JP2010068046A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】スルー画を表示しているときに撮影動作のためにコントラストAF動作の開始によりコントラストAFモードに切り替わってもコントラストAF用のデジタル画像データの明るさをスルー画表示の画像の明るさと比較して変動させないこと。
【解決手段】スルー画表示モードからコントラストAFモードに移行したときに、スルー画表示時のデジタル画像データとコントラストAF用のデジタル画像データとの差分である輝度変化量を求め、この輝度変化量に基づいて画像表示部に表示するコントラストAF用のデジタル画像データを補正する。
【選択図】図1
【解決手段】スルー画表示モードからコントラストAFモードに移行したときに、スルー画表示時のデジタル画像データとコントラストAF用のデジタル画像データとの差分である輝度変化量を求め、この輝度変化量に基づいて画像表示部に表示するコントラストAF用のデジタル画像データを補正する。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えばデジタル一眼レフレックスカメラに係り、特に撮影時のモニタ用として映像を表示するスルー画表示とコントラストAF中に表示する映像との露出制御を切り換えたときのデジタル画像データに対して補正を行う撮像装置に関する。
近年、デジタル一眼レフレックスカメラは、デジタルカメラと同様に、多機能、高画質化が進展している。これに伴いデジタル一眼レフレックスカメラに対しても光学ファインダーと同様に、撮影時の画角の視認や、微妙なフォーカス調整といった操作を表示装置に表示して行いたいという要求がある。この要求に対してデジタル一眼レフレックスカメラは、撮像素子上に結像している像を動画像の映像としてLCDモニタやEVF等の表示装置に表示するスルー画表示機能、いわゆるライブビュー機能を備えたものが普及している。
スルー画表示機能は、通常、撮像素子により生成される電荷に対して定期的な間隔で画素間引き、或いは画素混合などの処理を行いながら読み出して画像信号を生成し、撮影における画角等を決定する為に、最終的にLCDモニタやEVF等の表示装置に表示する。
コントラストAF機能は、ユーザがシャッターを半押しした状態のときに動作するもので、レンズのフォーカス位置を動かしながらスルー画を取得し、その画像からコントラスト評価値を算出し、このコントラスト評価値に基づいてフォーカス位置を検出する。
これらスルー画表示機能とコントラストAF機能とには、それぞれの動作に適した各露出制御があり、それぞれ異なった露出制御を行っている。露出制御に係る技術としては、例えば特許文献1、2がある。
特許文献1は、露出制御のために固定測光モードと適応測光モードとを設け、スルー画表示の際に固定測光モードに設定して撮影画像の水平方向のコントラストに対して測光テーブルに基づいて重み付けを行って測光を行い、一方、記録用の撮影の際に適応測光モードに設定してAFエリアのコントラスト情報により検出された主要被写体の位置に応じて3つの測光テーブルを切替えて固定測光モードと同様の測光を行うことを開示している。これにより、特許文献1は、記録用の撮影の際に適正な露出状態の画像を取得できる。これと共に、特許文献1は、スルー画表示時に被写体が移動しているときなどの場合、被写体の位置の変化に従って露出条件が変化し、この露出条件の変化によりスルー画表示、すなわち連続的に被写体を表示するLCDやEVF等の表示画面の明るさが変化したり、ちらつきが生じるのを防止し、安定した画像を表示できるようにしている。
コントラストAF機能は、ユーザがシャッターを半押しした状態のときに動作するもので、レンズのフォーカス位置を動かしながらスルー画を取得し、その画像からコントラスト評価値を算出し、このコントラスト評価値に基づいてフォーカス位置を検出する。
これらスルー画表示機能とコントラストAF機能とには、それぞれの動作に適した各露出制御があり、それぞれ異なった露出制御を行っている。露出制御に係る技術としては、例えば特許文献1、2がある。
特許文献1は、露出制御のために固定測光モードと適応測光モードとを設け、スルー画表示の際に固定測光モードに設定して撮影画像の水平方向のコントラストに対して測光テーブルに基づいて重み付けを行って測光を行い、一方、記録用の撮影の際に適応測光モードに設定してAFエリアのコントラスト情報により検出された主要被写体の位置に応じて3つの測光テーブルを切替えて固定測光モードと同様の測光を行うことを開示している。これにより、特許文献1は、記録用の撮影の際に適正な露出状態の画像を取得できる。これと共に、特許文献1は、スルー画表示時に被写体が移動しているときなどの場合、被写体の位置の変化に従って露出条件が変化し、この露出条件の変化によりスルー画表示、すなわち連続的に被写体を表示するLCDやEVF等の表示画面の明るさが変化したり、ちらつきが生じるのを防止し、安定した画像を表示できるようにしている。
特許文献2は、撮影環境の急激な変化に応じて常に適正露出を得ることができず、その結果として画像にとびやつぶれを生じてしまう場合があるので、制御目標となる露出をマニュアル操作により補正できるようにすることを開示する。又、特許文献2は、露出設定値に基づいてスルー画像の輝度レベルを修正し、輝度レベルが修正されたスルー画像において所定の輝度レベルとなる部分の表示態様を変化させることを開示している。
特開2001−272710号公報
特開2007−208356号公報
しかしながら、特許文献1は、スルー画表示時と記録用撮影時とでそれぞれ測光方法を変えてスルー画表示と記録用撮影とに適した各露出条件を算出しているが、スルー画表示時とコントラストAF時の露出条件に関しては考慮されていない。
特許文献2は、露出設定値に基づいてスルー画像の輝度レベルを修正して表示を行うようにしているが、スルー画表示時とコントラストAF時とで露出条件を切り替えることについて考慮されていない。
特許文献2は、露出設定値に基づいてスルー画像の輝度レベルを修正して表示を行うようにしているが、スルー画表示時とコントラストAF時とで露出条件を切り替えることについて考慮されていない。
本発明はかかる事情を鑑みてなされたもので、スルー画を表示しているときに撮影動作のためにコントラストAF動作の開始により露出モードが切り替わった場合でも、被写体等をスルー表示する表示画面の輝度変化を抑制し、コントラストAF時のスルー画の見栄え、視認性の低下を防止し、コントラストAF時でも高品位なスルー画を表示できる高価格化や複雑化を招くことがない撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の主要な局面に係る撮像装置は、被写体像を撮像してデジタル画像データを出力する撮像部と、撮像部の露出条件を設定するAE制御部と、撮像部で得られたデジタル画像データをスルー画として表示するための画像表示部と、撮影部で得られたデジタル画像データからAF評価値を検出するためのAF処理部と、撮像部で得られたデジタル画像データより撮像部の露出条件の変化に伴う画像の輝度変化量を検出する輝度変化検出部と、輝度変化検出部によって検出された輝度変化量に基づいて画像表示部に表示する画像を補正する画像補正部とを具備し、AF評価値の検出を行わない場合、AE制御部は、スルー画表示用の露出条件を設定して撮像部に撮像を行わせて画像表示部に表示し、AF評価値の検出を行う場合、AE制御部は、AF処理部の検出用の露出条件を設定して撮像部に撮像を行わせると共に、画像補正部は、輝度変化検出部の検出する輝度変化量に基づいてデジタル画像データを補正して画像表示部に表示させる。
