JP2009093949A - 燃料電池システム及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】逆さにしたり横倒しにしたりしたような場合でも問題の生じない燃料電池システムを提供する。
【解決手段】燃料電池1の負極にメタノール水溶液を循環供給し、その正極に空気を供給する燃料電池システムにおいて、循環供給されるメタノール水溶液を収容する循環タンク4の内部、及び、燃料電池1の正極で発生する水を回収する水タンク10の内部に、浮き部材と、該浮き部材に取り付けられたタンク壁面との距離を感知する感知手段とからなる液位センサー12,13を設ける。システムの姿勢が変化しても、各タンク内の液面の動きに液位センサー12,13が追従するため、各タンク内の液位を検出可能である。
【選択図】図1
【解決手段】燃料電池1の負極にメタノール水溶液を循環供給し、その正極に空気を供給する燃料電池システムにおいて、循環供給されるメタノール水溶液を収容する循環タンク4の内部、及び、燃料電池1の正極で発生する水を回収する水タンク10の内部に、浮き部材と、該浮き部材に取り付けられたタンク壁面との距離を感知する感知手段とからなる液位センサー12,13を設ける。システムの姿勢が変化しても、各タンク内の液面の動きに液位センサー12,13が追従するため、各タンク内の液位を検出可能である。
【選択図】図1
Description
本発明は、燃料電池システムに係り、特に、燃料電池の負極に燃料水溶液を循環供給し、燃料電池に酸化剤気体を供給するタイプの燃料電池システムに関する。
図16は、従来の燃料電池システムの構成説明図である。この燃料電池システム100は、ダイレクト・メタノール型燃料電池(DMFC)1を用い、この燃料電池の負極にメタノール水溶液を循環供給するタイプのものである。
ダイレクト・メタノール型燃料電池1は、メタノールの電気化学的酸化のための触媒(メタノール酸化電極触媒)を有する負極(アノード,燃料極)と、酸素の電気化学的還元のための触媒(酸素還元電極触媒)を有する正極(カソード,空気極)との間に高分子電解質膜を挟んだ構造の単セルを複数個、負極側の面に燃料水溶液を流すための溝を、また正極側の面に酸化剤気体としての空気を流すための溝をそれぞれ有する導電性のセパレーターを介して直列的に接続したセルスタックからなるものである。なお、単セルからなる燃料電池も用い得るが、通常は必要な電圧を確保するため複数の単セルを直列接続したセルスタックからなる燃料電池が用いられる。
燃料電池システム100は燃料タンク2、燃料ポンプ3、循環タンク4、循環ポンプ6、ブロワー7、ラジエター8、水タンク10、水ポンプ11、制御部15を備える。
循環タンク4と水タンク10には液位センサー12,13がそれぞれ設けられている。これら液位センサー12,13は制御部15に接続されている。また、図示されていないが、循環タンク4の内部又はメタノール水溶液の循環流路中に濃度センサーも設けられており、この濃度センサーも制御部15に接続されている。制御部15は、燃料電池1に設けられた温度センサー22により燃料電池22の温度の監視も行う。
燃料タンク2はメタノール又は高濃度(例えば100%)のメタノール水溶液を貯蔵している。このメタノール又は高濃度メタノール水溶液は燃料ポンプ3により流路16を通じて循環タンク4に送り込まれ、循環タンク4内で水により希釈され低濃度(例えば数%)のメタノール水溶液となる。このメタノール水溶液は循環ポンプ6により流路17を通じて燃料電池1の負極に送り込まれる。負極を通過したメタノール水溶液は、負極で発生する炭酸ガスとともに流路18を通じ循環タンク4に戻され、そのメタノール水溶液は循環タンク4に回収され、その炭酸ガスは流路19を通じて水タンク10へ排出される。
燃料電池1の正極側にはブロワー7により酸化剤気体としての空気が送り込まれ、その空気中の酸素が酸化剤として利用される。正極で水が発生するが、燃料電池1の内部温度が高くまた空気の流れが速いため、正極で発生した水は小さな水滴となって空気と混在した状態でラジエター11に送られ、そこで冷却されることにより水と空気とに分離されて水タンク10に送り込まれる。その水は水タンク10内に回収されるが、その空気は、流路14を通じて送り込まれた炭酸ガスとともに気体排出パイプ20により吸い出されて大気中に放出される。9はラジエター8に冷却風を送るファンである。
制御部15は、水タンク10内の水位が上限を超えたことを液位センサー13により検出すると、ラジエター8を冷却するファン9を停止させることにより、燃料電池1の正極で発生した水を冷却させず水蒸気の状態で水タンク10へ送り込ませ、気体排出パイプ20を通じて大気中に放出させることにより、水の回収量を減らす。その後、水タンク10内の水位が下がったことを液位センサー13の信号より検出すると、制御部15はファン9を回転させてラジエター8の冷却能力を向上させることにより、水タンク10内への水の回収量を増やす。このような制御により、水タンク10内の水量をほぼ一定に維持する。
また、発電に伴いメタノールだけでなく水も消費されるため、循環タンク4の液位も徐々に下がる。制御部15は、循環タンク4内の液位が下限を下回ったことを液位センサー12の信号により検出すると、水ポンプ11を駆動させて水タンク10内の水を流路21を通じて循環タンク4に送り込む。液位が下限を超えると水ポンプ11を停止させる。このような制御により、循環タンク4内の液量がほぼ一定に保たれる。
また、メタノール水溶液中のメタノールは燃料電池1において消費されるため、循環タンク4内のメタノール水溶液のメタノール濃度は徐々に下がる。制御部15は、前記不図示の濃度センサーによりメタノール濃度を定期的に(例えば1分毎に)測定する。メタノール濃度が目標濃度より低い時は、燃料ポンプ3を駆動して燃料タンク2よりメタノール又は高濃度メタノール水溶液を循環タンク4に補給させることにより、循環タンク4内のメタノール水溶液のメタノール濃度をほぼ一定に保つように制御する。
なお、特許文献1に、タンク部材からメタノール水溶液を吸い出すパイプに柔軟性を持たせ、その吸い出し口に重り部材を設けることにより、タンク部材の姿勢が変化しても常に吸い出し口をメタノール水溶液中に位置させるようにした燃料電池用液体燃料収納容器が記載されている。
