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JP2010122720A - 電子ファイル管理システム,端末装置および電子ファイル管理プログラム - Google Patents

電子ファイル管理システム,端末装置および電子ファイル管理プログラム Download PDF

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JP2010122720A JP2008293011A JP2008293011A JP2010122720A JP 2010122720 A JP2010122720 A JP 2010122720A JP 2008293011 A JP2008293011 A JP 2008293011A JP 2008293011 A JP2008293011 A JP 2008293011A JP 2010122720 A JP2010122720 A JP 2010122720A
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Abstract

【課題】電子ファイルの保存操作に際し人的操作ミスの発生を確実に抑止して情報セキュリティを確保しつつ、電子ファイルの一元管理を可能にする。
【解決手段】端末10は、電子ファイルの送信先が管理装置であった場合、該電子ファイルを記憶部11から消去する消去部15を備えている。また、管理装置は、端末10から送信された電子ファイルを受信する受信部と、この受信部によって受信された電子ファイルを保存する保存部とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、企業等において個人情報や機密情報などを含む電子ファイルを管理する技術に関する。
近年、個人情報や機密情報を電子データの形で取り扱う機会が多くなってきている。また、企業等において、電子データは、個人情報や機密情報の有無を問わず、各社員等の利用者に割り当てられたパーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」もしくは「PC」という)に保存される場合が多い。そして、その保存方法は、パソコンからの情報漏洩による社会的責任の大きさが取り沙汰されているにもかかわらず、利用者個人の責任にまかされており、パソコンに保存された電子データは情報漏洩の危機にさらされている。
例えば、利用者が機密情報を含んだ電子メールもしくは電子ファイルを受信した場合、現状では、以下のような保存対処が行なわれている。つまり、利用者は、電子メールや電子ファイルの内容を参照し、その内容に機密情報を含んだ電子メールや電子ファイルについては、手動操作によってメールソフト内に特別なフォルダを作成してからそのフォルダに保存する。あるいは、利用者は、機密情報を含んだ電子メールや電子ファイルを他サーバ等に手動操作によって移動させた上で、自分のパソコンのメールソフト内の電子メールや電子ファイルを手動操作によって削除する。
特開2004−179866号公報 特開2006−227898号公報
上述のように、個人情報や機密情報を含んだ電子データ、例えば電子ファイルについての保存管理に係る操作は、全て利用者の手動操作で行なわれている。このような手動操作による保存管理では、利用者による複数段階に亘る手動操作を行なう必要があるため、利用者個人のレベルや意識によって、人的操作ミスが発生する可能性が高い。人的操作ミスとしては、例えば、保存すべき電子ファイルを保存し忘れたり、電子ファイルの保存先を誤ったり、電子ファイルを消去し忘れることによって電子ファイルを多重保存してしまったり、といったことが発生する。このような人的操作ミスが発生すると、電子ファイルに含まれる個人情報や機密情報などが漏洩する可能性が高くなり、セキュリティを確保できなくなるおそれがある。
本件の目的の一つは、電子ファイルの保存操作に際し人的操作ミスの発生を確実に抑止して情報セキュリティを確保しつつ、電子ファイルの一元管理を可能にすることである。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の目的の一つとして位置付けることができる。
本電子ファイル管理システムは、記憶部に保持された電子ファイルを送信する送信部を有する端末装置と、該端末装置と通信可能に接続される管理装置とを備えている。そして、該端末装置は、該電子ファイルの送信先が該管理装置であった場合、該電子ファイルを該記憶部から消去する消去部を備えている。また、該管理装置は、該端末装置から送信された該電子ファイルを受信する受信部と、該受信部によって受信された該電子ファイルを保存する保存部とを備えている。
本端末装置は、記憶部に保持された電子ファイルを送信する送信部と、上述した消去部を備えている。
本電子ファイル管理プログラムは、記憶部に保持された電子ファイルを送信する送信部を有するコンピュータを、該電子ファイルの送信先が管理装置であった場合、該電子ファイルを該記憶部から消去する消去部として機能させる。
開示の技術によれば、端末装置の利用者は電子ファイルを管理装置に送信する操作を行なうだけで、当該電子ファイルは、管理装置側で保存管理/分類管理されるとともに、消去指示を明示的に行なうことなく自動的に端末装置から消去される。これにより、電子ファイルの保存操作に際し人的操作ミスの発生を確実に抑止して情報セキュリティを確保しつつ、電子ファイルの一元管理を実現することができ、個人情報や機密情報を含む電子ファイルの安全な管理が実現される。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
