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JP2009198608A - 光カプラ、その構成部品及び製造方法 - Google Patents

光カプラ、その構成部品及び製造方法 Download PDF

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JP2009198608A JP2008037956A JP2008037956A JP2009198608A JP 2009198608 A JP2009198608 A JP 2009198608A JP 2008037956 A JP2008037956 A JP 2008037956A JP 2008037956 A JP2008037956 A JP 2008037956A JP 2009198608 A JP2009198608 A JP 2009198608A
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Kazuhiro Terada
和宏 寺田
Kenji Haga
健二 芳賀
Yukitoshi Inui
幸利 伊縫
Akiko Okita
明子 沖田
Masaaki Tsuchimori
正昭 土森
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Toyota Central R&D Labs Inc
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Toyoda Gosei Co Ltd
Toyota Central R&D Labs Inc
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Abstract

【課題】光硬化性樹脂を用いた光カプラ
【解決手段】光導波路Coreで、3つの光入力端Inと3つの光出力端Outと3つのハーフミラーHMとミラーMが接続されている。光入力端In−aから入力された信号光は、光出力端Out−bと光出力端Out−cから減衰を伴って取り出すことが可能である。同様に、光入力端In−bから入力された信号光は、光出力端Out−cと光出力端Out−aから減衰を伴って取り出すことが可能であり、光入力端In−cから入力された信号光は、光出力端Out−aと光出力端Out−bから減衰を伴って取り出すことが可能である(3.A)。3.Bのように、入出力が一体となった、3つの光出力端子を設けた場合も同様である。
【選択図】図3

Description

本発明は、光通信に用いる光カプラに関する。本発明において光カプラとは、任意の光入力端から入力された信号を、減衰量は異なるにしても全ての光出力端に分配して出力するものを言うものとする。この際、光入力端と光出力端に対となるものがある場合は、当該対となる光入力端から入力された信号は、それと対となる光出力端に出力されても、されなくても良いものとする。また、当該対となる光入力端と光出力端とは、一体化した1個の光端子である、光入出力端となっている場合を含む。
家庭内、若しくは、自動車、電車、航空機、船舶などの輸送機器内で構築されているLAN技術に、光通信技術を適用する試みが多数展開されている。ここにおいて、任意の光入力端から入力された信号を、低減衰量で全ての光出力端に分配して出力する光カプラが求められている。光カプラについては、例えば非特許文献1として示した富士ゼロックス社のホームページに簡明な説明がある。
一方、本願出願人らは、光硬化性樹脂液に、光ファイバ等から当該樹脂液の硬化光を照射すると、硬化樹脂による集光が生じることで、長尺の軸状のコアを形成する、自己形成光導波路を多数開発し、出願している。下記特許文献1乃至4はその一部である。
特許第4011283号 特開2002−365459 特開2004−149579 特開2005−347441 http://www.fujixerox.co.jp/company/tr/tr96/Takeshi_Ota/T_Ota101.html
