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JP2009171779A - 車両用電源装置 - Google Patents

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JP2009171779A
JP2009171779A JP2008008873A JP2008008873A JP2009171779A JP 2009171779 A JP2009171779 A JP 2009171779A JP 2008008873 A JP2008008873 A JP 2008008873A JP 2008008873 A JP2008008873 A JP 2008008873A JP 2009171779 A JP2009171779 A JP 2009171779A
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Kazuki Morita
一樹 森田
Susumu Nishimoto
進 西本
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Abstract

【課題】高信頼性と高効率化を同時に満たす車両用電源装置を提供すること。
【解決手段】主電源11に接続された第1リレーからなる切替スイッチ13と、切替スイッチ13に接続された負荷19、および充電回路25と、充電回路25に蓄電部スイッチ29を介して接続された蓄電部31と、充電回路25と蓄電部スイッチ29の接続点33、および切替スイッチ13の間に接続された放電回路27と、主電源11に接続された主電源電圧検出回路47と、蓄電部31に接続された蓄電部電圧検出回路45と、切替スイッチ13、充電回路25、放電回路27、主電源電圧検出回路47、および蓄電部電圧検出回路45が接続された制御回路55とからなり、蓄電部スイッチ29は第2リレーで構成され、第2リレーに内蔵した第2コイル41と、逆流防止ダイオード53と、リレー駆動スイッチ49の直列回路が、主電源11とグランドの間に接続された構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、主電源の電圧低下時に蓄電部から電力を供給する車両用電源装置に関するものである。
近年、地球環境保護や省エネルギーの観点から、アイドリングストップシステムを用いた自動車(以下、車両という)が市販されている。この車両は、信号待ち等の停車時にエンジンを停止するため、燃費向上、および排ガス低減が可能となる。
しかし、エンジンを再起動する際に、バッテリの電圧が大きく低下するため、オーディオやカーナビゲーション等の負荷が停止してしまう。そこで、バッテリの大電圧低下時に負荷に電力を供給するための蓄電装置を有した車両用電源装置が、例えば特許文献1に提案されている。なお、特許文献1の車両用電源装置は、車両のブレーキを制御する車両制動システムの電源バックアップユニットに用いられた場合について記載されている。図5はこのような車両用電源装置のブロック回路図である。
電力を蓄える蓄電素子には例えば大容量の電気二重層キャパシタが用いられ、これを複数個接続して蓄電部としてのキャパシタユニット101が構成されている。キャパシタユニット101には、その充放電を制御する充電回路103、および放電回路105が接続されている。充電回路103と放電回路105はマイコン107によって制御されている。マイコン107にはバッテリ異常を検出するための電圧検出手段109が接続され、電圧検出手段109には異常時にキャパシタユニット101の電力を供給するFETスイッチ110が接続されている。また、FETスイッチ110には第1ダイオード111が、電圧検出手段109には第2ダイオード112が、それぞれ図5に示すように接続されている。これにより、FETスイッチ110からの電流と電圧検出手段109からの電流が互いに逆流しないようにしている。
このようにして構成された蓄電装置113は主電源であるバッテリ115と負荷である電子制御部117の間に接続されており、イグニションスイッチ119によって起動、停止するように制御されている。なお、第1ダイオード111と第2ダイオード112により、バッテリ115の極性を逆に接続する逆接状態となっても、第1ダイオード111と第2ダイオード112が蓄電装置113に逆流する電流を防止するので、回路保護が可能となり高信頼性が得られる。
電子制御部117は車両制動システムであるので、安全確保のためにバッテリ115が異常になっても電子制御部117を駆動させ続けなければならない。そこで、バッテリ115の異常を電圧検出手段109が検出すれば、FETスイッチ110をオンにしてキャパシタユニット101の電力を電子制御部117に供給することで、バッテリ115の異常に対応している。また、車両の使用終了時には、キャパシタユニット101の劣化を抑制するために、マイコン107は放電回路105によってキャパシタユニット101に蓄えられた電力を放電している。