〔1〕本実施形態の構成
図1は一実施形態の電子ファイル管理システム1の構成並びに同システム1を構成する端末装置10および管理装置20の機能構成を示すブロック図である。この図1に示す電子ファイル管理システム1は、例えば、企業等の社内システムとして構築されたもので、複数の端末装置10と、管理装置20とがイントラネット30を介して相互に通信可能に接続されている。また、各端末装置10や管理装置20は、ファイアウォール40を介してインターネット50に対するアクセスも可能になっている。なお、以下の説明では、「端末装置」は単に「端末」と表記するとともに、「管理装置」は「管理サーバ」と表記する。
端末10は、図1に示すように、メール機能10a,データ送信機能10bおよびメール/データ消去機能10cを有している。
メール機能10aは、電子メールを送受信する機能であり、データ送信機能10bは、電子ファイルを電子メールに添付しデータとして送信する機能であり、これらの機能は、図2を参照しながら後述する送受信部12や指示部13などによって実現される。メール/データ消去機能10cは、端末10におけるメールや電子ファイル等のデータを削除し消去する機能で、図2を参照しながら後述する消去部15などによって実現される。
管理サーバ20は、図1に示すように、メールサーバ機能20a,データサーバ機能20b,バックアップ機能20cおよび分類機能20dを有している。
メールサーバ機能20aは、管理サーバ20を上記社内システムにおける専用メールサーバとして機能させるもので、図3を参照しながら後述する送受信部21としての機能なども提供する。
データサーバ機能20bは、管理サーバ20において保存される電子ファイル等のデータを管理し、管理サーバ20を上記社内システムにおけるデータサーバとして機能させるものである。このデータサーバ機能20bは、図3を参照しながら後述する認証部24,許否部25,ログ記録部26としての機能を提供するものである。
バックアップ機能20cは、管理サーバ20において保存される電子ファイル等のデータをバックアップする機能で、図3や図7を参照しながら後述するミラー保存部23aなどを用いて実現される。
分類機能20dは、管理サーバ20のメールサーバ機能20cによって受信された電子メールを該当フォルダに分類して保存させる機能で、図3,図5,図6を参照しながら後述する分類部22としての機能を果たすものである。
図2は図1に示す端末10の具体的な機能構成を示すブロック図である。この図2に示す各端末10は、例えば、企業等の社内システムにおいて各社員等の利用者によって使用される、一般的機能構成を有するPCで、記憶部11,送受信部12,指示部13,判断部14および消去部15をそなえて構成されている。
記憶部11は、RAM(Random Access Memory),ハードディスクなどによって構成され、各種データを記憶する。特に、本実施形態の記憶部11では、利用者によって作成された電子ファイルや、電子メールの添付ファイルとして受信された電子ファイルが保持される。
送受信部12は、一般的なPCにそなえられるもので、例えば端末10を成すCPU(Central Processing Unit)等の処理部がメールソフトを実行することによって実現される、電子メールを送受信するメール機能10aを果たすものである。特に、本実施形態の送受信部12は、後述する指示部13からの指示に従って、この指示部13によって指示されたメールアドレスを宛先とする電子メールに、記憶部11に保持された電子ファイルを添付して管理サーバ20へ送信する送信部として機能する。なお、電子メールに添付すべき電子ファイルも、指示部13から指示される。
指示部13は、利用者によって操作されるキーボード,マウスなどの入力機器と、端末10の上記処理部が所定プログラムを実行することによって実現され、上記入力機器からの指示信号を処理して端末10に取り込む入力インターフェイス機能とから構成される。特に、本実施形態の指示部13は、送受信部12によって送信される電子メールに添付されるべき電子ファイルを記憶部11の中から選択して送受信部12に指示する機能を果たす。また、本実施形態の指示部13は、当該電子メールの送信先、つまり添付される電子ファイルの送信先を送受信部12に指示する機能も果たす。
このとき、利用者が、特定の電子ファイルを管理サーバ20による一元管理下に置くことを望む場合、その特定のファイルを指示部13によって指定して電子メールに添付して送信するように送受信部12に指示する。さらに、利用者は、指示部13によって、電子メールつまりは電子ファイルの送信先として、管理サーバ20のメールサーバ機能20aに係るメールアドレス(例えばdel@aaaa.com)を送受信部12に指示する。
判断部14は、図4を参照しながら後述するごとく電子ファイルを添付した電子メールの受信完了通知を管理サーバ20から受信すると、送受信を完了した電子ファイルの送信先が管理サーバ20であるか否かを判断するものである。特に、本実施形態の判断部14は、指示部13によって指示されたメールアドレスに基づいて、電子ファイルの送信先が管理サーバ20であるか否かを判断する。つまり、判断部14は、電子メールの送信先メールアドレスが管理サーバ20のメールサーバ機能20aに係るメールアドレスであれば、電子ファイルの送信先が管理サーバ20であると判断する。この判断部14としての機能は、端末10の上記処理部が所定プログラムを実行することによって実現される。