図16に示した燃料電池システム100は、図16に示したような姿勢(正立姿勢)で使用されることを前提にしたものであり、逆さにしたり、横倒しにしたり、大きく傾けたりした場合に正常な動作が不可能になる等の問題がある。
例えば、燃料電池システム100を逆さ姿勢にした様子を図17に示す。図17に見られるように、液位センサー12,13は液中に没してしまうため、各タンク内の液位の検出が不可能になり、したがって各タンク内の液量の制御も不可能となる。循環タンク4内の液量を一定に保つことは極めて重要であり、その液量制御が不可能になることは重大な問題である。他の問題もある。まず、循環タンク4及び水タンク10の下部に設けられている液体吸い出し口は液面より上になるため、循環タンク4内のメタノール水溶液を燃料電池1に送り出すことができなくなる。循環タンク4の炭酸ガス吐き出し口はメタノール水溶液中に没するため、水タンク10と循環タンク4との高さ関係にもよるが、循環タンク4内のメタノール水溶液が流路18を通じて水タンク10へ排出されてしまうこともある。また、水タンク10の気体吸い出し口も水面より下になるため、空気と炭酸ガスを排出するためのパイプ20を通じて、水タンク10内の水が外部に排出されてしまう。流路19を通じてメタノール水溶液が水タンク10に流入した場合には、メタノール水溶液もパイプ20を通じて外部に排出されてしまう。燃料タンク2内のメタノール吸い出し口も液面より上になるため、燃料タンク2から循環タンク4へのメタノール又は高濃度メタノール水溶液の供給も不可能になる。
このように、逆さ姿勢では、正常な発電動作が不可能になるばかりか、燃料電池に深刻なダメージを生じさせるおそれがあり、また、水又はメタノール水溶液の流出によりシステム内外が汚染される等の問題がある。システムを横倒しにした場合や大きく傾けた場合にも同様の問題が起こりやすい。
ここまで、燃料水溶液としてメタノール水溶液を用いるシステムについて説明したが、他のアルコール類、例えばエタノール、プロパノール等の水溶液を燃料電池に循環供給するタイプのシステムにおいても、上に述べたと同様な問題がある。
よって、本発明の目的は、燃料電池に燃料水溶液を循環供給するタイプの燃料電池システムにおける上述のごとき問題点について改善すること、より具体的には、システムの姿勢にかかわらず、循環タンク等の液位の検出を可能にすること、燃料電池の発電を継続できるようにすること、燃料水溶液や水の流出によるシステム内外の汚染を防止すること等々にある。
請求項1記載の発明は、
燃料電池の負極に燃料水溶液を循環供給し、前記燃料電池の正極に酸化剤気体を供給する燃料電池システムにおいて、
前記燃料電池の負極に循環供給される燃料水溶液を収容する循環タンク内に、第1の浮き部材と、該第1の浮き部材に取り付けられた該循環タンクの壁面との距離を感知する第1の感知手段とからなる第1の液位センサーを備えることを特徴とする。
燃料電池の負極に燃料水溶液を循環供給し、前記燃料電池の正極に酸化剤気体を供給する燃料電池システムにおいて、
前記燃料電池の負極に循環供給される燃料水溶液を収容する循環タンク内に、第1の浮き部材と、該第1の浮き部材に取り付けられた該循環タンクの壁面との距離を感知する第1の感知手段とからなる第1の液位センサーを備えることを特徴とする。
このような構成によれば、システムの姿勢が変化しても、例えばシステムが逆さになったり横倒しになったりしたような場合にも、循環タンク内の液面の動きに第1の液位センサーが追従するため、第1の液位センサーにより循環タンク内の液位を検出することができ、したがって循環タンク内の液量制御を支障なく行うことができる。
請求項2記載の発明は、
請求項1記載の発明に係る燃料電池システムにおいて、
前記燃料電池の正極に発生する水を回収する水タンク内に、第2の浮き部材と、該第2の浮き部材に取り付けられた該水タンクの壁面との距離を感知する第2の感知手段とからなる第2の液位センサーを備えることを特徴とする。
請求項1記載の発明に係る燃料電池システムにおいて、
前記燃料電池の正極に発生する水を回収する水タンク内に、第2の浮き部材と、該第2の浮き部材に取り付けられた該水タンクの壁面との距離を感知する第2の感知手段とからなる第2の液位センサーを備えることを特徴とする。
このような構成によれば、システムの姿勢が変化しても、例えばシステムが逆さになったり横倒しになったりしたような場合にも、水タンク内の液面の動きに第2の液位センサーが追従するため、第2の液位センサーにより水タンク内の液位を検出することができ、また、第1の液位センサーにより循環タンク内の液位を検出することができる。したがって、循環タンク及び水タンクの液量制御を支障なく行うことができる。
請求項3記載の発明は、
請求項1又は2記載の発明に係る燃料電池システムにおいて、
前記感知手段は反射型光センサーからなることを特徴とする。
請求項1又は2記載の発明に係る燃料電池システムにおいて、
前記感知手段は反射型光センサーからなることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、
請求項1又は2記載の発明に係る燃料電池システムにおいて、
前記感知手段はマイクロスイッチとアクチュエーターからなることを特徴とする。
請求項1又は2記載の発明に係る燃料電池システムにおいて、
前記感知手段はマイクロスイッチとアクチュエーターからなることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、
請求項2記載の発明に係る燃料電池システムにおいて、
前記循環タンク内に柔軟性のある第1のチューブが設けられ、該第1のチューブの一方の端に第1の重り部材が取り付けられ、該第1のチューブの他方の端に前記燃料電池の負極へ燃料水溶液を送るための流路が接続され、
前記循環タンク内に柔軟性のある第2のチューブが設けられ、該第2のチューブの一方の端に第3の浮き部材が取り付けられ、該第2のチューブの他方の端に前記循環タンク内の気体を前記水タンクへ送るための流路が接続されたことを特徴とする。
請求項2記載の発明に係る燃料電池システムにおいて、
前記循環タンク内に柔軟性のある第1のチューブが設けられ、該第1のチューブの一方の端に第1の重り部材が取り付けられ、該第1のチューブの他方の端に前記燃料電池の負極へ燃料水溶液を送るための流路が接続され、
