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JP2009094823A - アドホックネットワークシステムおよびアドホックネットワークシステムのルーティング制御方法 - Google Patents

アドホックネットワークシステムおよびアドホックネットワークシステムのルーティング制御方法 Download PDF

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JP2009094823A
JP2009094823A JP2007263829A JP2007263829A JP2009094823A JP 2009094823 A JP2009094823 A JP 2009094823A JP 2007263829 A JP2007263829 A JP 2007263829A JP 2007263829 A JP2007263829 A JP 2007263829A JP 2009094823 A JP2009094823 A JP 2009094823A
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routing node
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hoc network
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JP2007263829A
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English (en)
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Atsushi Kobayashi
篤史 小林
Eiichi Miyahiro
栄一 宮広
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Kyocera Communication Systems Co Ltd
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Kyocera Communication Systems Co Ltd
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Abstract

【課題】ノードの電力消費量を減少させ、ノード数が増大した場合でも、ルーティング情報数を適切な量に抑えることができ、ネットワーク帯域の消費量を減少させ、ノードの管理負荷を減少させることができ、ノードの移動を考慮した場合に、移動するノード間でルートを安定化させ、ルート変更時におけるルーティングテーブル更新時間を減少させることができるアドホックネットワークシステム等を提供する。
【解決手段】アドホックネットワークシステム1のノードを、隣接するノードの発見に関しては電波を定期的に送信する側であり、マルチホップに関してはパケットの転送を行う役割を担う親ノードPa10等と、隣接するノードの発見に関しては親ノードPa10等からの電波を受信した時にのみ反応を起こし、マルチホップに関してはパケットの送受信を行うというアドホックネットワークシステム1上でサービスを利用する側の子ノードCa40等とに分ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ルートを管理するルーティングノードとルートを管理しない非ルーティングノードとを備えたアドホックネットワークシステム等に関する。
一般に、アドホックネットワークシステムにはネットワークの構成に関し、1)隣接するノードの発見、2)遠くのノードへ通信するためのバケツリレー的なマルチホップ、3)マルチホップのルーティング情報の管理、の3つの機能が必要であると言われている。従来、上記1)に関しては、隣接する2ノードの内、いずれか一方のノードから他方のノードへ電波を定期的に送信し、他方のノードは当該電波を受信したタイミングで返信を行うことにより実現されている。上記2)に関しては、各ノードで受信したパケットを再送信することにより実現されている。上記3)に関しては、上記2)のマルチホップを実現する際に取り扱われている。ここで、ノード数をnとすると、送信元ノードと宛先ノードとの組合せを考慮すると、ルーティング情報数のオーダはO(n)となるため、ルーティング情報の管理には種々の検討が行なわれてきた。例えば特許文献1では、宛先ノードへのルーティングを発見した後、リンク基準に従って発見ルートをランク付けし、ランクに基づいて宛先ノードにメッセージデータを送信している。
上述したアドホックネットワークシステムには、MANET(Mobile Ad Hoc Network)等のIETF(Internet Engineering Task Force)標準化プロトコル(RFC3561、RFC3626、RFC3684)が存在する。これらのIETF標準化プロトコルでは全てのノードが同じ振る舞いをしている。その理由は、通信方式としてのインフラスチラクチャモード(アクセスポイントとの通信はクライアント・サーバ型)とアドホックモード(P2P型)とを区別するため、アドホックネットワークシステムを考慮する際に均質性(ホモジニアス)を前提としているためと言われている。あるいは、学術的な意図から均質性が要請されているものとも考えられる。
