JP2009255620A - 鞍乗り型車両の収納ボックス構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】シートの下方に収納ボックスを備え、収納ボックスの下方には上下揺動可能なエンジンを備え、収納ボックスの底部にはエンジン等の揺動部品を避ける逃げ部を備えた鞍乗り型車両の収納ボックス構造において、シート高さを抑えた上で収納ボックスへの大型物品の収納を可能とする。
【解決手段】収納ボックス30の底部31に、エンジンの上方への揺動時に該エンジンと一体に揺動する補機類を避けるべく平坦状の底部本体31aからボックス内側へ膨出する逃げ部31bを備え、該逃げ部31bが、前記底部本体31aよりボックス内側に膨出した規定位置から退避可能に設けられる。
【選択図】図3
【解決手段】収納ボックス30の底部31に、エンジンの上方への揺動時に該エンジンと一体に揺動する補機類を避けるべく平坦状の底部本体31aからボックス内側へ膨出する逃げ部31bを備え、該逃げ部31bが、前記底部本体31aよりボックス内側に膨出した規定位置から退避可能に設けられる。
【選択図】図3
Description
この発明は、スクータ型車両等の鞍乗り型車両の収納ボックス構造に関する。
従来、シートの下方に収納ボックスを備え、該収納ボックスの下方には車体フレームに上下揺動可能に支持されたエンジンを備え、前記収納ボックスの底部には、前記エンジンと一体に揺動する吸気通路を避けるべく平坦状の底部本体からボックス内側へ膨出する逃げ部を備えた鞍乗り型車両の収納ボックス構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−234824号公報
ところで、上記従来の構成では、収納ボックスの底部位置をできるだけ低くして収納容量を確保しているが、前記逃げ部は前記エンジンが上限位置まで揺動した際にも前記吸気通路を避けるように設けられているので、該逃げ部のボックス内側への膨出量が大きくなり易い。他方、鞍乗り型車両の乗降性やデザイン自由度を高めるべくシート高さを抑えようとする傾向もあり、この場合、フルフェイス型ヘルメットのような嵩のある大型物品の収納が困難になる場合があった。
そこでこの発明は、シートの下方に収納ボックスを備え、収納ボックスの下方には上下揺動可能なエンジンを備え、収納ボックスの底部にはエンジン等の揺動部品を避ける逃げ部を備えた鞍乗り型車両の収納ボックス構造において、シート高さを抑えた上で収納ボックスへの大型物品の収納を可能とすることを目的とする。
そこでこの発明は、シートの下方に収納ボックスを備え、収納ボックスの下方には上下揺動可能なエンジンを備え、収納ボックスの底部にはエンジン等の揺動部品を避ける逃げ部を備えた鞍乗り型車両の収納ボックス構造において、シート高さを抑えた上で収納ボックスへの大型物品の収納を可能とすることを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、シート(例えば実施例のシート6)の下方に収納ボックス(例えば実施例の収納ボックス30)を備え、該収納ボックスの下方には車体フレーム(例えば実施例の車体フレーム5)に上下揺動可能に支持されたエンジン(例えば実施例のエンジン11)を備え、前記収納ボックスの底部(例えば実施例の底部31)には、前記エンジンの上方への揺動時に該エンジン又はこれと一体に揺動する補機類(例えば実施例の吸気通路20)を避けるべく平坦状の底部本体(例えば実施例の底部本体31a)からボックス内側へ膨出する逃げ部(例えば実施例の逃げ部31b)を備えた鞍乗り型車両(例えば実施例の自動二輪車1)の収納ボックス構造において、前記逃げ部が、前記底部本体よりボックス内側に膨出した規定位置から退避可能に設けられることを特徴とする。
なお、前記鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含む概念であり、自動二輪車(原動機付自転車含む)のみならず三輪又は四輪の車両を含み、かつ低床の足載せ部を有するスクータ型車両をも含む概念である。
なお、前記鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含む概念であり、自動二輪車(原動機付自転車含む)のみならず三輪又は四輪の車両を含み、かつ低床の足載せ部を有するスクータ型車両をも含む概念である。
