JP2009254278A - 雄ペット用尿取り袋、及び、これを用いた尿取り具 - Google Patents
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Abstract
【課題】尿漏れ、及び、悪臭漏れを防止し、着脱作業を衛生的に行い、長時間に渡って良好に装着させることが可能であって、安価に製造することができる雄ペット用尿取り袋、及び、これを用いた尿取り具を提供する。
【解決手段】本発明に係る尿取り袋1を構成する第1、第2のシート部10、20は、互いに重なって袋状の内部空間100を構成し且周縁が閉じられている。第2のシート部20は第1、第2の面領域21、22を有し、第1、第2の面領域21、22は、一端210、220が非接合状態で互いに重なり合って泌尿器挿入口24を構成し、一端210、220を除く周縁が第1のシート部10の周縁と連続している。尿取り袋1は支持体3と組み合わされて尿取り具を構成する。支持体3は、泌尿器40が泌尿器挿入口24を通じて内部空間100に案内されている状態で、尿取り袋1を、泌尿器40の周辺に取り付ける。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る尿取り袋1を構成する第1、第2のシート部10、20は、互いに重なって袋状の内部空間100を構成し且周縁が閉じられている。第2のシート部20は第1、第2の面領域21、22を有し、第1、第2の面領域21、22は、一端210、220が非接合状態で互いに重なり合って泌尿器挿入口24を構成し、一端210、220を除く周縁が第1のシート部10の周縁と連続している。尿取り袋1は支持体3と組み合わされて尿取り具を構成する。支持体3は、泌尿器40が泌尿器挿入口24を通じて内部空間100に案内されている状態で、尿取り袋1を、泌尿器40の周辺に取り付ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、雄ペット用尿取り袋、及び、これを用いた尿取り具に関する。
近年、室内で犬猫などのペットを飼う習慣が定着していることにともない、当該ペットがする排泄物を、より簡単に、より衛生的に処理したいという市場の要請が高まっている。
従来、室内におけるペットの排泄物の処理は、特許文献1に開示されているようなトレー型のペット用トイレを設置し、このペット用トイレを排泄場所として認識するようにトイレトレーニングの躾を施す。
しかし、この種のペット用トイレでは、病気や老衰により立ち上がれなくなった犬や、そもそも躾がきかない年齢の子犬の排泄をサポートすることができない点で問題がある。
また、一旦は躾が定着した犬であっても、ストレスなどに起因して、ある時からペット用トイレで排尿しなくなってしまう場合が多々ある。そのようなペットに再びトイレトレーニングをし直すことは、飼い主にとって大変面倒であるため、ベランダや庭など近場に出して排尿させてしまうことが多い。このようにベランダや庭など近場に出して排尿させてしまうと、尿の悪臭が近隣トラブルを招く原因となる。
さらに、犬は、喜んだり驚いたり極度の興奮によって尿失禁することが知られている。このような尿失禁は、通常の排尿行動とは異なり、ペット用トイレ以外の場所で行われるから、床の拭き掃除や、絨毯の洗濯など後始末の負担を強いられることとなる。
加えて、ペットとして飼われている動物の中にあって、例えば雄犬などは、生来の縄張り本能に基づき、臭いつけ(マーキング)のために尿を振りまく習性がある。マーキング行動は、室内、室外を問わずあらゆる場所に対して行われるため、ペット用トイレでは対応することができない。
飼い犬が室内でマーキング行動を起こす契機として、例えば、訪問した知人宅で犬を飼っている場合、その犬の臭いに反応して室内でマーキング行動を起こすことがある。このようなマーキング行動を防止できない限り、飼い犬を連れて他人の家を訪れたり、他人の家に預けたりすることができない。
他方、飼い犬が室外でマーキング行動を起こす契機として、散歩中、他人の家の玄関先や、電信柱、植木鉢などに既にマーキングされた臭いに反応してマーキング行動を起こすことがある。このように、一旦マーキングされた箇所には、多数の犬が重ねて尿をかけるため、強烈な悪臭を放ち、近隣トラブルを招く原因となる。また、玄関、電信柱などのコンクリート製品が腐敗する原因となったり、尿により土の水素イオン指数(ph)が変化して、植木鉢の植物が枯死する原因となる。
そこで、多くの飼い主は、ペットの散歩中に水筒を持ち歩き、マーキングした跡に水をかけて臭いを消すなどの消臭対策をとっているが、一旦染み付いた尿を完全に洗い流すことは困難である。
そもそも、ペットの排尿処理における根本的な問題点は、尿は便とは異なり液体であるから、排尿と同時に処理しないと対象物に染み込んでしまい、後始末が難しい点にある。
この問題を解決する従来技術として、特許文献2及び3には、ペットの体に装着し、排出された尿を即時に吸収する尿取り具が開示されている。特許文献2に記載された発明は、腹巻タイプの尿取り具であって、ペットの胴体に巻装するマナーベルトの内周面に、吸水性を有する尿取りシートを貼り付けたものである。他方、特許文献3に記載された発明は、尿取りシートを船形にして紐をつけたマーキング及び失禁防止帯が開示されている。