特表2005−535256号公報
上述した1)隣接するノードの発見の実現方法では、いずれか一方のノードから他方のノードへ電波を定期的に送信するため、電波を送信する側のノードの電力消費量が多くなってしまうという問題があった。上述した2)バケツリレー的なマルチホップの実現方法ではルーティング情報の管理が重要となるが、ノード数が増大すると以下のような種々の問題が生じることになる。すなわち、ノード数が増大するとルーティング情報数が膨大な量になるだけではなく、ネットワーク帯域の消費量も増大し、ノードの管理負荷が増大することになるという問題があった。さらに、ノードの移動を考慮すると、移動するノード間でルートが安定しなくなるという問題があった。加えて、ルート変更時におけるルーティングテーブル更新時間が増大するという問題があった。特許文献1の方法ではノード数が増大した場合、ルートの発見が困難になることは避けられない。上述のように、アドホックネットワークシステムを考慮する際に均質性が前提とされているが、異質性(ヘテロジニアス)を有するノードが存在(混在)した場合、ノード数が増大すると、従来の均質性を前提としたアドホックネットワークシステムでは対応が困難になるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、上記問題を解決するためになされたものであり、ノードの電力消費量を減少させ、ノード数が増大した場合でも、ルーティング情報数を適切な量に抑えることができ、ネットワーク帯域の消費量を減少させ、ノードの管理負荷を減少させることができ、ノードの移動を考慮した場合に、移動するノード間でルートを安定化させ、ルート変更時におけるルーティングテーブル更新時間を減少させることができるアドホックネットワークシステム等を提供することにある。
本発明の第2の目的は、異質性を有するノードが存在した場合にも対応することが可能なアドホックネットワークシステム等を提供することにある。
この発明のアドホックネットワークシステムは、ルートを管理するルーティングノードとルートを管理しない非ルーティングノードとを備えたアドホックネットワークシステムであって、該ルーティングノードは、パケットの転送に用いる宛先ノード部及び次ホップノード部を含むルーティングテーブルを有しており、前記ルーティングノードは、定期的にハローメッセージを送信するハローメッセージ送信手段と、1以上の前記非ルーティングノードから送信された登録要求メッセージを受信した場合、ルーティングテーブルの宛先ノード部及び次ホップノード部に該非ルーティングノードを登録する登録手段と、受信したパケットに示される宛先ノードに一致するルーティングテーブルの宛先ノード部に対応する次ホップノード部に示されるノードへ該パケットを転送するパケット転送手段とを備え、前記非ルーティングノードは、1以上のルーティングノードの前記ハローメッセージ送信手段により送信されたハローメッセージを受信した場合、最適なルーティングノードを選択するルーティングノード選択手段と、前記ルーティングノード選択手段により選択されたルーティングノードへ登録要求メッセージを送信する登録要求メッセージ送信手段と、前記ルーティングノード選択手段により選択されたルーティングノードへ宛先ノードを非ルーティングノード又はルーティングノードとするパケットを送信するパケット送信手段と、前記ルーティングノード選択手段により選択されたルーティングノードから自己を宛先とするパケットを受信するパケット受信手段とを備えたことを特徴とする。
ここで、この発明のアドホックネットワークシステムにおいて、電力供給量が相対的に多いノードをルーティングノードとし、電力供給量が相対的に少ないノードを非ルーティングノードとすることができる。
ここで、この発明のアドホックネットワークシステムにおいて、移動性が相対的に高いノードを非ルーティングノードとし、移動性が相対的に低いノードをルーティングノードとすることができる。
ここで、この発明のアドホックネットワークシステムにおいて、ルーティングノード及び非ルーティングノードは、ルーティングノードであるか又は非ルーティングノードであるかを示す現トポロジを動的に変更する動的変更手段をさらに備えることができる。
この発明のアドホックネットワークシステムのルーティング制御方法は、ルートを管理するルーティングノードとルートを管理しない非ルーティングノードとを備えたアドホックネットワークシステムのルーティング制御方法であって、該ルーティングノードは、パケットの転送に用いる宛先ノード部及び次ホップノード部を含むルーティングテーブルを有しており、前記ルーティングノードが、定期的にハローメッセージを送信するハローメッセージ送信ステップと、前記非ルーティングノードが、前記ハローメッセージ送信ステップで送信された1以上のルーティングノードのハローメッセージを受信した場合、最適なルーティングノードを選択するルーティングノード選択ステップと、前記ルーティングノード選択ステップにより選択されたルーティングノードへ登録要求メッセージを送信する登録要求メッセージ送信