前記循環タンク内に柔軟性のある第2のチューブが設けられ、該第2のチューブの一方の端に第3の浮き部材が取り付けられ、該第2のチューブの他方の端に前記循環タンク内の気体を前記水タンクへ送るための流路が接続されたことを特徴とする。
このような構成によれば、例えばシステムが逆さになったり横倒しになったりしたような場合においても、第1のチューブの一方の端は燃料水溶液中に沈んだ状態になるため循環タンク内の燃料水溶液を燃料電池の負極へ支障なく送ることができる。また、第2のチューブの第1の端は第3の浮き部材により液面から飛び出た状態に保つことができるため、循環タンク内の気体だけを水タンクへ送り出すことができる。また、循環タンク及び水タンクの液量制御も支障なく行うことができる。
請求項6記載の発明は、
請求項2記載の発明に係る燃料電池システムにおいて、
前記水タンク内に柔軟性のある第3のチューブが設けられ、該第3のチューブの一方の端に第2の重り部材が取り付けられ、該第3のチューブの他方の端に前記水タンク内の水を前記循環タンクへ送るための流路が接続され、
前記水タンク内に柔軟性のある第4のチューブが設けられ、該第4のチューブの一方の端に第4の浮き部材が取り付けられ、該第4のチューブの他方の端に前記水タンク内の気体を外部へ排出するための流路が接続されたことを特徴とする。
請求項2記載の発明に係る燃料電池システムにおいて、
前記水タンク内に柔軟性のある第3のチューブが設けられ、該第3のチューブの一方の端に第2の重り部材が取り付けられ、該第3のチューブの他方の端に前記水タンク内の水を前記循環タンクへ送るための流路が接続され、
前記水タンク内に柔軟性のある第4のチューブが設けられ、該第4のチューブの一方の端に第4の浮き部材が取り付けられ、該第4のチューブの他方の端に前記水タンク内の気体を外部へ排出するための流路が接続されたことを特徴とする。
このような構成によれば、例えばシステムが逆さになったり横倒しになったりしたような場合においても、第3のチューブの一方の端は水中に沈んだ状態になるため水タンク内の水を循環タンクへ支障なく送ることができる。また、第4のチューブの第1の端は第4の浮き部材により水面から飛び出た状態に保つことができるため、水タンク内の気体だけを外部へ排出することができる。また、循環タンク及び水タンクの液量制御も支障なく行うことができる。
請求項7記載の発明は、
請求項2記載の発明に係る燃料電池システムにおいて、
前記循環タンク内に柔軟性のある第1のチューブが設けられ、該第1のチューブの一方の端に第1の重り部材が取り付けられ、該第1のチューブの他方の端に前記燃料電池の負極へ燃料水溶液を送るための流路が接続され、
前記循環タンク内に柔軟性のある第2のチューブが設けられ、該第2のチューブの一方の端に第3の浮き部材が取り付けられ、該第2のチューブの他方の端に前記循環タンク内の気体を前記水タンクへ送るための流路が接続され、
前記水タンク内に柔軟性のある第3のチューブが設けられ、該第3のチューブの一方の端に第2の重り部材が取り付けられ、該第3のチューブの他方の端に前記水タンク内の水を前記循環タンクへ送るための流路が接続され、
前記水タンク内に柔軟性のある第4のチューブが設けられ、該第4のチューブの一方の端に第4の浮き部材が取り付けられ、該第4のチューブの他方の端に前記水タンク内の気体を外部へ排出するための流路が接続されたことを特徴とする。
請求項2記載の発明に係る燃料電池システムにおいて、
前記循環タンク内に柔軟性のある第1のチューブが設けられ、該第1のチューブの一方の端に第1の重り部材が取り付けられ、該第1のチューブの他方の端に前記燃料電池の負極へ燃料水溶液を送るための流路が接続され、
前記循環タンク内に柔軟性のある第2のチューブが設けられ、該第2のチューブの一方の端に第3の浮き部材が取り付けられ、該第2のチューブの他方の端に前記循環タンク内の気体を前記水タンクへ送るための流路が接続され、
前記水タンク内に柔軟性のある第3のチューブが設けられ、該第3のチューブの一方の端に第2の重り部材が取り付けられ、該第3のチューブの他方の端に前記水タンク内の水を前記循環タンクへ送るための流路が接続され、
前記水タンク内に柔軟性のある第4のチューブが設けられ、該第4のチューブの一方の端に第4の浮き部材が取り付けられ、該第4のチューブの他方の端に前記水タンク内の気体を外部へ排出するための流路が接続されたことを特徴とする。
このような構成によれば、例えばシステムが逆さになったり横倒しになったりしたような場合においても、循環タンク内の燃料水溶液を燃料電池の負極に支障なく送ることができるとともに、循環タンク内の気体のみを水タンクへ送り出すことができる。また、水タンク内の水を循環タンクへ支障なく送ることができるとともに、水タンク内の気体のみを外部へ排出することができる。また、循環タンク及び水タンクの液量制御も支障なく行うことができる。このように、システムがどのような姿勢をとっても、システムが正立姿勢の場合と変わらない動作を行うことができる。
請求項8記載の発明は、
請求項5又は7記載の発明に係る燃料電池システムにおいて、
前記第3の浮き部材は前記第1の浮き部材を兼ねることを特徴とする。
請求項5又は7記載の発明に係る燃料電池システムにおいて、
前記第3の浮き部材は前記第1の浮き部材を兼ねることを特徴とする。
このような構成によれば、循環タンク内の浮き部材の個数を減らすことができ、その分コストを削減でき、また循環タンクの小型化等に有利である。
請求項9記載の発明は、
請求項8記載の発明に係る燃料電池システムにおいて、
前記第1の感知手段の配線を、前記第2のチューブの表面に沿わせて、該第2のチューブの内部を通して、又は、該第2のチューブの菅壁に埋め込んで、前記循環タンクの外部へ引き出したことを特徴とする。
請求項8記載の発明に係る燃料電池システムにおいて、
前記第1の感知手段の配線を、前記第2のチューブの表面に沿わせて、該第2のチューブの内部を通して、又は、該第2のチューブの菅壁に埋め込んで、前記循環タンクの外部へ引き出したことを特徴とする。
このような構成によれば、第2のチューブと配線とが絡み合って、配線が断線したり、第3の浮き部材の動きが阻害されたりするようなトラブルが起きにくくなる。
請求項10記載の発明は、
請求項6又は7記載の発明に係る燃料電池システムにおいて、
前記第4の浮き部材は前記第2の浮き部材を兼ねることを特徴とする。
請求項6又は7記載の発明に係る燃料電池システムにおいて、
