水とを少なくとも含む混合液を生成し、前記混合液をフォーム化した後に、前記樹脂含有微粒子に付与することで定着させる定着液を収納する定着液保存容器であって、
前記定着液保存容器は、少なくとも軟化剤を含有する軟化剤液を収納する第1の保持手段と、少なくとも起泡剤を含有する起泡剤液を収納する第2の保持手段と、少なくとも軟化剤分解促進剤を含有する軟化剤分解促進剤液を収納する第3の保持手段とを有し、前記軟化剤液と前記起泡剤液と前記軟化剤分解促進剤液を独立した状態で設けられることを特徴とする定着液保存容器。
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