ステップと、前記ルーティングノードが、1以上の非ルーティングノードから前記登録要求メッセージ送信ステップで送信された登録要求メッセージを受信した場合、ルーティングテーブルの宛先ノード部及び次ホップノード部に該非ルーティングノードを登録する登録ステップと、前記非ルーティングノードが、前記ルーティングノード選択ステップにより選択されたルーティングノードへ宛先ノードを非ルーティングノード又はルーティングノードとするパケットを送信するパケット送信ステップと、前記ルーティングノードが、前記パケット送信ステップで送信されたパケットに示される宛先ノードに一致するルーティングテーブルの宛先ノード部に対応する次ホップノード部に示されるノードへ該パケットを転送するパケット転送ステップと、前記非ルーティングノードが、前記パケット転送ステップで送信された自己を宛先とするパケットを受信するパケット受信ステップとを備えたことを特徴とする。
ここで、この発明のアドホックネットワークシステムのルーティング制御方法において、電力供給量が相対的に多いノードをルーティングノードとし、電力供給量が相対的に少ないノードを非ルーティングノードとすることができる。
ここで、この発明のアドホックネットワークシステムのルーティング制御方法において、移動性が相対的に高いノードを非ルーティングノードとし、移動性が相対的に低いノードをルーティングノードとすることができる。
ここで、この発明のアドホックネットワークシステムのルーティング制御方法において、ルーティングノード及び非ルーティングノードは、ルーティングノードであるか又は非ルーティングノードであるかを示す現トポロジを動的に変更する動的変更ステップをさらに備えることができる。
本発明のアドホックネットワークシステムによれば、アドホックネットワークシステムのノードを、隣接するノードの発見に関しては電波を定期的に送信する側であり、マルチホップに関してはパケットの転送を行う役割を担う親ノードと、隣接するノードの発見に関しては親ノードからの電波を受信した時にのみ反応を起こし、マルチホップに関してはパケットの送受信を行うというアドホックネットワークシステム上でサービスを利用する側の子ノードとに分けている。この結果、子ノード側では電波を定期的に送信する必要がなくなるため、子ノードの電力消費量を減少させることができる。これは、アドホックネットワークシステム全体としての電力消費量を減少させることになる。さらに、親ノードと子ノードとに役割分担した結果、ノード数が増大した場合であっても、ルーティング情報数はオーダO(n)(nはノード数)に抑えることができ、アドホックネットワークシステムの帯域の消費量も減少させることができ、子ノードの管理負荷を減少させることができる。加えて、子ノードは親ノードのアドレスのみを知っていればよく、他のノードのアドレスを知る必要がないため、ルーティングテーブルをアドホックネットワークシステムの構成に応じて動的に変更する必要がない。このため、ルート変更時における子ノードのルーティングテーブルの更新時間をなくしてしまうことが可能である。以上の結果、ノードの電力消費量を減少させ、ノード数が増大した場合でも、ルーティング情報数を適切な量に抑えることができ、ネットワーク帯域の消費量を減少させ、ノードの管理負荷を減少させることができ、ノードの移動を考慮した場合に、移動するノード間でルートを安定化させ、ルート変更時におけるルーティングテーブル更新時間を減少させることができるアドホックネットワークシステム等を提供することができるという効果がある。
以下、各実施例について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1におけるアドホックネットワークシステム1を示す。図1で、符号10、11および12は各々ルートを管理するルーティングノードPa、PbおよびPc(以下、「親ノードPa10等」と言う。)であり、符号40、41、42、43および45は各々ルートを管理しない非ルーティングノードCa、Cb、Cc、Cd、CeおよびCf(以下、「子ノードCa40等」と言う。)であり、各ノード間の関連は実線で示す。図1に示されるように、アドホックネットワークシステム1は符号Rで示される点線内の親ノードPa10等と、符号非Rで示される点線内の子ノードCa40等とを有している。親ノードPa10等は、隣接するノードの発見に関しては電波を定期的に送信する側であり、マルチホップに関してはパケットの転送を行う役割を担っている。一方、子ノードCa40等は、隣接するノードの発見に関しては親ノードPa10等からの電波を受信した時にのみ反応を起こす側であり、マルチホップに関してはパケットの送受信を行うという、アドホックネットワークシステム1上でサービスを利用する側である。アドホックネットワークシステム1上の各ノードは、親ノードまたは子ノードのいずれかの役割を担っている。図1に示されるように、点線R内の親ノードPa10等によりマルチホップのルートが構成されており、パケット送信の最初の1ホップは、子ノードCa40等から親ノードPa10等へ行き、最後の1ホップは親ノードPa10等から子ノードCa40等へ行くことになる。一般にアドホックネットワークシステムは、インフラストラクチャに依存しない端末のみからなる無線ネットワークを意味する場合と、インフラストラクチャまたは有線設備等も利用して一時的に構成されるようなネットワークを意味する場合とがある。本発明のアドホックネットワークシステム1は上述の2つのネットワークのいずれか一方に限定されるものではなく、どちらにも適用可能である。
