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JP2009235842A - ドア位置規制装置 - Google Patents

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JP2009235842A JP2008085683A JP2008085683A JP2009235842A JP 2009235842 A JP2009235842 A JP 2009235842A JP 2008085683 A JP2008085683 A JP 2008085683A JP 2008085683 A JP2008085683 A JP 2008085683A JP 2009235842 A JP2009235842 A JP 2009235842A
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    • E05Y2900/531Doors

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Abstract

【課題】 ドアの開閉動作を利用して、制動機構の制動モードと解除モードとを切換えることができるドア位置規制装置を提供する。
【解決手段】 ドア位置規制装置40は、制動機構47とコントローラ111とを含んでいる。ドアが開方向に移動すると、回転体42が第1の方向に回転する。ドアが閉方向に移動すると、回転体42が第2の方向に回転する。制動機構47は、制動モードと解除モードとに切換えることができる。制動モードでは、回転体42が第1の方向に回転するときに大きな第1の制動力が発生し、回転体42が第2の方向に回転するときに小さな第2の制動力が発生する。コントローラ111は、ドアが開方向に移動する途中で停止し、その位置から閉方向に第1の移動量を移動したときに、制動機構47を解除モードから制動モードに切換える。そしてこの制動モードに切換わった位置から、ドアが閉方向に第2の移動量を移動したときに、制動機構47が解除モードに切換わる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動車等の乗り物に設けられたヒンジ式のドアの開位置を規制するためのドア位置規制装置に関する。
自動車に設けるヒンジ式のドア装置は、ドアの開放位置を規制するためにドアチェッカを備えている。一般的なドアチェッカは、車体に揺動可能に取付けられたアーム部と、ドアに設けられた抑止機構とを備えている。前記アーム部が前記抑止機構に挿入され、ドアが開閉される際に前記アーム部が前記抑止機構に対して相対的に移動する。そしてドアが開いた状態において前記アーム部が前記抑止機構によって拘束されることにより、ドアを全開位置で止めたり、全開位置と全閉位置の間で止めたりすることができる。しかし一般的なドアチェッカは、ドアを所望の開き角度の位置で無段階的に止めることができない。
そこで、ドアを所望の開き角度で止めることができるようにするために、ドア位置規制装置が提案されている。例えば下記特許文献1に開示されているように、プーリと、該プーリに巻回された帯状部材と、該プーリの回転をロックするためのロック機構とを備えたドア装置が提案されている。このドア装置は、ドアが開く方向に移動するときに、帯状部材を介してプーリが回転するため、前記ロック機構によってプーリの回転を阻止することにより、ドアがそれ以上開くことが阻止される。
また下記特許文献2に開示されているように、ドアチェッカのアーム部に接続されたワイヤと、ワイヤを巻取るプーリと、プーリの回転を抑制するための電磁クラッチを用いたドアの開動作規制装置も提案されている。この開動作規制装置は、ドアが開くときにドアチェッカのアーム部によって前記ワイヤが引っ張られることにより、プーリが回転する。そしてこのプーリの回転運動を前記電磁クラッチによって抑制することにより、ドアの開方向の動きが規制される。
実開昭63−185723号公報 特開2007−321365号公報
例えばドアを開ける際に、ドアの外側に障害物が存在するときには、ドアが障害物にぶつかることを防ぐために、ドアを障害物の手前で止めることが望まれる。ドアを閉める際には、ドアが前記障害物にぶつかる可能性はない。しかし状況によってはドアを閉じる方向に加わる力に対して、ある程度の制動力が必要なことがある。例えばドアが開方向に移動する際に大きな制動力を生じさせ、ドアが閉方向に移動する際に小さな制動力を生じさせることが望まれている。
