JP2010152490A - 画像形成システム、画像形成装置及びプリンタドライバ - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の記憶部が添付された画像形成媒体に対する画像の印刷及びデータの書き込みを行う際の利便性を向上する。
【解決手段】用紙40に添付された複数のRFIDタグ40Aのそれぞれに書き込む対象データを指定し、その指定に基づいてデータの書き込みを行う。これにより、複数のRFIDタグ40Aを有する用紙40にデータの書き込みを行う際の利便性が向上する。
【選択図】図4A
【解決手段】用紙40に添付された複数のRFIDタグ40Aのそれぞれに書き込む対象データを指定し、その指定に基づいてデータの書き込みを行う。これにより、複数のRFIDタグ40Aを有する用紙40にデータの書き込みを行う際の利便性が向上する。
【選択図】図4A
Description
本発明は、画像形成システム、画像形成装置及びプリンタドライバに関し、特に画像形成媒体に添付された記憶部に対する書き込みが可能な画像形成システム、画像形成装置及びプリンタドライバに関する。
近年、RFID(Radio Frequency IDentification)タグと呼ばれるICチップ(記憶部)付きの用紙(画像形成媒体)に対し、画像の印刷を行うとともに、RFIDタグに対するデータの書き込みを行う機能を備えた画像形成装置が開発されている。また、1枚のRFIDタグ付き用紙に対し、複数ページ分の画像を印刷する集約印刷(Nin1印刷)を行い、さらにその用紙のRFIDタグに印刷した各ページの画像データを書き込み、後にRFIDタグから読み出したデータに基づいて各ページの画像を印刷できるようにする技術などが知られている(特許文献1参照)。
特開2004−142420公報
しかしながら、従来の技術では、複数のRFIDタグが添付された用紙に対する動作については考慮されておらず、利便性の向上が望まれていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、複数の記憶部が添付された画像形成媒体に対する画像の印刷及びデータの書き込みを行う際の利便性を向上することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、第1の発明に係る画像形成システムは、複数の記憶部が添付された画像形成媒体に画像を形成する形成手段と、前記画像形成媒体が有する各記憶部に対して書き込む対象データを指定する指定手段と、前記指定手段による指定に基づいて前記画像形成媒体の記憶部に対象データの書き込みを行う書込手段と、を備える。
第1の発明によれば、画像形成媒体に添付された複数の記憶部のそれぞれに書き込む対象データを指定し、その指定に基づいてデータの書き込みを行う。これにより、複数の記憶部を有する画像形成媒体にデータの書き込みを行う際の利便性が向上する。
第2の発明は、第1の発明において、前記指定手段は、1つの画像形成媒体が有する全ての記憶部に対して同一の対象データを書き込むように指定可能である。
第2の発明によれば、1つの画像形成媒体が有する全ての記憶部に対して同一の対象データを書き込むことができる。これにより、記憶部からデータを読み出す際にいずれの記憶部の読み出しを行っても同一の対象データを得ることができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記形成手段は、1つの画像形成媒体に複数ページ分の画像を形成する集約印刷を実行可能であり、前記指定手段は、前記集約印刷を行う際に、1つの画像形成媒体に形成される各ページの画像に関連する関連データと、前記関連データがいずれのページの画像に関連するかを示す関連ページ情報とを前記対象データとして指定可能である。
第3の発明によれば、集約印刷を行う際には、各ページの画像に関連する関連データとその関連データがいずれのページの画像に関連するかを示す関連ページ情報とを記憶部に書き込む。これにより、各記憶部に記憶されたデータを読み出したときにそのデータがどのページの画像に対応するデータであるかを把握することができる。
第4の発明は、第1から第3のいずれかの発明において、前記形成手段は、1つの画像形成媒体に複数ページ分の画像を形成する集約印刷を実行可能であり、前記指定手段は、前記集約印刷を行う際に、画像形成媒体上における各ページの画像形成エリアに属する記憶部に対し、当該ページの画像に関連する関連データを前記対象データとして指定する。
第4の発明によれば、集約印刷の際に、各ページの画像形成エリアに属する記憶部に対し、そのページに対応する対応データを書き込む。これにより、どの記憶部にどのページに対応するデータが書き込まれているかを容易に把握することができる。
第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明において、前記指定手段は、元データを複数に分割し、分割されたデータをそれぞれ別の記憶部に対する前記対象データとして指定可能である。
第5の発明によれば、元データを複数の記憶部に分割して書き込むことができる。これにより、1つ1つの記憶部の容量を抑えながら、データ量の大きなデータを書き込むことができる。