請求項2に記載した発明は、前記逃げ部を前記規定位置から退避させることで、前記収納ボックス内にフルフェイス型ヘルメット(例えば実施例のフルフェイス型ヘルメットH)を収納可能とすることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記逃げ部が前記底部本体に回動可能に支持されることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記逃げ部が前記底部本体から分離可能とされ、かつ該逃げ部が前記底部本体よりボックス外側に膨出するように上下逆に取り付け可能とされることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記逃げ部が前記規定位置から退避したことを検出する検出手段(例えば実施例のセンサ32)を備えることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記収納ボックス内に当該車両のメインスタンド(例えば実施例のメインスタンド18)を車体支持位置にロックするスタンドロック装置(例えば実施例のスタンドロック装置35)の操作子(例えば実施例のスタンドロックレバー35a)を備え、前記逃げ部が前記規定位置から退避した際には前記操作子によるロック解除操作が規制されることを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、前記逃げ部の前記規定位置におけるボックス内側への膨出量が前側ほど減少するように設けられることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、シート高さを抑えて乗降性やデザイン自由度を高めた上で、鞍乗り型車両の停車時等には前記逃げ部を収納ボックスの規定位置から退避させることで、収納ボックスの底部におけるボックス内側(上方)への膨出形状をなくすことが可能となり、フルフェイス型ヘルメット等の比較的嵩のある大型物品をも収納可能として利便性を向上させることができる。
請求項2に記載した発明によれば、鞍乗り型車両の走行時すなわちヘルメットの使用時には前記逃げ部を前記規定位置に設けて収納ボックスの密閉性等を確保する一方、鞍乗り型車両の停車時には前記逃げ部を収納ボックスの規定位置から退避させてフルフェイス型ヘルメットであっても収納可能とし、実質上の利便性を向上させることができる。
請求項3に記載した発明によれば、逃げ部を収納ボックスの規定位置から退避させた際にも該逃げ部を収納ボックス内に保持可能とし、フルフェイス型ヘルメット等の大型物品を収納する際の使い勝手を向上させることができる。
請求項4に記載した発明によれば、逃げ部を収納ボックスの規定位置から退避させた際にも該逃げ部を底部本体に保持可能とし、フルフェイス型ヘルメット等の大型物品を収納する際の使い勝手を向上させることができる。また、逃げ部が規定位置から退避した後にも収納ボックスの底部に開口を生じさせず、かつ逃げ部がボックス外側(下方)に膨出した分だけ収納容量を増加させることができる。
請求項5に記載した発明によれば、逃げ部が規定位置から退避したままでの自動二輪車の走行を抑止する等の制御を行うことができる。
請求項6に記載した発明によれば、逃げ部が規定位置から退避したままでの自動二輪車の走行を確実に防止することができる。
請求項7に記載した発明によれば、通常は前側に揺動中心を有するエンジン等に対して、逃げ部の特に前側におけるボックス内側への膨出量を抑え、収納容量を確保した上でエンジン等を効率よく避けることができる。
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1に示すスクータ型の自動二輪車(スクータ型車両)1は、バーハンドル2によって操向される前輪3と、スイング式のパワーユニット10によって駆動される後輪4とを備える。バーハンドル2及び前輪3を含むステアリング系部品は、車体フレーム5前端のヘッドパイプ5aに操向可能に枢支される。車体フレーム5の下部後側には、前記パワーユニット10の前部下側が上下揺動可能に枢支される。前記バーハンドル2と車体後部上に支持された乗員着座用のシート6との間は低部とされ、該低部上に乗員の足載せ用のフロアステップ7が設けられる。
車体フレーム5は例えばアルミニウム合金を用いた複数の鋳造成形品を一体に結合してなり、前記ヘッドパイプ5aと、該ヘッドパイプ5aから下方へ延びるヘッドパイプポスト5bと、該ヘッドパイプポスト5bの下端部から後方へ延びる左右ロアフレーム5cと、該左右ロアフレーム5cの後端部から上方に立ち上がる左右リヤロアフレーム5dと、該左右リヤロアフレーム5dの上端部から斜め上後方に延びる左右リヤフレーム5eとを有してなる。
左右ロアフレーム5cの後端部には、前記パワーユニット10の前部下側が懸架リンク15を介して上下揺動可能に支持される。
パワーユニット10は、その前部を構成するエンジン11と、後部左側を構成する伝動ケース16とを一体化したスイング式動力ユニットである。
パワーユニット10は、その前部を構成するエンジン11と、後部左側を構成する伝動ケース16とを一体化したスイング式動力ユニットである。
