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JP2010060285A - コンタクトプローブ及びその形成方法 - Google Patents

コンタクトプローブ及びその形成方法 Download PDF

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JP2010060285A JP2008222985A JP2008222985A JP2010060285A JP 2010060285 A JP2010060285 A JP 2010060285A JP 2008222985 A JP2008222985 A JP 2008222985A JP 2008222985 A JP2008222985 A JP 2008222985A JP 2010060285 A JP2010060285 A JP 2010060285A
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Kazushi Nagata
一志 永田
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Abstract

【課題】導電性に優れ、耐摩耗性にも優れるコンタクト部を有するコンタクトプローブ及びその形成方法を提供することを目的とする。
【解決手段】コンタクト部4と、コンタクト部4を支持するビーム部3とを有し、コンタクト部4が、導電性金属にカーボンナノチューブが分散されて混入した導電性材料を電気めっきしてなる炭素複合めっき層15により形成されている。この炭素複合めっき層15により接触部43の対摩耗性及び導電性が向上される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、コンタクトプローブ及びその形成方法に係り、さらに詳しくは、熱伝導性に優れ、接触抵抗が小さく、そして、耐摩耗性に優れるコンタクトプローブ及びその形成方法に関する。
半導体集積回路の電極パッドなどの検査対象物の電気的特性を検査するために用いられるプローブカードは、複数のコンタクトプローブ(接触探針)を備えている。複数のコンタクトプローブは、電極パッドの数およびピッチに対応して基板上に固定され、これらコンタクトプローブを電極パッドに接触させることにより、電気信号を取出すことができる。
半導体ウエハ上のデバイスの電気的特性を検査する時は、コンタクトプローブを半導体ウエハ上の電極パッドに接触させた後、コンタクトプローブを更に半導体ウエハ側に押し付ける動作であるオーバードライブを行って、すべてのコンタクトプローブをそれぞれ電極パッドに確実に接触させる。
上記コンタクトプローブとしては、一端が基板に固定され、他端が自由端となる弾性変形可能な片持ち梁構造のビーム部と、このビーム部の自由端側に形成されたコンタクト部とを有するものがある(例えば特許文献1参照)。このようなコンタクトプローブは、コンタクト部を半導体ウエハ側に押し付けて、オーバードライブを行うことによりビーム部を弾性変形させる。
特許文献1には、フォトリソグラフィ技術と電気めっき技術を用いたいわゆるMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を用いて形成された積層体からなるコンタクトプローブが開示されている。このコンタクトプローブは、基板に導電性材料を積層して平板状に形成されるのであるが、コンタクトプローブのコンタクト部を検査対象物に対向させたとき、コンタクトプローブの積層面である主面が上記検査対象物と交差するように形成されている。
上記コンタクトプローブは、上記コンタクト部を検査対象物の電極と導通させるため、通常は、上記コンタクト部の先端部を高硬度の導電性材料により形成し、ビーム部を高靭性の導電性材料により形成している。特許文献1に開示されているコンタクトプローブは、ビーム部をニッケルなど高靭性の金属材料によって形成し、上記コンタクト部の先端部をロジウムのような高硬度の金属材料によって形成している。このような金属材料によりビーム部とコンタクト部を形成することによって、ビーム部を弾性変形し易くし、上記コンタクト部は検査対象物に接触させたときの摩耗を抑制するようになっている。
特開2006−337080号公報
しかしながら、ロジウムなどの耐摩耗性に優れた金属材料によって形成された上記コンタクト部の先端部は、オーバードライブによる摩耗は低減できるのであるが、金や銀などの導電性に優れた金属材料で形成した場合に比べて、良好な導電性や熱伝導度が得られず、しかも、接触抵抗が大きくなる問題がある。また、金や銀などの導電性に優れ、接触抵抗の低い金属材料を用いて形成された上記先端部は、オーバードライブ時の摩耗量が多くなる問題がある。
