JP2009219536A - 情報表示体及び情報提示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】潜像を用いた情報の提示態様を多様化することのできる情報表示体を提供する。
【解決手段】カード1は、紫外光遮断性を有する板材から形成されており、表面1a及び裏面1bには、絵柄11a,11b,12a,12bが可視光下で観測者が視認される通常のインクで、カード認識用の2次元コード13a,13bが透明な赤外光反射インクで、それぞれ描かれている。表面1a及び裏面1bには、絵柄11a,11b,12a,12bの描かれていない透明窓部14a,14bが設けられている。透明窓部14a,14bには、透明な紫外光発光インクで潜像情報15a,15bが描かれている。紫外光発光インクは、可視光下では観測者に視認されず、紫外光の照射を受けると可視光を発光して視認される。
【選択図】図1
【解決手段】カード1は、紫外光遮断性を有する板材から形成されており、表面1a及び裏面1bには、絵柄11a,11b,12a,12bが可視光下で観測者が視認される通常のインクで、カード認識用の2次元コード13a,13bが透明な赤外光反射インクで、それぞれ描かれている。表面1a及び裏面1bには、絵柄11a,11b,12a,12bの描かれていない透明窓部14a,14bが設けられている。透明窓部14a,14bには、透明な紫外光発光インクで潜像情報15a,15bが描かれている。紫外光発光インクは、可視光下では観測者に視認されず、紫外光の照射を受けると可視光を発光して視認される。
【選択図】図1
Description
本発明は、所定の不可視光の照射を受けて情報表示する情報表示体,及び該情報表示体を用いて情報提示を行う情報提示装置に関する。
この種の情報表示体としては、下記の特許文献1に記載の潜像形成部材が開示されている。この潜像形成部材は、螢光体微粒子を保持した潜像パターンが基材上に形成されており、所定波長の光を照射されると螢光体微粒子を励起させて潜像パターンを現像させる。基材には、潜像パターンの全体を覆うように、保護シートがラミネートされている。
上記特許文献1に記載の潜像形成部材のように、基材上に潜像パターンを形成して構成される情報表示体では、現像されたパターンをパターン形成面側から観測させる構成が一般的に採用されているが、パターンの観測方向から現像用の光を照射する必要がある等、潜像を用いた情報の提示態様が制限されていた。このため、この種の情報表示体では、潜像を用いた情報提示の態様の多様化が望まれていた。
そこで、本発明は、潜像を用いた情報の提示態様を多様化することのできる情報表示体及び情報提示装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明の情報表示体は、可視光を透過しつつ所定の不可視光を遮断する部分を有した不可視光遮断部と、前記不可視光の照射を受けると可視光を発光して情報表示する部分を有して、前記不可視光遮断部の少なくとも一方側に位置した可視光発光部とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記情報表示する部分が、前記不可視光遮断部を通して情報表示することを特徴とする。
また、本発明の情報提示装置は、上記情報表示体に前記不可視光を照射して前記可視光発光部から可視光を発光させ、情報提示を行うことを特徴とする。
また、本発明は、前記情報表示する部分が、前記不可視光遮断部を通して情報表示することを特徴とする。
また、本発明の情報提示装置は、上記情報表示体に前記不可視光を照射して前記可視光発光部から可視光を発光させ、情報提示を行うことを特徴とする。
本発明によれば、可視光発光部による表示情報の観測方向と不可視光の照射方向とを一致させる必要がないことから、潜像を用いた情報の提示態様を多様化することができる。
以下、図面を参照して本発明の最良の形態を説明する。図1は、本実施形態のカード1の構成の概略を示す図であり、(a)は表面,(b)は裏面を示している。なお、以下の説明で、特に記載がない場合には、不可視光の照射される側のカード面を裏面,カードを挟んで裏面と相対する側に位置して通常観察者に対しての情報提示の行われるカード面を表面と称す。また、潜像とは不可視光の照射を受けて目視等の手段で確認される対象をいい、その対象を目視等の手段で確認可能となることを現像という。
カード1は、本実施形態では紫外線遮断性を有する板材から形成されており、図1に示すように、略矩形の平板状を呈している。カード1の表面1a及び裏面1bには、背景を表す背景絵柄11a,11b、及び、キャラクタを表すキャラクタ絵柄12a,12bが描かれている。背景絵柄11a,11b及びキャラクタ絵柄12a,12bは、可視光下で観測者に視認される通常のインクで表面1a及び裏面1bに印刷されている。
また、表面1a及び裏面1bには、カード認識用の識別情報として、2次元コード13a,13bが潜像で描かれている。2次元コード13a,13bは、透明な赤外光吸収インクを用いて、表面1a及び裏面1bに印刷されている。なお、2次元コード13a,13bは、背景絵柄11a,11b及びキャラクタ絵柄12a,12bの外面に描いても、背景絵柄11a,11b及びキャラクタ絵柄12a,12bを描いたインクが赤外光透過性を有するのならば内側に描いてもよい。