光カプラの製造方法としては、通常、ガラスファイバの融着によるものが広く知られている。しかしガラスファイバを融着させるための装置自体が高価である。また、製造工程が複雑で長時間を要する。結果、ガラスファイバの融着による光カプラは極めてコストの高いものであった。さらに、ガラスファイバの融着による光カプラは、小規模光LANで用いられるプラスチック光ファイバ(POF)との接続が容易でない。
また、プラスチック光ファイバ(POF)を用いた光カプラも知られている。しかし、これはプラスチック光ファイバ(POF)を言わば束ねただけのものであり、大きさも例えば7cm程度と、光LANを形成する装置としては大きなものしか知られてない。
一方、本発明者らは上記特許文献1乃至4に示した、自己形成光導波路の応用として光カプラを開発すべく鋭意努力した結果、以下に示す新規な光カプラを完成し、そのための新規な構成部品と製造方法を確立した。尚、本発明により得られる光カプラ自体の構造が新規である。
請求項1に係る発明は、液状樹脂を内部に保持可能とでき、光ファイバその他の外部光導波路を接続するための6個の接続端を有する筐体と、その内部に固定された3個のハーフミラーと1個のミラーとを有し、6個の接続端の、光学中心をA1、A2、B1、B2、C1、C2とおき、筐体内に四角形ABCDの4頂点を4点A1ABB2、3点A2AD、4点B1BCC2、3点C1CDが、各々その順に同一直線上に位置するように配置し、3個のハーフミラーは四角形ABCDの3頂点A、B、Cの各々に、当該各頂点を形成する2辺の成す面に垂直で当該内角二等分線を含む平面に各々配置され、1個のミラーは、設計上の四角形ABCDの残りの頂点Dに、その内角二等分線に垂直に配置されていることを特徴とする光カプラの構成部品である。
ここで、ハーフミラーとは、例えば誘電体多層膜から成り、入射した光の一部を透過し、一部が反射するものを言うものとする。ここにおいて、透過率と反射率が50%ずつのものに限定されるものではなく、所望の波長において所望の透過率及び反射率とすれば良い。信号光として複数の波長または波長帯域が設定されている場合は、少なくとも信号光として用いる波長に対し、透過率も反射率も100%とならなければ良い。これは以下の請求項でも同じである。
尚、ミラーは、実質的に透過が無い物であれば良く、所望の波長において透過率が完全に0%であることを要求するものでも、当該波長において反射率が完全に100%であることを要求するものでもない。これは以下の請求項でも同じである。
筐体を形成する材料は特に限定されるものではないが、本発明の本質から明らかなように、6個の接続端の光学中心A1、A2、B1、B2、C1、C2近傍の所定径範囲は、所定の波長の光、即ち光硬化性樹脂を硬化させるための波長と、光カプラとして用いる際に使用するキャリア光の波長に対して、透過性があることが必要である。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の光カプラの構成部品を用い、筐体に液状の光硬化性樹脂を充填して、当該光硬化性樹脂を硬化させうる波長の硬化光を、6個の接続端のいずれか2個以上から筐体内部に導入して軸状のコアを形成することを特徴とする光カプラの製造方法である。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の光カプラの製造方法において、6個の接続端の全てから、各々ベクトルA1A方向、ベクトルA2A方向、ベクトルB1B方向、ベクトルB2B方向、ベクトルC1C方向、ベクトルC2C方向に硬化光を導入して軸状のコアを形成することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項2に記載の光カプラの製造方法において、ベクトルA1A方向とベクトルA2A方向のいずれか1方向と、ベクトルB1B方向とベクトルB2B方向のいずれか1方向と、ベクトルC1C方向とベクトルC2C方向のいずれか1方向との3方向から硬化光を導入して軸状のコアを形成することを特徴とする。
