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JP2010207299A - 尿吸収物品 - Google Patents

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JP2010207299A
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Miyuki Okawa
幸 大川
Akiko Tachikawa
亜希子 立川
Hiroshi Miyake
浩史 三宅
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Abstract

【課題】着用者又は介護者が男性器に直接触れることなく、容易かつ衛生的に、男性器に装着することができる尿吸収物品を提供する。
【解決手段】採尿パッド1は、男性器を収容可能な袋部10と、袋部10の挿入口10aの近傍部分の外側に設けられた耳部20とを有する。男性器に採尿パッド1を装着するときには、袋部10と耳部20との間に指を差し込んで挿入口10aを広げ、広げられた挿入口10aを介して、袋部10の内部に男性器を挿入する。着用者又は介護者は、男性器に直接触れることなく、容易かつ衛生的に、男性器に採尿パッド1を装着することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、男性器に装着されて男性器から排泄される尿を吸収する尿吸収物品に関する。
従来、おむつや下着の内側で男性器に装着され、男性器から排泄される尿を吸収する採尿パッドが知られている。このような採尿パッドの一例として、特許文献1には、開口部を有する袋状に構成され、開口部を介して袋状体の内部に男性器を挿入するものが記載されている。
特開2004−159724号公報
袋状の採尿パッドを男性器に装着するときには、着用者又は介護者が、採尿パッドの開口部を広げ、採尿パッドの中に男性器を挿入しなければならない。
しかしながら、例えば、特許文献1に開示された採尿パッドでは、開口部を片手で広げて男性器に装着することは、困難である。また、着用者又は介護者が、男性器に触れることなく、採尿パッドを男性器に装着することも、困難である。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、着用者又は介護者が男性器に直接触れることなく、容易かつ衛生的に、男性器に装着することができる尿吸収物品を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、男性器に装着されて男性器から排泄される尿を吸収する尿吸収物品であって、内側面を構成する液透過性のトップシートと、外側面を構成する液不透過性のバックシートと、前記トップシート及び前記バックシートの間に介在する吸収体とを有し、男性器を挿入する挿入口が形成された袋部と、前記挿入口の近傍に設けられた伸縮部と、前記袋部の前記挿入口の近傍部分の外側に設けられた耳部と、を備え、前記袋部と前記耳部との間に指を差し込むことが可能であることを特徴とする。
本願の第2発明は、第1発明の尿吸収物品であって、前記袋部は、前記トップシート、前記吸収体、及び前記バックシートが積層された略長方形状の積層体を、前記トップシートが内側となるように、その長手方向に直交する折曲線で折曲し、その両側辺をシールしたものであることを特徴とする。
本願の第3発明は、第2発明の尿吸収物品であって、前記積層体の長手方向の両端部は、前記挿入口の近傍において外側に折り返されており、前記耳部は、前記積層体の前記両端部を含む折り返し部分であることを特徴とする。
本願の第4発明は、第3発明の尿吸収物品であって、前記積層体は、前記吸収体の長手方向の両端部よりも端部側の部位において、外側に折り返されていることを特徴とする。
本願の第5発明は、第1発明から第4発明までのいずれかの尿吸収物品であって、前記伸縮部は、前記耳部に設けられていることを特徴とする。
本願の第6発明は、第5発明の尿吸収物品であって、前記伸縮部は、複数本の第1弾性部材を、所定の間隔で配設した第1伸縮部と、前記第1伸縮部よりも前記挿入口側において、複数本の第2弾性部材を、前記所定の間隔よりも大きい間隔で配設した第2伸縮部と、を有することを特徴とする。
本願の第7発明は、第1発明から第6発明までのいずれかの尿吸収物品であって、前記吸収体は、パルプ非存在の高分子吸収材料により構成されていることを特徴とする。
本願の第8発明は、第1発明から第7発明までのいずれかの尿吸収物品であって、男性器のサイズに応じて前記袋部の前記挿入口を固定する固定部材を更に備えたことを特徴とする。