この問題を解決する従来技術として、特許文献2及び3には、ペットの体に装着し、排出された尿を即時に吸収する尿取り具が開示されている。特許文献2に記載された発明は、腹巻タイプの尿取り具であって、ペットの胴体に巻装するマナーベルトの内周面に、吸水性を有する尿取りシートを貼り付けたものである。他方、特許文献3に記載された発明は、尿取りシートを船形にして紐をつけたマーキング及び失禁防止帯が開示されている。
確かに、特許文献2、3によると、通常の排尿時の尿、尿失禁の尿、及び、マーキング行動時の尿を即時に吸収することができる。
しかし、特許文献2の尿取り具では、尿漏れを防止するため、泌尿器の尿道口が尿取りシートの中心に来ているか目で確認しながら装着させる必要がある。このような装着作業を、人間より背の低い動物に対して行うのは多大な労力を要する。
また、尿道口が尿取りシートの中心から外れていることに気付かずに装着させてしまった場合、尿取りシートの領域外に尿漏れを起こすこととなる。しかも、マナーベルトは、ペットに対して苦痛やストレスを与えないように、胴体への締め付け圧力が緩めに調節される傾向にあるから、装着中のペットの動作によって尿道口が尿取りシートの中心からずれてしまうという不具合が生じやすい。上述した装着時の位置決めミス、及び、装着中の位置ズレにより尿取りシートの領域外に尿漏れが生じ、この尿漏れによってマナーベルトが汚れると、ベルトを洗濯しなければならなくなり、多大な労力を要する。
さらに、特許文献2の尿取り具では、尿取りシートの一面で尿を捕捉しているから、使用済みの尿取りシートを廃棄する際、シート表面から尿の悪臭が立ち上るとともに、尿取りシートに含まれる尿が手についたり、尿取りシートの端から尿がたれてしまったりして後始末を衛生的に行うことができない。その結果、手洗い設備のない外出先での使用、及び、交換は敬遠されがちになり、使い勝手が悪い。
同様に、特許文献3も、泌尿器挿入口が大きく開口しているから、使用済みの尿取りシートを廃棄する際、開口部から尿の悪臭が立ち上るとともに、尿が手につくなどして後始末を衛生的に行うことができない。
この種の尿取り袋は、泌尿器に装着されて尿を即時に吸収するという機能に着目すると、動物用と、人間用とで必ずしも明確に区別することができない。例えば、特許文献4及び5に開示されている男性用尿吸収具は、動物に対しても流用可能である。
しかし、特許文献4及び5でも、依然として使用済みの尿取りシートを廃棄する際の尿漏れ、悪臭など衛生面の問題を解決することができない。例えば、特許文献4の尿取り具では、開口部がスリット状であるから、尿の悪臭は開口部を通じて外部に漏出する。他方、特許文献5の尿取り具は、泌尿器挿入口とは別に開口部を有しているから、何れかの開口部を通じて尿漏れや、悪臭が生じる。
特開2007−159591号公報
特開2005−229915号公報
特開2002−125505号公報
特開2004−298457号公報
特開平08−173468号公報
本発明の課題は、尿漏れ、及び、悪臭漏れを防止することができる雄ペット用尿取り袋、及び、これを用いた尿取り具を提供することである。
本発明のもう1つの課題は、着脱作業を容易に、且、衛生的に行うことができる雄ペット用尿取り袋、及び、これを用いた尿取り具を提供することである。
本発明の更にもう一つの課題は、着脱作業を容易に、且、衛生的に行うことができる雄ペット用尿取り袋、及び、これを用いた尿取り具を提供することである。
本発明の更にもう一つの課題は、装着中に違和感や苦痛を感じることなく、長時間に渡って良好に装着させることができる雄ペット用尿取り袋、及び、これを用いた尿取り具を提供することである。
本発明の更にもう一つの課題は、安価に製造することができる雄ペット用尿取り袋、及び、これを用いた尿取り具を提供することである。
本発明の更にもう一つの課題は、持ち運びが容易である雄ペット用尿取り袋、及び、これを用いた尿取り具を提供することである。
上述した課題を解決するため、本発明に係る雄ペット用尿取り袋は、第1のシート部と、第2のシート部とを含む。第1、第2のシート部は、互いに重なって袋状の内部空間を構成し、かつ、周縁が閉じられている。第2のシート部は、第1の面領域と、第2の面領域とを有している。第1、第2の面領域は、一端側が非接合状態で互いに重なり合って泌尿器挿入口を構成し、一端側を除く周縁が第1のシート部の周縁と連続している。
本発明に係る雄ペット用尿取り袋は、支持体と組み合わされて、尿取り具を構成する。支持体は、雄ペットの泌尿器が泌尿器挿入口を通じて内部空間に案内されている状態で、尿取り袋を、泌尿器の周辺に取り付ける。
上述したように、本発明に係る尿取り具を構成する尿取り袋は、第1のシート部と、第2のシート部とが、互いに重なって袋状の内部空間を構成しているから、尿取り袋、及び、内部空間は、全体として扁平になる。従って、嵩張らない態様で持ち運びすることができる。
第1、第2のシート部は、周縁が閉じられているから、尿取り袋の内には密閉された内部空間が構成される。従って、第1、第2のシート部を、一般的な尿取り袋と同様の吸水シートで構成することにより、内部空間に排出された尿を外部に漏れ出すことなく全て吸収し、確実に尿漏れを防止することができる。