特開2005−28908号公報
上記の蓄電装置113によると、バッテリ115の異常時にキャパシタユニット101の電力を電子制御部117に供給できるので、車両制動システムを駆動し続けることができる。この車両用電源装置をアイドリングストップシステムに適用すると、確かにバッテリ115の大電圧低下時に負荷へ電力を供給できるのであるが、バッテリ115から負荷へ、あるいはキャパシタユニット101から負荷へ電力を供給する配線経路に、それぞれ第1ダイオード111、および第2ダイオード112が接続されているので、これらにより電力損失が発生するという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、主電源の逆接に対する回路保護による高信頼性と、電力損失の低減による高効率化を同時に達成できる車両用電源装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の車両用電源装置は、主電源と、前記主電源に接続された第1リレーからなる切替スイッチと、前記切替スイッチに接続された負荷、および充電回路と、前記充電回路に蓄電部スイッチを介して接続された蓄電部と、前記充電回路と前記蓄電部スイッチの接続点、および前記切替スイッチの間に接続された放電回路と、前記主電源に接続された主電源電圧検出回路と、前記蓄電部に接続された蓄電部電圧検出回路と、前記切替スイッチ、充電回路、放電回路、主電源電圧検出回路、および蓄電部電圧検出回路が接続された制御回路とからなり、前記蓄電部スイッチは第2リレーで構成され、前記第2リレーに内蔵した第2コイルと、逆流防止ダイオードと、リレー駆動スイッチの直列回路が、前記主電源とグランドの間に接続された構成を有し、前記制御回路は、前記主電源電圧検出回路で検出した前記主電源の電圧(Vb)が既定値以下になれば、前記切替スイッチを、前記切替スイッチに内蔵した第1オフ端子に切り替えることにより、前記放電回路を介して前記蓄電部の電力を前記負荷に供給するようにしたものである。
本発明の車両用電源装置によれば、主電源と負荷の間に接続した切替スイッチと、蓄電部を保護するために接続した蓄電部スイッチのいずれもが、それぞれ第1リレー、および第2リレーで構成されるので、主電源から負荷に至る配線経路と、蓄電部から負荷に至る配線経路の両方に、第1ダイオードや第2ダイオードが接続されない構成となる。従って、これらのダイオードによる電力損失が発生せず、車両用電源装置全体の損失を低減することができるので、高効率化が図れるという効果を奏する。
さらに、制御回路による動作制御が行われない蓄電部スイッチについては、第2リレーに内蔵した第2コイルと、逆流防止ダイオードと、リレー駆動スイッチの直列回路を、主電源とグランドの間に接続する構成としたので、主電源を逆接した場合に、逆流防止ダイオードによって第2コイルに電流が流れない。これにより、主電源を逆接した時に蓄電部スイッチがオンになってしまうことによる蓄電部への影響を低減することができるので、回路保護が可能となり高信頼性が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。なお、ここではアイドリングストップシステム用の車両用電源装置について述べる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における車両用電源装置のブロック回路図である。図2は、本発明の実施の形態1における車両用電源装置の通常時におけるブロック回路図である。図3は、本発明の実施の形態1における車両用電源装置の主電源電圧低下時におけるブロック回路図である。なお、図1〜図3において太線は電力系配線を、細線は信号系配線をそれぞれ示す。
図1において、主電源11はバッテリからなり、アイドリングストップ後のエンジン始動時に、主電源11に接続されたスタータ(図示せず)に電力を供給するとともに、車両全体への電力供給を行う。
主電源11には、切替スイッチ13の一端が接続されている。なお、ここでは切替スイッチ13の第1オン端子15に主電源11が接続される構成としている。切替スイッチ13は、その他端、すなわち第1共通端子17に接続された負荷19に対し、主電源11の電力を供給するか、または蓄電部(後述する)の電力を供給するかを切り替える動作を行う。ここで、切替スイッチ13は第1リレーで構成され、第1リレーに内蔵された第1コイル21により、切替制御が行われる。なお、第1コイル21の制御は後述するが、第1リレーは第1コイル21が通電している状態では第1オン端子15に、非通電の状態では第1オフ端子23に切り替えられる構成としている。なお、第1オフ端子23には何も接続されていないので、第1コイル21を非通電状態として第1オフ端子23に切り替えることで、切替スイッチ13をオフにすることができる。また、切替スイッチ13に第1リレーを用いることで、切替スイッチ13を完全にオフにすることができ、FET等の半導体スイッチング素子のように漏れ電流が流れたり、寄生ダイオードによる逆方向への導通が発生することがなくなる。