前記第4の浮き部材は前記第2の浮き部材を兼ねることを特徴とする。
このような構成によれば、水タンク内の浮き部材の個数を減らすことができ、その分コストを削減でき、また水タンクの小型化等に有利である。
請求項11記載の発明は、
請求項10記載の発明に係る燃料電池システムにおいて、
前記第2の感知手段の配線を、前記第4のチューブの表面に沿わせて、該第4のチューブの内部を通して、又は、該第4のチューブの菅壁に埋め込んで、前記水タンクの外部へ引き出したことを特徴とする。
請求項10記載の発明に係る燃料電池システムにおいて、
前記第2の感知手段の配線を、前記第4のチューブの表面に沿わせて、該第4のチューブの内部を通して、又は、該第4のチューブの菅壁に埋め込んで、前記水タンクの外部へ引き出したことを特徴とする。
このような構成によれば、第4のチューブと配線とが絡み合って、配線が断線したり、第4の浮き部材の動きが阻害されたりするようなトラブルが起きにくくなる。
請求項12記載の発明は、
請求項7に記載の燃料電池システムを備え、該燃料電池システムにより発生する電力により動作する電子機器である。
請求項7に記載の燃料電池システムを備え、該燃料電池システムにより発生する電力により動作する電子機器である。
このような構成の電子機器は、どのような姿勢をとっても、燃料電池システムの発電電力により動作を継続することができる。
以上のように、本発明によれば、従来の燃料電池システムにおける姿勢変化に伴う様々な問題点を改善した燃料電池システムを提供することができる。また、燃料電池システムを電源として利用し、どのような姿勢をとっても動作を継続可能な電子機器を提供することができる。
次に、図16に示したシステムと同タイプの燃料電池システムを例にして、本発明の実施形態について詳細に説明する。図1は、本発明に係る燃料電池システム200の構成説明図であり、図16と同一の部分もしくは対応した部分には同一の符号が付されている。図16に示した従来のシステムと同様の構成については説明を省略し、従来システムとの相違点について説明する。
なお、ここでは燃料水溶液としてメタノール水溶液を用いるものとして説明するが、他のアルコール類、例えばエタノール、プロパノール等の水溶液を燃料電池に循環供給するタイプのシステムにおいても本発明を同様に適用でき、かかるシステムも本発明に包含される。
本発明に係る燃料電池システム200においては、流路17の循環タンク4との接続端部に柔軟性のあるチューブ17Aが接続されている。このチューブ17Aの開放端(液体吸い込み口)には重り部材30が取り付けられている。したがって、システムがどのような姿勢をとった場合でも、例えば図示の正立姿勢から逆さにした場合でも、チューブ17Aの液体吸い込み口は常に液体(メタノール水溶液)中に没した状態になるため、循環タンク4内のメタノール水溶液を燃料電池1に循環供給することができる。
また、流路19の循環ポンプ4との接続端に柔軟性のあるチューブ19Aが接続され、このチューブ19Aの開放端すなわち気体吸い出し口には浮き部材31が取り付けられている。したがって、システムがどのような姿勢をとった場合でも、チューブ19Aの開放端すなわち気体吸い出し口は常に液面より飛び出た状態になるため、メタノール水溶液が流路19を通じて水タンク10へ流れ込んで気体排出パイプ20を通じ流出し、システム内外を汚染するようなことは防止される。その一方で、循環タンク4内の炭酸ガスは、流路19を通じて水タンク10へ排出することができる。
水タンク10についても同様に、流路21の水タンク10との接続端に柔軟性のあるチューブ21Aが接続され、その開放端すなわち液体吸い込み口に重り部材32が設けられている。したがって、システムがどのような姿勢をとっても、チューブ21Aの開放端すなわち液体吸い込み口は常に水中に没した状態になるため、水タンク10内の水を流路21を通じ循環タンク4へ供給することができる。
気体排出パイプ20の水タンク10との接続端にも柔軟性のあるチューブ20Aが接続され、このチューブ20Aの開放端すなわち気体吸い出し口に浮き部材33が取り付けられている。したがって、システムがどのような姿勢をとっても、チューブ20Aの気体吸い出し口は水面から飛び出した状態となり、水タンク10内の気体(水蒸気、炭酸ガス)を外部に放出することができる。その一方、水タンク10内の水は気体排出パイプ20を通じて外部へ流出することがない。
水ポンプ11の下流側に逆止弁34が設けられ、また、燃料ポンプ3の下流側に逆止弁35が設けられている。これら逆止弁34,35により、システムが逆さ姿勢になったような場合でも、各ポンプ3,11の停止時に燃料タンク2や水タンク10へのメタノール水溶液の逆流を防止することができる。
流路19の循環タンク4との接続端すなわち戻り燃料流入口に多孔質部材36が設けられ、流路19を通じて戻されたメタノール水溶液及び炭酸ガスは多孔質部材36の微小孔を通じて循環タンク4に流れ込むようになっている。システムが例えば逆さ姿勢になったような場合、流路19を通じてメタノール水溶液とともに戻された炭酸ガスは多孔質部材36の微細孔を通じて液中に放出されるので液中に発生する泡は微細になるため、大きな泡が発生する場合のような大きな音が発生しなくなる。同様の目的で、流路19の水タンク10との接続端にも多孔質部材37が設けられ、また、ラジエター8と水タンク10との間の流路39の水タンク接続端にも多孔質部材38が設けられている。
なお、多孔質部材36,37,38に代えて柔軟性のあるチューブを流路端に接続し、そのチューブの開放端に浮き部材を設けることにより、それらチューブの開放端を常に液面から飛び出でた状態にするようにして、大きな泡の発生とそれに伴う大きな音の発生を防止することはでき、かかる構成も本発明に包含される。ただし、タンク内のチューブや浮き部材の個数が増加するので、多孔質部材を設ける構成にくらべ構造は複雑化する。
燃料タンク2は点滴液収容袋と同様の柔らかい袋部材からなり、その中には気体は全く無く高濃度メタノールだけが収容されている。流路16は、燃料タンク2に挿入された注射針16Aを介して燃料タンク2と接続される。燃料ポンプ3を作動させると、燃料タンク2の内部は負圧になり、大気圧で燃料タンク2が押しつぶされる。したがって、システムが逆さ姿勢になったような場合でも、燃料タンク2から循環タンク4へ高濃度メタノールを支障なく供給することができる。