本願の第1発明〜第8発明によれば、袋部と耳部との間に指を差し込んで挿入口を広げ、広げられた挿入口を介して、袋部の内部に男性器を挿入することができる。このため、着用者又は介護者が男性器に直接触れることなく、容易かつ衛生的に、男性器に尿吸収物品を装着することができる。
特に、本願の第2発明によれば、略長方形状の積層体から、袋部を容易に形成することができる。
特に、本願の第3発明によれば、積層体の長手方向の両端部を外側に折り返すことにより、容易に耳部を形成することができる。
特に、本願の第4発明によれば、挿入口の近傍部分の吸収体による嵩張りを防止し、着用時の違和感も低減させることができる。また、製造時には、積層体を容易に折り返すことができる。
特に、本願の第5発明によれば、袋部と耳部との間に差し込まれた指を、伸縮部により固定することができる。また、男性器と伸縮部との間に袋部が介在することとなるため、男性器に対する伸縮部の過度の締め付けが緩和される。
特に、本願の第6発明によれば、第1伸縮部が、比較的大きな締め付け力をもって、耳部の内側に差し込まれた指の根元側を、しっかりと固定することができる。また、第2伸縮部の締め付け力は比較的小さいため、着用者又は介護者は、耳部の奥まで指先を容易に差し込むことができ、指先を比較的自由に動かすことができる。また、第2伸縮部の締め付け力が比較的小さいことにより、挿入口近傍の肌に接する部分において、シートがより柔軟となり、肌触りがよい。また、挿入口近傍のシートが肌に沿って変形容易となるため、着用者の体にシートを密着させることができる。
特に、本願の第7発明によれば、吸収体を薄型に形成することができる。このため、尿吸収物品を装着したときの違和感を軽減することができる。
特に、本願の第8発明によれば、男性器のサイズに応じて開口部の大きさを調節し、男性器に対して尿吸収物品をしっかりと固定することができる。
採尿パッドの全体図である。 図1のII−II位置から見た採尿パッドの断面図である。 採尿パッドの展開図である。 固定部材を図1のIV位置から見た図である。 採尿パッドを装着するときの様子を示した断面図である。 採尿パッドを装着するときの様子を示した断面図である。 採尿パッドを装着した状態を示した斜視図である。 変形例に係る採尿パッドの全体図である。 変形例に係る採尿パッドの全体図である。 変形例に係る採尿パッドの断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.採尿パッドの構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る採尿パッド1の全体図である。また、図2は、図1のII−II位置から見た採尿パッド1の断面図である。この採尿パッド1は、男性器(ペニス)に装着されて男性器から排泄される尿を吸収する尿吸収物品である。着用者は、この採尿パッド1を装着し、その上におむつや下着を着用する。軽度の排尿であれば、おむつや下着を交換することなく、採尿パッド1のみを交換すれば済むため、着用者の経済的負担や介護者の介護負担が軽減される。
この採尿パッド1は、男性器を収容可能な袋部10を有する。袋部10には、男性器を挿入するための挿入口10aが形成されている。図2に示したように、袋部10は、その内側面を構成する液透過性のトップシート31と、外側面を構成する液不透過性のバックシート32と、両シート31,32の間に介在する吸収体33とを有する。袋部10の内部に尿が排泄されると、当該尿は、トップシート31を通過して、吸収体33に吸収保持される。
袋部10の挿入口10aの近傍部分の外側には、挿入口10aを広げるために、着用者又は介護者が指を差し込んで操作する耳部20が形成されている。本実施形態では、袋部10を構成する積層体30の長手方向の端部を、外側へ折り返した折り返し部分が、耳部20となっている。図2に示したように、耳部20は、トップシート31とバックシート32と、両シート31,32の間に貼着された複数本の弾性部材34a,34bとを有する。
図3は、採尿パッド1の展開図である。採尿パッド1は、トップシート31、吸収体33、及びバックシート32をこの順に積層させた、略長方形状の積層体30から形成される。吸収体33の長手方向の寸法は、トップシート31及びバックシート32の長手方向の寸法より小さく、吸収体33の幅方向の寸法も、トップシート31及びバックシート32の幅方向の寸法より小さい。また、積層体30の長手方向の両端部の近傍部分(吸収体33より端部側の部分)には、幅方向にのびる複数本の弾性部材34a,34bが設けられている。