前記特許文献1,2のドア位置規制装置は、ドアが開方向に移動するときに、帯状部材あるいはワイヤが引っ張られるため、回転体を回転させることができる。しかしドアが閉方向に移動する際には、帯状部材やワイヤロープが圧縮方向の荷重を伝達することができないため、回転体を回転させることができない。
そこで、ドアの開動作と閉動作の両方向の力を伝達することができる機構を用いることにより、ドアの開動作と閉動作のいずれの方向にも回転体を回転させることができるドア位置規制装置が考えられた。その装置では、ドアが開くときに回転体が第1の方向に回転し、ドアが閉じるときに回転体が第2の方向に回転する。そして回転体の回転(第1の方向と第2の方向の回転)を電磁クラッチによって抑制することにより、ドアの開動作と閉動作のいずれの方向にも制動力を発生させることが可能である。
しかし、一般に電磁クラッチ等の電装品は、ドア等に配置された手動のスイッチによって乗降者自身が操作することになるため、スイッチ操作が煩わしいという問題がある。また、ドアの外側に障害物が存在するときに、ドアを障害物のすぐ近くまで移動させた状態でスイッチを操作してドアを固定すると、車体が揺れたり、ドアが開方向に強く押されたりしたときに、ドアが障害物に触れることがある。
従って本発明の目的は、ドアの開閉動作を利用して、制動機構のモード(制動モードと解除モード)を切換えることができるドア位置規制装置を提供することにある。
本発明のドア位置規制装置は、車体のドア取付部にヒンジによって開閉自在に取付けられたドアと、前記ドアの内部に配置され第1の方向と第2の方向とに回転可能な回転体と、前記ドアが開方向に移動するときに前記ドアの開動作に伴って前記回転体を前記第1の方向に回転させ、前記ドアが閉方向に移動するときに前記ドアの閉動作に伴って前記回転体を前記第2の方向に回転させる力伝達手段と、前記回転体が前記第1の方向および前記第2の方向に回転することを抑制する制動機構と、前記ドアの移動方向と移動量に対応した信号を発生するセンサと、前記センサが出力する前記信号に基いて前記制動機構を制御する制御手段とを具備し、前記制動機構は、前記回転体が前記第1の方向に回転するときに第1の制動力を発生させかつ前記回転体が前記第2の方向に回転するときに前記第1の制動力よりも小さな第2の制動力を発生させる制動モードと、前記第1および第2の制動力を発生させない解除モードとに切換え可能であり、前記制御手段は、前記ドアが開方向に移動する途中で停止し、その停止した位置から閉方向に第1の移動量を移動したときに前記制動機構を前記解除モードから前記制動モードに切換え、前記ドアが前記制動モードに切換わった位置から閉方向に第2の移動量を移動したときに前記制動機構を前記解除モードに切換えることを特徴とする。
本発明の1つの形態では、前記制動機構は、円柱形の外周面を有する固定側部材と、円柱形の外周面を有しかつ前記固定側部材の軸線方向に隣り合って配置され前記固定側部材に対し相対回転可能な回転側部材と、前記固定側部材の外周面と前記回転側部材の外周面とにわたって巻付けられたコイル部を有するクラッチばねとを備え、前記コイル部は、前記固定側部材の外周面に密接した状態で巻付く第1の部分と、前記回転側部材の外周面に密接した状態で巻付く第2の部分と、前記第1の部分の端に形成され前記固定側部材に固定された固定側腕部と、前記第2の部分の端に形成され前記回転側部材の周方向に移動可能な可動側腕部とを有し、前記回転体が前記第1の方向に回転するとき前記回転側部材が前記コイル部の巻締め方向に回転することにより、前記回転側部材と前記コイル部との間に第1の摩擦力(前記第1の制動力)を生じ、前記回転体が前記第2の方向に回転するとき前記回転側部材が前記コイル部の巻戻し方向に回転することにより、前記回転側部材と前記コイル部との間に前記第1の摩擦力よりも小さな第2の摩擦力(前記第2の制動力)を生じるように構成されている。
この制動機構において、前記解除モードのときに前記クラッチばねの前記可動側腕部を前記コイル部の巻戻し方向に移動させることが可能な解除部材を備えていてもよい。また前記制動機構は、前記解除モードのときに前記解除部材を該解除モードの位置に保持する保持手段を有していてもよい。
本発明によれば、ドアの外側に障害物があるときなどに、ドアを障害物のすぐ近くで止めたのち、ドアを閉方向に第1の量を動かすことにより、制動機構が自動的に制動モードに切換わる。このためドアが障害物から離れた位置でドアを止めることができる。しかも開方向に加わる力に対し、大きな第1の制動力によってドアを拘束することができ、閉方向に加わる力に対しては、小さな第2の制動力を発揮させることができる。