エンジン(内燃機関)11は、クランクシャフトを左右方向(車体幅方向)に沿わせた単気筒エンジンであり、そのクランクケース12の前端部からシリンダ13を前方に向けて略水平に(詳細にはやや前上がりに傾斜させて)突出させてなる。なお、図中符号C1はクランクシャフトの回転軸線(クランク軸線)を、符号C2はシリンダ13の前記突出方向に沿う軸線(シリンダ軸線)をそれぞれ示す。
シリンダ13内にはピストンが往復動可能に嵌装され、該ピストンの往復動がコネクティングロッドを介してクランクシャフトの回転動に変換される(何れも不図示)。
クランクケース12の左側には、後方に延出する伝動ケース16の前部が一体に設けられる。伝動ケース16の後端部には、その右方(車体中心側)に突出する後輪車軸4aが回転可能に支持される。そして、クランクシャフトの回転動力が伝動ケース16内の動力伝達機構を介して後輪車軸4aに伝達されることで、該後輪車軸4aに支持された後輪4が駆動して自動二輪車1を走行させる。
クランクケース12の左側には、後方に延出する伝動ケース16の前部が一体に設けられる。伝動ケース16の後端部には、その右方(車体中心側)に突出する後輪車軸4aが回転可能に支持される。そして、クランクシャフトの回転動力が伝動ケース16内の動力伝達機構を介して後輪車軸4aに伝達されることで、該後輪車軸4aに支持された後輪4が駆動して自動二輪車1を走行させる。
エンジン11のクランクケース12の下部(パワーユニット10の前部下側)には、懸架リンク15の後端部を連結する連結部14が一体に設けられる。懸架リンク15の前端部は車体フレーム5の下部後側(左右ロアフレーム5cの後端部)に連結され、この懸架リンク15周りを中心にパワーユニット10が上下揺動可能とされる。伝動ケース16の後部と車体フレーム5の後部との間にはリヤクッション17が介装され、もって車体後部にユニットスイング式のリヤサスペンションが構成される。
図2を併せて参照し、連結部14の下方には、車体を直立状態に支持するメインスタンド(センタースタンド)18が設けられる。メインスタンド18は、連結部14から下方に延びて車体を直立状態に支持する車体支持位置(図2に実線で示す)と、連結部14から後方に延びて自動二輪車1の走行を可能とする格納位置(図2に鎖線で示す)との間で回動可能であり、その回動基端側が連結部14(パワーユニット10(エンジン11)の揺動基端部)の近傍に支持される。
メインスタンド18が連結部14において車体を支持した状態では、パワーユニット10の揺動先端側に支持された後輪4が地上面Gから離間し、パワーユニット10(エンジン11)が下限位置まで揺動する。なお、メインスタンド18が車体フレーム5(車体)に直接支持された(車体フレーム5(車体)を直接支持する)構成としてもよい。
図2を参照し、エンジン11のシリンダ13の上方にはスロットルボディ21が略水平に配置され、該スロットルボディ21の前端側(下流側)が下方に湾曲する吸気管22を介してシリンダ13上側の吸気ポートに接続される。吸気管22の湾曲外周側にはインジェクタ23(燃料噴射弁)が取り付けられる。スロットルボディ21の後端側(上流側)は、斜め下後方に延びるコネクティングチューブ24を介して伝動ケース16上に配されたエアクリーナボックス25に接続される。
これらスロットルボディ21、吸気管22、及びコネクティングチューブ24により、エンジン11上方にこれと一体的に揺動する吸気通路20が構成される。
これらスロットルボディ21、吸気管22、及びコネクティングチューブ24により、エンジン11上方にこれと一体的に揺動する吸気通路20が構成される。
図1を参照し、車体フレーム5は、合成樹脂製の車体カバー26により覆われる。
車体カバー26は、車体フレーム5の前部(ヘッドパイプ5a及びヘッドパイプポスト5b周り)をその前方から覆うフロントカバー26aと、車体フレーム5の前部を後方から覆うインナーカバー26bと、車体フレーム5の下部(左右ロアフレーム5c周り)を下方から覆うアンダーカバー26cと、車体フレーム5の下部を上方から覆う前記フロアステップ7と、車体フレーム5の後部前側(左右リヤロアフレーム5d周り)を前方から覆うリヤセンターカバー26dと、車体フレーム5の後部(左右リヤフレーム5e周り)を側方から覆う左右リヤサイドカバー26eとを主になる。
車体カバー26は、車体フレーム5の前部(ヘッドパイプ5a及びヘッドパイプポスト5b周り)をその前方から覆うフロントカバー26aと、車体フレーム5の前部を後方から覆うインナーカバー26bと、車体フレーム5の下部(左右ロアフレーム5c周り)を下方から覆うアンダーカバー26cと、車体フレーム5の下部を上方から覆う前記フロアステップ7と、車体フレーム5の後部前側(左右リヤロアフレーム5d周り)を前方から覆うリヤセンターカバー26dと、車体フレーム5の後部(左右リヤフレーム5e周り)を側方から覆う左右リヤサイドカバー26eとを主になる。
