JP2010104669A - 加熱調理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】被加熱物の入った調理容器を従来の炊飯器と比べ火力を大きくして加熱し、かつ持ち運びが容易な加熱調理装置を提供する。
【解決手段】被加熱物を入れるための調理容器3が着脱自在に収納された容器カバー2、及び上部に着脱自在に取り付けられた蓋11を有する調理器1と、調理器1が載置され、調理器1内の調理容器3を誘導加熱する加熱コイル22を有する誘導加熱調理器21とを備え、誘導加熱調理器21は、電源と接続される給電コイル23を有し、調理器1は、給電コイル23と磁気的に結合される受電コイル14と、蓋11、及び容器カバー2の側面、或いは何れか一方に設けられ、受電コイル14に発生した電圧を電源とする蓋ヒータ12及び胴ヒータ13とを有している。
【選択図】図1
【解決手段】被加熱物を入れるための調理容器3が着脱自在に収納された容器カバー2、及び上部に着脱自在に取り付けられた蓋11を有する調理器1と、調理器1が載置され、調理器1内の調理容器3を誘導加熱する加熱コイル22を有する誘導加熱調理器21とを備え、誘導加熱調理器21は、電源と接続される給電コイル23を有し、調理器1は、給電コイル23と磁気的に結合される受電コイル14と、蓋11、及び容器カバー2の側面、或いは何れか一方に設けられ、受電コイル14に発生した電圧を電源とする蓋ヒータ12及び胴ヒータ13とを有している。
【選択図】図1
Description
本発明は、被加熱物(米や水等)の入った調理容器を加熱して調理を行なう加熱調理装置に関するものである。
従来の炊飯器は、誘導加熱コイルと蓋部に設けられた加熱手段とを備え、炊飯器単体にて動作し、持ち運びも容易であった(例えば特許文献1参照)。
特開2008−54719号公報(第10頁、第1図)
しかしながら、前述した従来の炊飯器では、重量のある誘導加熱コイルやコードリール等の持ち運びを阻害する要因となるものが一体に構成されているため、容易に持ち運びするのは難しかった。また、火力を強化するためには、大きな回路や冷却手段が必要不可欠であり、前記のような電源一体型の炊飯器では火力の強化と持ち運びの容易さを共に実現することが難しかった。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたもので、被加熱物の入った調理容器を従来の炊飯器と比べ火力を大きくして加熱し、かつ持ち運びが容易な加熱調理装置を得ることを目的とする。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたもので、被加熱物の入った調理容器を従来の炊飯器と比べ火力を大きくして加熱し、かつ持ち運びが容易な加熱調理装置を得ることを目的とする。
本発明に係る加熱調理装置は、被加熱物を入れるための調理容器が着脱自在に収納された容器カバー、及び上部に着脱自在に取り付けられた蓋を有する調理器と、調理器が載置され、調理器内の調理容器を誘導加熱する誘導加熱手段を有する誘導加熱調理器とを備え、誘導加熱調理器は、電源と接続される給電コイルを有し、調理器は、給電コイルと磁気的に結合される受電コイルと、蓋、及び容器カバーの側面、或いは何れか一方に設けられ、受電コイルに発生した電圧を電源とする容器加熱手段とを有している。
本発明においては、調理器を誘導加熱調理器に載せて調理を行うことで、火力を強化することができ、かつ、調理器には誘導加熱コイルや冷却手段などの部品を備える必要がないため、調理器をコンパクトに収めることが可能になり、このため、持ち運びが容易である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る加熱調理装置の側面を切断して示す概略断面図である。
図1に示す加熱調理装置は、調理器1と、この調理器1が載置される誘導加熱調理器21とでなっている。調理器1は、例えば外観が直方体状に形成され、底部の一部に例えば円板状の耐熱板4が使用されている。この調理器1は、耐熱板4を底部とする上部開口の容器カバー2と、本調理器1の上部開口に着脱自在に嵌め込まれた外蓋11と、容器カバー2の周辺の底部に配設された受電コイル14と、受電コイル14と接続された電源回路17と、制御回路18と、第1の通信回路19とを備えている。前述の耐熱板4は、後述する加熱コイル22の磁力線を妨げない非磁性材で、120℃以上の耐熱性を有している。この耐熱板4は無い方が調理容器3を加熱コイル22で効率よく誘導加熱することができるが、調理後、調理器1を持ち運ぶ際の火傷防止や放熱の抑制、調理器1内部への水の侵入を防ぐために設けられている。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る加熱調理装置の側面を切断して示す概略断面図である。
