JP2009130108A - 基板処理装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】処理ガスの種類の切替え時間を短縮する。
【解決手段】基板処理装置100は、基板200を処理する処理室201と、処理室201内に設けられる基板200と対向して設けられ多数のガス供給孔240から処理ガスを供給するためのガス供給部236a,236bと、ガス供給部236a,236b内に処理ガスを導入するガス導入口234,235と、処理室201に連通する排気口230と、ガス供給部236a,236bに連通する排気口305と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】基板処理装置100は、基板200を処理する処理室201と、処理室201内に設けられる基板200と対向して設けられ多数のガス供給孔240から処理ガスを供給するためのガス供給部236a,236bと、ガス供給部236a,236b内に処理ガスを導入するガス導入口234,235と、処理室201に連通する排気口230と、ガス供給部236a,236bに連通する排気口305と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は基板処理装置及び半導体装置の製造方法に関し、特に基板と対向配置されたガス供給部から基板に処理ガスを供給して基板を処理する基板処理装置と、その基板処理により半導体装置を製造する半導体装置の製造方法とに関する。
この種の基板処理装置においては、主に、ガス供給部に基板の表面に沿う複数のガス供給孔が設けられているとともに処理室に排気口が設けられており、それらガス供給孔から処理ガスを基板に向けて供給しながら排気口からその処理ガスを排気し、基板の表面全体にわたって均一に処理している(特許文献1参照)。この場合、単一の処理ガスを供給し続けるのみならず、異なる種類の処理ガスを交互に切り替えながら供給するときもある。
特開2005−142355号公報
処理ガスの種類を切り替えるときは、切替前の処理ガスを一旦不活性ガス等でパージし、その後にそれとは異なる他の処理ガスを使用することになるが、ガス供給部に設けられたガス供給孔の孔径や個数、深さ等に起因して、処理室内やガス供給部内に残留するガスを効率的にパージすることが難しく、処理ガスの種類を切り替えるのに時間がかかるという不都合がある。
従って、本発明の主な目的は、処理ガスの種類の切替え時間を短縮することができる基板処理装置及び半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明の一の態様によれば、
基板を処理する処理室と、
前記処理室内に設けられる基板と対向して設けられ複数のガス供給孔から処理ガスを供給するためのガス供給部と、
前記ガス供給部内に前記処理ガスを導入するガス導入口と、
前記処理室に連通する第1の排気口と、
前記ガス供給部に連通する第2の排気口と、
を備える基板処理装置が提供される。
基板を処理する処理室と、
前記処理室内に設けられる基板と対向して設けられ複数のガス供給孔から処理ガスを供給するためのガス供給部と、
前記ガス供給部内に前記処理ガスを導入するガス導入口と、
前記処理室に連通する第1の排気口と、
前記ガス供給部に連通する第2の排気口と、
を備える基板処理装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、
基板を処理する処理室と、
前記処理室内に設けられる基板と対向して設けられ複数のガス供給孔から処理ガスを供給するためのガス供給部と、
前記ガス供給部内に前記処理ガスを導入するガス導入口と、
前記処理室に連通する第1の排気口と、
前記ガス供給部に連通する第2の排気口と、
を備える基板処理装置を用いて半導体装置を製造する半導体装置の製造方法であって、
前記基板を前記処理室内に搬入する工程と、
前記ガス導入口から前記ガス供給部内に前記処理ガスを導入することで前記処理室内の前記基板に対し前記ガス供給孔から前記処理ガスを供給するとともに、前記処理ガスを前記第1の排気口から排気し、前記基板を処理する工程と、
前記基板を処理する工程の後に、前記第1の排気口及び前記第2の排気口から前記処理ガスを排気する工程と、
処理後の前記基板を前記処理室外へ搬出する工程と、
を具備する半導体装置の製造方法が提供される。
基板を処理する処理室と、
前記処理室内に設けられる基板と対向して設けられ複数のガス供給孔から処理ガスを供給するためのガス供給部と、
前記ガス供給部内に前記処理ガスを導入するガス導入口と、
前記処理室に連通する第1の排気口と、
前記ガス供給部に連通する第2の排気口と、
を備える基板処理装置を用いて半導体装置を製造する半導体装置の製造方法であって、
前記基板を前記処理室内に搬入する工程と、
前記ガス導入口から前記ガス供給部内に前記処理ガスを導入することで前記処理室内の前記基板に対し前記ガス供給孔から前記処理ガスを供給するとともに、前記処理ガスを前記第1の排気口から排気し、前記基板を処理する工程と、
前記基板を処理する工程の後に、前記第1の排気口及び前記第2の排気口から前記処理ガスを排気する工程と、
処理後の前記基板を前記処理室外へ搬出する工程と、
