JP2009168683A - 電圧レベル検出装置、方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】メカ、モータ機構等の消費電力が一定でないデバイスを用いる状況下において、バッテリの電圧レベルを正確に検出する。
【解決手段】デバイスが動作していない期間にバッテリの電圧を測定し(ステップS402〜S403)、測定した電圧がローレベルより大きかった場合に、相加平均による電圧値を算出して電圧レベルを判定し(ステップS406〜S408)、続いてバッテリからの電圧を負荷回路にかけて電圧を測定し、該測定した電圧と前記ステップS402で測定した電圧とから予測電圧を計算し(ステップS409〜S413)、計算した予測電圧に基づき、電圧レベルを判定する(ステップS414)。そして、ステップS408で判定した電圧レベル及びステップS414で判定した電圧レベルのうちの最も低いものを現在の電圧レベルと決定する(ステップS418)。
【選択図】 図4
【解決手段】デバイスが動作していない期間にバッテリの電圧を測定し(ステップS402〜S403)、測定した電圧がローレベルより大きかった場合に、相加平均による電圧値を算出して電圧レベルを判定し(ステップS406〜S408)、続いてバッテリからの電圧を負荷回路にかけて電圧を測定し、該測定した電圧と前記ステップS402で測定した電圧とから予測電圧を計算し(ステップS409〜S413)、計算した予測電圧に基づき、電圧レベルを判定する(ステップS414)。そして、ステップS408で判定した電圧レベル及びステップS414で判定した電圧レベルのうちの最も低いものを現在の電圧レベルと決定する(ステップS418)。
【選択図】 図4
Description
本発明は、例えば静止画像や動画像を撮像、記録、再生する画像処理装置において電源の電圧レベルを検出する電圧レベル検出装置、方法及びプログラム、並びに撮像装置に関する。
図10は、バッテリの電圧の変化を時系列に表現したグラフを示した図であり、縦軸が電圧、横軸が時間を示している。図10において、破線で示される1001、1002、1003は電圧レベルの判定を行うための閾値を示しており、この閾値を基にバッテリの電圧レベルが判定される。具体的には、電圧が閾値1001と1002との間であればハーフレベル、閾値1002と1003との間であればウィークレベル、閾値1003を下回ればローレベルと判断される。図10(a)において、1004、1005、1006、1007、1008は、実測した電圧の所定箇所での実測値を示しており、図10(b)において、1009、1010、1011は、実測した電圧を所定サンプリング数で相加平均した電圧の値を示している。
図10(a)においては、1005、1006、1007、1008に参照されるように電圧が閾値1002をまたいで、ハーフレベルからウィークレベルに達している。特に、1004、1005間における落ち込みは大きく、相加平均をとった図10(b)を参照しても、1010については、電圧のハーフレベルの閾値1002を下回っている。また、1011も電圧のハーフレベルの閾値1002を下回っている。しかしながら、1005、1008は大きな消費電力を持つデバイスが動作した際の電圧値であり、実際の電圧レベルは、1008以降でハーフレベルの閾値1002以上の値に戻っている。
このようにバッテリでは、動作するデバイスによって電圧が一時的に大きく変動する場合がある。バッテリの電圧レベルを正確に判定し、ユーザに正確に伝えるためには、このような電圧の一時的な変化を避け、本来のバッテリの電圧を測定し、その値を基にして決定した電圧レベルをユーザに伝えることが望ましい。
従来のデジタルカメラにおけるバッテリチェックには、例えば特許文献1に開示されているように、ある周期でバッテリ端子間の電圧を測定してその推移を観察することでバッテリの残量を推測する方法がある。また、特許文献2に開示されているように、負荷回路に一定時間印加して、負荷状態時の電圧と無負荷時の電圧との電圧差により現在のバッテリ残量を推測する方法がある。或いはこれらの両者を組み合わせて使用することも一般的である。
しかしながら、従来の技術においては、メカ、モータ機構等の消費電力が一定でないデバイスにおいて測定される電圧の推移からバッテリの残量を推測することは困難であった。また、特許文献2のように、負荷回路による電圧の状態変化を見る場合も、このようなデバイスの電力消費との排他を行わなければ、負荷試験の妥当性が保証できないという問題があった。この点については、負荷試験時には、負荷の大きなデバイスの動作を制限したり、デバイスの動作が終了してから負荷試験を行うようにしたり等の方法が実施されていた。
また、特許文献3においては、消費電力の一定でないデバイスと専用の通信線を設け、排他を行うことを提案しているが、この方法では、各デバイスと専用の通信線を設ける必要があり、構成を煩雑にせざるを得なかった。
また、特許文献3においては、消費電力の一定でないデバイスと専用の通信線を設け、排他を行うことを提案しているが、この方法では、各デバイスと専用の通信線を設ける必要があり、構成を煩雑にせざるを得なかった。
本発明は係る実情に鑑みてなされたものであり、メカ、モータ機構等の消費電力が一定でないデバイスを用いる状況下において、装置構成を煩雑なものとせず、バッテリの電圧レベルを正確に検出することが可能な電圧レベル検出装置等の提供を目的とする。
本発明の電圧レベル検出装置は、電源としてバッテリを使用するデバイスを含む機器において前記バッテリの電圧レベルを検出する電圧レベル検出装置であって、所定のデバイスが動作していない期間に前記バッテリの電圧を測定する電圧測定手段と、前記電圧測定手段が測定した電圧を所定のサンプリング数で相加平均した電圧値を計算する電圧計算手段と、前記電圧計算手段が計算した電圧値に基づき、電圧レベルを判定する第1の判定手段と、前記バッテリからの電圧を負荷回路にかけて電圧を測定し、該測定した電圧と前記電圧測定手段が測定した電圧とに基づいて予測電圧を計算する予測電圧測定手段と、前記予測電圧測定手段が計算した予測電圧に基づき、電圧レベルを判定する第2の判定手段と、前記第1の判定手段が判定した電圧レベル及び前記第2の判定手段が判定した電圧レベルのうちの低い方を現在の電圧レベルと決定する電圧レベル決定手段と、前記電圧レベル決定手段が決定した電圧レベルを通知する通知手段とを有することを特徴とする
また、本発明の撮像装置は、上記に記載の電圧レベル検出装置を有することを特徴とする。
また、本発明の電圧レベル検出方法は、電源としてバッテリを使用するデバイスを含む機器において前記バッテリの電圧レベルを検出する電圧レベル検出方法であって、所定のデバイスが動作していない期間に前記バッテリの電圧を測定する電圧測定ステップと、前記電圧測定ステップで測定した電圧を所定のサンプリング数で相加平均した電圧値を計算する電圧計算ステップと、前記電圧計算ステップで計算した電圧値に基づき、電圧レベルを判定する第1の判定ステップと、前記バッテリからの電圧を負荷回路にかけて電圧を測定し、該測定した電圧と前記電圧測定ステップで測定した電圧とに基づいて予測電圧を計算する予測電圧測定ステップと、前記予測電圧測定ステップで計算した予測電圧に基づき、電圧レベルを判定する第2の判定ステップと、前記第1の判定ステップで判定した電圧レベル及び前記第2の判定ステップで判定した電圧レベルのうちの低い方を現在の電圧レベルと決定する電圧レベル決定ステップと、前記電圧レベル決定ステップで決定した電圧レベルを通知する通知ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、電源としてバッテリを使用するデバイスを含む機器において前記バッテリの電圧レベルを検出する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、所定のデバイスが動作していない期間に前記バッテリの電圧を測定する電圧測定ステップと、前記電圧測定ステップで測定した電圧を所定のサンプリング数で相加平均した電圧値を計算する電圧計算ステップと、前記電圧計算ステップで計算した電圧値に基づき、電圧レベルを判定する第1の判定ステップと、前記バッテリからの電圧を負荷回路にかけて電圧を測定し、該測定した電圧と前記電圧測定ステップで測定した電圧とに基づいて予測電圧を計算する予測電圧測定ステップと、前記予測電圧測定ステップで計算した予測電圧に基づき、電圧レベルを判定する第2の判定ステップと、前記第1の判定ステップで判定した電圧レベル及び前記第2の判定ステップで判定した電圧レベルのうちの低い方を現在の電圧レベルと決定する電圧レベル決定ステップと、前記電圧レベル決定ステップで決定した電圧レベルを通知する通知ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
