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JP2009090610A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2009090610A
JP2009090610A JP2007265991A JP2007265991A JP2009090610A JP 2009090610 A JP2009090610 A JP 2009090610A JP 2007265991 A JP2007265991 A JP 2007265991A JP 2007265991 A JP2007265991 A JP 2007265991A JP 2009090610 A JP2009090610 A JP 2009090610A
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JP2007265991A
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Hiroshi Suzuki
拓 鈴木
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Roland DG Corp
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Roland DG Corp
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Abstract

【課題】画像形成可能領域が重なる部分全体にムラを形成することなく白スジおよび黒スジを目立たなくして、形成される画像の品質を向上させる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置100は、記録メディアWKに画像を形成する記録ヘッドユニット120を備えている。記録ヘッドユニット120は、吐出するインクの色ごとに2つの短尺記録ヘッド121a〜124a,121b〜124bによって構成される記録ヘッド121〜124を備えている。各短尺記録ヘッド121a〜124a,121b〜124bは、互いの画像形成可能領域の一部が重なるように配置されている。画像形成装置100の作動を制御するコントローラ130は、短尺記録ヘッド121a〜124aによって形成される画像G1と短尺記録ヘッド121b〜124bによって形成される画像G2との繋ぎ目C121〜C124を、各記録ヘッド121〜124ごとに異なる位置とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、記録メディアに対してインクを吐出する複数のノズルを備えた少なくとも2つの短尺記録ヘッドを、互いの画像形成可能領域の一部が重なるように配置して構成された記録ヘッドを備えるインクジェット記録方式の画像形成装置に関する。
従来から、記録メディアを断続的に搬送しつつ複数のノズルを備えた記録ヘッドを同記録メディアの搬送方向(副走査方向)に直交する方向(主走査方向)に変位させながらインクを吐出させて画像を形成するインクジェット記録方式の画像形成装置、所謂インクジェットプリンタが知られている。インクジェットプリンタには、少なくとも2つの短尺記録ヘッドを、互いの画像形成可能領域の一部が重なるように配置して構成された記録ヘッドを搭載したものがある。
例えば、図13(A)に示す記録ヘッド10は、インクを吐出するノズル11aを記録ヘッド10の副走査方向に沿って1列に配列した短尺記録ヘッド11と、同短尺記録ヘッド11と同様のノズル12aが形成された短尺記録ヘッド12とから構成される。この場合、短尺記録ヘッド11と短尺記録ヘッド12とは、短尺記録ヘッド11の図示下部側16個のノズル11aと短尺記録ヘッド12の図示上部側16個のノズル12aとがそれぞれ同一の主走査ライン上に位置するように配置され記録ヘッド10を構成している。そして、記録メディア上への画像の形成は、短尺記録ヘッド11,12における主走査方向に重なって配置されたノズル11a,12aの範囲内に、短尺記録ヘッド11のノズル11aによって形成される画像G1と短尺記録ヘッド12のノズル12aによって形成される画像G2との繋ぎ目Cが位置するように行われる。具体的には、短尺記録ヘッド11による画像G1の形成は、図示下側から9つ目のノズル11a以前のノズル11aによって行われ、短尺記録ヘッド12による画像G2の形成は、図示上側から9つ目のノズル12a以降のノズル12aによって行われる。
このような記録ヘッド10においては、短尺記録ヘッド11のノズル11aと短尺記録ヘッド12のノズル12aとが同一の主走査ライン上に正確に配置されることにより、画像G1と画像2とが連続的に繋がって形成される(図13(A)参照)。したがって、図13(B)に示すように、短尺記録ヘッド11のノズル11aに対して短尺記録ヘッド12のノズル12aが図示下方にずれて配置された場合には、画像G1と画像2とが連続的に繋がらず、画像G1と画像2との間に隙間Oが生じる。一方、図13(C)に示すように、短尺記録ヘッド11のノズル11aに対して短尺記録ヘッド12のノズル12aが図示上方にずれて配置された場合には、画像G1の図示下端部と画像2の図示上端部とが重なって画像G1と画像2との間に重複部Rが生じる。このような、隙間Oまたは重複部Rは、形成後の画像G上に白スジまたは黒スジとして現われることから画像形成品質を低下させる。このため、短尺記録ヘッド11のノズル11aと短尺記録ヘッド12のノズル12aとを同一の主走査ライン上に正確に配置しなければならないが、この配置作業は極めて煩雑な作業である。
一方、下記特許文献1には、2つの短尺記録ヘッドを互いの画像形成可能領域の一部が重なるように配置して構成された記録ヘッドで画像を形成する際、互いに重なる画像形成領域において互いに他方の画像形成可能領域に向けて画像を補完しつつ濃度(ドットの密度)を漸減させるインクジェットプリンタが開示されている。これにより、一方の記録ヘッドにより形成される画像が他方の記録ヘッドにより形成される画像に徐々に遷移するように画像形成されるため、一方の短尺記録ヘッドに対して他方の短尺記録ヘッドがずれて配置された場合であっても、一方の画像が他方の画像に遷移する領域に生じる白スジまたは黒スジを目立たなくしている。しかしながら、一方の短尺記録ヘッドに対して他方の短尺記録ヘッドがずれて配置された場合、一方の短尺記録ヘッドにより形成される画像に対して、同画像に補完的に重ねられて形成される他方の短尺記録ヘッドによる画像がずれる。このため、2つの短尺記録ヘッドの画像形成領域が互いに重なる部分全体に縞状のムラが現れ、形成した画像の品質を低下させるという問題がある。