図1で、符号20は親ノードPa10等の有する機能を示す機能ブロックである。図1の機能ブロック20に示されるように、親ノードPa10等は、パケットの転送に用いる宛先ノード部および次ホップノード部を含むルーティングテーブル30と、定期的にハローメッセージ(HELLO)を送信するハローメッセージ送信部21(ハローメッセージ送信手段)と、1以上の子ノードCa40等から送信された登録要求メッセージを受信した場合、ルーティングテーブル30の宛先ノード部および次ホップノード部に子ノードCa40等を登録する登録部22(登録手段)と、受信したパケットに示される宛先ノードに一致するルーティングテーブル30の宛先ノード部に対応する次ホップノード部に示されるノードへ当該パケットを転送するパケット転送部23(パケット転送手段)とを備えている。
図1で、符号50は子ノードCa40等の有する機能を示す機能ブロックである。図1の機能ブロック50に示されるように、子ノードCa40等は、パケットの送信に用いる宛先ノード部および次ホップノード部を含むルーティングテーブル60と、1以上の親ノードPa10等のハローメッセージ送信部21により送信されたハローメッセージを受信した場合、最適な親ノードPa10等を選択するルーティングノード選択部51(ルーティングノード選択手段)と、ルーティングノード選択部51により選択された親ノードPa10等へ登録要求メッセージ(REGISTER)を送信する登録要求メッセージ送信部52(登録要求メッセージ送信手段)と、ルーティングノード選択部51により選択された親ノードPa10等へ宛先ノードを子ノードCa40等または親ノードPa10等とするパケットを送信するパケット送信部53(パケット送信手段)と、ルーティングノード選択部51により選択された親ノードPa10等から自己を宛先とするパケットを受信するパケット受信部54(パケット受信手段)とを備えている。
図2は、親ノードPa10のルーティングテーブル30を示す。図2のルーティングテーブル30において、符号31は宛先ノード部、32は次ホップノード部であり、ノードのアドレスは説明の便宜上ノード名と同じ符号で示している。図2に示されるように、親ノードPa10が受信したパケットに示される宛先ノードのアドレスがCaの場合、当該Caに一致するルーティングテーブル30の宛先ノード部31に対応する次ホップノード部32に示されるノードのアドレスはCaである。このため、受信したパケットは子ノードCaへ転送される。親ノードPa10が受信したパケットに示される宛先ノードのアドレスがPbの場合、当該Pbに一致するルーティングテーブル30の宛先ノード部31に対応する次ホップノード部32に示されるノードのアドレスはPbである。このため、受信したパケットは親ノードPbへ転送される。親ノードPa10が受信したパケットに示される宛先ノードのアドレスがCdの場合、当該Cdに一致するルーティングテーブル30の宛先ノード部31に対応する次ホップノード部32に示されるノードのアドレスはPcである。このため、受信したパケットは親ノードPcへ転送される。他も同様であるため説明は省略する。他の親ノードPb11、Pc12でも同様のルーティングテーブルを有しているため、他の親ノードPb等のルーティングテーブルについての説明は省略する。
図3は、子ノードCa40のルーティングテーブル60を示す。図3のルーティングテーブル60において、符号61は宛先ノード部、62は次ホップノード部であり、図2と同様にノードのアドレスを説明の便宜上ノード名と同じ符号で示している。図3に示されるように、子ノードCa40が親ノードPa10にパケットを送信する場合、当該親ノードPa10のアドレスに一致するルーティングテーブル60の宛先ノード部61に対応する次ホップノード部62に示されるノードのアドレスは親ノードPa10である。このため、受信したパケットは親ノードPa10へ転送される。子ノードCa40が子ノードCb41にパケットを送信する場合、当該子ノードCb41のアドレスに一致するルーティングテーブル60の宛先ノード部61に対応する次ホップノード部62に示されるノードのアドレスは親ノードPa10である。このため、受信したパケットは親ノードPa10へ転送される。子ノードCa10が子ノードCc42にパケットを送信する場合、当該子ノードCc42のアドレスに一致するルーティングテーブル60の宛先ノード部61に対応する次ホップノード部62に示されるノードのアドレスは親ノードPaである。このため、受信したパケットは親ノードPaへ転送される。以下同様に、子ノードCa40においてはルーティングテーブル60のすべての次ホップノードのアドレスは自分の親ノードPa10のアドレスである。このため、子ノードCa40は他のノード(端末)のアドレスを知る必要がなく、ルーティングテーブル60をアドホックネットワークシステム1の構成に応じて動的に変更する必要もない。結局、アドホックネットワークシステム1の構成に応じたルーティングテーブルの管理は、ルーティングテーブル30についてのみ行い、親ノードPa等間の情報交換により各親ノードPa等がルートを設定することにより行えばよい。