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JP2010153304A - プッシュオンスイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】各種電子機器の操作部に用いられ、配線基板に平行な方向から押圧操作されるプッシュオンスイッチに関し、人体などから操作部に流れてきた静電気に対しての対策を施したものを提供する。
【解決手段】スイッチケース21の凹部21A内底面に設けられた中央固定接点22と繋がって右側壁の後部から導出された中央接点端子24および外側固定接点23と繋がって左側壁の後部から導出された外側接点端子25に対し、電気的に独立させてスイッチケース21にインサート成形で固定された平板状のアース端子26を左右の側壁の前部から各1ヶ所ずつ導出させた構成のものとした。
【選択図】図3

Description

本発明は、各種電子機器の操作部に用いられ、配線基板の端部から操作部を突出させて装着され、その配線基板面に平行な方向から押圧操作されるプッシュオンスイッチに関するものである。
近年、各種電子機器の薄型化に伴い、側面にも操作ボタンが配置される電子機器も増加しており、その操作ボタン部分には、装着された配線基板面に平行な方向から押圧操作可能な薄型化に適したプッシュオンスイッチが用いられている。一方、押圧操作する際に人体に帯電した静電気が操作ボタンからプッシュオンスイッチを介して信号回路に流れて、電子機器の誤動作や故障の要因となることがあるため、その静電気対策が求められている。
このような従来のプッシュオンスイッチについて、図8〜図13を用いて説明する。
図8は従来のプッシュオンスイッチの外観図、図9は同断面図、図10は同分解斜視図、図11は同スイッチケースの平面図、図12は同動作状態の断面図、図13は実装状態の外観図である。なお、説明の都合上、外観図、分解斜視図は、斜め後方からみた図としている。
同図において、1は上面の4つの角部に上面視L字形をしたコーナー突部1Bが突設され、上面中央部に凹部1Aを有した略矩形の絶縁樹脂からなるスイッチケースで、上記凹部1A内底面の中央に、中央固定接点2と、その中央固定接点2を中心とした点対象位置の左右方向の2ヶ所に外側固定接点3を露呈している。そして、図11に示すように、中央固定接点2と繋がって左右の側壁の後部側から外方へ1本ずつ中央接点端子4が導出され、外側固定接点3と繋がって左右の側壁の前部側から外方へ1本ずつ外側接点端子5が導出されている。つまり、中央接点端子4と外側接点端子5は、1本ずつが1組となって、スイッチケース1の左右の側壁からそれぞれ1組ずつ導出されている。また、それらの各端子4,5は、側壁に垂直方向でスイッチケース1の下面とほぼ同一で平面状に延設されている。
6は上方凸形の円形ドーム状をした弾性金属薄板からなる可動接点で、その外周下端が上記2ヶ所の外側固定接点3上に載置されて、スイッチケース1の凹部1A内に収容されている。
7は可撓性を有した絶縁フィルムからなる保護シートで、その下面に図示しない粘着層を備え、上記粘着層によりスイッチケース1の上面に装着されて凹部1A上を覆い上記可動接点6を凹部1A内に収容保持している。
8はスイッチケース1から前方に操作部8Aを突出させた操作体で、操作部8Aの後方には、棒状で先端が球状の押圧部8Cとなった駆動部8Bを突出させて備えている。また、この駆動部8Bを囲むように隙間をあけて枠部8Dが設けられており、この枠部8Dがスイッチケース1の上面に粘着された保護シート7上に載置されている。
9は平板部9Aの中央位置に後方にかけて先端側が斜め下方に下がっていくように曲げ形成された傾斜部9Bを有すると共に、後端中央部にアース脚部9Cが下方に向けて延設された金属薄板からなるカバーで、傾斜部9Bの前面に上記操作体8の駆動部8B先端の押圧部8Cを当接状態にして、4ヶ所のコーナー部それぞれに設けられた係止部9Dがスイッチケース1のコーナー突部1B外側面に係止固定されている。なお、上記アース脚部9Cの下端位置は、スイッチケース1の下面位置とほぼ同じ位置になるように設定されている。