特開平05−57965号公報
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、インクを吐出する複数のノズルを備えた少なくとも2つの短尺記録ヘッドを、互いの画像形成可能領域の一部が重なるように配置して構成された記録ヘッドを備える画像形成装置において、画像形成可能領域が重なる部分全体に縞状のムラを形成することなく所謂白スジおよび黒スジを目立たなくして、記録メディア上に最終的に形成される画像の品質を向上させることができる画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、インクを吐出する複数のノズルを備えた少なくとも2つの短尺記録ヘッドを、互いの画像形成領域の一部が重なるように配置して構成された記録ヘッドを複数備える画像形成装置において、少なくとも1つの記録ヘッドにおける一方の短尺記録ヘッドによって形成される画像と他方の短尺記録ヘッドによって形成される画像との繋ぎ目を、前記少なくとも1つの記録ヘッド以外の他の記録ヘッドにおける一方の短尺記録ヘッドによって形成される画像と他方の短尺記録ヘッドによって形成される画像との繋ぎ目に対して互いに異なる位置とする記録ヘッド駆動手段を備えたことにある。
この場合、前記画像形成装置において、前記複数の記録ヘッドは、少なくとも、シアン色のインクを吐出するための記録ヘッドとマゼンタ色のインクを吐出するための記録ヘッドとを含み、記録ヘッド駆動手段は、前記両画像の繋ぎ目を、少なくともシアン色のインクを吐出するための記録ヘッドとマゼンタ色のインクを吐出するための記録ヘッドとで異なる位置にするとよい。
このように構成した本発明の特徴によれば、記録ヘッドを構成する一方の短尺記録ヘッドによって形成される画像と他方の短尺記録ヘッドによって形成される画像との繋ぎ目が、画像形成装置が備える少なくとも2つの記録ヘッド間で異なる位置としている。このため、一方の短尺記録ヘッドに対して他方の短尺記録ヘッドが記録ヘッドの副走査方向にずれて配置されることにより、形成した画像に所謂白スジまたは黒スジが生じた場合であっても、同白スジまたは黒スジが生じた部分に前記繋ぎ目が異なる他の記録ヘッドにより画像の形成が行われる。すなわち、白スジまたは黒スジが形成画像上に前記繋ぎ目の位置に応じて分散して形成されるとともに、同白スジまたは黒スジ上に繋ぎ目の位置が異なる他の記録ヘッドによって画像の形成が行われる。この場合、一方の短尺記録ヘッドによって形成される画像と他方の短尺記録ヘッドによって形成される画像とは互いに補完し合う部分はなく、それぞれの画像が独立して形成されるため、両短尺記録ヘッド間において生じる白スジまたは黒スジは最多でも1本である。この結果、画像形成可能領域が重なる部分全体に縞状のムラを形成することなく白スジおよび黒スジを目立たなくして、記録メディア上に最終的に形成される画像の品質を向上させることができる。
また、本発明の他の特徴は、インクを吐出する複数のノズルを備えた少なくとも2つの短尺記録ヘッドを、互いの画像形成可能領域の一部が重なるように配置して構成された記録ヘッドを備える画像形成装置において、一方の短尺記録ヘッドによって形成される画像と他方の短尺記録ヘッドによって形成される画像との繋ぎ目を、記録ヘッドの主走査方向の変化に対して同記録ヘッドの副走査方向にも変化させる記録ヘッド駆動手段を備えたことにある。
この場合、前記画像形成装置において、記録ヘッド駆動手段は、例えば、前記両画像の繋ぎ目を波状、具体的には、正弦波(サインカーブ)状、鋸歯状または矩形波状に形成するとよい。
このように構成した本発明の特徴によれば、記録ヘッドを構成する一方の短尺記録ヘッドによって形成される画像と他方の短尺記録ヘッドによって形成される画像との繋ぎ目が、記録ヘッドの主走査方向の変化に対して同記録ヘッドの副走査方向にも変化する。このため、一方の短尺記録ヘッドに対して他方の短尺記録ヘッドが記録ヘッドの副走査方向にずれて配置されることにより形成した画像に所謂白スジまたは黒スジが生じた場合であっても、同白スジまたは黒スジは主走査方向に波状に現れ、従来のような一直線に現れることがない。この場合、本発明者によれば、波状に現れる白スジまたは黒スジの方が、一直線状に現れる白スジまたは黒スジに比べて目立ち難いことを確認している。
また、一方の短尺記録ヘッドに対して他方の短尺記録ヘッドが記録ヘッドの副走査方向に加えて主走査方向にずれて配置された場合においては、波状の白スジまたは黒スジが分断されて断続的(非連続)に形成されることから、目立ち難くなる。また、この場合、一方の短尺記録ヘッドによって形成される画像と他方の短尺記録ヘッドによって形成される画像とは互いに補完し合う部分はなく、それぞれの画像が独立して形成されるため、両短尺記録ヘッド間において生じる白スジまたは黒スジは最多でも1本である。この結果、画像形成可能領域が重なる部分全体に縞状のムラを形成することなく白スジおよび黒スジを目立たなくして、記録メディア上に最終的に形成される画像の品質を向上させることができる。
また、この場合、前記画像形成装置において、記録ヘッド駆動手段は、例えば、前記両画像の繋ぎ目を記録ヘッドの主走査方向における所定の間隔ごとに同記録ヘッドの副走査方向に変化させてもよい。これによれば、形成した画像上に生じる白スジまたは黒スジは、前記両画像の繋ぎ目のずらした位置に応じて分散して形成されるため、同生じた白スジまたは黒スジを目立たなくすることができる。
また、この場合、前記画像形成装置に代えてまたは加えて、記録ヘッド駆動手段は、例えば、前記両画像の繋ぎ目を記録ヘッドの副走査方向における所定の間隔ごとに同記録ヘッドの主走査方向に変化させてもよい。これによれば、前記両画像の繋ぎ目における副走査方向に平行な線を主走査方向に分散させている。このため、一方の短尺記録ヘッドに対して他方の短尺記録ヘッドが記録ヘッドの主走査方向にずれて配置された場合、形成した画像上に生じる白スジまたは黒スジは分断されて断続的(非連続)に形成されるため、これらの白スジまたは黒スジを目立ち難くすることができる。