アドホックネットワークシステム1を従来のTCP/IPネットワーク上で実装する場合、TCP/IPの要請によりパケット送信に際してルーティングテーブルは必ず必要となる。このため、子ノードCa40においてもルーティングテーブル60が必要となる。しかし、上述のようにルーティングテーブル60のすべての次ホップノードは自分の親ノードPa10であるため、子ノードCa40においては親ノードPaのアドレスを静的に設定するだけで済むため、ネットワーク的な負荷、端末(ノード)における負荷を軽減することが可能である。TCP/IPネットワーク上で実装しない場合には子ノード40にはルーティングテーブル60というような形式で次ホップノードのアドレスを用意しておく必要はなく、親ノードPaのアドレスのみを保持しておけばよい。
図4は、本発明のアドホックネットワークシステム1のルーティング制御方法の流れをフローチャートで示す。図4で、左側は図1の符号Rで示される点線内にある親ノードPa10等側の処理を示し、右側は図1の符号非Rで示される点線内にある子ノードCa40等側の処理を示し、両者間の通信は点線で示す。図4に示されるように、親ノードPa10等が、定期的にハローメッセージHMを送信する(ハローメッセージ送信ステップ。ステップS10)。
子ノードCa40等が、ハローメッセージ送信ステップ(ステップS10)で送信された1以上の親ノードPa等のハローメッセージHMを受信した場合、最適な親ノードPa10等を選択する(ルーティングノード選択ステップ。ステップS20)。続いて、ルーティングノード選択ステップ(ステップS20)により選択された親ノードPa10等へ登録要求メッセージREGを送信する(登録要求メッセージ送信ステップ。ステップS22)。
親ノードPa等が、1以上の子ノードCa40等から登録要求メッセージ送信ステップ(ステップS22)で送信された登録要求メッセージREGを受信した場合、ルーティングテーブル30の宛先ノード部31および次ホップノード部32に当該子ノードCa40等を登録する(登録ステップ。ステップS12)。
子ノードCa40等が、ルーティングノード選択ステップ(ステップS20)により選択された親ノードPa10等へ宛先ノードを子ノードCb41等または親ノードPa10等とするパケットPAKを送信する(パケット送信ステップ。ステップS24)。
親ノードPa10等が、パケット送信ステップ(ステップS24)で送信されたパケットPAKに示される宛先ノードのアドレスに一致するルーティングテーブル30の宛先ノード部31に対応する次ホップノード部32に示されるノードのアドレスへ当該パケットPAKを転送する(パケット転送ステップ。ステップS14)。すなわち、図1の点線R内に示される親端末間のネットワーク(アドホックネットワークシステム1の一部)を利用してパケットPAKを届ける。
子ノードCa40等が、パケット転送ステップ(ステップS14)で送信された自己を宛先とするパケットPAK’を受信する(パケット受信ステップ。ステップS26)。
以上より、本発明の実施例1によれば、アドホックネットワークシステム1のノードを、隣接するノードの発見に関しては電波を定期的に送信する側であり、マルチホップに関してはパケットの転送を行う役割を担う親ノードPa10等と、隣接するノードの発見に関しては親ノードPa10等からの電波を受信した時にのみ反応を起こし、マルチホップに関してはパケットの送受信を行うというアドホックネットワークシステム1上でサービスを利用する側の子ノードCa40等とに分けている。この結果、子ノードCa40等側では電波を定期的に送信する必要がなくなるため、子ノードCa40等の電力消費量を減少させることができる。これは、アドホックネットワークシステム1全体としての電力消費量を減少させることになる。さらに、親ノードPa10等と子ノードCa40等とに役割分担した結果、ノード数が増大した場合であっても、ルーティング情報数はオーダO(n)(nはノード数)に抑えることができ、アドホックネットワークシステム1の帯域の消費量も減少させることができ、子ノードCa40等の管理負荷を減少させることができる。加えて、子ノードCa40は親ノードPa10等のアドレスのみを知っていればよく、他のノードのアドレスを知る必要がないため、ルーティングテーブル60をアドホックネットワークシステム1の構成に応じて動的に変更する必要がない。このため、ルート変更時における子ノードCa40等のルーティングテーブル60の更新時間をなくしてしまうことが可能である。以上の結果、ノードの電力消費量を減少させ、ノード数が増大した場合でも、ルーティング情報数を適切な量に抑えることができ、ネットワーク帯域の消費量を減少させ、ノードの管理負荷を減少させることができ、ノードの移動を考慮した場合に、移動するノード間でルートを安定化させ、ルート変更時におけるルーティングテーブル更新時間を減少させることができるアドホックネットワークシステム1等を提供することができる。