本発明に係る尿取り袋は、泌尿器挿入口の構造に工夫を加えた点に特徴の一つがある。即ち、尿取り袋を構成する第2のシート部は、第1の面領域と、第2の面領域とを有しており、第1、第2の面領域は、一端側が非接合状態で互いに重なり合って泌尿器挿入口を構成している。この構成によると、泌尿器挿入口は、内部空間に通じている。
泌尿器挿入口は、非接合状態であり、指で簡単に押し広げることができるから、雄ペットの泌尿器を、袋状の内部空間へ容易に案内することができる。
また、第1、第2の面領域は、一端側が非接合状態で互いに重なり合って泌尿器挿入口を構成しているから、泌尿器は、泌尿器挿入口に差し込まれた状態で、内部空間内を自由に動くことができる。従って、雄ペットは、尿取り具の装着中に違和感や苦痛を感じるがことなく、長時間に渡って良好に装着させることができる。
泌尿器挿入口は、第1、第2の面領域の一端側が互いに重なり合っている状態で、内部空間が密閉されている。従って、内部空間に排出された尿、及び、尿の悪臭が、内部空間の外部に漏出する不具合を回避し、使用済みとなった尿取り袋の廃棄作業を衛生的に行うことができる。
他方、第2のシート部を構成する第1、第2の面領域は、一端側を除く周縁が第1のシート部の周縁と連続しているから、内部空間は、泌尿器挿入口でのみ開口することとなる。従って、確実に尿漏れを防止することができる。
本発明に係る尿取り袋の泌尿器挿入口は、第2のシート部を構成する第1、第2の面領域の重なりによって構成されるから、安価に製造することができる。
本発明に係る尿取り具において、支持体は、雄ペットの泌尿器が泌尿器挿入口を通じて内部空間に案内されている状態で、尿取り袋を、泌尿器の周辺に取り付ける。このように、支持体と、尿取り袋とが別体で構成されている構造によると、着脱作業時、廃棄作業時の取り扱いが容易である。さらに、支持体として、周知のマナーベルトや、ペット用衣類を用いることにより、組み合わせのバリエーションを確保することができる。
本発明に係る雄ペット用尿取り袋、及び、これを用いた尿取り具の具体的態様について、雄ペット用尿取り袋は貼り付け部を含み、貼り付け部は、第1のシート部に配置されているから、マナーベルトなどの支持体に対して、尿取り袋を安定的に載置し、もって確実に尿漏れを防止することができる。
本発明の他の目的、構成及び利点については、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。添付図面は、単に、例示に過ぎない。
以上述べたように、本発明によれば、次のような効果を得ることができる。
(1)尿漏れ、及び、悪臭漏れを防止することができる雄ペット用尿取り袋、及び、これを用いた尿取り具を提供することができる。
(2)着脱作業を容易に、且、衛生的に行うことができる雄ペット用尿取り袋、及び、これを用いた尿取り具を提供することができる。
(3)装着中に違和感や苦痛を感じることなく、長時間に渡って良好に装着させることができる雄ペット用尿取り袋、及び、これを用いた尿取り具を提供することができる。
(4)安価に製造することができる雄ペット用尿取り袋、及び、これを用いた尿取り具を提供することができる。
(5)持ち運びが容易である雄ペット用尿取り袋、及び、これを用いた尿取り具を提供することができる。
(2)着脱作業を容易に、且、衛生的に行うことができる雄ペット用尿取り袋、及び、これを用いた尿取り具を提供することができる。
(3)装着中に違和感や苦痛を感じることなく、長時間に渡って良好に装着させることができる雄ペット用尿取り袋、及び、これを用いた尿取り具を提供することができる。
(4)安価に製造することができる雄ペット用尿取り袋、及び、これを用いた尿取り具を提供することができる。
(5)持ち運びが容易である雄ペット用尿取り袋、及び、これを用いた尿取り具を提供することができる。
図1は本発明の一実施形態に係る雄ペット用尿取り袋の斜視図、図2は図1に示した尿取り袋の展開図、図3は図1に示した雄ペット用尿取り袋の平面図である。また、図4は図3の4−4線に沿った断面図、図5は図3の5−5線に沿った断面図である。
本発明の一実施形態に係る尿取り袋は、マナーベルトの内面、又は、ペット用紙おむつの内面などに配置して使用されるものであって、第1のシート部10と、第2のシート部20とを含む。
第1のシート部10は、折り畳み自在な柔軟性を有しており、一面101が液透過性を有し、他面102が液不透過性を有し、一面101と他面102との間に吸水性樹脂を主成分とする吸水層103を有している。
第2のシート部20は、折り畳み自在な柔軟性を有しており、一面201が液不透過性を有し、他面202が液透過性を有し、一面201と他面202との間に吸水性樹脂を主成分とする吸水層203を有している。
図2を参照すると、尿取り袋は、一枚のシート材を折り畳み成形して構成されており、第1、第2のシート部10、20がシート材の一部として現れている。図2のシート材は、周知のペット用トイレシート、又は、尿取りシートであって、長さ方向Lに向い合う2つの端縁210、220を有している。
第1、第2のシート部10、20は、2つの端縁210、220が互いに平行して長さ方向Lに重なり合うよう、境界線B1、B2でシート材を折り畳むことにより、現れるシート材の一部である。一点鎖線で示す境界線B1、B2は、長さ方向Lに直交する幅方向Wに沿って伸びており、シート材の全長寸法を3分割している。第1のシート部10に対応する中間部分の長さ寸法L1は、第2のシート部20に対応する部分の長さ寸法L21、L22を足したものとほぼ等しくなっている。