表面1a及び裏面1bには、背景絵柄11a,11b及びキャラクタ絵柄12a,12bの描かれていない透明窓部14a,14bが設けられている。透明窓部14a,14bは、表面1a及び裏面1bの互いに向かい合う位置に形成されており、表面1a側から裏面1b側が、裏面1b側から表面1a側が、それぞれ透明窓部14a,14bを通して観測者に視認されるようになっている。
透明窓部14a,14bには、文字,絵柄,数字,記号等を表した潜像情報15a,15bが描かれている。潜像情報15a,15bは、透明窓部14a,14bを構成する表面1a及び裏面1bに、それぞれ透明な紫外光発光インクを用いて印刷されている。潜像情報15a,15bを描く紫外光発光インクは、可視光下では観測者に視認されず、紫外光の照射を受けると可視光を発光して観測者に視認される。潜像情報15a,15bは、発光色の異なる複数種類の紫外光発光インクを用いて描き、発光色の組み合わせで可視表示させても、また、単一色で可視表示させてもよい。
例えば、図2に示すように、透明窓部14aに文字「A」を表す潜像情報15a,透明窓部14bに文字「B」を表す潜像情報15bがそれぞれ描かれている場合、可視光や赤外光等の紫外光でない光が表面1a側又は裏面1b側から照射されても、紫外光発光インクを用いて描かれた潜像情報15a,15bは、表面1a側及び裏面1b側の何れからも観測者に視認されない。
これに対し、図2(a)に黒矢印で示すように、裏面1b側から紫外光が照射されると、裏面1b側の潜像情報15bに含まれる蛍光物質が、図2(b)に白矢印で示すように可視光を発光し、発光した可視光がカード1を表面1a側に透過し、また、光源側に照射される。一方、照射された紫外光は、カード1に遮断されて表面1a側には透過せず、表面1a側の潜像情報15aからは可視光が発光されない。
従って、観測者は、表面1a側からは背景絵柄11a及びキャラクタ絵柄12aと共に透明窓部14aを通して潜像情報15bの表す文字「B」、裏面1b側からは背景絵柄11b及びキャラクタ絵柄12bと共に透明窓部14bを通して、潜像情報15bの表す文字「B(鏡文字)」を視認できる。これに対し、可視光を発光しない潜像情報15aの表す文字「A」は、表面1a側及び裏面1b側の何れの観測者からも視認されない。
なお、表面1a側及び裏面1b側から反対面側への紫外光の透過を遮断できるのであれば、図1に示したカード1の構成は任意である。例えば、図3(a)ではカード全体の斜視図、(b)ではカード全体の縦断面図に示すように、紫外光遮断性を有するアクリル樹脂等の紫外光遮断性をもった透明な紫外光遮断層10の表面及び裏面を、紫外光遮断性を有しないポリエステルフィルム、ポリカーボネート樹脂フィルム、PET(ポリエチレンテレフタラート)、塩化ビニル樹脂等からなる透明な紫外光透過層10a,10bで挟んでカード1を構成してもよい。
例えば、図4に示すように、透明窓部14aに文字「A」を表す潜像情報15a,透明窓部14bに文字「B」を表す潜像情報15bがそれぞれ描かれている場合、紫外光でない光の照射によっては表面1a側及び裏面1b側の何れからも潜像情報15a,15bが観測者に視認されない。これに対し、図4(a)に黒矢印で示すように、裏面1b側から紫外光が照射されると、図4(b)に白矢印で示すように潜像情報15bが発光して可視光がカード1を表面1a側に透過し、また、光源側に照射される。一方、照射された紫外光は、カード1の表面1a側に透過せず、潜像情報15aは発光しない。
従って、観測者は、透明窓部14aを通して表面1a側から、透明窓部14bを通して裏面1b側から、潜像情報15bの表す文字「B」または「B(鏡文字)」を視認できるのに対し、潜像情報15aの表す文字「A」は何れからも視認されない。
また、紫外光遮断層10の表面及び裏面の一方に紫外光透過層10a又は10bを備える構成としてもよい。背景絵柄11a,11b、キャラクタ絵柄12a,12b、2次元コード13a,13b、及び潜像情報15a,15bは、紫外光透過層10a,10bに印刷等の手段を用いて描くことができる。また、背景絵柄11a,11b、キャラクタ絵柄12a,12b、2次元コード13a,13b、及び潜像情報15a,15bは、それぞれ紫外光遮断層10に印刷等の手段を用いて描いてもよい。
また、紫外線透過性を有する板体の表面又は裏面に、紫外線遮断性を有するフィルムを貼り付けたり、紫外線遮断性を有する塗料を塗布したりして紫外線遮断層を形成して、カード1を構成することもできる。また、表面1a及び裏面1bの全面に亘ってカード1が紫外光遮断性を有している必要はなく、一部が紫外光遮断性を有していてもよい。例えば、紫外線透過性を有する板体の表面又は裏面に紫外線遮断層を形成してカード1を構成する場合には、板体の表面又は裏面の一部分にフィルムを貼り付けたり塗料を塗布したりしてもよい。また、紫外光透過層10a,10bで紫外光遮断層10を挟み込む図3に示す構成の場合には、紫外光透過層10aと紫外光透過層10bとの間に紫外光遮断層10の一部を紫外光を透過する層に代えて、表面1a及び裏面1bに入射した紫外光の一部が、反対面側へ透過する構成としてもよい。このような構成においては、表面1a側の潜像情報15a及び裏面1b側の潜像情報15bの少なくとも一方を、紫外光を透過する部分の表面1a又は裏面1bに備えていてもよい。