上述した実施例1のアドホックネットワークシステム1において、電力供給量が相対的に多いノードを親ノードPa10等とし、電力供給量が相対的に少ないノードを子ノードCa40等とすることができる。この結果、電力供給量が少ないノードは子ノードCa40等とすることによりアドホックネットワークシステム1に接続することが可能となる。すなわち、電力供給量の多寡によってアドホックネットワークシステム1を構成することにより、電力供給量の多いノードおよび少ないノードが混在したアドホックネットワークシステム1を効率的に構成することができる。このため、電力供給量において異質性を有するノードが存在した場合にも対応することが可能なアドホックネットワークシステム1等を提供することができる。
上述した実施例1のアドホックネットワークシステム1において、移動性が相対的に高いノードを子ノードCa40等とし、移動性が相対的に低いノードを親ノードPa10等とすることができる。この結果、ルートのリンク切れまたはルートの変更等の頻度が下がり、接続性が比較的安定したアドホックネットワークシステム1を構成することができる。すなわち、移動性の多寡によってアドホックネットワークシステム1のネットワークトポロジを構成することにより、移動するノード間でルートが安定するという相互リンクの安定性を確保することができるアドホックネットワークシステム1を構成することができる。このため、移動性において異質性を有するノードが存在した場合にも対応することが可能なアドホックネットワークシステム1等を提供することができる。
上述した実施例1ないし3のいずれかのアドホックネットワークシステム1において、親ノードPa10等および子ノードCa40等は、親ノードPa10等であるかまたは子ノードCa40等であるかを示す現トポロジを動的に変更する動的変更手段(アドホックネットワークシステム1のルーティング制御方法では動的変更ステップ)をさらに備えることができる。以下、動的変更手段の機能について説明する。図5は、子ノードを持たない親ノードが親ノードから子ノードへ動的に変更する例を示す。図5(A)に示されるように、親ノードPi13とPk15とは各々親ノードPj14に接続されている。親ノードPi13とPk15とは各々子ノードCi46とCk48とを持っているが、親ノードPj14は子ノードを持っていない(図5(A)で、持っていない子ノードは点線で示し、親ノードPj14とそのような子ノードとの関係も点線で示す。以下同様)。このように子ノードを持っていない親ノードPj14であっても、最低1つ以上の他の親ノードPi13等との通信は可能である必要がある。このような親ノードPj14の場合、まず周囲に親ノードが存在することを確認する。図5(A)では親ノードPi13とPk15とが存在することを確認する。次に、周囲のすべての親ノードPi13およびPk15に、自分が親ノードを終了することを示すメッセージMPjを送信する。これはマルチホップのルートに、親ノードPj14が含まれている可能性があるためである。図5(B)に示されるように、この時点で、ノードPj14は親ノードのネットワークに接続されていない状態になる(図5(B)では接続されていない状態を点線で示す。以下同様)。ノードPj14は周囲の任意の親ノードPk15へ接続要求RQjを送信する。接続要求RQjは実施例1で説明した登録要求メッセージREGと同様である。図5(B)に示されるように、ノードPj14が親ノードPk15から接続応答REkを受信すると、ノードPj14と親ノードPk15とは、それぞれルーティングテーブルを更新する。これは実施例1で説明した登録ステップ(ステップS12)と同様である。以上の結果、図5(C)に示されるように、ノードPj14は親ノードPk15の子ノードPj14へと移行する。
図6は、子ノードを持つ親ノードが親ノードから子ノードへ動的に変更する例を示す。図6で図5と同じ符号を付した箇所は同じ要素を示すため説明は省略する。但し、図6(A)に示されるように、親ノードPj14は子ノードCj47を持っている。このような親ノードPj14の場合、まず周囲に親ノードが存在することを確認する。図6(A)では親ノードPi13とPk15とが存在することを確認する。次に、周囲のすべての親ノードPi13およびPk15に、自分が親ノードを終了することを通知する。図6(A)ではメッセージMPjで示す。これはマルチホップのルートに、親ノードPj14が含まれている可能性があるためである。図6(B)に示されるように、この時点で、ノードPj14は親ノードのネットワークに接続されていない状態になる。ノードPj14は周囲の任意の親ノードPk15へ接続要求RQjを送信する。接続要求RQjは実施例1で説明した登録要求メッセージREGと同様である。図6(B)に示されるように、ノードPj14が親ノードPk15から接続応答REkを受信すると、ノードPj14と親ノードPk15とは、それぞれルーティングテーブルを更新する。これは実施例1で説明した登録ステップ(ステップS12)と同様である。以上の結果、図6(C)に示されるように、ノードPj14は親ノードPk15の子ノードPj14へと移行する。一方、子ノードCj47は、図6(B)に示されるように、親ノードPj14から親ノードPj14が子ノードに切り替わる通知Mを受信する。あとは実施例1と同様に、子ノードCj47が親ノードPi13からHELLOメッセージを受信した場合であって且つ親ノードPi13を最適な親ノードとして選択した場合、図6(C)に示されるように、子ノードCj47は親ノードPi13に登録される。親ノードPi13と子ノードCj47とは、それぞれルーティングテーブルを更新する。