ふたたび図1乃至図5を参照して説明すると、第1、第2のシート部10、20は、互いに重なって、相対向面間に袋状の内部空間100が構成される。第1のシート部10は、一面101が、第2のシート部20の他面202に、面対向して重ねられ、面対向する周縁が、例えば熱溶着により閉じられている。尿取り袋は、全体として扁平となり、袋内部に構成される内部空間100もまた、扁平となる。内部空間100は、その内面が、一面101と、他面202、及び、それらに隣接する吸水層103で覆われている。
第2のシート部20は、第1の面領域21と、第2の面領域22とを有している。第1、第2の面領域21、22のそれぞれは、端縁210、220が非接合状態で互いに重なり合って泌尿器挿入口24を構成する。
第1の面領域21は、一端側に円弧状の端縁210を有し、さらに端縁210の両端を二点鎖線で結んだ面内に重なり代211を有している。同様に、第2の面領域22は一端側に円弧状の端縁220を有し、端縁220の両端を二点鎖線で結んだ面内に重なり代221を有している。
第1、第2の面領域21、22は、一方の端縁220が、他方の端縁210に対して長さ方向Lに間隔D1(最大差し渡し寸法差)を隔てて、厚み方向Tに覆いかぶさることにより、重なり代211の一面102と、重なり代221の他面202との間に、略楕円形状の重なり領域S1が形成される。挿入口24は、この重なり領域S1に設けられた非接合領域であり、第2のシート部20の面内において、開閉可能な状態で内部空間100に通じている。図1乃至図5において、重なり領域S1は、全面で非接合状態になっているが、内部空間100に通じる挿入路に対応する部分が非接合状態となっていればよく、重なり領域S1のうちの一部が非接合状態であればよい。
挿入口24は、端縁210及び重なり代211によって構成される第1の面部21の端縁部分が、端縁220及び重なり代221によって構成される第2の面部22の端縁部分の一面に重なって内部空間100を閉塞する。他方、挿入口24は、端縁210及び重なり代211が、端縁220及び重なり代221の一面に引き出されて内部空間100を開放する。
第1、第2の面領域21、22のそれぞれは、挿入口24となる端縁210、220を除く周縁が第1のシート部10の周縁と連続する。即ち、内部空間100は、第1のシート部10の一面101と、この一面101に向い合う第2のシート部20の他面201との間で密閉され、幅方向W、及び、長さ方向Lの両端縁の4方向が閉じており、挿入口24でのみ外部に開口している。
さらに雄ペット用尿取り袋は、第1、第2の貼り付け部25、26と、第1〜第3の谷折線C1〜C3とを有している。第1、第2の貼り付け部25、26は、好ましくは繰り返し着脱可能な接着性を有する面領域であって、例えば両面テープを用いることができる。第1、第2の貼り付け部25、26のそれぞれは、第1のシート部10の面内において、挿入口24と平行する幅方向Wの両端付近に配置されている。
第1〜第3の谷折線C1〜C3は、本発明の一実施形態に係る雄ペット用尿取り袋の折り畳み構造を示している。第1の谷折線C1は、長さ寸法L1の中間部を幅方向Wに伸びている。第2、第3の谷折線C2、C3は、第1、第2のシート部10、20において、幅寸法W1を三等分するように等配され、長さ方向Lに沿って伸びている。第1〜第3の谷折線C1〜C3は、シート材に折り畳み癖をつけたものでよい。
第1〜第3の谷折線C1〜C3の具体的な作用効果について、さらに図6乃至図10を参照して説明する。図6乃至図9は本発明の一実施形態に係る雄ペット用尿取り袋の使用方法を示す平面図、図10は図9に示した尿取り袋の正面図である。図6乃至図10において、図1乃至図5に示した構成部分と同一の構成部分には、同一の参照符号を付す。
まず、図6に示すように、第1の谷折線C1に沿って第1、第2のシート部10、20を矢印M1で示す方向に谷折する。
図7に示す工程は、図6に示した工程のあとの状態を示す平面図であって、尿取り袋は、図6の折り畳みにより、長さ寸法L1が、1/2程度に縮小されるとともに、挿入口24が第1の谷折線C1で折り返されて、内部空間100が完全に密閉される。
さらに、図7に示すように、第2の谷折線C2に沿って、第1、第2のシート部10、20を矢印M2で示す方向に谷折する。
図8に示す工程は、図7に示した工程のあとの状態を示す平面図であって、尿取り袋は、図7の折り畳みにより、第1の貼り付け部25が表側に現れるとともに、全幅寸法W1が、2/3程度の幅寸法W2に縮小される。さらに、図8に示すように、第3の谷折線C3に沿って、第1、第2のシート部10、20を矢印M3で示す方向に谷折する。
図9、及び図10は、図8に示した工程のあとの状態を示す図であって、尿取り袋は、図8の折り畳みにより、全幅寸法W1が、1/3程度の幅寸法W3に縮小されるとともに、挿入口24が、第2、第3の谷折線C2、C3に沿って3重に折り返されることにより、内部空間100の密閉度が高まる。また、第1、第2のシート部10、20が、第3の谷折線C3に沿って折り畳まれることにより、折り返し部分が、先に表側に現れている第1の貼り付け部25に接着し、折り畳み状態が維持される。