また、本発明の撮像装置は、上記に記載の電圧レベル検出装置を有することを特徴とする。
また、本発明の電圧レベル検出方法は、電源としてバッテリを使用するデバイスを含む機器において前記バッテリの電圧レベルを検出する電圧レベル検出方法であって、所定のデバイスが動作していない期間に前記バッテリの電圧を測定する電圧測定ステップと、前記電圧測定ステップで測定した電圧を所定のサンプリング数で相加平均した電圧値を計算する電圧計算ステップと、前記電圧計算ステップで計算した電圧値に基づき、電圧レベルを判定する第1の判定ステップと、前記バッテリからの電圧を負荷回路にかけて電圧を測定し、該測定した電圧と前記電圧測定ステップで測定した電圧とに基づいて予測電圧を計算する予測電圧測定ステップと、前記予測電圧測定ステップで計算した予測電圧に基づき、電圧レベルを判定する第2の判定ステップと、前記第1の判定ステップで判定した電圧レベル及び前記第2の判定ステップで判定した電圧レベルのうちの低い方を現在の電圧レベルと決定する電圧レベル決定ステップと、前記電圧レベル決定ステップで決定した電圧レベルを通知する通知ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、電源としてバッテリを使用するデバイスを含む機器において前記バッテリの電圧レベルを検出する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、所定のデバイスが動作していない期間に前記バッテリの電圧を測定する電圧測定ステップと、前記電圧測定ステップで測定した電圧を所定のサンプリング数で相加平均した電圧値を計算する電圧計算ステップと、前記電圧計算ステップで計算した電圧値に基づき、電圧レベルを判定する第1の判定ステップと、前記バッテリからの電圧を負荷回路にかけて電圧を測定し、該測定した電圧と前記電圧測定ステップで測定した電圧とに基づいて予測電圧を計算する予測電圧測定ステップと、前記予測電圧測定ステップで計算した予測電圧に基づき、電圧レベルを判定する第2の判定ステップと、前記第1の判定ステップで判定した電圧レベル及び前記第2の判定ステップで判定した電圧レベルのうちの低い方を現在の電圧レベルと決定する電圧レベル決定ステップと、前記電圧レベル決定ステップで決定した電圧レベルを通知する通知ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、例えば新たな回路やROM内に余分なデータを必要とせず簡易な装置構成において、バッテリの電圧レベルを正確に検出することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
<撮像装置100のシステム構成>
図1は、本発明に係る電圧レベル検出装置を含む撮像装置100のシステム構成を示すブロック図である。
<撮像装置100のシステム構成>
図1は、本発明に係る電圧レベル検出装置を含む撮像装置100のシステム構成を示すブロック図である。
図1において、50は撮像装置100全体を制御するシステム制御回路である。10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。
18は撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理等を行う。また、画像処理回路20は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。さらに、画像処理回路20は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16からのデータは、画像処理回路20及びメモリ制御回路22を介して、或いは直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT・LCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能である。また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には撮像装置100の電力消費を大幅に低減することができる。
30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶容量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能であり、システム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶することも可能である。
32は圧縮・伸長回路であり、適応離散コサイン変換(ADCT)、ウェーブレット変換等により画像データを圧縮伸長し、またメモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。34は暗号・復号回路であり、必要に応じて所定の暗号化処理を行い、その後暗号化したデータを記録媒体200に記録する。
31は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM、フラッシュメモリ等が用いられる。33は、システム上の日付、時刻等の実時間を計時可能なリアルタイムクロック(RTC)であり、システムのメインの電源86とは独立した電源を備え、メインの電源86が投入されていない期間でも動作を続けることができる機能を有する。
40は絞り機能を備えるシャッター12を制御する露光制御手段であり、フラッシュ404と連携することによりフラッシュ調光機能も有するものである。42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御手段、44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制御手段、46はバリアである保護手段102の動作を制御するバリア制御手段である。404はフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能を有する。上述したように露光制御手段40、測距制御手段42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う。
54は表示部であり、システム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示し、液晶表示装置、スピーカ、LCD、LED、ランプ、発音素子等の組み合わせにより構成されている。表示部54は、撮像装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置されており、その一部の機能は光学ファインダ104内に設置されている。