切替スイッチ13の第1共通端子17に接続された負荷19は、例えばオーディオやカーナビゲーション等である。
切替スイッチ13の第1共通端子17には、さらに充電回路25と放電回路27が接続されている。充電回路25には蓄電部スイッチ29を介して蓄電部31が接続されている。なお、放電回路27は図1に示すように、充電回路25と蓄電部スイッチ29の接続点33、および切替スイッチ13の間に接続される。従って、充電回路25と放電回路27は切替スイッチ13と蓄電部スイッチ29の間で並列に接続されることになる。
充電回路25は蓄電部31への充電を制御する回路であり、後述する制御回路からの指令によって、蓄電部31が満充電電圧になるまで充電を行い、満充電電圧に至れば充電を停止する動作を繰り返すことで、蓄電部31を満充電電圧に保つ。
一方、放電回路27は主電源11の電圧Vbがアイドリングストップ後のスタータ駆動により既定値以下になった場合に、蓄電部31の電力を負荷19に供給する動作を行う。このような放電回路27として、本実施の形態1ではFETを用いている。なお、FETの制御も後述する制御回路により行われる。
蓄電部スイッチ29は蓄電部31を保護するために設けられている。すなわち、車両の非使用時には蓄電部スイッチ29が、充電回路25や放電回路27と、蓄電部31の間の接続を断つように動作するので、蓄電部31を主電源11の配線系統から独立させることが可能となる。これにより、例えば車両非使用時のメンテナンス作業時における主電源11の逆接等による想定外の電力が蓄電部31に印加される可能性を低減でき、高信頼性が得られる。
蓄電部スイッチ29は、切替スイッチ13と同様に、第2リレーから構成される。従って、第2リレーにはスイッチ接続端子として、第2オン端子35、第2オフ端子37、および第2共通端子39が設けられている。ここで、第2オン端子35には接続点33を介して充電回路25と放電回路27が、第2オフ端子37には強制放電回路43が、第2共通端子39には蓄電部31と蓄電部電圧検出回路45が接続されている。また、蓄電部スイッチ29にはオンオフ制御用に第2コイル41が内蔵されている。なお、第1コイル21と第2コイル41の配線については後述する。
蓄電部31は電気二重層キャパシタを複数個直列に接続した構成とした。これにより、アイドリングストップ後のスタータ駆動時に負荷19へ電力を供給できる。なお、電気二重層キャパシタの数量は負荷19が必要とする電力使用に応じて適宜変更してもよい。また、直列接続に限定されるものではなく、直並列接続としてもよい。
次に、強制放電回路43について説明する。強制放電回路43は車両の非使用時に蓄電部31の電力を放電するためのもので、これにより蓄電部31を構成する電気二重層キャパシタの寿命を延ばすことができる。強制放電回路43の具体的な構成としては、例えば抵抗器を用いればよい。従って、車両非使用時には蓄電部スイッチ29が第2オフ端子37側に切り替えられるので、蓄電部31と強制放電回路43が直列接続される。その結果、蓄電部31の電力は強制放電回路43の抵抗器により放電される。この時、蓄電部31と強制放電回路43は主電源11の配線から独立しているので、前記したように主電源11の逆接等による想定外の電力が蓄電部31に印加される可能性を低減できる。なお、強制放電回路43はなくてもよい。この場合は第2オフ端子37には何も接続しない構成となる。これによっても、電気二重層キャパシタの自己放電等により車両非使用時に蓄電部31が放電されるが、放電速度が遅いため、蓄電部31の寿命を積極的に延ばすためには強制放電回路43を設ける構成が望ましい。
次に、蓄電部電圧検出回路45について説明する。蓄電部電圧検出回路45は蓄電部31に接続され、蓄電部31の電圧Vcを検出して出力する機能を有する。これにより、蓄電部31の満充電を検出することができる。
これと同様に、主電源11にも主電源電圧検出回路47が接続されている。これにより、主電源11の電圧Vbを検出することができる。
次に、第1コイル21と第2コイル41の配線について説明する。第1コイル21と第2コイル41は、主電源11の電力によって切替スイッチ13と蓄電部スイッチ29をそれぞれ駆動している。車両非使用時には切替スイッチ13と蓄電部スイッチ29を使用しないので、第1コイル21と第2コイル41には、車両非使用時に通電せず、車両使用時に通電するようにするために、リレー駆動スイッチ49が接続されている。リレー駆動スイッチ49は例えばFETやトランジスタ等の半導体スイッチング素子で構成され、車両側制御回路(図示せず)からの信号によりオンオフ制御が行われる。すなわち、車両側制御回路はイグニションスイッチ(図示せず)がオンの時に、車両使用時であるとしてリレー駆動スイッチ49をオンにする。これにより、第1コイル21と第2コイル41への通電が許可されることになる。