を具備する半導体装置の製造方法が提供される。
本発明の一の態様によれば、第1の排気口に加えて第2の排気口を備えるから、処理室から処理ガスを排気するのみならず、ガス供給部からも処理ガスを排気することができる。そのため、処理ガスの種類を切り替える際に、処理室内やガス供給部内に残留する処理ガスを効率的にパージすることができ、ひいては処理ガスの種類の切替え時間を短縮することができる。
本発明の他の態様によれば、第1の排気口に加えて第2の排気口からも処理ガスを排気するから、処理室内の処理ガスに加えてガス供給部内の処理ガスも排気することができる。そのため、処理ガスの種類を切り替える際に、処理室内やガス供給部内に残留する処理ガスを効率的にパージすることができ、ひいては処理ガスの種類の切替え時間を短縮することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の好ましい実施例を説明する。
図1に示すように、本実施例に係る基板処理装置100は基板200を処理する処理室201を有している。処理室201は少なくとも処理容器202により形成されている。処理室201内には、基板200を支持する支持台206が設けられている。支持台206の上部には基板200を支持する支持板としてのサセプタ217が設けられている。支持台206の内部には加熱機構としてのヒータ207が設けられ、ヒータ207によってサセプタ217上に載置される基板200を加熱するようになっている。ヒータ207は基板200の温度が所定の温度となるように温度制御部としての温度コントローラ253により制御される。サセプタ217上に載置される基板200は、例えば半導体シリコンウエハ、ガラス基板等である。
処理室201の外部には、回転機構267が設けられ、回転機構267によって処理室201内の支持台206を回転させて、サセプタ217上の基板200を回転させることができるようになっている。また、処理室201の外部には昇降機構266が設けられ、支持台206は昇降機構266によって、処理室201内において昇降可能となっている。
処理室201の上部には複数のガス噴出口としての孔240を有するシャワーヘッド236がサセプタ217と対向するように設けられている。シャワーヘッド236は、2つの室、すなわちガス供給部236aとガス供給部236bとに分割され、分割されたそれぞれのガス供給部236a、236bから、後述する互いに種類の異なる処理ガスを、それぞれ別々に基板200に対してシャワー状に噴出できるようになっている。ガス供給部236aとガス供給部236bとには、基板200に対して処理ガスをそれぞれ導入するガス導入口234,235が形成されている。なお、ガス供給部236a,236bから供給される処理ガスはシャワーヘッド236内で互いに混ざることはない。
シャワーヘッド236には排気管300が接続されている。排気管300の排気口305はガス供給部236a,236bに連通しており、排気管300には開閉自在なバルブ310が設けられている。バルブ310を開けることでガス供給部236a,236b内のガスが排気口305から排気される。
処理室201の外部には、液体原料を供給する液体原料供給源250aが設けられ、液体原料供給源250aには液体原料供給管232が接続されている。液体原料供給管232は、液体原料の供給流量を制御する流量制御装置としての液体流量コントローラ241aを介して、液体原料を気化する気化器255に接続されている。また、処理室201の外部には、非反応性ガスとしての不活性ガスを供給する不活性ガス供給源250eが設けられ、不活性ガス供給源250eには不活性ガス供給管500が接続されている。不活性ガス供給管500は、不活性ガスの供給流量を制御する流量制御装置としてのガス流量コントローラ510を介して気化器255に接続されている。気化器255にはガス供給管232aが接続されており、ガス供給管232aはバルブ243aを介してシャワーヘッド236のガス供給部236aのガス導入口234に接続されている。液体原料としては、例えば、常温で液体の有機金属材料、すなわち有機金属液体原料を用いる。
また、不活性ガス供給源250eにはさらに不活性ガス供給管232gが接続されている。不活性ガス供給管232gは、不活性ガスの供給流量を制御する流量制御装置としてのガス流量コントローラ241e、バルブ243eを介してガス供給管232aに接続されている。不活性ガスとしては、例えば、Ar、He、N2などを用いる。
ガス供給管232aは、シャワーヘッド236のガス供給部236aに、気化器255にて気化した原料、すなわち処理ガスとしての原料ガスと、不活性ガス供給管500,232gからの不活性ガスとを供給するようになっている。また、ガス供給管232a、不活性ガス供給管232gにそれぞれ設けられたバルブ243a、243eを開閉することにより、それぞれのガスの供給を制御することが可能となっている。
また、処理室201の外部には、処理ガスを処理室201に供給するためのガス供給源250bが設けられている。ガス供給源250bにはガス供給管232bが接続されている。ガス供給管232bには、処理ガスの供給流量を制御するガス流量コントローラ241bとバルブ243bとがそれぞれ設けられている。バルブ243bを開閉することにより、処理ガスの供給を制御することが可能となっている。処理ガスとしては、例えば、酸素原子(O)を含むガス、水素原子(H)を含むガス、窒素原子(N)を含むガスなどを用いる。