消去部15は、判断部14が電子ファイルの送信先が管理サーバ20であると判断すると、即ち当該電子ファイルが管理サーバ20による管理下に置かれたと判断すると、当該電子ファイルを記憶部11つまりは端末10上から削除して消去するものである。本実施形態の消去部15は、図4を参照しながら後述するごとく、当該電子ファイルを消去するとともに、当該電子ファイルを添付された電子メール本体も削除して消去することが可能に構成されている。この消去部15としての機能も、端末10の上記処理部が所定プログラムを実行することによって実現される。
なお、消去部15が電子メール本体の削除/消去を行なうか否かについては、例えば管理者もしくは利用者によって消去部15に予め設定されているものとする。ただし、添付の電子ファイルが個人情報や機密情報などを含む場合、電子メールの本文(本体)にも同様の情報が含まれる可能性があるので、常に電子メール本体の削除/消去を行なうように設定することが望ましい。
図3は図1に示す管理サーバ20の具体的な機能構成を示すブロック図である。この図3に示す管理サーバ20は、例えば、一般的機能構成を有するPC等の情報処理装置によって構成され、送受信部21,分類部22,データ保存部23,ミラー保存部23a,認証部24,許否部25およびログ記録部26をそなえて構成されている。
送受信部21は、上述したメールサーバ機能20aによって提供されるもので、本実施形態では、端末10から送信された電子メールやこの電子メールに添付された電子ファイルを受信する受信部として機能する。この送受信部21としての機能は、メールサーバ機能20aとともに、管理サーバ20を成すCPU等の処理部が所定プログラムを実行することによって実現される。
分類部22は、電子メールに添付された電子ファイルを、データ保存部23における複数のフォルダのうちの一つに分類して保存させるものである。この分類部22は、図5や図6を参照しながら後述するごとく、例えば、当該電子ファイルのファイル名や、当該電子ファイルを添付された電子メールの題名や、電子メールの宛先/送信先としてのメールアドレスのうちの少なくとも一つに基づいて分類を行なう。
この分類部22による分類を行なうか否かについては、本システム1の管理者等が予め選択して管理サーバ20に設定してもよいし、電子ファイルの送信を行なう利用者が電子ファイル毎に設定してもよい。また、上記複数のフォルダは、本システム1の管理者等によって予めデータ保存部23に設定される。この分類部22としての機能は、管理サーバ20の上記処理部が所定プログラムを実行することによって実現される。
データ保存部23は、RAM,ハードディスクなどによって構成される。このデータ保存部23には、上述のような複数のフォルダや、分類部22による分類を行なわない設定が選択されている場合に用いられる基本フォルダが設定されており、これらのフォルダのいずれか一つに、送受信部21によって電子メールの添付ファイルとして受信された該電子ファイルが保存される。
ミラー保存部23aは、データ保存部23に保存された電子ファイルをバックアップするもので、管理サーバ20においては、バックアップ機能20cにより、送受信部21によって受信された電子ファイルは、図7に示すように、データ保存部23に保存されるとともにミラー保存部23aによってミラー保存されバックアップされる。なお、図7は、図3に示す管理装置20におけるデータ保存手法を説明するための図である。また、ミラー保存部23aによるバックアップ動作は、データ保存部23に新規電子ファイルが保存されたり電子ファイル更新が実行される都度、行なってもよいし、所定期間毎にまとめて行なってもよい。
認証部24は、社員等の利用者によって入力された認証情報に基づいて、当該利用者が予め登録された正当な利用者であることを認証するものである。認証情報としては、例えば、識別番号(ID)と、パスワードもしくは指紋,掌紋,虹彩,静脈画像などの生体情報とが入力される。この認証情報は、例えば、社員等の利用者がデータ保存部23に保存された電子ファイルにアクセスすべく管理サーバ20にログインする際に、利用者によって、端末10からイントラネット30を介して入力されるか、管理サーバ20から直接入力される。
また、管理サーバ20側では、識別番号に対応する正規の利用者の登録パスワードもしくは登録生体情報が、登録情報として、当該識別番号に対応付けられて記憶部等に予め登録保存されている。
そして、認証部24は、利用者によって認証情報を入力されると、入力された認証情報における識別番号に対応付けられた登録情報を読み出し、読み出された登録情報と入力された認証情報におけるパスワードもしくは生体情報との比較照合を行なう。この比較照合の結果、登録情報と入力情報とが一致する場合、認証部24は、当該利用者が予め登録された正当な利用者であることを認証する。一方、上記比較照合の結果、登録情報と入力情報とが一致しない場合、認証部24は、当該利用者が予め登録された正当な利用者であることを認証しない。
