[go: up one dir, main page]

JP2009102027A - プルタブ付き包装用箱 - Google Patents

プルタブ付き包装用箱 Download PDF

Info

Publication number
JP2009102027A
JP2009102027A JP2007274049A JP2007274049A JP2009102027A JP 2009102027 A JP2009102027 A JP 2009102027A JP 2007274049 A JP2007274049 A JP 2007274049A JP 2007274049 A JP2007274049 A JP 2007274049A JP 2009102027 A JP2009102027 A JP 2009102027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pull tab
piece
packaging box
box
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007274049A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinsuke Watanabe
信介 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Printing Co Ltd
Original Assignee
Asahi Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Printing Co Ltd filed Critical Asahi Printing Co Ltd
Priority to JP2007274049A priority Critical patent/JP2009102027A/ja
Publication of JP2009102027A publication Critical patent/JP2009102027A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

【課題】簡単な操作で、弱い力でも容易に開封可能なプルタブ付き包装箱を提供する。
【解決手段】一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片12からなり、箱体形成片12には、互いに平行に連接された側面14,16,18,20と、側面14,20を糊付けする糊付片22を有する。側面14,16,18,20で組み立てられた筒状体の開口部を閉鎖する蓋片52と、蓋片52の先端に設けられ、側面20の内側に重ねられて係止される差込片56を備える。差込片56が重ねられる側面20の端部には、プルタブ部32を備える。プルタブ部32の一部分は、側面20の端部から外側に突出する摘み部34であり、プルタブ部32の残りの部分は、側面20の内側に位置する基端部36である。基端部36は、側面20との境界線が破断線37で区切られ、差込片56に糊付けされる糊付部38を備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、箱体形成片と一体に、開封用のプルタブが設けられているプルタブ付き包装用箱に関する。
従来、商品を収容して店頭に陳列する包装用箱には、開封する工夫がされている。特許文献1に開示されている包装箱は、前壁と、一対の側壁と、後壁の4個の側面が組み立てられて設けられ、前壁の上縁には蓋板及び差込片が順次連設して設けられ、差込片の先端縁には、摘み片が突設されている。一対の側壁の上縁に折曲片を設け、後壁の上縁には吊下片が設けられている。
この包装用箱の組み立て方法は、吊下片を途中で前方に折り返し、折曲片を内側へ折り曲げ、蓋板を閉じ、差込片を吊下片と折曲片の間に差し込んで封止する。摘み片は、上方へ折り曲げて蓋板から突出させる。これにより、摘み片は蓋板から上方へ突出し、摘み片を引き上げるだけで開封可能となる。
特開2001−278249号公報
上記従来の技術の場合、開封前の状態では摘み片は吊下げ片に重ねられて設けられ、開封時には摘み片を吊下げ片から引き起こして保持し、上方へ引き上げなければならず、操作が細かく面倒であった。
この発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な操作で、弱い力でも容易に開封可能なプルタブ付き包装箱を提供することを目的とする。