また、これらの場合、前記画像形成装置において、前記記録ヘッドは複数備えられ、記録ヘッド駆動手段は、少なくとも1つの記録ヘッドにおける一方の短尺記録ヘッドによって形成される画像と他方の短尺記録ヘッドによって形成される画像との繋ぎ目を、前記少なくとも1つの記録ヘッド以外の他の記録ヘッドにおける一方の短尺記録ヘッドによって形成される画像と他方の短尺記録ヘッドによって形成される画像との繋ぎ目に対して互いに異なる位置に形成するとよい。これにより、一方の短尺記録ヘッドに対して他方の短尺記録ヘッドが記録ヘッドの副走査方向にずれて配置されることにより形成した画像に白スジまたは黒スジが生じた場合であっても、白スジまたは黒スジは形成した画像上に前記繋ぎ目の位置に応じて分散して形成されるとともに、同白スジまたは黒スジ上に前記繋ぎ目の位置が異なる他の記録ヘッドによって画像の形成が行われる。この結果、画像形成可能領域が重なる部分全体に縞状のムラを形成することなく白スジおよび黒スジを目立たなくして、記録メディア上に最終的に形成される画像の品質を向上させることができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明に係る画像形成装置の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、画像の形成対象である単シート状の記録メディアWKの表面にインクを付着させることにより所望する画像を形成する画像形成装置100(所謂インクジェットプリンタ)の全体を示す概略斜視図である。また、図2は、同画像形成装置100の作動を制御するための制御システムのブロック図である。なお、本明細書において参照する各図は、本発明の理解を容易にするために一部の構成要素を誇張して表わすなど模式的に表している。このため、各構成要素間の寸法や比率などは異なっていることがある。
この画像形成装置100は、平面部を有するとともに、同平面部の両端部が画像形成装置100の前後方向に向かってそれぞれ湾曲したプラテン101を備えている。プラテン101は、前記平面部上に記録メディアWKを載置する載置台であり、図示左右方向に延びて形成されている。プラテン101の中央部には、図示左右方向に沿って円筒状のグリッドローラ102がその上面部を露出させた状態で設けられている。このグリッドローラ102は、後述するコントローラ130によって作動が制御されるX軸方向フィードモータ103によって回転駆動される。
プラテン101の上方には、プラテン101と平行な状態で長尺状のガイドレール104が設けられている。ガイドレール104の下部には、グリッドローラ102に対向した状態で円筒部を有する2つのピンチローラ105a,105bがガイドレール104に沿って変位可能な状態でそれぞれ設けられている。これらのグリッドローラ102およびピンチローラ105a,105bは、シート状の記録メディアWKを図示上下方向から挟持しながら図示前後方向に搬送する。なお、記録メディアWKを搬送する図示前後方向(X軸方向)を副走査方向、同X軸方向に直交する図示左右方向(Y軸方向)を主走査方向とする。
ガイドレール104は、直動レール106および図示しない直動ブロックを介して記録ヘッドユニット120を支持する。直動レール106は、主走査方向(図示Y軸方向)に沿ってガイドレール104に固定された1本のレールである。また、直動ブロックは、直動レール106に沿って摺動する移動体であり、記録ヘッドユニット120の各背面にそれぞれ固定されている。すなわち、記録ヘッドユニット120は、直動レール106(ガイドレール104)に沿って主走査方向に案内される。
記録ヘッドユニット120は、箱型に形成されたケーシング120aの内部に、4つの記録ヘッド121,122,123,124を備えている。各記録ヘッド121〜124は、図3に示すように、それぞれ2つの短尺記録ヘッド(121a,121b),(122a,122b),(123a,123b),(124a,124b)によって構成されており、図示しないインクタンクから供給される互いに異なる4つの色(黒色(K)、シアン色(C)、マゼンタ色(M)、イエロー色(Y))の各インクを記録メディアWKに向けて吐出する。
各短尺記録ヘッド(121a,121b)〜(124a,124b)には、インクを吐出するノズル(121c,121d),(122c,122d),(123c,123d),(124c,124d)が記録メディアWKの搬送方向である副走査方向(図示X軸方向)に沿って一定の間隔で1列に配列されている。本第1の実施形態においては、それぞれ360個ずつのノズル(121c,121d)〜(124c,124d)が形成されている。なお、図3は各記録ヘッド121〜124の配置を示すために、同記録ヘッド121〜124を上方から見た平面図を模式的に示した図であり、平面図には本来現れないノズル(121c,121d)〜(124c,124d)を理解を助けるため敢えて示している。また、図3に示したノズル(121c,121d)〜(124c,124d)の数は本第1の実施形態で示した数より少なく示している。
記録ヘッド121〜124をそれぞれ構成する各2つの短尺記録ヘッド(121a,121b)〜(124a,124b)は、一方の短尺記録ヘッド121a〜124aに対して他方の短尺記録ヘッド121b〜124bが主走査方向に平行かつ副走査方向にずれて配置されている。換言すれば、各2つの短尺記録ヘッド(121a,121b)〜(124a,124b)は、互いの画像形成可能領域の一部が重なるように配置されている。
具体的には、一方の短尺記録ヘッド121a〜124aにおける副走査方向下流側の複数のノズルと、他方の短尺記録ヘッド121b〜124bにおける副走査方向上流側の複数のノズルとがそれぞれ同一の主走査ライン上に位置するように配置されている。本第1の実施形態においては、一方の短尺記録ヘッド121a〜124aにおける副走査方向下流側から32個のノズルと、他方の短尺記録ヘッド121b〜124bにおける副走査方向上流側から32個のノズルとがそれぞれ同一の主走査ライン上に位置するように配置されている。すなわち、記録ヘッド121〜124には、実質的に副走査方向に688個(360×2−32)のノズル(121c,121d)〜(124c,124d)が形成されており、これらのうち、同一の主走査ライン上に重なって配置される前記各32個のノズルが画像形成可能領域を構成する。
また、記録ヘッドユニット120の背面上部には、主走査方向(図示Y軸方向)に架設された駆動ベルト107の一部が固定されている。駆動ベルト107は、コントローラ130によって駆動が制御されるY軸方向スキャンモータ108に接続されており、同Y軸方向スキャンモータ108の回転駆動によって主走査方向に変位する。すなわち、記録ヘッドユニット120は、駆動ベルト107を介してY軸方向スキャンモータ108の駆動により主走査方向に変位する。