また、コンタクト部の先端部と電極パッドとを接触させてオーバードライブを行う場合、コンタクト部の先端部によって電極パッドの表面が削られて削り屑が生じる。この削り屑は、コンタクト部の先端部に付着し易く、コンタクト部を繰り返し電極パッドに接触させた場合にコンタクト部の先端部に削り屑が付着したままの状態になる場合がある。このようにコンタクト部に削り屑が付着したままになると、接触抵抗値がさらに増加し、安定した電気的特性検査を行うことができない。特に、コンタクト部に付着した削り屑は電気的特性検査を行う際に、誤動作の原因にもなる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、コンタクトプローブにおけるコンタクト部の検査対象物と接触する接触部が、耐摩耗性に優れ、しかも、接触抵抗が小さいコンタクトプローブおよびその形成方法を提供することを目的とする。
第1の本発明によるコンタクトプローブは、コンタクト部と、上記コンタクト部を支持するコンタクト支持部とを有し、上記コンタクト部が、導電性金属にカーボンナノチューブが分散されて混入した導電性材料を電気めっきしてなる炭素複合めっき層により形成されて構成されている。
カーボンナノチューブは、一般的に高強度で、電気抵抗が低く、熱伝導性に優れるため、本発明のコンタクトプローブの上記カーボンナノチューブを分散させた導電性材料で形成される上記炭素複合めっき層も、このような特性を有する。従って、本発明のコンタクトプローブは、カーボンナノチューブが分散されて混入した導電性材料を用いて上記コンタクト部の上記接触部が形成されているので、上記コンタクト部の耐摩耗性を向上でき、しかも、接触抵抗も小さくできる。このように、本発明のコンタクトプローブは、接触抵抗が小さく、しかも、耐摩耗性にも優れるので、コンタクトプローブの寿命が長くなり、安定した電気的特性検査を行うことができる。
また、カーボンナノチューブは、撥水性にも優れるため、カーボンナノチューブを分散させた導電性材料で形成した接触部は、オーバードライブにより検査対象物の表面をコンタクト部で削ったときに生ずる削り屑が付着し難くなる。
第2の本発明によるコンタクトプローブの形成方法は、導電性材料を電気めっきすることにより、絶縁性基板上の第1領域にプローブ本体部を形成する工程と、第1領域に隣接する第2領域に、絶縁層を形成する工程と、上記プローブ本体部及び上記絶縁層上に、第1領域と隣接しない開口部を持つマスク材層を形成して、上記開口部を介して当該開口部及びその周辺に対向する上記絶縁層を除去し、上記プローブ本体部を露出させる工程と、上記開口部を介して上記プローブ本体部の露出面に、カーボンナノチューブを分散させた導電性金属を電気めっきし、炭素複合めっき層を形成する工程とを備えている。
このような製造工程により、コンタクトプローブを上記絶縁性基板とは異なるプローブ基板に固定する際に上記積層面である主面が上記検査対象物と交差するように、導電性材料を積層してコンタクトプローブを形成する場合でも、上記コンタクトプローブにおける上記検査対象物と接触させる先端面に、耐摩耗性に優れ、接触抵抗が小さく、しかも、撥水性にも優れるカーボンナノチューブが分散された上記炭素複合めっき層を簡単に形成することができる。
具体的には、上記絶縁層を除去する工程において、上記マスク材層の上記開口部を介して、上記絶縁層を除去することにより、上記プローブ本体部は、積層方向の上面が露出することなく、この上面に対して直交する端面のみを露出させることができる。そして、上記炭素複合めっき層を形成する工程において、上記プローブ本体部の上記露出面にカーボンナノチューブが分散された上記導電性金属を電気めっきすることにより、上記絶縁性基板に平行な方向にめっきを成長させて上記炭素複合めっき層を簡単に形成することができる。
第3の本発明によるコンタクトプローブの形成方法は、上記マスク材層に上記開口部を形成する工程において、上記開口部の大きさは、上記カーボンナノチューブの平均長さよりも大きくなるように形成し、上記絶縁層を除去する工程において、等方性エッチングを行うことにより、上記プローブ本体部の上記露出面と上記開口部との間に上記マスク材層で覆われる空間部を形成し、この空間部は、上記露出面から上記開口部までの距離及び積層方向の高さが上記カーボンナノチューブの平均長さよりも短くなるように形成するように構成している。