尚、光硬化性樹脂を硬化させるための光の波長に対して、請求項2乃至4に言うハーフミラーやミラーの作用は、必ずしもハーフミラーである必要もなく、ミラーである必要もない。尤も、硬化波長に対してもハーフミラーやミラーの作用を生ずることが好ましい。
請求項5に係る発明は、1個の光入力端と1個の光出力端との対を3対有し、3個のハーフミラーと、1個のミラーと、3個の光入力端と3個の光出力端と3個のハーフミラーと1個のミラーとを繋ぎ、3個のハーフミラーが分岐点となっている軸状の光導波路とを有する光カプラであって、軸状の光導波路はハーフミラーとミラーを4個の頂点に有する四角形部分と、当該四角形の4個の辺を長さ方向に延長して3個の光入力端及び3個の光出力端をハーフミラーと繋ぐ部分とを有し、四角形の各頂点に位置するハーフミラーは、各々当該頂点を形成する2辺の成す面に垂直で当該2辺の成す内角の二等分線を含む平面に配置され、四角形の残りの頂点に位置するミラーは、当該頂点の内角二等分線に垂直に配置され、任意の光入力端から入力された信号光は、対となる出力端以外の2個の光出力端に各々減衰を伴って分配されることを特徴とする光カプラである。
本カプラは、請求項1乃至4の製造方法により容易に製造することが可能である。
図1.Aは、請求項1に係る光カプラの構成部品100の一例の構成を示す平面図である。光カプラの構成部品100は、液状樹脂を内部10vに保持可能とでき、光ファイバその他の外部光導波路を接続するための6個の接続端A1、A2、B1、B2、C1、C2を有する筐体10と、その内部に固定された3個のハーフミラーHM−a、HM−b及びHM−cと1個のミラーMとを有する。筐体10の内部10vに四角形ABCDの4頂点を4点A1ABB2、3点A2AD、4点B1BCC2、3点C1CDが、各々その順に同一直線上に位置するように配置されている。3個のハーフミラーHM−a、HM−b及びHM−cは四角形ABCDの3頂点A、B、Cの各々に、当該各頂点を形成する2辺の成す面に垂直で当該内角二等分線を含む平面に各々配置され、1個のミラーMは、設計上の四角形ABCDの残りの頂点Dに、その内角二等分線に垂直に配置されている。
図1.Bは、請求項3に係る、光カプラを製造する方法の一例の、初期段階を示す説明図である。図1.Aの光カプラの構成部品100を用いて、筐体10に液状の光硬化性樹脂20を充填して、当該光硬化性樹脂を硬化させうる波長の硬化光を筐体10内部に、6個の接続端A1、A2、B1、B2、C1、C2の全てから、各々ベクトルA1A方向、ベクトルA2A方向、ベクトルB1B方向、ベクトルB2B方向、ベクトルC1C方向、ベクトルC2C方向に導入して軸状のコア21を形成する。
図1.Cは、請求項4に係る、光カプラを製造する方法の一例の、初期段階を示す説明図である。図1.Aの光カプラの構成部品100を用いて、筐体10に液状の光硬化性樹脂20を充填して、当該光硬化性樹脂を硬化させうる波長の硬化光を筐体10内部に、3個の接続端A2、B1及びC1から、各々ベクトルA2A方向、ベクトルB1B方向、ベクトルC1C方向に導入して軸状のコア21を形成する。
上記の、図1.Aの光カプラの構成部品100を用いて、図1.B又は図1.Cのように軸状のコアを自己形成的に硬化させることにより、所望の光カプラが得られることについて、図2により原理説明を行う。図2では、筐体10と6個の接続端A1、A2、B1、B2、C1、C2を省略し、3個のハーフミラーHM−a、HM−b及びHM−cと1個のミラーMに対して入射する光の経路を考える。
図2.Aのように、ハーフミラーHM−aにベクトルAB方向に入射した信号光In−a−1はベクトルAB方向とAD方向に分配され、四角形ABCDの頂点Aの両隣の2頂点B及びDに到達する。頂点Dでは、ミラーMにより信号光はベクトルDC方向に向きを変えて頂点Cに到達する。各頂点B及びCにおいては、ハーフミラーHM−b及びHM−cにより、2方向に分岐するが、これは当該四角形の頂点B及びCを形成する2辺の延長側である。この際例えば頂点Aから頂点Bに到達した信号光はさらに隣の頂点Cに向うことは無い。同様に、頂点Aから頂点Dを経由して頂点Cに到達した信号光はさらに隣の頂点Bに向うことは無い。以上は、ハーフミラーHM−aにベクトルAD方向に入射した信号光In−a−2を考えても全く同様であり、ハーフミラーHM−cにベクトルCB方向やCD方向に入射した信号光を考えても全く同様である。