図1に示す加熱調理装置は、調理器1と、この調理器1が載置される誘導加熱調理器21とでなっている。調理器1は、例えば外観が直方体状に形成され、底部の一部に例えば円板状の耐熱板4が使用されている。この調理器1は、耐熱板4を底部とする上部開口の容器カバー2と、本調理器1の上部開口に着脱自在に嵌め込まれた外蓋11と、容器カバー2の周辺の底部に配設された受電コイル14と、受電コイル14と接続された電源回路17と、制御回路18と、第1の通信回路19とを備えている。前述の耐熱板4は、後述する加熱コイル22の磁力線を妨げない非磁性材で、120℃以上の耐熱性を有している。この耐熱板4は無い方が調理容器3を加熱コイル22で効率よく誘導加熱することができるが、調理後、調理器1を持ち運ぶ際の火傷防止や放熱の抑制、調理器1内部への水の侵入を防ぐために設けられている。
容器カバー2の上部開口に形成されたフランジ部には、例えば周方向に等間隔で配置された3個の凸状の支持部材5が取り付けられている。この容器カバー2には、その支持部材5に係止された調理容器3が着脱自在に収納されている。また、容器カバー2の側面には、容器加熱手段である胴ヒータ13が配設され、容器カバー2のコーナ部には、容器温度センサ6(第1の温度センサ)が取り付けられている。容器温度センサ6は、容器カバー2に収納された調理容器3の温度を検出する。
外蓋11の調理容器3側の面には係止部材9で着脱自在に取り付けられた内蓋8が設けられ、また、外蓋11の内蓋8側の面には内蓋8を加熱する蓋ヒータ12(容器加熱手段)が設けられている。さらに、外蓋11の外側の面には操作/表示部16が設けられている。また、外蓋11には、内蓋8まで貫通するカートリッジ15が着脱自在に取り付けられている、このカートリッジ15は、炊飯中に発生する蒸気圧に応じて上下動する容器内弁15aと、容器内弁15aを通過した蒸気を外部へ排出する蒸気排出口15bとを備えている。前述の内蓋8は、外周部に調理容器3のフランジ部とで調理容器3内を密閉状態にするパッキン10を備えている。また、内蓋8のほぼ中央部には、調理容器3内の温度を検知する蓋温度センサ7(第2の温度センサ)が設けられている。
電源回路17は、後述する給電コイル23の電磁誘導作用によって受電コイル14に例えば100Vの電圧が発生すると、その電圧から操作/表示部16及び制御回路18の制御電圧を生成すると共に、蓋ヒータ12及び胴ヒータ13に100Vの電圧を供給可能にする。制御回路18には、白米、玄米など米の種類、各米に設定された炊き上がりの状態(硬めや柔らかめ)や、お粥や炊き込みなどに応じて加熱コイル22、胴ヒータ13及び蓋ヒータ12を制御する運転モードが設定されている。この制御回路18は、操作/表示部16により炊飯メニューが選択されたときに、その炊飯メニューに応じた運転モードを選択して実行する。また、制御回路18は、運転モードに基づいて加熱コイル22の制御情報(電力制御)を生成し、制御情報を第1の通信回路19から電波で送信し、後述する第2の通信回路25に受信させる。
誘導加熱調理器21は、例えば外観が高さの低い直方体状に形成され、上部内面に配設された加熱コイル22(誘導加熱手段)と、同一面に加熱コイル22の中心軸を中心として加熱コイル22の外周に配設された給電コイル23と、電源回路24と、調理器1の第1の通信回路19に対向配置された第2の通信回路25とを備えている。加熱コイル22は、調理器1の底部に設けられた耐熱板4に対向するように配置され、給電コイル23は、調理器1の底部に配設された受電コイル14と磁気的に結合されるように配置されている。