ガス供給管232bはガス供給管232fに接続されている。ガス供給管232fはバルブ243fを介してシャワーヘッド236のガス供給部236bのガス導入口235に接続され、ガス供給部236bに処理ガスを供給するようになっている。また、ガス供給管232fに設けられたバルブ243fを開閉することにより、処理ガスの供給を制御することが可能となっている。また、不活性ガス供給源250eには、さらに不活性ガス供給管600が接続されている。不活性ガス供給管600は不活性ガスの供給流量を制御する流量制御装置としてのガス流量コントローラ610、バルブ620を介してガス供給管232fのバルブ243fとシャワーヘッド236との間に接続されている。
処理容器202の下部側壁には排気口230が設けられ、排気口230には除害装置(図示せず)に連通する排気管231が接続されている。排気管231には、開閉自在なバルブ400と、処理室201内の圧力を制御する圧力制御部としての圧力コントローラ254と、原料を回収するための原料回収トラップ251と、排気装置としての真空ポンプ246とが設けられている。少なくとも排気口230及び排気管231で排気系が構成されている。なお、バルブ310には、原料回収トラップ251に連通するように排気管700が接続されている。
処理室201内の支持台206上には、シャワーヘッド236から供給されたガスの流れを調整する整流板としてのプレート205が設けられている。プレート205は円環(リング)形状を呈しており、基板200の周囲に設けられている。シャワーヘッド236から基板200に供給されたガスは基板200の径方向外方に向かって流れ、プレート205上を通り、プレート205と処理容器202の側壁(内壁)との間を通り、排気口230より排気される。
なお、基板200の外周部等、基板200に膜を形成したくない箇所がある場合は、プレート205の内径を基板200の外形より小さくして、基板200の外周部を覆うようにしてもよい。この場合、基板200の搬送を可能とするために、プレート205を処理室201内の基板処理位置に固定したり、プレート205を昇降させる機構を設けるようにしてもよい。
ガス供給管232aの気化器255とバルブ243aとの間、及びガス供給管232fのバルブ243bとバルブ243fとの間には、排気管231に設けられた原料回収トラップ251に接続されるバイパス管252a及びバイパス管252bがそれぞれ設けられている。バイパス管252a、252bには、それぞれバルブ243g、243hが設けられている。
処理容器202の排気口230と反対側の側壁には、仕切弁としてのゲートバルブ244によって開閉される基板搬入搬出口247が設けられ、基板200を処理室201内に搬入・搬出し得るように構成されている。
図2に示す通り、バルブ243a,243b,243e〜243h,620、流量コントローラ241a,241b,241e,510,610、温度コントローラ253、圧力コントローラ254、気化器255、回転機構267、昇降機構266、バルブ310,400等の基板処理装置100を構成する各部は主制御部としてのメインコントローラ256と接続されており、これら各部の動作の制御はメインコントローラ256により行われる。
次に、上述した図1のような構成の処理炉を用いた半導体装置(半導体デバイス)の製造方法について説明し、特に半導体装置(半導体デバイス)の製造工程の一工程として基板上に薄膜を堆積する方法について詳細に説明する。
下記では、常温で液体である有機金属液体原料を用いて、CVD(Chemical Vapor Deposition)法、特にMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法、またはALD(Atomic Layer Deposition)法により基板上に金属膜や金属窒化膜等の薄膜を形成する場合について説明する。なお、ALD法とは、CVD法の1つであり、ある成膜条件(温度、時間等)の下で成膜に用いる2種類(又はそれ以上)の処理ガスを1種類ずつ交互に基板上に供給し、1原子層単位で吸着させ、表面反応(化学吸着)を利用して成膜を行う手法のことである。また、以下の説明において、基板処理装置を構成する各部の動作はメインコントローラ256により制御される。
本実施例1では、液体原料供給源250aの液体原料として2,4ジメチルペンタジエニルエチルシクロペンタジエニルルテニウム(Ru(DER))やビスエチルシクロペンタジエニルルテニウム(Ru(EtCp)2)等のRu系液体原料(好ましくはRu系有機液体原料)を用い、かつ、ガス供給源250bから供給する処理ガスとしてO2ガスやH2ガスを用いて、基板200に対しRu膜を形成する例について説明する。
支持台206が基板搬送位置まで下降した状態で、ゲートバルブ244が開かれ、基板搬入搬出口247が開放されると、図示しない基板移載機により基板200が処理室201内に搬入される(基板搬入工程)。基板200が処理室201内に搬入され、図示しない突き上げピン上に載置された後、ゲートバルブ244が閉じられる。支持台206が基板搬送位置からそれよりも上方の基板処理位置まで上昇する。その間に基板200は突き上げピン上からサセプタ217上に載置される(基板載置工程)。