このためドアを閉方向に比較的容易に移動させることができる。この制動モードに切換わった位置からドアを閉方向にさらに動かすと、制動機構が自動的に解除モードに切換わるため、それ以降は小さな力でドアを全閉位置まで移動させることができる。すなわちスイッチを操作することなく、ドアの開閉動作を利用して制動機構の制動モードと解除モードを切換えることができる。
以下に本発明の第1の実施形態について、図1から図10を参照して説明する。
図1は自動車10の一部を示している。この自動車10の車体11の側部に、ヒンジ式のドア12を備えたドア装置13が設けられている。ドア12は、車体11のドア取付部14に設けられたヒンジ15,16によって車体11に支持され、全開位置と全閉位置とにわたって開閉することができる。
ドア装置13は、ドアチェッカ20を備えている。図2に示すようにドアチェッカ20は、ベース部材21と、アーム部材22と、ストッパユニット23とを備えている。ベース部材21は車体11のフロントピラーに固定されている。アーム部材22は、ベース部材21に設けられた軸24を中心として、水平方向に旋回することができる。ベース部材21に取付けられたアーム部材22は、車体側の部材の一例である。ストッパユニット23は、ドア12の前側のフレームに固定されたロックケース25と、ロックケース25に内蔵された係合部材26などを備えている。ロックケース25に形成された孔27に、アーム部材22が概ね水平方向に移動可能に挿入されている。
ドア12が開方向に移動するときに、ドアチェッカ20のアーム部材22は、ドア12の内部から出てゆく方向(図2に矢印A1で示す方向)に移動する。ドア12が閉方向に移動するとき、アーム部材22はドア12の内部に入ってゆく方向(図2に矢印A2で示す方向)に移動する。
アーム部材22の長さ方向の途中に、第1の凹部31と第2の凹部32が形成されている。アーム部材22の先端にストッパ33が設けられている。ドア12が全開位置まで移動したとき、アーム部材22のストッパ33がロックケース25に突き当たるとともに、係合部材26が第1の凹部31に入ることにより、ドア12が全開位置に保持される。ドア12が中間位置まで開いたときに、係合部材26が第2の凹部32に入ることにより、ドア12が中間位置に保持される。
ドア12の内部にドア位置規制装置40が設けられている。ドア位置規制装置40は、ドアチェッカ20のアーム部材22に対して直列に配置されている。以下にこのドア位置規制装置40について説明する。
図2と図3に示すようにドア位置規制装置40は、前記ドア12に固定されるケース41と、プーリの形態をとる回転体42と、第1の索体43と、第2の索体44と、往復移動体45と、ロッド部材46と、制動機構47などを備えている。第1の索体43と第2の索体44は、引っ張りの荷重を伝達可能な張力伝達部材である。ロッド部材46は、圧縮の荷重を伝達可能な圧縮力伝達部材である。すなわち第1の索体43と、第2の索体44と、往復移動体45と、ロッド部材46は、それぞれ力伝達手段として機能する。
回転体42は、軸50を中心として、第1の方向R1と、第2の方向R2とに回転することができる。回転体42にギヤ51が設けられている。ギヤ51は回転体42と一体に回転する。
回転体42の外周に形成された周方向に沿う第1の溝55に、第1の索体43が巻付けられている。第1の索体43の一端43a(図2と図3に示す)に接続部材60が設けられている。接続部材60は、ドアチェッカ20のアーム部材22の先端部61に揺動可能に接続されている。第1の索体43の他端43b(図3に示す)は、回転体42に固定されている。
回転体42の外周に形成された周方向に沿う第2の溝56に、第2の索体44が、第1の索体43とは反対方向に巻付けられている。第2の索体44の一端44a(図2と図3に示す)は、往復移動体45に接続されている。第2の索体44の他端44b(図3に示す)は、回転体42に固定されている。
第1の索体43と第2の索体44は、例えばワイヤロープからなる。これらの索体43,44は、回転体42に巻付くことができる可撓性を有し、かつ、ドア12を開閉する際に加わる引っ張りの荷重に耐える強度を有している。第2の索体44の径は、第1の索体43の径よりも小さい。第1の索体43と第2の索体44は、回転体42を挟んで互いに反対方向に延び、それぞれ、弛みがない状態で回転体42から繰り出されている。なお、第1の索体43と第2の索体44は帯状部材でもよい。