本発明によれば、スルー画を表示しているときに撮影動作のためにコントラストAF動作の開始により露出モードが切り替わった場合でも、被写体等をスルー表示する表示画面の輝度変化を抑制し、コントラストAF時のスルー画の見栄え、視認性の低下を防止し、コントラストAF時でも高品位なスルー画を表示できる高価格化や複雑化を招くことがない撮像装置を提供できる。
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は撮像装置としてのデジタル一眼レフレックスカメラの機能ブロック図を示す。このデジタル一眼レフレックスカメラは、本体1と交換レンズ2とから成る。これら本体1と交換レンズ2とは、互いに取り付け、取り外し可能である。
交換レンズ2には、レンズ側システムコントローラ3が搭載されている。このレンズ側システムコントローラ3には、レンズ駆動部4と、絞り駆動部5と、レンズ側通信制御部6とが接続されている。又、交換レンズ2は、レンズ7と絞り8とを備える。これらレンズ7と絞り8とは、同一光軸上に配置される。
図1は撮像装置としてのデジタル一眼レフレックスカメラの機能ブロック図を示す。このデジタル一眼レフレックスカメラは、本体1と交換レンズ2とから成る。これら本体1と交換レンズ2とは、互いに取り付け、取り外し可能である。
交換レンズ2には、レンズ側システムコントローラ3が搭載されている。このレンズ側システムコントローラ3には、レンズ駆動部4と、絞り駆動部5と、レンズ側通信制御部6とが接続されている。又、交換レンズ2は、レンズ7と絞り8とを備える。これらレンズ7と絞り8とは、同一光軸上に配置される。
レンズ7は、フォーカスレンズとズームレンズとから構成される。このレンズ7は、レンズ駆動部4により制御駆動される。このレンズ駆動部4は、モータとモータドライバとから構成され、本体1側のAF処理部20によって出力されるフォーカス位置データに基づいて駆動される。
絞り8は、絞り駆動部5により制御駆動される。この絞り駆動部5は、モータとモータドライバとから構成され、本体1側のAE処理部19によって出力される絞り値データに基づいて絞り8の径を制御する。
なお、レンズ7及び絞り8の駆動に関しては、当該デジタル一眼レフレックスカメラのボディ1と交換レンズ2との間でデータ通信を行ってレンズ7や絞り8が駆動される。
絞り8は、絞り駆動部5により制御駆動される。この絞り駆動部5は、モータとモータドライバとから構成され、本体1側のAE処理部19によって出力される絞り値データに基づいて絞り8の径を制御する。
なお、レンズ7及び絞り8の駆動に関しては、当該デジタル一眼レフレックスカメラのボディ1と交換レンズ2との間でデータ通信を行ってレンズ7や絞り8が駆動される。
レンズ側通信制御部6は、本体1との間でデータの送受信を行う。レンズ側システムコントローラ3は、レンズ駆動部4と、絞り駆動部5と、レンズ側通信制御部6とをそれぞれ制御する。
本体1には、ボディ側システムコントローラ10が搭載されている。このボディ側システムコントローラ10には、ストロボ制御部11と、メカニカルシャッター(メカシャッター)駆動部12と、撮像素子駆動部13と、入力制御部14と、ユーザーインターフェイス(UI)制御部15と、ボディ側通信制御部16とが接続されている。又、ボディ側システムコントローラ10には、システムバス17を介してメモリ18と、AE処理部19と、AF処理部20と、画像処理部21と、圧縮伸縮部22と、表示制御部23と、記録媒体制御部24とが接続されている。
又、本体1は、ストロボ25と、メカニカルシャッター26と、撮像素子27と、液晶ディスプレイ(LCD)28と、EVF29と、記録媒体30と、測光センサ31と、測距センサ32と、シャッタボタン等を有する操作ボタン群33とを備える。さらに、本体1における撮像素子27の出力端子は、相関2重サンプリング回路(CDS)34と、AMP35と、A/D変換器36とを介してシステムバス17に接続されている。
又、本体1は、ストロボ25と、メカニカルシャッター26と、撮像素子27と、液晶ディスプレイ(LCD)28と、EVF29と、記録媒体30と、測光センサ31と、測距センサ32と、シャッタボタン等を有する操作ボタン群33とを備える。さらに、本体1における撮像素子27の出力端子は、相関2重サンプリング回路(CDS)34と、AMP35と、A/D変換器36とを介してシステムバス17に接続されている。
ストロボ25は、発光動作するもので、ストロボ制御部11により動作制御される。
メカシャッター26は、モータとモータドライバとから構成されるメカシャッター駆動部12によって駆動される。このメカシャッター駆動部12は、UI制御部15からの操作ボタン群33のシャッタボタンの押下信号のタイミングに合わせてAE処理部19から出力されるシャッター速度データに応じてメカシャッター26の開閉を制御する。ここで、UI制御部15は、利用者によって当該カメラを操作するユーザーインターフェイスからの入力情報を受けて制御する。このUI制御部15は、例えばシャッタボタン等の各種ボタンから成るユーザーインターフェイスからの入力情報を受けて、この入力情報をボディ側システムコントローラ10に伝達し当該カメラの動作を制御する。
メカシャッター26は、モータとモータドライバとから構成されるメカシャッター駆動部12によって駆動される。このメカシャッター駆動部12は、UI制御部15からの操作ボタン群33のシャッタボタンの押下信号のタイミングに合わせてAE処理部19から出力されるシャッター速度データに応じてメカシャッター26の開閉を制御する。ここで、UI制御部15は、利用者によって当該カメラを操作するユーザーインターフェイスからの入力情報を受けて制御する。このUI制御部15は、例えばシャッタボタン等の各種ボタンから成るユーザーインターフェイスからの入力情報を受けて、この入力情報をボディ側システムコントローラ10に伝達し当該カメラの動作を制御する。
撮像素子27は、多数の受光素子をマトリクス状に配置して成る光電面を有する。この撮像素子27は、レンズ7により結像された被写体像を光電面で受光し、この被写体像を光電変換する。この撮像素子27は、RGBの各色の色フィルタをマトリクス状に配置された各受光素子に対応してモザイク状に配置している。この撮像素子27は、撮像素子駆動部13から供給される垂直転送クロック信号及び水平転送クロック信号に同期して各受光素子に対応する各画素毎に蓄積される各電荷を読み出して画像信号として出力する。各画素における電荷の露光時間は、撮像素子駆動部13から与えられる電子シャッター駆動信号によって制御される。この撮像素子27から出力される画像信号は、CDS34によりノイズの除去が行われ、ゲイン調整された後、AMP35により増幅され、A/D変換器36によってデジタル画像データに変換される。
メモリ18は、例えば、A/D変換器36によるA/D変換によって取得されたデジタル画像データを一時的に書き込む作業用のメモリである。
AE処理部19は、メモリ18に保存されたデジタル画像データを読み出し、このデジタル画像データから被写体の輝度を算出し、メカシャッター26のシャッター速度データや絞り8の絞り値データ、感度等の露出条件を決定する。これと共に、AE処理部19は、メモリ18から読み出したデジタル画像データのホワイトバランスを調整する。