リヤセンターカバー26d及び左右リヤサイドカバー26eの上方には前記シート6が支持される。そして、リヤセンターカバー26d及び左右リヤサイドカバー26eに囲まれた部位には、ヘルメット等の物品を収納する収納ボックス30が配設される。
収納ボックス30は上方に開口する箱型をなし、車体カバー26及び車体フレーム5に適宜支持される。収納ボックス30の上部開口の前端部(又はリヤセンターカバー26dの上端部)には、シート6の底板6aの前端部が左右方向に沿う回動軸J1を介して上下回動可能に支持される。
収納ボックス30は上方に開口する箱型をなし、車体カバー26及び車体フレーム5に適宜支持される。収納ボックス30の上部開口の前端部(又はリヤセンターカバー26dの上端部)には、シート6の底板6aの前端部が左右方向に沿う回動軸J1を介して上下回動可能に支持される。
シート6は、前記回動軸J1回りに回動することで収納ボックス30の上部開口を開閉する。シート6の底板6aの後端部は、該シート6が収納ボックス30の上部開口を閉じた際に該上部開口の後端部に配された不図示のロック機構に施錠状態に係合し、もって収納ボックス30の上部開口がシート6により閉じられた状態で施錠され、かつこの状態で乗員がシート6上に着座可能となる。なお、収納ボックス30の後方かつ左右リヤサイドカバー26e間には燃料タンク8が配設される。
図2を参照し、収納ボックス30は、その底部31の位置を低くすれば(深さを増せば)収納容量が増加する。一方、収納ボックス30の下方に位置するエンジン11は、前記吸気通路20を局部的に上方に突出させている。このため、収納ボックス30の底部31の略中央には、パワーユニット10が上限位置まで揺動した際にもエンジン11の吸気通路20を避けるように、略水平な平坦状の底部本体31aからボックス内側(上方)へ膨出する逃げ部31bが設けられる。
これにより、逃げ部31bの周囲(底部本体31a)はその位置をできるだけ低くして収納ボックス30の収納容量を増加させた上で、エンジン11が上限位置まで揺動した際にもその吸気通路20と収納ボックス30の底部31との干渉を防止することが可能となる。なお、この実施例では逃げ部31bがエンジン11の吸気通路20を避けているが、他の補機類を避ける構成であってもよく、かつシリンダ13等のエンジン11の本体を避ける構成であってもよい。
逃げ部31bが底部本体31aよりボックス内側に膨出した規定位置(図2に示す位置)にある場合において、該逃げ部31bの膨出上面31cは側面視で前下がりに傾斜して設けられる。すなわち、逃げ部31bが前記規定位置にある場合、該逃げ部31bのボックス内側(上方)への膨出量は前側ほど減少するように変化して設けられる。これは、パワーユニット10(エンジン11)がその前部下側に揺動中心を有し、これと共に揺動する吸気通路20はその前側ほど上方への移動量が少なくなることから、逃げ部31bの前側の膨出量を最小限に抑えて収納ボックス30の内部空間(収納空間)を最大限に確保するためである。
ところで、図3,4を併せて参照し、逃げ部31bが底部本体31aよりボックス内側に膨出した前記規定位置にある場合、その分だけ底部31とシート6の底板6aとの間隔(収納ボックス30内の収納空間の上下幅)が狭くなるので、例えばフルフェイス型ヘルメットHのような嵩のある大型物品の収納が困難になる。
そこで、収納ボックス30においては、逃げ部31bを底部本体31aとは別体に設け、該逃げ部31bを図3(a),図4(a)に示す前記規定位置から図3(b),図4(b)に示す第一退避位置に退避させることで、フルフェイス型ヘルメットHのような大型物品であっても収納可能としている。なお、フルフェイス型ヘルメットHとは、乗員の頭部を頭頂部、側頭部及び後頭部にかけて覆うと共に顎部分を保護するチンガードを一体に有する概略球状のものである。
収納ボックス30における逃げ部31bは、前記規定位置における例えば前端部が左右方向に沿う回動軸J2を介して底部本体31aに回動可能に連結され、もって該回動軸J2を中心に前記規定位置における後側を上下に移動させるように回動可能とされる。なお、逃げ部31bの後端部又は左右端部を回動可能に支持する構成とすることも可能である。
逃げ部31bは、図3(a)に示す前記規定位置において不図示の係止手段等により固定可能であり、かつ該規定位置から前記回動軸J2回りに回動し、図3(b)に示す如く前記膨出上面31cを収納ボックス30の前壁30aにほぼ沿わせるように起立した前記第一退避位置においても、不図示の係止手段等により固定可能とされる。