往復移動体45は、ケース41に設けられたガイド部65(図4に示す)に沿って、回転体42に近付く方向(図2に矢印B1で示す方向)と、回転体42から離れる方向(図2に矢印B2で示す方向)に直線的に往復移動することができるようになっている。
往復移動体45と接続部材60とが互いにロッド部材46によってつながれている。ロッド部材46は、回転体42の脇を通って第1の索体43と第2の索体44に沿って延びている。つまり第1の索体43と第2の索体44は、それぞれロッド部材46に沿って延びている。ロッド部材46の一端46aが接続部材60に固定されている。ロッド部材46の他端46bは往復移動体45に固定されている。ロッド部材46は鉄系金属のように剛性の大きい材料からなり、ロッド部材46の長さ方向に加わる圧縮荷重に対して座屈を生じない強度を有している。
図5から図7に制動機構47の一例が示されている。この制動機構47は、円柱形の外周面を有する固定側部材70と、円柱形の外周面を有する回転側部材71と、ねじりコイルばねからなるクラッチばね72と、解除部材73と、アクチュエータ74などを含んでいる。固定側部材70と回転側部材71は、互いに軸線X方向に隣り合って配置されている。回転側部材71は、固定側部材70に対し、軸線Xを中心に相対的に回転することができる。固定側部材70と回転側部材71のそれぞれの外周面の径は互いに等しい。
固定側部材70はケース41に固定されている。例えば図5に示すように、固定側部材70に設けられた取付部75が、ボルト等の固定用部材(図示せず)によって、ケース41に固定される。
回転側部材71にギヤ80が設けられている。このギヤ80は、回転体42のギヤ51に噛合っている。このため回転体42が第1の方向R1に回転すると、ギヤ51,80を介して、回転側部材71が第1の方向D1(図6と図7に示す)に回転する。回転体42が第2の方向R2に回転すると、ギヤ51,80を介して、回転側部材71が第2の方向D2(図6と図7に示す)に回転する。回転側部材71のギヤ80の歯数は、回転体42のギヤ51の歯数よりも少ない。
解除部材73は、固定側部材70に対し、軸線Xを中心に相対的に回動することができる。解除部材73にギヤ部85が設けられている。ギヤ部85は、アクチュエータ74の出力ギヤ86に噛み合っている。このためアクチュエータ74が回転すると、出力ギヤ86とギヤ部85を介して、解除部材73が回転する。アクチュエータ74は、後述するコントローラ111から出力される信号によって、回転方向と回転角度が制御される。
クラッチばね72は、断面が四角形の素線90をコイル形に巻回してなるコイル部91と、コイル部91の一端に設けられた固定側腕部92(図3に示す)と、コイル部91の他端に設けられた可動側腕部93とを有している。コイル部91は、軸線X方向に関して第1の部分91aと第2の部分91bとを有している。コイル部91は、固定側部材70の外周面と回転側部材71の外周面とにわたって巻付けられている。
固定側腕部92は、コイル部91の第1の部分91aの端に形成されている。この固定側腕部92は、固定側部材70に固定されている。可動側腕部93は、コイル部91の第2の部分91bの端に形成され、回転側部材71の径方向に突出している。この可動側腕部93は、回転側部材71の周方向に移動することができる。
クラッチばね72に外力を与えない自由状態において、コイル部91の内径は、固定側部材70と回転側部材71のそれぞれの外周面の径よりも小さい。このためクラッチばね72の内側に固定側部材70と回転側部材71が挿入された状態では、コイル部91が縮もうとすることによって生じる弾性力(巻締め力)により、コイル部91の内周面が固定側部材70と回転側部材71の双方の外周面に密接する。
図6に示すようにコイル部91は、回転側部材71が第1の方向D1に回転する際にコイル部91が巻締め方向にねじられ、回転側部材71が第2の方向D2に回転する際にコイル部91が巻戻し方向にねじられるように巻かれている。
コイル部91の第1の部分91aの内周面が、固定側部材70の外周面に密接した状態で巻付いている。コイル部91の第2の部分91bの内周面が、回転側部材71の外周面に密接した状態で巻付いている。素線90の断面が四角形であるため、円形断面の素線と比較して、固定側部材70および回転側部材71に対する素線90の接触面積を大きくすることができる。
図6に示すように、クラッチばね72の可動側腕部93は、解除部材73の押圧部95に対して、コイル部91の周方向に対向している。解除部材73は、アクチュエータ74によって、押圧部95が可動側腕部93から離れる方向E1(図6に示す制動モード)に移動させることができる。また図7に示すように、解除部材73を解除方向E2に回転させ、押圧部95によって可動側腕部93を押すことにより、コイル部91を強制的に巻戻し方向(図7に示す解除モード)に動かすこともできる。