表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、例えば、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示等がある。また、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示等がある。また、記録媒体200の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付・時刻表示、外部コンピュータとの接続状態を示す表示等がある。
また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダ104内に表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示等、フラッシュ充電完了表示等かある。また、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、記録媒体書き込み動作表示等がある。
また、表示部54の表示内容のうち、LED等に表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示等がある。また、フラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、記録媒体書き込み動作表示、マクロ撮影設定通知表示、二次電池充電状態表示等がある。
また、表示部54の表示内容のうち、ランプ等に表示するものとしては、例えば、セルフタイマー通知ランプ等がある。このセルフタイマー通知ランプは、AF補助光と共用して用いても良い。
60、62、64、66、70及び72は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段である。これら操作手段は、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。
60は電源スイッチ(メインスイッチ)であり、撮像装置100の電源オン、電源オフの各モードを切り替え設定することができる。また、撮像装置100に接続された各種付属装置の電源オン、電源オフの設定も合わせて切り替え設定することができる。
62はシャッタースイッチSW1であり、不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作開始を指示する。64はシャッタースイッチSW2であり、不図示のシャッターボタンの操作完了でONとなり、撮影に関する一連の処理の動作開始を指示する。具体的には、まず撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データとして書き込む露光処理を指示する。次に、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理を指示し、最後にメモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200に画像データを書き込む記録処理を指示する。
70は各種ボタンや画像表示部28の画面上に設けられたタッチパネル等からなる操作部であり、消去ボタン、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン等を含む。また、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等を含む。また、画像表示ON/OFFボタン、圧縮モードスイッチ、撮影直後に撮影した画像データを画像表示部28を用いて自動再生表示するクイックレビュー機能を設定するクイックレビュースイッチ等を含む。また、撮影及び/又は再生及び/又は通信を実行する際に各種機能の選択及び切り替えを設定する選択/切り替えスイッチ、撮影及び/又は再生及び/又は通信を実行する際に各種機能の決定及び実行を設定する決定/実行スイッチ等を含む。操作部70は、具体的には例えば、表示先の切り替え、表示先に表示する表示内容の切り替え等に使用され、画像表示部28に表示されるGUIの操作にも利用する操作部としての機能も有する。また、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン等の具体的な構成としては、十字に配置された4方向ボタン(上ボタン、下ボタン、右ボタン、左ボタン)やホイール等を採用可能である。
なお、上記圧縮モードスイッチは、JPEG圧縮の圧縮率を選択するため、或いは撮像素子の信号をそのままディジタル化して記録媒体に記録するCCDRAWモードを選択するためのスイッチである。JPEG圧縮のモードは、例えばノーマルモードとファインモードが用意されている。撮像装置100の利用者は、撮影した画像のデータサイズを重視する場合はノーマルモードを、撮影した画像の画質を重視する場合はファインモードを、それぞれ選択して撮影を行うことができる。JPEG圧縮のモードにおいては、撮像素子14から読み出されてA/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32により設定した圧縮率に圧縮する。そして、必要に応じて暗号・復号回路34により所定の暗号化処理を行った後、記録媒体200等に記録を行う。また、CCDRAWモードでは、撮像素子14の色フィルタの画素配列に応じて、ライン毎にそのまま画像データを読み出して、A/D変換器16、メモリ制御回路22を介して、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出す。そして、必要に応じて暗号・復号回路34により所定の暗号化処理を行った後、記録媒体200等に記録を行う。
72はモードダイアルスイッチであり、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生モード、消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することができる。なお、本実施の形態の説明においては、特に、撮影モード、再生モード、プリントサービスモードを撮像装置100が有する構成としている。
80は電源制御手段であり、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。そして、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。120はA/D変換回路であり、電源86の電圧や、その内部に配されたサーモメータ(温度計)の値をディジタル変換し、システム制御回路50に出力する。
82、84は電源86とのコネクタ、86は電源(バッテリ電源)であり、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li−ion電池等の二次電池からなる。システム制御回路50は、コネクタ82、84、及びA/D変換回路120を介して電源86の電圧や、内部のサーモメータの値等を取得することが可能である。また、電源86がディジタル通信回路を持ち、A/D変換回路120を通さずに直接システム制御回路50と通信可能な構成としても問題はない。また、A/D変換回路120にはプログラム可能なコンパレータ機能があり、予めシステム制御回路50より設定された閾値より電源86の電圧が下がった場合には、割り込み信号をシステム制御回路50に対して発生するようになっている。
90はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインタフェースであるメディアコントローラ、92はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタである。