許否部25は、認証部24によって当該利用者が正当な利用者であることが認証された場合、当該利用者の管理サーバ20へのログインつまりはデータ保存部23における電子ファイルに対するアクセスを許可するものである。一方、許否部25は、認証部24によって当該利用者が正当な利用者であることが認証されなかった場合、当該利用者の管理サーバ20へのログインつまりはデータ保存部23における電子ファイルに対するアクセスを拒否するようになっている。
これらの認証部24および許否部25としての機能も、管理サーバ20の上記処理部が所定プログラムを実行することによって実現される。
ログ記録部26は、認証部24による認証結果および許否部25によって許可されたアクセスの内容をアクセスログとして記録保存するものである。このログ記録部26としての機能も、管理サーバ20の上記処理部が所定プログラムを実行することによって実現される。
〔2〕本実施形態の動作
次に、上述のごとく構成された電子ファイル管理システム1の動作、つまり端末10および管理サーバ20の動作について、図4〜図7を参照しながら説明する。
まず、図4に示すフローチャートに従って、図1に示すシステム1の動作について説明する。
利用者が、自身の利用する端末10に個人情報や機密情報を含む電子ファイルを保有していることを認識し、その電子ファイルを管理サーバ20による一元管理下に置く場合、指示部13としての上記入力機器を操作して以下の指示を送受信部12に対し行なう。つまり、利用者は、端末10において、指示部13によりその電子ファイルを指定するとともに所定メールアドレス(ここではdel@aaaa.com)を指定し、その電子ファイルを電子メールに添付して管理サーバ20に送信するように送受信部12に指示する。このような指示を受けた送受信部12は、その指示に従い、指定された電子ファイルを電子メールに添付して所定メールアドレスdel@aaaa.comつまり管理サーバ20に送信する送信処理を行なう(図4のステップS11)。
送信先の管理サーバ20は、電子ファイルを添付した電子メールの受信を完了すると、受信完了通知を送信元の端末10に対し送信する(図4のステップS21)。
端末10が、管理サーバ20からの受信完了通知を受信すると、判断部14によって、送受信を完了した電子ファイルの送信先が管理サーバ20であるか否かが判断される(図4のステップS12)。具体的には、判断部14は、電子メールの送信先メールアドレスが管理サーバ20のメールサーバ機能20aに係るメールアドレスdel@aaaa.comであれば電子ファイルの送信先が管理サーバ20であると判断する。
判断部14によって、電子メールの送信先メールアドレスが“del@aaaa.com”ではなく電子ファイルの送信先が管理サーバ20ではないと判断された場合(ステップS12のNOルート)、端末10は処理を終了する。
一方、判断部14によって、電子メールの送信先メールアドレスがdel@aaaa.comであり電子ファイルの送信先が管理サーバ20であると判断された場合(ステップS12のYESルート)、消去部15は、以下のように動作する(図4のステップS13〜S15)。
つまり、電子メール本体の削除設定がなされている場合(ステップS13のYESルート)、消去部15は、今回、ステップS11で管理サーバ20へ送信された電子メールの本体を、記憶部11から削除して端末10上から消去する(ステップS14)。そして、消去部15は、ステップS14で消去された電子メールに添付された電子ファイルを、記憶部11つまりは端末10上から削除して消去する(ステップS15)。これにより、当該電子ファイルは、管理サーバ20の管理下に置かれることになる。
一方、電子メール本体の削除設定がなされていない場合(ステップS13のNOルート)、消去部15は、電子メール本体の削除を行なうことなく、添付ファイルの削除/消去のみを行なう(ステップS15)。
また、ステップS11での送信処理後に所定時間経過しても管理サーバ20から受信完了通知が送信されてこない場合、端末10では、利用者に対しその旨の通知が行なわれ、ステップS12〜S15の処理は実行されない。
なお、削除部15による削除に際しては、削除対象のメール本体や電子ファイルを、一旦、削除フォルダに移動させてから、ステップS11〜S15の一連の処理の終了時つまり所定プログラムの実行終了時に削除フォルダ内のデータを削除するようにしてもよい。
ステップS21で端末10から電子ファイルを受信した管理サーバ20では、図5もしくは図6を参照しながら説明するオプション処理として、電子ファイルの自動分類処理やバックアップ処理が実行される(ステップS22)。
図5は、図1に示す管理装置20の分類機能20dの第1例、つまり図3に示す管理装置20の分類部22の動作の第1例を説明するためのフローチャートである。
この図5に示す第1例では、各種キーワードに対応するフォルダを保存部23に予め設定しておく。そして、利用者が電子メールの題名または電子ファイルのファイル名にキーワードを予め記入しファイル送信を行なうことを前提として、管理サーバ20は以下の処理を行なう。
つまり、管理サーバ20は、電子ファイルを添付された電子メールを受信すると、まず、分類を行なう設定がされているか否かを判断する(ステップS221)。