本発明のコンタクトプローブの形成方法によれば、上記開口部の大きさは、上記カーボンナノチューブの平均長さよりも大きく、しかも、上記プローブ本体部の上記露出面は、上記マスク材層で覆われる上記空間部内で露出させ、この空間部の大きさが、上記端面から上記開口部までの距離及び積層方向の高さが上記カーボンナノチューブの平均長さよりも短くなるように形成しているので、上記空間部内に至るカーボンナノチューブは、上記絶縁性基板と平行になるものが多くなる。その結果、カーボンナノチューブの向きが揃い、上記炭素複合めっき層の耐摩耗性及び導電性がさらに良くなる。
本発明によるコンタクトプローブは、上記検査対象物と接触する先端面が、高硬度で、しかも、接触抵抗が小さいカーボンナノチューブが混入された炭素複合めっき層により形成されているので、寿命が長くなり、しかも、安定した電気的特性検査を行うことができる。
〔プローブ装置〕
図1は、本発明の実施の形態によるプローブカード110を含むプローブ装置100の概略構成の一例を示した図であり、プローブ装置100の内部の様子が示されている。このプローブ装置100は、プローブカード110と、検査対象物102が載置される可動ステージ103と、可動ステージ103を昇降させる駆動装置104と、可動ステージ103及び駆動装置104が収容される筐体105とにより構成される。
検査対象物102は、半導体ウエハからなり、複数の電子回路(図示せず)が形成されている。可動ステージ103は、水平な載置面を有する載置台であり、駆動装置104の駆動により、検査対象物102を載置面上に載置させた状態のまま鉛直方向に上昇又は下降するようになっている。筐体105は、上部中央部に開口部が形成されており、この開口部を封鎖するように、プローブカード110が取り付けられる。また、可動ステージ103は、この開口部の下方に配置される。
〔プローブカード〕
図2(a)及び(b)は、図1のプローブ装置100におけるプローブカード110の構成例を示した図であり、図中の(a)は、検査対象物102側(図1の下方側)から見た平面図であり、図中の(b)は、側面図である。
プローブカード110は、筐体105の開口部に取り付けられるメイン基板106と、メイン基板106に保持される矩形状のプローブ基板107と、プローブ基板107上に固着された複数のコンタクトプローブ1とを備えている。
メイン基板106は、円板状のプリント基板であり、テスター装置との間で信号入出力を行うための外部端子161を有している。例えば、ガラスエポキシを主成分とする多層プリント回路基板がメイン基板106として用いられる。このメイン基板106は、その周辺部が筐体105の開口部の周縁で保持されて水平に支持される。
プローブ基板107は、メイン基板106の下方に配置され、メイン基板106に支持される。さらに、プローブ基板107は、連結部材108に電気的に接続され、この連結部材108をメイン基板106のコネクタ162に接続するようになっている。このプローブ基板107は、メイン基板106よりも小さい矩形をしており、基板上に配線パターンが形成されている。配線パターンは、電源供給線、グランド線及び信号線の各配線パターンにより形成されている。なお、検査対象物102がシリコンウエハからなる場合には、シリコンやセラミックなどの低熱膨張率基板を用いてプローブ基板107を構成することが好ましい。このように、プローブ基板107を低熱膨張率基板を用いて構成することにより、プローブ基板107と検査対象物102との熱膨張の状態を近づけることができる。
連結部材108は、メイン基板106及びプローブ基板107を連結し、導電線としてメイン基板106とプローブ基板107とにそれぞれ形成されている配線間を導通させている。ここでは、ポリイミドを主成分とする可撓性を有するフィルム上に配線パターンが印刷されたフレキシブルプリント回路基板(FPC)が連結部材108として用いられている。このフレキシブル基板は、その一端がプローブ基板107の周辺部に固着され、他端は着脱可能なコネクタ162を介してメイン基板106に連結されている。
本実施形態では、プローブ基板107には多数の電極パッドが形成され、各電極パッドに対応するコンタクトプローブ1が接合されることにより、プローブ基板107上に多数のコンタクトプローブ1が形成される。プローブ基板107は、上記したように、連結部材108を介してテスター装置に接続されたメイン基板106に導通しており、当該メイン基板106とともにプローブカードを構成する。検査時には、駆動装置104によって可動ステージ103を上昇させて、半導体ウエハにコンタクトプローブ1を接触させることにより、テスター装置と半導体ウエハとの間で各コンタクトプローブ1を介して信号が入出力されて、半導体ウエハの電気的特性の検査が行われる。
〔コンタクトプローブ〕