図2.Bのように、ハーフミラーHM−bにベクトルBC方向に入射した信号光In−b−1はベクトルBA方向とBC方向に分配され、四角形ABCDの頂点Bの両隣の2頂点A及びCに到達する。各頂点A及びCにおいては、ハーフミラーHM−a及びHM−cにより、2方向に分岐するが、これは当該四角形の頂点A及びCを形成する2辺の延長側である。この際例えば頂点Bから頂点Aに到達した信号光はさらに隣の頂点Dに向うことは無い。同様に、頂点Bから頂点Cに到達した信号光はさらに隣の頂点Dに向うことは無い。以上は、ハーフミラーHM−bにベクトルBA方向に入射した信号光In−b−2を考えても全く同様である。
上記特許文献1乃至4に記載された通り、本願発明者らによる自己形成光導波路は、液状の光硬化性樹脂中の硬化物が集光作用を生じることで、長尺の軸状のコアとして成長する。
以上から、図1.Aの光カプラの構成部品100を用いて、図1.B又は図1.Cのように軸状のコアを自己形成的に硬化させることにより、各々、例えば図3.A及び図3.Cのような所望の光カプラが得られることが理解できる。
図2の各図において光入力端、光出力端又は光入出力端として示した位置の例えば全てから、光硬化性樹脂を硬化しうる波長の光を照射する。すると、光入力端、光出力端、光入出力端として示した位置から軸状の自己形成光導波路が成長を始める。こうして、図2の各図において示した光の経路に沿ってコアが形成される。異なる方向からコアが成長し、合体した場合はいわゆる光ハンダ効果により、合体部が側面が滑らかな柱状となって好適である。また、2方向からハーフミラー及びミラーの反射(屈曲)部に成長した場合に、当該反射(屈曲)部においても光ハンダ効果により径の大きい瘤状のコアができることもある。
こうして、光入力端、光出力端、光入出力端とハーフミラー及びミラーが、図2の各図で示した光の経路を全て含むように、軸状のコアで接続される。こうして、コアの四角形部分と、四角形部分の各辺をハーフミラーを通り越して延長したコアの枝状部分とで、光カプラが形成される。コアを形成する前に筐体を加工して、光入力端、光出力端、光入出力端に光ファイバその他の外部光導波路を容易に接続できるようにすることも任意である。こうして、コアを形成するための硬化光導入端と、コアを形成したのちの光入力端、光出力端、光入出力端とを筐体の同じ位置(本願発明の接続端)にすることで、光カプラを容易に製造できる。コア周囲をクラッド材で覆うかどうかは任意である。
図2.Aと図2.Bの示すところから、In−b−1とIn−b−2のうち1つ、In−a−1とIn−a−2のうち1つの、合計2方向から光硬化性樹脂の硬化光を導入すると、最終的には図3.Aのような光カプラを得ることが可能であることが理解できる。同様に、In−b−1とIn−b−2のうち1つ、In−c−1とIn−c−2のうち1つの、合計2方向から光硬化性樹脂の硬化光を導入すると、最終的には図3.Aのような光カプラを得ることが可能であることが理解できる(請求項2)。
まず、図1.Bのように6箇所からコアを成長させて、図3.Aのような光カプラを得た場合に、各接続端にどの様な光入力端と光出力端を接続すべきかについて、一例をさらに説明する。図2.Cでも、筐体10と6個の接続端A1、A2、B1、B2、C1、C2を省略し、3個のハーフミラーHM−a、HM−b及びHM−cと1個のミラーMに対して入射する光の経路を考える。