支持台206が基板処理位置に到達すると、基板200は回転機構267により回転される。また、ヒータ207に電力が供給され基板200は所定の処理温度となるように均一に加熱される(基板昇温工程)。同時に、バルブ400が開くととともに真空ポンプ246が作動し、処理室201内は真空ポンプ246により真空排気され、所定の処理圧力となるように制御される(圧力調整工程)。
なお、基板搬送時や基板昇温時や圧力調整時においては、不活性ガス供給管232gに設けられたバルブ243eは常時開いた状態とされ、不活性ガス供給源250eより処理室201内に不活性ガスが常に流される。これにより、パーティクルや金属汚染物の基板200への付着を防ぐことができる。
基板200の温度、処理室201内の圧力が、それぞれ所定の処理温度、所定の処理圧力に到達して安定すると、処理室201内に処理ガスが供給される。すなわち、原料供給源250aから供給されたRu系液体原料が、液体流量コントローラ241aで流量制御され、気化器255へ供給されて気化される。バルブ243gが閉じられると共にバルブ243aが開かれ、気化された原料、すなわちRu系液体原料の気化ガスが処理ガスとしてガス供給管232aを通り、シャワーヘッド236のガス供給部236aを介して基板200上へ供給される。
このとき、バルブ243eが閉じられ、Ru系液体原料の気化ガスのキャリア用ガスとしての不活性ガスが、ガス流量コントローラ510で流量制御されながら不活性ガス供給源250eから気化器255に供給される。一方、バルブ243fが閉じられた状態で、バルブ620が開かれ、Ru系液体原料の気化ガスが逆流しないように流されるパージ用のガスとしての不活性ガスが、ガス流量コントローラ610で流量制御されながら不活性ガス供給源250eからガス供給管232fに供給され、その後シャワーヘッド236のガス供給部236bに供給される。
この工程では、例えば、処理温度は100〜300℃とすると良い。液体原料が(Ru(DER))や(Ru(EtCP)2)であれば、処理温度は好ましくは280〜300℃となるように維持すると良い。また、処理圧力は30〜260Paとすると良い。液体原料が(Ru(DER))や(Ru(EtCP)2)であれば、処理圧力は好ましくは30〜60Paとなるように維持すると良い。
Ru系液体原料の気化ガスと不活性ガスはガス供給管232aからガス供給部236aに導かれ、サセプタ217上の基板200上へシャワー状に供給される。Ru系液体原料の気化ガスと不活性ガスとの混合ガスの供給時には真空ポンプ246が作動しており、その混合ガスはサセプタ217上の基板200上へシャワー状に供給されながら排気口230から排気され、基板200が処理される(基板処理工程A)。なお、Ru系液体原料の気化ガスは不活性ガスで希釈されることにより撹拌されやすくなるし、流れやすくなる。
このとき、例えば、Ru系液体原料を0.1g/minで供給し、キャリアガス用の不活性ガスをRu系液体原料の気化ガスと併せて、500〜1000sccmとなるように維持すると良い。一方、例えば、ガス供給管232fのパージ用の不活性ガスは200〜400sccmとなるように維持すると良い。特に、ALD法の場合、基板200にガスを晒す時間は、1〜30秒である。
Ru系液体原料の気化ガスの供給が所定時間行われた後、バルブ243aが閉じられ、Ru系液体原料の気化ガスの基板200への供給が停止される。このとき、バルブ620は開いたままの状態とされ、さらに、バルブ243eが開かれ、処理室201内に不活性ガスが供給される。これにより、処理室201内を不活性ガスによりパージし、処理室201内の残留ガスを排気口230から排気する。同時に、排気管300のバルブ310を開き、処理室201内の残留ガスを排気口230から排気するのに加えて、ガス供給部236a,236b及びガス供給管232a,232f内の残留ガスも排気口305から排気する。(パージ・排気工程A)。
このとき、処理室201内の温度、圧力は、基板処理工程Aの温度、圧力状態を維持すると良い。さらに好ましくは、圧力を20Pa以下となるように維持すると良い。また、例えば、ガス流量コントローラ241eにより、パージ用の不活性ガスを500〜1000sccmとなるように維持すると良い。一方、例えば、ガス流量コントローラ610により、ガス供給管232fのパージ用の不活性ガスを200〜400sccmとなるように維持すると良い。
なお、基板処理工程Aと温度、圧力状態、ガス流量を同じ状態とすることにより、処理室201内の状態変動(例えば圧力変動)によるパーティクル飛散、基板200へのパーティクル付着等を防止することができる。
なお、基板処理工程Aと温度、圧力状態、ガス流量を同じ状態とすることにより、処理室201内の状態変動(例えば圧力変動)によるパーティクル飛散、基板200へのパーティクル付着等を防止することができる。