ここで、まず第1コイル21の配線について説明する。第1コイル21は切替スイッチ13のオンオフを切り替えるものである。従って、切替スイッチ13をオンにする状況で第1コイル21への通電を行い、切替スイッチ13をオフにする状況で第1コイル21への通電を断つ制御が必要となる。この制御は車両使用時において、アイドリングストップ後のスタータ駆動時に蓄電部31の電力を負荷19に供給する時に切替スイッチ13をオフに、それ以外の時にオンにするものであるため、アイドリングストップ後のスタータ駆動がいつ発生しても切替スイッチ13をオンオフ制御する必要がある。従って、第1コイル21の一端を主電源11に、他端を第1コイル制御スイッチ51の一端に、それぞれ接続している。なお、第1コイル制御スイッチ51の他端はリレー駆動スイッチ49の一端に接続されている。従って、リレー駆動スイッチ49の他端はグランドに接続されているので、第1コイル21は、第1コイル制御スイッチ51と、リレー駆動スイッチ49により直列回路が構成され、この直列回路が主電源11とグランドの間に接続されることになる。
ここで、第1コイル制御スイッチ51は例えばFETで構成されている。従って、後述する制御回路により、必要な時に第1コイル制御スイッチ51をオンにして第1コイル21を通電することで、切替スイッチ13をオン制御することが可能となる。
次に、第2コイル41の配線について説明する。第2コイル41も第1コイル21と同様の配線がなされているが、第1コイル制御スイッチ51に替わって逆流防止ダイオード53が接続されている。従って、第2コイル41と、逆流防止ダイオード53と、リレー駆動スイッチ49の直列回路が、主電源11とグランドの間に接続された構成となる。ここで、逆流防止ダイオード53はアノードが第2コイル41側に、カソードがリレー駆動スイッチ49側になるように接続されている。これにより、主電源11の極性が正しく接続されている場合は、イグニションスイッチがオンの時にリレー駆動スイッチ49がオンになるので、主電源11からの電流が第2コイル41、逆流防止ダイオード53、およびリレー駆動スイッチ49を介してグランドに流れる。その結果、蓄電部スイッチ29は車両使用時においては常に第2コイル41に電流が流れるので、第2オン端子35側に切り替えられた状態となる。しかし、主電源11が逆接された場合には、逆流防止ダイオード53により第2コイル41に電流が流れない。従って、蓄電部スイッチ29は第2オフ端子37に切り替えられた状態を維持し、主電源11の逆接時には蓄電部31を主電源11の配線から独立させたままとなる。この逆流防止ダイオード53により、第2コイル41への通電が制御回路(後述する)により制御されない構成であっても、主電源11の逆接時における想定外の電力から蓄電部31を保護することが可能となり、高信頼性が得られる。
なお、主電源11の逆接時には、リレー駆動スイッチ49は車両非使用時であっても導通する。これは次の理由による。リレー駆動スイッチ49にFETを用いた場合、その寄生ダイオードはアノードがグランド側になるように接続される。その結果、主電源11の逆接時にはグランド側の方が高電圧となるため、リレー駆動スイッチ49は常にオン状態となる。また、リレー駆動スイッチ49にトランジスタを用いた場合、主電源11の逆接により短絡故障を起こす。これによってもリレー駆動スイッチ49は常にオン状態となる。従って、リレー駆動スイッチ49で主電源11の逆接時における電流の逆流を防止することはできない。
また、第1コイル21に対しては、逆流防止ダイオード53を接続していない。この場合、例えば第1コイル制御スイッチ51を2個のFETの直列回路構成とすることで、第1コイル制御スイッチ51により逆流防止が可能となる。但し、第1コイル制御スイッチ51を1個のFETのみで構成すると、その寄生ダイオードはアノードがリレー駆動スイッチ49側になるように接続されるので、主電源11の逆接時には、リレー駆動スイッチ49と第1コイル制御スイッチ51の両方が電流を流し、第1コイル21が通電状態となる。その結果、切替スイッチ13が第1オン端子15側に切り替えられる。しかし、この場合は主電源11が逆接されているので、第1オン端子15がグランドとなる。従って、たとえ切替スイッチ13が第1オン端子15側に切り替えられても、充電回路25や放電回路27は蓄電部スイッチ29が逆流防止ダイオード53により第2オフ端子37側に切り替えられた状態を保持しているため、第2オン端子35が浮いた状態となる。ゆえに、充電回路25や放電回路27はグランドにのみ接続されることになるので、逆接による不具合は起こらない。従って、逆接により第1コイル21が通電状態になっても、車両用電源装置全体として高信頼性が得られる。