このAE処理部19から出力される絞り値データは、ボディ側システムコントローラ10により通信上のコマンドに変換されてボディ側通信制御部16に送られる。このボディ側通信制御部16は、絞り値データのコマンドを通信路37を通してレンズ側通信制御部6に送る。レンズ側システムコントローラ3は、ボディ側システムコントローラ10からの絞り値データのコマンドを受け取り、このコマンドに従って絞り駆動部5を駆動制御して絞り8の径を可変させる。
AE処理部19は、メモリ18に保存されたデジタル画像データを読み出し、このデジタル画像データから被写体の輝度を算出し、メカシャッター26のシャッター速度データや絞り8の絞り値データ、感度等の露出条件を決定する。これと共に、AE処理部19は、メモリ18から読み出したデジタル画像データのホワイトバランスを調整する。
このAE処理部19から出力される絞り値データは、ボディ側システムコントローラ10により通信上のコマンドに変換されてボディ側通信制御部16に送られる。このボディ側通信制御部16は、絞り値データのコマンドを通信路37を通してレンズ側通信制御部6に送る。レンズ側システムコントローラ3は、ボディ側システムコントローラ10からの絞り値データのコマンドを受け取り、このコマンドに従って絞り駆動部5を駆動制御して絞り8の径を可変させる。
AF処理部20は、メモリ18に書き込まれたデジタル画像データを読み出し、UI制御部15によって設定されたエリア情報を用いてデジタル画像データからフォーカス位置を決定する。すなわち、AF処理部20は、ユーザによってユーザーインターフェイス33のシャッタボタンが押下操作(撮影指示)されると、この撮影指示をUI制御部15を通して受け取り、この撮影指示に従って連続的にメモリ18に書き込まれた画像データを処理することによりレンズ7を駆動するためのフォーカス位置データを演算して求める。
このAF処理部20から出力されるフォーカス位置データは、ボディ側システムコントローラ10により通信上のコマンドに変換されてボディ側通信制御部16に送られる。このボディ側通信制御部16は、フォーカス位置データのコマンドを通信路37を通してレンズ側通信制御部6に送る。レンズ側システムコントローラ3は、ボディ側システムコントローラ10からのフォーカス位置データのコマンドを受け取り、このコマンドに従ってレンズ駆動部4を駆動制御してレンズ7の位置を移動させる。
画像処理部21は、メモリ18に書き込まれたデジタル画像データに対してカラー化等の処理を行う。撮像素子27は、単板の撮像素子であるので、メモリ18に書き込まれたデジタル画像データに対してカラー化の処理が必要である。しかるに、画像処理部21は、デジタル画像データに対して補間演算を行うことにより輝度信号、色差信号を生成してカラー画像データを生成し、さらにガンマ補正、コントラスト強度の補正、輪郭強調等の処理を行う。
圧縮伸張部22は、画像処理部21によって処理されたデジタル画像データに対して例えばJPEG等の圧縮形式を用いて圧縮処理を行って画像ファイルを生成する。この画像ファイルは、例えば、記録媒体制御部24によって制御される記録媒体30に書き込まれる。又、圧縮伸張部22は、再生モードにおいて、記録媒体30に書き込まれている画像ファイルを読み出して伸張処理を行い、この伸張処理後の画像データを表示制御部23に送る。
表示制御部23は、LCD28又はEVF29を駆動制御して画像データを表示するもので、メモリ18に書き込まれている画像データをスルー画としてLCD28又はEVF29に表示するときに、画像データをLCD28又はEVF29で表示可能なフォーマットに変換する。UI制御部15の設定によりスルー画表示モードが選択されていると、表示制御部23は、メモリ18に所定間隔で更新される画像データを逐次スルー画としてLCD28又はEVF29に表示する。このとき、フォーカスモードは、コントラストAFに設定され、フォーカスモードの変更は動作中にない。
ボディ側システムコントローラ10は、本デジタル一眼レフレックスカメラの一連の撮像動作の制御を行うもので、ストロボ制御部11やメカシャッター駆動部12、撮像素子駆動部13の動作タイミングの制御を行い、UI制御部15からのユーザーインターフェイス33のシャッタボタンの押下操作(撮影指示)のタイミングに応じて、ストロボ25の発光やメカシャッター26の開閉、撮像素子27からの電荷読み出しの制御を行い、CDS34、AMP35、A/D変換器36を動作制御してデジタル画像データをメモリ18に書き込む。
又、ボディ側システムコントローラ10は、ユーザーインターフェイス33に対するユーザの操作をUI制御部15を通して受け取り、ユーザーインターフェイス33に対するユーザの操作によってスルー画表示モードが選択されると、スルー画をLCD28又はEVF29に表示するための制御を行う。又、ボディ側システムコントローラ10は、ユーザーインターフェイス33のシャッタボタンに対して半押しすると、スルー画表示モードからコントラストAFモードに移行する。ボディ側システムコントローラ10は、ユーザーインターフェイス33のシャッタボタンに対して全押しすると、本撮影を行うための制御を行う。
又、ボディ側システムコントローラ10は、ユーザーインターフェイス33に対するユーザの操作をUI制御部15を通して受け取り、ユーザーインターフェイス33に対するユーザの操作によってスルー画表示モードが選択されると、スルー画をLCD28又はEVF29に表示するための制御を行う。又、ボディ側システムコントローラ10は、ユーザーインターフェイス33のシャッタボタンに対して半押しすると、スルー画表示モードからコントラストAFモードに移行する。ボディ側システムコントローラ10は、ユーザーインターフェイス33のシャッタボタンに対して全押しすると、本撮影を行うための制御を行う。
又、ボディ側システムコントローラ10は、スルー画表示モードからコントラストAFモードに移行したときのコントラストAF用のデジタル画像データの輝度を補正するための輝度補正量を演算し求めてコントラストAF用のデジタル画像データに対する補正を行うもので、輝度変化検出部10−1と画像補正部10−2とを有する。なお、輝度変化検出部10−1と画像補正部10−2とは、ボディ側システムコントローラ10内に有する機能であるが、図1においては分かり易くするためにボディ側システムコントローラ10外に示してある。
輝度変化検出部10−1は、スルー画表示モードからコントラストAFモードに移行したときに、メモリ18に書き込まれているスルー画表示時のデジタル画像データとコントラストAF用のデジタル画像データと差分からスルー画表示モードからコントラストAFモードに移行したときの露出条件の変化に伴う輝度変化量を検出する。この場合、輝度変化検出部10−1は、デジタル画像データより撮影画面の輝度分布パターンを検出し、この輝度パターンに基づいて輝度変化量を検出する。
画像補正部10−2は、輝度変化検出部10−1により検出された輝度変化量に基づいてLCD28又はEVF29に表示するコントラストAF用のデジタル画像データを補正する。
輝度変化検出部10−1は、スルー画表示モードからコントラストAFモードに移行したときに、メモリ18に書き込まれているスルー画表示時のデジタル画像データとコントラストAF用のデジタル画像データと差分からスルー画表示モードからコントラストAFモードに移行したときの露出条件の変化に伴う輝度変化量を検出する。この場合、輝度変化検出部10−1は、デジタル画像データより撮影画面の輝度分布パターンを検出し、この輝度パターンに基づいて輝度変化量を検出する。
画像補正部10−2は、輝度変化検出部10−1により検出された輝度変化量に基づいてLCD28又はEVF29に表示するコントラストAF用のデジタル画像データを補正する。