第6の発明は、第5の発明において、ユーザが画像形成媒体に添付された複数の記憶部の順位を入力可能な入力手段を備え、前記指定手段は、前記分割されたデータを、前記入力手段により入力された順位に従った順序で前記記憶部に対する前記対象データとして指定可能である。
第6の発明によれば、元データをユーザが入力した順位に従った順序で各記憶部に分割して書き込むことができる。これにより、データを複数の記憶部に分割して書き込む際の利便性が向上する。
第7の発明に係る画像形成装置は、複数の記憶部が添付された画像形成媒体に画像を形成する形成手段と、前記画像形成媒体が有する各記憶部に対して書き込む対象データを指定する指定手段と、前記指定手段による指定に基づいて前記画像形成媒体の記憶部に対象データの書き込みを行う書込手段と、を備える。
第8の発明に係るプリンタドライバは、複数の記憶部が添付された画像形成媒体に対する画像の形成と前記各記憶部へのデータの書き込みとが可能な画像形成装置に接続された情報処理装置において実行されるプリンタドライバであって、前記画像形成装置に対して前記画像形成媒体が有する各記憶部に書き込む対象データを指定する指定処理を前記情報処理装置に実行させる。
第7及び第8の発明によれば、画像形成媒体に添付された複数の記憶部のそれぞれに書き込む対象データを指定し、その指定に基づいてデータの書き込みを行う。これにより、複数の記憶部を有する画像形成媒体にデータの書き込みを行う際の利便性が向上する。
本発明によれば、画像形成媒体に添付された複数の記憶部のそれぞれに書き込む対象データを指定し、その指定に基づいてデータの書き込みを行う。これにより、複数の記憶部を有する画像形成媒体にデータの書き込みを行う際の利便性が向上する。
<実施形態1>
次に本発明の実施形態1について図1から図8Cを参照して説明する。
(画像形成システムの全体構成)
図1は、画像形成システムの概略構成を示すブロック図である。
本画像形成システムは、コンピュータ10と、このコンピュータ10にネットワークを介して接続されたプリンタ30(画像形成装置の一例)とを備えている。
次に本発明の実施形態1について図1から図8Cを参照して説明する。
(画像形成システムの全体構成)
図1は、画像形成システムの概略構成を示すブロック図である。
本画像形成システムは、コンピュータ10と、このコンピュータ10にネットワークを介して接続されたプリンタ30(画像形成装置の一例)とを備えている。
図1に示すように、コンピュータ10は、CPU11(指定手段の一例)、ROM12、RAM13、ハードディスクドライブ14、キーボードやポインティングデバイス等を有する操作部15(入力手段の一例)、液晶ディスプレイ等を有する表示部16、通信回線20に接続されるネットワークインターフェイス17等を備えている。ハードディスクドライブ14には、OS(Operating System)や、印刷用の画像データ及び後述のRFIDデータを作成可能なアプリケーションソフト、プリンタ30を制御するためのプリンタドライバなどの各種プログラムが記憶されている。
プリンタ30は、CPU31、ROM32、RAM33、NVRAM(不揮発性メモリ)34、操作部35、表示部36、画像形成部37、RFIDライタ38、ネットワークインターフェイス39等を備えている。ROM32には、プリンタ30の動作を制御するための各種プログラムが記録されており、CPU31は、ROM32から読み出したプログラムに従って、その処理結果をRAM33やNVRAM34に記憶させながら、プリンタ30の動作を制御する。
操作部35は、複数のボタンを備え、ユーザによって各種の入力操作が可能である。表示部36は、ディスプレイやランプ等を備えており、各種の設定画面や動作状態等を表示することが可能である。画像形成部37(形成手段の一例)は、1色若しくは複数色の着色剤(インクやトナー)を用いて用紙40(画像形成媒体の一例)上に画像を形成する。なお、用紙40としては、図4Cに示すように、複数のRFIDタグ40A(記憶部の一例)が添付されたものを使用することができる。RFIDライタ38は、用紙40に添付された各RFIDタグ40Aと電波により通信を行うことで、データの書き込みを行う。ネットワークインターフェイス39は、通信回線20を介して外部のコンピュータ10等に接続されており、これにより相互のデータ通信が可能となっている。
(印刷指令処理)
図2は、コンピュータ10において実行される印刷指令処理の流れを示すフローチャートであり、図3は、印刷指令処理により作成される印刷書込指示データの内容を示す図である。
図2は、コンピュータ10において実行される印刷指令処理の流れを示すフローチャートであり、図3は、印刷指令処理により作成される印刷書込指示データの内容を示す図である。
ユーザがコンピュータ10において、画像データ及びRFIDデータを作成可能なアプリケーションソフトを起動させ、操作部15から印刷設定の指示を入力すると、CPU11は、プリンタドライバを起動し、プリンタドライバの機能により表示部16に印刷設定画面(図示せず)を表示する(S101)。この印刷設定画面では、ユーザが操作部15を用いて、例えば、片面/両面印刷、集約印刷、カラーなど、画像の印刷に関する各種設定項目の設定値を入力することができる。CPU11は、ユーザにより設定を確定する操作がなされると、各設定項目の設定値をRAM13に保存する。