なお、逆流防止ダイオード53は第2コイル41にアノードを接続する構成としているが、逆流防止ダイオード53の位置は図1のA点でもよい。但し、この場合は逆流防止ダイオード53のカソードを第2コイル41に接続する。また、図1のB点(3ヶ所の内のいずれか)に逆流防止ダイオード53を接続してもよい。これらの場合は、主電源11が正常に接続された状態において、逆流防止ダイオード53のアノードが高電圧側になるように接続する。これにより、主電源11の逆接時に第2コイル41だけでなく第1コイル21への通電も防止することができる。しかし、前記したように、逆接時に第1コイル21への通電があっても特に不具合がないことと、第1コイル21と第2コイル41の両方に流れる電流による逆流防止ダイオード53での電力損失の増大を考慮すると、逆流防止ダイオード53の位置は、図1に示した位置、またはA点の位置が望ましい。すなわち、逆流防止ダイオード53は、第2コイル41の両端の内、いずれか一方に直接接続されるように構成すればよい。
なお、逆流防止ダイオード53は、一般的には主電源11と直接接続される位置に設けられるが、このように接続すると車両全体への電流による電力損失が発生し、効率が悪化してしまう。従って、逆流防止ダイオード53を必要な位置にのみ設けることによって電力損失を低減し、高効率化を図っている。
次に、制御回路55について説明する。制御回路55は車両用電源装置の内、特に蓄電部31への電力の充放電を司るもので、マイクロコンピュータと周辺部品から構成される。制御回路55には充電回路25、放電回路27、主電源電圧検出回路47、蓄電部電圧検出回路45、および第1コイル制御スイッチ51が接続されている。なお、第1コイル制御スイッチ51は切替スイッチ13のオンオフ切替を制御するためのものであるので、制御回路55と切替スイッチ13は間接的に接続されていることになる。
制御回路55は、主電源電圧検出回路47から主電源11の電圧Vbを、また蓄電部電圧検出回路45から蓄電部31の電圧Vcを、それぞれ読み込み、状況に応じて充電回路25を制御するための充電制御信号Ccontや、放電回路27を制御するための放電制御信号Dcont、さらに切替スイッチ13を制御するための切替スイッチ信号SWを送信している。また、制御回路55は車両側制御回路(図示せず)とも接続され、様々な情報をデータ信号dataとして送受信している。
次に、このような車両用電源装置の動作について説明する。まず、図1に示すように、車両非使用時にはイグニションスイッチがオフであるので、リレー駆動スイッチ49はオフである。従って、第1コイル21と第2コイル41は通電されないので、切替スイッチ13は第1オフ端子23側、蓄電部スイッチ29は第2オフ端子37側にそれぞれ切り替えられた状態となる。なお、車両非使用時であるので、制御回路55は動作していない。よって、第1コイル制御スイッチ51もオフである。この時に主電源11を逆接しても高信頼性が得られることは上記した通りである。
次に、車両使用時でエンジンが動作している状態について図2により説明する。イグニションスイッチがオンになり、エンジンが動作すると、車両側制御回路はリレー駆動スイッチ49をオンにする。これにより、第2コイル41が通電状態となるので、蓄電部スイッチ29は第2オン端子35に切り替えられる。これにより、蓄電部31の充放電が可能となる。また、制御回路55も起動するので、これにより第1コイル制御スイッチ51をオンにするように切替スイッチ信号SWが送信される。その結果、第1コイル制御スイッチ51がオンになり、第1コイル21にも通電されるので、切替スイッチ13は第1オン端子15に切り替えられる。この動作により、主電源11と負荷19が接続され、負荷19が起動する。この際、主電源11から負荷19に至る配線経路に従来のようなダイオードが存在しない。従って、ダイオードの電圧降下に起因した電力損失がなくなり、その分、車両用電源装置全体の電力損失が低減され高効率化が可能となる。
また、制御回路55は蓄電部電圧検出回路45より蓄電部31の電圧Vcを読み込み、満充電電圧に達しているか否かを判断する。もし、起動直後や蓄電部31から負荷19への電力供給後で、蓄電部31の電圧Vcが満充電電圧に達していなければ、制御回路55は充電回路25に対し、蓄電部31を充電するよう充電制御信号Ccontを送信する。これを受け、充電回路25は主電源11の電力を蓄電部31に充電する。その後、満充電電圧に至れば、制御回路55は充電回路25に対し、蓄電部31への充電を停止するよう充電制御信号Ccontを送信する。これを受け、充電回路25は蓄電部31の充電を停止する。このような動作を繰り返すことで、蓄電部31が満充電電圧になるよう制御する。なお、スタータ駆動による主電源11の電圧低下が起こらない状態であっても、充電回路25や放電回路27を介して、蓄電部31から僅かな漏れ電流が流れる。その結果、蓄電部31を満充電にしても徐々に電圧Vcが低下していく。この場合も、電圧Vcが既定範囲を超えるまで低下した時に、上記の制御を行うことで再充電されるので、電圧Vcを常に満充電電圧近傍の既定範囲内に保持することができる。