次に、上記の如く構成されたカメラの動作について図2に示すスルー画表示モードとコントラストAFモードとの露出制御を示すフローチャートに従って説明する。
ユーザによってスルー画表示モードが選択されると、このスルー画表示モードがUI制御部15を通してボディ側システムコントローラ10に送られる。このボディ側システムコントローラ10は、スルー画をLCD28又はEVF29に表示するための動作を開始する。スルー画の表示動作を開始すると、本デジタル一眼レフレックスカメラは、撮影可能な状態になる。
ユーザによってスルー画表示モードが選択されると、このスルー画表示モードがUI制御部15を通してボディ側システムコントローラ10に送られる。このボディ側システムコントローラ10は、スルー画をLCD28又はEVF29に表示するための動作を開始する。スルー画の表示動作を開始すると、本デジタル一眼レフレックスカメラは、撮影可能な状態になる。
しかるに、撮像素子27は、レンズ7により結像された被写体像を光電面で受光し、この被写体像を光電変換し、画像信号として出力する。この撮像素子27から出力される画像信号は、CDS34によりノイズの除去が行われ、ゲイン調整された後、AMP35により増幅され、A/D変換器36によってデジタル画像データに変換される。このデジタル画像データは、メモリ18に一時的に書き込まれる。
次に、スルー画表示の動作が開始されると、ボディ側システムコントローラ10は、ステップS1において、スルー画表示用の露出を設定する。このスルー画表示用の露出設定において、AE処理部19は、メモリ18に保存されたデジタル画像データを読み出し、このデジタル画像データから被写体の輝度を算出し、スルー画表示用露出制御値になるように撮像素子27に設定する電子シャッター速度や絞り8の絞り値データ、感度等の露出条件を決定する。又、AF処理部20は、メモリ18に書き込まれたデジタル画像データを読み出し、UI制御部15によって設定されたエリア情報を用いてデジタル画像データからフォーカス位置を決定する。
ボディ側システムコントローラ10は、撮像素子27に設定する電子シャッター速度データを撮像素子駆動部13に送ると共に、絞り8の絞り値データとフォーカス位置データとをボディ側通信制御部16から通信路37を通してレンズ側通信制御部6に送る。レンズ側システムコントローラ3は、ボディ側システムコントローラ10からの絞り値データのコマンドを受け取り、このコマンドに従って絞り駆動部5を駆動制御して絞り8の径を可変させる。これと共に、レンズ側システムコントローラ3は、ボディ側システムコントローラ10からのフォーカス位置データのコマンドを受け取り、このコマンドに従ってレンズ駆動部4を駆動制御してレンズ7の位置を移動させる。
しかるに、決定された露出条件のレンズ7のフォーカス位置と絞り8の径と撮像素子27の電子シャッター速度との設定で、撮像素子27は、ステップS2において、レンズ7により結像された被写体像を光電面で受光し、この被写体像を光電変換し、画像信号として出力する。この撮像素子27から出力される画像信号は、CDS34によりノイズの除去が行われ、ゲイン調整された後、AMP35により増幅され、A/D変換器36によってデジタル画像データに変換される。このデジタル画像データは、メモリ18に一時的に書き込まれる。
次に、画像処理部21は、ステップS3において、メモリ18に書き込まれたデジタル画像データに対して補間演算を行うことにより輝度信号、色差信号を生成してカラー画像データを生成し、さらにガンマ補正、コントラスト補正、輪郭強調等の処理を行う。
次に、表示制御部23は、ステップS5において、メモリ18に所定間隔で更新して書き込まれるデジタル画像データをLCD28又はEVF29で表示可能なフォーマットに逐次変換し、LCD28又はEVF29にスルー画として表示する。
次に、表示制御部23は、ステップS5において、メモリ18に所定間隔で更新して書き込まれるデジタル画像データをLCD28又はEVF29で表示可能なフォーマットに逐次変換し、LCD28又はEVF29にスルー画として表示する。
このスルー画の表示と並行して、AE処理部19は、ステップS4において、メモリ18に保存されるスルー画用のデジタル画像データを読み出し、このデジタル画像データからスルー画表示時使用される被写体輝度値Bvと本撮影用の露出条件とを取得するための被写体輝度値を算出する。さらに、AE処理部19は、被写体輝度値Bvと予め決められたプログラム線図とに従ってスルー画表示用の露出制御値と本撮影用露出制御値とを算出する。これらスルー画表示用露出制御値と本撮影用露出制御値とは、それぞれ一時的にメモリ18に格納される。これにより、スルー画用露出制御値と本撮影用露出制御値とは、被写体の輝度値が反映された適切な露出条件としてメモリ18に保存される。このうちスルー画用露出制御値は、スルー画用のデジタル画像データを取得する際における露出制御に逐次反映される。
なお、AE処理部19によりスルー画表示用露出制御値と本撮影用露出制御値とを算出するのは、ステップS4に限らず、スルー画をLCD28又はEVF29に表示しているときであれば、どの時点でもよい。
なお、AE処理部19によりスルー画表示用露出制御値と本撮影用露出制御値とを算出するのは、ステップS4に限らず、スルー画をLCD28又はEVF29に表示しているときであれば、どの時点でもよい。
次に、ボディ側システムコントローラ10は、ステップS6において、UI制御部15を通してユーザーインターフェイス33のシャッタボタンが半押しされてコントラストAFモードに切り替わったか否かを判断する。この判断の結果、ユーザーインターフェイス33のシャッタボタンが半押しされていなければ、ボディ側システムコントローラ10は、ステップS7に移り、スルー画表示を終了するか否かを判断する。この判断の結果、スルー画表示を終了しなければ、ボディ側システムコントローラ10は、ステップS1に戻ってスルー画表示を継続する。スルー画の表示は、スルー画表示の終了が選択されるまで継続される。
このようにスルー画を表示している状態で、ユーザによりユーザーインターフェイス33のシャッタボタンが半押しされると、ボディ側システムコントローラ10は、ステップS6において、スルー画表示モードからコントラストAFモードに移行する。
先ず、ボディ側システムコントローラ10は、ステップS10において、コントラストAF用の露出演算のための露出設定を行う。このコントラストAF用の露出設定は、上記スルー画表示用の露出設定を用いる。又、ユーザによって撮影モードがマニュアルに設定していた場合又はスルー画の露出補正を行っている場合には、露出演算に用いる画像が適切に撮影できないので、露出条件の設定をやり直す。すなわち、AE処理部19は、スルー画表示時に、メモリ18に書き込まれたデジタル画像データを読み出し、このデジタル画像データから被写体の輝度を算出し、スルー画表示用露出制御値になるように撮像素子27に設定する電子シャッターの速度、感度、絞り8の絞り値データの露出条件を決定する。又、AF処理部20は、メモリ18に書き込まれたデジタル画像データを読み出し、UI制御部15によって設定されたエリア情報を用いてデジタル画像データからフォーカス位置を決定する。