図2.Cのように、各頂点A、B、Cに対してそれを成す2辺の延長方向の何れかに光入力端を、それと対となる光出力端を必ず同じ頂点に設ける。すると、頂点Aに設けられた光入力端In−aから入力された信号光は、頂点Bに設けられた光出力端Out−bと頂点Cに設けられた光出力端Out−cから減衰を伴って取り出すことが可能である。同様に、頂点Bに設けられた光入力端In−bから入力された信号光は、頂点Cに設けられた光出力端Out−cと頂点Aに設けられた光出力端Out−aから減衰を伴って取り出すことが可能であり、頂点Cに設けられた光入力端In−cから入力された信号光は、頂点Aに設けられた光出力端Out−aと頂点Bに設けられた光出力端Out−bから減衰を伴って取り出すことが可能である。
即ち、6個の接続端A1、A2、B1、B2、C1、C2には、例えば順に、光入力端In−a、光出力端Out−a、光入力端In−b、光出力端Out−b、光入力端In−c、光出力端Out−cを接続すると良い。この時、光入力端In−aと光出力端Out−aは対であって例えば1つの光端末に接続される。同様に光入力端In−bと光出力端Out−bが対であり、光入力端In−cと光出力端Out−cとが対である。
この時、各頂点に設けられた対をなす光入力端と光出力端は、各々の対ごとに他の対と独立して入れ換えても光カプラとしての機能に変化は無い。
この際、図3.Aのような光カプラは、理想的には図2.Cにおける光入力端In−aから光出力端Out−aへの経路は無いはずであるが、以下の実施例に示す通り、散乱等により、一部そのような漏れが生ずる。
他の例を図2.D及び図2.Eで示す。図1.Cのように3箇所からコアを成長させて、図3.Bのような光カプラを得た場合に、各接続端に接続すべきは、図2.Eのように、光入力端と光出力端を一体化した、3つの光入出力端In/Out−a、b、cである。即ち、頂点Aに設けられた光入出力端In/Out−aから入力された信号光は、頂点Bに設けられた光入出力端In/Out−bと頂点Cに設けられた光入出力端In/Out−cから減衰を伴って取り出すことが可能である。同様に、頂点Bに設けられた光入出力端In/Out−bから入力された信号光は、頂点Cに設けられた光入出力端In/Out−cと頂点Aに設けられた光入出力端In/Out−aから減衰を伴って取り出すことが可能であり、頂点Cに設けられた光入出力端In/Out−cから入力された信号光は、頂点Aに設けられた光入出力端In/Out−aと頂点Bに設けられた光入出力端In/Out−bから減衰を伴って取り出すことが可能である。
容易に理解できる通り、図1.Cのコアを成長させる3箇所を、接続点A1、B1及びC1とした場合には、図2.Dのように3つのIn/Out−a、b、cを接続すると良い。
図1.Cのように3箇所からコアを成長させて、図3.Bのような光カプラを得る場合には、コアが成長を開始した接続端(図1.CにおいてはA2、B1及びC1)以外の接続端(図1.CにおいてはA1、B2及びC2)にはコアが成長しないことが望ましい。しかし、図3.Bに示す通り、3つのハーフミラーからA1、B2及びC2方向に一部コアが形成されてしまう場合もある。このような場合でも、本願発明の評価が低められるものではない。
以上の構成は、上記特許文献1乃至4に記載された、光硬化性樹脂を用いた光導波路の製造方法により、実現可能である。
尚、図2を用いた説明においては、幾何光学に基づき理想的な状態を説明したが、例えば光硬化性樹脂を用いた光導波路は径を有するコアであり、ハーフミラーやミラーも単なる平面ではなく厚さを有しているため、散乱光が生じ、例えば図2を用いた説明では到達しないはずの位置に当該散乱光がノイズとなって到達することがあり得る。
このように、図2を用いた説明は極めて簡略化して、本願各発明の原理を説明するものであり、径を有する光導波路の伝送経路が、あたかも直線であるかのように示したが、本発明に係る光カプラは、必ずしも図2を用いた説明通りに全ての信号経路が限定されるものではない。
本発明の実施に用いるハーフミラーとミラーは、入手可能な任意の材料、任意の部材により形成できる。尚、以下の説明で容易に理解できる通り、ハーフミラーはその両面で反射を想定しており、透過光と光路がほぼ一致する必要があるので、ハーフミラーの厚さは薄い方が、理想的には平面が好ましい。