分類を行なう設定が選択されている場合(ステップS221のYESルート)、分類部22によって、電子メールの題名または電子ファイルのファイル名にキーワードが記入されているか否かがチェックされる(ステップS222)。そのチェックの結果、題名またはファイル名に、フォルダに対応して設定されたキーワードが記入されている場合(ステップS223のYESルート)、分類部22は、そのキーワードに対応するフォルダに電子ファイルを格納する(ステップS224)。この後、管理サーバ20は、格納した電子ファイルについて、ミラー保存部23aによるバックアップ保存を行なう(ステップS226;図7参照)。
題名またはファイル名にキーワードが記入されていない場合(ステップS223のNOルート)や、分類を行なう設定がされていない場合(ステップS221のNOルート)、管理サーバ20は、分類部22による分類を行なうことなく添付ファイルを保存部23の基本フォルダに格納する(ステップS225)。この後、管理サーバ20は、格納した電子ファイルについて、ミラー保存部23aによるバックアップ保存を行なう(ステップS226;図7参照)。
図6は、図1に示す管理装置の分類機能の第2例、つまり図3に示す管理装置20の分類部22の動作の第2例を説明するためのフローチャートである。
この図6に示す第2例では、管理サーバ20宛の複数の分類用メールアドレスを設定するとともに各メールアドレスに対応するフォルダを保存部23に設定しておく。そして、利用者が管理サーバ20で格納したいフォルダに対応するメールアドレスを選択して送信先に指定することを前提として、管理サーバ20は以下の処理を行なう。
つまり、管理サーバ20は、電子ファイルを添付された電子メールを受信すると、まず、分類を行なう設定がされているか否かを判断する(ステップS221)。
分類を行なう設定が選択されている場合(ステップS221のYESルート)、分類部22によって、電子メールの送信先/宛先メールアドレスが分類用のものであるか否かがチェックされる(ステップS222a)。そのチェックの結果、分類用のものである場合(ステップS223aのYESルート)、分類部22は、そのメールアドレスに対応するフォルダに電子ファイルを格納する(ステップS224a)。この後、管理サーバ20は、格納した電子ファイルについて、ミラー保存部23aによるバックアップ保存を行なう(ステップS226;図7参照)。
電子メールの送信先/宛先メールアドレスが分類用のものでない場合(ステップS223aのNOルート)や、分類を行なう設定がされていない場合(ステップS221のNOルート)、管理サーバ20は、分類部22による分類を行なうことなく添付ファイルを保存部23の基本フォルダに格納する(ステップS225)。この後、管理サーバ20は、格納した電子ファイルについて、ミラー保存部23aによるバックアップ保存を行なう(ステップS226;図7参照)。
上述のようにして、本実施形態では、専用メールサーバとして機能する管理サーバ20自体が、電子ファイルの保存システムとしても機能することになる。そして、利用者によって指定されて管理サーバ20に送信された電子ファイルは、管理サーバ20によって保存され一元管理されることになる。
そして、管理サーバ20に保存された電子ファイルは、以下のようなセキュリティ管理のもとで、利用者、例えば企業等内の社員によって共有化される。
つまり、利用者が、管理サーバ20に保存された電子ファイルにアクセスする際には、利用者の端末10からイントラネット30を介して管理サーバ20へログインする。このログインに際し、利用者は、認証情報として、識別番号およびパスワードを入力する。なお、パスワードに代えて利用者の生体情報を用いてもよい。
識別番号およびパスワードが入力されると、管理サーバ20では、認証部24により、入力された識別番号に対応付けられた登録パスワードが読み出され、読み出された登録パスワードと入力されたパスワードとが比較照合される。
その比較照合の結果、登録パスワードと入力パスワードとが一致する場合、認証部24によって、当該利用者が予め登録された正当な利用者であることを認証され、許否部25によって、保存部23における電子ファイルに対するアクセスが利用者に許可される。一方、上記比較照合の結果、登録パスワードと入力パスワードとが一致しない場合、認証部24によって、当該利用者が予め登録された正当な利用者であることが認証されず、保存部23における電子ファイルに対するアクセスが拒否される。
このようにして、管理サーバ20は、アクセス制限を備えたセキュリティ機能付き共有ファイルサーバとして利用される。つまり、データ保存部23に保存された電子ファイルは、管理サーバ20によって一元管理されると同時に、管理サーバ20上で、セキュリティを確保しながら、社員等の正当な利用者によって共有される。
また、このとき、認証部24による認証結果および許否部25によって許可されたアクセスの内容は、ログ記録部26によって、アクセスログとして記録保存される。
〔3〕本実施形態の効果
このように、本実施形態によれば、端末10の利用者は電子ファイルを管理サーバ20に送信するという操作を行なうだけで、当該電子ファイルは、管理サーバ20側で保存管理/分類管理されるとともに、消去指示を明示的に行なうことなく自動的に利用者個人の端末10から削除され消去される。これにより、電子ファイルの保存操作に際し人的操作ミスの発生が確実に抑止されて情報セキュリティを確保しつつ、電子ファイルの一元管理を実現することができ、個人情報や機密情報を含む電子ファイルの安全な管理が実現される。
