JP2010061458A - マシンコントローラシステムおよびマシンコントローラ間同期方法 - Google Patents
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Abstract
マスタのマシンコントローラとスレーブのマシンコントローラのスキャン周期を同期させることができる制御システムを提供する。
【解決手段】
1台のマスタコントローラと1台または複数のスレーブコントローラを通信ネットワークで接続し、前記マスタコントローラから前記スレーブコントローラに一定の通信周期で同期フレームを同報送信する。
スレーブコントローラのスキャン周期がマスタコントローラのスキャン周期の整数倍または整数分の1倍であるときに、同期フレームを利用してスレーブコントローラのスキャン周期をマスタコントローラのスキャン周期に同期させる。
【選択図】図3
Description
このような機械装置のセクション化には、セクション毎に追加・入れ替えをおこない、容易に用途に応じた機械構成に変更するため、という目的もある。
このように、機械装置をセクション化、すなわち分散制御にて構成する場合、装置が十分な性能を発揮するためには、個々のセクション間の同期性が保証されている事が求められる。
従来、このような装置は、分散化されたコントローラが、ネットワーク等の通信手段によりデータや信号の受け渡しを行なうことで実現していた。
あるいは、同じ入力信号を分散化された全てのコントローラ入力し、その信号をトリガとして動作をおこなうことで同期を実現していた。
たとえば、特許文献1(図1、図4、図7)では、1のコントローラと他のコントローラがデータリンクで接続された分散システムが開示されている。
通信モジュール4は、スレーブコントローラ51〜5Nとの間で通信データS3を定周期の通信周期で送受信する。
スレーブコントローラ51〜5Nもマスタコントローラ2と同様、プログラム入力装置1にて作成したアプリケーションプログラムが格納されている。スレーブコントローラ51〜5Nに接続されるプログラム入力装置1を破線で示しているのは、必要に応じて接続されることを意味する。
マスタコントローラ2は、スレーブコントローラ51〜5Nの応答データより、アプリケーションプログラムの歩進を管理する。
なお、図12にスレーブコントローラ51〜5Nのブロック図を示すが、独自のスレーブ基準周期発生回路16sとその出力であるスレーブ基準周期信号S14sを基にスレーブスキャン周期信号S15sを発生するスレーブスキャン周期発生回路17sを有している。スレーブコントローラ51〜5Nは、スレーブスキャン周期発生回路17sが発生させるスレーブスキャン周期信号S15sに基づいてスキャン動作を実行する。
また、マスタコントローラ2と各スレーブコントローラが備える水晶発振子には、固体差があるため、例え同じスキャン周期を設定しても、そのスキャン周期に微少なずれが生じる。このスキャン周期のずれが蓄積すると、各コントローラの動作タイミングのずれが生じる。
そのため、マスタコントローラ2からの指令データがスレーブコントローラ51〜5Nに伝わるタイミングがずれたり、アプリケーションによる動作開始タイミングがずれるなど、セクション間の同期性能が求められる用途においては問題があった。
また、各スレーブコントローラに接続されている機器によって、スキャン周期を変えたいという要求もあった。たとえば、高速性が要求されるサーボ機器を制御する場合はスキャン周期を短くし汎用のI/O機器との入出力はスキャン周期を長くするなどである。
前記マスタコントローラはマスタ基準周期を発生させるマスタ基準周期発生回路と、前記マスタ基準周期を計数してマスタスキャン周期を発生させるマスタスキャン周期発生回路と、前記マスタ基準周期を計数してマスタスキャン周期の整数倍または整数分の1倍の通信周期を発生させる通信周期発生回路と、前記通信周期に基いて前記スレーブコントローラと通信するデータ送受信回路とを備え、
前記スレーブコントローラはスレーブ基準周期を発生させるスレーブ基準周期発生回路と、前記スレーブ基準周期を計数して前記通信周期の整数倍または整数分の1倍のスレーブスキャン周期を発生させるスレーブスキャン周期発生回路と、前記マスタコントローラと前記通信周期で通信するデータ送受信回路と、前記スレーブスキャン周期が前記マスタスキャン周期の整数倍または整数分の1倍であるときに前記スレーブスキャン周期を前記マスタスキャン周期に同期させるためのリセット信号と初回フラグを生成する同期許可部とを備えることを特徴とするものである。