次に、カード1を用いた情報提示及びカード1に描かれた情報の読み取りを行うカード読取装置2について説明する。図5は、カード読取装置2の構成の概略を示す図であり、(a)は筐体21の平面図,(b)は筐体21の縦断面図である。
図5に示すように、カード読取装置2は、箱状(図5に示す例では四角箱状)を呈した筐体21の上面に、盤面22を備えている。盤面22は、紫外光及び赤外光を透過する透明なガラス等の板体を、筐体21の上板に取り付けて構成されている。筐体21には、図5(b)に示すように、盤面22を内側から照らす赤外光ランプ23及び紫外光ランプ24と、盤面22を内側から撮像する撮像装置25とが内蔵されている。赤外光ランプ23は、盤面22の周縁に位置する筐体21の上板の内面に取り付けられており、赤外光を発光する。紫外光ランプ24は、筐体21の下板に取り付けられており、紫外光を発光する。撮像装置25は、赤外光を吸収して黒色と識別される2次元コード13a又は13bを撮像する手段であり、筐体21の下板に取り付けられている。
カード読取装置2は、盤面22に載置されたカード1に赤外光ランプ23で赤外光を照射し、赤外光を吸収して黒色と識別される盤面22側に位置した2次元コード13a又は13bの像を盤面22側に位置した撮像装置25で撮像し、カード1の2次元コード13a又は13bを読み取る。また、盤面22に載置されたカード1に紫外光ランプ24で紫外光を照射して、盤面22側に位置する潜像情報15a又は15bに含まれる蛍光物質を発光させ、その潜像情報15a又は15bが表す情報を提示する。
以下、カード読取装置2を備えたゲーム装置5について説明する。まず、ゲーム装置5の構成の概略を説明する。図6は、ゲーム装置5の構成の概略を示すブロック図である。ゲーム装置5は、上述したカード読取装置2の他に、ゲーム本体51、スイッチ・ランプ57、出音装置58、及び画像表示装置59を備えて構成されている。ゲーム本体51には、ゲーム装置5が備える各部の動作を制御するCPU52、CPU52での処理に用いる動作プログラム等のデータを記憶するメモリ53、カード読取装置2やスイッチ・ランプ57との間でデータを送受信する入出力インターフェイス54、出音装置58の駆動制御や出音データの生成を行うサウンド回路55、画像表示装置59の駆動制御や画像データの生成を行うグラフィック表示回路56が備えられている。
次に、ゲーム装置5によるゲームでのカード1の使用方法の例を説明する。図7は、ゲーム装置5によるゲームでのカード1の用いられ方を説明する図であり、(a)は潜像情報15a,15bの現像前,(b)は現像後を示している。
この例では、表面1aの背景絵柄11a並びにキャラクタ絵柄12a、及び、裏面1bの潜像情報15bに応じた情報が2次元コード13aに、裏面1bの背景絵柄11b並びにキャラクタ絵柄12b、及び、表面1aの潜像情報15aに応じた情報が2次元コード13bにそれぞれ描かれており、表面1a又は裏面1b側から観測者(プレイヤ)に視認される情報が、カード読取装置2で読み取られる。
ゲームは、カード読取装置2の筐体21を挟んでプレイヤが向かい合い、ゲームの進行に応じて、図7(a)に示すように、筐体21の盤面22にカード1を載置し、必要に応じて盤面22上で移動させ、また、図示しない操作部を操作することにより行われる。盤面22に載置されたカード1の表す情報(2次元コード13a,13bの情報)は、赤外光ランプ23及び撮像装置25を用いてカード読取装置2に読み取られ、読取結果がゲームに反映される。例えば、ゲームに登場するキャラクタ、キャラクタの使用する武器や防具等が、読み取られた情報に基づき定められる。また、ゲームによっては、カード1の位置や角度も読み取られる。また、ゲームの進行に応じて、筐体21の側方に配置された画像表示装置59による画像表示、出音装置58(図6参照)からの出音、ランプ57(図6参照)の点灯等が行われる。
戦闘での勝敗決定や、プレイヤの特定ボタンの押下の場面では、紫外光ランプ24から盤面22上のカード1に紫外光が照射されて、図7(b)に示すように、紫外光の照射面側の潜像情報15a又は15bが現像され、現像された情報がプレイヤに視認される。潜像情報15a,15bが現像されることにより、プレイヤに視覚的な効果が与えられる。現像された潜像情報15a又は15bは、カード読取装置2にも2次元コード13a,13bで読み取られており、現像された潜像情報15a又は15bに応じた演出が、画像表示装置59,ランプ57(図6参照),出音装置58(図6参照)等を用いて行われる。なお、潜像情報15a,15bは、ゲーム中に貯められた所定のポイントが一定数以上になる等の一定条件が満たされると発動する特殊モードを報知する情報等として用いてもよい。例えば、特殊モードの発動条件が満たされた際、又は、特殊モードの発動時若しくは発動中には、紫外光ランプ24から紫外光を照射して、潜像情報15a,15bを現像することにより、特殊モードの発動条件が満たされたこと、特殊モードが発動されたこと、又は、特殊モードの発動中であることを、プレイヤに報知することができる。また、複数ある潜像情報15a,15bを、それぞれ対応する現像条件が満たされたときに現像してもよい。