続いて、CPU11は、RFIDデータの書き込みに関する設定を行うための書込設定画面M1(図4A参照)を表示部16に表示する(S102)。この書込設定画面M1は、RFIDタグ位置指定部50、分割書込指定部51、書込単位指定部52、RFIDタグ位置表示部53、印刷設定表示部54、OKボタン55を備えている。
RFIDタグ位置指定部50では、ユーザがデータの書き込みを行うRFIDタグ40Aの用紙40上における位置を1つから4つまで指定することができる。RFIDタグ位置指定部50は、4つのリストボックス50Aを有し、ユーザは操作部15からの操作により各リストボックス50Aにおいて「左上」、「左下」、「右上」、「右下」の4種の位置と、「−(指定無し)」をリスト表示させ、そのうちのいずれか一つを選択することができる。なお、これらのリストボックス50Aには、1〜4の順位が定められており、後述する分割書き込みを行う際などにこの順位が用いられる。
分割書込指定部51では、分割書き込みを行うか行わないかを指定することができる。分割書き込みでは、後述するように、1つの元データを複数のRFIDタグ40Aに分割して書き込む。
書込単位指定部52では、1つのRFIDタグ40Aに書き込まれるデータの単位を指定することができる。ここでは、例えば、「全部」、「用紙単位」、「ページ単位」のいずれか一つを選択することができる。なお、分割書込指定部51において、「あり」が指定されているときには、「−(指定無し)」となる。
RFIDタグ位置表示部53には、RFIDタグ位置指定部50で指定されているRFIDタグの位置を示す画像が表示され、ユーザは、この画像によりRFIDタグ位置指定部50で指定したRFIDタグの位置を確認することができる。
印刷設定表示部54には、前述の印刷設定画面で設定された画像の印刷に関する設定値が表示される。
印刷設定表示部54には、前述の印刷設定画面で設定された画像の印刷に関する設定値が表示される。
ユーザがOKボタン55をクリックすることで、上記各指定部50,51,52において指定された内容がデータの書き込みに関する設定値として確定され、CPU11は、各設定値をRAM13に保存する。
続いて、CPU11は、前述のアプリケーションソフトから画像データ及びRFIDデータをプリンタドライバに引き渡し、プリンタドライバの機能により、それらのデータをPDL(Page Description Language)等のプリンタ言語に変換した印刷書込指示データを生成する(S103)。
この印刷書込指示データは、図3に示すように、画像データ、RFIDデータ、及び印刷書込指示を含んでいる。この印刷書込指示は、印刷に関する設定値に従ってプリンタ30に画像データの印刷を実行させるための指示と、RFIDタグへのRFIDデータの書き込みを実行させるための指示とを含んでいる。より詳細には、ここでCPU11は、書き込みに関する各設定値に基づいて、用紙40の各RFIDタグ40Aに書き込むデータ(対象データ)を決定し、プリンタ30に対して各RFIDタグ40Aに書き込むデータを指定するRFID書込指定情報を含んだ印刷書込指示を作成する(指定処理)。
そして、CPU11は、上記印刷書込指示データをネットワークインターフェイス17を介してプリンタ30に送信する(S104)。プリンタ30のCPU31は、コンピュータ10から印刷書込指示データを受け取ると、印刷書込指示データに含まれる画像データを画像形成部37を制御するための印刷データに変換するなどの処理を行い、その印刷データに基づいて画像形成部37により用紙40に画像の印刷を行う。さらに、CPU31は、印刷書込指示データに含まれるRFID書込指定情報に従って、RFIDライタ38により用紙40に添付された複数のRFIDタグ40Aに指定されたRFIDデータの書き込みを行う。
(具体例)
以下、各設定値及び元データの内容と、その結果作成される印刷物との関係について例を挙げて説明する。図4Aは、書込設定画面M1において設定例1の設定内容が入力された状態を示す図、図4Bは、設定例1の元データである画像データ及びRFIDデータの内容を示す図であり、図4Cは、設定例1で印刷を実行した結果作成される印刷物を示す図である。同様に、図5A〜図5C、図6A〜図6C、図7A〜図7C、図8A〜図8Cは、それぞれ設定例2,3,4,5の設定内容が入力された状態を示す図、元データの内容を示す図、作成される印刷物を示す図である。
以下、各設定値及び元データの内容と、その結果作成される印刷物との関係について例を挙げて説明する。図4Aは、書込設定画面M1において設定例1の設定内容が入力された状態を示す図、図4Bは、設定例1の元データである画像データ及びRFIDデータの内容を示す図であり、図4Cは、設定例1で印刷を実行した結果作成される印刷物を示す図である。同様に、図5A〜図5C、図6A〜図6C、図7A〜図7C、図8A〜図8Cは、それぞれ設定例2,3,4,5の設定内容が入力された状態を示す図、元データの内容を示す図、作成される印刷物を示す図である。
[設定例1]