解除部材73が図7に示す解除モードに移動すると、クラッチばね72が巻戻し方向にねじられることにより、解除部材73が制動モードの方向に戻されようとする。そこでこの制動機構47は、解除部材73を解除モードの位置に保持するための保持手段100を備えている。保持手段100の一例は、解除部材73に形成された受け部101と、受け部101に係合可能なストップ部材102と、ストップ部材102を解除部材73に向って付勢するばね103などによって構成されている。
解除部材73が図7に示す解除モードの位置に移動したときに、ストップ部材102が受け部101に係合することにより、解除部材73が解除モードの位置に保持される。アクチュエータ74によって解除部材73を制動モードの位置(図6)に駆動すると、ストップ部材102が受け部101から外れるため、解除部材73が制動モードの位置まで移動することができる。
このように制動機構47は、制動モードと解除モードとを切換えることが可能である。しかも制動モードでは、回転側部材71が第1の方向D1に回転するときに、大きな第1の摩擦力が生じる。このため回転体42が第1の方向R1に回転するときに、大きな第1の制動力が発生する。これに対し回転側部材71が第2の方向D2に回転するときには、第1の摩擦力よりも小さな第2の摩擦力が生じる。このため回転体42が第2の方向R2に回転するときに小さな第2の制動力を発生する。そして解除モードでは、前記第1および第2の制動力が発生しないようになっている。
図3に示すように、ドア位置規制装置40は、ドア12の移動方向と移動量に対応した電気信号を出力するセンサ110と、センサ110が出力する信号に基いて制動機構47を制御する制御手段としてのコントローラ111を有している。センサ110の一例はロータリエンコーダであり、回転側部材71と一体に回転する回転部材120と、回転部材120を検出するための第1検出部121および第2検出部122を有している。
図8に示すように、ドア12が開方向に移動するときには、第1検出部121と第2検出部122にそれぞれ異なるタイミングでパルスが発生する。図9に示すように、ドア12が閉方向に移動するときには、第1検出部121と第2検出部122に開方向とは異なるタイミングでパルスが発生する。これらのパルスに基いて、ドア12の移動方向を検出することができるとともに、パルスの数をカウントすることにより、ドア12の移動量を検出することができる。
図10は、ドア12が開閉される際のコントローラ111の作用の一例を示している。制御手段として機能するコントローラ111は、以下に述べるように、ドア12が開方向に移動する途中で停止し、その位置から閉方向に第1の移動量L1を移動したときに制動機構47を解除モードから制動モードに切換える機能を有している。さらにこのコントローラ111は、前記制動モードに切換わった位置から、ドア12が閉方向に第2の移動量L2を移動したときに、制動機構47を解除モードに切換える機能を有している。
次に、本実施形態のドア位置規制装置40の作用について説明する。
ドア12が開方向に移動するとき、ドアチェッカ20のアーム部材22がドア12の内部から出てゆく方向(図2に矢印A1で示す方向)に移動する。このため第1の索体43がアーム部材22によって引っ張られることにより、回転体42が第1の方向R1に回転する。すなわちドア12が開方向に移動するときには、第1の力伝達部材である第1の索体43が引かれるため、ドア12の開動作に伴って、回転体42が第1の方向R1に回転する。
ドア12が閉方向に移動するときには、ドアチェッカ20がドア12の内部に向って突き出る方向(図2に矢印A2で示す方向)に移動する。このためロッド部材46が図2に矢印Cで示す方向に移動し、往復移動体45が回転体42から離れる方向B2に移動する。よって第2の索体44が引っ張られることにより、回転体42が第2の方向R2に回転する。回転体42が第2の方向R2に回転すると、ギヤ51,80を介して回転側部材71が第2の方向D2に回転する。
すなわち、ドア12が閉方向に移動するときには、ドア12の閉動作に伴って、第2の力伝達部材として機能するロッド部材46と往復移動体45と第2の索体44を介して、回転体42が第2の方向R2に回転する。