前記マスタコントローラがマスタスキャン周期を前記スレーブコントローラに送信し、
前記スレーブコントローラは同期可否を判断した結果を前記マスタコントローラに返信し、
前記マスタコントローラは前記スレーブコントローラが同期可能であること返信した場合に同期開始要求および前記マスタスキャン周期を前記通信周期で計数したスキャンカウンタ値を前記スレーブコントローラに送信し、
前記スレーブコントローラは前記同期開始要求および前記スキャンカウンタ値を受信したとき同期化処理を行いその同期化処理が完了したら前記マスタコントローラへ同期完了を送信することを特徴とするものである。
前記スレーブスキャン周期を最初のリセット信号でのみリセットしその時に生成されるエッジ信号を遮断することによって行われることを特徴とするものである。
また、スレーブコントローラ毎に異なったスキャン周期を設定することができるので、各スレーブコントローラでは実際に求められる制御性能に見合ったCPUを使用することができる。従って、必要以上に高性能のCPUを使うことがなく経済的でもある。
この図1に示す実施形態は、マスタコントローラ2と、複数のスレーブコントローラを高速シリアル通信で接続し、スキャン周期の同期を行なうものである。なお、図1は、スター接続を想定して記載してあるが、高速シリアル通信のトポロジーはスター接続に限ったものではない。
図1は、本発明の制御システムの一実施形態であり、従来の図11と概要は同じであるが、各スレーブコントローラ51〜5Nの構成(図3)が従来のスレーブコントローラ(図12)と相違しており、これについては後述する。
図2において、3はCPUモジュールであり、プログラマブルコントローラとしての機能を有している。CPUモジュール3は、外部の信号を取り込むための入力部10mと、外部へ信号を出力するための出力部11m、データメモリ部12m、ユーザプログラムを記憶しているプログラムメモリ部14m、前記プログラムメモリ部に格納された制御プログラムに従って演算するCPU13mから構成される。CPU13mは水晶発振子15mが発生するクロック信号に基づいて動作する。
また、通信周期発生回路23にマスタスキャン周期信号S15mが入力されることで、スキャン周期毎に通信周期発生回路の分周回路計数値がリセットされることにより、スキャン周期と通信周期が同期することになる。なお、マスタスキャン周期信号S15mは、基準周期信号S14mを計数して作られているため、そのままでは通信周期発生回路23での通信周期信号S13の出力と通信周期発生回路23のリセットが、ほぼ同タイミングで行なわれることになる。これを回避するため、通信周期発生回路23のリセットは、通信周期発生回路23が通信周期信号S13をマスタデータ送受信回路22mに出力した後に行なわれるように、マスタスキャン周期信号S15m入力タイミングをハードウェアにて調整している。
スレーブコントローラ51〜5Nは、水晶発振子15sで発生されるクロック信号に基づいて動作する。そのクロックを基にスレーブ基準周期発生回路16sでスレーブ基準周期信号S14sが発生されるが、その周期はあらかじめ設定されている。なお、スレーブ基準周期は、マスタ基準周期と等しい値である。
スレーブ基準周期信号S14sはスレーブスキャン周期発生回路17sで計数されてスレーブスキャン周期信号S15sが発生されるが、その周期はあらかじめ設定されている。これは、マスタコントローラ2の場合と同様である。
従来と異なる点は、同期許可部18を介してスレーブ基準周期発生回路16sおよびスレーブスキャン周期発生回路17sに入力される点である。
また、同期許可部18によって生成される、同期許可後の初回の同期フレーム信号であることを示す初回フラグS20が、スレーブ基準周期発生回路16sおよびスレーブスキャン周期発生回路17sに入力される点である。
同期許可部18は、レジスタ、ANDゲート、エッジ検出部および初回フラグ生成部から構成されている。スレーブコントローラ5が同期フレーム信号S16と非同期で(マスタコントローラ2と非同期で)動作しているとき、CPU13sは、同期許可信号として‘0’をレジスタに書き込んでおり、同期フレーム信号S16は遮断される。