採尿パッド1を製造するときには、まず、積層体30を、その長手方向の中央付近において幅方向にのびる折曲線L1を中心として、トップシート31が内側となるように折曲する。そして、折曲された積層体30の両側辺を、長手方向に熱シール等より封止して、袋部10を形成する。なお、図3では、折曲後にシールされる部位35が、ハッチングで示されている。
その後、吸収体33と弾性部材34bとの間において幅方向にのびる折曲線L2を中心として、積層体30の長手方向の両端部を外側に折り返す。これにより、袋部10の外側に耳部20が形成され、図1及び図2の状態の採尿パッド1が得られる。
トップシート31は、例えば、親水性繊維(セルロース、レーヨン、コットン等)を用いた不織布により構成される。また、トップシート31は、疎水性繊維(ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、ナイロン等)の表面を界面活性剤により処理して液透過性とした不織布により構成されていてもよい。
バックシート32は、例えば、疎水性繊維(ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、ナイロン等)を用いた撥水性の不織布により構成される。また、バックシート32は、プラスチックフィルムや、不織布とプラスチックフィルムとの複合材料により構成されていてもよい。
吸収体33は、例えば、粉砕したパルプ繊維やセルロース繊維などの親水性繊維集合層に、粒状の高分子吸収体を混合した塊を、ティッシュペーパーなどの紙シートまたは透液性不織布シートの被覆シートで被覆したものである。また、吸収体33は、トップシート31とバックシート32との間に接着剤により固定された、高吸収性ポリマーのシート状吸水体であってもよい。
なお、吸収体33を、パルプ非存在の高分子吸収材料により構成すれば、吸収体33を薄型に形成することができる。このため、採尿パッド1を装着したときの違和感を軽減することができる。
複数本の弾性部材34a,34bは、トップシート31とバックシート32との間に、自然長よりも伸長された状態で貼着されている。このため、複数本の弾性部材34a,34bは、挿入口10aを縮めるように弾性力を発生させる。一方、採尿パッド1の着用者又は介護者は、弾性部材34a,34bの弾性力に抗して、挿入口10aを広げることができる。
このように、複数本の弾性部材34a,34bは、積層体30の挿入口10aを伸縮させるための伸縮部34(いわゆる、ギャザー)を構成する。各弾性部材34a,34bは、例えば、ポリウレタン糸、ポリウレタンフィルム、あるいは天然ゴムにより構成される。
また、図1及び図2に示したように、袋部10の挿入口10aの近傍部分から耳部20に亘るトップシート31の表面には、開口部シート40が貼着されている。開口部シート40は、着用者の肌への当たりを和らげ、肌に対する刺激を低減させる役割を果たす。開口部シート40は、例えば、比較的柔軟な繊維を用いた不織布により構成される。
また、図1に示したように、耳部20に貼着された開口部シート40の外側には、男性器のサイズに応じて挿入口10aを固定する固定部材50が設けられている。固定部材50は、開口部シート40に基端部が貼着された基材シート51と、基材シート51の他端部側に設けられた雄部材52とを有する。雄部材52は、例えば、多数のフックを有する面ファスナーにより構成されており、開口部シート40の表面の任意の位置に対して着脱可能となっている。
図4は、固定部材50を図1のIV位置から見た図である。図4に示したように、固定部材50の基材シート51は、二つ折りにされた1枚の不織布シートにより構成されている。そして、不織布シートの両端部を開いた状態で、当該両端部が、開口部シート40の表面に貼着されている。このため、着用者又は介護者が基材シート51を引っ張ったときにも、基材シート51が開口部シート40から剥がれにくいものとなっている。
<2.採尿パッドの装着方法>
続いて、採尿パッド1の装着方法について、図5〜図7を参照しつつ説明する。
採尿パッド1を装着するときには、まず、着用者又は介護者は、採尿パッド1の袋部10と耳部20との間に指を差し込む。そして、差し込まれた指を、図5中の矢印の方向に開くことにより、採尿パッド1の挿入口10aを広げる。着用者又は介護者は、両手を使用して挿入口10aを広げてもよいが、例えば、片手の親指と人差し指とを、それぞれ耳部20の内側に差し込み、当該親指と当該人差し指とを開くことにより、挿入口10aを広げることも可能である。