そして、逃げ部31bを規定位置から退避させることで、収納ボックス30の底部31におけるボックス内側への膨出形状がなくなり(収納ボックス30内の収納空間における上下幅を狭めた部位がなくなり)、フルフェイス型ヘルメットHのような比較的嵩のある大型物品であっても収納ボックス30の最深位置(底部本体31a位置)まで入り込ませてシート6を閉めきることが可能となる。すなわち、フルフェイス型ヘルメットH等の大型物品を収納ボックス30内に収納可能となる。
なお、図4を併せて参照し、逃げ部31bを規定位置から退避させることで、収納ボックス30の底部31中央には逃げ部31bの上面視形状と同等の開口31dが形成されることとなるが(図3(b),図4(b)参照)、該開口31dはフルフェイス型ヘルメットH等の大型物品を収納することで該物品により閉塞され、もって小物物品を同時に収容した際にもその脱落が防止される。また、前記開口31dはフルフェイス型ヘルメットH等の大型物品と比べて十分に小さく、該開口31dからフルフェイス型ヘルメットH等の大型物品を取り出したり同時収納した他物品を取り出すことはできず、収納ボックス30の上部開口を施錠状態としたことによる防盗性が維持される。
ここで、収納ボックス30内にヘルメットを収納するのは通常は自動二輪車1の停車時であり、自動二輪車1の走行時の如くパワーユニット10(エンジン11)が大きく揺動することはなく、フルフェイス型ヘルメットH等の大型物品とエンジン11の吸気通路20との干渉が抑止される。一方、自動二輪車1の走行時には収納ボックス30からヘルメットを取り出すことから、前記第一退避位置にある逃げ部31bを前記規定位置に戻すことが可能となり、底部31の開口31dが閉塞されると共にパワーユニット10の揺動時にもエンジン11の吸気通路20と収納ボックス30の底部31との干渉が防止される。
収納ボックス30の前壁30aの上部には、逃げ部31bが規定位置から退避し第一退避位置に移動したことを検出する押圧スイッチ等からなるセンサ32が設けられる。このセンサ32が逃げ部31bの第一退避位置への移動(退避)を検出した際には、例えば自動二輪車1のイグニッションスイッチ(メインスイッチ)のオン操作と電気的に連係した所定の表示や音等による乗員への警告がなされ、逃げ部31bを第一退避位置としたままでの自動二輪車1の走行を抑止する。なお、前記乗員への警告以外にもエンジン始動を規制する等による走行抑止制御も可能である。
以上説明したように、上記実施例における自動二輪車1の収納ボックス構造は、シート6の下方に収納ボックス30を備え、該収納ボックス30の下方には車体フレーム5に上下揺動可能に支持されたエンジン11を備え、前記収納ボックス30の底部31には、前記エンジン11の上方への揺動時に該エンジン11と一体に揺動する吸気通路20を避けるべく平坦状の底部本体31aからボックス内側へ膨出する逃げ部31bを備えたものにおいて、前記逃げ部31bが、前記底部本体31aよりボックス内側に膨出した規定位置から退避可能に設けられるものである。
この構成によれば、シート高さを抑えて乗降性やデザイン自由度を高めた上で、自動二輪車1の停車時等には前記逃げ部31bを収納ボックス30の規定位置から退避させることで、収納ボックス30の底部31におけるボックス内側(上方)への膨出形状をなくすことが可能となり、フルフェイス型ヘルメットH等の比較的嵩のある大型物品をも収納可能として利便性を向上させることができる。
すなわち、上記収納ボックス構造は、前記逃げ部31bを前記規定位置から退避させることで、前記収納ボックス30内にフルフェイス型ヘルメットHを収納可能とするものであり、自動二輪車1の走行時すなわちヘルメットの使用時には前記逃げ部31bを前記規定位置に設けて収納ボックス30の密閉性等を確保する一方、鞍乗り型車両の停車時には前記逃げ部31bを収納ボックス30の規定位置から退避させてフルフェイス型ヘルメットHであっても収納可能とし、実質上の利便性を向上させることができる。
また、上記収納ボックス構造は、前記逃げ部31bが前記底部本体31aに回動可能に支持されることで、逃げ部31bを収納ボックス30の規定位置から退避させた際にも該逃げ部31bを収納ボックス30内に保持可能とし、フルフェイス型ヘルメットH等の大型物品を収納する際の使い勝手を向上させることができる。
さらに、上記収納ボックス構造は、前記逃げ部31bが前記規定位置から退避したことを検出するセンサ32を備えることで、逃げ部31bが規定位置から退避したままでの自動二輪車1の走行を抑止する等の制御を行うことができる。
しかも、上記収納ボックス構造は、前記逃げ部31bの前記規定位置におけるボックス内側への膨出量が前側ほど減少するように設けられることで、通常は前側に揺動中心を有するエンジン11等に対して、逃げ部31bの特に前側におけるボックス内側への膨出量を抑え、収納容量を確保した上でエンジン11等を効率よく避けることができる。
次に、この発明の第二実施例について図5を参照して説明する。