液位センサー12,13は、システムの姿勢にかかわらず常に液位を検出可能な構成のものとされる。以下、図2乃至図6に示す模式図を参照し、液位センサー12,13のいくつかの実施例を説明する。
図2に示す第1の実施例に係る液位センサー12又は13は、メタノール水溶液又は水より比重の小さい不透明材料からなる浮き部材50の内部に、循環タンク4又は水タンク10の壁面(タンク壁面)53との距離を感知する感知手段として、発光ダイオードとフォトトランジスタからなる反射式光センサー51を固定した構造である。液位センサー12又は13の重心が浮き部材50の中心より低い位置にくるように、反射式光センサー51は浮き部材50の底部に配置されているため、システムの姿勢にかかわらず液位センサー12又は13は常に図示の姿勢をとる。浮き部材50の最上部が切り取られて光を通すための窓52が形成されている。反射式光センサー51の発光ダイオードが発した光は窓52を通して循環タンク4又は水タンク10の壁面(タンク壁面)53に照射され、タンク壁面53からの反射光は窓52を通して反射式光センサー51のフォトダイオードに入射する。タンク壁面53との距離によってフォトダイオードへの入射光量が変化するため、フォトダイオードに流れる電流値に基づいて、液位が目標液位より高いか低いかを検出することができる(検出についての詳細は後述する)。なお、図1は、本実施例に係る液位センサー12,13が用いられている場合を示している。
図3に示す第2の実施例に係る液位センサー12又は13は、チューブ19A又は20Aの先端部に取り付けられた浮き部材31又は33の内部に発光ダイオードとフォトトランジスタからなる反射式光センサー51を固定した構造である。浮き部材31又は33はメタノール水溶液又は水より比重の小さい不透明材料からなり、液位センサー12又は13の重心が浮き部材31又は33の中心より低い位置にくるように、反射式光センサー51は浮き部材31又は33の底部に配置されているため、システムの姿勢にかかわらず液位センサー12又は13は常に図示の姿勢をとる。浮き部材31又は33の最上部が切り取られて光を通すための窓52が形成されている。反射式光センサー51の発光ダイオードが発した光は窓52を通して循環タンク4又は水タンク10の壁面(タンク壁面)53に照射され、タンク壁面53からの反射光は窓52を通して反射式光センサー51のフォトダイオードに入射する。液面54とタンク壁面53との距離によってフォトダイオードへの入射光量が変化するため、フォトダイオードに流れる電流値に基づいて、液位が目標液位より高いから低いかを検出することができる。このように、本実施例は、チューブ19A又は20Aの開放端を液面より飛び出させるための浮き部材31又は33が、液位センサー12又は13のための浮き部材を兼ねるため、前記第1の実施例のように液位センサー12又は13のための専用の浮き部材50を設ける構成に比べ、浮き部材の個数が減る分、コストが削減される。また、循環タンク4又は水タンク10内における浮き部材のために必要な空間が少なくなるため、各タンクのサイズを小さくする場合に有利である。
図4に示す第3の実施例に係る液位センサー12又は13は、浮き部材31又は33の底部に重り部材55が設けられている点が前記第2の実施例のものと相違する。重り部材55を設けることにより、液位センサー12又は13の重心をさらに下げることができるため、液位センサー12又は13の姿勢がより安定する。
図5に示す第4の実施例に係る液位センサー12又は13は、浮き部材31又は33を透明な材料からなる略密閉した部材とした点が前記第3の実施例のものと相違する。反射式光センサー51の発光ダイオードの発光する光は、透明な浮き部材31又は33を透過してタンク壁面53へ照射され、その反射光は透明な浮き部材31又は33を透過して反射式光センサー51のフォトトランジスタに入射する。前記第1乃至第3の実施例のような液が侵入する可能性のある窓52がないため、反射式光センサー51及びその配線用コネクタとして防水機能のない一般品を使用することができる。
図6に示す第5の実施例に係る液位センサー12又は13は、浮き部材31又は33の内部にマイクロスイッチ57を固定し、このマイクロスイッチ57のアクチュエーター58を浮き部材31又は33から真上方向に突出させた構成である。すなわち、本実施例では、タンク壁面53との距離を感知する手段として、マイクロスイッチ57とアクチュエーター58とからなる機械的な感知手段を用いる点が前記各実施例と異なる。
浮き部材31又は33にはアクチュエーター58を通す貫通孔が設けられ、この貫通孔から液が侵入する可能性があるため、マイクロスイッチ57として防水機能を持つものが用いられる。液位が上がりアクチュエーター53の先端がタンク壁面53により押し下げられることによりマイクロスイッチ57の接点が閉じ、液位が下がりアクチュエーター53の先端がタンク壁面53から離れるとマイクロスイッチ57の接点が開く。したがって、マイクロスイッチ57の接点の開閉から液位が目標液位より高いから低いかを検出することができる(その検出の詳細については後述する)。
なお、タンク壁面との距離を感知する手段として、反射式光センサーやマイクロスイッチに代えて、超音波や磁気によりタンク壁面との距離を感知するタイプのセンサーを用いることも可能である。かかる態様も本発明に含まれる。
また、前記第1乃至第4の実施例に係る液位センサー12又は13を用いる場合、タンク壁面53で光が反射されなければならない。かかる条件を満たすために、循環タンク4及び水タンク10を例えば光を反射する材料を用いて形成してもよいし、循環タンク4及び水タンク10を透明材料を用いて形成し、その外面又は内面を、光を反射するフィルム等の部材で覆うようにしてもよい。いずれの態様も本発明に含まれる。
あるいは、光を一部透過しまた一部反射するような材料を用いて循環タンク4及び水タンク10を形成してもよいし、透明材料を用いて循環タンク4及び水タンク10を形成し、その内面又は外面を、光を一部透過しまた一部反射する材料からなるフィルム等の部材で覆うようにしてもよい。かかる構成は、外部より液位の目視確認が可能になる。なお、液位センサー12又は13の浮き部材(又は他の浮き部材)の喫水線付近に可視光を発する発光ダイオードを取り付けるならば、目視による液位の確認がより容易になる。このような態様も本発明に含まれる。