袋部10と耳部20との間に差し込まれた指は、耳部20に設けられた複数本の弾性部材34a,34bにより締め付けられる。これにより、指が固定され、袋部10と耳部20との間から指が抜けてしまうことが、防止される。
特に、本実施形態の耳部20は、7本の弾性部材34aを比較的小さい間隔で配設した第1伸縮部341と、第1伸縮部341より挿入口10a側において、2本の弾性部材34bを比較的大きい間隔で配設した第2伸縮部342と、を有する。このため、第1伸縮部341は、比較的大きな締め付け力をもって、耳部20の内側に差し込まれた指の根元側を、しっかりと固定する。また、第2伸縮部342の締め付け力は比較的小さいため、着用者又は介護者は、耳部20の奥まで指先を容易に差し込むことができ、指先を比較的自由に動かすことができる。
なお、第1伸縮部341及び第2伸縮部342を構成する弾性部材の数は、本実施形態の例に限定されるものではない。また、第1伸縮部341を構成する複数本の弾性部材34aに代えて、1本の平板状の弾性部材が使用されていてもよい。
続いて、図6のように、挿入口10aを広げた状態で、袋部10を男性器にかぶせる。そして、袋部10の内部に男性器が挿入されると、着用者又は介護者は、袋部10と耳部20との間から指を外す。袋部10は、耳部20に設けられた複数本の弾性部材34a,34bの収縮力により、男性器に固定される。
このように、耳部20に設けられた複数本の弾性部材34a,34bは、袋部10と耳部20との間に差し込まれた指を固定する役割と、装着後に男性器に対して採尿パッド1を固定する役割と、の双方を果たす。
その後、着用者又は介護者は、図7に示したように、固定部材50の雄部材52を、開口部シート40の適当な位置に固定する。これにより、男性器のサイズに応じて挿入口10aの大きさを調節し、男性器に対して採尿パッド1をしっかりと固定する。以上をもって、男性器に対する採尿パッド1の装着が完了する。
このように、本実施形態の採尿パッド1は、袋部10と耳部20との間に指を差し込んで挿入口10aを広げ、広げられた挿入口10aを介して、袋部10の内部に男性器を挿入できるものとなっている。このため、着用者又は介護者が男性器に直接触れることなく、容易かつ衛生的に、男性器に採尿パッド1を装着することができる。
特に、本実施形態の採尿パッド1は、吸収体33よりも長手方向の端部側の部位において、積層体30が外側に折り返されている。すなわち、図3の展開図において、折曲線L2が、吸収体33の長手方向の端部よりも端部側に位置している。このため、挿入口10aの近傍部分の吸収体33による嵩張りを防止し、着用時の違和感も低減させることができる。また、製造時には、積層体30を容易に折り返すことができる。
また、本実施形態の採尿パッド1では、伸縮部34が耳部20に設けられている。このため、袋部10と耳部20との間に差し込まれた指を、伸縮部によって固定することができる。また、男性器と伸縮部34との間に袋部が介在することとなるため、男性器に対する伸縮部34の過度の締め付けが緩和される。
また、本実施形態では、第1伸縮部341よりも挿入口10a側に、第1伸縮部341よりも締め付け力の小さい第2伸縮部342が設けられている。このため、挿入口10aの近傍の肌に接する部分において、シートが比較的柔軟となり、肌触りがよい。また、挿入口10aの近傍において、シートが肌に沿って変形容易となるため、着用者の体に開口部シート40を密着させることができる。
<3.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
上記の実施形態では、二つ折りにした積層体30の両側辺をシールした後に、耳部20を外側に折り返していたが、耳部20を外側に折り返した後に、シールを行ってもよい。この場合には、図8に示した採尿パッド1Aのように、袋部10とともに耳部20もシールされることとなる。
また、上記の実施形態では、積層体30を外側に折り返すことにより耳部20を形成していたが、袋部10の外側に別体のシートを接合して、耳部20を形成してもよい。図9は、袋部10とは別体のシートで耳部20を形成した採尿パッド1Bの全体図である。また、図10は、当該採尿パッド1Bを図9のX−X位置から見た断面図である。
図9及び図10の例では、耳部20を構成するシートの挿入口10a側の端部が、接着剤21により袋部10に固定されている。また、図9及び図10の例では、耳部20を構成するシートの両側部が、シールにより袋部10に接合されている。このため、袋部10と耳部20を構成するシートとの間に、指を差し込むことが可能となっている。