例えば、勝敗決定の場面では、勝敗決定条件が画像表示装置59に画像表示され、その後に紫外光ランプ24から紫外光が照射されて潜像情報15a又は15bが現像され、現像された数字や絵柄の優劣で勝敗が決定される。なお、潜像情報15a又は15bの現像は、勝敗決定条件の表示前に、又は、同時に行ってもよい。また、ゲーム開始前後やゲームの進行中に、必要に応じて潜像情報15a又は15bを現像してカード1に視覚的効果を付加し、演出をするなどしてもよい。
潜像情報15a又は15bの表す情報だけでなく、背景絵柄11a,11bやキャラクタ絵柄12a,12bの表す情報と合わせて勝敗を決定しても、背景絵柄11a,11bやキャラクタ絵柄12a,12bの表す情報に応じた勝敗の決定条件を定めてもよい。また、背景絵柄11a,11bやキャラクタ絵柄12a,12bの表す情報に応じて対戦するプレイヤ間での勝敗決定条件を異ならせ、背景絵柄11a,11bやキャラクタ絵柄12a,12bの表す情報に優劣を定めてもよい。
例えば、じゃんけんの「グー」,「チョキ」,「パー」のいずれかを潜像情報15a又は15bとして描き、潜像情報15a又は15bを用いたじゃんけんで勝敗を決定できる。また、潜像情報15a又は15bとして数値を描き、潜像情報15a又は15bが表す数値の大小等で勝敗を決定できる。これらの場合、ゲームの進行状況に応じて潜像情報15aと潜像情報15bとを使い分け、じゃんけん等をしてもよい。
また、盤面22上に同時に又は順次提示された複数のカード1の潜像情報15a,15bを用いたり、カード1の潜像情報15a及び15bの組み合わせ等で勝敗を決定したりしてもよい。潜像情報15a又は15bの表す数値を用いて勝敗を決定する場合には、複数のカード1についての数値の合計や、組み合わせ等で勝敗を決定できる。
このようにしてカード1が用いられるゲーム装置5でのゲームの進行処理の一例について、図8のフローチャートを用いて説明する。図8は、ゲーム進行処理の概略を説明するフローチャートである。
ゲーム進行処理において、ゲーム装置5は、所定の読取場面が生じると、例えば、カード読取装置2の盤面22に新たにカード1が載置される等して提示されると(ステップ(以下Sとする)1)、カード読取装置2を用いてカード1の2次元コード13a又は13bを読み取る(ステップ(S2))。具体的には、CPU52が、カード1の2次元コード13a又は13bを入出力インターフェイス54を介してカード読取装置2で読み取り、メモリ53に記憶する。
S2でカード1の読み取りをしたゲーム装置5は、読取結果をゲームに反映させる(S3)。具体的には、CPU52が入出力インターフェイス54を介したスイッチ・ランプ57の駆動,サウンド回路55による出音装置58での出音,グラフィック表示回路56による画像表示装置59での画像表示を、必要に応じてS2で読み取った情報を参照して行わせる。2次元コード13a,13bの表す情報が、同じ面の背景絵柄11a,11b並びにキャラクタ絵柄12a,12b、及び、反対側の面の潜像情報15a,15bに応じて定められていることから、ゲーム装置5によるゲームには、プレイヤに視認される背景絵柄11a,11b,キャラクタ絵柄12a,12b,及び潜像情報15a,15bが反映される。
また、ゲーム装置5は、ゲームの進行状況に応じて、画像表示装置59の表示画像に勝利条件を表示する(S4)。つまり、ゲームの勝利条件を提示する画像表示装置59での画像表示を、CPU52がグラフィック表示回路56に行わせる。
また、ゲーム装置5は、ゲームの進行に応じて、カード読取装置2に盤面22の下方からの紫外光の照射を行わせる(S5)。具体的には、CPU52が入出力インターフェイス54を介してカード読取装置2に紫外光ランプ24から紫外光を照射させ、盤面22側を向いた潜像情報15a又は15bに可視光を発光させる。可視光を発光して現像された潜像情報15a又は15bは、プレイヤに視認される。このようにして、潜像情報15a又は15bで表された数値や絵柄がプレイヤに提示される(S6)。
潜像情報15a又は15bを現像したゲーム装置5は、ゲームの進行状況とカードに示される数字や絵柄等に基づき、発光した潜像情報15a又は15bに応じた処理、例えば、画像表示装置59に勝敗を提示する処理を行う(S7)。
次に、潜像情報15a,15bを用いたカード1での情報の表示方法について説明する。図9〜図15は、潜像情報15a,15bを用いた情報の表示方法の例を説明する図である。
図9(a)に示すカード1は、表面1aにキャラクタ絵柄12aが描かれ、裏面1bにはキャラクタ絵柄12b及び潜像情報15bが描かれている。潜像情報15bは、キャラクタ絵柄12a及び12bと重ならないカード1の透明部分に位置している。このカード1では、表面1a側及び裏面1b側の何れからも紫外光の照射がないと、図9(b)に示すように、表面1a側からキャラクタ絵柄12a,裏面1b側からキャラクタ絵柄12bのみが観測者(ゲームではプレイヤ)に視認され、表面1a側及び裏面1b側の何れからも潜像情報15bは視認できない。