コンタクトプローブ1は、図1及び図2に示すように、検査対象物102上に形成された微細な電極パッド121に対し、弾性的に当接させるプローブ(探針)である。各コンタクトプローブ1は、プローブ基板107における一方の主面上に整列配置されて固着されている。各コンタクトプローブ1は、各コンタクトプローブ1が固着されたプローブ基板107の主面が鉛直方向下側に向けて配置されることにより、可動ステージ103に配置された検査対象物102と対向するようになっている。
図3は、本発明の実施の形態によるコンタクトプローブ1の一例を示した図であり、(a)はコンタクトプローブ1の斜視図、(b)は(a)におけるコンタクト部4の一方の主面から見た斜視図を示している。
このコンタクトプローブ1は、プローブ基板107上の電極パッドに接合される固定部2、この固定部2を固定端として片持ち梁構造を構成するビーム部3、そして、このビーム部3の自由端付近で、検査対象物102に向かって突出するコンタクト部4からなる。本実施の形態では、ビーム部3とコンタクト部4とは一部を除いて同じめっき層により連続して形成されており、ビーム部3がコンタクト部4を支持するコンタクト支持部となる。
コンタクトプローブ1の固定部2は、シリコン(Si)やセラミックなどで形成されたプローブ基板107上の電極パッドに接合される接合部21を備える。さらに、この接合部21におけるプローブ基板107と対向する側面に隣接させてバンプ部5が形成されている。このバンプ部5は、コンタクトプローブ1を形成する導電性材料よりも融点の低い金属材料、例えば、はんだで形成されている。
コンタクトプローブ1のコンタクト部4は、図3(a)に示すように、片持ち梁構造のビーム部3の自由端から、半導体ウエハに向かって突出する軸状に構成されている。さらに、コンタクト部4は、ビーム部3と連続するコンタクトベース部41と、このコンタクトベース部41における検査対象物102と対向する先端部に被覆部42を介して形成され、検査対象物102と接触する接触部43とを有する。なお、本実施の形態では、コンタクト部4のコンタクトベース部41と被覆部42とがプローブ本体部となる。
コンタクトベース部41は、図3の(b)に示すように、検査対象物102と対向する先端部に、側面にテーパーを有し、検査対象物102に向けて先細り状に突出する突出部41aが形成されている。この突出部41aは、高硬度の導電性材料からなる被覆部42で覆われている。そして、被覆部42における検査対象物102と対向する端面に、炭素複合めっき層15からなる接触部43が形成されている。炭素複合めっき層15は、導電性金属にカーボンナノチューブが分散されて混入した導電性材料を電気めっきして形成されている。
なお、本実施の形態では、コンタクトベース部41と接触部43の間に被覆部42が介在されているが、接触部43は、コンタクトベース部41の端面に直接形成するようにしてもよい。
コンタクトプローブ1は板状に形成され、板厚方向に導電性材料を積層して形成されている。従って、板状のコンタクトプローブ1は、積層面である主面が検査対象物102に対して交差するように配置されて用いられる。具体的には、コンタクトプローブ1は、図3の(b)で示すように、第1層11、第2層12、第3層13、一部が第1層11と第2層12との間に挟まれた状態で形成される被覆層14及び炭素複合めっき層15によって構成されている。なお、積層方向下層側が第1層11となる。
本実施形態では、第1層11、第2層12及び第3層13により固定部2とビーム部3とコンタクト部4のコンタクトベース部41とを一体に形成している。本実施形態では、図3の(b)に示すように、コンタクト部4の先端部における第2層12の一部を第1層11及び第3層13の端面から上記検査対象物102に向けて突出させて突出部41aを形成している。この突出部41aは、先端面とテーパーの側面とを有する先細り状をしている。
被覆部42を構成する被覆層14は、図3の(b)に示すように、突出部41aにおける一方の主面と、テーパーの側面と、先端面とを覆うように薄膜の金属層により形成される。従って、コンタクトベース部41の軸方向と直交する方向の被覆部42の断面形状は、2つの直角の角部とこれら角部を形成する3辺を有する]状になっており、このコンタクトベース部41の幅方向中心における軸方向断面はL字状になっている。
また、本実施形態では、炭素複合めっき層15は、被覆層14における検査対象物102との対向面に形成されている。炭素複合めっき層15は、被覆層14の端面において、積層方向と直交する方向、即ち、後述する基板10と平行な方向にめっきを成長させて形成される。
本実施形態では、半導体ウエハの検査時には、コンタクトプローブ1のコンタクト部4と半導体ウエハとが、コンタクト部4の軸方向に相対移動することにより、炭素複合めっき層15からなる接触部43を検査対象物102である半導体ウエハの電極パッド121に接触させて電気的特性検査を行う。