第1、第2の貼り付け部25、26のそれぞれは、第1のシート部10の面内において、挿入口24と平行する幅方向Wの両端付近に配置されているから、第2、第3の谷折線C2、C3のいずれを先に折り畳みたとしても、図10に示すように、折り畳み部分の平面側には第1、第2の貼り付け部25、26の何れかが現れる。従って、第2、第3の谷折線C2、C3のいずれを先に折り畳んだとしても、上述した折り畳み状態を、第1、第2の貼り付け部25、26により接着して固定することができる。
図6乃至図10を参照して説明したように、第1〜第3の谷折線C1〜C3に沿って折り畳まれた雄ペット用尿取り袋は、図6に示した開状態の平面積(平面寸法)が、図9に示した状態において1/6程度に低減され、コンパクトになる。従って、散歩など外出の際に嵩張らず容易に携行することができるとともに、使用済みの雄ペット用尿取り袋を外出先から容易に持ち帰ることができる。
また、挿入口24が、第1〜第3の谷折線C1〜C3に沿って折り畳まれることにより、内部空間100が密閉されるから、尿漏れ、及び、悪臭漏れを防止することができる。
図1乃至図10を参照して説明した雄ペット用尿取り袋は、支持体と組み合わされて、尿取り具を構成する。次に、本発明の一実施形態に係る雄ペット用尿取り袋1を用いた尿取り具について、図11乃至図13を参照して説明する。図11は本発明の一実施形態に係る尿取り具の平面図、図12は図11に示した尿取り具の分解構造を示す斜視図、図13は図11に示した尿取り具の使用方法を示す斜視図である。図11乃至図13において、図1乃至図10に示した構成部分と同一の構成部分には、同一の参照符号を付す。
図11乃至図13を参照すると、本発明の一実施形態に係る尿取り具は、尿取り袋1と、支持体3とを有している。尿取り袋1は、図1乃至図10を参照して説明したものでなり、第1、第2の貼り付け部25、26によって、支持体3に繰り返し着脱可能に取り付けられている。
支持体3は、尿取り袋1を、雄ペット4の泌尿器40の周辺に取り付け、この取り付け状態において、泌尿器40が、挿入口24を通じて内部空間100に案内されている。図11乃至図13に示す支持体3は、周知のマナーベルトであるが、雄ペット4の泌尿器40付近(下腹部)に装着されるものであれば、所謂紙おむつや、その他ズボンなどのペット用衣装であってもよい。
図11乃至図13に示す支持体3は、全体として布製品が好ましく、より好ましくは尿取り袋1の設置領域30が、例えば化学繊維など防水性、又は、遮水性を有する素材で構成されている。設置領域30が防水性を有する構造によると、万が一、尿漏れが生じた場合にも容易に洗濯することができる。
支持体3は、一面31の一方の端縁に第1の面ファスナ部35を有し、他面32の他端に第2の面ファスナ部36を有している。第1、第2の面ファスナ部35、36は互いに面結合可能であり、支持体3の両端を結合して、環状、又は、バンド状とするために用いられる。
本発明に係る尿取り具の具体的な使用態様について、更に図14乃至図17を参照して説明する。図14は本発明の一実施形態に係る尿取り具の使用状態を示す図、図15は図14に示した尿取り具の一部を拡大して示す部分断面図、図16は図14に示した尿取り具の一部を拡大して示す部分平面図、図17は図14に示した尿取り具の一部を拡大して示す平面図である。図14乃至図17において、図1乃至図13に示した構成部分と同一の構成部分には、同一の参照符号を付す。
図14乃至図17に示すように、尿取り具は、支持体3が、雄ペット4の胴体に装着され、第2のシート部20が雄ペット4の腹部に対面し、且、泌尿器40が内部空間100に収納された状態で、尿取り袋1を、泌尿器40付近に密着して固定する。挿入口24は、端縁210が端縁220の上に引き出されることにより内部空間100を大きく開放し、この開状態で、泌尿器40が端縁210に対して直交する方向に差し込まれる。挿入口24に差し込まれた泌尿器40は、第1の面領域21の他面202に掛け止められる。
図1乃至図17を参照して説明したように、尿取り袋1を構成する第1、第2のシート部10、20は、互いに重なって内部空間100を構成している。この構成によると、尿取り袋1、及び、内部空間100は、全体として扁平になるから、嵩張らない態様で持ち運び可能となる。
第1、第2のシート部10、20は、面対向する周縁が閉じられ、袋内に密閉された内部空間100を構成する。しかも、尿取り袋1は、液透過性を有する第1のシート部10の一面101と、同じく液透過性を有する第2のシート部20の他面202とが内面となり、この内面が内部空間100を構成しているから、泌尿器40が内部空間100に収納された状態で、排尿、尿失禁、及び、マーキング行動により排出された尿は、内部空間100から外部に漏れ出すことなく全て吸水層103で吸収される。従って、確実に尿漏れを防止することができる。
ここで、第1、第2のシート部10、20に吸水層103を設けた場合、従来の尿取りシートと比較して、吸収領域の面積が2倍に広がり、尿吸収可能量も2倍になる。他方、尿吸収可能量を従来と同じに設定した場合、第1、第2のシート部10、20のシート厚みを従来の半分程度に抑えることができるから、全体形状の小型化が可能であるとともに、製造コストを低減することができる。