記録ヘッドユニット120の上方には、画像形成装置100の上側の筐体を構成する長尺状の上カバー109が設けられている。上カバー109およびプラテン101の両端部には、ガイドレール104を支持する平板状のサイドフレーム110R(図示せず),110Lが垂直方向に起立した状態でそれぞれ設けられている。サイドフレーム110R,110Lの各外側には、画像形成装置100の各側面の筐体を構成するサイドカバー111R,111Lがそれぞれ設けられている。これらのうち、サイドカバー111Rの前面には、画像形成装置100に指示を与えるとともに、画像形成装置100からの情報を表示するための操作パネル112が設けられている。さらに、プラテン101の下方には、画像形成装置100を支持するとともに作業者の所望する位置に移動させることができるスタンド113が設けられている。
コントローラ130は、CPU、ROM、RAMなどからなるマイクロコンピュータによって構成されており、インターフェース131を介して接続される外部コンピュータ装置140からの指示に従って、X軸方向フィードモータ103、Y軸方向スキャンモータ108および記録ヘッドユニット120(記録ヘッド121〜124)の作動をそれぞれ制御する。これらのうち、記録ヘッドユニット120が備える各記録ヘッド121〜124は、コントローラ130により短尺記録ヘッド121a〜124aによって形成される画像と短尺記録ヘッド121b〜124bによって形成される画像との繋ぎ目の位置が各記録ヘッド121〜124ごとに異なるように制御される。すなわち、コントローラ130は、本発明に係る記録ヘッド駆動手段に相当する。
外部コンピュータ装置140は、キーボードおよびマウスからなる入力装置141および液晶ディスプレイからなる表示装置142を備えるパーソナルコンピュータ(所謂パソコン)である。この外部コンピュータ140には、記録メディアWK上に形成する画像を表す画像データを生成するコンピュータプログラム(以下、「画像データ生成プログラム」)などが予め記憶されている。
次に、上記のように構成した画像形成装置100の作動について説明する。まず、作業者は外部コンピュータ装置140と画像形成装置100とをインターフェース117を介して接続して、外部コンピュータ装置140および画像形成装置100の電源をそれぞれ投入する。これにより、外部コンピュータ装置130は、図示しない所定のプログラムを実行することにより作業者からの指令の入力を待つ待機状態となる。また、画像形成装置100は、コントローラ130内のROMに予め記憶されている図示しない所定のプログラムを実行することにより、記録ヘッドユニット120を原点復帰させた後、外部コンピュータ装置140からの指示を待つ待機状態となる。なお、この場合、記録ヘッドユニット120の原点とは、記録ヘッドユニット120の主走査方向における変位可能範囲内における一方の変位可能限界位置(図示最右端)である。
次に、作業者は、グリッドロール102とピンチロール105a,105bとの間に記録メディアWKを位置させて記録メディアWKをプラテン101上にセットした後、外部コンピュータ装置140の入力装置141を操作して、画像形成装置100に画像の形成(印刷)を指示する。この指示に応答して、外部コンピュータ装置140は、図示しない前記画像形成プログラムを実行することにより、外部コンピュータ装置140内に記憶されている印刷対象となる画像に対応する画像データを生成して画像形成装置100(コントローラ130)に出力する。また、外部コンピュータ装置140は、前記画像データとともに、画像の継ぎ目の位置に関するデータを画像形成装置100にそれぞれ出力する。
画像の繋ぎ目の位置に関するデータとは、記録ヘッド121〜124をそれぞれ構成する各2つの短尺記録ヘッド(121a,121b)〜(124a,124b)における互いに重複する画像形成可能領域内において、短尺記録ヘッド121a〜124aによって形成される画像と短尺記録ヘッド121b〜124bによって形成される画像とが接する繋ぎ目の位置を規定するデータである。そして、この画像の繋ぎ目の位置に関するデータは、短尺記録ヘッド121a〜124aによって形成される画像と短尺記録ヘッド121b〜124bによって形成される画像との繋ぎ目の位置が各記録ヘッド121〜124ごとに異なるように規定されている。なお、この画像の繋ぎ目の位置に関するデータは、画像形成装置100のコントローラ130に予め設定しておいてもよい。
この画像の繋ぎ目の位置について、図4を参照しながら説明する。なお、図4においては、理解を容易とするため、短尺記録ヘッド121a〜124aにおける副走査方向下流側から16個のノズル121c〜124cと、他方の短尺記録ヘッド121b〜124bにおける副走査方向上流側から16個のノズル121d〜124dとがそれぞれ同一の主走査ライン上に位置するように配置された記録ヘッド121〜124を示している。すなわち、前記各16個のノズル(121c,121d)〜(124a,124d)が画像形成可能領域を形成する。これらの記録ヘッド121〜124においては、各記録ヘッド121〜124ごとに短尺記録ヘッド121a〜124aによって形成される画像G1と短尺記録ヘッド121b〜124bによって形成される画像G2との繋ぎ目C121〜C124の位置がそれぞれ異なる。
具体的には、記録ヘッド121においては、短尺記録ヘッド121aにおける副走査方向最上流部のノズル121c(図示せず)と同副走査方向最下流部のノズル121cから3個目以前のノズル121cとまでを用いて画像G1を形成するとともに、短尺記録ヘッド121bにおける副走査方向最上流部のノズル121dから15個目のノズル121dと同副走査方向最下流部のノズル121d(図示せず)とまでを用いて画像G2を形成する。すなわち、記録ヘッド121においては、短尺記録ヘッド121aにおける副走査方向最下流部のノズル121cから3個目のノズル121cと、短尺記録ヘッド121bにおける副走査方向最上流部のノズル121dから15個目のノズル121d15との間に繋ぎ目C121を形成する。
記録ヘッド121と同様に、記録ヘッド122においては、短尺記録ヘッド122aにおける副走査方向最下流部のノズル122cから13個目のノズル122c13と、短尺記録ヘッド122bにおける副走査方向最上流部のノズル122dから5個目のノズル122dとの間に繋ぎ目C122を形成する。また、記録ヘッド123においては、短尺記録ヘッド123aにおける副走査方向最下流部のノズル123cから6個目のノズル123cと、短尺記録ヘッド123bにおける副走査方向最上流部のノズル123dから12個目のノズル123d12との間に繋ぎ目C123を形成する。また、記録ヘッド124においては、短尺記録ヘッド124aにおける副走査方向最下流部のノズル124aから9個目のノズル124cと、短尺記録ヘッド124bにおける副走査方向最上流部から9個目のノズル124dとの間に繋ぎ目C124を形成する。これらにより、記録ヘッドユニット120は、各記録ヘッド121〜124ごとに互いに異なる位置で各画像G1と各画像G2とをそれぞれ繋いで画像Gを形成する。