電源回路24は、交流200Vの電源と接続され、誘導加熱調理器21に設けられた電源スイッチがオンされたときに給電コイル23に200Vの電圧を印加する電源部、加熱コイル22に高周波電流を供給するための直流電源部及びインバータ部などを有している。第2の通信回路25は、第1の通信回路19からの電波が受信されると、制御回路18によって生成された制御情報を受信電波から抽出し、そして、抽出した制御情報を電源回路24のインバータ部に出力して駆動させる。
次に、前記のように構成された加熱調理装置の動作を説明する。
誘導加熱調理器21に調理器1を載置した後に、誘導加熱調理器21の電源スイッチをオンすると、誘導加熱調理器21の電源回路24は、電源部を動作させて200Vの電圧を給電コイル23に印加し電流を流す。この時、電磁誘導作用により調理器1の受電コイル14に100Vの電圧が生成され、電源回路17に印加される。この電源回路17は、100Vの電圧が印加されると、操作/表示部16及び制御回路18の制御電圧を生成してそれぞれに供給し、操作/表示部16及び制御回路18を動作可能にする。
誘導加熱調理器21に調理器1を載置した後に、誘導加熱調理器21の電源スイッチをオンすると、誘導加熱調理器21の電源回路24は、電源部を動作させて200Vの電圧を給電コイル23に印加し電流を流す。この時、電磁誘導作用により調理器1の受電コイル14に100Vの電圧が生成され、電源回路17に印加される。この電源回路17は、100Vの電圧が印加されると、操作/表示部16及び制御回路18の制御電圧を生成してそれぞれに供給し、操作/表示部16及び制御回路18を動作可能にする。
この状態において、例えば、操作/表示部16により白米を選択して炊飯開始のスイッチをオンすると、制御回路18は、その炊飯メニューに応じた運転モードを選択して、その運転モードにおける予熱工程に入る。先ず、加熱コイル22に連続通電させる制御情報を第1の通信回路19に出力する。第1の通信回路19は、入力された制御情報を電波によって誘導加熱調理器21の第2の通信回路25に送信する。第2の通信回路25は、電波が受信されると受信電波から制御情報を抽出し、抽出した制御情報を電源回路24のインバータ部に出力して駆動させる。これにより、加熱コイル22に200Vの電圧が印加され高周波電流が流れる。つまり、調理器1側の制御回路18により設定された所定電力が加熱コイル22から連続的に出力されるようにする。
調理器1の制御回路18は、予熱工程開始からの経過時間が所定時間に達したかどうか、容器温度センサ6の検出温度が予熱温度に達したか否かを判定しており、容器温度センサ6の検出温度が予熱温度に達したときに加熱コイル22に間欠通電させる制御情報を第1の通信回路19から第2の通信回路25に送信する。第2の通信回路25は、受信電波から制御情報を抽出して電源回路の24のインバータ部に出力し加熱コイル22の通電を間欠的に行わせ、容器温度センサ6の検出温度が予熱温度を保持するようにする。一方、調理器1の制御回路18は、前述したように予熱工程開始からの経過時間が所定時間に達したかどうかを判定しており、経過時間が所定時間に達したとき炊飯工程に移行する。
調理器1の制御回路18は、炊飯工程に入ると、予熱工程時より電力が高くなるように電流を上げ、調理容器3の温度が異常上昇しないように間欠通電させる制御情報を第1の通信回路19から第2の通信回路25に送信する。第2の通信回路25は、その制御情報を電源回路24のインバータ部に出力して、加熱コイル22の通電を間欠的に行わせる。この時、制御回路18は、電源回路17を動作させ100Vの電圧を胴ヒータ13と蓋ヒータ12に印加し電流を流す。胴ヒータ13で調理容器3の側面を加熱することにより被加熱物である米を均一にふっくらと炊き上げることができる。また、蓋ヒータ12で内蓋8を加熱することにより内蓋8に付着する結露をなくすことができ、調理容器3内の温度を高温に保つことができる。
その後、制御回路18は、調理容器32内の被加熱物が沸騰温度に達したかどうかを蓋温度センサ7の検出温度から判定し、蓋温度センサ7の検出温度が沸騰温度に達したときは、高温沸騰加熱工程に移行して、調理容器3の被加熱物が沸騰維持可能な所定温度以上になるように連続通電させる制御情報を第1の通信回路19から第2の通信回路25に送信し、時間の計測を開始する。第2の通信回路25は、その制御情報を電源回路24のインバータ部に出力して、加熱コイル22の通電を連続的に行わせる。一方、制御回路18は、前述の計測時間が高温沸騰時間を経過したかどうかを判定し、計測時間が高温沸騰時間を経過していないときは、前述した連続通電を継続させる。