上記操作体8は、その枠部8Dの両側位置でスイッチケース1の上面に粘着された保護シート7とカバー9の平板部9Aに上下面が摺接して、スイッチケース1のコーナー突部1Bに囲まれた範囲内で前後移動可能になされている。
以上のように、従来のプッシュオンスイッチは構成されており、続いてその動作について説明する。
まず、操作体8の操作部8Aを前方から後方に向けて押し込むと、操作体8が後方に移動し、その移動に伴って駆動部8B先端の押圧部8Cがカバー9の傾斜部9Bに沿って斜め下方に移動する。そして、その押圧部8Cが保護シート7を介して可動接点6のドーム状の頂点部を押圧し、所定の押圧力を超えると、可動接点6が弾性反転して、図12に示すように、ドーム状頂点部下面が中央固定接点2に接触し、外側固定接点3と中央固定接点2との間が導通する。
そして、操作部8Aに加えていた押し込み操作をやめると、可動接点6のドーム状部分が元の上方凸形に自己復帰して中央固定接点2から離れ、外側固定接点3と中央固定接点2との間が絶縁状態となる。この可動接点6の復帰力により操作体8の押圧部8Cに保護シート7を介して上方への付勢力が働き、押圧部8Cがカバー9の傾斜部9Bに沿って斜め上方に移動する。この押圧部8Cの移動に伴って、操作体8が図9に示す元の前方位置に戻されるものであった。
次に、このプッシュオンスイッチの実装状態について、図13を用いて説明する。
10はその端部に近い上面に半田付け用のランド11が設けられた配線基板で、ランド11は、2つの外側接点端子用ランド11Aと2つの中央接点端子用ランド11Bおよび1つのアース脚部用ランド11Cが1組となって設けられている。
この配線基板10の各ランド11(11A,11B,11C)に、対応した外側接点端子5、中央接点端子4,アース脚部9Cがそれぞれ半田付けされてプッシュオンスイッチが装着されている。
この装着状態で、人体に帯電した静電気が指先などを通してプッシュオンスイッチの操作部8Aに流れ込んでくると、操作部8Aの上方に位置した金属板製のカバー9にその静電気が伝わって流れ、アース脚部9Cからアース脚部用ランド11Cに繋がった図示しないアース用回路に流れるようになされており、搭載した電子機器の誤動作等が発生しないようにされるものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1、特許文献2が知られている。
特開2002−343178号公報 特開平11−39987号公報
しかしながら上記従来のプッシュオンスイッチにおいては、操作する人体などからの静電気は、操作部8Aからカバー9に伝わり、カバー9のアース脚部9Cから配線基板10のアース用回路に流れる構成にしてあるが、操作部8Aからスイッチケース1の前側に導出された外側接点端子5に流れることがあり、その外側接点端子5と繋がった信号用回路に静電気が流れて、搭載した電子機器の誤動作や故障を発生させる可能性もあるため、そのスイッチケース1の前側に位置した外側接点端子5に流れ込む静電気に対する改善要望がされるようになってきた。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、操作部に近いスイッチケースの前側に位置した端子に流れ込む静電気に対しても保護可能な構成とされたプッシュオンスイッチを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、配線基板の端部から操作部を前方に突出するように装着され、上記配線基板面に平行な方向から押圧操作されるプッシュオンスイッチにおいて、内部に固定接点を備えた絶縁樹脂製のスイッチケースから導出され、上記固定接点とは電気的に独立したアース端子を上記配線基板の端部側となる前側に設けていることを特徴とするプッシュオンスイッチとしたものであり、スイッチケースの前側に位置して、操作部に近い端子をスイッチ用の固定接点から電気的に独立させたアース端子としたことにより、静電気が操作部を経て前側に位置した端子(アース端子)に流れ込んでも電子機器の誤動作や故障などの問題を発生させないプッシュオンスイッチを提供することができるという作用を有