画像データおよび画像の繋ぎ目の位置に関するデータを入力したコントローラ130は、記録メディアWKに対する画像全体の形成に必要な主走査の回数を特定し、各主走査ごとで各記録ヘッド121〜124ごとの画像データを生成する。この場合、各記録ヘッド121〜124ごとの画像データにおける前記繋ぎ目C121〜C124は、それぞれ異なる位置に規定されている。次に、コントローラ130は、生成した画像データに基づいて画像の形成を開始する。具体的には、コントローラ130は、X軸方向フィードモータ103、Y軸方向スキャンモータ108の作動を制御して記録ヘッドユニット120と記録メディアWKの相対的な位置関係を変化させながら、記録ヘッド121〜124の作動を制御して同記録メディアWKに向けてインクの液滴を出射する。この場合、コントローラ130は、各記録ヘッド121〜124ごとに互いに異なる位置で各画像G1と各画像G2とをそれぞれ繋いで画像Gを形成する。
コントローラ130は、記録ヘッドユニット120の主走査ごとに記録メディアWKを副走査方向に搬送しながら外部コンピュータ装置140から出力された画像データの全てについて画像の形成を実行する。そして、コントローラ130は、全ての画像データについて画像を形成した後、記録ヘッドユニット120を原点位置に復帰させるとともに記録メディアWKを前方に排出して再び待機状態となる。これにより、作業者はプラテン101上から記録メディアWKを取り外して画像形成作業を終了する。
上記作動説明からも理解できるように、上記第1の実施形態によれば、記録ヘッド121〜124を構成する一方の短尺記録ヘッド121a〜124aによって形成される画像G1と他方の短尺記録ヘッド121b〜124bによって形成される画像G2との繋ぎ目C121〜C124が、各記録ヘッド121〜124ごとに異なる位置としている。このため、一方の短尺記録ヘッド121a〜124aに対して他方の短尺記録ヘッド121b〜124bが記録ヘッド121〜124の副走査方向にずれて配置されることにより、形成される画像Gに所謂白スジまたは黒スジが生じた場合であっても、同白スジまたは黒スジが生じた部分に対して前記繋ぎ目C121〜C124が異なる他の記録ヘッド121〜124により画像G1または画像G2の形成が行われる。
すなわち、白スジまたは黒スジが形成画像G上に前記繋ぎ目C121〜C124の位置に応じて分散して形成されるとともに、同白スジまたは黒スジ上に繋ぎ目C121〜C124の位置が異なる他の記録ヘッド121〜124によって画像G1または画像G2の形成が行われる。この場合、一方の短尺記録ヘッド121a〜124aによって形成される画像G1と他方の短尺記録ヘッド121b〜124bによって形成される画像G2とは互いに補完し合う部分はなく、それぞれの画像G1,G2が独立して形成されるため、両短尺記録ヘッド121a〜124a,121b〜124b間において生じる白スジまたは黒スジは最多でも1本である。この結果、画像形成可能領域が重なる部分全体に縞状のムラを形成することなく白スジおよび黒スジを目立たなくして、記録メディアWK上に最終的に形成される画像Gの品質を向上させることができる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記第1の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記第1の実施形態においては、短尺記録ヘッド121a〜124aによって形成される画像G1と短尺記録ヘッド121b〜124bによって形成される画像G2との繋ぎ目C121〜C124の位置を各記録ヘッド121〜124ごとに異ならせて構成した。しかし、画像形成装置100が備える複数の記録ヘッド121〜124のうち、少なくとも1つの記録ヘッド121〜124における前記繋ぎ目C121〜C124の位置を他の記録ヘッド121〜124における繋ぎ目C121〜C124の位置に対して異なるように構成すれば、これに限定されるものではない。これによれば、形成した画像G上に白スジまたは黒スジが生じた場合であっても、同白スジまたは黒スジが生じた部分に繋ぎ目C121〜C124の位置が異なる他の記録ヘッド121〜124によって画像G1または画像G2の形成が行われため、同画像G上に生じた白スジまたは黒スジは目立たなくなる。これによっても、記録メディアWK上に最終的に形成される画像Gの品質を向上させることができる。
なお、本発明者によれば、少なくとも、シアン色のインクを吐出する記録ヘッド122における繋ぎ目C122とマゼンタ色のインクを吐出する記録ヘッド123における繋ぎ目C123とを互いに異なる位置に形成することにより、形成画像G上に生じた白スジまたは黒スジを効果的に目立たなくすることができることを確認している。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係る画像形成装置の第2の実施形態について説明する。この第2の実施形態に係る画像形成装置の構成は、上記第1の実施形態における画像形成装置100と同様である。この第2の実施形態に係る画像形成装置と上記第1の実施形態に係る画像形成装置100との相違点は、短尺記録ヘッド121a〜124aによって形成される画像G1と短尺記録ヘッド121b〜124bによって形成される画像G2との繋ぎ目C121〜C124の形状が上記第1の実施形態に係る繋ぎ目C121〜C124の形状と異なる点にある。したがって、上記第1の実施形態に係る画像形成装置100を第2の実施形態に係る画像形成装置200とし、同画像形成装置200の構成の説明を省略する。
第2の実施形態に係る画像形成装置200の作動について説明する。作業者は、上記第1実施形態と同様に、外部コンピュータ装置140および画像形成装置200の電源を投入した後、プラテン101上に記録メディアWKをセットして外部コンピュータ装置140を介して画像形成装置200に画像の形成(印刷)を指示する。この指示に応答して、外部コンピュータ装置140は、図示しない画像形成プログラムを実行することにより、外部コンピュータ装置140内に記憶されている印刷対象となる画像に対応する画像データを生成して画像形成装置200(コントローラ130)に出力する。また、外部コンピュータ装置140は、前記画像データとともに、画像の継ぎ目の形状に関するデータを画像形成装置200にそれぞれ出力する。