前記第1乃至第5の実施例に係る液位センサー12又は13のようなタンク壁面との距離から液位を検出するものを用いる場合、循環タンク4及び水タンク10は、収容されている液量が同じならば、システムの姿勢によらず、液面とタンク壁面との距離ができるだけ一定となるような形状の容器とすることが望ましい。この観点からは、循環タンク4及び水タンク10としては、正立方体状容器やサッカーボールのような正多面体状容器が望ましく、後者の場合は面数が多いほど望ましく、理想的には球状の容器である。
液位センサー12又は13における距離感知手段(反射式光センサー、マイクロスイッチ)の配線をタンク外への引き出す方法について説明する。第1の引き出し方法は、図7に模式的に示すように、液位センサー12又は13の配線60をチューブ19A又は20Aの表面に沿わせて結束ベルト61等で抑える方法である。第2の引き出し方法は、図8に模式的に示すように、液位センサー12又は13の配線60をチューブ19A又は20Aの内部に通す方法である。第3の引き出し方法は、図9に模式的に示すように、液位センサー12又は13の配線60をチューブ19A又は20Aの肉(菅壁)に埋め込む方法である。このような引き出し方法によれば、チューブ19A又は20Aと配線60とが絡み合って、配線60が断線したり、浮き部材31又は33の動きが阻害されたりするようなトラブルが起きにくい。
図10は、制御部15の構成説明図である。制御部15は、マイクロコンピュータ等から構成される制御回路300、蓄電池301、DC−DCコンバーター302、レギュレーター(電圧安定化回路)303、スイッチ304、ダイオードD1,D2,D3から構成される。
燃料電池1が発電中に制御回路300によりスイッチ304が閉じられると、蓄電池301の充電が行われる。外部の負荷310に給電中においても、蓄電池301の充電(フローティング充電)が可能である。蓄電池301から燃料電池1への電流の逆流はダイオードD2により阻止される。
スイッチ304が開かれている場合、燃料電池1の出力電力はダイオードD1を通じてDC−DCコンバーター302に印加され、昇圧されてから外部の電気機器等の負荷310に供給される。燃料電池1は化学反応によって発電するものであるため、燃料電池1の温度が高い時には出力電力は大きいが、温度が低い時には出力電力は小さくなる。また、液体を燃料とする燃料電池1は出力電力の応答性が非常に悪い。負荷310の必要とする電力は変動し、例えばモーターの駆動開始時に急に大きな電力を必要とするが、燃料電池1はそのような急激な電力変化に追従できない。そこで、蓄電池301が設けられ、燃料電池1の出力電力では外部の負荷310に必要な電力をまかなうことができない場合、蓄電池301からダイオードD3を通じてDC−DCコンバーター302に電流が供給されることにより、負荷310の印加電圧の低下が防止される。
各ポンプ3,6,11、ブロワー7、ラジエターファン9、それらの制御を行う制御回路300には、レギュレーター303により安定化された電圧が供給される。液位センサー12,13、温度センサー22及び前記濃度センサーも配線を通じて制御回路300に接続される。
図11に、制御回路300における液位検出回路の一例を示す。図11において、液位センサー12又は13は前記第1乃至第4の実施例に係る反射式光センサー51を用いた構成のものである。反射式光センサー51の発光ダイオード321のアノードに10Vの電圧が印加され、そのカソードが560Ωの抵抗322を通じて接地され、発光ダイオード321は発光する。その光は上方に向かいタンク壁面53を照射する。タンク壁面53で反射された光は反射式光センサー51のフォトトランジスタ323に入射する。液位が上がり液位センサー12又は13がタンク壁面53に近づくとフォトトランジスタ323に入射する光量が増加し、フォトトランジスタ323を流れる電流が増えるため、20KΩの可変抵抗324の非接地端の電圧(コンパレータ325の(+)入力の電圧)が上昇する。液位が下がり液位センサー12又は13がタンク壁面53から遠ざかるとフォトトランジスタ323に入射する光量が減少するので、フォトトランジスタ323を流れる電流が減るため、コンパレータ325の(+)入力の電圧が下がる。コンパレータ325の(−)入力には、10Vの電圧を抵抗326,327により分圧した5Vの電圧が印加されている。液位が目標液位となったときに、コンパレータ325の(+)入力の電圧が(−)入力の電圧5Vより僅かに高くなるように可変抵抗234の抵抗値が調節される。
液位が目標液位より下がると、コンパレータ325の(+)入力の電圧が(−)入力の電圧より低くなるためコンパレータ325の出力がLレベルとなり、マイクロコンピュータ310は液位が目標液位より低いと判断する。ここでは循環タンク4の液位を測定しているものと想定して説明すると、マイクロコンピュータ310は水ポンプ11を駆動させる制御を行うことにより循環タンク4に水を補給させる。水の補給により液位が目標液位まで上昇し、コンパレータ325の(+)入力の電圧が5Vを超えると、コンパレータ325の出力がHレベルになり、マイクロコンピュータ310は液位が目標液位まで上昇したと判断し、水ポンプ11を停止させる制御を行うことにより、水の補給を終了させる。
図12に、制御回路300における液位検出回路の別の一例を示す。図12において、液位センサー12又は13は前記第5の実施例に係るマイクロスイッチ57を用いた構成のものである。
液位が目標液位より下がると、アクチュエーター58の先端(上端)がタンク壁面53に接触しないためマイクロスイッチ57の接点は開いた状態となる。コンパレータ325の(+)入力は抵抗328を介して接地されているため、この時は(+)入力の電圧は0Vとなり、これは(−)入力の電圧5Vより低い。したがって、コンパレータ325の出力はLレベルとなり、マイクロコンピュータ310は、液位が目標液位より低いと判断する。ここでは循環タンク4の液位を測定しているものと想定して説明すると、マイクロコンピュータ310は水ポンプ11を駆動させる制御を行うことにより循環タンク4に水を補給させる。水の補給により液位が目標液位まで上昇すると、アクチュエーター58の先端がタンク壁面53に当接し、アクチュエーター58が押し下げられてマイクロスイッチ57の接点が閉じ、この接点を通じて10Vの電圧がコンパレータ325の(+)入力に印加される。その結果、コンパレータ325の出力がHレベルになり、マイクロコンピュータ310は液位が目標液位まで上昇したと判断し、水ポンプ11を停止させる制御を行うことにより、水の補給を終了させる。