また、本発明の本質部分ではないが、光カプラに外部から光ファイバ等の外部光導波路を接続する必要があるので、光カプラには当該接続構造が設けられるべきである。当該接続構造は、コネクタ又はコネクタレセプタクルとして使用可能な任意のものを選択できる。
本発明の光カプラの光導波路を自己形成光導波路とする場合、上記特許文献1乃至4に示された様々な手法を用いることができる。尚、コアのみを形成して、クラッドを形成しない、即ちコア周囲の空気をクラッドとした光カプラとしても良い。
自己形成光導波路を形成するための光硬化性樹脂液は、入手可能な任意のものを適用できる。硬化機構も、ラジカル重合、カチオン重合其の他任意である。硬化光は一般的にはレーザ光が好ましい。レーザの波長と強度で、光硬化性樹脂液の硬化速度を調整すると良い。尚、光硬化開始剤(光重合開始剤)は光硬化性樹脂液とレーザの波長に応じ、入手可能な任意のものを適用できる。これらについては、本願出願人が共願人である例えば特許文献3に次のものが列挙されている。
構造単位中にフェニル基等の芳香族環を一つ以上含んだものが高屈折率、脂肪族系のみからなる場合は低屈折率となる。屈折率を下げるために構造単位中の水素の一部をフッ素に置換したものであっても良い。
脂肪族系としてはエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、テトラプロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,3-プロパンジオール、1,4-ブタンジオール、1,5-ペンタンジオール、1,6-ヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール等の多価アルコール。
芳香族系としてはビスフェノールA、ビスフェノールS、ビスフェノールZ、ビスフェノールF、ノボラック、o-クレゾールノボラック、p-クレゾールノボラック、p-アルキルフェノールノボラック等の各種フェノール化合物等。
これら、あるいはこれらから任意に1種乃至複数種選択された多価アルコールのオリゴマー(ポリエーテル)の構造を有する比較的低分子(分子量3000程度以下)骨格に、反応基として次の官能基等を導入したもの。
〔ラジカル重合性材料〕
ラジカル重合可能なアクリロイル基等のエチレン性不飽和反応性基を構造単位中に1個以上、好ましくは2個以上有する光重合性モノマー及び/又はオリゴマー。エチレン性不飽和反応性基を有するものの例としては、(メタ)アクリル酸エステル、イタコン酸エステル、マレイン酸エステル等の共役酸エステルを挙げることができる。
〔カチオン重合性材料〕
カチオン重合可能なオキシラン環(エポキシド)、オキセタン環等の反応性エーテル構造を構造単位中に1個以上、好ましくは2個以上有する、光重合性のモノマー及び/又はオリゴマー。オキシラン環(エポキシド)としては、オキシラニル基の他、3,4-エポキシシクロヘキシル基なども含まれる。またオキセタン環とは、4員環構造のエーテルである。
〔ラジカル重合開始剤〕
ラジカル重合性モノマー及び/又はオリゴマーから成るラジカル重合性材料の重合反応を光によって活性化する化合物である。具体例としては、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル及びベンゾインプロピルエーテル等のベンゾイン類、アセトフェノン、2,2-ジメトキシ-2-フェニルアセトフェノン、2,2-ジエトキシ-2-フェニルアセトフェノン、1,1-ジクロロアセトフェノン、1-ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2-メチル-1-(4-(メチルチオ)フェニル)-2-モルホリノプロパン-1-オン及びN,N-ジメチルアミノアセトフェノン等のアセトフェノン類、2-メチルアントラキノン、1-クロロアントラキノン及び2-アミルアントラキノン等のアントラキノン類、2,4-ジメチルチオキサントン、2,4-ジエチルチオキサントン、2-クロロチオキサントン及び2,4-ジイソプロピルチオキサントン等のチオキサントン類、アセトフェノンジメチルケタール及びベンジルジメチルケタール等のケタール類、ベンゾフェノン、メチルベンゾフェノン、4,4'-ジクロロベンゾフェノン、4,4'-ビスジエチルアミノベンゾフェノン、ミヒラーズケトン及び4-ベンゾイル-4'-メチルジフェニルサルファイド等のベンゾフェノン類、並びに2,4,6-トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド等が挙げられる。尚、ラジカル重合開始剤は単独で使用しても、2種以上を併用しても良く、また、これらに限定されることはない。