スレーブコントローラ5が同期フレーム信号S16と同期して(マスタコントローラ2と同期して)動作するために、CPU13sが同期許可信号として‘1’をレジスタに書き込んだとき、同期フレーム信号S16がエッジ検出部に入力され、そのエッジ信号S19が生成される。
また、エッジ信号S19は初回フラグ生成部に入力され、同期許可信号‘1’がレジスタに書き込まれた後最初に同期フレーム信号S16が入力されたことを示す初回フラグS20が生成される。
スレーブ基準周期発生回路16sは、水晶発信子15sから出力されるクロックをアップカウンタAにて計数して、その計数値があらかじめ設定された値になる毎にスレーブ基準周期信号S14sを出力する。
ここで、エッジ信号S19が入力されるとアップカウンタAはリセットされ、そのタイミングでスレーブ基準周期信号S14sが出力されるようになり、同期フレーム信号S16とスレーブ基準周期信号S14sは同期することになる。
ただし、初回フラグがセットされたタイミングでは、スレーブ基準周期信号S14sは遮断される。スレーブ基準周期信号S14sを計数して生成されるスレーブスキャン周期信号15sの周期があらかじめ設定された周期より短くなって、定周期のスキャン処理が実行できなくなることを避けるためである。
スレーブコントローラ51〜5Nは、受信データ内のマスタスキャン周期と、自局のスレーブスキャン周期、及び、通信周期とを比較し、以下の条件を全て満足するか否かを判断する。
1)マスタスキャン周期と通信周期が整数倍又は整数分の1の関係か?
2)スレーブスキャン周期と通信周期が整数倍又は整数分の1の関係か?
3)マスタスキャン周期とスレーブスキャン周期が整数倍又は整数分の1の関係か?
上記全ての条件を満足していた場合、マスタコントローラ2への応答データに、同期可能であることを示すステータス(以下、SYNCRDYと呼ぶ)を格納する。
ここで、スキャンカウンタとは、CPU21が実行するソフトウエア(図示せず)によって処理されるものであって、スキャン周期内の通信周期を計数するものである。
この例では、マスタスキャン周期は基準周期の8倍、通信周期は基準周期の2倍であり、従って、マスタスキャン周期は通信周期の4倍である。
図5において、マスタスキャン周期、および、通信周期の網掛け部は、ソフトウェア処理を示している。また、通信周期の処理が、マスタスキャン周期の処理より優先的に処理されるよう設定されている。
スキャンカウンタの初期値は、マスタスキャン周期がいくつの通信周期から構成されるかを示す0を含む正の整数値であり、次の式で計算される。
スキャンカウンタ初期値=マスタスキャン周期÷通信周期−1
(ただし計算結果が負値の場合、スキャンカウンタ初期値=0とする。)
マスタスキャン周期発生回路17mからのマスタスキャン周期信号S15mによる割り込みで、マスタスキャン周期のソフトウェア処理が実行されると、スキャンカウンタには初期値が再設定される。(図5では、初期値=3である。)
そして、通信周期信号S13による割り込みで、通信周期のソフトウェア処理が実行される毎にディクリメントされる。(図5では、3→2→1→0と変化する。)なお、ディクリメントのタイミングは、スレーブコントローラへのデータ送信が完了した後であり、スキャンカウンタ値が0の場合はディクリメントをおこなわない。
ここで、マスタスキャン周期のソフトウェア処理によるスキャンカウンタへの初期値設定は、通信周期のソフトウェア処理タイミングの影響を受けないよう、ソフトウェア処理開始直後におこなうようにスケジューリングされている。
図6は、スレーブコントローラ5でのスキャンカウンタ受信の例である。マスタスキャン周期、および、通信周期の設定は図5と同じである。
図6において、マスタコントローラ2から送信されたスキャンカウンタ値は、伝送遅れにより、1通信周期遅れてスレーブコントローラ5にて受信される。したがって、スレーブコントローラ5が受信したスキャンカウンタ値=1の時、マスタコントローラ2のスキャン開始タイミングと一致していると判断できる。
このように、スレーブコントローラ5は受信したスキャンカウンタ値により、マスタコントローラ2のスキャン開始タイミングを判断するのであるが、この判断は次のようにしておこなう。
(1)マスタスキャン周期÷通信周期≧2の場合