他方、尿取り袋1の外面は、液不透過性を有する他面102と、同じく液不透過性を有する一面201とによって構成されている。この構造によると、吸水層103に保持されている尿は、外部に漏出しない。
本発明に係る尿取り袋1は、挿入口24の構造に工夫を加えた点に特徴の一つがある。即ち、尿取り袋1を構成する第2のシート部20は、第1の面領域21と、第2の面領域22とを有しており、第1、第2の面領域21、22は、端縁220が、端縁210に対して長さ方向Lに間隔D1を隔てて、覆いかぶさることにより、重なり代211、221の面対向部分に重なり領域S1が形成される。挿入口24は、この重なり領域S1に設けられた非接合領域であり、第2のシート部20の面内において、開閉可能な状態で内部空間100に通じている。
挿入口24となる重なり領域S1は非接合状態であるから、挿入口24の開閉は、例えば、尿取り袋1を幅方向Wに軽く湾曲させ、又は、指で押し広げるだけの簡単な操作で行うことができる。従って、泌尿器40を、内部空間100へ容易に案内することができる。
挿入口24を通じて、泌尿器40を内部空間100に案内する場合、泌尿器40は、重なり領域S1に対して、端縁210に直交する長さ方向Lから差し込まれる。この装着作業において、端縁210が泌尿器40に対するガイドとなり、泌尿器40は端縁210に引っかかって後、さらに他面202に沿って内部空間100に容易に案内される。この構造によると、雄ペット4が立ち上がり、泌尿器40が地面方向に垂れ下がった状態で、尿取り袋1を雄ペット4の腹部に沿わせるようにするだけで、泌尿器40を内部空間100に誘導することができる。しかも、泌尿器40が内部空間100に収納されているか否かは、手を放して尿取り袋1が泌尿器40に引っかかるか否かを確認するだけでよい。従って、着脱作業を容易に行うことができる。
さらに、泌尿器40は、重なり領域S1に差し込まれた場合、第2の面領域22の一面201に沿って内部空間100に案内される。即ち、第2の面領域22は、泌尿器40を挿入する際のガイド面として機能するから、尿取り具2の装着時に、泌尿器40が第1のシート部10の他面102を通って、挿入口24から外れてしまう等の不正挿入を回避することができる。
第1、第2の面領域21、22は、端縁210、220が非接合状態で互いに重なり合って挿入口24を構成しているから、雄ペット4の泌尿器40は、挿入口24に差し込まれた状態で、内部空間100内を自由に動くことができる。さらに言えば、泌尿器40には、内部空間100に収納された状態で、何らの締め付け圧力も加えられていない。従って、雄ペット4は、泌尿器40に尿取り袋1を長時間装着しても、苦痛やストレス(違和感)を感じることなく元気で動き回ることができる。
挿入口24は、第1、第2の面領域21、22の端縁210、220が互いに重なり合っている状態で、内部空間100が密閉されている。従って、泌尿器40の位置が多少移動したとしても、尿道口が内部空間100の領域内に有る限り尿を吸水層103で吸収することができる。
しかも、第1、第2の面領域21、22は、端縁210、220を除く周縁が第1のシート部10の周縁と連続しているから、内部空間100は、挿入口24でのみ開口することとなり、吸水層103で吸収された尿、及び、尿の悪臭が、挿入口24を通じて外部に漏出する不具合を回避することができる。従って、尿取り袋1の着脱作業、使用済みとなった尿取り袋1の廃棄作業を衛生的に行うことができる。
尿取り袋1の挿入口24は、第1、第2の面領域21、22の重なりによって構成されるから、安価に製造することができる。
支持体3は、尿取り袋1を、雄ペット4の泌尿器40の周辺に取り付け、この取り付け状態において、雄ペット4の泌尿器40が、挿入口24を通じて内部空間100に案内されている。このように、支持体3と、尿取り袋1とが別体で構成されている構造によると、着脱作業時、廃棄作業時の取り扱いが容易である。さらに、支持体3として、周知のマナーベルトや、ペット用衣類を用いることにより、組み合わせのバリエーションを確保することができる。
しかも、尿取り袋1は、扁平であるから、雄ペット4の腹部、及び、泌尿器40に対して密着して取り付けることができる。従って、紙おむつタイプとは異なり、看者に病的な印象を与えることはない。
尿取り袋1は第1、第2の貼り付け部25、26を含み、第1、第2の貼り付け部25、26のそれぞれは、第1のシート部10の面内において、挿入口24と平行する幅方向Wの両端付近に配置されているから、支持体3に対し、尿取り袋1が安定的に載置される。従って、装着時の位置決めミス、及び、装着中の位置ズレの発生を回避し、確実に尿漏れを防止することができる。
また、第1、第2の貼り付け部25、26のそれぞれは、第1のシート部10の面内において、挿入口24と平行する幅方向Wの両端付近に配置されているから、第1〜第3の谷折線C1〜C3による尿取り袋1の折り畳み状態を、第1、第2の貼り付け部25、26の何れかで止めることができる。従って、散歩など外出の際に容易に携行することができるとともに、使用済みの尿取り袋1を外出先から容易に持ち帰ることができる。