本実施形態では、第1層11、第2層12及び第3層13は、全て同じ導電性材料で形成されている。コンタクトプローブ1は、本実施形態では、ニッケルコバルト(Ni−Co)からなる同一の導電性材料で形成されている。ただし、各層11〜13は、ニッケルコバルトに限らず、パラジウムコバルト(Pd−Co)などのコバルト(Co)を含む他の合金で形成されたものであってもよいし、パラジウムニッケル(Pd−Ni)などのニッケル系合金でもよいし、タングステン(W)、ニッケルタングステン(Ni−W)などの他の導電性材料で形成されたものであってもよい。また、第2層12のみを、導電性に優れた金(Au)、銀(Ag)又は銅(Cu)などの導電性材料で形成するようにしてもよい。
被覆層14は、コンタクトプローブ1を形成する導電性材料よりも高硬度の導電性材料を用いて形成されている。例えば、被覆層14は、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、レニウム(Re)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)の各元素のうち少なくとも1種類の元素を含む導電性材料により形成されている。
炭素複合めっき層15は、被覆層14を形成する導電性材料よりも高硬度で、しかも、導電性に優れた導電性材料を用いて形成されている。この導電性材料としては、例えば、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、ニッケル(Ni)、ニッケルコバルト合金(Ni−Co)、ニッケルマンガン合金(Ni−Mn)、パラジウムニッケル合金(Pd−Ni)、パラジウムコバルト合金(Pd−Co)などの導電性材料にカーボンナノチューブが分散されて混入したものを用いる。
[コンタクトプローブの製造プロセス]
図4〜図7は、図3に示したコンタクトプローブ1の製造プロセスの一例を示した工程図である。コンタクトプローブ1は、いわゆるMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を用いて作製される。MEMS技術とは、フォトリソグラフィ技術及び犠牲層エッチング技術を利用して、微細な立体的構造物を作成する技術である。フォトリソグラフィ技術は、半導体製造プロセスなどで利用される感光レジストを用いた微細パターンの加工技術である。また、犠牲層エッチング技術は、犠牲層と呼ばれる下層を形成し、その上に構造物を構成する層をさらに形成した後、上記犠牲層のみをエッチングして立体的な構造物を作製する技術である。
このような犠牲層を含む各層の形成処理には、周知のめっき技術を利用することができる。例えば、陰極としての基板と、陽極としての金属片とを電解液中に浸し、両電極間に電圧を印加することにより、電解液中の金属イオンを基板表面に付着させることができる。このような処理は電気めっき処理と呼ばれている。このようなめっき処理は、基板を電解液に浸すウエットプロセスであるため、めっき処理後は乾燥処理が行われる。また、乾燥後には、研磨処理などによって積層面を平坦化させる平坦化処理が必要に応じて行われる。
図4〜図7の各工程図は、図3(a)におけるA−A断面図が示されている。まず、図4(a)に示すように、コンタクトプローブ1を形成する際には、まず、プローブ形成用の基板10上に、固定部2、ビーム部3、コンタクトベース部41、被覆部42、接触部43、そしてバンプ部5を形成する導電性材料とは異なる材料、例えば、銅(Cu)などで第1犠牲膜61を形成する。
次に、図4(b)に示すように、第1犠牲膜61上に感光性有機物質からなるフォトレジストを塗布して第1レジスト層71を形成する。その後、この第1レジスト層71の表面を選択的に露光することにより、第1レジスト層71を部分的に除去する。
このようにして第1レジスト層71が除去された部分に、図4(b)に示すように、電気めっきにより第1層11が、板状コンタクトプローブ1の厚み方向に積層形成される。図4(b)では、右側の第1層11によりコンタクト部4が形成され始め、左側の第1層11により固定部2が形成され始めた状態を示している。本実施形態では、ビーム部3も同時に積層形成されるが、図では省略している。
その後、図4(c)に示すように、第1レジスト層71を完全に除去する。この第1レジスト層71を除去することにより第1犠牲膜61と第1層11とが露出した状態になる。
そして、図4(d)に示すように、第1レジスト層71が除去されることにより露出した第1犠牲膜61上に、電気めっきにより第1犠牲膜61と同じ導電性材料からなる第1犠牲層62が形成される。そして、第1層11及び第1犠牲層62上に、感光性有機物質からなるフォトレジストを薄く塗布して第2レジスト層72を形成する。その後、この第2レジスト層72の表面を選択的に露光することにより、第1犠牲層62上の第2レジスト層72を除去する。