本発明は、一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片からなり、この箱体形成片には、互いに平行に連接された側面と、前記側面同士を糊付けする糊付片と、前記側面で組み立てられた筒状体の開口部を閉鎖する蓋片と、前記蓋片の先端に設けられ、前記側面の内側に重ねられて係止される差込片と、前記差込片が重ねられる前記側面の端部に形成されるプルタブ部が設けられているプルタブ付き包装箱である。前記プルタブ部の一部分は、前記側面の前記端部から外側に突出する摘み部であり、前記プルタブ部の残りの部分は、前記側面の内側に位置する基端部であり、前記基端部は前記側面との境界線が破断線で区切られ、前記差込片に糊付けされる糊付部が設けられている。
また、前記プルタブ部の、前記糊付部と前記基端部の境界線には、前記プルタブ部の前記摘み部側が閉鎖され前記側面の中心側に開口されるコの字形の切断線が設けられ、前記切断線の先端には、前記側面の前記端部に対して平行な折罫線が設けられている。前記プルタブ部の、前記摘み部と前記基端部の境界線にも、折罫線が設けられてもよい。さらに、前記プルタブ部の前記摘み部には、透孔が形成されているものでも良い。
本発明のプルタブ付き包装箱は、プルタブ部を引くだけの簡単な操作で蓋片が開封され、高齢者や幼児でも、弱い力で容易に開封可能である。開封時に破片等のゴミが出ることがなく、廃棄処分が簡単である。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態を示すもので、この実施形態のプルタブ付き包装箱10は、箱体を形成する側面のうち、蓋片52の差込片56が重ねられた側面20に開封用のプルタブ部32が設けられている。プルタブ部32の一部分は、側面20の端部20aから外側に突出する摘み部34であり、プルタブ部32の残りの部分は、側面20の内側に位置する基端部36であり、基端部36は側面20との境界線が破断線37で区切られている。プルタブ部32の摘み部34は蓋片52の上方へ突出し、プルタブ部32の基端部36は、差込片56に糊付けられている。この実施形態のプルタブ付き包装箱10は、手で破断可能な薄さの紙製ブランクシートを打ち抜いて形成された箱体形成片12を組み立てて設けられている。
図2は箱体形成片12を表面から見た展開図であり、箱体形成片12は、側面14,16,18,20が、互いに平行に連接して形成されている。側面14,16,18,20はほぼ同じ形状であり、連接している幅方向は長くて連接方向の長さは短く、長細い長方形である。さらに側面20の側縁部には、プルタブ付き包装箱10の組立状態で側面14の裏面に糊付けされる糊付片22が設けられている。そして、側面14,16,18,20、糊付片22は、各々折罫線24,26,28,30で区切られている。
側面20の、側面どうしの連接方向に対して直角な方向の一端部20aには、プルタブ部32が設けられている。プルタブ部32の一部分は、側面20の端部20aから外側に突出する摘み部34であり、摘み部34は、先端が徐々に太くなり円形状に形成されている。
プルタブ部32の摘み部34以外の部分は、側面20の内側に位置する基端部36である。基端部36の形状は、側面20の端部20aを一辺とする矩形であり、側面20の内側に位置する一対の角部は角が丸められている。基端部36は、側面20との境界線が破断線37で区切られている。破断線37は、側面20を貫通して切断する切断線と、切り残されたアキ部が交互に設けられている。
基端部36の内側には、糊付部38が設けられている。糊付部38は、端部20aの延長上に一辺が位置する矩形であり、端部20aの延長上に位置する一辺とこの辺の両端部にほぼ直角に連続するコの字形の切断線40で、基端部36と区切られている。切断線40の、互いに平行な両端部の先端は、互いに近づく方へ彎曲して折り返されている。基端部36には、切断線40の両端部付近を通過する折曲線42が設けられている。折曲線42は、端部20aに対してほぼ平行で、基端部36を横断している。また、基端部36と摘み部34の境界線、つまり側面20の端部20aに一致する位置にも、折曲線43が設けられている。
側面18の、側面20の端部20aに隣接する端部には、台形状のフラップ44が折罫線46で区切られて設けられている。側面18の、折罫線46と反対側の端部には、台形状のフラップ48が折罫線50で区切られて設けられている。
側面16の、側面18の折罫線46に隣接する端部には、蓋片52が折罫線54で区切られて設けられている。蓋片52の折罫線54と反対側の端部には、さらに差込片56が折罫線58で区切られて設けられている。側面16の、折罫線54と反対側の端部には、蓋片60が折罫線62で区切られて設けられている。蓋片60の折罫線62と反対側の端部には、さらに差込片64が折罫線66で区切られて設けられている。