また、電子ファイルを管理サーバ20に保存する際には、上述のごとく、電子メールの題名/電子ファイルのファイル名に記入されたキーワードや、電子メールの送信先として指定された分類用メールアドレスを用いて、電子ファイルを所望のフォルダで保存管理することができる。従って、電子ファイルを管理サーバ20に保存した後、この管理サーバ20にログインして電子ファイルを利用する際に、電子ファイルの保存先を特定し易くなり、利用者の利便性を高めることができる。
さらに、認証部24による認証結果および許否部25によって許可されたアクセスの内容は、ログ記録部26によって、アクセスログとして記録保存されるので、より高いセキュリティシステムを構築することが可能となる。万一、管理サーバ20に保存された電子ファイルに対して何らかの不正アクセスがあった場合には、ログ記録部26による記録内容に基づいて、その不正アクセスについて解析・解明することが可能になる。
〔4〕変形例
図1〜図7を参照しながら上述した実施形態では、専用メールサーバとして機能する管理サーバ20自体が、電子ファイルの保存システムとしても機能する例について説明したが、図8に示すごとく、電子ファイルを保存するように構成してもよい。ここで、図8は図1に示すシステム1におけるデータ保存手法の変形例を説明するための図である。
この図8に示す変形例では、管理サーバ20とは別に、電子ファイルを保存する専用データ保存装置60がそなえられており、管理サーバ20は、直接もしくはイントラネット30を介して、この専用データ保存装置60と通信可能に接続されている。そして、管理サーバ20には、転送部27および消去機能20eがさらにそなえられている。
ここで、転送部27は、データ保存部23に保存された電子ファイルを専用データ保存装置60に転送するものである。また、消去機能20eは、転送部27による電子ファイルの専用データ保存装置60への転送を完了するとその電子ファイルをデータ保存部23から削除して消去する機能である。この場合、管理サーバ20において、図3や図7に示したミラー保存部23aは省略される。また、転送部27としての機能はバックアップ機能20cに含まれる。
また、専用データ保存装置60は、データ保存部61およびミラー保存部61aをそなえて構成されている。これらのデータ保存部61およびミラー保存部61aは、それぞれ前述したデータ保存部23およびミラー保存部23aと同様のものである。
つまり、データ保存部61は、ハードディスクなどによって構成され、転送部27によって転送されてきた電子ファイルを保存する。このデータ保存部61にも、必要に応じて上述のような分類用の複数のフォルダのほか基本フォルダが予め設定されている。
ミラー保存部61aは、データ保存部61に保存された電子ファイルをバックアップするものである。専用データ保存装置60において、転送部27によって転送されてきた電子ファイルは、図8に示すように、データ保存部61に保存されるとともにミラー保存部61aによってミラー保存されバックアップされる。
このとき、転送部27は、管理サーバ20が端末10から電子ファイルを受信する都度、その電子ファイルを専用データ保存装置60に転送してもよい。この場合、管理サーバ20におけるデータ保存部23も省略可能である。また、転送部27は、所定期間毎に電子ファイルをまとめて専用データ保存装置60に転送してもよい。
上述のように、図8に示す変形例では、転送部27によって専用データ保存装置60に転送された電子ファイルは、消去機能20eによって管理サーバ20上から消去される。従って、端末10から管理サーバ20宛に送られた電子メールは、システム1内において専用データ保存装置60のみに保存され、一元管理されることになるので、上述した実施形態と同様の作用効果が得られる。
なお、利用者が専用データ保存装置60に保存された電子ファイルを利用する際には、上述と同様、利用者は、管理サーバ20に認証情報を入力してログインを行なってから、この管理サーバ20を介して専用データ保存装置60から電子ファイルを読み出して利用することになる。
図9は本電子ファイル管理システム1の変形例の構成を示すブロック図である。
この図9に示す変形例では、端末10と管理サーバ20との間に、端末10から管理サーバ20へ送信される該電子ファイルを中継すべく一時的に保管する一時保管中継装置70が介在している。
この一時保存中継装置70は、少なくとも、メールサーバ機能70aおよび消去機能70bを有している。
この場合、端末10の指示部13は、一時保管中継装置70のメールサーバ機能70aに係る管理サーバ20のメールアドレスを電子ファイルの送信先として指示することになる。そして、端末10の送受信部12は、指示部13によって指示されたメールアドレスを宛先とする電子メールに電子ファイルを添付して一時保管中継装置70経由で管理サーバ20へ送信する。
また、一時保管中継装置70の消去機能70bは、管理サーバ20への電子ファイルの中継を完了すると、その電子ファイルを一時保管中継装置70から削除して消去する機能である。
このような図9に示す変形例では、端末10から一時保管中継装置70によって中継されて管理サーバ20へ転送された電子ファイルは、消去機能70bによって一時保管中継装置70上から消去される。従って、端末10から管理サーバ20宛に送られた電子メールは、システム1内において管理サーバ20のみに保存され、一元管理されることになるので、上述した実施形態と同様の作用効果が得られる。
〔5〕その他
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