その後、図4(d)に示すように、第2レジスト層72が除去された部分には、第1犠牲層62が露出しているので、図4(e)に示すように、第1犠牲層62上に電気めっきにより第2犠牲膜63が形成される。第2犠牲膜63は、第1犠牲層62、固定部2、ビーム部3、コンタクトベース部41、そして、被覆部42を形成する導電性材料とは異なる材料で形成する。その後、図4(f)に示すように第2レジスト層72が完全に除去されることにより、第1層11及び第2犠牲膜63が露出した状態になる。
そして、露出した第1層11及び第2犠牲膜63上に、図5(a)に示すように、再びフォトレジストが塗布されることにより第3レジスト層73が形成され、その第3レジスト層73の表面が選択的に露光されることにより、第3レジスト層73の一部が除去される。この例では、図5(a)に示すように、第1層11の全面と第2犠牲膜63のコンタクト部4側の一部が第3レジスト層73で覆われた状態になる。そして、第3レジスト層73が除去された部分の第2犠牲膜63上に、第2犠牲膜63と同じ導電性材料により第2犠牲層64が形成される。
第2犠牲層64が形成された後、図5(b)に示すように第3レジスト層73が完全に除去されることにより、第1層11、第2犠牲膜63の一部及び第2犠牲層64が露出した状態になる。
そして、露出した第1層11、第2犠牲膜63及び第2犠牲層64上に、図5(c)に示すように、再びフォトレジストが塗布されることにより第4レジスト層74が形成され、その第4レジスト層74の表面が選択的に露光されることにより、第4レジスト層74の一部が除去される。この例では、コンタクト部4側の第1層11の一部と、第2犠牲膜63のコンタクト部4側の一部と、第2犠牲層64の一部とが露出した状態になる。
そして、図5(d)に示すように、露出した第1層11と第2犠牲膜63と第2犠牲層64との上に電気めっきすることにより、被覆部42を構成する被覆層14が形成される。このようにして形成された被覆層14は、第1層11、第2犠牲膜63そして第2犠牲層64の上面に形成された薄膜で構成され、階段状に屈曲した形状を有している。
その後、図5(e)に示すように第4レジスト層74が完全に除去され、これにより露出した第1層11、被覆層14、第2犠牲膜63及び第2犠牲層64上に、再びフォトレジストが塗布されることにより第5レジスト層75が形成される。そして、その第5レジスト層75の表面が選択的に露光されることにより、図5(e)に示すように、第1層11及び被覆層14の一部の上の第5レジスト層75が除去される。
第5レジスト層75の一部が除去されることにより露出した第1層11及び被覆層14上には、図5(e)に示すように、電気めっきにより第2層12が形成される。その後、図6(a)に示すように、第2犠牲層64が露出するまで、第5レジスト層75、第2層12及び被覆層14の表面を研磨した後、第5レジスト層75を除去する。この研磨により、図6(a)に示すように、第2層12が、第1層11と同じ厚みで第1層11上に積層された状態になる。
次に、第2犠牲膜63及び第2犠牲層64を全て除去し、露出している第2層12及び被覆層14をレジストで覆った状態で、露出している第1犠牲層61上に金属酸化物などの絶縁性材料により絶縁層81を形成する。
本実施の形態では、基板10上の第2層12及び被覆層14で形成される領域が第1領域となり、絶縁層81が形成される基板10上の領域が、第1領域に隣接する第2領域となる。
そして、図6(c)に示すように、第2層12と絶縁層81を覆うように再びフォトレジストが塗布されることにより絶縁性を有する第6レジスト層76(マスク材層)が形成される。そして、その第6レジスト層76の表面が選択的に露光されることにより、図6(c)及び図8に示すように、被覆層14から少し離れた絶縁層81上の第6レジスト層76が除去され、エッチング用の長方形の開口部76aが形成される。この開口部76aが形成されると、絶縁層81が露出した状態になる。開口部76aの短辺の長さは、使用するカーボンナノチューブの平均長さよりも大きくなるように形成される。
次に、図6(d)及び図9に示すように、第6レジスト層76の開口部76aを介して、被覆層14の端面が露出するまで、絶縁層81に対して等方性エッチングを行う。この等方性エッチングを行うことにより、被覆層14の端面近くにおける第6レジスト層76の下方に、被覆層14の端面から開口部76aまでの距離及び積層方向の高さが、使用するカーボンナノチューブの平均長さよりも短い空間部81aが形成される。