なお、この際、バルブ243gを開き、Ru系液体原料の気化ガスをバイパス管252aより排気して、気化器255からのRu系液体原料の気化ガス及びキャリア用の不活性ガスの供給を停止しないようにするのが好ましい。Ru系液体原料を気化して、気化したガスを安定供給するまでには時間がかかるので、気化器255からの気化ガスの供給を停止することなく、処理室201をバイパスするように流しておくと、次の基板処理工程Aでは、流れを切換えるだけで、直ちにRu系液体原料の気化ガスを基板200へ供給できる。
処理室201,ガス供給部236a,236b内のパージが所定時間行われた後、処理室201内にO2ガスやH2ガスが供給される。すなわち、バルブ310,620が閉じられるとともにバルブ243b,243fが開かれ、ガス供給源250bのO2ガスやH2ガスがガス流量コントローラ241bで流量制御されながら、ガス供給管232b,232fを通り、シャワーヘッド236のガス供給部236bを介して基板200上へシャワー状に供給される。O2ガスやH2ガスの供給時には真空ポンプ246が作動しており、O2ガスやH2ガスはサセプタ217上の基板200上へシャワー状に供給されながら排気口230から排気され、基板200が処理される。(基板処理工程B)なお、このとき、バルブ243eは開いたままの状態とされ、処理室201内には不活性ガスが常に供給される。
基板処理工程Bでは、例えば、処理温度は100〜300℃とすると良い。さらに、処理ガスがO2ガスやH2ガスであれば、処理温度は好ましくは280〜300℃となるように維持すると良い。また、処理圧力は30〜260Paとすると良い。さらに、処理ガスがO2ガスやH2ガスであれば、処理圧力は好ましくは30〜60Paとなるように維持すると良い。また、例えば、O2ガスやH2ガスのガス流量は200〜400sccmとなるように維持すると良い。一方、例えば、ガス流量コントローラ241eにより、パージ用の不活性ガスは、500〜1000sccmとなるように維持すると良い。特に、ALD法の場合、基板200にガスを晒す時間は、1〜30秒である。
なお、パージ・排気工程Aと温度、圧力状態、ガス流量を同じ状態とすることにより、処理室201内の状態変動(例えば圧力変動)によるパーティクル飛散、基板200へのパーティクル付着等を防止することができる。
なお、パージ・排気工程Aと温度、圧力状態、ガス流量を同じ状態とすることにより、処理室201内の状態変動(例えば圧力変動)によるパーティクル飛散、基板200へのパーティクル付着等を防止することができる。
O2ガスやH2ガスの供給が所定時間行われた後、バルブ243fが閉じられ、O2ガスやH2ガスの基板200への供給が停止される。このとき、バルブ243eは開いたままの状態とされ、さらに、バルブ620が開かれ、処理室201内に不活性ガスが供給される。これにより、処理室201内を不活性ガスによりパージし、処理室201内の残留ガスを排気口230から排気する。同時に、排気管300のバルブ310を開き、処理室201内の残留ガスを排気口230から排気するのに加えて、ガス供給部236a,236b及びガス供給管232a,232f内の残留ガスも排気口305から排気する。(パージ・排気工程B)。
このとき、処理室201内の温度、圧力は、基板処理工程Bの温度、圧力状態を維持すると良い。さらに好ましくは、圧力を20Pa以下となるように維持すると良い。また、例えば、ガス流量コントローラ241eにより、パージ用の不活性ガスを500〜1000sccmとなるように維持すると良い。一方、例えば、ガス流量コントローラ610により、ガス供給管232fのパージ用の不活性ガスを200〜400sccmとなるように維持すると良い。
なお、基板処理工程Bと温度、圧力状態、ガス流量を同じ状態とすることにより、処理室201内の状態変動(例えば圧力変動)によるパーティクル飛散、基板200へのパーティクル付着等を防止することができる。
なお、基板処理工程Bと温度、圧力状態、ガス流量を同じ状態とすることにより、処理室201内の状態変動(例えば圧力変動)によるパーティクル飛散、基板200へのパーティクル付着等を防止することができる。
なお、この際、バルブ243hを開き、O2ガスやH2ガスをバイパス管252bより排気して、ガス供給源250bからのO2ガスやH2ガスの供給を停止しないようにするのが好ましい。O2ガスやH2ガスを安定供給するまでには時間がかかるので、ガス供給源250bからのO2ガスやH2ガスの供給を停止することなく、処理室201をバイパスするように流しておくと、次の基板処理工程Bでは、流れを切換えるだけで、直ちにO2ガスやH2ガスを基板200へ供給できる。
処理室201,ガス供給部236a,236b内のパージが所定時間行われた後、再び、バルブ310とバルブ243gが閉じられると共にバルブ243aが開かれ、Ru系液体原料の気化ガスが、不活性ガスと共にシャワーヘッド236のガス供給部236aを介して基板200上へ供給され、基板処理工程Aが行われる。
以上のような、基板処理工程A、パージ・排気工程A、基板処理工程B、パージ・排気工程Bを、1サイクルとして、このサイクルを複数回繰り返すサイクル処理を行うことにより、基板200上に所定膜厚のRu膜を形成することができる(薄膜形成工程)。
特に、純粋なALD法で膜を形成する際には、1サイクルとして100回以上繰り返し、15分以上の処理時間で5〜20nmの膜を形成すると良い。また、例えば、CVD法で成膜する場合には、原子層を数層付け、基板処理工程Aと、基板処理工程Bの時間を長くし、トータル10〜30秒とすることで膜を形成しても良い。