〔カチオン重合開始剤〕
カチオン重合性モノマー及び/又はオリゴマーから成るカチオン重合性材料の重合反応を光によって活性化する化合物である。具体例としては、ジアゾニウム塩、ヨードニウム塩、スルホニウム塩、セレニウム塩、ピリジニウム塩、フェロセニウム塩、ホスホニウム塩、チオピリニウム塩が挙げられるが、熱的に比較的安定であるジフェニルヨードニウム、ジトリルヨードニウム、フェニル(p-アニシル)ヨードニウム、ビス(p-t-ブチルフェニル)ヨードニウム、ビス(p-クロロフェニル)ヨードニウムなどの芳香族ヨードニウム塩、ジフェニルスルホニウム、ジトリルスルホニウム、フェニル(p-アニシル)スルホニウム、ビス(p-t-ブチルフェニル)スルホニウム、ビス(p-クロロフェニル)スルホニウムなどの芳香族スルホニウム塩等のオニウム塩光重合開始剤が好ましい。芳香族ヨードニウム塩および芳香族スルホニウム塩等のオニウム塩光重合開始剤を使用する場合、アニオンとしてはBF4 -、AsF6 -、SbF6 -、PF6 -、B(C6F5)4 -などが挙げられる。尚、カチオン重合開始剤は単独で使用しても、2種以上を併用しても良く、また、これらに限定されることはない。
本発明により光カプラを作製した。図3はその写真図である。図3.Aの光カプラは図1.Aの光カプラの構成部品100を用いて、図1.Bのように6個の接続端A1、A2、B1、B2、C1、C2から硬化光を導入して軸状のコアを自己形成的に硬化させることにより得られた。図3.Bの光カプラは図1.Aの光カプラの構成部品100を用いて、図1.Cのように3個の接続端A2、B1、C1から硬化光を導入して軸状のコアを自己形成的に硬化させることにより得られた。
いずれも、3枚のハーフミラーと1枚のミラーに4頂点をおく四角形の一辺が5mmのものである。
6個の接続端A1、A2、B1、B2、C1、C2から硬化光を導入するには、例えば光ファイバを用いて、光硬化性樹脂20を硬化させうる波長の硬化光を導入する。当該硬化光は例えばレーザ光が好ましい。こうして、上記特許文献1乃至4の技術により、硬化物の屈折率が未硬化の液状物よりも屈折率が高いことで集光が生じて、長尺の軸状のコアが硬化光の6個の導入端から順次成長する。当該軸状のコアは3枚のハーフミラーと1枚のミラーに達すると各々透過及び反射して、さらに軸状のコアが成長していく。この際、いわゆる光ハンダにより、異なる方向から延びたコアの合体部は滑らかな側面を有する、1本の軸状のコアとなる。こうして、6個の導入端からの光の中心軸が、3枚のハーフミラーと1枚のミラーとで透過及び反射する方向全てに軸状のコアが形成されることで、6個の入出力端と3枚のハーフミラーと1枚のミラーとが、径を有する光導波路のコアで接続される。この光導波路は、実質的に図2.A及び図2.Bで説明したような、1つの光入力端から4つの光出力端への光伝送を行いうるものである。
図3.Aの光カプラの伝送損失を測定した。結果を表1に示す。
表1に示す通り、光カプラとしての本来の機能である、In−aからOut−b及びOut−c、In−bからOut−c及びOut−a、In−cからOut−a及びOut−bへは、減衰量12dB未満であって、良好な分配が可能であった。光カプラとしては好ましくない、In−aからOut−a、In−bからOut−b、In−cからOut−cへは、減衰量が21dBを越えるので、ノイズとして処理可能な範囲であった。
本発明の光カプラを幹線から各端末に分岐するための分岐装置として用いることで、光LANを構成可能である。