これに対し、潜像情報15bの描かれた裏面1b側に紫外光が照射されると、図9(c)に示すように、表面1a側及び裏面1b側の何れからも、可視光を発光した潜像情報15bを観測者が視認できる。一方、表面1a側から紫外光が照射されると、紫外光がカード1に遮断されて潜像情報15bが可視光を発光せず、図9(b)に示すように、表面1a側及び裏面1b側の何れからも潜像情報15bを観測者が視認できない。
図10(a)に示すカード1は、表面1aにも裏面1bと同様にキャラクタ絵柄12a,12bと重ならない透明部分に潜像情報15aが描かれている。このカード1では、表面1a側及び裏面1b側からの紫外光の照射がないと、図10(b)に示すように、表面1a側からキャラクタ絵柄12a,裏面1b側からキャラクタ絵柄12bが観測者に視認されるものの、潜像情報15a,15bは表面1a側及び裏面1b側の何れからも視認できない。
これに対し、紫外光の照射を裏面1bで受けると、図10(c)に示すように潜像情報15bが可視光を発光して表面1a側及び裏面1b側から観測者に視認されるが、紫外光の照射を受けない表面1aの潜像情報15aは、表面1a側及び裏面1b側の何れからも視認されない。また、紫外光の照射を表面1aで受けると、図10(d)に示すように潜像情報15aが、それぞれ可視光を発光して表面1a側及び裏面1b側から観測者に視認されるが、紫外光の照射を受けない裏面1bの潜像情報15bは、表面1a側及び裏面1b側の何れからも視認されない。
図11に示すカード1は、図11(a)に示すように表面1aに半透明なキャラクタ絵柄12aが描かれ、図11(b)に示すように裏面1bにはキャラクタ絵柄12aと重なる位置に潜像情報15bが描かれている。このカード1では、裏面1b側から紫外光の照射を受けて可視光を発光した潜像情報15bが、表面1a側からは図11(c)に示すようにキャラクタ絵柄12aの裏側に重ね合わされ、裏面1b側からは図11(d)に示すようにキャラクタ絵柄12aの表側に重ね合わされ、それぞれ観測者に視認される。
また、図12(a)に示すように、裏面1bに潜像情報15bが描かれたカード1を、図12(b)に示すように、紫外光透過性を有するカード60の表面側に重ね合わせ、カード60を通して裏面1bに紫外光を照射すると、図12(c)に示すように、可視光を発光した潜像情報15bが表面1a側から観測者に視認される。このため、カード60の表面又は裏面での絵柄の表示態様に関わらず、紫外光がカード1の裏面1b側に達するので、潜像情報15bが発光し、表面1a側の観測者に潜像情報15bを視認させることができる。また、裏面1b側からは、カード60の可視光が透過する透明部分と重なっている潜像情報15bが観測者に視認されるものの、絵柄が描かれる等して可視光が遮断される部分と重なっている潜像情報15bは観測者に視認されない。また、カード60が非透明な素材から形成されていても、紫外光がカード1の裏面1b側に達するので、潜像情報15bを発光させて、表面1a側の観測者に潜像情報15bを視認させることができる。
また、カード1に透明な紫外光遮断部と透明な紫外光透過部とを設けることで、複数のカード1を重ねて潜像情報15a,15bを現像したり、重ね方で一部のカード1の潜像情報15a,15bや、潜像情報15a,15bの一部が現像されないようにすることができる。例えば、紫外光遮断部の形成位置が異なる複数種類のカード1を設け、各種類のカード1の重ね方に応じて、異なる種類のカード1がカード1に応じた異なる潜像情報15a,15bを現像されるようにしてもよい。
複数種類のカード1を用いる場合には、カード1の重なった順番を表す情報をカード1に描いてもよい。例えば、カード1の種類毎に定められたマークを各カード1に描き、各マークの組み合わせで特定される情報が、カード1の重ねられる順番によって異なる構成としてもよい。
以下、複数枚を重ねて用いられるカード1の構成例を説明する。カード1は、図1に示したように背景絵柄11a,11bやキャラクタ絵柄12a,12bの描かれる絵柄表示部と、カードの種類及び重ねられた順番を表すマークの表示されるマーク表示部とを備えている。複数枚を重ねて用いるカード1の場合、絵柄表示部には、可視光を透過する透明部と、透過しない不透明部とが設けられている。不透明部は、カードの種類毎に異なる位置に形成されており、背景絵柄11a,11b及びキャラクタ絵柄12a,12bの一部又は全部が描かれている。なお、不透明部は、背景絵柄11a,11bやキャラクタ絵柄12a,12bを描くことにより形成してもよい。
絵柄表示部の透明部には、カードの種類毎に定められた異なる位置に紫外光遮断部が設けられており、紫外光遮断部の裏面1bに潜像情報15bが描かれている。紫外光遮断部の表側に位置する潜像情報15bは、裏側からは紫外光を照射されないために現像されず、カード1の束の表側及び裏側から観測者に視認されない。これに対し、紫外光遮断部の表側に位置していない潜像情報15bは、裏側から紫外光を照射されるために現像され、カード1の束の表側及び裏側から観測者に視認される。