図7は、子ノードから親ノードへ動的に変更する例を示す。図7(A)に示されるように、親ノードPi13とPk15とは接続されており、親ノードPi13は子ノードCi46を持ち、親ノードPk15は子ノードCk48とCl49とを持っている。子ノードCj47は親ノード候補を持っていない。ここで、子ノードCj47は、親ノード要求メッセージPREQをブロードキャストする(図7(A)で子ノードCj47が持っていない親ノードは点線で示し、この親ノードと子ノードCj47との関係も点線で示す)。図7(A)に示されるように、親ノードPk15を持つ子ノードCk48が親ノード要求メッセージPREQを受信した場合、以下のような処理を行う。まず、子ノードCk48は周囲のすべての親ノードPi13、Pk15等に、自分が親ノードを開始することを示すメッセージMCkを通知する。次に、子ノードCk48は周囲のすべての親ノードPi13、Pk15等と、親ノードのネットワークに接続する資格があるかどうかの相互認証を行う。相互認証されると、ノードCk48は周囲のすべての親ノードPi13、Pk15等からルーティングテーブルにより示されるルーティング情報を取得し、それらをマージさせて自分のルーティングテーブルを更新する。以上の結果、図7(B)に示されるように、ノードCk48は子ノードCj47の親ノードCk48へ移行する。図7(B)では親ノードCk48は親ノードPi13およびPk15と接続されているが、これは上記ルーティングテーブルの更新結果の一例であって、親ノードPi13またはPk15のいずれか一方とだけ接続されていてもよい。あとは図7(B)に示されるように、親ノードCk48は親ノードCk48に切り替わったことを示す通知MRESを子ノードCj47へ送信し、子ノードCj47は親ノードCk48に登録されたことを知ることになる。
以上より、実施例4によれば、ネットワークトポロジを動的に変更することにより、移動性の変化またはノードのネットワーク利用状態に応じて、その時々に最適なネットワークトポロジを構成することができる。
以上の実施例により、以下のような効果が得られる。例えば、大多数の車に通信装置が搭載された場合、国内全域をカバーする移動体通信網ができる。この通信網には、宅内の固定通信装置、歩行者の携帯端末も参加できる。ここで、構成端末の種別または配置は、場所と時間とにより大きく変化するという点が重要である。各々が固定的な役割を演じていると、通信網の接続性を確保することができず、あるいはまた不意のバッテリー消費が支障をきたす懸念もある。そこで、自端末の状態(移動/停止、バッテリー残量等)または周辺状況(相対配置、相対特性、緊急度等)に応じて、親ノード/子ノードを動的に切替えることにより、通信網全体の最適化を図ることができる。より具体的には、停止、高出力、バッテリー残量が大きい端末を親ノードにすることが好適であるが、周囲にこのような端末がない場合は、低速移動中の端末が親ノードになってもよい。緊急の呼に対しては、バッテリー残量が7割を切った端末が親ノードになることがあってもよい。
上述した実施例1ないし4では、アドホックネットワークシステム1の構成に応じたルーティングテーブル30の管理は、親ノードPa等間の情報交換により各親ノードPa10等がルートを設定することにより行っていた。しかし、アドホックネットワークシステム1における通信手段とは別の通信手段により特定の端末(サーバ)にルーティング情報を集約し、このサーバ側でルートを決定して各親ノードPa10等に配布してもよい。
本発明の活用例として、特に電力供給量、移動性等において異質性を有するノードが存在するようなアドホックネットワークシステムへの応用が挙げられる。
本発明の実施例1におけるアドホックネットワークシステム1を示す図である。 親ノードPa10のルーティングテーブル30を示す図である。 子ノードCa40のルーティングテーブル60を示す図である。 本発明のアドホックネットワークシステム1のルーティング制御方法の流れを示すフローチャートである。 子ノードを持たない親ノードが親ノードから子ノードへ動的に変更する例を示す図である。 子ノードを持つ親ノードが親ノードから子ノードへ動的に変更する例を示す図である。 子ノードから親ノードへ動的に変更する例を示す図である。
符号の説明
1 アドホックネットワークシステム、 10、11、12、13、14、15 親ノード、 20、50 機能ブロック、 21 ハローメッセージ送信部、 22 登録部、 23 パケット転送部、 30、60 ルーティングテーブル、 31、61 宛先ノード部、 32、62 次ホップノード部、 40、41、42、43、44、45、46、47、48、49 子ノード、 51 ルーティングノード選択部、 52 登録要求メッセージ送信部、 53 パケット送信部、 54 パケット受信部。

Claims (8)

  1. ルートを管理するルーティングノードとルートを管理しない非ルーティングノードとを備えたアドホックネットワークシステムであって、該ルーティングノードは、パケットの転送に用いる宛先ノード部及び次ホップノード部を含むルーティングテーブルを有しており、
    前記ルーティングノードは、