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、スイッチケースに金属製のカバーが取り付けられ、そのカバーからアース端子の近傍に脚部が延設されて、装着される配線基板のアース端子用ランドと一体になされたランドに上記脚部が半田付けされて用いられることを特徴とするものであり、カバー側のアース用のランドをアース端子用ランドと共用できてカバーへ流れてきた静電気に対しても確実にアース用回路に静電気を流すことができ、更にカバーの脚部をスイッチ操作側に近い位置で半田付けしているので操作部に加わる押圧荷重による半田付け部の剥離強度に対しても強いものを提供できるという作用を有する。
以上のように本発明によれば、操作部に近い前側に位置した端子に流れ込む静電気を確実にアース用回路に流すことができる構成とされたプッシュオンスイッチを提供することができるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図7を用いて説明する。なお、従来の技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態によるプッシュオンスイッチの断面図、図2は同分解斜視図、図3は同スイッチケースの平面図、図4は同実装状態の外観図である。なお、説明の都合上、従来のものと同じく外観図、分解斜視図は、斜め後方からみた図としている。
同図において、21は上面に略円形の凹部21Aを備えた上面視略矩形をした絶縁樹脂からなるスイッチケースで、上面の4つのコーナー部に上方に向けてL字形に突出したコーナー突部21Bがそれぞれ設けられ、上記凹部21Aの内底面には円柱形状の中央固定接点22と角柱形状の外側固定接点23が露呈している。
図3に示すように、中央固定接点22は略円形の凹部21A内底面の中央に位置し、外側固定接点23は中央固定接点22から離れて凹部21Aの左側周縁部に配設されている。なお、中央固定接点22に対し外側固定接点23と対称となる位置の右側の周縁部には、外側固定接点23と同じ大きさで絶縁樹脂の角柱形状の受け部21Cが設けられている。そして、中央固定接点22と繋がってスイッチケース21の右側壁の後部から中央接点端子24が導出され、外側固定接点23と繋がってスイッチケース21の左側壁の後部から外側接点端子25が導出されている。
また、中央固定接点22および外側固定接点23から電気的に独立してスイッチケース21にインサート成形で固定された平板状のアース端子26が左右の側壁の前部から各1ヶ所ずつ導出されている。
つまり、スイッチケース21の右側壁には前側にアース端子26、後側に中央接点端子24が導出され、スイッチケース21の左側壁には前側にアース端子26、後側に外側接点端子25が導出されており、それら各端子24,25,26の下面はスイッチケース21の下面とほぼ同一平面で平板状に導出されている。
6はステンレス鋼板などからなる弾性金属薄板製の可動接点で、上方凸形に膨らんだ円形ドーム状をしており、外周下端が外側固定接点23および受け部21C上に載置されて外側固定接点23と可動接点6は導通状態になされ、ドーム状頂点部下面が中央固定接点22と隙間をあけた対面状態で、上記スイッチケース21の凹部21A内に収容されている。
7は絶縁性フィルムからなる保護シートで、下面に図示しない粘着層を備えており、この粘着層でスイッチケース21の上面に粘着固定されて凹部21A上を覆っている。
8は絶縁樹脂からなる操作体で、スイッチケース21の前方に突出する操作部8Aと、操作部8Aの後面中央から後方に向けて突出形成された弾性を有する棒状で先端が球状の押圧部8Cとなった駆動部8Bと、操作部8Aの後面の両端部から上記駆動部8Bと間隔をあけて、その駆動部8Bを囲むように設けられた枠部8Dとを有する形状に形成されており、枠部8Dが保護シート7上面に載置されている。操作体8は、枠部8Dが上記スイッチケース21のコーナー突部21Bで左右方向への移動を規制されてコーナー突部21Bに囲まれた範囲内で前後方向に移動可能になされている。