本例では、図4Aに示すように、RFIDタグ位置指定部50において、書き込みを行うRFIDタグ40Aの位置が1.「左上」、2.「右下」の2カ所が指定され、分割書込指定部51において分割書き込みが「なし」、書込単位指定部52において、書き込み単位として「全部」が指定されている。また、印刷設定では、片面、標準印刷(用紙の1面に1ページ分の画像を印刷する)が設定されている。
本例では、図4Aに示すように、RFIDタグ位置指定部50において、書き込みを行うRFIDタグ40Aの位置が1.「左上」、2.「右下」の2カ所が指定され、分割書込指定部51において分割書き込みが「なし」、書込単位指定部52において、書き込み単位として「全部」が指定されている。また、印刷設定では、片面、標準印刷(用紙の1面に1ページ分の画像を印刷する)が設定されている。
また本例では、図4Bに示すように、プリンタドライバがアプリケーションソフトから、印刷及び書き込みを行うための元データとして、複数ページ分の画像データ(「1」,「2」,「3」,「4」)と1つのRFIDデータ(例えば、「rrr」というテキストデータ、以下同様)とを受け取る。
CPU11は、図4Aの設定で、図4Bの元データを受け取った場合、書き込み単位として「全部」が設定されていることから、全てのRFIDタグ40Aに対し全てのRFIDデータ(「rrr」)の書き込みを指定する。その結果、図4Cに示すように、各用紙40には、1枚につき1ページ分の画像(「1」,「2」,「3」,「4」)が印刷され、各RFIDタグ40Aには、全て同じRFIDデータ(「rrr」)が書き込まれる。
CPU11は、図4Aの設定で、図4Bの元データを受け取った場合、書き込み単位として「全部」が設定されていることから、全てのRFIDタグ40Aに対し全てのRFIDデータ(「rrr」)の書き込みを指定する。その結果、図4Cに示すように、各用紙40には、1枚につき1ページ分の画像(「1」,「2」,「3」,「4」)が印刷され、各RFIDタグ40Aには、全て同じRFIDデータ(「rrr」)が書き込まれる。
このように、全てのRFIDタグに全部のRFIDデータが書き込まれることで、印刷物のRFIDタグ40Aからデータを読み出す際に、いずれのRFIDタグ40Aの読み出しを行っても全てのRFIDデータを得ることができる。
なお、上記設定において、アプリケーションソフトから受け取った元データが複数のRFIDデータを有する場合には、それら全てのRFIDデータを各RFIDタグに書き込む。
なお、上記設定において、アプリケーションソフトから受け取った元データが複数のRFIDデータを有する場合には、それら全てのRFIDデータを各RFIDタグに書き込む。
[設定例2]
本例では、図5Aに示すように、RFIDタグ40Aの位置として、1.「左上」、2.「左下」の2カ所が指定され、分割書き込み「なし」、書込単位として「用紙単位」が指定されている。また、印刷設定では、片面、2in1印刷(用紙の1面に2ページ分の画像を印刷する)が設定されている。プリンタドライバがアプリケーションソフトから受け取る元データは、図5Bに示すように、複数ページ分の画像データ(「E」,「F」,「G」,「H」)と各ページに関連する複数のRFIDデータ(例えば、「eee」,「fff」,「ggg」,「hhh」というテキストデータ)である。
本例では、図5Aに示すように、RFIDタグ40Aの位置として、1.「左上」、2.「左下」の2カ所が指定され、分割書き込み「なし」、書込単位として「用紙単位」が指定されている。また、印刷設定では、片面、2in1印刷(用紙の1面に2ページ分の画像を印刷する)が設定されている。プリンタドライバがアプリケーションソフトから受け取る元データは、図5Bに示すように、複数ページ分の画像データ(「E」,「F」,「G」,「H」)と各ページに関連する複数のRFIDデータ(例えば、「eee」,「fff」,「ggg」,「hhh」というテキストデータ)である。
CPU11は、図5Aの設定で、図5Bの元データを受け取った場合、書き込み単位として「用紙単位」が設定されていることから、各RFIDタグ40Aに対し、そのRFIDタグ40Aが設けられた用紙40に印刷される全てのページに関連するRFIDデータの書き込みを指定する。また、このとき、RFIDタグ40Aに書き込まれるデータがいずれのページの画像に関連するかを示す関連ページ情報を付加する。即ち、図5Cに示すように、一枚目の用紙40には、始めの2つのページの画像(「E」,「F」)が印刷され、この用紙40の各RFIDタグ40Aにはその用紙40に印刷される各ページの画像に関連するRFIDデータ(「eee」,「fff」)が書き込まれるとともに、各RFIDデータがいずれのページの画像に関連するかの情報(「左ページ」,「右ページ」)が付加される。
このように、集約印刷を行う際に、各RFIDタグ40Aに書き込まれたデータがいずれのページに関連するかを示す関連ページ情報を書き込むことで、各RFIDタグ40Aからデータを読み出したときにそのデータがどのページの画像に対応するデータであるかを把握することができる。
[設定例3]