基板200への薄膜形成処理終了後、回転機構267による基板200の回転が停止され、処理済基板200は基板搬入工程と逆の手順で処理室201外へ搬出される(基板搬出工程)。
以上の実施例1によれば、処理室201の排気口230に加えてガス供給部236a,236bにも排気口305が設けられているから、パージ・排気工程A,Bにおいて、処理室201から処理ガスを排気するのみならず、ガス供給部236a,236bからも処理ガスを排気することができる。そのため、Ru系液体原料の気化ガスとO2ガスやH2ガスとの間で処理ガスの種類を切り替える際に、処理室201内やガス供給部236a,236bに残留する処理ガスを効率的にパージ可能であって処理ガスの種類の切替え時間を短縮することができ、ひいてはRu膜の膜質やその形成に係るスループットを向上させることができる。
なお、ガス供給源250b,流量コントローラ241b,バルブ243b,ガス供給管232bと同様の機構を有する処理ガス供給機構Cを別途設けてそのガス供給管をガス供給管232fに接続するような構成を採用し、下記のような薄膜改善処理を実行してもよい(図示略)。
すなわち、薄膜形成工程の基板処理工程BでO2ガスを処理室201に供給するものとして所定膜厚のRu膜を形成し、その後に新規な処理ガス供給機構CからH2ガスを処理室201に供給する。この場合、H2ガスが基板200のRu膜に供給されてC(カーボン)等の不純物が除去され、そのRu膜の膜質を改善することができる。当該薄膜改善処理はRu膜が最終的な膜厚に達したその後に(薄膜形成工程の処理が完全に終了した後に)最終的に1回のみ実行されてもよいし、Ru膜が最終的な膜厚に達する前であってある一定膜厚のRu膜が形成されるごとに(薄膜形成工程中において基板処理工程A〜パージ・排気工程Bによる所定回数のサイクルが繰り返されるごとに)随時実行されてもよい。
実施例2に係る基板処理装置は主には実施例1に係る基板処理装置100と下記の点で異なっており、それ以外の点は実施例1に係る基板処理装置100と同様となっている。
本実施例2では、液体原料供給源250aの液体原料としてテトラキスジメチルアミノチタン(TDMAT)等のTi系液体原料(好ましくはTi系有機液体原料)を用い、かつ、ガス供給源250bから供給する処理ガスとしてNH3ガスを用いる。
そして薄膜形成工程の各サイクルの基板処理工程A,Bにおいて、Ti系液体原料の気化ガスとNH3ガスとをそれぞれ処理室201の基板200に供給する。その結果、処理室201内の基板200にTiN膜を形成することができる。
実施例3に係る基板処理装置は主には実施例1に係る基板処理装置100と下記の点で異なっており、それ以外の点は実施例1に係る基板処理装置100と同様となっている。
本実施例3では、液体原料供給源250a,流量コントローラ241a,気化器252,液体原料供給管232と同様の機構を有する液体原料供給機構Dが別途設けられており、その液体原料供給管がガス供給管232aに接続されている(図示略)。更に、ガス供給源250b,流量コントローラ241b,バルブ243b,ガス供給管232bと同様の機構を有する処理ガス供給機構Eが別途設けられており、そのガス供給管がガス供給管232fに接続されている。
液体原料供給機構Dにおける液体原料としてテトラメチルアルミニウム(TMA)等のAl系液体原料(好ましくはAl系有機液体原料)を用い、かつ、処理ガス供給機構Eにおける処理ガスとしてO2ガスを用いる。更に、液体原料供給源250aの液体原料としてテトラキスジメチルアミノチタン(TDMAT)等のTi系液体原料(好ましくはTi系有機液体原料)を用い、かつ、ガス供給源250bから供給する処理ガスとしてNH3ガスを用いる。
本実施例3では、始めに、薄膜形成工程の1サイクル目の基板処理工程A,Bにおいて、Al系液体原料の気化ガスとO2ガスとをそれぞれ処理室201の基板200に供給してAl膜による下地層を基板200に形成する。そして薄膜形成工程の2サイクル目以降において、基板処理工程A,BでTi系液体原料の気化ガスとNH3ガスとをそれぞれ処理室201の基板200に供給する。その結果、Al膜による下地層上にTiN膜を形成することができる。特に、ALD法で膜を形成する際には、1サイクルとして1〜10回繰り返し、数ÅのAl膜を形成する。
なお、以上の本発明の好ましい実施例のように、薄膜形成工程をALD法により行う場合には、処理温度を液体原料の気化ガスが自己分解しない程度の温度帯となるように制御する。この場合、基板処理工程Aにおいては、液体原料の気化ガスは熱分解することなく基板200上に吸着する。この間、基板200は回転しながら所定温度に保たれているので、基板面内にわたり均一に原料を吸着させることができる。基板処理工程Bにおいては、基板200上に吸着した原料と処理ガスとが反応することにより基板200上に1〜数原子層程度の薄膜が形成される。この間も、基板200は回転しながら所定温度に保たれているので、基板面内にわたり均一な膜を形成できる。