側面14の、側面16の折罫線54に隣接する端部には、台形状のフラップ68が折罫線70で区切られて設けられている。側面16の、折罫線70と反対側の端部には、台形状のフラップ72が折罫線74で区切られて設けられている。
次に、この実施形態のプルタブ付き包装箱10の組立方法の一例について説明する。なお、ここでは図2がプルタブ付き包装箱10の箱体形成片12の表面を見たものであり、箱体形成片12の表面が凸になる折り方を正折り、そして裏面が凸になる折り方を逆折りと称する。
まず、折罫線28を正折りして糊付片22の表面に糊76を塗布する。次に、折罫線24を正折りし、側面14の裏面が糊76により糊付片22の表面に糊付けされる。次に商品を収容し包装する工場等において、折罫線24,26,28,30を各々90度に正折りして四角形の箱体にする。次に、折罫線50,74でフラップ48,72を90度に正折りし、その後折罫線62で蓋片60を90度に正折りし、差込片64を折罫線66で正折りし、差込片64を側面20の裏面側に差し込んで係止し、一方の端部が形成される。さらに、折罫線46,70でフラップ44,68を90度に正折りし、折罫線54で蓋片52を90度に正折りし、差込片56を折罫線58で正折りし、差込片56を側面20の裏面側に差し込む。このとき、側面20のプルタブ部32に隣接した糊付部38の裏面に糊78を塗布し、差込片56の表面が糊78によりプルタブ部32の糊付部38の裏面に糊付けされる。これにより、他方の端部が形成される。なお、箱体形成片12を組み立てる順番はこれ以外でもよく、適宜変更可能である。
次に、この実施形態のプルタブ付き包装箱10の開封方法について説明する。図1(a)は、プルタブ付き包装箱10が未開封の状態である。このときプルタブ部32の摘み部34は、側面20の延長上に、端部20aや蓋片52よりも外側に突出する。プルタブ付き包装箱10を開封するときは、摘み部34を持って一旦側面20の側方にプルタブ部32を引いて、さらに上方に引き上げる。すると、プルタブ部32の基端部36と側面20の境界である破断線37のアキ部が切断され、プルタブ部32は側面20と分離する。さらにプルタブ部32を上方に移動させると、図1(b)に示すようにプルタブ部32の糊付部38に糊付けされた差込片56はプルタブ部32と共に上方へ移動し、蓋片52が側面20から離れ、側面14,16,18,20で組み立てられた筒状体の開口部から開き、開封される。
この実施形態のプルタブ付き包装箱10によれば、簡単な構造で、簡単な操作により容易に開封することができる。開封する操作は、側面20の外側に突出するプルタブ部32を持って引き上げるだけの単純なものであり、高齢者や障害者でも、プルタブ部32を引いて容易に破断線37を破り、円滑に開封することができる。プルタブ部32は側面20の外側に突出しているため、開封方法がわかり易い。またプルタブ部32は大きくてシンプルな形状であり、保持し易くて力を入れやすいものであり、力が弱い使用者でも開封することができる。開封時に破片等のゴミが発生せず、破棄処分が簡単である。プルタブ部32の基端部36には、切断線40と折罫線70が設けられ、図1(b)に示すように開封する際に差込片56の角度が変わっても、折曲線42が逆折りされてプルタブ部32の摘み部34を一定の角度に保持して開封することができる。
なお、この実施形態のプルタブ付き包装箱10は、図3に示すようにプルタブ部32の摘み部34の中心に、円形の穴部80が設けられてもよい。穴部80を設けることにより、プルタブ部32の穴部80に指や棒等を入れて開封することができ、力が弱い人や手が不自由な人でも開封することができる。穴部80の形状は、自由に変形可能であり、図4に示すようにかまぼこ形などでもよく、側面20の端部20aに達する大きさでもよい。
なお、この発明のプルタブ付き包装箱10は、上記の実施形態に限定されるものではなく、箱体の形状は収容する製品に合わせて適宜変更可能であり、プルタブ部の位置や、摘み部の形状等も適宜変更可能である。
この発明の一実施形態のプルタブ付き包装箱の開封前の状態を示す斜視図(a)と、開封後の状態を示す斜視図(b)である。 この実施形態のプルタブ付き包装箱の展開図である。 この実施形態のプルタブ付き包装箱の変形例を示す展開図である。 この実施形態のプルタブ付き包装箱の変形例を示す展開図である。
符号の説明
10 プルタブ付き包装箱
12 箱体形成片
14,16,18,20 側面
22 糊付片
32 プルタブ部
34 摘み部
36 基端部
37 破断線
38 糊付部
40 切断線
52,60 蓋片
56,64 差込片