尿取り袋1は、第1〜第3の谷折線C1〜C3の全てを折り畳み終わるまでは、第1、第2の貼り付け部25、26の何れかにより、設置領域30に仮止めされた状態となっているから、外出先でも立ったままで簡単に装着でき、はずした時も手を汚さず小さく畳むことができる。従って、手が汚れないように衛生的に着脱作業を行うことができ、手洗い設備のない外出先でも躊躇することなく使用、及び、交換することができるから、使い勝手がよい。
上述したように、本発明の一実施形態に係る尿取り袋1によると、病気や老衰により立ち上がれなくなった犬や、未だ躾のできない年齢の子犬などの排尿、尿失禁、及び、マーキング行動により尿を確実に捕捉することができる。
また、ストレスなどに起因して、ある時からペット用トイレで排尿しなくなってしまった犬についても、本発明に係る尿取り具を用いることにより、再びトイレトレーニングをし直すことなく、尿を尿取り袋1で捕捉することができる。従って、やむを得ずベランダや庭など近場に出して排尿させてしまうことがなくなり、尿の悪臭が近隣トラブルを招くこともない。
さらに、ペットとともに気軽に他人の家を訪れたり、自分の外出中にペットを預けたりすることが容易になる。また、散歩中に玄関の門扉、電信柱、植木鉢などに対するマーキング行動を回避することができるから、悪臭による近隣トラブルの問題、玄関、電信柱などのコンクリート製品が腐敗する問題、尿により土の水素イオン指数(ph)が変化し植木鉢の植物が枯死する問題などを回避することができる。
尿取り袋1は内部空間100に通じる挿入口24を有しているから、従来の腹巻タイプの尿取り具(特許文献2参照)とは異なり、泌尿器40が内部空間100に案内されてさえいれば、尿道口の位置を確認する必要はない。従って、装着作業が容易になり、動き回る動物相手でも容易に装着させることができる。
同様に、泌尿器40は、内部空間100に案内されてさえいればよいから、従来のおむつタイプの尿取り具(特許文献3参照)とは異なり、下半身全体を覆う必要はない。従って、製造コストを低減し、装着中の病的な印象をうける不都合を回避することができる。
図18は本発明のもう一つの実施形態に係る尿取り袋の平面図、図19は図18に示した尿取り袋の展開図である。図18及び図19において、図1乃至図17に示した構成部分と同一の構成部分には、同一の参照符号を付す。
図18乃至図19の尿取り袋は、第2のシート部20の面内中央部に泌尿器挿入口24を有する点に特徴の1つがある。以下、図1乃至図17の尿取り袋との相違点を中心に説明する。
図18乃至図19の実施形態において、第2のシート部20を構成する第1、第2の面領域21、22のそれぞれは、端縁210、220が非接合状態で互いに重なり合って挿入口24を構成する。第1の面領域21は、一端側の中央に円弧状の端縁210を有し、さらに端縁210の両端を二点鎖線で結んだ面内に重なり代211を有している。
他方、第2の面領域22は、一端側に直線状の端縁220を有し、端縁220の両端を円弧状の二点鎖線で結んだ面内に重なり代221を有している。重なり代221の形状は、重なり代211に追従して決定される。
さらに、第2の面領域22は、端縁220の幅方向Wの両端付近に第1、第2の凸部27、28を有している。第1、第2の凸部27、28は、端縁210の幅に追従した間隔D2を隔てて幅方向Wの両端付近に配置されており、端縁220から長さ方向Lに突出している。さらに、第1、第2の凸部27、28は、端縁220から突出する面内に重なり代270、280を有している。
第1、第2の面領域21、22は、端縁220が、端縁210の両端を結んだ二点鎖線に一致するように覆いかぶさることにより、第1の面領域21の端縁部分と、第2の面領域22の端縁部分との面対向する部分に、それぞれ重なり領域S1〜S3が形成される。
重なり領域S1は、重なり代211の他面202と、重なり代221の一面201とによって構成されており、非接合状態となっている。この重なり領域S1は、挿入口24となる。挿入口24は、重なり領域S1によって内部空間100を閉塞し、且、重なり代211が、端縁220の一面201に引き出されて内部空間100を開放する。
他方、重なり領域S2、3は、第1の面領域21の一面201と、重なり代270、280の他面202との間に形成される接合領域である。重なり領域S2、3において、第1の面領域21の一面201と、重なり代270、280の他面202とは、互いに接合されている。
尿取り袋を構成する第1、第2の面領域21、22のそれぞれは、挿入口24となる重なり領域S1を除く周縁が第1のシート部10の周縁と連続する。即ち、内部空間100は、第1のシート部10の他面102と、この他面102に向い合う第2のシート部20の一面201との間に構成され、幅方向W、及び、長さ方向Lの両端縁の4方向が閉じており、挿入口24でのみ外部に開口している。
図18乃至図19を参照して説明した実施形態によっても、第1、第2の面領域21、22が非接合状態で互いに重なり合い、開閉可能な重なり領域S1が挿入口24を構成しているから、図1乃至図17を参照して説明した利点を全て有することができる。さらに、図18乃至図19に示した実施形態によると、雄ペット4の種類や大きさに追従して挿入口24の形状、大きさを調節することができる。
図20は、本発明のもう一つの実施形態に係る尿取り具の平面図である。図20において、図1乃至図19に示した構成部分と同一の構成部分には、同一の参照符号を付す。