そして、図6(e)及び図10に示すように、空間部81a内において露出する被覆層14の端面に、導電性金属にカーボンナノチューブが分散されて混入した導電性金属を電気めっきして炭素複合めっき層15を形成する。
本実施の形態では、開口部76aの大きさは、カーボンナノチューブの平均長さよりも大きく、しかも、空間部81aの大きさは、被覆層14の端面から開口部76aまでの距離及び積層方向の高さがカーボンナノチューブの平均長さよりも短くなるように形成しているので、空間部81a内に至るカーボンナノチューブは、基板10と平行になるものが多くなる。その結果、炭素複合めっき層15中のカーボンナノチューブの向きが揃い、炭素複合めっき層15によって形成される接触部43の耐摩耗性及び導電性が良くなる。
炭素複合めっき層15が形成された後、図7(a)及び図11に示すように、第6レジスト層76が完全に除去される。そして、図7(b)に示すように、露出した第2層12、被覆層14、炭素複合めっき層15、そして、絶縁層81上に、再びフォトレジストが塗布されることにより第7レジスト層77が形成される。そして、その第7レジスト層77の表面が選択的に露光されることにより、第2層12に対向する部分の第7レジスト層77が除去される。
その後、第7レジスト層77が除去された部分には、第2層12が露出しており、第2層12の上に、図7(b)に示すように、第3層13が電気めっきにより形成される。その後、第7レジスト層77を完全に除去する。この第7レジスト層77を除去することにより、第2層12の突出部41aとなる部分と、第3層13、被覆層14、炭素複合めっき層15及び絶縁層81が露出した状態になる。
そして、図7(c)に示すように、露出した第2層12の突出部41aとなる部分と、第3層13、被覆層14、炭素複合めっき層15及び絶縁層81上に、感光性有機物質からなるフォトレジストを塗布して第8レジスト層78を形成する。その後、この第8レジスト層78の表面を選択的に露光することにより、第8レジスト層78を部分的に除去する。さらに、この部分的に除去された部分において露出する絶縁層81と、その下層の第1犠牲層62をエッチングにより除去する。第8レジスト層78、絶縁層81、そして、第1犠牲層62の部分的な除去により、図7(d)に示すように、固定部2におけるプローブ基板との接合部21となる第1層11、第2層12及び第3層13の端面が露出する。
そして、第8レジスト層78、絶縁層81、そして、第1犠牲層62が除去された部分に、図7(d)に示すように、電気めっきによりバンプ部5となるバンプ層16が形成される。バンプ層16を形成した後は、まず、第8レジスト層78を除去する。次に、絶縁層81を除去し、第1犠牲膜61、第1犠牲層62を完全に除去することにより、図7(e)及び図12に示すように、接触部43を有するコンタクトプローブ1が得られる。
カーボンナノチューブは、高強度で、電気抵抗が低く、熱伝導性に優れるため、カーボンナノチューブを分散させた導電性金属で形成される炭素複合めっき層も、このような特性を有する。従って、本実施の形態では、コンタクトプローブ1は、カーボンナノチューブが分散された導電性金属を用いてコンタクト部4の接触部43を形成しているので、コンタクト部の耐摩耗性を向上でき、しかも、接触抵抗も小さくできる。このように、本実施の形態に係るコンタクトプローブ1は、接触抵抗が小さく、しかも、耐摩耗性にも優れるので、コンタクトプローブの寿命が長くなり、安定した電気的特性検査を行うことができる。
また、カーボンナノチューブは、撥水性にも優れるため、接触部43は、オーバードライブにより、検査対象物の表面を削ったときに生ずる削り屑が付着し難くなる。
さらに、本実施の形態では、絶縁層81をエッチングする工程において、第6レジスト層76をマスクとして、第6レジスト層76の開口部76aを介して、絶縁層81をエッチングすることにより、被覆部42の端面が露出する所定の大きさの空間部81aを形成する。従って、被覆部42は、積層方向の上面が露出することなく、この上面に対して直交する端面のみを露出させることができる。そして、炭素複合めっき層15を形成する工程において、空間部81a内に露出する被覆層14の端面に導電性金属にカーボンナノチューブが分散された導電性材料を電気めっきすることにより、基板10に平行な方向にめっきを成長させて炭素複合めっき層15を簡単に形成することができる。
また、本実施形態では、中間層となる第2層12の一部を端面から突出させて形成した突出部12aの先端面にのみ、高硬度で導電性に優れる炭素複合めっき層15の接触部43を形成しているので、炭素複合めっき材料の使用量をできるだけ少なくでき、しかも、コンタクト部4の耐摩耗性を向上できる。