本例では、図6Aに示すように、RFIDタグ40Aの位置として、1.「左上」、2.「左下」の2カ所が指定され、分割書き込み「なし」、書き込み単位として「ページ単位」が指定されている。また、印刷設定では、片面、2in1印刷(用紙の1面に2ページ分の画像を印刷する)が設定されている。プリンタドライバがアプリケーションソフトから受け取る元データは、図6Bに示すように、複数ページ分の画像データ(「A」,「B」,「C」,「D」)と各ページに関連する複数のRFIDデータ(例えば、「aaa」,「bbb」,「ccc」,「ddd」というテキストデータ)である。
本例では、図6Aに示すように、RFIDタグ40Aの位置として、1.「左上」、2.「左下」の2カ所が指定され、分割書き込み「なし」、書き込み単位として「ページ単位」が指定されている。また、印刷設定では、片面、2in1印刷(用紙の1面に2ページ分の画像を印刷する)が設定されている。プリンタドライバがアプリケーションソフトから受け取る元データは、図6Bに示すように、複数ページ分の画像データ(「A」,「B」,「C」,「D」)と各ページに関連する複数のRFIDデータ(例えば、「aaa」,「bbb」,「ccc」,「ddd」というテキストデータ)である。
ここで、本例では、RFIDタグ40Aが用紙40上における各ページの画像形成エリアに属する位置に1ずつ配置されている(RFIDタグ位置指定部50において指定されている)。なお、画像形成エリアは、例えば集約印刷の設定が「2in1」であれば、用紙40面の上半分と下半分の2つになり、「4in1」であれば、用紙40面の左上、左下、右上、右下の4つになる。また、画像形成エリアに属するRFIDタグは、画像が重ねて形成される範囲内に配置されていても良く、その周囲の余白部分に配置されていても良い。
CPU11は、本例のように、各ページの画像形成エリアに属するRFIDタグ40Aが1つ以上設けられている場合には、各RFIDタグ40Aにそのページに関連するRFIDデータの書き込みを指定する。即ち、図6Cに示すように、画像「A」が形成されるページの画像形成エリアに属するRFIDタグ40Aには、画像「A」のページに関連するRFIDデータ「aaa」が書き込まれ、画像「B」が形成されるページの画像形成エリアに属するRFIDタグ40Aには、そのページに関連するRFIDデータ「bbb」が書き込まれる。
なお、一つの画像形成エリアに属するRFIDタグ40Aが複数ある場合には、それらの各RFIDタグ40Aに同一のRFIDデータの書き込みが指定される。
このように、各ページの画像形成エリアに属するRFIDタグ40Aにそのページに関連するRFIDデータを書き込むことで、いずれのRFIDタグ40Aにいずれのページに関連するデータが書き込まれているかを容易に把握することができる。
このように、各ページの画像形成エリアに属するRFIDタグ40Aにそのページに関連するRFIDデータを書き込むことで、いずれのRFIDタグ40Aにいずれのページに関連するデータが書き込まれているかを容易に把握することができる。
[設定例4]
本例では、図7Aに示すようにRFIDタグ40Aの位置が1.「左上」、2.「右上」と指定されている以外は、設定例3と同じ設定となっている。また、図7Bに示すように、元データの内容も設定例3と同一である。本例では、RFIDタグ40Aが各ページの画像形成エリアに属するように配置されていない。この場合、CPU11は、各RFIDタグ40Aに対して、RFIDタグ位置指定部50において指定された順位に従ってページ単位のRFIDデータの書き込みを指定する。また、このとき、RFIDタグ40Aに書き込まれるデータがいずれのページの画像に関連するかを示す関連ページ情報を付加する。
本例では、図7Aに示すようにRFIDタグ40Aの位置が1.「左上」、2.「右上」と指定されている以外は、設定例3と同じ設定となっている。また、図7Bに示すように、元データの内容も設定例3と同一である。本例では、RFIDタグ40Aが各ページの画像形成エリアに属するように配置されていない。この場合、CPU11は、各RFIDタグ40Aに対して、RFIDタグ位置指定部50において指定された順位に従ってページ単位のRFIDデータの書き込みを指定する。また、このとき、RFIDタグ40Aに書き込まれるデータがいずれのページの画像に関連するかを示す関連ページ情報を付加する。
即ち、図7Cに示すように、1枚目の用紙40に2ページ分の画像(「A」,「B」)を印刷するともに、順に左上のRFIDタグ40Aに画像「A」のページに関連するRFIDデータ「aaa」が関連ページ情報とともに書き込まれ、右上のRFIDタグ40Aに画像「B」のページに関連するRFIDデータ「bbb」が関連ページ情報とともに書き込まれる。これにより、各RFIDタグ40Aに記憶されたデータを読み出したときにそのデータがどのページの画像に対応するデータであるかを把握することができる。
[設定例5]
本例では、図8Aに示すように、書き込みを行うRFIDタグ40Aの位置として、1.「左上」、2.「左下」、3.「右下」、4.「右上」の4カ所が指定され、分割書き込み「あり」に設定されている。なお、書込単位指定部52は、「−(指定無し)」となっている。また、印刷設定では、片面、標準印刷が設定されている。プリンタドライバがアプリケーションソフトから受け取る元データは、図8Bに示すように、1ページ分の画像データ(「I」)と1つのRFIDデータ(例えば、「abcdefgh」というテキストデータ)である。