図20は、図11乃至図16を参照して説明した支持体3を一体的に有する尿取り袋1の実施形態であって、第1、第2の支持部291、292を有している。第1、第2の支持部291、292は、例えば柔軟性を有するシートで構成されており、尿取り袋1の横方向Wの両端に、一体的に形成され、雄ペット4の泌尿器40が内部空間100に案内された状態で、尿取り袋1を、雄ペット4の泌尿器40付近に固定する。
第1、第2の支持部291、292は、それぞれ一端側に面ファスナ部295、296を有している。面ファスナ部295、296は互いに面結合可能であり、第1、第2の支持部291、292を面結合することで、尿取り具を環状、又は、バンド状とする。
図20を参照して説明した実施形態によっても、図1乃至図19を参照して説明した利点を全て有することができる。さらに、図20に示した実施形態によると、図11乃至図17に示した支持体3を尿取り袋1と一体化することにより、全体として使い捨て可能とすることができる。
図21乃至図23は、本発明に係る尿取り袋の実施形態のバリエーションを示している。図21乃至図23において、図1乃至図20に示した構成部分と同一の構成部分には、同一の参照符号を付す。
図21の尿取り袋は、第2のシート部20、及び、第2のシート部20を構成する第1、第2の面領域21、22が、吸水層103を有していない点に特徴の1つがある。具体的に、第2のシート部20は、液不透過性を有し、好ましくは薄膜状の軟質プラスチック(ビニールシート)で構成されている。図21に示した実施形態によっても、図1乃至図20を参照して説明した利点を全て有することができる。さらに、図21に示した実施形態では、袋の底部に当たる第1のシート部10にのみ吸水層103を設けることにより、製造コストを低減すること、及び、尿取り袋の薄型化を図ることができる。
図22の尿取り袋は、袋を構成する第1、第2のシート部10、20とは別体に吸水層103を設けた点に特徴の1つがある。即ち、図22の尿取り袋は、一枚のビニールシートを折り畳み成形して構成されており、第1、第2のシート部10、20がビニールシートの一部として現れている。他方、吸水層103は、吸水性樹脂を主成分とし、好ましくは、周知のペット用トイレシート、又は、尿取りシートであって、内部空間100の底面に相当する一面101に配置されている。図22に示した実施形態によっても、図1乃至図21を参照して説明した利点を全て有することができる。
図23に示した尿取り袋の実施形態において、泌尿器挿入口24を構成する端縁210、220は、それぞれ幅方向Wに沿って直線状に伸びており、且、端縁210、220は互いに間隔D1を隔てて平行している点に特徴があり、それ以外は、図1乃至図20を参照して説明した尿取り袋1と同じ構成、又は、図21、図22を参照して説明した尿取り袋1と同じ構成を有することが可能である。従って、図23に示した実施形態によっても、図1乃至図22を参照して説明した尿取り袋の利点を全て有しうることは明白である。
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種種の変形態様を採り得ることは自明である。
1 雄ペット用尿取り袋
100 内部空間
10、20 第1、第2のシート部
21、22 第1、第2の面領域
210、220 端縁
24 泌尿器挿入口
25、26 第1、第2の貼り付け部
3 支持体
4 雄ペット
40 泌尿器
S1〜S3 重なり領域
100 内部空間
10、20 第1、第2のシート部
21、22 第1、第2の面領域
210、220 端縁
24 泌尿器挿入口
25、26 第1、第2の貼り付け部
3 支持体
4 雄ペット
40 泌尿器
S1〜S3 重なり領域
Claims (3)
- 第1のシート部と、第2のシート部とを含む雄ペット用尿取り袋であって、
前記第1のシート部及び前記第2のシート部は、互いに重なって袋状の内部空間を構成し、かつ、周縁が閉じられており、
前記第2のシート部は、第1の面領域と、前記第2の面領域とを有しており、
前記第1の面領域及び前記第2の面領域は、一端側が非接合状態で互いに重なり合って泌尿器挿入口を構成し、前記一端側を除く周縁が前記第1のシート部の周縁と連続している、尿取り袋。 - 請求項1に記載された雄ペット用尿取り袋であって、さらに貼り付け部を含み、
前記貼り付け部は、前記第1のシート部に配置されている、
尿取り袋。 - 雄ペット用尿取り袋と、支持体とを含む尿取り具であって、
前記雄ペット用尿取り袋は、第1のシート部と、第2のシート部とを含み、
前記第1のシート部及び前記第2のシート部は、互いに重なって袋状の内部空間を構成し、かつ、周縁が閉じられており、
前記第2のシート部は、第1の面領域と、前記第2の面領域とを有しており、
前記第1の面領域及び前記第2の面領域は、一端側が非接合状態で互いに重なり合って泌尿器挿入口を構成し、前記一端側を除く周縁が前記第1のシート部の周縁と連続しており、
前記支持体は、雄ペットの泌尿器が前記泌尿器挿入口を通じて前記内部空間に案内されている状態で、前記尿取り袋を、前記泌尿器の周辺に取り付ける、
尿取り具。
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