また、制御回路18は、計測時間が高温沸騰時間を経過したことを検知すると、調理容器3の被加熱物が沸騰維持可能な温度まで下げる連続通電の制御情報を第1の通信回路19から第2の通信回路25に送信する。第2の通信回路25は、その制御情報を電源回路24のインバータ部に出力して、加熱コイル22の通電を連続的に行わせる。また、制御回路18は、沸騰維持制御中に米の吸水糊化と蒸発により炊飯水がなくなるドライアップ温度に達したかどうかを蓋温度センサ7の検出温度から判定し、ドライアップ温度に達していないときは、前述した沸騰維持制御を行い、ドライアップ温度を検出したときは、蒸らし工程に入って電流を下げた間欠通電の制御情報を第1の通信回路19から第2の通信回路25に送信して、加熱コイル22に制御情報に基づく間欠通電を行わせる。この時、制御回路18は、蒸らし工程の時間が経過したかどうかを判定し、蒸らし工程の時間が経過したときに加熱コイル22への通電を停止させる情報を第1の通信回路19から第2の通信回路25に送信して、要理容器3の誘導加熱を終了させる。また、電源回路の動作を停止して胴ヒータ13と蓋ヒータ12への通電を停止する。
以上のように実施の形態1によれば、調理器1には加熱コイル及び加熱コイルに通電する電源回路が備えられていないので、調理器を軽量化でき、そのため、持ち運びが容易になっている。また、調理器1は200Vを電源とする誘導加熱調理器21によって加熱されるようにしているので、強い火力で調理することができる。
また、調理器1に設けられた胴ヒータ13と蓋ヒータ12の電源を、誘導加熱調理器21に搭載された給電コイル23に磁気的に結合された受電コイル14に生成される電圧とし、誘導加熱調理器21に設けられた加熱コイル22で調理器1内の調理容器3を誘導加熱するようにしたので、調理器1を誘導加熱調理器21に載せるだけで簡単に調理を開始することが可能になり、調理器1の構成が従来の炊飯器と比べシンプルとなり、また、電源コードが不要であるため、水回りで使用したとしても電源コードを這って水が侵入することが無くなり、このため、水によるショートを起こすということが無く、発火する危険性を防止することができる。
調理器1に操作/表示部16を設けて運転モード選択できるようにしているので、誘導加熱調理器21の操作/表示部をシンプルにすることができる。
また、第1の通信回路19から第2の通信回路25に制御情報を送信する際、電波を用いて制御情報を送るようにしたので、水や具材のこぼれによる回路の故障を防止することができる。
なお、実施の形態1では、誘導加熱調理器21に加熱コイル22と給電コイル23を設けたことを述べたが、これに限定されるものではなく、例えば、調理容器3の底部サイズを加熱コイル22の外径よりも小さくし、加熱コイル22を径の異なる2つ以上のコイルで構成し、その内、径の大きいコイルと調理器1の受電コイル14とを磁気的に結合するようにしても良い。この場合、径の大きいコイルのみ別で制御することで、調理器1への給電のタイミングを制御でき、蓋ヒータ12と胴ヒータ13、調理容器3の底部を別に加熱する制御を実現できる。
また、容器温度センサ6を調理器1に設けたことを述べたが、容器温度センサ6を誘導加熱調理器21に設けて、調理容器3の温度を検出できるようにしても良い。この場合、容器温度センサ6の検出温度は、第2の通信回路25から第1の通信回路19を経て制御回路18に出力するようにする。これにより、調理器1に容器温度センサ6を搭載しないため、調理器1のコストを抑制できる。また、調理器1をコンパクトに収めることが可能になる。
また、調理器1に設けられた制御回路18に、本調理器1に用いられる調理容器3の素材や特性をデータとして持たせ、加熱を開始した際に調理器1に収納された調理容器3が適正なものかどうかを判定するようにしても良い。
第1の通信回路19から第2の通信回路25に制御情報を送信する際、電波を用いて制御情報を送るようにしたが、第1の通信回路19と第2の通信回路25とにコネクタを設け、調理器1を誘導加熱調理器21に載置した際にコネクタが接続されるように構成しても良い。
さらに、誘導加熱調理器21を卓上用として構成を述べたが、ビルトインタイプのものでも良い。この場合も200Vの電源を引き込んで火力の強い誘導加熱調理器とする。
実施の形態2.