画像の繋ぎ目の形状に関するデータとは、記録ヘッド121〜124をそれぞれ構成する各2つの短尺記録ヘッド(121a,121b)〜(124a,124b)における互いに重複する画像形成可能領域内において、短尺記録ヘッド121a〜124aによって形成される画像と短尺記録ヘッド121b〜124bによって形成される画像とが接する繋ぎ目の形状を規定するデータである。この画像の繋ぎ目の形状に関するデータは、記録ヘッド121〜124に共通に用いられる。すなわち、各短尺記録ヘッド(121a,121b)〜(124a,124b)における各画像の繋ぎ目の形状は同じである。なお、この画像の繋ぎ目の形状に関するデータは、画像形成装置200のコントローラ130に予め設定しておいてもよい。
この画像の繋ぎ目の形状について、図5を参照しながら説明する。なお、図5においては、前記図4と同様に、理解を容易とするため、短尺記録ヘッド121a〜124aにおける副走査方向下流側から16個のノズルと、他方の短尺記録ヘッド121b〜124bにおける副走査方向上流側から16個のノズルとがそれぞれ同一の主走査ライン上に位置するように配置された記録ヘッド121〜124を示している。これらの記録ヘッド121〜124ごとに短尺記録ヘッド121a〜124aによって形成される画像G1と短尺記録ヘッド121b〜124bによって形成される画像G2との繋ぎ目C121〜C124は、それぞれ正弦波(サインカーブ)状に形成される。
画像データおよび画像の繋ぎ目の形状に関するデータを入力したコントローラ130は、記録メディアWKに対する画像全体の形成に必要な主走査の回数を特定し、各主走査ごとで各記録ヘッド121〜124ごとの画像データを生成する。この場合、各記録ヘッド121〜124ごとの画像データにおける前記繋ぎ目C121〜C124はそれぞれ同じ形状、すなわち、正弦波(サインカーブ)状に規定されている。次に、コントローラ130は、生成した画像データに基づいて画像の形成を開始する。具体的には、コントローラ130は、X軸方向フィードモータ103、Y軸方向スキャンモータ108の作動を制御して記録ヘッドユニット120と記録メディアWKの相対的な位置関係を変化させながら、記録ヘッド121〜124の作動を制御して同記録メディアWKに向けてインクの液滴を出射する。
この場合、コントローラ130は、記録ヘッド121〜124の主走査方向の変化に対して、短尺記録ヘッド121a〜124aにおいてインクを吐出して画像G1を形成する副走査方向最下流端ノズル121c〜124cと、短尺記録ヘッド121b〜124bにおいてインクを吐出して画像G2を形成する副走査方向最上流端ノズル121d〜124dとが正弦波(サインカーブ)を描くように連続的に変化させる。これにより、短尺記録ヘッド121a〜124aによって形成される画像G1と短尺記録ヘッド121b〜124bによって形成される画像G2とが、正弦波(サインカーブ)状に形成された繋ぎ目C121〜C124を介して繋がり、画像Gを形成する。
コントローラ130は、記録ヘッドユニット120の主走査ごとに記録メディアWKを副走査方向に搬送しながら外部コンピュータ装置140から出力された画像データの全てについて画像の形成を実行する。コントローラ130は、全ての画像データについて画像を形成した後、記録ヘッドユニット120を原点位置に復帰させるとともに記録メディアWKを前方に排出して再び待機状態となる。これにより、作業者はプラテン101上から記録メディアWKを取り外して画像形成作業を終了する。
上記作動説明からも理解できるように、上記第2の実施形態によれば、記録ヘッド121〜124を構成する一方の短尺記録ヘッド121a〜124aによって形成される画像G1と他方の短尺記録ヘッド121b〜124bによって形成される画像G2との繋ぎ目C121〜C124が、記録ヘッド121〜124の主走査方向の変化に対して同記録ヘッド121〜124の副走査方向に振幅する。このため、一方の短尺記録ヘッド121a〜124aに対して他方の短尺記録ヘッド121b〜124bが記録ヘッド121〜124の副走査方向にずれて配置されることにより、形成した画像Gに所謂白スジまたは黒スジが生じた場合であっても、同白スジまたは黒スジは主走査方向に波状に現れ、従来のような主走査方向に一直線に現れることがない。
この場合、本発明者によれば、正弦波(サインカーブ)状に現れる白スジまたは黒スジの方が、一直線状に現れる白スジまたは黒スジに比べて目立ち難いことを確認している。また、一方の短尺記録ヘッド121a〜124aに対して他方の短尺記録ヘッド121b〜124bが記録ヘッド121〜124の副走査方向に加えて主走査方向にずれて配置された場合においては、正弦波(サインカーブ)状の白スジまたは黒スジが分断されて断続的(非連続)に形成されることから、これらの白スジまたは黒スジが目立ち難くなる。具体的な画像Gの形成例を図6(A),(B)に示す。
図6において、(A)は短尺記録ヘッド121a〜124aによって形成される画像G1と短尺記録ヘッド121b〜124bによって形成される画像G2とを一直線状に繋いだ場合(すなわち、従来例)において、短尺記録ヘッド121b〜124bが短尺記録ヘッド121a〜124aに対して図示下側および図示右側に各0.5ドットだけずれた場合における画像Gの形成例を示している。また、(B)は本第2実施形態において、短尺記録ヘッド121b〜124bが短尺記録ヘッド121a〜124aに対して図示下側および図示右側に各0.5ドットだけずれた場合における画像Gの形成例を示している。これらの図6(A),(B)によれば、正弦波(サインカーブ)状に現れる白スジまたは黒スジの方が、一直線状に現れる白スジまたは黒スジに比べて目立ち難いことが確認できる。
さらに、この場合、一方の短尺記録ヘッド121a〜124aによって形成される画像G1と他方の短尺記録ヘッド121b〜124bによって形成される画像G2とは互いに補完し合う部分はなく、それぞれの画像G1,G2が独立して形成されるため、両短尺記録ヘッド121a〜124a,121b〜124b間において生じる白スジまたは黒スジは最多でも1本である。この結果、画像形成可能領域が重なる部分全体に縞状のムラを形成することなく白スジおよび黒スジを目立たなくして、記録メディアWK上に最終的に形成される画像Gの品質を向上させることができる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記第2の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記第2の実施形態においては、短尺記録ヘッド121a〜124aによって形成される画像G1と短尺記録ヘッド121b〜124bによって形成される画像G2との繋ぎ目C121〜C124の形状をそれぞれ正弦波(サインカーブ)状に形成した。しかし、これらの繋ぎ目C121〜C124の形状は、記録ヘッド121〜124の主走査方向の変化に対して同記録ヘッド121〜124の副走査方向にも変化させた形状であれば、これに限定されるものではない。例えば、図7に示すように、繋ぎ目C121〜C124を矩形波状に形成してもよいし、図8(A),(B)にそれぞれ示すように、繋ぎ目C121〜C124を鋸歯状の形状に形成してもよい。