この実施例は、前記第一実施例に対して、前記逃げ部31bが前記底部本体31aから完全に分離可能とされ、かつ該逃げ部31bが前記底部本体31aよりボックス外側に膨出するように上下逆さとなった位置(図5(b)に示す位置、以下、第二退避位置という)に取り付け可能とされる点を主に異なり、前記実施例と同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
この実施例は、前記第一実施例に対して、前記逃げ部31bが前記底部本体31aから完全に分離可能とされ、かつ該逃げ部31bが前記底部本体31aよりボックス外側に膨出するように上下逆さとなった位置(図5(b)に示す位置、以下、第二退避位置という)に取り付け可能とされる点を主に異なり、前記実施例と同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
逃げ部31bは、例えば上面視での外周部を底部本体31aの開口31dの周縁部に着脱可能に係合させる構成を有し、前記規定位置及び第二退避位置の両位置において底部本体31aに一体的に取り付け可能である。なお、エンジン11の吸気通路20は、自動二輪車1の車体が前記メインスタンド18に支持されて後輪4が地上面Gから離間した状態(パワーユニット10が下限位置まで揺動した状態、図2参照)では、収納ボックス30の底部31から下方に離間し、この状態において逃げ部31bを前記第二退避位置に設けることが可能である。
そして、前記第一実施例と同様、逃げ部31bを図5(a)に示す前記規定位置から図5(b)に示す第二退避位置に退避させることで、フルフェイス型ヘルメットHのような大型物品であっても収納ボックス30内に収納可能となる。また、この効果は単に逃げ部31bを底部本体31aから取り外すことでも得ることができるが、この実施例ではさらに逃げ部31bを前記第二退避位置に取り付け可能とすることで、該逃げ部31bを収納する場所や手間を不要として使い勝手を向上させると共に、底部31に開口31dを生じさせることなく、かつ逃げ部31bがボックス外側(下方)に膨出する分だけ収納容量を増加させることができる。
逃げ部31bの例えば前端部には、該逃げ部31bを前記第二退避位置に取り付けた際に収納ボックス30の前壁30aの下部に沿うようにボックス内側で立ち上がる検出片33が一体に設けられる。一方、収納ボックス30の前壁30aの下部には、前述の如く検出片33がボックス内側で立ち上がった際(逃げ部31bが前記第二退避位置に取り付けられた際)にこれを検出する前記同様のセンサ32が設けられる。このセンサ32が逃げ部31bの第二退避位置への退避を検出した際には、第一実施例と同様、乗員への警告を行ったりエンジン始動を規制する等の走行抑止制御が可能となる。
なお、図5中鎖線で示す検出片33’のように、逃げ部31bを規定位置に取り付けた際に前記検出片33と同様にボックス内側で立ち上がるものを逃げ部31bの前端部に一体に設けた構成としてもよい。この場合、前述の如く検出片33’がボックス内側で立ち上がった際(逃げ部31bを規定位置に取り付けた際)にはこれを前記センサ32が検出し、該センサ32が検出片33’を検出しなくなった際(逃げ部31bの規定位置からの退避を検出した際)には、乗員への警告やエンジン始動の規制等の走行抑止制御が可能となる。このため、逃げ部31bを単に底部本体31aから取り外した際にも自動二輪車1の走行を抑止可能となる。
以上説明したように、上記第二実施例における自動二輪車1の収納ボックス構造においても、第一実施例と同様、フルフェイス型ヘルメットH等の比較的嵩のある大型物品をも収納可能として利便性を向上させることができ、かつ逃げ部31bが規定位置から退避したままでの自動二輪車1の走行を抑止する等の制御を行うことができる。
また、上記収納ボックス構造においては、前記逃げ部31bが前記底部本体31aから分離可能とされ、かつ該逃げ部31bが前記底部本体31aよりボックス外側に膨出するように上下逆に取り付け可能とされることで、逃げ部31bを収納ボックス30の規定位置から退避させた際にも該逃げ部31bを底部本体31aに保持可能とし、フルフェイス型ヘルメットH等の大型物品を収納する際の使い勝手を向上させることができる。また、逃げ部31bが規定位置から退避した後にも収納ボックス30の底部31に開口31dを生じさせず、かつ逃げ部31bがボックス外側(下方)に膨出した分だけ収納容量を増加させることができる。
次に、この発明の第三実施例について図6を参照して説明する。