図2は本発明の実施の形態2に係る加熱調理装置の側面を切断して示す概略断面図である。なお、図1で説明した実施の形態1と同様の部分には同じ符号を付している。
図2に示す加熱調理装置においては、調理器1の底部に上方に凹んで形成された第1の凸部31が設けられ、誘導加熱調理器21の調理器1の載置面に上方に凹んで形成された第2の凸部32が設けられている。第1の凸部31の上面には第1の通信回路19が取り付けられ、第2の凸部32の凹み内には第2の通信回路25が取り付けられている。
図2は本発明の実施の形態2に係る加熱調理装置の側面を切断して示す概略断面図である。なお、図1で説明した実施の形態1と同様の部分には同じ符号を付している。
図2に示す加熱調理装置においては、調理器1の底部に上方に凹んで形成された第1の凸部31が設けられ、誘導加熱調理器21の調理器1の載置面に上方に凹んで形成された第2の凸部32が設けられている。第1の凸部31の上面には第1の通信回路19が取り付けられ、第2の凸部32の凹み内には第2の通信回路25が取り付けられている。
調理器1を下方から見た場合、底部に第1の凸部31により凹みが形成され、誘導加熱調理器21を上方から見た場合は、調理器1の載置面に第2の凸部32が突出した状態になっている。調理器1を誘導加熱調理器21に載せる際、調理器1の底部に設けられた第1の凸部31の凹みに誘導加熱調理器21の第2の凸部32を挿入させて調理器1を誘導加熱調理器21に載せる。調理器1の底部に形成された第1の凸部31による凹みと、誘導加熱調理器21の調理器1の載置面に形成された第2の凸部32は、調理器1の第1の通信回路19と誘導加熱調理器21の第2の通信回路25の位置決めをするためで、これにより、両者の通信回路19、26の位置を合致させることができる。
実施の形態3.
図3本発明の実施の形態3に係る加熱調理装置の調理器を示す外観斜視図である。
実施の形態3においては、調理器1の側面下部から底部にかけて形成された凹み状の把持部33が設けられている。この把持部33は、反対側にも設けられている。この把持部33により、調理器1の持ち運びが容易になる。
図3本発明の実施の形態3に係る加熱調理装置の調理器を示す外観斜視図である。
実施の形態3においては、調理器1の側面下部から底部にかけて形成された凹み状の把持部33が設けられている。この把持部33は、反対側にも設けられている。この把持部33により、調理器1の持ち運びが容易になる。
なお、前述の把持部33に代えて、図4に示すように調理器1の両側面に回動自在に取り付けられた持ち手部34を備えても良い。
実施の形態4.
図5は本発明の実施の形態4に係る加熱調理装置の調理器及び保温スタンドを示す外観斜視図、図6は保温スタンドの側面を切断して示す概略断面図である。
本実施の形態4は、調理後の調理器1を保温するための保温スタンド40を備えたものである。この保温スタンド40は、上方から見て四辺形に形成され、調理器1の載置面が調理器1の大きさに合わせて下方に凹んでいる。また、四辺形のうち一辺の縁に操作/表示部43が設けられ、載置面には調理器1の載置を検知するタッチセンサなどの検知手段44が設けられている。
図5は本発明の実施の形態4に係る加熱調理装置の調理器及び保温スタンドを示す外観斜視図、図6は保温スタンドの側面を切断して示す概略断面図である。
本実施の形態4は、調理後の調理器1を保温するための保温スタンド40を備えたものである。この保温スタンド40は、上方から見て四辺形に形成され、調理器1の載置面が調理器1の大きさに合わせて下方に凹んでいる。また、四辺形のうち一辺の縁に操作/表示部43が設けられ、載置面には調理器1の載置を検知するタッチセンサなどの検知手段44が設けられている。
また、保温スタンド40は、載置面の反対側の面に設けられた加熱手段41と、加熱手段41の電源回路42とを備えている。電源回路42は、コンセントと接続する電源コードが接続され、検知手段44により調理器1が検知されたときに、操作/表示部43の電源スイッチのオン操作を有効にする構成となっている。つまり、電源回路42は、検知手段44が調理器1の載置を検知しているときに、電源スイッチがオンされると加熱手段41に通電する。操作/表示部43には、電源スイッチの他に例えば、保温の電力を調整するスイッチ、保温の時間を設定するタイマスイッチなどが設けられている。