上述した送受信部12,指示部13,判断部14,消去部15,送受信部21,分類部22,保存部23,23a,認証部24,許否部25,ログ記録部26および転送部27としての機能の全部もしくは一部は、CPU,情報処理装置,各種端末を含むコンピュータが所定アプリケーションプログラムを実行することによって実現される。
そのプログラムは、例えばフレキシブルディスク,CD(CD−ROM,CD−R,CD−RWなど),DVD(DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD−RW,DVD+R,DVD+RW,ブルーレイディスクなど)等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し格納して用いる。また、そのプログラムを、例えば磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に記録しておき、その記憶装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
ここで、コンピュータとは、ハードウエアとOS(Operating System)とを含む概念であり、OSの制御の下で動作するハードウエアを意味している。また、OSが不要でアプリケーションプログラム単独でハードウェアを動作させるような場合には、そのハードウェア自体がコンピュータに相当する。ハードウエアは、少なくとも、CPU等のマイクロプロセッサと、記録媒体に記録されたコンピュータプログラムを読み取るための手段とをそなえている。上記プログラムは、上述のようなコンピュータに、送受信部12,指示部13,判断部14,消去部15,送受信部21,分類部22,保存部23,23a,認証部24,許否部25,ログ記録部26および転送部27としての機能を実現させるプログラムコードを含んでいる。また、その機能の一部は、アプリケーションプログラムではなくOSによって実現されてもよい。
〔6〕付記
以上の本実施形態を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
記憶部に保持された電子ファイルを送信する送信部を有する端末装置と、
該端末装置と通信可能に接続される管理装置とを備え、
該端末装置は、
該電子ファイルの送信先が該管理装置であった場合、該電子ファイルを該記憶部から消去する消去部を備え、
該管理装置は、
該端末装置から送信された該電子ファイルを受信する受信部と、
該受信部によって受信された該電子ファイルを保存する保存部とを備えていることを特徴とする、電子ファイル管理システム。
(付記2)
該管理装置は、メールサーバ機能を有し、
該消去部は、該管理装置を経由したメール送信を行なったメールに添付される該電子ファイルを、前記記憶部から消去することを特徴とする、付記1記載の電子ファイル管理システム。
(付記3)
該端末装置と該管理装置との間に、該端末装置から該管理装置へ送信される該電子ファイルを中継すべく一時的に保管する一時保管中継装置が介在し、
該一時保管中継装置は、
該電子ファイルの中継を完了すると該電子ファイルを該一時保管中継装置から消去する機能を有していることを特徴とする、付記1記載の電子ファイル管理システム。
(付記4)
該一時保管中継装置は、メールサーバ機能を有し、
該端末装置の該指示部は、該一時保管中継装置の該メールサーバ機能に係る該管理装置のメールアドレスを電子ファイルの送信先として指示し、
該端末装置の該送信部は、該指示部によって指示された該メールアドレスを宛先とする電子メールに該電子ファイルを添付して該一時保管中継装置経由で該管理装置へ送信することを特徴とする、付記3記載の電子ファイル管理システム。
(付記5)
該管理装置は、
該電子ファイルのファイル名,該電子ファイルを添付された該電子メールの題名,該電子メールの宛先としての該メールアドレスのうちの少なくとも一つに基づいて、該電子ファイルを、該保存部における複数のフォルダのうちの一つに分類して保存させる分類部をさらに備えていることを特徴とする、付記2記載の電子ファイル管理システム。
(付記6)
該管理装置は、
利用者が該保存部に保存された該電子ファイルにアクセスすべく該利用者によって入力された認証情報に基づいて、該利用者が予め登録された正当な利用者であることを認証する認証部と、
該認証部によって該利用者が正当な利用者であることが認証された場合に該利用者の該電子ファイルに対するアクセスを許可する一方で、該認証部によって該利用者が正当な利用者であることが認証されなかった場合に該利用者の該電子ファイルに対するアクセスを拒否する許否部とをさらにそなえて構成されていることを特徴とする、付記1〜付記5のいずれか一項に記載の電子ファイル管理システム。
(付記7)
該管理装置は、
該認証部による認証結果および該許否部によって許可されたアクセスの内容の少なくとも一方をログとして記録保存するログ記録部をさらにそなえて構成されていることを特徴とする、付記7記載の電子ファイル管理システム。
(付記8)
該管理装置は、
該保存部に保存された該電子ファイルをバックアップするミラー保存部をさらにそなえて構成され、
該管理装置において、該受信部によって受信された該電子ファイルは、該保存部および該ミラー保存部に保存されることを特徴とする、付記1〜付記7のいずれか一項に記載の電子ファイル管理システム。
(付記9)