9は後方にかけて先端側が斜め下方に下がっていくように曲げ形成された傾斜部9Bを平板部9Aの中央に有した金属板からなるカバーで、スイッチケース21のコーナー突部21B上面に載置され、上記傾斜部9Bの前面に駆動部8B先端の押圧部8Cを当接状態にして、平板部9Aの4ヶ所のコーナー部に設けられた係止部9Dがスイッチケース21のコーナー突部21B外側壁に係止されて固定されている。また、その後端中央位置には下方に曲げ形成されたアース脚部9Cを備えている。
以上のように構成されたプッシュオンスイッチのスイッチ動作は、従来のものと同一であるので、説明を省略する。
次に、このプッシュオンスイッチの実装状態について、図4の実装状態の外観図を用いて説明する。
図4に示すように、上記プッシュオンスイッチは、上面にプッシュオンスイッチ装着用のランド31が設けられた図示しない電子機器の配線基板30に半田付け装着される。上記ランド31は、プッシュオンスイッチのスイッチケース21から導出された4つの端子24,25,26およびカバー9のアース脚部9Cに対応して5つが設けられている。
詳しくは、スイッチケース21の左右側壁の前側のアース端子26に対応した位置にアース端子用ランド31Cが設けられ、左側壁の後側に導出された外側接点端子25に対応した位置に外側接点端子用ランド31Aが設けられ、同じく右側壁の後側に導出された中央接点端子24に対応した位置に中央接点端子用ランド31Bが設けられ、そしてカバー9のアース脚部9Cに対応した位置にアース脚部用ランド31Dが設けられている。
そして、上記アース端子用ランド31C、外側接点端子用ランド31A、中央接点端子用ランド31Bおよびアース脚部用ランド31Dに、それぞれアース端子26、外側接点端子25、中央接点端子24およびアース脚部9Cが半田付けされてプッシュオンスイッチが配線基板30に装着されている。なお、アース端子用ランド31Cとアース脚部用ランド31Dは、図示しないアース用回路に繋がっている。
このように本実施の形態によれば、人体等からの静電気が操作部8Aに流れ込んでカバー9側に伝わって流れてきた場合は、アース脚部用ランド31Dに繋がったアース脚部9Cからアース用回路に流れるが、もしも、操作部8Aに近い位置にあるアース端子26に静電気が流れ込んだ場合でも、アース端子26はスイッチケース21内部の固定接点22,23から電気的に独立し、信号用回路に繋がっていないため、アース端子用ランド31Cを介して確実にアース用回路に流すようにでき、電子機器の誤動作や故障などの問題を発生させないプッシュオンスイッチを提供することができる。なお、左右から各々導出させたアース端子26は、上記に説明したように、それらの間が繋がった一枚ものの平板状の部材をスイッチケース21内に埋設させた構成とすると、スイッチケース21形成時や半田付け時などを含めて不要なソリ発生などの防止が図れると共に強度的にも優れたものにできて好ましいが、左右のアース端子26を個々の部材にして固定してもよい。
また、図5の別のカバーの形態による実装を説明する外観図に示すような構成としても良い。
図5において、図1〜図4に示したものと異なるところは、カバー49の平板部49Aに設けたアース脚部49Cを、スイッチケース41の左右側壁の前側に導出されたアース端子46位置に合わせて、平板部49Aの前方の側端部から下方に向けて延設し、その先端部を配線基板32上面に平行になるように曲げを設けて半田付けされるようにしている。なお、スイッチケース41からのアース端子46は、上記構成のアース脚部49Cに支障ない長さに短く設定したものとしている。
このように構成したプッシュオンスイッチであれば、スイッチケース41から導出されたアース端子46とカバー49のアース脚部49Cが同じアース端子用ランド32Cで共用して半田付けできるので、操作部8Aを介して静電気がカバー49に流れてきても、アース端子46に流れてきても、確実にアース用回路に流すことができて、図4に示した配線基板30のアース脚部用ランド31Dが不要となり回路パターン設計が容易で設計自由度が向上できる。さらに、操作側に近い位置でアース脚部49Cも半田付けされるため、操作部8Aに加わる押圧荷重による半田付け部の剥離強度に対して強いプッシュオンスイッチを提供することができる。