なお、本実施の形態では、片持ち梁構造のコンタクトプローブについて説明したが、本発明は、本実施の形態の構成に限らない。例えば、コンタクトプローブの固定部と検査対象物と接触する先端部の位置がプローブの押圧方向に同軸上に位置する縦型のコンタクトプローブにおいても本発明は適用できる。
本発明の実施の形態によるプローブカード110を含むプローブ装置100の概略構成の一例を示した図であり、プローブ装置100内部の様子が示されている。 図1のプローブ装置100におけるプローブカード110の構成例を示した図である。 本発明の実施の形態1によるコンタクトプローブの一例を示した図であり、(a)はコンタクトプローブの斜視図、(b)はコンタクト部4の部分拡大斜視図を示している。 実施の形態1に係るコンタクトプローブを形成する工程の一例を示した図である。 実施の形態1に係るコンタクトプローブを形成する工程の一例を示した図であり、図4(f)の続きを示している。 実施の形態1に係るコンタクトプローブを形成する工程の一例を示した図であり、図5(e)の続きを示している。 実施の形態1に係るコンタクトプローブを形成する工程の一例を示した図であり、図6(e)の続きを示している。 実施の形態1に係るコンタクトプローブを形成する工程の一例を示した図であり、図6(c)に対応したコンタクト部の先端部の部分拡大平面図を示している。 実施の形態1に係るコンタクトプローブを形成する工程の一例を示した図であり、図6(d)に対応したコンタクト部の先端部の部分拡大平面図を示している。 実施の形態1に係るコンタクトプローブを形成する工程の一例を示した図であり、図6(e)に対応したコンタクト部の先端部の部分拡大平面図を示している。 実施の形態1に係るコンタクトプローブを形成する工程の一例を示した図であり、図7(a)に対応したコンタクト部の先端部の部分拡大平面図を示している。 実施の形態1に係るコンタクトプローブを形成する工程の一例を示した図であり、図7(e)に対応したコンタクト部の先端部の部分拡大平面図を示している。
符号の説明
1 コンタクトプローブ
2 固定部
21 接合部
3 ビーム部
4 コンタクト部
41 コンタクトベース部
41a 突出部
42 被覆部
43 接触部
5 バンプ部
61 第1犠牲膜
62 第1犠牲層
63 第2犠牲膜
64 第2犠牲層
71 第1レジスト層
72 第2レジスト層
73 第3レジスト層
74 第4レジスト層
75 第5レジスト層
76 第6レジスト層(マスク材層)
76a 開口部
77 第7レジスト層
78 第8レジスト層
81 絶縁層
81a 空間部
10 基板
11 第1層
12 第2層
13 第3層
14 被覆層
15 炭素複合めっき層
16 バンプ層
100 プローブ装置
102 検査対象物
121 電極パッド
103 可動ステージ
104 駆動装置
105 筐体
106 メイン基板
161 外部端子
162 コネクタ
107 プローブ基板
108 連結部材
110 プローブカード

Claims (3)

  1. コンタクト部と、
    上記コンタクト部を支持するコンタクト支持部とを有し、
    上記コンタクト部が、導電性金属にカーボンナノチューブが分散されて混入した導電性材料を電気めっきしてなる炭素複合めっき層により形成されていることを特徴とするコンタクトプローブ。
  2. 導電性材料を電気めっきすることにより、絶縁性基板上の第1領域にプローブ本体部を形成する工程と、
    第1領域に隣接する第2領域に、絶縁層を形成する工程と、
    上記プローブ本体部及び上記絶縁層上に、第1領域と隣接しない開口部を持つマスク材層を形成して、上記開口部を介して当該開口部及びその周辺に対向する上記絶縁層を除去し、上記プローブ本体部を露出させる工程と、
    上記開口部を介して上記プローブ本体部の露出面に、カーボンナノチューブを分散させた導電性金属を電気めっきし、炭素複合めっき層を形成する工程とを備えたことを特徴とするコンタクトプローブの形成方法。
  3. 上記マスク材層に上記開口部を形成する工程において、上記開口部の大きさは、上記カーボンナノチューブの平均長さよりも大きくなるように形成し、
    上記絶縁層を除去する工程において、等方性エッチングを行うことにより、上記プローブ本体部の上記露出面と上記開口部との間に上記マスク材層で覆われる空間部を形成し、この空間部は、上記露出面から上記開口部までの距離及び積層方向の高さが上記カーボンナノチューブの平均長さよりも短くなるように形成することを特徴とする請求項2に記載のコンタクトプローブの形成方法。
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