スキャンカウンタ値=1でスキャン開始タイミングと一致
(2)マスタスキャン周期÷通信周期<2の場合
常時スキャン開始タイミングと一致
このようにして、同期フレーム信号S16とスレーブスキャン周期信号S15sの同期を確立できたら、スレーブコントローラ51〜5Nは、マスタコントローラ2への応答データに同期完了を示すステータス(以下、SYNC)をセットする。
マスタコントローラ2は、スレーブコントローラ51〜5Nからの受信データにSYNCがセットされていた場合、同期開始要求をクリアし、同期化の処理を終了する。このようにして、マスタスキャン周期とスレーブスキャン周期の同期が確立される。
図7は、本発明により、マスタスキャン周期とスレーブスキャン周期が同期化する際のタイミングチャートであるが、簡単のため、スレーブコントローラは1つのみ記載している。
この例では、マスタスキャン周期は基準周期の4倍、通信周期は基準周期の2倍であり、したがって、マスタスキャン周期は通信周期の2倍である。
非同期状態では、マスタコントローラ2とスレーブコントローラ51〜5Nのスキャン周期は同期しておらず、また、水晶発振子15mと水晶発振子15sの個体差により、両者のタイミングは徐々にずれていく。
スレーブコントローラ51〜5Nは、マスタコントローラ2と同期可能と判断した場合に、SYNCRDYをセットし、マスタコントローラ2からの同期開始要求を待つ。
図7において、スキャンカウンタが0→1→0と変化しているのは、マスタスキャン周期発生回路17mからのマスタスキャン周期信号S15mでリセットされて初期値1が設定され、通信周期発生回路23からの通信周期信号S13が入力される度にディクリメントされ、0になった直後にマスタスキャン周期信号S15mが入力されてリセットされて初期値1が再設定されていることを示している。
さらに、スキャン周期信号の同期も同時に行なわれるが、このタイミングでのスキャン周期は、基準周期の場合と同様にしてスキャン周期+βとなる。なお、βは1スレーブスキャン周期以内の変動量である。
これ以降、同期フレーム信号S16による基準周期のリセットは、通信周期毎に継続して行なわれ、両者の同期状態が保持される。同期フレーム信号S16は、マスタコントローラ2のスキャン周期であるマスタスキャン周期と同期しており、スレーブコントローラ51〜5Nのスレーブスキャン周期は、マスタスキャン周期と同期することになる。
この場合、スキャンカウンタ初期値=0であり、スキャンカウンタ値は常に0となる。したがって、スレーブコントローラ側は、どのタイミングであってもマスタスキャン周期と一致するタイミングと判断できる。
この場合、スキャンカウンタ初期値=1であり、図7の場合と同様、スキャンカウンタ値は0→1→0と変化する。マスタスキャン周期と一致するタイミングの判断、および、同期化処理も、図7と同様である。
この場合、スキャンカウンタ初期値=15であり、スキャンカウンタ値は0→15→14→・・・→1→0と変化する。このような設定であっても、マスタスキャン周期と一致するタイミングの判断、および、同期化処理は、図7と同様におこなうことができる。
2 マスタコントローラ
3 CPUモジュール
4 通信モジュール
5 スレーブコントローラ
10m、10s 入力部
11m、11s 出力部
12m、12s データメモリ部
13m、13s、21 CPU
14m、14s プログラムメモリ部
15m、15s、24 水晶発振子
16m マスタ基準周期発生回路
16s スレーブ基準周期発生回路
17m マスタスキャン周期発生回路
17s スレーブスキャン周期発生回路
20 共有メモリ
22m マスタデータ送受信回路
22s スレーブデータ送受信回路
23 通信周期発生回路
25 メモリ
S1 アプリケーションプログラム
S2 入出力データ
S3 通信データ
S13 通信周期信号
S14m マスタ基準周期信号
S14s スレーブ基準周期信号
S15m マスタスキャン周期信号
S15s スレーブスキャン周期信号
S16 同期フレーム信号
S17 同期許可信号
S19 エッジ信号
S20 初回フラグ
Claims (9)
- 1台のマスタコントローラと1台または複数台のスレーブコントローラが通信ネットワークで接続されたマシンコントローラシステムにおいて、