また、図9及び図10の例では、耳部20を構成するシートに、弾性部材34a,34bが配設されている。このため、耳部20の内側に指を差し込んだときには、弾性部材34a,34bにより指が固定される。このため、差し込んだ指による操作性が向上する。
図9及び図10の例においても、耳部20は、7本の弾性部材34aを比較的小さい間隔で配設した第1伸縮部341と、第1伸縮部341より挿入口10a側において、2本の弾性部材34bを比較的大きい間隔で配設した第2伸縮部342と、を有する。このため、第1伸縮部341は、比較的大きな締め付け力をもって、耳部20の内側に差し込まれた指の根元側を、しっかりと固定することができる。また、第2伸縮部342の締め付け力は比較的小さいため、着用者又は介護者は、耳部20の奥まで指先を容易に差し込むことができ、指先を比較的自由に動かすことができる。
また、第2伸縮部342の締め付け力が比較的小さいことにより、挿入口10aの近傍の肌に接する部分において、シートがより柔軟となり、肌触りがよい。また、挿入口10aの近傍のシートが肌に沿って変形容易となるため、着用者の体に開口部シート40を密着させることができる。
また、上記の実施形態では、固定部材50の雄部材52の例として、面ファスナーを挙げたが、雄部材52は粘着テープであってもよい。また、開口部シート40側に、雄部材52を着脱可能に止着するループ部材やターゲットテープが設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、長方形状の積層体30を折曲してその両側辺をシールすることにより、袋部10が形成されていたが、袋部10は、必ずしも長方形状の積層体30を折曲したものでなくてもよい。例えば、複数枚の積層体を繋ぎ合わせて、袋部10が構成されていてもよい。
1,1A,1B 採尿パッド
10 袋部
10a 挿入口
20 耳部
30 積層体
31 トップシート
32 バックシート
33 吸収体
34 伸縮部
341 第1伸縮部
342 第2伸縮部
34a,34b 弾性部材
40 開口部シート
50 固定部材

Claims (8)

  1. 男性器に装着されて男性器から排泄される尿を吸収する尿吸収物品であって、
    内側面を構成する液透過性のトップシートと、外側面を構成する液不透過性のバックシートと、前記トップシート及び前記バックシートの間に介在する吸収体とを有し、男性器を挿入する挿入口が形成された袋部と、
    前記挿入口の近傍に設けられた伸縮部と、
    前記袋部の前記挿入口の近傍部分の外側に設けられた耳部と、
    を備え、
    前記袋部と前記耳部との間に指を差し込むことが可能であることを特徴とする尿吸収物品。
  2. 請求項1に記載の尿吸収物品であって、
    前記袋部は、前記トップシート、前記吸収体、及び前記バックシートが積層された略長方形状の積層体を、前記トップシートが内側となるように、その長手方向に直交する折曲線で折曲し、その両側辺をシールしたものであることを特徴とする尿吸収物品。
  3. 請求項2に記載の尿吸収物品であって、
    前記積層体の長手方向の両端部は、前記挿入口の近傍において外側に折り返されており、
    前記耳部は、前記積層体の前記両端部を含む折り返し部分であることを特徴とする尿吸収物品。
  4. 請求項3に記載の尿吸収物品であって、
    前記積層体は、前記吸収体の長手方向の両端部よりも端部側の部位において、外側に折り返されていることを特徴とする尿吸収物品。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の尿吸収物品であって、
    前記伸縮部は、前記耳部に設けられていることを特徴とする尿吸収物品。
  6. 請求項5に記載の尿吸収物品であって、
    前記伸縮部は、
    複数本の第1弾性部材を、所定の間隔で配設した第1伸縮部と、
    前記第1伸縮部よりも前記挿入口側において、複数本の第2弾性部材を、前記所定の間隔よりも大きい間隔で配設した第2伸縮部と、
    を有することを特徴とする尿吸収物品。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載の尿吸収物品であって、
    前記吸収体は、パルプ非存在の高分子吸収材料により構成されていることを特徴とする尿吸収物品。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれかに記載の尿吸収物品であって、
    男性器のサイズに応じて前記袋部の前記挿入口を固定する固定部材を更に備えたことを特徴とする尿吸収物品。
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