マーク表示部には、重ね合わせて用いられるカード1の種類と同じ数だけ表示窓が設けられており、カード1の種類に応じた1又は複数の特定の表示窓が赤外光を遮断する赤外光遮断部、残りの表示窓が赤外光を透過する赤外光透過部となっている。各カード1は、その種類に応じた1又は複数の何れかの赤外光遮断部の裏面1bに、透明な赤外光反射インクを用いてマークが描かれており、マークの描かれた位置でその種類を識別される。また、赤外光遮断部の表側のマークが裏側から赤外光の照射を受けないことから、撮像装置25等を用いて認識される各表示窓でのマークの表示態様から、カード1の重ね合わされた順序を確認させることができる。
重ねて用いられる3種類のカード1A〜1Cの構成例を、図13〜図15を用いて説明する。なお、図13に示す例では、カード1Aは、絵柄表示部31の前側半分に形成された紫外光遮断部32の裏面1bに、潜像情報15b「グー」を表す絵柄が描かれている(図13(a)参照)。また、カード1Bは、絵柄表示部31の左側半分に形成された紫外光遮断部32の裏面1bに、潜像情報15b「パー」を表す絵柄が描かれている(図13(b)参照)。また、カード1Cは、絵柄表示部31の右側半分に形成された紫外光遮断部32の裏面1bに、潜像情報15b「チョキ」を表す絵柄が描かれている(図13(c)参照)。このため、カード1A,1B,1Cの順で裏側から重ねられたカード1A〜1Cに、裏側から紫外光が照射されると、図13(d)に示すように、カード1Aの潜像情報15bの絵柄「グー」は全体を現像されるが、カード1Bの潜像情報15bの絵柄「パー」及びカード1Cの潜像情報15bの絵柄「チョキ」は、後側半分を現像されるものの前側半分は現像されない。また、図示しないが、カード1Aの裏側にカード1B及び1Cを重ねられたカード1A〜1Cに裏側から紫外光が照射されると、カード1Bの潜像情報15bの絵柄「パー」及びカード1Cの潜像情報15bの絵柄「チョキ」は全体を現像されるが、カード1Aの潜像情報15bの絵柄「グー」は全体を現像されない。
図14に示す例では、カード1Aはキャラクタ絵柄12a「A」を、カード1Bはキャラクタ絵柄12a「B」を、カード1Cはキャラクタ絵柄12a「C」を、互いに重ならない位置の不透明部33に描かれ、各キャラクタ絵柄12aの裏面1bには2次元コード13bが描かれている(図14(a)〜(c)参照)。また、マーク表示部34にはそれぞれ3つの表示窓35が設けられている。図14(a)に示すように、カード1Aは、3つの表示窓35のうちの右側の2つを赤外光遮断部36、左側の1つを赤外光透過部37とされ、右側の赤外光遮断部36の裏面1bにマーク361が描かれている。図14(b)に示すように、カード1Bは、左側の2つを赤外光遮断部36、右側の1つを赤外光透過部37とされ、真ん中の赤外光遮断部36の裏面1bにマーク361が描かれている。また、図14(c)に示すように、カード1Cは、左右の2つを赤外光遮断部36、真ん中の1つを赤外光透過部37とされ、左側の赤外光遮断部36にマーク361が描かれている。
図14(d)に示すように、カード1A〜1Cが重ね合わされると、重ね合わされた順番に関わらず、各カード1A〜1Cの不透明部33に描かれたキャラクタ絵柄12a「A」,キャラクタ絵柄12b「B」,キャラクタ絵柄12c「C」が、表側から観測者に視認される。
また、カード1A〜1Cがこの順で裏側から重ね合わされると、カード1Aの右側の表示窓35へは裏面1b側から赤外光が照射されるのに対し、カード1Bの真ん中の表示窓35がカード1Aの真ん中の表示窓35の赤外光遮断部36に、カード1Cの左側の表示窓35がカード1Bの左側の表示窓35の赤外光遮断部36にそれぞれ遮られ、各表示窓35のマーク361には裏面1b側から赤外光が照射されない。このため、図14(d)に示すように、カード1Aの右側の表示窓35のマーク361による反射光は、裏側に配置された撮像装置25等を用いて認識されるのに対し、カード1Bの真ん中の表示窓のマーク361及びカード1Cの左側の表示窓35のマーク361による反射光は、裏側に配置された撮像装置25等を用いて認識されない。
また、裏側からカード1A,1C,1Bの順で重ね合わされると、図15(a)に示すように、カード1Aの右側の表示窓35のマーク361による反射光が直接、カード1Cのマーク361による反射光がカード1Aの左側の表示窓35に設けられた赤外光透過部37を通して、それぞれ裏面1b側から赤外光の照射を受け、裏側に配置された撮像装置25等を用いて認識されるのに対し、カード1Bのマーク361による反射光はカード1Aの真ん中の表示窓35に設けられた赤外光遮断部36に遮られて赤外光の照射を受けずに、裏側に配置された撮像装置25等を用いて認識されない。
また、表側からカード1B,1A,1Cの順,カード1B,1C,1Aの順,カード1C,1A,1Bの順,カード1C,1B,1Aの順で重ね合わされた場合にも、裏側から2枚目及び3枚目の少なくとも一方のカード1のマーク361による反射光が、裏側の1枚目又は2枚目のカード1の赤外光遮断部36に遮られ、図15(b)に示すようにカード1B,1A,1Cの順ではカード1A,1Bの右側の2つのマーク361、図15(c)に示すようにカード1B,1C,1Aの順ではカード1Bの真ん中のマーク361、図15(d)に示すようにカード1C,1A,1Bの順ではカード1Cの左側のマーク361、図15(e)に示すようにカード1C,1B,1Aの順ではカード1B,1Cの左側の2つのマーク361による反射光が、それぞれ裏側に配置された撮像装置25等を用いて認識される。