また、図6の別のカバーの形態による実装を説明する外観図に示すような構成としても良い。
図6に示す構成は、図5のものと比べて、カバー59のアース脚部59C先端の曲げをなくし、そのまま垂直下方に延設された先端を配線基板33のアース端子用ランド33Cに設けたスルーホール33Dに半田付け装着するものである。
この構成であれば、カバー59側に流れてきた静電気に対しても、アース端子46側に流れてきた静電気に対しても、同じアース端子用ランド33Cをアース端子46用とアース脚部59C用とで一体化形成して共用できることに加えて、プッシュオンスイッチの操作部8Aに加わる押圧荷重による半田付け部の剥離強度に対してさらに強いプッシュオンスイッチを提供することができる。
さらに、図7の別のカバーの形態による実装を説明する外観図に示すような構成としても良い。
図7に示す構成は、図6で示したスルーホール挿入用の形状部分をスイッチケース51からのアース端子56の先端に設けたものである。つまり、カバー49のアース脚部49Cを図5に示した形状とし、スイッチケース51から導出されたアース端子56の先端を、配線基板34面に垂直な下方に向けて曲げ形成し、その先端を配線基板34のアース端子用ランド34Cに設けたスルーホール34Dに半田付け装着させたところが上述の形状とは異なっているものである。
この構成であれば、図6に示した場合と同様に、アース端子用ランド34Cをアース端子56用とカバー49のアース脚部49C用とで一体化形成して共用できることに加えて、プッシュオンスイッチの操作部8Aに加わる押圧荷重による半田付け部の剥離強度に強いプッシュオンスイッチを提供することができる。
なお、上記に説明した各端子やアース脚部としては、対応するスイッチケースの下面とほぼ同一平面で平面状に形成されたものに限られることはなく、表面実装タイプの他の端子形状、例えばJベントの端子形状などのものとしてあってもよい。また、スイッチの接点部分や操作体などの詳細構成も上述したもののみに限定されることはない。
本発明によるプッシュオンスイッチは、操作部に近い前側に位置した端子に流れ込む静電気を確実にアース用回路に流すことができるという有利な効果を有し、各種電子機器の操作部等に有用である。
本発明の一実施の形態によるプッシュオンスイッチの断面図 同分解斜視図 同スイッチケースの平面図 同実装状態の外観図 別のカバーの形態による実装を説明する外観図 別のカバーの形態による実装を説明する外観図 別のカバーの形態による実装を説明する外観図 従来のプッシュオンスイッチの外観図 同断面図 同分解斜視図 同スイッチケースの平面図 同動作状態の断面図 実装状態の外観図
符号の説明
6 可動接点
7 保護シート
8 操作体
8A 操作部
8B 駆動部
8C 押圧部
8D 枠部
9,49,59 カバー
9A,49A 平板部
9B 傾斜部
9C,49C,59C アース脚部
9D 係止部
21,41,51 スイッチケース
21A 凹部
21B コーナー突部
21C 受け部
22 中央固定接点
23 外側固定接点
24 中央接点端子
25 外側接点端子
26,46,56 アース端子
30,32,33,34 配線基板
31 ランド
31A 外側接点端子用ランド
31B 中央接点端子用ランド
31C,32C,33C,34C アース端子用ランド
31D アース脚部用ランド
33D,34D スルーホール

Claims (2)

  1. 配線基板の端部から操作部を前方に突出するように装着され、上記配線基板面に平行な方向から押圧操作されるプッシュオンスイッチにおいて、内部に固定接点を備えた絶縁樹脂製のスイッチケースから導出され、上記固定接点とは電気的に独立したアース端子を上記配線基板の端部側となる前側に設けていることを特徴とするプッシュオンスイッチ。
  2. スイッチケースに金属製のカバーが取り付けられ、そのカバーからアース端子の近傍に脚部が延設されて、装着される配線基板のアース端子用ランドと一体になされたランドに上記脚部が半田付けされて用いられることを特徴とする請求項1記載のプッシュオンスイッチ。
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