制御回路55は上記した蓄電部31の電圧Vcだけでなく、主電源11の電圧Vbも主電源電圧検出回路47により読み込むことで監視している。エンジン動作中は、スタータが駆動されることがないので、主電源11の電圧Vbが極端に低下することはない。従って、通常時は制御回路55が主電源11の電圧Vbの監視を繰り返している。
次に、アイドリングストップ後のスタータが駆動している状態について図3により説明する。まず、車両が信号等で一時停車し、エンジンが停止したとする。その間の負荷19への電力は引き続き主電源11から供給される。次に、アイドリングストップが終了し、エンジンを再起動するためにスタータを駆動したとする。スタータ駆動のための電力は主電源11から供給されるが、この時、通常12V程度である主電源11の電圧Vbが6V程度まで大きく低下する。制御回路55は、この電圧変化を主電源電圧検出回路47から読み込み、既定値(例えば負荷19を動作させることができる最低電圧の9V)以下になれば、直ちに第1コイル制御スイッチ51をオフにするよう切替スイッチ信号SWを送信する。これを受け、第1コイル制御スイッチ51がオフになり、第1コイル21への通電が断たれる。その結果、図3に示すように、切替スイッチ13は第1オフ端子23側に切り替えられる。これにより、主電源11から負荷19への電力供給が停止する。これと同時に、制御回路55は、放電回路27に対して蓄電部31の電力を負荷19に供給するように放電制御信号Dcontを送信する。これを受け、放電回路27を構成するFETがオンになり、蓄電部31の電力が負荷19に供給される。これらの動作により、スタータが駆動して主電源11の電圧Vbが既定値以下に低下すると、蓄電部31から負荷19に電力が供給されるので、スタータ駆動時にも負荷19が停止することがなくなる。さらに、切替スイッチ13が第1オフ端子23側に切り替えられているので、従来と同様に蓄電部31の電力が主電源11に流れることはない。
なお、図3に示すように、この時の蓄電部スイッチ29はイグニションスイッチがオンの間は常に第2オン端子35側に切り替えられているので、蓄電部31の電力は蓄電部スイッチ29と放電回路27を介して負荷19に供給されることになる。この際も蓄電部31から負荷19に至る配線経路にダイオードが存在しないので、ダイオードの電圧降下に起因した電力損失がなくなり、その分、車両用電源装置全体の電力損失が低減され高効率化が可能となる。ここで、放電回路27にはFETを用いているが、これをトランジスタに替えると、トランジスタがオンの時にダイオードと同様の電圧降下が発生する。ゆえに、放電回路27に半導体スイッチング素子を用いる場合はFETが望ましい。
また、スタータ駆動により主電源11の電圧Vbが6V程度まで低下しても、第2コイル41への電力は主電源11から供給される。従って、本実施の形態1では、第2コイル41が6V程度の電圧でも十分に第2オン端子35に切り替え続けられる仕様の第2リレーを蓄電部スイッチ29として用いている。
その後、エンジンが再起動し、スタータ駆動が停止すると、主電源11の電圧Vbは通常電圧(12V)に戻る。これにより、主電源11から負荷19に電力供給することが可能となる。従って、制御回路55は、主電源電圧検出回路47から読み込んだ電圧Vbが既定値(9V)より大きくなれば、直ちに放電回路27のFETをオフにして蓄電部31からの放電を停止するとともに、第1コイル制御スイッチ51をオンにすることにより切替スイッチ13を第1オン端子15側に切り替える。これにより、図2の状態に戻り、負荷19へは再び主電源11の電力が供給されることになる。なお、蓄電部31は負荷19に電力を供給した後なので、その電圧Vcは満充電電圧より低くなっている。従って、制御回路55は図2で説明した制御により、蓄電部31を満充電にする動作を行い、次のアイドリングストップ後のスタータ駆動による主電源11の電圧低下に備える。
このように、図2と図3の状態を繰り返すことで、アイドリングストップによる負荷19の停止を回避している。
その後、車両の使用を終了し、イグニションスイッチがオフになったとする。これにより、リレー駆動スイッチ49がオフになり、第1コイル21と第2コイル41への通電が停止する。その結果、切替スイッチ13と蓄電部スイッチ29は、それぞれ第1オフ端子23と第2オフ端子37に切り替えられる。これと同時に制御回路55への電力供給も停止するので、切替スイッチ信号SWが途絶える。その結果、第1コイル制御スイッチ51もオフになる。ゆえに、図1と同じ状態に戻る。
このような状態となることで、負荷19への電力供給が途絶えるので、負荷19は動作を停止する。また、蓄電部スイッチ29は第2オフ端子37側に切り替えられるので、蓄電部31に蓄えた電力は強制放電回路43によって放電される。