102は撮像装置100のレンズ10を含む撮像部を覆うことにより、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである保護手段である。104は光学ファインダであり、画像表示部28による電子ファインダ機能を使用すること無しに、光学ファインダ104のみを用いて撮影を行うことが可能とする。なお、光学ファインダ104内には、上述したように表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示等が設置されている。
110は通信手段でありBluetooth等の無線通信機能、TDMA(Time Division Multiple Access)方式やCDMA(Code Division Multiple Access)方式等の携帯電話通信機能を有する。或いは、携帯電話通信機能としては、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式、PHS(Personal Handy phone System)方式等であってもよい。また、通信手段110は、RS232CやUSB(Universal Serial Bus)、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394等の各種通信機能も有する。或いは、このような通信機能として更に、P1284、SCSI(Small Computer System Interface)、モデム、LAN(Local Area Network)等の有線通信を有する構成としてもよい。更には、IrDA(Infrared Data Association)等の赤外線通信、光通信等を更に有する構成としてもよい。112はコネクタであり、通信ケーブルを介して撮像装置100を外部機器と接続する。
記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部(メディア)202、撮像装置100とのインタフェース204、及び撮像装置100と接続を行うコネクタ206を備えている。なお、記録媒体200は、本実施の形態では撮像装置100に格納される構成としており、記録媒体200は、撮像装置100の筐体に設けられた開閉可能な蓋から、不図示の記録媒体スロットに格納される。
301はオーディオコントローラであり、システム制御回路50の指示に応じて、メモリ30内や、不揮発メモリ31内の音声データを、音声信号に変換する。その際に、オーディオコントローラ301は、音声のデータがエンコードされたデータや圧縮されたデータである場合、エンコード方式に合わせてデコード、伸張を行い、D/A変換して音声信号に変換する。また、変換されたアナログ音声信号は、システム制御回路50の指示に応じてアンプ303により任意の音量に変更されスピーカ304より出力される。
<撮像装置100の動作説明>
次に、本発明の実施の形態に係る撮像装置100の動作を説明する。図2は、撮像装置100の処理フローを説明するフローチャートである。図3は、撮像装置100の動作モードと、その動作モード時における各電圧レベル(バッテリレベル)の検出方法との対応をマトリクスに表現した表を示す図である。ここで、まず図3について説明する。
次に、本発明の実施の形態に係る撮像装置100の動作を説明する。図2は、撮像装置100の処理フローを説明するフローチャートである。図3は、撮像装置100の動作モードと、その動作モード時における各電圧レベル(バッテリレベル)の検出方法との対応をマトリクスに表現した表を示す図である。ここで、まず図3について説明する。
図3においては、行301、302、303、304、305の順でバッテリの電圧値が低いことを示しており、列300にはバッテリレベルの概念上の名称(ノーマル、ハーフ、ウィーク、ロー、エマージェンシー)が順に示されている。また、列306に示された数字は実際にシステム制御回路50上でバッテリレベルを扱う場合に用いる数値を示している。また、列310、311、312、313で示しているのは、各動作モード及びその動作モード時における各バッテリレベルでのバッテリレベルの検出方法である。バッテリレベルの検出方法として具体的には、相加平均処理により計算した電圧値に基づく検出方法と、ハードウェア検出処理により測定した電圧に基づく検出方法とがあるが、これらについては図4〜7において説明するものとする。以下、図3も参照しつつ図2に示す処理フローを説明する。
まずステップS201において、システム制御回路50は、以降の処理に必要な初期設定を行う。この初期設定処理では、各バッテリレベルの検出方法を指定する。ここでは、検出方法として、図3の列310に示す検出方法が初期設定として設定される。そして、以降、動作モード、バッテリレベルが変更されるまでは、ハーフ、ウィークのバッテリレベルでは、相加平均により検出を行い、ロー、エマージェンシーのバッテリレベルでは、ハードウェア検出によって検出を行うようにする。この検出方法の設定は、メモリ30の任意のアドレスに記録されている。
次に、ステップS202において、システム制御回路50は、操作部70の状態により、撮像装置100が撮影、再生、印刷モードのうちのどのモード(動作状態)が設定されているかを判定する。そして、撮像装置100が撮影モードであると判定した場合はステップS203に、再生モードであると判定した場合はステップS211に、印刷モードであると判定した場合にはステップS212に進むように判定結果(認識結果)に応じて分岐する。なお、ステップS202の処理は、本発明でいう動作状態認識手段の一処理例に対応する。
ステップS202で撮影モードと判定した場合のステップS203においては、システム制御回路50は、操作部70によりズーム操作が行われているか否かを判定する。ズーム操作が行われていると判定した場合はステップS208に進み、ズーム動作前の負荷試験処理を行う。ステップS208の負荷試験処理の詳細は図4を用いて後述する。
次に、負荷試験処理後のステップS209において、システム制御回路50は、ステップS208の負荷試験処理でメモリに記憶された負荷試験処理の結果をチェックする。結果が成功(OK)である場合はステップS210に進み、ズーム制御手段44を通じてズーム駆動モータを制御し、ズーム駆動処理を行う。なお、本実施の形態ではズーム操作によるズーム動作のみについて言及しているが、ストロボチャージ処理、フォーカスレンズ駆動処理等、電源86に負荷がかかると予想される処理を実施する場合には、同様に負荷試験処理を実施するようにしてもよい。そして、その結果で該当処理実施の有無を決定してもよい。また、ステップS208でメモリに記憶された負荷試験処理の結果が失敗(NG)である場合は、ステップS215に進み、システム制御回路50は、電池レベル通知処理(バッテリレベル通知処理)を行う。続いて、ステップS216において、システム制御回路50は、終了処理を行い、撮像装置100のシステムを終了する。
一方、ステップS203でズーム操作以外の操作であった場合のステップS204においては、システム制御回路50は、シャッタースイッチSW2(64)による撮影開始の処理が指定されているか否かを判定する。撮影開始の処理が指定されていると判定した場合は、ステップS205に進み、撮影前の負荷試験処理を行う。ステップS205の負荷試験処理の詳細は図4を用いて後述する。
次に、負荷試験処理後のステップS206において、システム制御回路50は、ステップS205の負荷試験処理でメモリに記憶された負荷試験処理の結果をチェックする。結果が成功(OK)である場合はステップS207に進み、露光制御手段40、画像処理回路20等を制御して撮影処理を行う。なお、本発明は、撮影処理の実現方法によらないので、撮影処理の詳細な説明は省く。また、ステップS206でメモリに記憶された負荷試験処理の結果が失敗(NG)である場合は、ステップS215に進み、電池レベル通知処理を行い、続いて、ステップS216で終了処理を行い、撮像装置100のシステムを終了する。