このように、カード読取装置2は、撮像装置25等を用いて認識したマーク361の配置態様から、カード1A〜1Cの重ねられた順番、及び、重ねられたカード1A〜1Cの種類を知ることができる。また、3枚よりも少ない1枚や2枚のカードを用いる場合にも、重ねられたカード1A〜1Cの順番及び種類を知ることができる。
本実施形態によれば、上記に示したいずれの例においても、表面1a側又は裏面1b側から紫外光が照射されると、潜像情報15a,15bが可視光を発光して情報表示が行われ、表面1a側及び裏面1b側の何れからも潜像情報15a,15bが観測者に視認される。このように、潜像情報15a,15bによる表示情報が、潜像情報15a,15bの形成された表面1a側又は裏面1b側だけでなく反対側でも観測者に視認されることから、表示情報の観測方向と紫外光の照射方向とを一致させることなく、情報表示を行うことができる。しかも、表面1a側又は裏面1b側から照射された紫外光が遮断され、反対側の潜像情報15a又は15bによる情報表示が行われないことから、紫外光の照射方向に応じた情報表示を行うこともできる。従って、潜像を用いた情報の提示態様を多様化することができる。
また、本実施形態によれば、表面1a側又は裏面1b側から紫外光が照射されると、紫外光の照射された側の潜像情報15a又は15bが発光して情報表示が行われることから、紫外光の照射方向に応じて個別に情報表示することができる。従って、潜像を用いた情報の提示態様を多様化することができる。
上記実施形態では、カード1及び紫外光遮断層10がアクリルから形成されている場合について説明したが、紫外光遮断性を有する他の材質でカード1及び紫外光遮断層10を構成してもよい。例えば、アクリル樹脂以外の材質であっても、観測者が視認できる可視光を潜像情報15a,15bが発光しないように、又は、紫外光の照射面の反対面まで紫外光が透過しないように、材質や厚さを設定することにより、カード1や紫外光遮断層10を構成することができる。
また、紫外光透過層10a,10bを構成する材料は、PETや塩化ビニル樹脂に限らず、紫外光透過性を有する他の材質で構成してもよい。例えば、PETや塩化ビニル樹脂以外の材質であっても、観測者が視認できる可視光を潜像情報15a,15bが発光するように材質や厚さを設定することにより、紫外光透過層10a,10bを構成することができる。また、カード1の識別情報は2次元コードに限らず、1次元コードや他の数字や文字や記号の組み合わせ等の特定の事物を識別可能とする識別子から構成することができる。
潜像情報15a,15bは、インクを用いて描く必要はなく、例えば、潜像情報を蒸着させたりカードの基材自体に紫外線発光材を含有させたりすることによって同様の効果が得られる。また、カード1を重ねて用いる場合には、カード1に応じた色、又は色の組み合わせで潜像情報15a,15bを描くことにより、重ね合わされて現像された潜像情報15a,15bの色を合成させて、様々な組み合わせの絵柄を提示することができる。
上記実施形態では、所定の不可視光を紫外光とした場合について説明したが、この不可視光は紫外光には限らず、例えば赤外光を用いることもできる。この場合、カード1を赤外光遮断性を有する素材から形成したり、赤外光遮断層の表面及び裏面の少なくとも一方を赤外光透過層で覆って構成することができる。また、潜像情報15a,15bは、赤外線の照射を受けると可視光を発光するよう構成される。また、2次元コード13a,13bは、紫外線反射インクを用いて描く等してもよい。また、上記実施形態では、2次元コード13a,13bやマーク361の撮像に赤外光を、潜像情報15a,15bの表示に紫外光を用いた場合について説明したが、撮像に用いる不可視光と潜像情報15a,15bの現像に用いる不可視光とで波長の異なる光を用いることにより、赤外光又は紫外光の何れか一方を用いて両方を行うこともできる。
また、上記実施形態では、本発明の情報表示体をカード1に適用した場合について説明したが、情報表示体の形状は任意であり、例えば、図16に示す情報表示体7のように、サイコロのような立体物から構成してもよい。情報表示体7は、アクリル樹脂等の紫外線遮断性を有する材料から形成されており、前後,左右,上下の6つの面7a〜7fに、それぞれ潜像情報75a〜75fが描かれている。また、図示しないが、潜像情報75a〜75fの描かれた面と反対側の面には、潜像情報75a〜75fと関連付けられた2次元コードが描かれている。