この実施例は、前記第二実施例に対して、収納ボックス30の例えば前壁30aの下部に、前記センサ32に代わり(又は併せて)、前記メインスタンド18を車体支持位置に保持するスタンドロック装置35の操作子としてのスタンドロックレバー35aを設けると共に、前記逃げ部31bの前端部には、前記検出片33に代わり(又は併せて)、逃げ部31bを第二退避位置に取り付けた際に前記検出片33と同様にボックス内側で立ち上がってスタンドロックレバー35aの少なくともロック解除操作を規制する規制片36を一体に設けた点を主に異なり、前記実施例と同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。なお、図6は逃げ部31bを第二退避位置に取り付けた状態を示す。
この実施例は、前記第二実施例に対して、収納ボックス30の例えば前壁30aの下部に、前記センサ32に代わり(又は併せて)、前記メインスタンド18を車体支持位置に保持するスタンドロック装置35の操作子としてのスタンドロックレバー35aを設けると共に、前記逃げ部31bの前端部には、前記検出片33に代わり(又は併せて)、逃げ部31bを第二退避位置に取り付けた際に前記検出片33と同様にボックス内側で立ち上がってスタンドロックレバー35aの少なくともロック解除操作を規制する規制片36を一体に設けた点を主に異なり、前記実施例と同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。なお、図6は逃げ部31bを第二退避位置に取り付けた状態を示す。
スタンドロック装置35は、メインスタンド18の回動基端側(前記連結部14)に設けられて該メインスタンド18の回動を前記車体支持位置でロック(固定)するロック機構35bと、該ロック機構35bから延びる操作ケーブル35cと、該操作ケーブル35cを介してロック機構35bのロック操作及びその解除操作を行う前記スタンドロックレバー35aとを有してなる。
スタンドロック装置35は、メインスタンド18が前記車体支持位置にあるときにスタンドロックレバー35aをロック側に操作(ロック操作)することで、ロック機構35bによりメインスタンド18の回動をロックして該メインスタンド18を車体支持位置に保持する(ロック状態)。この状態でシート6を閉じて収納ボックス30の上部開口を閉状態に施錠することで、第三者による自動二輪車1の押し歩き等を不能とし、かつメインスタンド18が不意に格納されて車体が倒れる等のアクシデントを防止する。
一方、前記ロック状態からスタンドロックレバー35aをロック解除側に操作(ロック解除操作)することで、ロック機構35bによるメインスタンド18の回動ロックを解除し、該メインスタンド18の格納すなわち前記格納位置への回動を可能とする。このようなスタンドロックレバー35aの各操作は、収納ボックス30の上部開口からボックス内側に手を差し入れて行われる。
なお、スタンドロックレバー35aは前記各操作を自身の揺動により行うものであるが、これを回転式あるいはストローク式の操作子とすることも可能である。
なお、スタンドロックレバー35aは前記各操作を自身の揺動により行うものであるが、これを回転式あるいはストローク式の操作子とすることも可能である。
規制片36は、スタンドロックレバー35aを覆い隠すか、あるいは該スタンドロックレバー35aの少なくともロック解除操作を不能(又は無効)にする等により、スタンドロックレバー35aによるロック解除操作を規制する。すなわち、スタンドロックレバー35aのロック操作によりメインスタンド18を車体支持位置に保持した後に、逃げ部31bを規定位置から退避させて第二退避位置に取り付けることで、メインスタンド18を格納する際に逃げ部31bを規定位置に戻す必要を生じさせ、逃げ部31bを第二退避位置としたままでの自動二輪車1の走行を抑止し、かつパワーユニット10(エンジン11)の上方への揺動も抑止するのである。
以上説明したように、上記実施例における自動二輪車1の収納ボックス構造においても、フルフェイス型ヘルメットH等の比較的嵩のある大型物品をも収納可能として利便性を向上させることができる。
また、上記収納ボックス構造においては、前記収納ボックス30内に自動二輪車1のメインスタンド18を車体支持位置にロックするスタンドロック装置35のスタンドロックレバー35aを備え、前記逃げ部31bが上下逆に取り付けられた際(前記規定位置から退避した際)には前記スタンドロックレバー35aによるロック解除操作が規制されることで、逃げ部31bが規定位置から退避したままでの自動二輪車1の走行を確実に防止することができる。
なお、この発明は上記各実施例に限られるものではなく、例えば、前記第一実施例の構成において、前記センサ32に代わり(又は併せて)前記スタンドロックレバー35aを備え、前記逃げ部31bが回動して規定位置から第一退避位置に退避した際にスタンドロックレバー35aのロック解除操作を規制する構成としてもよい。