先ず、ボディ側システムコントローラ10は、ステップS10において、コントラストAF用の露出演算のための露出設定を行う。このコントラストAF用の露出設定は、上記スルー画表示用の露出設定を用いる。又、ユーザによって撮影モードがマニュアルに設定していた場合又はスルー画の露出補正を行っている場合には、露出演算に用いる画像が適切に撮影できないので、露出条件の設定をやり直す。すなわち、AE処理部19は、スルー画表示時に、メモリ18に書き込まれたデジタル画像データを読み出し、このデジタル画像データから被写体の輝度を算出し、スルー画表示用露出制御値になるように撮像素子27に設定する電子シャッターの速度、感度、絞り8の絞り値データの露出条件を決定する。又、AF処理部20は、メモリ18に書き込まれたデジタル画像データを読み出し、UI制御部15によって設定されたエリア情報を用いてデジタル画像データからフォーカス位置を決定する。
ボディ側システムコントローラ10は、撮像素子27の電子シャッター速度と感度とのデータを撮像素子駆動部13に送ると共に、絞り8の絞り値データとフォーカス位置データとをボディ側通信制御部16から通信路37を通してレンズ側通信制御部6に送る。これにより、レンズ側システムコントローラ3は、フォーカス位置データに従ってレンズ駆動部4を駆動制御してレンズ7の位置を移動させると共に、絞り値データに従って絞り駆動部5を駆動制御して絞り8の径を可変させる。
しかるに、決定された露出条件のレンズ7のフォーカス位置と絞り8の径と撮像素子27の電子シャッター速度、感度の設定で、撮像素子27は、ステップS11において、レンズ7により結像された被写体像を光電面で受光し、この被写体像を光電変換し、画像信号として出力する。この撮像素子27から出力される画像信号は、CDS34によりノイズの除去が行われ、ゲイン調整された後、AMP35により増幅され、A/D変換器36によってデジタル画像データに変換される。このデジタル画像データは、コントラストAF露出演算用データとしてメモリ18に一時的に書き込まれる。
次に、AE処理部19は、ステップS12において、メモリ18に保存されるコントラストAF露出演算用のデジタル画像データを読み出し、このデジタル画像データから被写体輝度値Bvを算出し、さらに、被写体輝度値Bvと予め決められたプログラム線図と制御テーブルとに従ってコントラストAF用の露出制御値を算出する。このコントラストAF用の露出制御値は、コントラストAF露出演算用のデジタル画像データを取得する際における露出制御に逐次反映される。そして、このコントラストAF用の露出制御値は、メモリ18に一時的に書き込まれる。
次に、ボディ側システムコントローラ10は、ステップS13において、メモリ18に一時的に書き込まれたコントラストAF用の露出制御値を撮像素子駆動部13に送ると共に、ボディ側通信制御部16から通信路37を通してレンズ側通信制御部6に送る。これにより、レンズ側システムコントローラ3は、コントラストAF用の露出制御値に従って絞り駆動部5を駆動制御して絞り8の径を可変させる。これにより、コントラストAF用の露出設定が行われる。
次に、コントラストAF用の露出設定の下、ボディ側システムコントローラ10は、ステップS14において、被写体の撮像動作を行う。すなわち、撮像素子27は、レンズ7により結像された被写体像を撮像してその画像信号を出力する。この撮像素子27から出力される画像信号は、CDS34によりノイズ除去され、ゲイン調整された後、AMP35により増幅され、A/D変換器36によりコントラストAF用のデジタル画像データに変換されてメモリ18に一時的に書き込まれる。
次に、AF処理部20は、メモリ18に書き込まれたコントラストAF用のデジタル画像データを読み出し、UI制御部15によって設定されたエリア情報を用いてコントラストAF用のデジタル画像データからフォーカス位置を決定する。
次に、ボディ側システムコントローラ10は、ステップS15において、輝度変化検出部10−1と画像補正部10−2とに指令を発し、スルー画表示モードからコントラストAFモードに移行したときのコントラストAF用のデジタル画像データの輝度を補正するための輝度補正量を演算し求める。すなわち、輝度変化検出部10−1は、スルー画表示モードからコントラストAFモードに移行したときに、メモリ18に書き込まれているスルー画表示時のデジタル画像データとコントラストAF用のデジタル画像データと差分からスルー画表示モードからコントラストAFモードに移行したときの露出条件の変化に伴う輝度変化量を検出する。この場合、輝度変化検出部10−1は、デジタル画像データより撮影画面の輝度分布パターンを検出し、この輝度パターンに基づいて輝度変化量を検出する。
次に、画像補正部10−2は、輝度変化検出部10−1により検出された輝度変化量に基づいてLCD28又はEVF29に表示するコントラストAF用のデジタル画像データを補正する。
次に、ボディ側システムコントローラ10は、ステップS15において、輝度変化検出部10−1と画像補正部10−2とに指令を発し、スルー画表示モードからコントラストAFモードに移行したときのコントラストAF用のデジタル画像データの輝度を補正するための輝度補正量を演算し求める。すなわち、輝度変化検出部10−1は、スルー画表示モードからコントラストAFモードに移行したときに、メモリ18に書き込まれているスルー画表示時のデジタル画像データとコントラストAF用のデジタル画像データと差分からスルー画表示モードからコントラストAFモードに移行したときの露出条件の変化に伴う輝度変化量を検出する。この場合、輝度変化検出部10−1は、デジタル画像データより撮影画面の輝度分布パターンを検出し、この輝度パターンに基づいて輝度変化量を検出する。
次に、画像補正部10−2は、輝度変化検出部10−1により検出された輝度変化量に基づいてLCD28又はEVF29に表示するコントラストAF用のデジタル画像データを補正する。
ここで、コントラストAF用のデジタル画像データの補正の動作について具体的に説明する。
図3はスルー画表示モードからコントラストAFモードに移行したときの輝度変化量の検出処理を説明するための図である。撮像素子27の画素数は、例えば水平方向にx画素、垂直方向にy画素で、全画素数x×yを有する。通常、スルー画表示時とコントラストAFモード動作時とにおいて撮像素子27の撮像により取得されるデジタル画像データの画素数は、それぞれ垂直方向に画素数y/n、水平方向に画素数x/nに縮小して縮小画像データDSを取得する。ここに、nは、撮像素子27とLCD28、EVF29との比率の少ない画素数になる。このとき、画像データの縮小処理は、例えば間引き、画素加算等により行われる。
図3はスルー画表示モードからコントラストAFモードに移行したときの輝度変化量の検出処理を説明するための図である。撮像素子27の画素数は、例えば水平方向にx画素、垂直方向にy画素で、全画素数x×yを有する。通常、スルー画表示時とコントラストAFモード動作時とにおいて撮像素子27の撮像により取得されるデジタル画像データの画素数は、それぞれ垂直方向に画素数y/n、水平方向に画素数x/nに縮小して縮小画像データDSを取得する。ここに、nは、撮像素子27とLCD28、EVF29との比率の少ない画素数になる。このとき、画像データの縮小処理は、例えば間引き、画素加算等により行われる。
AE処理部19は、図3におけるAE処理領域に示すように、縮小画像データDSを予め設定された大きさの領域を単位として複数に分割し、これら分割された複数の領域毎の平均の輝度値を算出する。例えばAE処理部19は、縮小画像データDSをx,y方向に対して互いに垂直な格子状の複数の領域、例えば7×7の複数の領域に分割し、これら領域毎の各平均輝度値Bv0〜Bv48を算出する。図4(a)はAE処理部19により算出されたスルー画表示時の複数の平均輝度値Bv0〜Bv48の輝度分布の一例を示し、図4(b)はコントラストAFモード時の各エリアの平均輝度値Bv0〜Bv48の輝度部分の一例を示す。