Claims (3)

  1. 一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片からなり、この箱体形成片には、互いに平行に連接された側面と、前記側面同士を糊付けする糊付片と、前記側面で組み立てられた筒状体の開口部を閉鎖する蓋片と、前記蓋片の先端に設けられ、前記側面の内側に重ねられて係止される差込片と、前記差込片が重ねられる前記側面の端部に形成されたプルタブ部が設けられ、前記プルタブ部の一部分は前記側面の前記端部から外側に突出する摘み部であり、前記プルタブ部の残りの部分は前記側面の内側に位置する基端部であり、前記基端部は前記側面との境界線が破断線で区切られ、前記差込片に糊付けされる糊付部が設けられていることを特徴とするプルタブ付き包装箱。
  2. 前記プルタブ部の、前記糊付部と前記基端部の境界線には、前記プルタブ部の前記摘み部側が閉鎖され前記側面の中心側に開口されるコの字形の切断線が設けられ、前記切断線の先端には、前記端部に対して平行な折罫線が設けられていることを特徴とする請求項1記載のプルタブ付き包装箱。
  3. 前記プルタブ部の前記摘み部には、透孔が形成されていることを特徴とする請求項1記載のプルタブ付き包装箱。

JP2007274049A 2007-10-22 2007-10-22 プルタブ付き包装用箱 Pending JP2009102027A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007274049A JP2009102027A (ja) 2007-10-22 2007-10-22 プルタブ付き包装用箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007274049A JP2009102027A (ja) 2007-10-22 2007-10-22 プルタブ付き包装用箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009102027A true JP2009102027A (ja) 2009-05-14

Family

ID=40704225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007274049A Pending JP2009102027A (ja) 2007-10-22 2007-10-22 プルタブ付き包装用箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009102027A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011011750A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Asahi Printing Co Ltd 開封補助機能付包装用箱

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5040729Y2 (ja) * 1971-02-19 1975-11-20
JPH01267155A (ja) * 1987-12-18 1989-10-25 Elopak Syst Ag 平頂容器及びそれを作成する為の素材
JP2000006948A (ja) * 1998-06-19 2000-01-11 Dainippon Printing Co Ltd トレー同時開封スリーブカートン
JP2001278249A (ja) * 2000-04-04 2001-10-10 Rengo Co Ltd 包装箱

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5040729Y2 (ja) * 1971-02-19 1975-11-20
JPH01267155A (ja) * 1987-12-18 1989-10-25 Elopak Syst Ag 平頂容器及びそれを作成する為の素材
JP2000006948A (ja) * 1998-06-19 2000-01-11 Dainippon Printing Co Ltd トレー同時開封スリーブカートン
JP2001278249A (ja) * 2000-04-04 2001-10-10 Rengo Co Ltd 包装箱

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011011750A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Asahi Printing Co Ltd 開封補助機能付包装用箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5955077B2 (ja) 包装用箱
JP5836101B2 (ja) 包装用箱
JP5259754B2 (ja) 包装用箱
JP4775560B2 (ja) 紙カートン
JP3185840U (ja) 包装箱
JP3177116U (ja) 包装箱
JP2003291956A (ja) 簡易再開封包装用箱
JP2009102027A (ja) プルタブ付き包装用箱
JP3206273U (ja) 包装箱
JP6513936B2 (ja) 包装用箱
JP4303990B2 (ja) 開封補助機能付包装用箱
JP4387751B2 (ja) 包装用箱
JP2006168819A (ja) 易開封カートン
JP3206274U (ja) 包装箱
JP6456050B2 (ja) 包装用箱
JP7510851B2 (ja) 包装容器
JP3177477U (ja) 開封補助機能付包装用箱
JP2019034788A (ja) 2つの面部の結合構造,およびこの結合構造を有する折箱
JP4680443B2 (ja) 包装用箱
JP2009137625A (ja) 小さく折りたためる包装箱
JP7146479B2 (ja) 包装用箱
JP5331595B2 (ja) 開封補助機能付包装用箱
JP2017013893A (ja) 包装用箱
JP2010013128A (ja) 易廃棄機能付包装用箱
JP6890483B2 (ja) 包装用箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20101021

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120614

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20120626

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121114