また、例えば、排気管700にも圧力制御部としての圧力コントローラを設けて、ガス供給部236a,236b内の圧力を制御しても良い。これにより、排気口230と排気口305とで、いずれの排気口においても排気量をタイミングに応じて制御することができる。好ましくは、処理室201内の雰囲気がガス供給部236a,236b側に逆流しないように制御すると、処理室201内からガス供給部236a,236bにガスが流れることにより、ガスの流れ方向の変動のより起こるパーティクル飛散等を防止することができる。
処理室201からこのようにすると、排気口230と排気口305それぞれからの排気量によって、また、例えば、排気管700を原料回収トラップ251には接続せず、排気管700に対し個別に原料回収トラップと真空ポンプを設けても良い。この場合、原料回収トラップ、排気ポンプ等との設置スペースの無駄が生じるものの、排気口230と排気口305それぞれからの排気量を個別に設定できる点で優れることになる。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明の好ましい実施の形態によれば、
基板を処理する処理室と、
前記処理室内に設けられる基板と対向して設けられ複数のガス供給孔から処理ガスを供給するためのガス供給部と、
前記ガス供給部内に前記処理ガスを導入するガス導入口と、
前記処理室に連通する第1の排気口と、
前記ガス供給部に連通する第2の排気口と、
を備える第1の基板処理装置が提供される。
基板を処理する処理室と、
前記処理室内に設けられる基板と対向して設けられ複数のガス供給孔から処理ガスを供給するためのガス供給部と、
前記ガス供給部内に前記処理ガスを導入するガス導入口と、
前記処理室に連通する第1の排気口と、
前記ガス供給部に連通する第2の排気口と、
を備える第1の基板処理装置が提供される。
好ましくは、第1の基板処理装置において、前記処理ガスは前記基板に成膜を行うための成膜ガスである第2の基板処理装置が提供される。
本発明の他の好ましい実施の形態によれば、
基板を処理する処理室と、
前記処理室内に設けられる基板と対向して設けられ複数のガス供給孔から処理ガスを供給するためのガス供給部と、
前記ガス供給部内に前記処理ガスを導入するガス導入口と、
前記処理室に連通する第1の排気口と、
前記ガス供給部に連通する第2の排気口と、
を備える基板処理装置を用いて半導体装置を製造する半導体装置の製造方法であって、
前記基板を前記処理室内に搬入する工程と、
前記ガス導入口から前記ガス供給部内に前記処理ガスを導入することで前記処理室内の前記基板に対し前記ガス供給孔から前記処理ガスを供給するとともに、前記処理ガスを前記第1の排気口から排気し、前記基板を処理する工程と、
前記基板を処理する工程の後に、前記第1の排気口及び前記第2の排気口から前記処理ガスを排気する工程と、
処理後の前記基板を前記処理室外へ搬出する工程と、
を具備する第1の半導体装置の製造方法が提供される。
基板を処理する処理室と、
前記処理室内に設けられる基板と対向して設けられ複数のガス供給孔から処理ガスを供給するためのガス供給部と、
前記ガス供給部内に前記処理ガスを導入するガス導入口と、
前記処理室に連通する第1の排気口と、
前記ガス供給部に連通する第2の排気口と、
を備える基板処理装置を用いて半導体装置を製造する半導体装置の製造方法であって、
前記基板を前記処理室内に搬入する工程と、
前記ガス導入口から前記ガス供給部内に前記処理ガスを導入することで前記処理室内の前記基板に対し前記ガス供給孔から前記処理ガスを供給するとともに、前記処理ガスを前記第1の排気口から排気し、前記基板を処理する工程と、
前記基板を処理する工程の後に、前記第1の排気口及び前記第2の排気口から前記処理ガスを排気する工程と、
処理後の前記基板を前記処理室外へ搬出する工程と、
を具備する第1の半導体装置の製造方法が提供される。
好ましくは、第1の半導体装置の製造方法において、前記処理ガスは前記基板に成膜を行うための成膜ガスである第2の半導体装置の製造方法が提供される。
好ましくは、第1の半導体装置の製造方法において、前記基板を処理する工程と前記処理ガスを排気する工程とを少なくとも1回以上繰り返す第3の半導体装置の製造方法が提供される。
好ましくは、第1の半導体装置の製造方法において、前記基板を処理する工程と前記処理ガスを排気する工程とを少なくとも1回以上繰り返した後に、更に前記基板に形成された膜の改善を行う工程を有する第4の半導体装置の製造方法が提供される。
好ましくは、第1の半導体装置の製造方法において、前記基板を処理する工程と前記処理ガスを排気する工程とを少なくとも1回以上繰り返し、その繰返しごとに前記基板に形成された膜の改善を行う工程を少なくとも1回以上繰り返す第5の半導体装置の製造方法が提供される。
更に好ましくは、第1,第3,第4の半導体装置の製造方法において、前記処理ガスを排気する工程では、前記ガス供給部から不活性ガスを供給する第6の半導体装置の製造方法が提供される。
100 基板処理装置
200 基板
201 処理室
202 処理容器
205 プレート
206 支持台
207 ヒータ
217 サセプタ
230 排気口
231 排気管
232 液体原料供給管
232a,232b ガス供給管
232g 不活性ガス供給管
232f ガス供給管
234,235 ガス導入口
236 シャワーヘッド
236a,236b ガス供給部
240 孔