なお、AF処理部20は、図3におけるAF処理領域に示すように、縮小画像データDSを予め設定された大きさの領域を単位として複数領域に分割し、これら分割された複数の領域毎のAF評価値Ha〜Hkを算出する。上記AF評価値Ha〜Hkに基づいてコントラストAFを実行する。
一方、図4(a)(b)に示すようにスルー画表示時の輝度分布とコントラストAFモード時の輝度分布とを比較すると、コントラストAFモード時の輝度分布の方がスルー画表示時の輝度分布よりも全体的に大きな平均輝度値Bvの輝度分布になっている。このようなコントラストAFモード時の輝度分布であれば、コントラストAFモード動作時に取得されるデジタル画像データをLCD28又はEVF29に表示すると、当該LCD28又はEVF29に表示される画像は、スルー画表示時にLCD28又はEVF29に表示される画像よりも明るく飛んだ画像になる。このため、コントラストAFモード動作時に取得されるデジタル画像データに対して補正が必要になる。
しかるに、輝度変化検出部10−1は、スルー画表示モードからコントラストAFモードに移行したときに、図4(a)に示すスルー画表示時の複数の平均輝度値の輝度分布と同図(b)に示すコントラストAFモード時における複数の平均輝度値の輝度分布との差分を算出する。これにより、スルー画表示モードからコントラストAFモードに移行したときの露出条件の変化に伴う輝度変化量が算出される。ここで、当該輝度変化量すなわちスルー画表示時の輝度分布とコントラストAFモード時の輝度分布との差分が大きい程、LCD28又はEVF29に表示されるデジタル画像データに対する補正量が大きくなる。これに対して当該差分が小さくてその輝度変化量が「0」に近い場合、補正量は小さくなる。
図5(a)(b)(c)は当該デジタル画像データに対する補正時の入出力の関係を示す。デジタル画像データに対する補正は、例えば3つのパターンに分類される。第1のパターンは、スルー画表示時の複数の平均輝度値の輝度分布とコントラストAFモード時における複数の平均輝度値の輝度分布との差分である輝度変化量が小さい場合で、適正露出時である。この適正露出時におけるデジタル画像データに対する補正の入力データ出力特性は、図5(a)に示すように入力信号と出力信号とで等しく、スルー画表示時とコントラストAFモード時とで変わらないγカーブを示す。
第2のパターンは、スルー画表示時の輝度分布とコントラストAFモード時の輝度分布との差分である輝度変化量が負の値になる場合で、スルー画表示時とコントラストAFモード時とでコントラストAFモード時の輝度が小さくなった露出アンダー時である。この露出アンダー時におけるデジタル画像データに対する補正の入力データ出力特性は、図5(b)に示すように入力信号が大きくなるに従って出力信号の大きくなる率を小さくするもので、スルー画表示時とコントラストAFモード時とで画像を明るくするγカーブを示す。なお、この補正の入力データ出力特性は、γカーブの立ち上がり方の輝度変化量が大きい。
第3のパターンは、スルー画表示時の輝度分布とコントラストAFモード時の輝度分布との差分である輝度変化量が正の値になる場合で、スルー画表示時とコントラストAF時とでコントラストAFモード時の輝度が明るくなった露出オーバー時である。この露出オーバー時におけるデジタル画像データに対する補正の入力データ出力特性は、図5(c)に示すように入力信号が大きくなるに従って出力信号の大きくなる率を大きくするもので、スルー画表示時とコントラストAF時では画像が暗くなるγカーブを示す。なお、この補正の入力データ出力特性は、γカーブの立ち上がり方の輝度変化量が小さい。
従って、輝度変化検出部10−1により算出されたスルー画表示時とコントラストAFモード時動作時との差分である輝度変化量が小さい適正露出時の第1のパターンであれば、画像補正部10−2は、図5(a)に示すようなスルー画表示時とコントラストAFモード時とで変わらない入力データ出力特性を有するγカーブに従ってデジタル画像データに対する補正を行う。
輝度変化検出部10−1により算出されたスルー画表示時とコントラストAFモード時動作時との差分である輝度変化量が負の値になる露出アンダー時の第2のパターンであれば、画像補正部10−2は、図5(b)に示すようなスルー画表示時よりもコントラストAFモード時の画像を明るくする入力データ出力特性を有するγカーブに従ってデジタル画像データに対する補正を行う。
輝度変化検出部10−1により算出されたスルー画表示時とコントラストAFモード時動作時との差分である輝度変化量が正の値になる露出オーバー時の第3のパターンであれば、画像補正部10−2は、図5(c)に示すようなスルー画表示時よりもコントラストAF時の画像を暗くする入力データ出力特性を有するγカーブに従ってデジタル画像データに対する補正を行う。補正方法は、γカーブを変化させる方法の他、テーブルを用いて行ってもよい。又、図1に示す画像補正部10−2は、表示制御部23の中にその補正機能を組み込んでもよい。
輝度変化検出部10−1により算出されたスルー画表示時とコントラストAFモード時動作時との差分である輝度変化量が負の値になる露出アンダー時の第2のパターンであれば、画像補正部10−2は、図5(b)に示すようなスルー画表示時よりもコントラストAFモード時の画像を明るくする入力データ出力特性を有するγカーブに従ってデジタル画像データに対する補正を行う。
輝度変化検出部10−1により算出されたスルー画表示時とコントラストAFモード時動作時との差分である輝度変化量が正の値になる露出オーバー時の第3のパターンであれば、画像補正部10−2は、図5(c)に示すようなスルー画表示時よりもコントラストAF時の画像を暗くする入力データ出力特性を有するγカーブに従ってデジタル画像データに対する補正を行う。補正方法は、γカーブを変化させる方法の他、テーブルを用いて行ってもよい。又、図1に示す画像補正部10−2は、表示制御部23の中にその補正機能を組み込んでもよい。
図6はスルー画表示とコントラストAFモードとの切り替え動作タイミングを示す。表示フレームタイミングは、フレーム間隔tvで1フレームの画像を表示することを示す。スルー画/コントラストAFは、スルー画表示又はコントラストAFモードのいずれかであるのかを示し、ローレベルの期間においてスルー画表示を示し、ハイレベルの期間においてコントラストAFモードを示す。露出設定は、ハイレベルの期間において露出設定にかかる時間を示す。露光は、ハイレベルの期間において露光に要する時間を示す。読出は、ハイレベルの期間において読み出しに要する時間を示す。表示画像生成は、ハイレベルの期間において表示画像生成にかかる時間を示す。
補正量検出/表示画像補正は、コントラストAFモード時のみに動作するもので、ハイレベルの期間において補正量の算出とデジタル画像データに対する補正に要する時間を示す。補正表示画像は、ハイレベルの期間において補正されたデジタル画像データがLCD28又はEVF29に表示されることを示す。
補正量検出/表示画像補正は、コントラストAFモード時のみに動作するもので、ハイレベルの期間において補正量の算出とデジタル画像データに対する補正に要する時間を示す。補正表示画像は、ハイレベルの期間において補正されたデジタル画像データがLCD28又はEVF29に表示されることを示す。