また、ステップS202で再生モードであると判定した場合のステップS211においては、システム制御回路50は、再生処理を行う。ステップS211の再生処理の詳細は図5を用いて後述する。
またステップS202で印刷モードと判定した場合のステップS212においては、システム制御回路50は、印刷処理(S213)前に、ウィークレベルでの相加平均による検出からハードウェア検出の割り込みによる検出方法に変更する(図3を参照のこと)。これは、電圧レベルのウィークレベルへの低下をより早期に検出するためである。次に、ステップS213において、システム制御回路50は印刷処理を行う。ステップS213の印刷処理の詳細は図7を用いて後述する。次に、印刷処理を終了した後、ステップS214において、システム制御回路50は、ウィークレベルの検出方法をハードウェアの割り込みによる検出から、相加平均の計算結果による方法に戻す。
<負荷試験処理>
図4は、図2におけるステップS205、S208の負荷試験処理を説明するフローチャートである。以下、負荷試験処理の詳細を説明する。
図4は、図2におけるステップS205、S208の負荷試験処理を説明するフローチャートである。以下、負荷試験処理の詳細を説明する。
ステップS401において、システム制御回路50は、負荷試験の開始時に、消費電力が大きいモータ、大容量コンデンサといったデバイス(本発明でいう、所定のデバイスに対応)への通電等の動作が終了しているかどうか確認する。それらの動作が終了してれば、ステップS402において、システム制御回路50は、無負荷時の電圧のサンプリングを行う。電圧のサンプリングは、電源制御手段80内のA/D変換回路120経由で電源86の電圧を読み出し(直接測定し)、メモリ30にその値を記憶することで行う。ここで、S402においては、リングバッファ等を利用して過去数回分のサンプリングした電圧値をメモリ30に記憶するようにしている。
次に、ステップS403において、システム制御回路50は、電源86に組み込まれたサーモメータの値をA/D変換回路120経由で読み取り、バッテリ温度としてメモリ30に記憶する。
次に、ステップS404において、システム制御回路50は、現在のバッテリレベル(バッテリレベルA)を取得し、このバッテリレベルをメモリ30に記憶する。ここで記憶するバッテリレベルは、図3に示した行301、302、303、304、305のうちのいずれかのレベルである。なお、ステップS404の処理は、本発明でいう、電圧レベル認識手段の一処理例に対応する。
次に、ステップS405において、システム制御回路50は、ステップS404で取得したバッテリレベルがローレベル以下であるか否かを判定する。ローレベル以下と判定した場合は、ステップS409進み、ローレベルよりも大きい場合は、ステップS406に進み、ステップS406〜S408において相加平均処理を行う。なお、本実施の形態においては、ステップS404で取得したバッテリレベルAがローレベル以下(所定の電圧レベル以下)であった場合には、後述図8を用いて説明するコンパレータ処理により割り込み処理がなされる。これは、バッテリ電圧が落ちた後に再びバッテリ電圧が上がったとしても、ローレベル以下の場合はバッテリ電圧落ちた時点で電力不足となりシステムへの電力供給を停止することになる。そこで、ローレベル以下の場合は、電圧が所定値よりも小さくなるとすぐにシステムが停止するので、相加平均をとる必要はない。そのため、相加平均処理は実行しない。
ステップS406においては、システム制御回路50は、ステップS402でサンプリングし、メモリ30に記憶している電圧データを順次取り出し、過去10サンプルから最大値、最小値を取り除く。次に、ステップS407において、システム制御回路50は、残りの8サンプルを用いて相加平均を計算する。次に、ステップS408において、システム制御回路50は、ステップS407で計算した相加平均の結果と、ステップS403でサンプリングしたバッテリ温度とから、図7の表に基づきからバッテリレベル(バッテリレベルC)を決定し、メモリ30に記憶する。なお、以上の処理におけるステップS401〜S403の処理は、本発明でいう電圧測定手段の一処理例に対応し、ステップS406〜S407の処理は本発明でいう電圧計算測定手段の一処理例に対応する。更にステップS408の処理は、本発明でいう第1の判定手段の一処理例に対応する。
ここで、図7について説明する。図7は、バッテリ電圧及び温度とバッテリレベルとの相関をマトリクスに表現した表を示す図であり、バッテリレベルを判断する際に用いるものである。図7に示す表においては、ステップS407で計算した相加平均の結果と、ステップS403でサンプリングしたバッテリ温度とから、バッテリレベルを決定できるようになっている。具体的には、相加平均の結果及びバッテリ温度に基づき、図7に示す701〜704に示すハーフ、ウィーク、ロー及びエマージャンシーのうちのいずれかのバッテリレベルを決定することができるようになっている。
なお、本実施の形態では、過去の10サンプルから最大値、最小値を省き、残りの8サンプルを利用して電圧値の相加平均の値を求めている。1つのバッテリ電圧のサンプルでバッテリ残量を決定するのではなく、変動しているバッテリ電圧から複数のサンプルをとって相加平均を算出するため、より正確なバッテリ残量を検出することが出来る。また、回路構成等の影響により、負荷試験処理の無負荷時に電圧を測定するときにバッテリ電圧の計測値が予期せず一時的に大きく降下することがある。本実施形態では、最大値、最小値を除いているので、このような一時的におこる大きな降下または上昇に影響されずに、バッテリ残量を検出することができる。回路の構成よって、バッテリの計測値が一時的に大きく下降しやすい場合は、最小の値から2つ目までの値を省くようにしてもよい。また、メモリ30の容量が十分に大きい場合は、サンプル数を増やして相加平均の値を計算することも有効である。
次に、ステップS409において、システム制御回路50は、撮像装置100の内部に備える不図示の負荷回路を開き、負荷回路に電圧をかける。続いて、ステップS410において、システム制御回路50は、電圧が安定するまでの所定時間を待ち、電圧が安定した場合は、ステップS411に進み、そのときの電圧値をサンプリングする。電圧値のサンプリング後は、ステップS412において、システム制御回路50は、負荷回路を遮断する。
次に、ステップS413において、システム制御回路50は、実際の回路の負荷電圧の予測電圧値を計算する。この計算は、ステップS402でサンプリングした無負荷時の電圧値と、ステップS411でサンプリングした負荷有り時の電圧値を利用して行う。予測電圧値の推定を行うための計算式の一例を挙げると、以下式(1)のようなものがある。
予測電圧値=無負荷時の電圧値−(無負荷時の電圧値−負荷有り時の電圧値)×係数・・・(1)
上記式(1)において、係数は、動作モードでの消費電流に応じて予め決められた値として、ROM内に格納されるものである。ただし、本発明は、この式(1)や、この種の計算方法には依存しないため、パラメータとしてステップS403でサンプリングしたバッテリの温度を利用して係数を決定するような方法を利用しても問題ない。また、無負荷時の電圧値は、S407で相加平均により算出した電圧値を用いても良い。相加平均の電圧値を用いることでさらに予測精度が高まる。
次に、ステップS414において、システム制御回路50は、ステップS413で計算した電圧値と、ステップS403でサンプリングしたバッテリ温度を用いて、図7に示した表に基づき、バッテリレベル(バッテリレベルB)を決定し、メモリ30に記憶する。なお、以上の処理において、ステップS409〜S413の処理は、本発明でいう予測電圧測定手段の一処理例に対応する。また、ステップS414の処理は、本発明でいう第2の判定手段の一処理例に対応する。