また、前記スタンドロックレバー35aを備えた構成において、該スタンドロックレバー35aのロック操作を行った後に逃げ部31bを規定位置から退避可能とする(ロック操作を行わないと逃げ部31bが規定位置から退避できない)構成とすれば、逃げ部31bが規定位置から退避したままでの自動二輪車1の走行を防止するという効果が確実に得られる。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、スクータ型ではなく車体に跨って乗車する通常の自動二輪車や三輪又は四輪の車両にも適用できることはもちろん、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
5 車体フレーム
6 シート
11 エンジン
18 メインスタンド
30 収納ボックス
31 底部
31a 底部本体
31b 逃げ部
32 センサ(検出手段)
35 スタンドロック装置
35 スタンドロックレバー(操作子)
H フルフェイス型ヘルメット
5 車体フレーム
6 シート
11 エンジン
18 メインスタンド
30 収納ボックス
31 底部
31a 底部本体
31b 逃げ部
32 センサ(検出手段)
35 スタンドロック装置
35 スタンドロックレバー(操作子)
H フルフェイス型ヘルメット
Claims (7)
- シートの下方に収納ボックスを備え、該収納ボックスの下方には車体フレームに上下揺動可能に支持されたエンジンを備え、前記収納ボックスの底部には、前記エンジンの上方への揺動時に該エンジン又はこれと一体に揺動する補機類を避けるべく平坦状の底部本体からボックス内側へ膨出する逃げ部を備えた鞍乗り型車両の収納ボックス構造において、
前記逃げ部が、前記底部本体よりボックス内側に膨出した規定位置から退避可能に設けられることを特徴とする鞍乗り型車両の収納ボックス構造。 - 前記逃げ部を前記規定位置から退避させることで、前記収納ボックス内にフルフェイス型ヘルメットを収納可能とすることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の収納ボックス構造。
- 前記逃げ部が前記底部本体に回動可能に支持されることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両の収納ボックス構造。
- 前記逃げ部が前記底部本体から分離可能とされ、かつ該逃げ部が前記底部本体よりボックス外側に膨出するように上下逆に取り付け可能とされることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両の収納ボックス構造。
- 前記逃げ部が前記規定位置から退避したことを検出する検出手段を備えることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の鞍乗り型車両の収納ボックス構造。
- 前記収納ボックス内に当該車両のメインスタンドを車体支持位置にロックするスタンドロック装置の操作子を備え、前記逃げ部が前記規定位置から退避した際には前記操作子によるロック解除操作が規制されることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の鞍乗り型車両の収納ボックス構造。
- 前記逃げ部の前記規定位置におけるボックス内側への膨出量が前側ほど減少するように設けられることを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の鞍乗り型車両の収納ボックス構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008103923A JP2009255620A (ja) | 2008-04-11 | 2008-04-11 | 鞍乗り型車両の収納ボックス構造 |
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JP2009255620A true JP2009255620A (ja) | 2009-11-05 |
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ID=41383628
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JP (1) | JP2009255620A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011149278A (ja) * | 2010-01-19 | 2011-08-04 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗型車両 |
-
2008
- 2008-04-11 JP JP2008103923A patent/JP2009255620A/ja active Pending
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