241a,241b,241e 流量コントローラ
243a,243b,243e〜243h バルブ
244 ゲートバルブ
246 真空ポンプ
247 基板搬入搬出口
250a 液体原料供給源
250b ガス供給源
250e 不活性ガス供給源
251 原料回収トラップ
252a,252b バイパス管
253 温度コントローラ
254 圧力コントローラ
255 気化器
256 メインコントローラ
266 昇降機構
267 回転機構
300 排気管
305 排気口
310,400 バルブ
500,600 不活性ガス供給管
510,610 流量コントローラ
620 バルブ
700 排気管
200 基板
201 処理室
202 処理容器
205 プレート
206 支持台
207 ヒータ
217 サセプタ
230 排気口
231 排気管
232 液体原料供給管
232a,232b ガス供給管
232g 不活性ガス供給管
232f ガス供給管
234,235 ガス導入口
236 シャワーヘッド
236a,236b ガス供給部
240 孔
241a,241b,241e 流量コントローラ
243a,243b,243e〜243h バルブ
244 ゲートバルブ
246 真空ポンプ
247 基板搬入搬出口
250a 液体原料供給源
250b ガス供給源
250e 不活性ガス供給源
251 原料回収トラップ
252a,252b バイパス管
253 温度コントローラ
254 圧力コントローラ
255 気化器
256 メインコントローラ
266 昇降機構
267 回転機構
300 排気管
305 排気口
310,400 バルブ
500,600 不活性ガス供給管
510,610 流量コントローラ
620 バルブ
700 排気管
Claims (2)
- 基板を処理する処理室と、
前記処理室内に設けられる基板と対向して設けられ複数のガス供給孔から処理ガスを供給するためのガス供給部と、
前記ガス供給部内に前記処理ガスを導入するガス導入口と、
前記処理室に連通する第1の排気口と、
前記ガス供給部に連通する第2の排気口と、
を備える基板処理装置。 - 基板を処理する処理室と、
前記処理室内に設けられる基板と対向して設けられ複数のガス供給孔から処理ガスを供給するためのガス供給部と、
前記ガス供給部内に前記処理ガスを導入するガス導入口と、
前記処理室に連通する第1の排気口と、
前記ガス供給部に連通する第2の排気口と、
を備える基板処理装置を用いて半導体装置を製造する半導体装置の製造方法であって、
前記基板を前記処理室内に搬入する工程と、
前記ガス導入口から前記ガス供給部内に前記処理ガスを導入することで前記処理室内の前記基板に対し前記ガス供給孔から前記処理ガスを供給するとともに、前記処理ガスを前記第1の排気口から排気し、前記基板を処理する工程と、
前記基板を処理する工程の後に、前記第1の排気口及び前記第2の排気口から前記処理ガスを排気する工程と、
処理後の前記基板を前記処理室外へ搬出する工程と、
を具備する半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007303080A JP2009130108A (ja) | 2007-11-22 | 2007-11-22 | 基板処理装置及び半導体装置の製造方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007303080A JP2009130108A (ja) | 2007-11-22 | 2007-11-22 | 基板処理装置及び半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009130108A true JP2009130108A (ja) | 2009-06-11 |
Family
ID=40820737
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007303080A Pending JP2009130108A (ja) | 2007-11-22 | 2007-11-22 | 基板処理装置及び半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2009130108A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013137152A1 (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-19 | 東京エレクトロン株式会社 | 半導体製造装置のガス供給方法、ガス供給システム及び半導体製造装置 |
JP2018074040A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | 株式会社ニューフレアテクノロジー | 成膜装置および成膜方法 |
-
2007
- 2007-11-22 JP JP2007303080A patent/JP2009130108A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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