本例では、図8Aに示すように、書き込みを行うRFIDタグ40Aの位置として、1.「左上」、2.「左下」、3.「右下」、4.「右上」の4カ所が指定され、分割書き込み「あり」に設定されている。なお、書込単位指定部52は、「−(指定無し)」となっている。また、印刷設定では、片面、標準印刷が設定されている。プリンタドライバがアプリケーションソフトから受け取る元データは、図8Bに示すように、1ページ分の画像データ(「I」)と1つのRFIDデータ(例えば、「abcdefgh」というテキストデータ)である。
CPU11は、分割書き込みが「あり」に設定されていることから、元のRFIDデータを所定サイズに分割する。ここでは、元のRFIDデータ(「abcdefgh」)を「abc」「def」「gh」の3つに分割する。そして、これらのデータの書き込み先をRFIDタグ位置指定部50において指定された順位が高いRFIDタグ40Aから一つずつ順に割り振る。即ち、図8Cに示すように、左上のRFIDタグ40Aに「abc」、左下のRFIDタグ40Aに「def」、右下のRFIDタグ40Aに「gh」が書き込まれ、右上のRFIDタグ40Aにはデータが書き込まれない。
なお、元のRFIDデータを分割する際には、元のRFIDデータを書き込みを行うRFIDタグ40Aの数に合わせて等分しても良く、あるいは1つ1つのRFIDタグ40Aの容量に合わせて各分割データのサイズを決めても良い。これにより、1つ1つのRFIDタグ40Aの容量(使用量)を抑えつつ、全体として大きなサイズのデータを記憶させることができる。
(本実施形態の効果)
以上のように本実施形態によれば、用紙40に添付された複数のRFIDタグ40Aのそれぞれに書き込む対象データを指定し、その指定に基づいてデータの書き込みを行う。これにより、複数のRFIDタグ40Aを有する用紙40にデータの書き込みを行う際の利便性が向上する。
以上のように本実施形態によれば、用紙40に添付された複数のRFIDタグ40Aのそれぞれに書き込む対象データを指定し、その指定に基づいてデータの書き込みを行う。これにより、複数のRFIDタグ40Aを有する用紙40にデータの書き込みを行う際の利便性が向上する。
また、1つの用紙40が有する全てのRFIDタグ40Aに対して同一の対象データを書き込むことができる(設定例1)。これにより、RFIDタグ40Aからデータを読み出す際にいずれのRFIDタグ40Aの読み出しを行っても同一の対象データを得ることができる。
また、集約印刷を行う際には、各ページの画像に関連する関連データとその関連データがいずれのページの画像に関連するかを示す関連ページ情報とをRFIDタグに書き込む(設定例2,4)。これにより、各RFIDタグ40Aに記憶されたデータを読み出したときにそのデータがどのページの画像に対応するデータであるかを把握することができる。
また、集約印刷の際に、各ページの画像形成エリアに属するRFIDタグ40Aに対し、そのページに関連する関連データを書き込む(設定例3)。これにより、どのRFIDタグ40Aにどのページに関連するデータが書き込まれているかを容易に把握することができる。
また、元データを複数のRFIDタグ40Aに分割して書き込むことができる(設定例5)。これにより、1つ1つのRFIDタグ40Aの容量を抑えながら、データ量の大きなデータを書き込むことができる。
また、元データをユーザが入力した順位に従った順序で各RFIDタグ40Aに分割して書き込むことができる(設定例5)。これにより、データを複数のRFIDタグ40Aに分割して書き込む際の利便性が向上する。
<実施形態2>
次に本発明の実施形態2について図9から図11を参照して説明する。
本実施形態では、本発明を複写機能を備えた単体の複写機60に適用した例を示す。なお、以下の説明において、上記実施形態と同様の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
次に本発明の実施形態2について図9から図11を参照して説明する。
本実施形態では、本発明を複写機能を備えた単体の複写機60に適用した例を示す。なお、以下の説明において、上記実施形態と同様の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(複写機の全体構成)
図9は、複写機60の電気的構成を示すブロック図であり、図10は、複写機60の内部構成を示す概略断面図である。
複写機60は、図9に示すように、図1のプリンタ30の構成に加え、以下に述べる原稿読取部63及びRFIDリーダ64を備えている。
図9は、複写機60の電気的構成を示すブロック図であり、図10は、複写機60の内部構成を示す概略断面図である。
複写機60は、図9に示すように、図1のプリンタ30の構成に加え、以下に述べる原稿読取部63及びRFIDリーダ64を備えている。