次に、ステップS415において、システム制御回路50は、ステップS414で決定したバッテリレベルBがローレベル以下であるか否かを判定する。そして、ローレベル以下であればステップS417において負荷試験を失敗(NG)とし、その結果をメモリ30に保存する。また、ローレベルよりも大きければステップS416において負荷試験結果を成功(OK)とし、その結果をメモリ30に保存する。ステップS416、S417の処理後は、システム制御回路50はステップS418に進む。
ステップS418においては、システム制御回路50は、ステップS404で取得した現在のバッテリレベルAと、ステップS408で決定したバッテリレベルC及び/又はステップS414で決定したバッテリレベルBとの比較を行う。そして、A、B、Cの中で最も低いバッテリレベルが、現在のバッテリレベルAでない場合は、ステップS419又はS420において、現在のバッテリレベルを最も低いバッテリレベル(B又はC)に変更する。ステップS419、S420の処理後は、ステップS421において、システム制御回路50は、新しいバッテリレベルをユーザに通知する処理を行い、図2のステップS209に進む。また、ステップS418においてバッテリレベルAが最も低かった場合は、特に通知処理等せずに処理を終了し、図2のステップS209に戻る。なお、ステップS418の処理は、本発明でいう電圧レベル決定手段の一処理例に対応する。
<再生処理>
次に図5は、図2におけるステップS211の再生処理を説明するフローチャートである。以下、再生処理の詳細を説明する。
次に図5は、図2におけるステップS211の再生処理を説明するフローチャートである。以下、再生処理の詳細を説明する。
ステップS501において、システム制御回路50は、再生処理に必要な初期化処理を行う。再生処理においては、大きく負荷が変動するようなデバイスの電源の入り切りが発生しないため、撮像モードと異なり負荷試験を恒常的に行わない。そのため、タイマを設定し定期的に電源86の電圧値をサンプリングする。初期化処理においては、ここで使用するタイマの初期化処理も行う。
次に、ステップS502において、システム制御回路50は、タイマが満了しているどうかを確認し、タイマが満了していない場合は、ステップS514に進み、通常の画像再生処理を行い、タイマが満了している場合はステップS503に進む。
ステップS503において、システム制御回路50は、現在のバッテリレベル(バッテリレベルA)を取得し、メモリ30に記憶する。続いて、ステップS504において、システム制御回路50は、ステップS503で取得したバッテリレベルがローレベル以下であるかどうかを判断する。ローレベル以下である場合は、ステップS513に進み、そうでない場合はステップS505に進む。なお、ステップS513においては、システム制御回路50は、操作部70の状態により再生モードが終了であるか否かを判定し、終了と判定した場合は処理を終了し、そうでない場合はステップS502からの処理を繰り返す。
ステップS505において、システム制御回路50は、電圧のサンプリングを行い、上記ステップS402と同様に、リングバッファ等を利用して過去数回分のサンプリングした電圧値をメモリ30に記憶する。また、ステップS506において、システム制御回路50は、電源86に組み込まれたサーモメータの値をA/D変換回路120経由で読み取り、バッテリ温度としてメモリ30に記憶する。
次に、ステップS507において、システム制御回路50は、ステップS505でサンプリングし、メモリ30に記憶している電圧データを順次取り出し、過去10サンプルから最大値、最小値を取り除く。次に、ステップS508において、システム制御回路50は、残りの8サンプルを用いて相加平均を計算する。次に、ステップS509において、システム制御回路50は、ステップS508で計算した相加平均の結果と、ステップS506でサンプリングしたバッテリ温度と、図7に示した表とからバッテリレベル(バッテリレベルB)を決定し、メモリ30に記憶する。
なお、本実施の形態では、過去の10サンプルから最大値、最小値を省き、残りの8サンプルを利用して電圧値の相加平均の値を求めているが、回路の構成よっては、最小の値から2つ目までの値を省くようにしてもよい。また、メモリ30の容量が十分に大きい場合は、サンプル数を増やして相加平均の値を計算することも有効である。
次に、ステップS510において、システム制御回路50は、ステップS503で取得した現在のバッテリレベルAと、ステップS509で決定したバッテリレベルBとの比較を行う。バッテリレベルBがバッテリレベルAより小さい場合には、ステップS511において、システム制御回路50は、バッテリレベルBを現在のバッテリレベルとし、次に、ステップS512において、新しいバッテリレベルをユーザに通知する処理を行う。その後、ステップS513において、システム制御回路50は、操作部70の状態により再生モードが終了であると判断された場合には、本処理を終了し、そうでない場合は、ステップS502に戻って本処理を継続する。また、ステップS510でババッテリレベルBがバッテリレベルA以上の場合は、通知処理等をせずにステップS513に進む。
<印刷処理>
次に図6は、図2におけるステップS213の印刷処理を説明するフローチャートである。以下、印刷処理の詳細を説明する。
次に図6は、図2におけるステップS213の印刷処理を説明するフローチャートである。以下、印刷処理の詳細を説明する。
ステップS601において、システム制御回路50は、印刷処理に必要な初期化処理を行う。印刷処理においては、大きく負荷が変動するようなデバイスの電源の入り切りが発生しないため、負荷試験を恒常的に行わない。そのため、タイマを設定し定期的に電源86の電圧値をサンプリングする。初期化処理においては、ここで使用するタイマの初期化処理も行う。
次に、ステップS602において、システム制御回路50は、タイマが満了しているどうかを確認し、タイマが満了していない場合は、ステップS614に進み、印刷制御を行い、タイマが満了している場合はステップS603に進む。ステップS614の印刷制御では、印刷対象画像をユーザに選択させるための処理、印刷条件の設定のための処理、印刷対象画像を通信手段110を介して外部のプリンタに送信するための処理等が実行される。即ち、プリンタにおいて撮像装置100の画像を印刷させるための処理が実行される。
ステップS603において、システム制御回路50は、現在のバッテリレベル(バッテリレベルA)を取得し、メモリ30に記憶する。続いて、ステップS604において、システム制御回路50は、ステップS603で取得したバッテリレベルがウィークレベル以下であるかどうかを判断する。ウィークレベル以下である場合は、ステップS613に進み、そうでない場合はステップS605に進む。なお、ステップS613においては、システム制御回路50は、操作部70の状態により印刷モードが終了であるか否かを判定し、終了と判定した場合は処理を終了し、そうでない場合はステップS602からの処理を繰り返す。
ステップS605において、システム制御回路50は、電圧のサンプリングを行い、上記ステップS402と同様に、リングバッファ等を利用して過去数回分のサンプリングした電圧値をメモリ30に記憶する。また、ステップ606において、システム制御回路50は、電源86に組み込まれたサーモメータの値をA/D変換回路120経由で読み取り、バッテリ温度としてメモリ30に記憶する。