1.Aは、本願の一例である光カプラの構成部品100の構成を示す平面図、1.Bは本願の一例である光カプラの構成部品100を用いた光カプラの製造方法の初期段階を示す工程図、1.Cは本願の一例である光カプラの構成部品100を用いた光カプラの他の製造方法の初期段階を示す工程図。 本願による光カプラの製造時及び、光カプラの使用時の、光の伝送経路の原理を示す5つの説明図。 3.Aは、図1.Bの光カプラの製造方法により得られた光カプラの写真図、3.Bは、図1.Cの光カプラの製造方法により得られた光カプラの写真図。
符号の説明
100:光カプラの構成部品
10:筐体
10v:筐体10の内部
20:未硬化の液状の光硬化性樹脂
21:光硬化性樹脂20の硬化物(軸状のコア)
HM:ハーフミラー
M:ミラー
1、A2、B1、B2、C1、C2:接続端

Claims (7)

  1. 液状樹脂を内部に保持可能とでき、光ファイバその他の外部光導波路を接続するための6個の接続端を有する筐体と、
    当該筐体の内部に固定された3個のハーフミラーと1個のミラーとを有し、
    前記6個の接続端の、光学中心をA1、A2、B1、B2、C1、C2とおき、筐体内に四角形ABCDの4頂点を4点A1ABB2、3点A2AD、4点B1BCC2、3点C1CDが、各々その順に同一直線上に位置するよう配置し、
    前記3個のハーフミラーは、前記四角形ABCDの3頂点A、B、Cの各々に、当該各頂点を形成する2辺の成す面に垂直で当該内角二等分線を含む平面に各々配置され、
    前記1個のミラーは、前記設計上の四角形ABCDの残りの頂点Dに、その内角二等分線に垂直に配置されていることを特徴とする光カプラの構成部品。
  2. 請求項1に記載の光カプラの構成部品を用い、
    前記筐体に液状の光硬化性樹脂を充填して、当該光硬化性樹脂を硬化させうる波長の硬化光を、6個の接続端のいずれか2個以上から筐体内部に導入して軸状のコアを形成することを特徴とする光カプラの製造方法。
  3. 前記6個の接続端の全てから、各々ベクトルA1A方向、ベクトルA2A方向、ベクトルB1B方向、ベクトルB2B方向、ベクトルC1C方向、ベクトルC2C方向に前記硬化光を導入して軸状のコアを形成することを特徴とする請求項2に記載の光カプラの製造方法。
  4. ベクトルA1A方向とベクトルA2A方向のいずれか1方向と、ベクトルB1B方向とベクトルB2B方向のいずれか1方向と、ベクトルC1C方向とベクトルC2C方向のいずれか1方向との3方向から前記硬化光を導入して軸状のコアを形成することを特徴とする請求項2に記載の光カプラの製造方法。
  5. 1個の光入力端と1個の光出力端との対を3対有し、
    3個のハーフミラーと、
    1個のミラーと、
    前記3個の光入力端と前記3個の光出力端と前記3個のハーフミラーと前記1個のミラーとを繋ぎ、前記3個のハーフミラーが分岐点となっている軸状の光導波路とを有する光カプラであって、
    前記軸状の光導波路は前記ハーフミラーと前記ミラーを4個の頂点に有する四角形部分と、当該四角形の4個の辺を長さ方向に延長して前記3個の光入力端及び前記3個の光出力端を前記ハーフミラーと繋ぐ部分とを有し、
    前記四角形の各頂点に位置する前記ハーフミラーは、各々当該頂点を形成する2辺の成す面に垂直で当該2辺の成す内角の二等分線を含む平面に配置され、
    前記四角形の残りの頂点に位置する前記ミラーは、当該頂点の内角二等分線に垂直に配置され、
    任意の前記光入力端から入力された信号光は、対となる前記出力端以外の2個の前記光出力端に各々減衰を伴って分配されることを特徴とする光カプラ。
  6. 前記対となる前記光入力端と前記光出力端のうち、少なくとも1対は、1個の光入出力端子であることを特徴とする請求項5に記載の光カプラ。
  7. 前記光導波路は、光硬化性樹脂から成ることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の光カプラ。
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