以上に説明したように、従来のダイオードによる電力損失を低減するために、単にダイオードを第1リレーや第2リレーに替えただけでは、電力損失の低減は可能であっても、主電源11の逆接時の回路保護による信頼性確保が得られない。これに対し、第2コイル41の一端に逆流防止ダイオード53を接続した構成とすることにより初めて、最も電力損失が少なく、かつ高信頼性が得られる車両用電源装置が得られる。
以上の構成、動作により、主電源11と負荷19の間に接続した切替スイッチ13と、蓄電部31を保護するために接続した蓄電部スイッチ29のいずれもが、それぞれ第1リレー、および第2リレーで構成されるので、配線経路にダイオードが存在しない。ゆえに電力損失が低減でき高効率化が図れる。さらに、第2コイル41の一端に逆流防止ダイオード53を接続したので、主電源11の逆接時に第2コイル41に電流が流れず、蓄電部31の保護が可能となり高信頼性が得られる。従って、主電源11の逆接に対する回路保護による高信頼性と、電力損失の低減による高効率化を同時に達成できる車両用電源装置を実現できる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における車両用電源装置のブロック回路図である。なお、図4において太線は電力系配線を、細線は信号系配線をそれぞれ示す。
図4において、実施の形態1と同じ構成要素には同じ番号を付して詳細な説明を省略する。すなわち、本実施の形態2の構成上の特徴は、接続点33、第1オフ端子23、および接続点33と第1オフ端子23の間の接続配線とから放電回路61を構成した点である。このような構成とすることにより、実施の形態1における放電回路27で用いたFETが不要となり、簡単な構成とすることが可能となる。
このような放電回路61とすることにより、放電回路61の制御は次のようになる。実施の形態1では、主電源11の電圧Vbが既定値(9V)以下になると、切替スイッチ13を第1オフ端子23に切り替えると同時に、放電回路27のFETをオンにして、蓄電部31と負荷19を接続している。しかし、本実施の形態2においては、接続点33と第1オフ端子23の間が接続されているので、切替スイッチ13を第1オフ端子23側に切り替えるだけで、蓄電部31と負荷19が接続されることになる。従って、制御回路55は、放電回路61の制御を切替スイッチ13の制御により同時に行うことができる。このように構成することにより、主電源11の電圧Vbが既定値(9V)以下になった時に、主電源11と負荷19の接続を断つとともに、蓄電部31と負荷19を接続することができ、実施の形態1と同じ動作が実現できる。
このような動作により、制御回路55は実施の形態1のように放電回路27を制御する必要がなくなるので、構成だけでなく動作も簡易化することが可能となる。なお、上記以外の動作は実施の形態1と同じである。
さらに、蓄電部31から負荷19までにFETを介さない構成となるので、特に負荷19が大電流を消費する場合は、FETの発熱対策等が不要となり、さらなる構成の簡易化が図れる。
ここで、本実施の形態2では実施の形態1に比べ、構成、動作ともに簡単になるが、切替スイッチ13を第1オフ端子23側に切り替えたり、あるいは第1オン端子15側に切り替えるまでの極めて短時間の間、負荷19への電力供給が一瞬途切れる。このような瞬時停電に対し、負荷19の動作が影響しない場合は、本実施の形態2の構成とすればよい。しかし、瞬時停電により負荷19の動作が停止してしまう等の影響を受ける場合は、実施の形態1の構成とする必要がある。この場合は、放電回路27が動作速度の速いFETで構成されている上に、放電回路27と切替スイッチ13の動作を独立して制御できるので、負荷19への電力供給が途切れることなく主電源11から蓄電部31へ、あるいはその逆に切り替えることができる。このように、実施の形態1と本実施の形態2については、負荷19の仕様によって、適宜いずれかの構成を選択するようにすればよい。
以上の構成、動作により、主電源11の逆接に対する回路保護による高信頼性と、電力損失の低減による高効率化を同時に達成できる上に、簡単な構成の車両用電源装置を実現できる。
なお、本実施の形態2において、実施の形態1と同様に放電回路27も設ける構成としてもよい。すなわち、実施の形態1の構成(図1)に対し、接続点33と第1オフ端子23の間を接続する配線を付加する構成とする。このような構成により、切替スイッチ13を第1オフ端子23側に切り替えたり、あるいは第1オン端子15側に切り替える際の瞬時停電が発生する期間は動作速度の速いFETで構成される放電回路27により負荷19に電力が供給される。切替スイッチ13の動作後は、接続点33と第1オフ端子23の間を接続する配線により蓄電部31から負荷19に、あるいは主電源11から負荷19に電力が供給される。これらにより、特に負荷19が大電流を消費する場合に、放電回路27のFETに大電流が流れる時間が僅かであるので、発熱対策等が不要な簡易構成となり、かつ瞬時停電の発生しない車両用電源装置を実現できる。