図10に示すステップS1では、ドア12を全閉状態から開方向に移動させる。このとき制動機構47は解除モード(図7に示す)となっている。すなわち解除部材73が解除方向E2に移動することにより、押圧部95によって可動側腕部93がコイル部91の巻戻し方向に押されている。このため、コイル部91の径が少し広がり、コイル部91の内周面が固定側部材70および回転側部材71の外周面から離れている。つまり、コイル部91と回転側部材71との間の摩擦が実質的に解消された状態になるため、回転側部材71が第1の方向D1に回転することが可能となる。このためドア12を小さな力で開方向に移動させることができる。
ドア12を開ける際に、ドア12の外側に障害物などが存在した場合には、ドア12を障害物の手前で止める必要がある。ドア12の外側に障害物が存在しない場合でも、状況によってはドア12を開方向の途中で止めたいこともある。
そこで図10のステップS2では、ドア12が開方向の途中で止まったか否かが、センサ110から出力される信号によって判断される。ドア12が開方向の途中(中間位置)で止まれば、ステップS3に移行する。ドア12が開方向の途中(中間位置)で止まらなければ、ステップS9に移行してドア12が全開となる。
図10のステップS3においては、前記中間位置で停止していたドア12が、閉方向に移動したか否かが判断される。ドア12が閉方向に移動したことがセンサ110によって検出されると、ステップS4に移る。
図10のステップS4では、ドア12が閉方向に第1の移動量L1で移動したか否かが判定される。ドア12が閉方向に第1の移動量L1で移動したことがセンサ110によって検出されると、ステップS5に移る。
図10のステップS5では、コントローラ111がアクチュエータ74を作動させることにより、図6に示すように解除部材73を制動モードの方向E1に移動させ、押圧部95を可動側腕部93から離す。
この制動モードのもとで、ドア12に開方向の力が加わると、回転側部材71がコイル部91の巻締め方向(第1の方向D1)に回転するため、可動側腕部93が図6に矢印P1で示す方向に少し移動しながら、コイル部91が回転側部材71にさらに強く巻付く。このためコイル部91と回転側部材71との間に、きわめて大きな第1の摩擦力が生じる。この第1の摩擦力により、回転側部材71が第1の方向D1に回転することが拘束される。よって回転体42が第1の方向R1に回転することが抑制され、ドア12がそれ以上開方向に移動することが抑制される。
このように、ドア12を開ける際に障害物の手前で一旦止めてから、少し(第1の移動量L1)だけ閉方向に戻した位置で制動モードに切換わるため、ドア12から障害物までの距離を確保することができる。このため車体11が揺れたり、ドア12が開方向に強く押されたりしても、ドア12が障害物に触れることを回避できる。
以上説明した制動モードのときには、比較的小さな力でドア12を閉方向に移動させることができる。その理由について以下に説明する。
図6に示すように、解除部材73が制動モードの状態にあるときには、押圧部95が可動側腕部93から離れている。このため、回転側部材71に第2の方向D2の力が加わると、コイル部91の内周面が回転側部材71の外周面に接したまま、回転側部材71がコイル部91の巻戻し方向(第2の方向D2)に滑りながら回転することができる。
そしてこのときには、回転側部材71とコイル部91との間に、コイル部91の初期巻締め力に基いて、前記第1の摩擦力よりも小さな第2の摩擦力が生じる。このため、回転側部材71が適度の抵抗(動摩擦力)を受けながら、第2の方向D2に回転することができる。このため制動モードであってもドア12を閉方向に移動させることができ、しかもドア12の閉動作に適度な抵抗を与えることができる。
このように本実施形態の制動機構47は、回転体42が第1の方向R1および第2の方向R2に回転することを抑制することができるため、ドア12を開方向と閉方向に動かしてみることで、制動機構47が機能していることを容易に確認することができる。
図10のステップS6では、ドア12が閉方向に第2の移動量L2で移動したか否かが判断される。ドア12が閉方向に第2の移動量L2で移動したことが検出された場合、ステップS7に移行する。
図10のステップS7は、制動機構47が制動モードから解除モードに切換わる。すなわち、図7に示すようにアクチュエータ74が作動することにより、解除部材73が解除方向E2に移動し、可動側腕部93が押圧部95によってコイル部91の巻戻し方向に押される。
そうすると、コイル部91の径が少し広がるため、コイル部91の内周面が回転側部材71の外周面から離れる。このことにより、コイル部91と回転側部材71との間の摩擦が実質的に解消され、回転側部材71を小さな力で第2の方向D2に回転させることが可能となる。このときドア12の閉動作の抵抗が最小となるため、小さな力でドア12を全閉位置まで移動させることができる。このため、図10のステップS8において、ドア12が全閉状態になる。