また、繋ぎ目C121〜C124を、記録ヘッド121〜124の主走査方向における所定の間隔ごとに同記録ヘッド121〜124の副走査方向に変化させる形状としてもよい。例えば、図9(A)に示すように、図5に示す正弦波(サインカーブ)状の繋ぎ目C121〜C124を記録ヘッド121〜124の主走査方向において8等分する(図において破線で示す)。そして、図9(B)に示すように、8等分した繋ぎ目C121〜C124を記録ヘッド121〜124の副走査方向にそれぞれ互い違いの方向(図8(A)にて矢印で示す)にずらすとともに、同ずらした各繋ぎ目C121〜C124を副走査方向に平行な線で互いに繋いで新たな繋ぎ目C121〜C124とする。これによれば、形成した画像G上に生じる白スジまたは黒スジは、繋ぎ目C121〜C124のずらした位置に応じて分散して形成されるため、同生じた白スジまたは黒スジを目立たなくすることができる。
また、前記図9(A),(B)に示した変形例に代えて、または加えて、繋ぎ目C121〜C124を、記録ヘッド121〜124の副走査方向における所定の間隔ごとに同記録ヘッド121〜124の主走査方向に変化させる形状としてもよい。例えば、図10(A)に示すように、図9(A),(B)に示した繋ぎ目C121〜C124を記録ヘッド121〜124の副走査方向において10等分する(図において破線で示す)。そして、図10(B)に示すように、10等分した繋ぎ目C121〜C124を記録ヘッド121〜124の主走査方向にそれぞれ互い違い方向にずらす(図10(A)にて矢印で示す)とともに、同ずらした各繋ぎ目C121〜C124を主走査方向に平行な線で互いに繋いで新たな繋ぎ目C121〜C124とする(図において二点鎖線で示す)。
これによれば、図9(B)に示した繋ぎ目C121〜C124における副走査方向に平行な線を主走査方向に分散することができる。このため、一方の短尺記録ヘッド121a〜124aに対して他方の短尺記録ヘッド121b〜124bが記録ヘッド121〜124の副走査方向に加えて主走査方向にずれて配置された場合であっても、形成した画像G上に生じる白スジまたは黒スジは分断されて断続的(非連続)に形成されるため、これらの白スジまたは黒スジを目立ち難くすることができる。具体的な画像Gの形成例を図11に示す。
図11は、前記図6(A),(B)に対応する図であり、本変形例において、短尺記録ヘッド121b〜124bが短尺記録ヘッド121a〜124aに対して図示下側および図示右側に各0.5ドットだけずれた場合における画像Gの形成例を示している。この図11および前記図6(A)によれば、正弦波(サインカーブ)状に現れる白スジまたは黒スジの方が、一直線状に現れる白スジまたは黒スジに比べて目立ち難いことが確認できる。
また、上記第2の実施形態および上記各変形例においては、記録ヘッド121〜124ごとの繋ぎ目C121〜C124を互いに同一の形状としたが、これに限定されるものではない。すなわち、各記録ヘッド121〜124ごとに繋ぎ目C121〜C124を互いに異なる形状に形成してもよい。これによれば、形成した画像G上に白スジまたは黒スジが生じた場合であっても、同白スジまたは黒スジが生じた部分に繋ぎ目C121〜C124の形状が異なる他の記録ヘッド121〜124により画像G1または画像G2の形成が行われる。このため、形成した画像G上に生じた白スジまたは黒スジをより目立たなくすることができる。
また、上記第2の実施形態および上記各変形例においては、4つの記録ヘッド121〜124を備えた画像形成装置200について本発明を適用した。しかし、本発明は、1つ以上の記録ヘッドを備えた画像形成装置に広く適用できるものである。これによっても、上記実施形態および上記各変形と同様の効果が期待できる。
また、上記第2実施形態および上記各変形例においては、記録ヘッド121〜124の副走査方向における繋ぎ目C121〜C124の位置を全ての記録ヘッド121〜124で同じ位置とした。しかし、記録ヘッド121〜124の副走査方向における繋ぎ目C121〜C124の位置を記録ヘッド121〜124ごとに異なる位置にすることもできる。すなわち、上記第1の実施形態に係る発明を第2の実施形態に係る発明に適用することもできる。具体的には、コントローラ130は、画像データおよび画像の繋ぎ目の形状に関するデータに加えて、上記第1の実施形態に係る画像の繋ぎ目の位置に関するデータを用いて、各主走査ごとで各記録ヘッド121〜124ごとの画像データを生成する。この場合、各記録ヘッド121〜124ごとの画像データにおける繋ぎ目C121〜C124は、記録ヘッド121〜124の副走査方向におけるそれぞれ異なる位置に規定されている。
そして、コントローラ130は、前記生成した画像データに基づいて、記録ヘッド121〜124の副走査方向における繋ぎ目C121〜C124の位置を各記録ヘッド121〜124ごとに異なる位置にしながら画像の形成を行う。これにより、一方の短尺記録ヘッド121a〜124aに対して他方の短尺記録ヘッド121b〜124bが記録ヘッド121〜124の副走査方向にずれて配置されることにより形成画像Gに白スジまたは黒スジが生じた場合であっても、白スジまたは黒スジは形成画像G上に繋ぎ目C121〜C124の位置に応じて分散して形成されるとともに、同白スジまたは黒スジ上に繋ぎ目C121〜C124の位置が異なる他の記録ヘッド121〜124によって画像G1または画像G2の形成が行われる。この結果、上記第1の実施形態と同様に、画像形成領域が重なる部分に縞状の画像を形成することなく白スジおよび黒スジを目立たなくして、記録メディアWK上に最終的に形成される画像Gの品質を向上させることができる。