この保温スタンド40により、調理器1に収納された調理容器3内の被加熱物が冷えるのを防ぐことができ、温度を保持することが可能である。
なお、加熱手段41で調理容器3内の被加熱物を保温するようにしたが、その加熱手段41で調理容器3内の被加熱物を加熱調理できるようにしても良い。
なお、加熱手段41で調理容器3内の被加熱物を保温するようにしたが、その加熱手段41で調理容器3内の被加熱物を加熱調理できるようにしても良い。
1:調理器、2:容器カバー、3:調理容器、4:耐熱板、5:支持部材、6:容器温度センサ、7:蓋温度センサ、8:内蓋、9:係止部材、10:パッキン、11:外蓋、12:蓋ヒータ、13:胴ヒータ、14:受電コイル、15:カートリッジ、16:操作/表示部、17:電源回路、18:制御回路、19:第1の通信回路、21:誘導加熱調理器、22:加熱コイル、23:給電コイル、24:電源回路、25:第2の通信回路、31:第1の凸部、32:第2の凸部、33:把持部、34:持ち手部、40:保温スタンド、41:加熱手段、42:電源回路、43:操作/表示部、44:検知手段。
Claims (9)
- 被加熱物を入れるための調理容器が着脱自在に収納された容器カバー、及び上部に着脱自在に取り付けられた蓋を有する調理器と、
前記調理器が載置され、該調理器内の調理容器を誘導加熱する誘導加熱手段を有する誘導加熱調理器とを備え、
前記誘導加熱調理器は、電源と接続される給電コイルを有し、
前記調理器は、前記給電コイルと磁気的に結合される受電コイルと、前記蓋、及び前記容器カバーの側面、或いは何れか一方に設けられ、前記受電コイルに発生した電圧を電源とする容器加熱手段とを有することを特徴とする加熱調理装置。 - 前記調理器は、
前記調理容器の温度を検出する第1の温度センサと、
前記調理容器内の温度を検出する第2の温度センサと、
前記第1の温度センサ及び前記第2の温度センサの検出温度が入力され、検出温度に基づいて前記誘導加熱手段の入力を制御する制御情報を生成し、また、前記容器加熱手段の入力を制御する制御手段と、
前記制御手段により生成された制御情報を送信する第1の通信手段とを備え、
前記誘導加熱調理器は、
前記第1の通信手段からの制御情報に基づいて前記誘導加熱手段の入力を制御する第2の通信手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理装置。 - 前記第1の温度センサを前記誘導加熱調理器に設け、
前記第2の通信手段は、前記第1の温度センサの検出温度を入力し、前記第1の通信手段を介して前記制御手段に通知することを特徴とする請求項2記載の加熱調理装置。 - 前記制御手段は、前記誘導加熱手段及び前記容器加熱手段を制御する複数の運転モードを備え、
該運転モードは、前記調理器に設けられた操作手段により選択されることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の加熱調理装置。 - 前記調理器の底部に上方に凹んで形成された第1の凸部と、
前記誘導加熱調理器の前記調理器の載置面に上方に凹んで形成され、当該調理器が載置された際に前記第1の凸部の凹みに着脱自在に挿入する第2の凸部とを備え、
前記第1の凸部の上面に前記第1の通信手段が取り付けられ、前記第2の凸部の凹み内に前記第2の通信手段が取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の加熱調理装置。 - 前記調理器は、側面から底部にかけて凹みを設けたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の加熱調理装置。
- 前記調理器は、持ち手部を備えたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の加熱調理装置。
- 前記調理器が載置され、該調理器を保温する加熱手段を有する保温用スタンドを備えたことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の加熱調理装置。
- 前記保温用スタンドは、前記調理器の載置面が該調理器の大きさに合わせて下方に凹んでいることを特徴とする請求項8記載の加熱調理装置。
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