前記マスタコントローラはマスタ基準周期を発生させるマスタ基準周期発生回路と、前記マスタ基準周期を計数してマスタスキャン周期を発生させるマスタスキャン周期発生回路と、前記マスタ基準周期を計数してマスタスキャン周期の整数倍または整数分の1倍の通信周期を発生させる通信周期発生回路と、前記通信周期に基いて前記スレーブコントローラと通信するデータ送受信回路とを備え、
前記スレーブコントローラはスレーブ基準周期を発生させるスレーブ基準周期発生回路と、前記スレーブ基準周期を計数して前記通信周期の整数倍または整数分の1倍のスレーブスキャン周期を発生させるスレーブスキャン周期発生回路と、前記マスタコントローラと前記通信周期で通信するデータ送受信回路と、前記スレーブスキャン周期が前記マスタスキャン周期の整数倍または整数分の1倍であるときに前記スレーブスキャン周期を前記マスタスキャン周期に同期させるためのリセット信号と初回フラグを生成する同期許可部とを備えることを特徴とするマシンコントローラシステム。 - 前記マスタコントローラのデータ送受信回路は、前記通信周期毎に、前記スレーブコントローラに対して同期フレームを同報送信し、前記スレーブコントローラのデータ送受信回路は前記同期フレームを受信する毎に同期フレーム信号を生成することを特徴とする請求項1に記載のマシンコントローラシステム。
- 前記リセット信号は、前記スレーブスキャン周期を前記マスタスキャン周期に同期させるための同期許可信号が前記同期許可部に書き込まれた後、前記同期許可部に前記同期フレーム信号が入力される毎に生成されるものであり、前記初回フラグは、前記同期許可信号が前記同期許可部に書き込まれた後、前記同期許可部に最初に前記同期フレーム信号が入力されたときに生成されるものであることを特徴とする請求項2に記載のマシンコントローラシステム。
- 前記スレーブ基準周期は、前記リセット信号によってリセットされ、その最初のリセット時に生成されるエッジ信号は前記初回フラグによって遮断されることを特徴とする請求項3に記載のマシンコントローラシステム。
- 前記スレーブスキャン周期は、最初の前記リセット信号によってリセットされ、そのリセット時に生成されるエッジ信号は前記初回フラグによって遮断されることを特徴とする請求項3に記載のマシンコントローラシステム。
- 1台のマスタコントローラと1台または複数台のスレーブコントローラが通信ネットワークで接続されて一定の通信周期で通信するマシンコントローラシステムの同期方法において、
前記マスタコントローラがマスタスキャン周期を前記スレーブコントローラに送信し、
前記スレーブコントローラは同期可否を判断した結果を前記マスタコントローラに返信し、
前記マスタコントローラは前記スレーブコントローラが同期可能であること返信した場合に同期開始要求および前記マスタスキャン周期を前記通信周期で計数したスキャンカウンタ値を前記スレーブコントローラに送信し、
前記スレーブコントローラは前記同期開始要求および前記スキャンカウンタ値を受信したとき同期化処理を行いその同期化処理が完了したら前記マスタコントローラへ同期完了を送信することを特徴とするマシンコントローラシステムの同期方法。 - 前記同期可否判断は、前記通信周期が前記マスタスキャン周期の整数倍または整数分の1倍、前記スレーブスキャン周期が前記通信周期の整数倍または整数分の1倍および前記前記スレーブスキャン周期がマスタスキャン周期の整数倍または整数分の1倍という条件のいずれもが成立する場合に同期可能と判断するものであることを特徴とする請求項6に記載のマシンコントローラシステムの同期方法。
- 前記同期化処理は、前記マスタコントローラから送信される前記スキャンカウンタ値を監視してマスタスキャン開始タイミングを検出した後、前記通信周期毎に前記スレーブ基準周期をリセットしその最初のリセット時に生成されるエッジ信号を遮断し、
前記スレーブスキャン周期を最初のリセット信号でのみリセットしその時に生成されるエッジ信号を遮断することによって行われることを特徴とする請求項7に記載のマシンコントローラシステムの同期方法。 - 前記マスタスキャン開始タイミングの検出は、前記スキャンカウンタ値があらかじめ設定された値と等しいか否かを判断することによって行うものであることを特徴とする請求項8に記載のマシンコントローラシステムの同期方法。
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