また、上記各実施形態および上記各変形例においては、記録ヘッド121〜124における各ノズル(121c,121d)〜(124c,124d)を記録ヘッド121〜124の副走査方向に沿って1列に設けたが、これに限定されるものではない。すなわち、各ノズル(121c,121d)〜(124c,124d)を記録ヘッド121〜124の副走査方向に沿って2列以上に配列してもよい。例えば、図12に示すように、各ノズル(121c,121d)〜(124c,124d)を記録ヘッド121〜124の副走査方向に沿って一定の間隔で千鳥状に3列で配列した構成としてもよい。また、記録ヘッドユニット120を構成する短尺記録ヘッド(121a,121b)〜(124a,124b)の数も2つ以上の短尺記録ヘッドで構成されていれば、これに限定されるものではない。これらによっても、上記実施形態と同様の効果が期待できる。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の全体を示す斜視図である。 図1に示す画像形成装置の作動を制御する制御システムのブロック図である。 図1に示す画像形成装置が備える記録ヘッドの構成を説明するための説明図である。 図1に示す画像形成装置が備える各記録ヘッドごとの画像の繋ぎ目の位置を説明するために、短尺記録ヘッドの配置と繋ぎ目との関係を示した説明図である。の説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置が備える各記録ヘッドの画像の繋ぎ目の形状を説明するために、短尺記録ヘッドの配置と繋ぎ目との関係を示した説明図である。 (A)は従来技術に係る画像の出力例を示す説明図であり、(B)は本発明の第2の実施形態にかかる画像の出力例を示す説明図である。 本発明の変形例に係る画像形成装置が備える各記録ヘッドの画像の繋ぎ目の形状を説明するために、短尺記録ヘッドの配置と繋ぎ目との関係を示した説明図である。 (A),(B)は本発明の他の変形例に係る画像形成装置が備える各記録ヘッドの画像の繋ぎ目の形状を説明するために、短尺記録ヘッドの配置と繋ぎ目との関係を示した説明図である。 (A),(B)は本発明の他の変形例に係る画像形成装置が備える各記録ヘッドの画像の繋ぎ目の形状を説明するために、短尺記録ヘッドの配置と繋ぎ目との関係を示した説明図である。 (A),(B)は本発明の他の変形例に係る画像形成装置が備える各記録ヘッドの画像の繋ぎ目の形状を説明するために、短尺記録ヘッドの配置と繋ぎ目との関係を示した説明図である。 本発明の他の変形例にかかる画像の出力例を示す説明図である。 本発明の他の変形例に係る記録ヘッドを示す説明図である。 (A)は従来技術に係る短尺記録ヘッドの配置と同短尺記録ヘッドによって形成される画像との関係を示す説明図であり、(B)は一方の短尺記録ヘッドが副走査方向の一方にずれた際の画像の形成例を示す説明図であり、(C)は一方の短尺記録ヘッドが副走査方向の他方にずれた際の画像の形成例を示す説明図である。
符号の説明
WK…記録メディア、G,G1,G2…画像、C121〜C124…繋ぎ目、100,200…画像形成装置、101…プラテン、102…グリッドロール、103…X軸方向フィードモータ、104…ガイドレール、105a,105b…ピンチローラ、108…Y軸方向フィードモータ、120…記録ヘッドユニット、121〜124…記録ヘッド、121a〜124a,121b〜124b…短尺記録ヘッド、121c〜124c,121d〜124d…ノズル、130…コントローラ、140…外部コンピュータ装置。

Claims (7)

  1. インクを吐出する複数のノズルを備えた少なくとも2つの短尺記録ヘッドを、互いの画像形成可能領域の一部が重なるように配置して構成された記録ヘッドを複数備える画像形成装置において、
    少なくとも1つの記録ヘッドにおける一方の前記短尺記録ヘッドによって形成される画像と他方の前記短尺記録ヘッドによって形成される画像との繋ぎ目を、前記少なくとも1つの記録ヘッド以外の他の記録ヘッドにおける一方の前記短尺記録ヘッドによって形成される画像と他方の前記短尺記録ヘッドによって形成される画像との繋ぎ目に対して互いに異なる位置とする記録ヘッド駆動手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載した画像形成装置において、
    前記複数の記録ヘッドは、少なくとも、シアン色のインクを吐出するための記録ヘッドとマゼンタ色のインクを吐出するための記録ヘッドとを含み、
    前記記録ヘッド駆動手段は、前記両画像の繋ぎ目を、少なくとも前記シアン色のインクを吐出するための記録ヘッドと前記マゼンタ色のインクを吐出するための記録ヘッドとで異なる位置にする画像形成装置。
  3. インクを吐出する複数のノズルを備えた少なくとも2つの短尺記録ヘッドを、互いの画像形成可能領域の一部が重なるように配置して構成された記録ヘッドを備える画像形成装置において、
    一方の前記短尺記録ヘッドによって形成される画像と他方の前記短尺記録ヘッドによって形成される画像との繋ぎ目を、前記記録ヘッドの主走査方向の変化に対して同記録ヘッドの副走査方向にも変化させる記録ヘッド駆動手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載した画像形成装置において、
    前記記録ヘッド駆動手段は、前記両画像の繋ぎ目を波状にする画像形成装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載した画像形成装置において、
    前記記録ヘッド駆動手段は、前記両画像の繋ぎ目を前記記録ヘッドの主走査方向における所定の間隔ごとに同記録ヘッドの副走査方向に変化させる画像形成装置。
  6. 請求項3ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載した画像形成装置において、
    前記記録ヘッド駆動手段は、前記両画像の繋ぎ目を前記記録ヘッドの副走査方向における所定の間隔ごとに同記録ヘッドの主走査方向に変化させる画像形成装置。
  7. 請求項3ないし請求項6のうちのいずれか1つに記載した画像形成装置において、
    前記記録ヘッドは複数備えられ、
    前記記録ヘッド駆動手段は、少なくとも1つの記録ヘッドにおける一方の前記短尺記録ヘッドによって形成される画像と他方の前記短尺記録ヘッドによって形成される画像との繋ぎ目を、前記少なくとも1つの記録ヘッド以外の他の記録ヘッドにおける一方の前記短尺記録ヘッドによって形成される画像と他方の前記短尺記録ヘッドによって形成される画像との繋ぎ目に対して互いに異なる位置とする画像形成装置。
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