該電子ファイルを保存する専用データ保存装置をさらにそなえ、
該管理装置は、
該保存部に保存された該電子ファイルを該専用データ保存装置に転送する転送部をさらにそなえて構成されていることを特徴とする、付記1〜付記8のいずれか一項に記載の電子ファイル管理システム。
(付記10)
該管理装置は、
該転送部による該電子ファイルの該専用データ保存装置への転送を完了すると該電子ファイルを該保存部から消去する機能を有していることを特徴とする、付記9記載の電子ファイル管理システム。
(付記11)
記憶部に保持された電子ファイルを送信する送信部と、
該電子ファイルの送信先が管理装置であった場合、該電子ファイルを該記憶部から消去する消去部とを備えることを特徴とする、端末装置。
(付記12)
該消去部は、該管理装置を経由したメール送信を行なったメールに添付された該電子ファイルを前記記憶部から消去することを特徴とする、付記11記載の端末装置。
(付記13)
記憶部に保持された電子ファイルを送信する送信部を有するコンピュータを、
該電子ファイルの送信先が管理装置であった場合、該電子ファイルを該記憶部から消去する消去部として機能させることを特徴とする電子ファイル管理プログラム。
(付記14)
該消去部は、該管理装置を経由したメール送信を行なったメールに添付される該電子ファイルを、前記記憶部から消去することを特徴とする、付記13記載の電子ファイル管理プログラム。
一実施形態の電子ファイル管理システムの構成並びに同システムを構成する端末装置および管理装置の機能構成を示すブロック図である。 図1に示す端末装置の具体的な機能構成を示すブロック図である。 図1に示す管理装置の具体的な機能構成を示すブロック図である。 図1に示すシステムの動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示す管理装置の分類機能の第1例を説明するためのフローチャートである。 図1に示す管理装置の分類機能の第2例を説明するためのフローチャートである。 図3に示す管理装置におけるデータ保存手法を説明するための図である。 図1に示すシステムにおけるデータ保存手法の変形例を説明するための図である。 本電子ファイル管理システムの変形例の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 電子ファイル管理システム
10 端末(端末装置)
10a メール機能
10b データ送信機能
10c メール/データ消去機能
11 記憶部
12 送受信部(送信部)
13 指示部
14 判断部
15 消去部
20 管理サーバ(管理装置,専用メールサーバ)
20a メールサーバ機能
20b データサーバ機能
20c バックアップ機能
20d 分類機能
20e 消去機能
21 送受信部(受信部)
22 分類部
23 データ保存部(保存部)
23a ミラー保存部
24 認証部
25 許否部
26 ログ記録部
27 転送部
30 イントラネット
40 ファイアウォール
50 インターネット
60 専用データ保存装置
61 データ保存部(保存部)
61a ミラー保存部
70 一時保存中継装置
70a メールサーバ機能
70b 消去機能

Claims (7)

  1. 記憶部に保持された電子ファイルを送信する送信部を有する端末装置と、
    該端末装置と通信可能に接続される管理装置とを備え、
    該端末装置は、
    該電子ファイルの送信先が該管理装置であった場合、該電子ファイルを該記憶部から消去する消去部を備え、
    該管理装置は、
    該端末装置から送信された該電子ファイルを受信する受信部と、
    該受信部によって受信された該電子ファイルを保存する保存部とを備えていることを特徴とする、電子ファイル管理システム。
  2. 該管理装置は、メールサーバ機能を有し、
    該消去部は、該管理装置を経由したメール送信を行なったメールに添付される該電子ファイルを、前記記憶部から消去することを特徴とする、請求項1記載の電子ファイル管理システム。
  3. 該管理装置は、
    該電子ファイルのファイル名,該電子ファイルを添付された該電子メールの題名,該電子メールの宛先としての該メールアドレスのうちの少なくとも一つに基づいて、該電子ファイルを、該保存部における複数のフォルダのうちの一つに分類して保存させる分類部をさらに備えていることを特徴とする、請求項2記載の電子ファイル管理システム。
  4. 記憶部に保持された電子ファイルを送信する送信部と、
    該電子ファイルの送信先が管理装置であった場合、該電子ファイルを該記憶部から消去する消去部とを備えることを特徴とする、端末装置。
  5. 該消去部は、該管理装置を経由したメール送信を行なったメールに添付された該電子ファイルを前記記憶部から消去することを特徴とする、請求項4記載の端末装置。
  6. 記憶部に保持された電子ファイルを送信する送信部を有するコンピュータを、
    該電子ファイルの送信先が管理装置であった場合、該電子ファイルを該記憶部から消去する消去部として機能させることを特徴とする電子ファイル管理プログラム。
  7. 該消去部は、該管理装置を経由したメール送信を行なったメールに添付される該電子ファイルを、前記記憶部から消去することを特徴とする、請求項6記載の電子ファイル管理プログラム。
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