従って、スルー画/コントラストAFがハイレベルになってコントラストAFモードに切り替わると、上記説明の通り、輝度変化検出部10−1は、補正量検出/表示画像補正のハイレベル期間中に、スルー画表示時のデジタル画像データとコントラストAF用のデジタル画像データと差分からスルー画表示モードからコントラストAFモードに移行したときの露出条件の変化に伴う輝度変化量を検出する。次に、画像補正部10−2は、輝度変化検出部10−1により検出された輝度変化量に基づいてLCD28又はEVF29に表示するコントラストAF用のデジタル画像データを補正する。
このように表示フレームのタイミングに対して上記表示フレームタイミングと、スルー画/コントラストAFと、露出設定と、読出と、表示画像生成と、補正量検出/表示画像補正との各処理を行う。すなわち、適正露出時であれば、図5(a)に示すようなスルー画表示時とコントラストAFモード時とで変わらないγカーブに従ってデジタル画像データに対する補正を行う。露出アンダー時あれば、図5(b)に示すようなスルー画表示時よりもコントラストAFモード時の画像を明るくするγカーブに従ってデジタル画像データに対する補正を行う。露出オーバー時であれば、図5(c)に示すようなスルー画表示時よりもコントラストAF時の画像を暗くするγカーブに従ってデジタル画像データに対する補正を行う。これにより、スルー画表示とコントラストAFモードとの切り替えが行われてもLCD28又はEVF29に表示されている画像の明るさに変動はない。
しかるに、画像処理部21の画像補正部10−2は、ステップS16において、輝度変化検出部10−1により検出された輝度変化量に基づいてLCD28又はEVF29に表示するコントラストAF用のデジタル画像データを補正する。このとき、コントラストAF用のデジタル画像データに対する補正の効果は、LCD28又はEVF29に表示するスルー画のみ反映され、フォーカス位置検出の処理に影響しない。
次に、画像処理部21は、ステップS17において、補正量によって補正されたコントラストAF用のデジタル画像データを表示制御部23に送る。これにより、表示制御部23は、補正されたコントラストAF用のデジタル画像データをLCD28又はEVF29に表示する。
次に、画像処理部21は、ステップS17において、補正量によって補正されたコントラストAF用のデジタル画像データを表示制御部23に送る。これにより、表示制御部23は、補正されたコントラストAF用のデジタル画像データをLCD28又はEVF29に表示する。
次に、ボディ側システムコントローラ10は、ステップS18において、UI制御部15を通してユーザーインターフェイス33からコントラストAFモードの終了の指示を受けたか否かを判断する。この判断の結果、ユーザーインターフェイス33からコントラストAFモードの終了の指示を受けなければ、ボディ側システムコントローラ10は、ステップS10に戻り、補正されたコントラストAF用のデジタル画像データのLCD28又はEVF29への表示を継続する。ユーザーインターフェイス33からコントラストAFモードの終了の指示を受けると、ボディ側システムコントローラ10は、ステップS1に戻り、コントラストAFモードからスルー画表示モードに切り替わる。
このように上記第1の実施の形態によれば、スルー画表示モードからコントラストAFモードに移行したときに、スルー画表示時のデジタル画像データとコントラストAF用のデジタル画像データとの差分である輝度変化量を求め、この輝度変化量に基づいてLCD28又はEVF29に表示するコントラストAF用のデジタル画像データを補正する。これにより、スルー画を表示しているときに撮影動作のためにコントラストAF動作の開始によりコントラストAFモードに切り替わっても、LCD28又はEVF29に表示されるコントラストAF用のデジタル画像データの明るさは、スルー画表示の画像の明るさと比較して変動することがない。しかるに、コントラストAFモード時の被写体等をスルー表示する表示画面の輝度変化を抑制でき、コントラストAF時のスルー画の見栄え、視認性の低下を防止し、コントラストAF時でも高品位なスルー画を表示できる。そして、スルー画表示時のデジタル画像データとコントラストAF用のデジタル画像データとの差分である輝度変化量に基づいてコントラストAF用のデジタル画像データを補正するだけなので、別途ユニット等を設ける必要がなく、高価格化や複雑化を招くことがない。
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。
第2の実施の形態は、上記第1の実施の形態に比べて輝度変化検出の方法が相違する。すなわち、輝度変化検出部10−1は、スルー画表示モードからコントラストAFモードに移行したときに、所定の露出条件算出式に基づいてスルー画表示時の適正露出とコントラストAFモードの露出との乖離量を検出し、当該乖離量に基づいて輝度変化量を検出する。
第2の実施の形態は、上記第1の実施の形態に比べて輝度変化検出の方法が相違する。すなわち、輝度変化検出部10−1は、スルー画表示モードからコントラストAFモードに移行したときに、所定の露出条件算出式に基づいてスルー画表示時の適正露出とコントラストAFモードの露出との乖離量を検出し、当該乖離量に基づいて輝度変化量を検出する。
この乖離量が小さくて露出が適正状態であれば、画像補正部10−2は、デジタル画像データに対する補正を行わない。
乖離量が負の値で露出アンダーであれば、画像補正部10−2は、上記図5(b)に示すようにスルー画表示時よりもコントラストAFモード時の画像を明るくする入力データ出力特性を有するγカーブに従ってデジタル画像データを補正する。
乖離量が正の値で露出オーバーであれば、画像補正部10−2は、上記図5(c)に示すようにスルー画表示時よりもコントラストAF時の画像を暗くする入力データ出力特性を有するγカーブに従ってデジタル画像データを補正する。
乖離量が負の値で露出アンダーであれば、画像補正部10−2は、上記図5(b)に示すようにスルー画表示時よりもコントラストAFモード時の画像を明るくする入力データ出力特性を有するγカーブに従ってデジタル画像データを補正する。
乖離量が正の値で露出オーバーであれば、画像補正部10−2は、上記図5(c)に示すようにスルー画表示時よりもコントラストAF時の画像を暗くする入力データ出力特性を有するγカーブに従ってデジタル画像データを補正する。
図7はスルー画表示時のプログラム線図を示す。同図においてSvは被写体の輝度値Bvに対する撮像素子27に設定される感度を示し、Tvはシャッター速度を示し、Avは絞り値を示す。
スルー画表示時は通常、適正露出になっているので、感度Svと輝度値Bvとシャッター速度Tvと絞り値Avとは、
Bv+Sv=Tv+Av …(1)
の関係が成り立つ。
スルー画表示時は通常、適正露出になっているので、感度Svと輝度値Bvとシャッター速度Tvと絞り値Avとは、
Bv+Sv=Tv+Av …(1)
の関係が成り立つ。
表1はコントラストAFモードにおける被写体の輝度とシャッター速度との関係を示す。被写体輝度Bvが「Bv≧6」の場合と「Bv<0」の場合とにはプログラム線図通りに動作する。
被写体輝度Bvが「6>Bv≧3」の場合にはシャッター速を例えば1/100に設定し、被写体輝度Bvが「3>Bv≧0」の場合にはシャッター速度を1/50に設定する。このとき、被写体輝度Bvが「6>Bv≧0」の場合にシャッター速度が固定されるので、プログラム線図から外れた制御になり、感度Svと輝度値Bvとシャッター速度Tvと絞り値Avとは、
Bv+Sv≠Tv+Av …(2)
の関係となり、スルー画としては不適正な露出になる。このため、LCD28又はEVF29に表示される画像は、例えば図8(a)(b)(c)に示すようにオーバーになったりアンダーになったりする。