以上説明した本発明に係る燃料電池システムは、どのような姿勢をとった場合にも循環タンク及び水タンクの液位を支障なく検出してタンク内液位の制御を行い、正常な発電動作を継続することができるとともに、燃料水溶液や水が漏出してシステム内外を汚染することもない。したがって、例えば、本発明の燃料電池システムをノートパソコンなどの電子機器とともに鞄などに入れて移動中に発電動作を行わせ、その電子機器の二次電池に充電するようなことも可能である。
また、本発明の燃料電池システムを様々な電子機器に組み込むことにより、電子機器の姿勢がさまざまに変化する場合にも電子機器に支障なく電力を供給することができるようになる。かかる電子機器も本発明に含まれる。
次に、図13乃至図15を参照し、本発明の燃料電池システムが組み込まれた電子機器の一例であるインクジェットプリンタ(画像形成装置)について説明する。図13はインクジェットプリンタの電気的構成を説明するためのブロック図であり、図14はインクジェットプリンタの全体的外観を示す斜視図であり、図15はインクジェットプリンタの記録機構を説明するための斜視図である。
まず、図15を参照し、記録機構について説明する。図15において、1205は記録ヘッドカートリッジであり、記録ヘッドIJHと、インク供給源であるインクタンクとを一体化したものである。この記録ヘッドカートリッジ1205は、押さえ部材1202によりキャリッジ1206に固定されており、キャリッジ1206とともにシャフト1211に沿って往復移動可能となっている。記録ヘッドカートリッジ1205は、用いるインク色等に応じて、1個ないし複数個(図示例では2個)を設けることができる。
記録ヘッドIJHより吐出されたインク滴は、記録ヘッドIJHと微小間隔を介して対向する、プラテン1210に規制された記録用紙209の表面へ飛翔して付着し画像を形成する。記録ヘッドIJHにはケーブル1207及びこれに結合する端子を介して画像データに応じた記録タイミングパルスが供給される。
1208はキャリッジ1206をシャフト1211に沿って走査させるためのキャリッジモータ、1203はモータ1208の駆動力をキャリッジ1206に伝達するためのワイヤである。また、1201はプラテンローラ1210に結合して記録用紙1209を搬送させるためのラインフィードモータ、1204はキャリッジ1206の位置を検出するホームポジション・センサーである。1220はプラテンローラ1210を手動で回転させるためのノブである。
次に、図13を参照し説明する。図13において、1100は前述したような本発明に係る燃料電池システムであり、インクジェットプリンタの各回路部に電力を供給する。1101は装置全体の動作制御及びデータ処理を実行するためのCPU、1102はCPU1101の制御プログラムやフォント処理のための各種データを格納するROM、1103はホストコンピュータから受信した画像データその他のデータを一時的に格納するRAM、1104はホストコンピュータから送られてくる画像データを取り込むためのデータ受信部である。1105はDMA/RAMコントローラであり、データ受信部1104で受信した画像データをRAM1103へDMA転送したり、CPU1101からRAM1103へのアクセスを制御したりする。また、1106はプリンタ固有のパラメータを格納するEEPROM等からなる不揮発性メモリ、1107は記録ヘッドIJHを駆動するヘッドドライバである。1108はヘッドコントローラであり、CPU101からの制御により、ヘッドドライバ1107へ画像データを転送するとともにヒートパルス信号を発生しヘッドドライバ1107へ供給する。
キャリッジモータドライバ1110とキャリッジモータ1208及びタイミング制御部1112は、CPU1101から供給される制御信号とエンコーダ等による記録タイミングパルスに基づいて記録ヘッドIJHの移動(主走査方向)を行う制御系であり、同様に、ラインフィードモータドライバ1113とラインフィードモータ1201は、CPU1101から供給される制御信号に基づいて記録用紙1209の搬送(副走査方向)を行う制御系である。
インク流量検出部1114は、記録ヘッドIJHに送られた記録信号から、所定時間内において記録のために吐出されたインク滴(ドット)の数をカウントし、インクタンクから記録ヘッドIJHに供給されるインクの流量を検出する。
全体的な動作を説明すれば、データ受信部1104によってホストコンピュータより入力された画像データは、DMA/RAMコントローラ1105を介してRAM1103に一時格納される。CPU1101によって、ROM1102に格納された制御プログラムに従って、受信コマンド、画像データ、文字コードの解析が行われる。その後、入力された画像データは、CPU1101により記録データに変換され、順次、RAM1103に格納される。受信コマンドには記録制御情報が含まれ、この記録制御情報に応じた記録パス数により記録が行われる。
1ライン分の記録データの展開が終了するか、あるいはホストコンピュータから記録命令(受信コマンドの1つ)が入力された時点で、キャリッジモータドライバ1110によりキャリッジモータ1208が駆動される。そして、タイミング制御部1112から出力される記録タイミングパルスに同期してRAM1103に格納されている記録データが、DMA/RAMコントローラ1105及びヘッドコントローラ1108を介してヘッドドライバ1107に転送される。そして、ヘッドコントローラ1108からヒートパルス信号がヘッドドライバ1107に送られて記録ヘッドIJHからインク滴を吐出する。
1ライン分の記録が終了するとラインフィードモータ1201が駆動されて改行が行われ、1連の手順が終了する。このような手順が繰り返されることにより、記録用紙1209に1ページ分の記録が行われる。
1 燃料電池
2 燃料タンク
3 燃料ポンプ
4 循環タンク
6 循環ポンプ
7 ブロワー
8 ラジエター
9 ファン
10 水タンク
11 水ポンプ
12,13 液位センサー
15 制御部
17A,19A,20A,21A 柔軟性を有するチューブ
30,32 重り部材
31,33 浮き部材