次に、ステップS607において、システム制御回路50は、ステップS505でサンプリングし、メモリ30に記憶している電圧データを順次取り出し、過去10サンプルから最大値、最小値を取り除く。次に、ステップS608において、システム制御回路50は、残りの8サンプルを用いて相加平均を計算する。次に、ステップS609において、システム制御回路50は、ステップS608で計算した相加平均の結果と、ステップS606でサンプリングしたバッテリ温度と、図7に示した表とからバッテリレベル(バッテリレベルB)を決定し、メモリ30に記憶する。
なお、本実施の形態では、過去の10サンプルから最大値、最小値を省き、残りの8サンプルを利用して電圧値の相加平均の値を求めているが、回路の構成よっては、最小の値から2つ目までの値を省くようにしてもよい。また、メモリ30の容量が十分に大きい場合は、サンプル数を増やして相加平均の値を計算することも有効である。
次に、ステップS610において、システム制御回路50は、ステップ603で取得した現在のバッテリレベルAと、ステップS609で決定したバッテリレベルBとの比較を行う。バッテリレベルBがバッテリレベルAより低い場合には、ステップ611において、システム制御回路50は、バッテリレベルBを現在のバッテリレベルとし、次に、ステップS612において、新しいバッテリレベルをユーザに通知する処理を行う。その後、ステップS613において、システム制御回路50は、操作部70の状態により印刷処理モードが終了であると判断された場合には、本処理を終了し、そうでない場合は、ステップS602に戻って本処理を継続する。また、ステップS610でバッテリレベルAの方が低い場合は、通知処理等をせずにステップS613に進む。
<ハードウェア検出処理>
次に、図8、図9を用いてハードウェア検出処理の詳細を説明する。図8は、A/D変換回路120におけるコンパレータ機能を利用したハードウェア検出処理(コンパレータ処理)の動作を説明するフローチャートである。
次に、図8、図9を用いてハードウェア検出処理の詳細を説明する。図8は、A/D変換回路120におけるコンパレータ機能を利用したハードウェア検出処理(コンパレータ処理)の動作を説明するフローチャートである。
ステップS801において、A/D変換回路120は、システム制御回路50から指定された検出電圧及び電圧のサンプリング間隔を、自身が内部に有するレジスタ回路に設定する。次に、ステップS802において、A/D変換回路120は、ステップS801でレジスタ回路に記憶した指定時間が経過したかどうかを判定し、時間が経過していれば、ステップS803に進み、経過していない場合には、一定時間の経過を待つ。
次に、ステップS803において、A/D変換回路120は、電圧のサンプリングを行い、所定のレジスタ回路に記憶する。続いて、ステップS804において、A/D変換回路120は、ステップS801において指定された検出電圧とステップS803でサンプリングした電圧とを比較する。サンプリングした電圧が指定された検出電圧より低い場合には、ステップS805に進み、高い場合には、ステップS802に進み、再度サンプリングのタイミングを待つ。ステップS805においては、A/D変換回路120は、システム制御回路50に対して、割り込みを発行して所定の電圧より低下していることを通知する。なお、指定された検出電圧とは、本実施の形態では、例えばローレベル、ウィークレベル以下と判断される電圧の値をいう。
次に、図9は、システム制御回路50が、A/D変換回路120を含む外部の割り込み発生装置からの割り込みを受け付けた際の処理(割り込み検出処理)を説明するフローチャートである。
割り込みが入った場合、ステップ901において、システム制御回路50は、割り込みの要因を特定する。割り込みの特定は、割り込みの要因と、IDの相関を示すテーブルを参照して決定する。割り込みの特定には、特定のアドレスに書き込まれた割り込みのIDの値を参照して特定する方法等があるが、本発明においてはいずれの方法を利用しても問題ない。
次に、ステップS902において、システム制御回路50は、割り込み要因がA/D変換回路120のコンパレータによるものであるか否かを判定し、A/D変換回路120によるものと判定した場合には、ステップS903に進む。また、そうでないと判定した場合には、ステップS906に進み、その割り込みIDに適した割り込みハンドリング処理を行い、処理を終了する。
一方、ステップS903において、システム制御回路50は、A/D変換回路120内のレジスタ回路を参照し、どのバッテリレベルによる割り込みが発生したのか確認し、バッテリレベルを決定する。次に、ステップS904において、システム制御回路50は、発生したバッテリレベル以上の電圧レベルで、以降割り込みが発生しないようにコンパレータの閾値を変更する。そして、ステップS905において、システム制御回路50は、新規のバッテリレベルをユーザに通知するための処理を行い、本処理を終了する。
以上、本実施の形態では、ズーム動作等の電源86に大きな負荷がかかる処理の前に、電源86の電圧レベルをチェックし、チェックの際は、相加平均及び負荷試験処理で測定した電圧に基づき電圧レベルを判定するようにした。そして、相加平均及び負荷試験処理で測定した電圧に基づき電圧レベルを判定する場合に、現在の電圧レベル、相加平均による電圧レベル及び負荷試験処理による電圧レベルのうちの最も低い電圧レベルを現在の電圧レベルとするようにした。これにより、一定の信頼性をもって電源86の電圧レベルを正確に検出することが可能となる。
即ち、直接電源86の電圧を測定した場合に不安定な値を電圧レベルの基準として検出することを回避でき、更には2つの方法をもって電圧レベルを判定することで信頼性を向上させている。
このような相加平均及び負荷試験処理は、既存の回路を利用することで処理を実現することができ、デバイスとの排他を行うための専用の通信線等を設けることを要しないため、装置構成を煩雑にすることもない。更に、本実施の形態では、電圧レベルを判定する際、相加平均処理により測定した電圧値に基づく電圧レベルの判定基準と、負荷試験処理において測定した電圧値に基づく電圧レベルの判定基準を同一のものとしている(即ち、図7に示す表を基準とする)。これにより、記憶するデータ量を少なく抑えることができるため、ROM等の容量も削減できる。
また、本実施の形態では、電源86の電圧レベル或いはデバイス(撮像装置100の動作状況)に応じて、電圧レベルの検出方法及び判定方法を変更するようにすることで、状況に応じた適切な電圧レベルのチェックを可能としている。具体的には、ローレベル以下の場合は相加平均の算出は行わずに、負荷試験とハードウェア検出を行っている。また、印刷モードにおいては、ウィークレベル以下の場合にハードウェア検出をするようにすることで、早期に電圧の低下を通知する必要がある場合に、ユーザに速やかに電圧レベルの低下を通知し、注意を促すことが可能となるようにしている。
なお、本発明を実現するために、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード(コンピュータプログラム)を記録した記憶媒体を用いても良い。この場合には記憶媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって本発明の目的が達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行う場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれてもよい。この場合には、書き込まれたプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行ってもよい。
14 撮像素子
28 画像表示部
40 露光制御手段
42 測距制御手段
44 ズーム制御手段
50 システム制御回路
54 表示部
80 電源制御手段
86 電源
100 撮像装置
110 通信手段