Bv+Sv≠Tv+Av …(2)
の関係となり、スルー画としては不適正な露出になる。このため、LCD28又はEVF29に表示される画像は、例えば図8(a)(b)(c)に示すようにオーバーになったりアンダーになったりする。
しかるに、同一被写体輝度におけるスルー画表示モードのシャッター速度をTv1、コントラストAFモードのシャッター速度をTv2とすると、適正露出から乖離量は、
ΔTv=Tv1−Tv2 …(3)
を演算することにより求められる。
ΔTv=Tv1−Tv2 …(3)
を演算することにより求められる。
乖離量ΔTvが「0」の場合には露出が適正状態となり、補正は行われない。
一方、乖離量ΔTv>0の場合は、露出オーバーになるので、上記第1の実施形態の露出オーバーの場合と同様に補正処理を行う。すなわち、露出オーバー時であれば、上記図5(c)に示すようなスルー画表示時よりもコントラストAF時の画像を暗くするγカーブに従ってデジタル画像データに対する補正を行う。
乖離量ΔTv<0の場合は、露出アンダーになるので、上記第1の実施の形態の露出アンダーの場合と同様の補正処理を行うことにより表示画像の輝度変化を抑制する。すなわち、露出アンダー時あれば、上記図5(b)に示すようなスルー画表示時よりもコントラストAFモード時の画像を明るくするγカーブに従ってデジタル画像データに対する補正を行う。
一方、乖離量ΔTv>0の場合は、露出オーバーになるので、上記第1の実施形態の露出オーバーの場合と同様に補正処理を行う。すなわち、露出オーバー時であれば、上記図5(c)に示すようなスルー画表示時よりもコントラストAF時の画像を暗くするγカーブに従ってデジタル画像データに対する補正を行う。
乖離量ΔTv<0の場合は、露出アンダーになるので、上記第1の実施の形態の露出アンダーの場合と同様の補正処理を行うことにより表示画像の輝度変化を抑制する。すなわち、露出アンダー時あれば、上記図5(b)に示すようなスルー画表示時よりもコントラストAFモード時の画像を明るくするγカーブに従ってデジタル画像データに対する補正を行う。
しかるに、スルー画表示とコントラストAFモードとの切り替えが行われてもLCD28又はEVF29に表示されている画像の明るさに変動はない。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1:本体、2:交換レンズ、3:レンズ側システムコントローラ、4:レンズ駆動部、5:絞り駆動部、6:レンズ側通信制御部、7:レンズ、8:絞り、10:ボディ側システムコントローラ、11:ストロボ制御部、12:メカニカルシャッター(メカシャッター)駆動部、13:撮像素子駆動部、14:入力制御部、15:ユーザーインターフェイス(UI)制御部、16:ボディ側通信制御部、17:システムバス、18:メモリ、19:AE処理部、20:AF処理部、21:画像処理部、22:圧縮伸縮部、23:表示制御部、24:記録媒体制御部、25:ストロボ、26:メカニカルシャッター、27:撮像素子、28:液晶ディスプレイ(LCD)、29:EVF、30:記録媒体、31:測光センサ、32:測距センサ、33:操作ボタン群、34:相関2重サンプリング回路(CDS)、35:AMP、36:A/D変換器、37:通信路、10−1:輝度変化検出部、10−2:画像補正部。
Claims (10)
- 被写体像を撮像してデジタル画像データを出力する撮像部と、
前記撮像部の露出条件を設定するAE制御部と、
前記撮像部で得られた前記デジタル画像データをスルー画として表示するための画像表示部と、
前記撮影部で得られた前記デジタル画像データからAF評価値を検出するためのAF処理部と、
前記撮像部で得られた前記デジタル画像データより前記撮像部の露出条件の変化に伴う画像の輝度変化量を検出する輝度変化検出部と、
前記輝度変化検出部によって検出された前記輝度変化量に基づいて前記画像表示部に表示する画像を補正する画像補正部と、
を具備し、
前記AF評価値の検出を行わない場合、前記AE制御部は、前記スルー画表示用の露出条件を設定して前記撮像部に撮像を行わせて前記画像表示部に表示し、
前記AF評価値の検出を行う場合、前記AE制御部は、前記AF処理部の検出用の露出条件を設定して前記撮像部に撮像を行わせると共に、前記画像補正部は、前記輝度変化検出部の検出する前記輝度変化量に基づいて前記デジタル画像データを補正して前記画像表示部に表示させる、
ことを特徴とする撮像装置。 - 前記輝度変化検出部は、前記デジタル画像データより撮影画面の輝度分布パターンを検出し、該輝度パターンに基づいて輝度変化量を検出することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 前記輝度変化検出部は、前記スルー画表示モードからコントラストAFモードに移行したときに、前記スルー画表示時の前記デジタル画像データと前記コントラストAFモード時の前記デジタル画像データと差分から前記露出条件の変化に伴う前記輝度変化量を検出することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 前記輝度変化検出部により検出された前記輝度変化量が小さい適正露出時であれば、
前記画像補正部は、前記スルー画表示時と前記コントラストAFモード時とで変わらないγカーブを有する入力データ出力特性に従って前記デジタル画像データを補正する、
ことを特徴とする請求項3記載の撮像装置。 - 前記輝度変化検出部により検出された前記輝度変化量が露出アンダーになる条件の場合であれば、
前記画像補正部は、前記スルー画表示時よりも前記コントラストAFモード時の画像を明るくする入力データ出力特性を有するγカーブに従って前記デジタル画像データを補正する、
ことを特徴とする請求項3記載の撮像装置。 - 前記輝度変化検出部により検出された前記輝度変化量が露出オーバーになる条件の場合であれば、
前記画像補正部は、前記スルー画表示時よりも前記コントラストAF時の画像を暗くする入力データ出力特性を有するγカーブに従って前記デジタル画像データを補正する、
ことを特徴とする請求項3記載の撮像装置。 - 前記輝度変化検出部は、所定の露出条件算出式に基づいて前記スルー画表示時の適正露出からの乖離量を検出し、当該乖離量に基づいて前記輝度変化量を検出することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 前記輝度変化検出部により検出された前記乖離量が小さくて露出が適正状態であれば、
前記画像補正部は、前記デジタル画像データに対する補正を行わない、
ことを特徴とする請求項7記載の撮像装置。 - 前記輝度変化検出部により検出された前記乖離量が露出オーバーになる条件の場合であれば、
前記画像補正部は、前記スルー画表示時よりも前記コントラストAF時の画像を暗くする入力データ出力特性を有するγカーブに従って前記デジタル画像データを補正する、
ことを特徴とする請求項7記載の撮像装置。 - 前記輝度変化検出部により検出された前記乖離量が露出アンダーになる条件の場合であれば、
前記画像補正部は、前記スルー画表示時よりも前記コントラストAFモード時の画像を明るくする入力データ出力特性を有するγカーブに従って前記デジタル画像データを補正する、
ことを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
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