36,37,38 多孔質部材
50 浮き部材
51 反射式光センサー
52 窓
53 タンク壁面
54 液面
55 重り部材
57 マイクロスイッチ
57 アクチュエーター
60 液位センサーの配線
61 結束バンド
310 マイクロコンピュータ
321 発光ダイオード
323 フォトトランジスタ
325 コンパレータ
2 燃料タンク
3 燃料ポンプ
4 循環タンク
6 循環ポンプ
7 ブロワー
8 ラジエター
9 ファン
10 水タンク
11 水ポンプ
12,13 液位センサー
15 制御部
17A,19A,20A,21A 柔軟性を有するチューブ
30,32 重り部材
31,33 浮き部材
36,37,38 多孔質部材
50 浮き部材
51 反射式光センサー
52 窓
53 タンク壁面
54 液面
55 重り部材
57 マイクロスイッチ
57 アクチュエーター
60 液位センサーの配線
61 結束バンド
310 マイクロコンピュータ
321 発光ダイオード
323 フォトトランジスタ
325 コンパレータ
Claims (12)
- 燃料電池の負極に燃料水溶液を循環供給し、前記燃料電池の正極に酸化剤気体を供給する燃料電池システムにおいて、
前記燃料電池の負極に循環供給される燃料水溶液を収容する循環タンクの内部に、第1の浮き部材と、該第1の浮き部材に取り付けられた該循環タンクの壁面との距離を感知する第1の感知手段とからなる第1の液位センサーを備えることを特徴とする燃料電池システム。 - 前記燃料電池の正極に発生する水を回収する水タンクの内部に、第2の浮き部材と、該第2の浮き部材に取り付けられた該水タンクの壁面との距離を感知する第2の感知手段とからなる第2の液位センサーを備えることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
- 前記感知手段は反射型光センサーからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料電池システム。
- 前記感知手段はマイクロスイッチとアクチュエーターからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料電池システム。
- 前記循環タンク内に柔軟性のある第1のチューブが設けられ、該第1のチューブの一方の端に第1の重り部材が取り付けられ、該第1のチューブの他方の端に前記燃料電池の負極へ燃料水溶液を送るための流路が接続され、
前記循環タンク内に柔軟性のある第2のチューブが設けられ、該第2のチューブの一方の端に第3の浮き部材が取り付けられ、該第2のチューブの他方の端に前記循環タンク内の気体を前記水タンクへ送るための流路が接続されたことを特徴とする請求項2に記載の燃料電池システム。 - 前記水タンク内に柔軟性のある第3のチューブが設けられ、該第3のチューブの一方の端に第2の重り部材が取り付けられ、該第3のチューブの他方の端に前記水タンク内の水を前記循環タンクへ送るための流路が接続され、
前記水タンク内に柔軟性のある第4のチューブが設けられ、該第4のチューブの一方の端に第4の浮き部材が取り付けられ、該第4のチューブの他方の端に前記水タンク内の気体を外部へ排出するための流路が接続されたことを特徴とする請求項2に記載の燃料電池システム。 - 前記循環タンク内に柔軟性のある第1のチューブが設けられ、該第1のチューブの一方の端に第1の重り部材が取り付けられ、該第1のチューブの他方の端に前記燃料電池の負極へ燃料水溶液を送るための流路が接続され、
前記循環タンク内に柔軟性のある第2のチューブが設けられ、該第2のチューブの一方の端に第3の浮き部材が取り付けられ、該第2のチューブの他方の端に前記循環タンク内の気体を前記水タンクへ送るための流路が接続され、
前記水タンク内に柔軟性のある第3のチューブが設けられ、該第3のチューブの一方の端に第2の重り部材が取り付けられ、該第3のチューブの他方の端に前記水タンク内の水を前記循環タンクへ送るための流路が接続され、
前記水タンク内に柔軟性のある第4のチューブが設けられ、該第4のチューブの一方の端に第4の浮き部材が取り付けられ、該第4のチューブの他方の端に前記水タンク内の気体を外部へ排出するための流路が接続されたことを特徴とする請求項2に記載の燃料電池システム。 - 前記第3の浮き部材は前記第1の浮き部材を兼ねることを特徴とする請求項5又は7に記載の燃料電池システム。
- 前記第1の感知手段の配線を、前記第2のチューブの表面に沿わせて、該第2のチューブの内部を通して、又は、該第2のチューブの菅壁に埋め込んで、前記循環タンクの外部へ引き出したことを特徴とする請求項8に記載の燃料電池システム。
- 前記第4の浮き部材は前記第2の浮き部材を兼ねることを特徴とする請求項6又は7に記載の燃料電池システム。
- 前記第2の感知手段の配線を、前記第4のチューブの表面に沿わせて、該第4のチューブの内部を通して、又は、該第4のチューブの菅壁に埋め込んで、前記水タンクの外部へ引き出したことを特徴とする請求項10に記載の燃料電池システム。
- 請求項7に記載の燃料電池システムを備え、該燃料電池システムにより発生する電力により動作する電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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- 2007-10-10 JP JP2007264425A patent/JP2009093949A/ja active Pending
Cited By (3)
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JP2014139477A (ja) * | 2007-09-26 | 2014-07-31 | Intelligent Energy Ltd | 燃料電池装置 |
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JP2012248493A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-13 | Hitachi Ltd | 燃料電池システム |
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