複写機60は、図10に示すように、ADF61(自動原稿供給装置)を備えている。ADF61は、複数の原稿62をセット可能であり、セットされた原稿62を一枚ずつ原稿読取部63の読み取り位置及びRFIDリーダ64のアクセス位置に送って排出する。なお、本複写機60では、原稿としてRFIDタグ62A付きの原稿62を用いることができる。原稿読取部63は、送られた原稿62を走査して光学的に読み取り、画像データを取得する。RFIDリーダ64は、原稿62に添付されたRFIDタグ62Aと電波により通信を行うことで、RFIDタグ62Aに記録されたデータを取得する。
また、複写機60は、複数の用紙40を積載可能な供給トレイ66を備えている。なお本複写機60では、用紙として複数のRFIDタグ40Aが添付された用紙40を用いることができる。供給トレイ66に積載された用紙40は、1枚ずつ画像形成部37による画像形成位置に搬送され、そこで画像が印刷される。用紙40は、次いでRFIDライタ38によるアクセス位置に供給され、そこで各RFIDタグ40Aへの書き込みが行われ、最後に排出トレイ68上に排出される。
(複製処理)
図11は、複写機60において実行される複製処理の流れを示すフローチャートである。
複製処理は、ユーザがADF61に1枚または複数枚のRFIDタグ62Aタグ付きの原稿62をセットして、操作部35から複製処理の実行指示を入力することにより開始される。
図11は、複写機60において実行される複製処理の流れを示すフローチャートである。
複製処理は、ユーザがADF61に1枚または複数枚のRFIDタグ62Aタグ付きの原稿62をセットして、操作部35から複製処理の実行指示を入力することにより開始される。
CPU31は、図11に示す複製処理を開始すると、表示部36に印刷及び書込に関する設定画面(図示せず)を表示する(S301)。ここでは、ユーザが操作部35の操作により、印刷及び書き込みに関する、前述の実施形態とほぼ同様の設定項目について設定を行うことができる。そして、ユーザが設定内容を確定する指示を入力すると、CPU31は、ADF61にセットされた原稿62の画像の読み取りと原稿62に添付されたRFIDタグ62AからのRFIDデータの取得とを行い、得られた画像データ及びRFIDデータをRAM33に記憶する(S302)。
続いてCPU31は、印刷に関する設定の内容に従い、画像形成部37を制御するための印刷データを画像データに基づいて生成する(S303)。そして、CPU11は、書き込みに関する設定の内容に従って、各用紙40のRFIDタグ40Aに書き込むデータ(対象データ)を指定する指定情報を生成する(S304)。
そして、CPU11は、供給トレイ66から用紙40を送り出しその用紙40上に印刷データに基づいた画像を画像形成部37により印刷し、さらに、用紙40の各RFIDタグ40Aに上記指定情報に基づいてRFIDデータを書き込み(S305)、複製処理を終了する。
以上の複製処理により、原稿62から読み取った画像が印刷され、かつ原稿62のRFIDタグ62Aから取得したデータがRFIDタグ40Aに書き込まれた状態の複製が作成される。
本実施形態においても、前述の実施形態と同様に、ユーザの書き込みに関する設定内容に従って、用紙40に添付された複数のRFIDタグ40Aに書き込むデータが指定されるため、利便性が向上するなどの効果を得ることができる。
本実施形態においても、前述の実施形態と同様に、ユーザの書き込みに関する設定内容に従って、用紙40に添付された複数のRFIDタグ40Aに書き込むデータが指定されるため、利便性が向上するなどの効果を得ることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1では、分割書き込みを行う際に、コンピュータ10側でプリンタドライバにより各RFIDタグ40Aに書き込むデータを指定するものを示したが、本発明によれば、プリンタ30側のCPU31(指定手段)により、一つのRFIDタグ40AにRFIDデータの書き込みを行い、容量が足りなくなると、次のRFIDタグ40Aに書き込みを行うようにしても良い。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1では、分割書き込みを行う際に、コンピュータ10側でプリンタドライバにより各RFIDタグ40Aに書き込むデータを指定するものを示したが、本発明によれば、プリンタ30側のCPU31(指定手段)により、一つのRFIDタグ40AにRFIDデータの書き込みを行い、容量が足りなくなると、次のRFIDタグ40Aに書き込みを行うようにしても良い。
(2)上記実施形態1では、片面印刷を行う例のみを示したが、本発明によれば、両面印刷を行う際にも、各RFIDタグに用紙の各面に印刷される画像に関連するデータや、その関連データがいずれのページの画像に関連するかを示す関連ページ情報を書き込むようにしても良い。
(3)指定された位置のRFIDタグ40Aに書き込みを行うには、例えば、プリンタ30に1つまたは複数のRFIDライタ38を設けて、送り出された用紙40のRFIDタグ40AがRFIDライタ38のアクセス位置に到達したときに書き込みを行うようにしても良い。あるいは、用紙40の各RFIDタグ40Aに位置情報を記録しておき、書き込みを行う際に、その位置情報に基づいて指定されたRFIDタグ40Aを識別しても良い。