    定期的にハローメッセージを送信するハローメッセージ送信手段と、
    1以上の前記非ルーティングノードから送信された登録要求メッセージを受信した場合、ルーティングテーブルの宛先ノード部及び次ホップノード部に該非ルーティングノードを登録する登録手段と、
    受信したパケットに示される宛先ノードに一致するルーティングテーブルの宛先ノード部に対応する次ホップノード部に示されるノードへ該パケットを転送するパケット転送手段とを備え、
    前記非ルーティングノードは、
    1以上のルーティングノードの前記ハローメッセージ送信手段により送信されたハローメッセージを受信した場合、最適なルーティングノードを選択するルーティングノード選択手段と、
    前記ルーティングノード選択手段により選択されたルーティングノードへ登録要求メッセージを送信する登録要求メッセージ送信手段と、
    前記ルーティングノード選択手段により選択されたルーティングノードへ宛先ノードを非ルーティングノード又はルーティングノードとするパケットを送信するパケット送信手段と、
    前記ルーティングノード選択手段により選択されたルーティングノードから自己を宛先とするパケットを受信するパケット受信手段とを備えたことを特徴とするアドホックネットワークシステム。
  2. 請求項1記載のアドホックネットワークシステムにおいて、電力供給量が相対的に多いノードをルーティングノードとし、電力供給量が相対的に少ないノードを非ルーティングノードとすることを特徴とするアドホックネットワークシステム。
  3. 請求項1記載のアドホックネットワークシステムにおいて、移動性が相対的に高いノードを非ルーティングノードとし、移動性が相対的に低いノードをルーティングノードとすることを特徴とするアドホックネットワークシステム。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のアドホックネットワークシステムにおいて、ルーティングノード及び非ルーティングノードは、ルーティングノードであるか又は非ルーティングノードであるかを示す現トポロジを動的に変更する動的変更手段をさらに備えたことを特徴とするアドホックネットワークシステム。
  5. ルートを管理するルーティングノードとルートを管理しない非ルーティングノードとを備えたアドホックネットワークシステムのルーティング制御方法であって、該ルーティングノードは、パケットの転送に用いる宛先ノード部及び次ホップノード部を含むルーティングテーブルを有しており、
    前記ルーティングノードが、
    定期的にハローメッセージを送信するハローメッセージ送信ステップと、
    前記非ルーティングノードが、
    前記ハローメッセージ送信ステップで送信された1以上のルーティングノードのハローメッセージを受信した場合、最適なルーティングノードを選択するルーティングノード選択ステップと、
    前記ルーティングノード選択ステップにより選択されたルーティングノードへ登録要求メッセージを送信する登録要求メッセージ送信ステップと、
    前記ルーティングノードが、
    1以上の非ルーティングノードから前記登録要求メッセージ送信ステップで送信された登録要求メッセージを受信した場合、ルーティングテーブルの宛先ノード部及び次ホップノード部に該非ルーティングノードを登録する登録ステップと、
    前記非ルーティングノードが、
    前記ルーティングノード選択ステップにより選択されたルーティングノードへ宛先ノードを非ルーティングノード又はルーティングノードとするパケットを送信するパケット送信ステップと、
    前記ルーティングノードが、
    前記パケット送信ステップで送信されたパケットに示される宛先ノードに一致するルーティングテーブルの宛先ノード部に対応する次ホップノード部に示されるノードへ該パケットを転送するパケット転送ステップと、
    前記非ルーティングノードが、
    前記パケット転送ステップで送信された自己を宛先とするパケットを受信するパケット受信ステップとを備えたことを特徴とするアドホックネットワークシステムのルーティング制御方法。
  6. 請求項5記載のアドホックネットワークシステムのルーティング制御方法において、電力供給量が相対的に多いノードをルーティングノードとし、電力供給量が相対的に少ないノードを非ルーティングノードとすることを特徴とするアドホックネットワークシステムのルーティング制御方法。
  7. 請求項5記載のアドホックネットワークシステムのルーティング制御方法において、移動性が相対的に高いノードを非ルーティングノードとし、移動性が相対的に低いノードをルーティングノードとすることを特徴とするアドホックネットワークシステムのルーティング制御方法。
  8. 請求項5乃至7のいずれかに記載のアドホックネットワークシステムのルーティング制御方法において、ルーティングノード及び非ルーティングノードは、ルーティングノードであるか又は非ルーティングノードであるかを示す現トポロジを動的に変更する動的変更ステップをさらに備えたことを特徴とするアドホックネットワークシステムのルーティング制御方法。
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