また、実施の形態1、2において、リレー駆動スイッチ49は逆流防止ダイオード53のカソードとグランドの間に接続されているが、これはリレー駆動スイッチ49を主電源11に直接接続するとともに、逆流防止ダイオード53のカソードと第1コイル制御スイッチ51の一端をグランドに接続する構成としてもよい。このような構成としても、第2コイル41と、逆流防止ダイオード53と、リレー駆動スイッチ49の直列回路が、主電源11とグランドの間に接続された構成は実施の形態1、2と同じである。このように、リレー駆動スイッチ49を主電源11に直接接続する構成とすることで、リレー駆動スイッチ49をイグニションスイッチと兼用することができる。従って、回路構成が簡単になる。この場合、イグニションスイッチとしては、鍵により機械的に接点がオンオフする構成のものや、プッシュスイッチ等によりリレーを電気的にオンオフする構成のものがあるが、いずれの構成であっても、実施の形態1、2と同様に主電源11から負荷19までの配線経路にダイオード等が存在しない。ゆえに、電力損失が低減でき高効率化が図れる。なお、主電源11の逆接に対する回路保護については、リレー駆動スイッチ49と兼用したイグニションスイッチがオフであれば第2コイル41に電流が流れないので、主電源11を逆接しても蓄電部31を保護できる。また、仮にイグニションスイッチがオンの状態で主電源11を逆接したとしても、逆流防止ダイオード53により第2コイル41に電流が流れないので、蓄電部31を保護できる。従って、イグニションスイッチの状態に関わらず回路保護が可能となる。
また、実施の形態1、2において、蓄電部31には蓄電素子として電気二重層キャパシタを用いたが、これは電気化学キャパシタ等の他のキャパシタや二次電池でもよい。
また、本実施の形態1、2において、アイドリングストップシステム用の車両用電源装置について述べたが、それらに限らず、電動パワーステアリングや電動過給器等のように、車両使用中に主電源11の電圧Vbが大きく低下する各種システムにおける車両用電源装置等にも適用可能である。
本発明にかかる車両用電源装置は、高信頼性と高効率化を同時に達成できるので、特に主電源の電圧低下時に蓄電部から電力を供給する車両用電源装置等として有用である。
本発明の実施の形態1における車両用電源装置のブロック回路図 本発明の実施の形態1における車両用電源装置の通常時におけるブロック回路図 本発明の実施の形態1における車両用電源装置の主電源電圧低下時におけるブロック回路図 本発明の実施の形態2における車両用電源装置のブロック回路図 従来の車両用電源装置のブロック回路図
符号の説明
11 主電源
13 切替スイッチ
19 負荷
23 第1オフ端子
25 充電回路
27、61 放電回路
29 蓄電部スイッチ
31 蓄電部
33 接続点
41 第2コイル
45 蓄電部電圧検出回路
47 主電源電圧検出回路
49 リレー駆動スイッチ
53 逆流防止ダイオード
55 制御回路

Claims (4)

  1. 主電源と、
    前記主電源に接続された第1リレーからなる切替スイッチと、
    前記切替スイッチに接続された負荷、および充電回路と、
    前記充電回路に蓄電部スイッチを介して接続された蓄電部と、
    前記充電回路と前記蓄電部スイッチの接続点、および前記切替スイッチの間に接続された放電回路と、
    前記主電源に接続された主電源電圧検出回路と、
    前記蓄電部に接続された蓄電部電圧検出回路と、
    前記切替スイッチ、充電回路、放電回路、主電源電圧検出回路、および蓄電部電圧検出回路が接続された制御回路とからなり、
    前記蓄電部スイッチは第2リレーで構成され、
    前記第2リレーに内蔵した第2コイルと、逆流防止ダイオードと、リレー駆動スイッチの直列回路が、前記主電源とグランドの間に接続された構成を有し、
    前記制御回路は、前記主電源電圧検出回路で検出した前記主電源の電圧(Vb)が既定値以下になれば、前記切替スイッチを、前記切替スイッチに内蔵した第1オフ端子に切り替えることにより、前記放電回路を介して前記蓄電部の電力を前記負荷に供給するようにした車両用電源装置。
  2. 前記接続点と前記第1オフ端子の間を接続した請求項1に記載の車両用電源装置。
  3. 前記放電回路は、前記接続点、前記第1オフ端子、および前記接続点と前記第1オフ端子の間の接続配線とからなり、
    前記制御回路は、前記放電回路の制御を前記切替スイッチの制御により行うようにした請求項1に記載の車両用電源装置。
  4. 前記逆流防止ダイオードは、前記第2コイルの両端の内、いずれか一方に直接接続されるようにした請求項1に記載の車両用電源装置。
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