(4)上記実施形態1では、コンピュータにおいて実行されるアプリケーションソフトが画像データ及びRFIDデータを作成するものを示したが、本発明によれば、プリンタドライバがRFIDデータを作成しても良い。また、実施形態2では、原稿のRFIDタグから取得したデータを用紙のRFIDタグに書き込むものを示したが、複写機のCPU31において実行されるプログラムにより作成したデータを書き込むようにしても良い。これらの場合、例えば、書き込みを実行する日時、装置名、ユーザ名や識別番号などの情報に基づいてRFIDデータを作成しても良く、また、これらの書き込み内容については、ユーザが設定できるようにしても良い。さらに、印刷する画像データをRFIDデータとして、用紙のRFIDタグに書き込み、後に用紙のRFIDタグから読み出したデータに基づいて画像を印刷できるようにしても良い。
(5)上記実施形態では、1枚の用紙に添付されるRFIDタグの数が4つまでのものを示したが、RFIDタグの数は5つ以上としても良く、またRFIDタグの位置は適宜変更することができる。例えば、1枚の用紙に添付された多数のRFIDタグに書き込みを行った後、用紙を小片に分断したときに、各小片にRFIDタグが添付されているように構成しても良い。
10…コンピュータ
11…CPU(指定手段)
15…操作部(入力手段)
30…プリンタ
31…CPU(指定手段)
35…操作部(入力手段)
37…画像形成部(形成手段)
38…RFIDライタ(書込手段)
40…用紙(画像形成媒体)
40A…RFIDタグ(記憶部)
60…複写機(画像形成装置)
11…CPU(指定手段)
15…操作部(入力手段)
30…プリンタ
31…CPU(指定手段)
35…操作部(入力手段)
37…画像形成部(形成手段)
38…RFIDライタ(書込手段)
40…用紙(画像形成媒体)
40A…RFIDタグ(記憶部)
60…複写機(画像形成装置)
Claims (8)
- 複数の記憶部が添付された画像形成媒体に画像を形成する形成手段と、
前記画像形成媒体が有する各記憶部に対して書き込む対象データを指定する指定手段と、
前記指定手段による指定に基づいて前記画像形成媒体の記憶部に対象データの書き込みを行う書込手段と、
を備える画像形成システム。 - 請求項1に記載の画像形成システムにおいて、
前記指定手段は、1つの画像形成媒体が有する全ての記憶部に対して同一の対象データを書き込むように指定可能である。 - 請求項1または請求項2に記載の画像形成システムにおいて、
前記形成手段は、1つの画像形成媒体に複数ページ分の画像を形成する集約印刷を実行可能であり、
前記指定手段は、前記集約印刷を行う際に、1つの画像形成媒体に形成される各ページの画像に関連する関連データと、前記関連データがいずれのページの画像に関連するかを示す関連ページ情報とを前記対象データとして指定可能である。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、
前記形成手段は、1つの画像形成媒体に複数ページ分の画像を形成する集約印刷を実行可能であり、
前記指定手段は、前記集約印刷を行う際に、画像形成媒体上における各ページの画像形成エリアに属する記憶部に対し、当該ページの画像に関連する関連データを前記対象データとして指定する。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、
前記指定手段は、元データを複数に分割し、分割されたデータをそれぞれ別の記憶部に対する前記対象データとして指定可能である。 - 請求項5に記載の画像形成システムにおいて、
ユーザが画像形成媒体に添付された複数の記憶部の順位を入力可能な入力手段を備え、
前記指定手段は、前記分割されたデータを、前記入力手段により入力された順位に従った順序で前記記憶部に対する前記対象データとして指定可能である。 - 複数の記憶部が添付された画像形成媒体に画像を形成する形成手段と、
前記画像形成媒体が有する各記憶部に対して書き込む対象データを指定する指定手段と、
前記指定手段による指定に基づいて前記画像形成媒体の記憶部に対象データの書き込みを行う書込手段と、
を備える画像形成装置。 - 複数の記憶部が添付された画像形成媒体に対する画像の形成と前記各記憶部へのデータの書き込みとが可能な画像形成装置に接続された情報処理装置において実行されるプリンタドライバであって、
前記画像形成装置に対して前記画像形成媒体が有する各記憶部に書き込む対象データを指定する指定処理を前記情報処理装置に実行させるプリンタドライバ。
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JP2008327633A JP2010152490A (ja) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | 画像形成システム、画像形成装置及びプリンタドライバ |
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- 2008-12-24 JP JP2008327633A patent/JP2010152490A/ja active Pending
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