以上説明したように、本実施形態のドア装置13によれば、ドア12を開ける際に、ドア12の外側に障害物があるとき、ドア12を障害物の直前の位置で止めたのち、ドア12を閉方向に少し(第1の移動量L1)動かすことにより、制動機構47が自動的に制動モードに切換わる。このため、ドア12が障害物から少し離れた位置において、制動機構47によってドア12を止めることができる。しかもこの制動モードに切換わった位置では、開方向に加わる力に対して大きな制動力(第1の制動力)を発揮させてドアを拘束でき、閉方向に加わる力に対しては、小さな制動力(第2の制動力)を生じさせた状態で開方向に移動させることができる。
前記制動モードに切換わった位置から、ドア12が閉方向に第2の移動量L2を移動すると、制動機構47が自動的に解除モードに切換わるため、それ以降は小さな力でドア12を全閉位置まで容易に移動させることができる。このように本実施形態のドア位置規制装置40によれば、スイッチを操作することなく、ドア12の開閉動作を利用して制動機構47の状態(制動モードと解除モード)を切換えることができる。
図11は、本発明の第2の実施形態に係る制動機構47を示している。この制動機構47は補助ばね200を備えている。補助ばね200は、クラッチばね72の可動側腕部93をコイル部91の巻締め方向に付勢する機能を有している。この補助ばね200はクラッチばね71とは別体に構成された別部品であり、可動側腕部93と支持部材201との間に張力を与えた状態で設けられている。支持部材201は、例えばケース41(図2に2点鎖線で示す)に設けられている。この補助ばね200の弾力によって、クラッチばね71のコイル部91が巻締め方向に付勢される。このため回転側部材71に巻付くコイル部91の初期巻締め力を増大させることができる。
この第2の実施形態(図11)によれば、回転側部材71が第2の方向D2に回転する際に、コイル部91が巻戻し方向に撓むことを、補助ばね200によって制限することができる。このため、回転側部材71が第2の方向D2に回転する際に、回転側部材71とコイル部91との間に生じる第2の摩擦力を、補助ばね200を設けない場合と比較して大きくすることができる。
すなわち、補助ばね200を併用したことにより、クラッチばね71のばね定数を大きくすることなく、ドア12が閉方向に移動する際の制動力を増大させることができる。また、補助ばね200の仕様(例えばばね定数)を変えることにより、回転側部材71が第2の方向D2に回転する際に発生する前記第2の摩擦力の大きさを容易に変更(調整)することが可能である。
さらに図11に示す制動機構47は、ストッパ部材210を備えており、クラッチばね71のコイル部91が巻締め方向(第1の方向D1)に移動したときに、可動側腕部93がストッパ部材210に当接するようになっている。ストッパ部材210は支持部材201に設けられていて、ストッパ部材210の先端から可動側腕部93までの距離を調整することができる。ドア12を開方向に動かす力によって回転側部材71が第1の方向D1に回転するとき、コイル部91が巻締め方向に移動するため、可動側腕部93が矢印P1方向に動く。このP1方向への可動側腕部93の移動量をストッパ部材210によって調整することにより、コイル部91が巻締め方向に過剰にねじられることを抑制できる。
つまりこのストッパ部材210によって、可動側腕部93が矢印P1方向に動く量が制限されるため、回転側部材71に加わる第1の方向D1のトルクが、ある一定の大きさを越えたときに、コイル部91の内周面に対して回転側部材71の外周面が周方向に滑り始める。このためドア12の開方向に大きな制動力を生じさせた状態で、この制動力に抗してドア12を押し開けることができる。以上説明した補助ばね200とストッパ部材210以外の構成については、この第2の実施形態(図11)に係る制動機構47の構成と作用は、第1の実施形態(図1〜図10)と同様であるため、両者に共通の符号を付して説明を省略する。
なお、第1の索体43の一端43aとロッド部材46の一端46aを、それぞれドアチェッカ20以外の車体側の部材に接続してもよい。要するにドアを開けるときに回転体が第1の方向に回転し、ドアを閉じるときに回転体が第2の方向に回転するように構成されていればよい。ドアの開閉動作に伴って前記回転体を第1および第2の方向に回転させるための力伝達手段は、ワイヤロープやロッド以外の部材であってもよい。
