JP2010022055A - 通信方法および通信方式 - Google Patents
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Abstract
【課題】通信方法において、例えばPON(Passive Optical Network)システムでアイドルパターン送信時に、光信号において周期的な固定パターンによる特定のスペクトルが生じることを抑制することを目的としている。
【解決手段】
通信方法において、複数の加入者側通信装置と光カプラを介して光ファイバで接続された局側通信装置から前記複数の加入者側通信装置に送信されるデータをスクランブル符号化するスクランブル符号化工程を備える。
【選択図】 図1
Description
このEPONシステムにおいては、例えばOLTからONUへの下り方向のデータがない場合に送信されるアイドルパターンが固定パターンであるため、物理層では同じパターンが繰り返されることになる。
この発明の実施の形態1による通信方法は、局側通信装置(OLT:Optical Line Terminal)から複数の加入者側通信装置(ONU:Optical Network Unit)に波長分割多重されて送信される周期的な固定パターンを含むデータをスクランブル符号化することにより、特定のスペクトルが生じるのを抑制することができるので、GE−PON(Gigabit Ethernet(登録商標)−Passive Optical Network)システムに波長分割多重技術を適用する場合に、ONUに実装される光分波器のスペックを緩和することができるものである。
下りのデータはデータ通信用PON制御部(OLT)1からイーサネット(登録商標)の8B/10Bの10B信号の10bitパラレルデータとして出力される。この10bitパラレルデータに対してスクランブル符号化部2ですべての下り信号に対してスクランブル符号化を行う。スクランブル符号化された10bitパラレルデータはパラレル−シリアル変換部3によりパラレル−シリアル変換が行われ、光送信器4で電気−光変換されて波長λ1の光信号としてONUへ伝送される。
これらの光信号は、光合波器7で波長多重され、図示しない光カプラを介して1芯光ファイバ中を伝送する。伝送された光信号はONU内の光分波器8で波長分離が行われ、データ通信用の光信号と映像用の光信号に分離された後、それぞれ光受信器9、光受信器13で光−電気変換される。
光受信器9から出力されたデータ通信用の信号はパターン検索部17で入力パターンの検索を行い、パターン検索部17で一致したパターンをスクランブル解除部18に通知するとともに、スクランブル解除部18で解除に必要なパターンを用意し、入力データのスクランブルを解除することにより、8B/10B信号の10Bシリアルデータを得る。
スクランブル復号化された信号はシリアル−パラレル変換部3にてシリアル−パラレル変換を行い、データ通信用PON制御部12にて処理がされる。
なお、波長多重光の各波長を取り出すための光フィルタをONUの光分波器の後に実装する構成も考えられ、この場合には、本発明により、光フィルタのスペックを緩和する効果が期待される。
以上の実施の形態1では、ONUでのスクランブル復号化をシリアルデータで行うようにしたものであるが、次にパラレルデータでスクランブル復号化をするようにした実施の形態2を示す。
図4はこの発明の実施の形態2による通信方法におけるネットワークシステムを示す構成図である。システム構成は実施の形態1とほぼ同じであるが、図5、図6に示すようにスクランブル符号化部2a、スクランブル復号化部10aの構成が異なる。
まず、スクランブル符号化部2aの動作について図5を用いて説明する。データ通信用PON制御部(OLT)1から出力された10bitパラレル信号について、固定パターン検索部19でイーサネット(登録商標)のアイドル信号であるK28.5パターン(0011111010)の検索を行う。スクランブル制御部20では下り信号に対してスクランブル符号化を実行する。ただし、下り信号のアイドル信号部分に周期的にスクランブル符号化を実行せずにそのままK28.5パターンを通過させる。これは後述のONU側のシリアル−パラレル変換部11が同期を取るためにK28.5パターンが必要であるためである。スクランブル符号化された下り信号はパラレル−シリアル変換部3でパラレル−シリアル変換されたのち、光送信器4にて電気−光変換されONUへ伝送される。
以上の実施の形態2では、低速な回路でパラレル信号のスクランブル復号化を行うことを可能にしたものであるが、さらに、OLTからONUへ伝送される周期的な制御メッセージを用いてスクランブル符号化およびスクランブル復号化を行うタイミングを制御するようにした実施の形態3を示す。
まず、スクランブル符号化の動作について図5を用いて説明する。GE−PONシステムではOLTからONUへ周期的に伝送されるデータがある。そのデータのある部分は必ず決まった値になっており、その値(所定の固定パターン)に対してスクランブルを実行するとアイドルパターン(K28.5パターン)になるようにする。そして、固定パターン検索部19で、所定の固定パターンを検索し、一致するとスクランブル制御部20へ検索結果一致信号を送る。スクランブル制御部20は検索結果一致信号を受信するとスクランブルパターンをリセットする。スクランブル符号化された信号は、パラレル−シリアル変換部3でパラレル−シリアル変換され、ONUへ伝送される。
2 スクランブル符号化部
4、6 光送信器
5 映像信号用PON制御部(OLT)
7 光合波器
8 光分波器
9、13 光受信器
10 スクランブル復号化部
12 データ通信用PON制御部(ONU)
14 映像信号用PON制御部(ONU)
Claims (8)
- 複数の加入者側通信装置と光カプラを介して光ファイバで接続された局側通信装置から前記複数の加入者側通信装置に波長分割多重されて送信される映像信号および周期的な固定パターンを含むデータのうち、周期的な固定パターンを含むデータをスクランブル符号化するスクランブル符号化工程を備えたことを特徴とする通信方法。
- 前記周期的な固定パターンがアイドルパターンであることを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
- 前記スクランブル符号化工程でスクランブル符号化され、前記複数の加入者側通信装置で受信された周期的な固定パターンを含むデータをスクランブル復号化するスクランブル復号化工程を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信方法。
- 前記局側通信装置から前記複数の加入者側通信装置に波長分割多重されて送信されるデータに含まれる制御パターンに基づいて、前記スクランブル符号化工程でスクランブル符号化を行うタイミングを制御するスクランブル符号化制御工程と、前記複数の加入者側通信装置で受信された前記制御パターンに基づいて、前記スクランブル復号化工程でスクランブル復号化を行うタイミングを制御するスクランブル復号化制御工程を備えたことを特徴とする請求項3に記載の通信方法。
- 複数の加入者側通信装置と光カプラを介して光ファイバで接続された局側通信装置から前記複数の加入者側通信装置に波長分割多重されて送信される映像信号および周期的な固定パターンを含むデータのうち、周期的な固定パターンを含むデータをスクランブル符号化するスクランブル符号化部を備えたことを特徴とする通信方式。
- 前記周期的な固定パターンがアイドルパターンであることを特徴とする請求項5に記載の通信方式。
- 前記スクランブル符号化部でスクランブル符号化され、前記複数の加入者側通信装置で受信された周期的な固定パターンを含むデータをスクランブル復号化するスクランブル復号化部を備えたことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の通信方式。
- 前記局側通信装置から前記複数の加入者側通信装置に波長分割多重されて送信されるデータに含まれる制御パターンに基づいて、前記スクランブル符号化部でスクランブル符号化を行うタイミングを制御するスクランブル符号化制御部と、前記複数の加入者側通信装置で受信された前記制御パターンに基づいて、前記スクランブル復号化部でスクランブル復号化を行うタイミングを制御するスクランブル復号化制御部を備えたことを特徴とする請求項7に記載の通信方式。
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