120 A/D変換回路
28 画像表示部
40 露光制御手段
42 測距制御手段
44 ズーム制御手段
50 システム制御回路
54 表示部
80 電源制御手段
86 電源
100 撮像装置
110 通信手段
120 A/D変換回路
Claims (8)
- 電源としてバッテリを使用するデバイスを含む機器において前記バッテリの電圧レベルを検出する電圧レベル検出装置であって、
所定のデバイスが動作していない期間に前記バッテリの電圧を測定する電圧測定手段と、
前記電圧測定手段が測定した電圧を所定のサンプリング数で相加平均した電圧値を計算する電圧計算手段と、
前記電圧計算手段が計算した電圧値に基づき、電圧レベルを判定する第1の判定手段と、
前記バッテリからの電圧を負荷回路にかけて電圧を測定し、該測定した電圧と前記電圧測定手段が測定した電圧とに基づいて予測電圧を計算する予測電圧測定手段と、
前記予測電圧測定手段が計算した予測電圧に基づき、電圧レベルを判定する第2の判定手段と、
前記第1の判定手段が判定した電圧レベル及び前記第2の判定手段が判定した電圧レベルのうちの低い方を現在の電圧レベルと決定する電圧レベル決定手段と、
前記電圧レベル決定手段が決定した電圧レベルを通知する通知手段とを有することを特徴とする電圧レベル検出装置。 - 現在の電圧レベルを認識する電圧レベル認識手段を更に有し、
前記電圧計算手段は、前記認識手段の認識した現在の電圧レベルが所定の電圧レベルよりも大きい場合に、電圧を所定のサンプリング数で相加平均した電圧値を計算することを特徴とする請求項1に記載の電圧レベル検出装置。 - 前記認識手段の認識した現在の電圧レベルが所定の電圧レベル以下である場合、前記電圧レベル決定手段は、認識した現在の電圧レベル及び前記第2の判定手段が判定した電圧レベルのうちの低い方を現在の電圧レベルと決定することを特徴とする請求項2に記載の電圧レベル検出装置。
- 前記機器の動作状態を認識する動作状態認識手段と、
前記動作状態認識手段の認識結果に応じて、前記電圧測定手段、前記電圧計算手段及び前記予測電圧測定手段による電圧の測定方法並びに前記第1の判定手段、前記第2の判定手段及び前記電圧レベル決定手段による電圧レベルの決定方法を変更する変更手段とを更に有することを特徴とする請求項1に記載の電圧レベル検出装置。 - 前記第1の判定手段及び前記第2の判定手段の電圧レベルの判定基準が同一であることを特徴とする請求項1に記載の電圧レベル検出装置。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の電圧レベル検出装置を有することを特徴とする撮像装置。
- 電源としてバッテリを使用するデバイスを含む機器において前記バッテリの電圧レベルを検出する電圧レベル検出方法であって、
所定のデバイスが動作していない期間に前記バッテリの電圧を測定する電圧測定ステップと、
前記電圧測定ステップで測定した電圧を所定のサンプリング数で相加平均した電圧値を計算する電圧計算ステップと、
前記電圧計算ステップで計算した電圧値に基づき、電圧レベルを判定する第1の判定ステップと、
前記バッテリからの電圧を負荷回路にかけて電圧を測定し、該測定した電圧と前記電圧測定ステップで測定した電圧とに基づいて予測電圧を計算する予測電圧測定ステップと、
前記予測電圧測定ステップで計算した予測電圧に基づき、電圧レベルを判定する第2の判定ステップと、
前記第1の判定ステップで判定した電圧レベル及び前記第2の判定ステップで判定した電圧レベルのうちの低い方を現在の電圧レベルと決定する電圧レベル決定ステップと、
前記電圧レベル決定ステップで決定した電圧レベルを通知する通知ステップとを有することを特徴とする電圧レベル検出方法。 - 電源としてバッテリを使用するデバイスを含む機器において前記バッテリの電圧レベルを検出する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
所定のデバイスが動作していない期間に前記バッテリの電圧を測定する電圧測定ステップと、
前記電圧測定ステップで測定した電圧を所定のサンプリング数で相加平均した電圧値を計算する電圧計算ステップと、
前記電圧計算ステップで計算した電圧値に基づき、電圧レベルを判定する第1の判定ステップと、
前記バッテリからの電圧を負荷回路にかけて電圧を測定し、該測定した電圧と前記電圧測定ステップで測定した電圧とに基づいて予測電圧を計算する予測電圧測定ステップと、
前記予測電圧測定ステップで計算した予測電圧に基づき、電圧レベルを判定する第2の判定ステップと、
前記第1の判定ステップで判定した電圧レベル及び前記第2の判定ステップで判定した電圧レベルのうちの低い方を現在の電圧レベルと決定する電圧レベル決定ステップと、
前記電圧レベル決定ステップで決定した電圧レベルを通知する通知ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008008400A JP2009168683A (ja) | 2008-01-17 | 2008-01-17 | 電圧レベル検出装置、方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008008400A JP2009168683A (ja) | 2008-01-17 | 2008-01-17 | 電圧レベル検出装置、方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009168683A true JP2009168683A (ja) | 2009-07-30 |
Family
ID=40970013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008008400A Pending JP2009168683A (ja) | 2008-01-17 | 2008-01-17 | 電圧レベル検出装置、方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009168683A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012048040A (ja) * | 2010-08-27 | 2012-03-08 | Nikon Corp | カメラ、アクセサリ及びカメラシステム |
WO2017188018A1 (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 固体撮像素子および固体撮像素子の動作方法、撮像装置、および電子機器 |
-
2008
- 2008-01-17 JP JP2008008400A patent/JP2009168683A/ja active Pending
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JP2012048040A (ja) * | 2010-08-27 | 2012-03-08 | Nikon Corp | カメラ、アクセサリ及びカメラシステム |
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US10694125B2 (en) | 2016-04-28 | 2020-06-23 | Sony Semiconductor Solutions Corporation | Solid-state imaging element, method of operating solid-state imaging element, imaging apparatus, and electronic device |
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