本発明の第1の実施形態に係るドア位置規制装置を備えた自動車の一部の斜視図。 図1に示された自動車のドア位置規制装置とドアチェッカの斜視図。 図2に示されたドア位置規制装置を一部断面で示す平面図。 図2中のF4−F4線に沿うドア位置規制装置の断面図。 図2に示されたドア位置規制装置の制動機構の斜視図。 図2に示されたドア位置規制装置の制動機構が制動モードのときの断面図。 図6に示された制動機構が解除モードに切換わったときの断面図。 ドアが開方向に移動する時にセンサに発生するパルスの波形図。 ドアが閉方向に移動する時にセンサに発生するパルスの波形図。 図2に示されたドア位置規制装置の動作の一例を表したフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係るドア位置規制装置の制動機構の断面図。
符号の説明
10…自動車
11…車体
12…ドア
40…ドア位置規制装置
42…回転体
43…第1の索体(力伝達手段)
44…第2の索体(力伝達手段)
46…ロッド部材(力伝達手段)
47…制動機構
70…固定側部材
71…回転側部材
72…クラッチばね
73…解除部材
91…コイル部
92…固定側腕部
93…可動側腕部
100…保持手段
110…センサ
111…コントローラ(制御手段)

Claims (4)

  1. 車体のドア取付部にヒンジによって開閉自在に取付けられたドアと、
    前記ドアの内部に配置され第1の方向と第2の方向とに回転可能な回転体と、
    前記ドアが開方向に移動するときに前記ドアの開動作に伴って前記回転体を前記第1の方向に回転させ、前記ドアが閉方向に移動するときに前記ドアの閉動作に伴って前記回転体を前記第2の方向に回転させる力伝達手段と、
    前記回転体が前記第1の方向および前記第2の方向に回転することを抑制する制動機構と、
    前記ドアの移動方向と移動量に対応した信号を発生するセンサと、
    前記センサが出力する前記信号に基いて前記制動機構を制御する制御手段とを具備し、
    前記制動機構は、
    前記回転体が前記第1の方向に回転するときに第1の制動力を発生させかつ前記回転体が前記第2の方向に回転するときに前記第1の制動力よりも小さな第2の制動力を発生させる制動モードと、
    前記第1および第2の制動力を発生させない解除モードとに切換え可能であり、
    前記制御手段は、
    前記ドアが開方向に移動する途中で停止し、その停止した位置から閉方向に第1の移動量を移動したときに前記制動機構を前記解除モードから前記制動モードに切換え、
    前記ドアが前記制動モードに切換わった位置から閉方向に第2の移動量を移動したときに前記制動機構を前記解除モードに切換えることを特徴とするドア位置規制装置。
  2. 前記制動機構は、
    円柱形の外周面を有する固定側部材と、
    円柱形の外周面を有しかつ前記固定側部材の軸線方向に隣り合って配置され前記固定側部材に対し相対回転可能な回転側部材と、
    前記固定側部材の外周面と前記回転側部材の外周面とにわたって巻付けられたコイル部を有するクラッチばねとを備え、
    前記コイル部は、
    前記固定側部材の外周面に密接した状態で巻付く第1の部分と、
    前記回転側部材の外周面に密接した状態で巻付く第2の部分と、
    前記第1の部分の端に形成され前記固定側部材に固定された固定側腕部と、
    前記第2の部分の端に形成され前記回転側部材の周方向に移動可能な可動側腕部とを有し、
    前記回転体が前記第1の方向に回転するとき前記回転側部材が前記コイル部の巻締め方向に回転することにより、前記回転側部材と前記コイル部との間に第1の摩擦力を生じ、
    前記回転体が前記第2の方向に回転するとき前記回転側部材が前記コイル部の巻戻し方向に回転することにより、前記回転側部材と前記コイル部との間に前記第1の摩擦力よりも小さな第2の摩擦力を生じることを特徴とする請求項1に記載のドア位置規制装置。
  3. 前記制動機構は、前記解除モードのときに前記クラッチばねの前記可動側腕部を前記コイル部の巻戻し方向に移動させることが可能な解除部材を備えていることを特徴とする請求項2に記載のドア位置規制装置。
  4. 前記制動機構は、前記解除モードのときに前記解除部材を前記解除モードの位置に保持する保持手段を有していることを特徴とする請求項3に記載のドア位置規制装置。
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