例えば、図16に示すように、上面7aに数字「6」を表す潜像情報75a,下面7bに数字「1」を表す潜像情報7bがそれぞれ描かれている場合、紫外光でない光の照射によっては上面7a側及び下面7b側の何れからも潜像情報75a,75bが観測者に視認されない。これに対し、図16(a)に黒矢印で示すように、裏面7b側から紫外光が照射されると、図16(b)に白矢印で示すように潜像情報75bが発光して可視光が情報表示体7を上面7a側に透過し、また、光源側に照射される。一方、照射された紫外光は、情報表示体7の上面7a側に透過せず、潜像情報75aは発光しない。従って、観測者は、上面7a側及び裏面7b側から、潜像情報75bの表す文字「1」(照射側ではない視認者)あるいは「1(鏡文字)」(照射側にいる視認者)を観測者が視認できるのに対し、潜像情報75aの表す文字「6」は何れからも視認されない。同様に、左面75c側から紫外光が照射されると、左面75cの潜像情報75cである数字「3」が現像されるものの、右面75dの潜像情報75dである数字「4」は現像されない。
ゲーム装置5でのゲームでは、情報表示体7を盤面22上で転がす等して用いることができる。ゲームの進行状況によって盤面22の下側から紫外光が照射され、情報表示体7の底面が発光することによりプレイヤに視覚的な効果を与えることが可能である。
1 :カード
1a :表面
1b :裏面
10 :紫外光遮断層
10a,10b :紫外光透過層
11a,11b :背景絵柄
12a,12b :キャラクタ絵柄
13a,13b :2次元コード
14a,14b :透明窓部(可視光発光部)
15a,15b :潜像情報(情報表示する部分)
2 :カード読取装置
21 :筐体
22 :盤面
23 :赤外光ランプ
24 :紫外光ランプ
25:撮像装置
7 :情報表示体
7a :上面
7b :下面
75a,75b :潜像情報
1a :表面
1b :裏面
10 :紫外光遮断層
10a,10b :紫外光透過層
11a,11b :背景絵柄
12a,12b :キャラクタ絵柄
13a,13b :2次元コード
14a,14b :透明窓部(可視光発光部)
15a,15b :潜像情報(情報表示する部分)
2 :カード読取装置
21 :筐体
22 :盤面
23 :赤外光ランプ
24 :紫外光ランプ
25:撮像装置
7 :情報表示体
7a :上面
7b :下面
75a,75b :潜像情報
Claims (3)
- 可視光を透過しつつ所定の不可視光を遮断する部分を有した不可視光遮断部と、
前記不可視光の照射を受けると可視光を発光して情報表示する部分を有して、前記不可視光遮断部の少なくとも一方側に位置した可視光発光部とを備えることを特徴とする情報表示体。 - 前記情報表示する部分は、前記不可視光遮断部を通して情報表示することを特徴とする請求項1に記載の情報表示体。
- 請求項1又は請求項2に記載の情報表示体に前記不可視光を照射して前記可視光発光部から可視光を発光させ、情報提示を行うことを特徴とする情報提示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008064422A JP2009219536A (ja) | 2008-03-13 | 2008-03-13 | 情報表示体及び情報提示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008064422A JP2009219536A (ja) | 2008-03-13 | 2008-03-13 | 情報表示体及び情報提示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009219536A true JP2009219536A (ja) | 2009-10-01 |
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ID=41236999
Family Applications (1)
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JP2008064422A Withdrawn JP2009219536A (ja) | 2008-03-13 | 2008-03-13 | 情報表示体及び情報提示装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009219536A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104392230A (zh) * | 2014-11-07 | 2015-03-04 | 深圳市润安科技发展有限公司 | 自助通关用插卡式证件识别装置及其识别方法 |
JP7049495B1 (ja) | 2021-02-10 | 2022-04-06 | 株式会社バンダイ | 平板状物品セット |
-
2008
- 2008-03-13 JP JP2008064422A patent/JP2009219536A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022172635A1 (ja) * | 2021-02-10 | 2022-08-18 | 株式会社バンダイ | 平板状物品 |
JP2022122746A (ja) * | 2021-02-10 | 2022-08-23 | 株式会社バンダイ | 平板状物品セット |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20110607 |